初めてのセルフ鉄板グリル
Fri.11.10.2013 Posted in 恋愛
長く続いていた慌ただしい日々もそろそろ落ち着きそうだ。

それを確信させるかのように、今夜の接待はたったの1時間で終わった。
詳しいことは省略するが、お相手がちょっとしたミスをして、こちらの要望が全て通る形でお開きとなった。

こんな楽な仕事で良いのか? と申し訳なく思ったが、早く帰宅できるのは嬉しかった。

時刻は19時。
奴はまだ会社にいる筈だった。

『鉄板焼きでも食べないか?』
『お肉?』
『肉もある。ホタテ、牡蠣、野菜、お好み焼き、焼きそば、なんでも好きなものを自分で焼いて食べる店だ』
『自分で? 面白そう! 行く』

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そんなメールの遣り取りをして、その店の近くにある神社で待ち合わせた。

奴は今迄、自分で焼いて食べるお好み焼き屋に行ったことがない。
だからとても喜んでいた。
店員さんに焼き方を教わりながら、まずは簡単に焼けるベーコンと野菜を、それからバターで焼くホタテと牡蠣を、そして最後に最も難しいお好み焼きと焼きそばを焼いた。

「大丈夫か? オレも手伝うぞ?」
「オレが焼きたい。大きな鉄板でヘラを使って焼くのって面白い」
「手が疲れるだろう。ゆっくり食べてる暇もないし」
「焼きたいんだ」

奴は鉄板焼の魂に目覚めたようだ。
オレにお好み焼きのコツを聞きながら(オレもそう上手いわけではないのだが)、一生懸命に焼いてくれてな。その真摯な姿にオレは胸を打たれずにはいられなかった。

奴が初めて自分で焼いたお好み焼きはとても美味しかった。
表面は程よく焦げ目が付いて、中はフワリと柔らかくて。

「凄い。物凄く美味いぞ!」
「そう?」
「ああ、店員が焼いてくれるお好み焼き屋のものよりずっと美味しい」
「そんな、お前って本当に口が上手いね」
「本当に。貴方に焼いてもらって正解だった」

奴は照れながらニコニコ笑っていた。
しかしオレはお世辞を言った訳ではなかった。本当に奴の焼いてくれたお好み焼きは美味しかった。きっと才能があるぞ!(親馬鹿のような心境)

奴の焼いたお好み焼きには青のりがいっぱい掛かっていた。
そして表面に乗せた豚肉がこんがりと焼けていた。
ふんわりとした焼き具合に加えて、その2つのポイントが高かったように思う。

鉄板焼き屋を出た時、外の風は少し冷たくなっていた。

「これでもう異常気候は終わると良いな」などと話をしながら、オレ達は駅前のスーパーで買い物をした。
今夜もゲロルシュタイナーを買おうと思っていたが、生憎その店にはシリアルの付いたゲロルがなかった。

「今夜は貴方に土産がないな」とオレが言ったら、
「土産って、一緒にいるのに?」と奴は言って笑った。

確かにそうだった。
今夜も奴に土産を買って帰るつもりだったが、予定(接待)が中止になった為に奴への土産も中止になってしまった。だからオレは物足りなさを感じてそんな事を言ってしまった。

だが、帰ってみたら宅急便の不在票がポストに入っていた。
オレは『時間指定をミスった!』と思いつつ、『これで明日の土産が出来たぜ!』と心の中でパチンと指を鳴らした(笑)

明日は宅急便に合わせて早く帰宅しよう。
そして金曜日の夜なのだから、奴への土産にワインを添えよう。今日の接待では結局、一滴の酒も飲めなかったからな。

という訳で、
今日は『禍福は糾える縄の如し』的にラッキーな1日だった。

皆さんも楽しかったと思える1日だったなら何よりです。
明日はようやく週末を迎える金曜日だ。
今週も長かったな。お疲れ様です!
明日はますます幸せな1日となるように祈っています。

では、今夜もゆっくりと楽しい夢を。
おやすみ。

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