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白狐のお面をかぶれば空も飛べるだろう
Tue.28.06.2016 Posted in 恋愛
昨夜は映画の後に夜景の見えるカフェに入った。
そこで食事をした後にはビールやカクテルを飲み、映画の感想や最近あった出来事を取り留めもなく話した。

「……あの時はびっくりしたな」
「本当に。冷静でいられなかったよ」
「シロ子にもガーナ子にも腫瘍みたいなものが出来たって、妹が言ったから」
「すぐに様子を見に行ったら、二匹とも違う腫れ方をしていたから……」
「ああ、特にガーナ子はあんな酷い状態だったからな」
「まさかアレルギーであんな状態になるなんて」

まったくあの時は、妹もオレも奴も物凄く焦った。
二匹同時に奇妙な腫れ物が出来て(シロ子は首の後ろ、ガーナ子は口の上)、まさか感染性のある悪性の腫瘍ではないかと真っ青になった。

翌日、二匹を病院に連れて行って検査をしたらアレルギーによる腫れだと診断された。
なるほどアレルギーなら、同じご飯を食べている二匹が同時に腫れても納得だった。アレルギーも命取りとなる場合もあるが、今回はそれほど重症ではなかったのでアレルゲンを除けば治ると言って貰えた。

アレルゲンはすぐに判った。
妹が最近見付けた、ちょっと珍しい素材を使った猫用の缶詰だ。
高級で有名なブランドから発売されていたので安心していたが……良く良く調べてみたらその素材は猫にもアレルギーを起こす可能性があると書かれていた。今まで食べさせたことのない素材は、例え有名な会社が作った食品であっても怪しむべきなのだな。

「今日の様子はどうなんだろう?」
「シロ子の腫れは完全に引いたそうだ。ガーナ子はまだ少し腫れているが、最近では珍しいぐらい元気にシロ子と遊んでいるって」
「良かった。猫もアナフィラキシーショックを起こすから怖いよ」
「まったくだな。あとちょっと続けていたらそうなって……いや、もしもの話でもしたくないな」
「うん。それよりも元気になったシロ子とガーナ子に乾杯しよう」
「賛成だ。カクテルを注文するか。楽しい味のが良いな」
「パッションフルーツ系のはあるかな?」

猫と暮らしている皆さんもご注意ください。新しく買った猫のご飯に珍しい素材が使われていたら、それは猫に危険を与えないものであるのか調べた上で食べさせて下さい。そして軽度でも腫れなどが見られたらすぐにお医者さんに診せてあげて下さい。シロ子とガーナ子とオレと奴からのお願いですm(__)m

そろそろ帰宅の時刻となった。
カクテルやビールを飲んで、オレも奴も心地良く酔っていた。

「外の風が気持ち良いね!」
「飲んでなかったらちょっと涼しすぎたかもな」
「風に乗って飛べそう」
「飛んでみるか?」
「飛ぶ。隅田川の上をシューって」
「オレも連れて行ってくれ」
「良いよ、捕まって!」
「おう。落とすなよ」
「ふふふ、大丈夫」

それは酔っぱらい2人の戯言だったが、本当に飛んでみたいぐらい良い気分だった。

店を出れば暫く暗くて静かな道が続いた。
ほとんど街灯のない夜空には分厚い雲と瞬く星があり、そのミステリアスな絵画のような眺めを見上げながらオレ達は歩いた。

「このまま帰るのが勿体無い」
「あと一軒行くか?」
「ううん、明日の事を思えば流石に……。でもちょっとだけお寺の方に行こうか」
「良いぞ。今の時間は静かだ」
「妖怪が出そうな雰囲気だって、前にお前は言ったね」
「ああ、仲見世に一軒だけ開いている店があって、それは本当はない店だが白い狐のお面が売っていそうでな」
「その店を探そう」
「良し」

オレ達は喜々として仲見世に向かい、オレは左側に並ぶ店を、奴は右側に並ぶ店を、一軒も見落とすことなく見て回った。

しかし大変に残念ながら店は見付からなかった。
見つからないに決っているだろうとは言ってくれるな? 動物と妖怪をこよなく愛する奴が一緒なら、もしかすると見付けられるかもしれないとオレは夢見ていたのだから(笑)

「仲見世の裏通りにもう一つ裏通りが出来ていないかな?」
「出来ているかもしれないが、探すにはもう時間が遅いな」
「ううーん、残念」
「見付けられたら、あの埋蔵金で狐のお面を買って貴方にあげられたのにな」
「そんな事を考えてくれていたの?」
「ああ、貴方がスイカを買ってくれたように、オレも貴方に何か買いたいって思っていてな」
「そうなんだ?」
「はは、恥ずかしいが何も良いものが浮かばなかったが。カキ氷器が良いか、リンゴ飴が良いか、ホットプレートが良いかって、ずっと」
「ありがとう! ちっとも気付かなかった。お前がそんな事を考えてくれていたなんて、それだけで十分なプレゼントだよ」

奴のその言葉はとても嬉しかった。
しかし同時に「しまった!」だった。何せプレゼントを決められずに弱音に逃げたみたいで、情けなくなって。

だからオレは言った。「ああ、悔しいぜ」と。
奴は笑った。そして言った。「本当はないお店の狐のお面、いつか買ってね」と。

さてオレは喜ぶべきか?

奴が心から「わあ!」と言ってくれるものは何かを知る事ができた。
しかし、それを売っている店に辿り着ける自信がない。むしろますますハードルが上ってしまったようで、はてさてどうしたものか(笑)

そうそう、あと一つ、奴に喜んで貰えた事があった。

「貴方が最近のお気に入りのショップ、先週末から40%~オフセールをやっているぞ」
「わあ! 行かないと!」

良かった良かった。

==========

という訳で、
この夏を楽しくする為に皆さんも大切な人にサプライズプレゼントをされてはいかがですか?

それでお相手が「わあ!」と喜んでくれたなら、何をプレゼントされたのか是非ともオレに教えて下さい。ありがたく参考にさせて頂きます(笑)

では、今宵も楽しい夢を。
明日も幸運に満ちた1日となりますように。

おやすみ。

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