仕事中に空腹を覚えて
Tue.18.12.2012 Posted in 恋愛
(このエントリーの下に 過去語り act.6 があります)

自室のデスクより、ごきげんよう。

さっきまでリビングで仕事をしていた。
はじめは自室でやっていたが、スタンドの電球が切れたし(買い置きはあったが交換するのが面倒だった)、エアコンの効きはイマイチだし、だんだん寒々しい気分になってな。

リビングには奴が居た。
海外の雑誌を読みながら猫様を撫でていた。

「仕事は終わったの?」
「いや、まだ。こっちでしたくなった」
「紅茶を淹れてくるよ」
「ありがとう」

オレは仕事を再開させた。奴の淹れてくれたダージリンを飲みながら。

仕事は捗った。
あと少しで終わるという所まで来ると、気が緩んだのか(あるいは美味しい紅茶に刺激されたのか?)、途端に空腹を覚えた。
そういえば今夜は、会社でサンドイッチを1個食べただけだった事を思い出した。しかもまだ夜とは言えない時刻に。

「……何か、軽くつまめるものはないかな? パンでもお菓子でも良いから」
「パンはオレが食べちゃった。スナックはあるよ」

奴はキッチンにお菓子を取りに行ってくれた。
そして「これがあった」と言って、少し前にお客さんから頂いた『えびせん』と、輸入食品ショップで買った『タコスのスナック』の袋を差し出した。

「えびせん」と、オレは迷わず言った。
タコスの方はほとんと味がないぐらい味が薄くてあまり好きではなかったから(汗)

奴はえびせんを小皿に出してオレの手前に置いてくれた。
オレはすぐにそれを食べようと思った。だが、もうすぐ仕事が終わりそうなので、今手を止めるのが惜しくなってしまった。

そのまま1分ほどが過ぎた。
オレは心の中で『あと5分でえびせんが食べられる……』と呟いていたが、急に奴がオレの隣に来て、えびせんを適当な大きさに割って、オレの口元に差し出してくれた。

「おお、ありがとう!」
「応援するよ」
「助かる。さっきから食べたかったんだ。でも手を離したくなくてな」
「そうだと思った」

オレが奴にこういう事をしたことはあったが、奴の方からしてくれるのは初めてだった。
感動して疲れが吹き飛ぶ思いがした。シンプルに塩味をピリッと効かせたえびせんも美味しくてな。

「美味い。最高」
「もう1枚食べる?」
「食べる。あと少しだから一気に終わらせるぞ」
「頑張って」

その2枚でオレは食べるのを止めたが、奴は最後までオレの隣に居てくれた。

仕事が終わった後は2人で「終わった! お疲れ様!」とか言って抱擁し合った。
そしてえびせんをお茶請けに、少しだけウイスキーを入れた紅茶を飲んで寛いだ。えびせんとウイスキー入り紅茶は微妙なようでなかなか合っていたぞ(笑)

奴からの思わぬサービスだった。
オレがした時の事を思い出して真似たのかもしれんな。次回はプリッツでも買い置きしてみるか。プリッツキスでも期待して。

という訳で、つまらないノロケを聞いて下さってありがとうございました。

ご親切な皆さんに、明日もたくさんの楽しい事がありますように!

では、今夜もゆっくりと幸せな夢を。
おやすみ。

疲れている時は甘い物も良いけどしょっぱい物も効くよね! と思われた方はバナーのクリックをお願い致します。今夜の仕事が良い感じに仕上がったのはえびせんと奴のお陰です!でも明日はちゃんと自炊しないとな(汗)
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