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麻縄に締め上げられた胸の遊戯 後編
Sun.14.02.2016 Posted in SM・フェチ
「戻らないとマズいぞ」
「しっ」

奴はオレの乳首を指先で転がした。いつもオレが奴にやっているように、始めはフェザータッチでゆっくり、そして乳首が固く立ってきたら責めるように。

けれど、オレは乳首は全く感じない体質だった。
だから奴の悪戯心が収まるまで黙って、静かに待っていれば良いと思っていた。

だが……こんな状況下で乳首を責められるのは初めてで妙に緊張していた。その『カーテンの向こうの連中にバレてはいけない。静かにしていなくてはならない』といった心理による拘束感のせいか、何やら心臓は乱れ、その上に存在する左側の乳首が過敏になったようにくすぐったさを感じた。

オレは身体を震わせた。
奴はそれに目ざとく気付いた。

「感じるの?」
「くすぐったいだけだ」
「へえ、前はくすぐったさも無いって言っていたよね」
「さあ?」

オレは早くこの状況から逃れたくて平然を装った。
しかし本当は、内心では非常に焦っていた。何せ今まで少しも反応したことがなかった乳首に生まれて初めて疼きを感じてしまったのだから。

男の潮吹き(射精の直後にもう一度イく)、前立腺による絶頂(いわゆる、トコロテンとかメスイキとか)は、まずは心理的なものから入ると体感しやすくなると言われている。

自分の亀頭やアナルは淫乱で、イッてもイっても責められると何度でもイく。自分がそんなド淫乱な身体になった妄想を脳に擦り込ませながらオナニーを重ねて行けば本当にそんな身体になっていくと言う。

誰かに暗示を掛けられるのも同じだ。お前は乳首だけでイくような淫乱だと言われながら乳首を弄られていると、それが擦り込まれて本当にそんな身体になってしまう場合もある。いわゆる言葉による調教だ。

オレの場合、非現実的な状況の中でまんまと奴に擦り込まれてしまったのかもしれない。尋常ではない状況は人間の脳を混乱させ、それまでと全く違う感覚を覚えさせられることがあるから。

やられた……。とオレは思った。
今度は乳首が感じるR君になるのかと。物凄く微妙な気分となった。

それは取り敢えず横に置いて、こんなところでこれ以上調教を受けるのは御免だと思った。初めて乳首で感じた顔をカーテンの向こうの連中に見られるのは絶対に嫌だったからだ。恥ずかしい話だが、観客のいる前でバージョンを捨てるのは嫌というか、そんなウブな気持ちになっていた。

「縄を解いてくれ」
「お前は感じているのに?」
「覗かれるかもしれないところで調教を受けるのは嫌だ」
「調教じゃなくて愛撫だよ。責めているんじゃない、お前が感じるように愛撫しているんだ」

奴はそんな甘い言葉をオレの耳元で囁いた。

参った。
乳首責めではなく乳首愛撫なんて、そんな事を言われたらますます疼くだろう……と、オレの心はグラついた。しかし、それでもここではダメと、絶対に流されまいと懸命に理性を留まらせた(汗)

「ダメだ。自分で解く」
「ああん、もう」

オレは奴を押しのけ、大慌てで縄を滅茶苦茶に解いた。とは言え無理に解こうとした為に縄はごちゃごちゃに絡んで、仕方がなくその上から服を着た。

「着心地悪りー!」
「ちゃんと解かせてよ。もうしないから」
「取り敢えずここから出よう。で、店から出て、帰宅したら解いてくれ」

その後、連中に冷やかされながら奴と飲んだ。
乳首への疼きがまだくすぶっていたオレは、それを誤魔化す為にたっぷりと飲んだ。

2時頃になり、客のほとんどが帰った後に奴は呟いた。

「お前が可愛くてね、お前を押し倒そうとした」
「押し倒すせるほどスペースはないだろう……」
「でね、お前のズボンを脱がしてオレも脱いで、お前の上に跨がろうって」
「それをやったら全員が覗きに来る」
「うふふ、みんなエッチだよねー」

酔っ払って陽気になった奴の肩をオレは抱いた。
酔っ払った年下の彼氏を介抱するクールなお兄さんを演じながら、実は再び胸をドキドキさせながら下半身をも熱くさせていた。

そんな事を言われたら、されたくなるだろう……と。
時と場所を改めて。
今度はもっと骨が軋むぐらい強く麻縄で縛って、完全に自由を奪って、貴方は戸惑い焦りながらも感じて逃げようとするオレを見下ろして、微笑んで……。

「……いつか、するのか?」

とオレは小声で奴に訊いた。

「するよ。今夜、帰ってからすぐにでも」

と奴は答えた。

もう2時を過ぎていた。タクシーで帰宅すれば3時近くになる。
だがオレは眠気を感じる余裕もなくなっていた。
奴に、そんな事を言われたら。

──その晩、奴はタクシーの中で眠って翌日まで起きなかった。
目覚めてから「オレ、そんな事をしたね! 楽しかったね!」と昨夜の出来事を語り、そして……。

続きはまたの機会に。

==========

予告よりも更新が遅くなって申し訳ありません。
そして、初級すぎるほど初級な話で申し訳ありません。

しかし自分の身体が変化したのが物凄く刺激的で、この出来事が忘れられない。乳首の快感なんで永久に無縁だと思っていたのだが、ただただご主人様の手腕に感服するばかりだ。

……書いていてちょっと恥ずかしかったが、これもまたマゾヒストらしいノロケの一環として(笑)

さて、明日はバレンタインだ。
オレは今日、お目当ての猫チョコレートが一つも買えなかったので明日に掛けるつもりだ。明日も奴と一緒に都内のデパ地下をウロウロするぜ!

明日こそ可愛い猫チョコをゲット出来ますように。
皆さんも幸運で楽しい1日となりますように。心よりお祈りさせて頂きます。

では、今宵もあたたかな布団に包まれて楽しい夢を。
おやすみ。

☆後編を少しでも楽しんで頂けたら嬉しいです。いつも応援クリックをありがとうございます。
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