線香花火を眺めながら語らうこと
Tue.31.07.2012 Posted in 恋愛
奴と実家で過ごした二日目の夜、近くの公園で花火をした。

前夜の花火大会のような華やかさはなかったが、こじんまりとした火花を眺めているのが楽しかった。

2012_07_31_3.jpg

夕食の後で、まだ時間には余裕があった。
だからビールを飲みながらのんびりと遊んだ。
何十本も花火の入ったビニールのパックから、「これはどんなのだ?」とか「次はこれ」とか言いながら、一本一本取り出して火を灯した。

途中、公園を通る人に眺められたり、子供が参加したりして、かなり賑やかな花火大会になった(笑)
けれどパックの中の花火はなかなか減らなくて、最後の方はオレと奴の二人きりになった。

「少し風が出てきたね」
「今日はそろそろ終わりにするか?」
「そうだね。……でも、もう少しだけ」

奴が名残惜しそうに、線香花火に似た花火を手に取った。
オレもマネをしてそれを取った。マネをしたというより、その花火パックの中でそれが一番気に入ったからだった。

「昔やった線香花火は、紙に包まれていてもっと早く玉が落ちたんだ」
「早く終わってしまうのは寂しいね」
「そうだな。花火は楽しい筈なのに、その線香花火をやるたびに何となく寂しい気分になった」
「静かな花火だから?」
「かもな。だからなのか一番最後にやりたい花火だった。花火が終わってしまう締め括りに、静かにな」

オレはそんな事を話していた。
その物悲しい感情とはきっと多くの日本人が抱く夏(線香花火)の情緒なのだが、奴はオレが過去の何かを思い出して寂しがっていると勘違いしたようだった。

「その花火を一緒にやりたい。二人でやれば寂しくないよ、きっと」

奴はそんな事を言ってオレに身体をくっつけた。
オレは敢えて否定はしないで、奴の気持ちを受け取っておいた。オレは奴に優しくしてもらうのが大好きだからな。

それに、8月の休日にもまた奴と花火がしたかった。
次回の花火の締め括りは、線香花火をやりながら静かに語らうのも良いな。

最後の花火が消えた時、「楽しかった」とオレは言って奴にキスをした。
奴は笑顔になって、「お前の実家で過ごすのは楽しい」と言ってキスを返してくれた。

もう暫くの間は一緒に来ることはないだろうが、機会があったらまた奴と実家で休日を過ごしたい。
のんびり出来たし、童心に戻って遊べたし、なんだか学生時代に戻って夏休みを過ごしたようだった(笑)

さて、余談だ。

昨夜はこんな花火もやった。
人魂(ひとだま)の花火だが、なかなか本物っぽい雰囲気が出ていた。

2012_07_31_4.jpg

そしてこれは、なんと人魂花火に本物の心霊が!?
……ではなく、なんと人魂花火がう○こに!?

2012_07_31_5.jpg

PCでこの写真を開いた時、オレと奴は夏休み中のノンキなお子様のように大笑いした。
最後の最後まで楽しいオレと奴の花火大会だった。

という訳で、この夏はまだまだ花火を楽しみたい。
夏の本場は明日から始まる8月だからな。花火大会もあるし、祭りもたくさんあるぞ。

どうぞ皆さんも素敵な夏の風物詩をご堪能下さい。
そして今月もお疲れ様でした!
8月も皆さんがハッピーでラッキーであるように祈ってます。

では、今夜も楽しくて幸せな夢を。
おやすみ。

★8月も楽しい毎日を! と思って下さる方はバナーのクリックをお願い致します。目一杯仕事をして思いっきり遊んで、元気に過ごします!
にほんブログ村 恋愛ブログ 同性愛・ゲイ(ノンアダルト)へ 人気ブログランキングへ

★コメントはこちら携帯版)へどうぞ!

Theme: 男同士の恋愛 « 恋愛

topBack to TOP