スポンサーサイト
--.--.--.-- Posted in スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
節分祭の豆ぶつけられデート
Sat.06.02.2016 Posted in 恋愛
金曜日の夜に、ごきげんよう。
今夜は前回の続きだ。

「○○不動尊の節分祭にキティちゃんが来るんだ」
「へえ、行ってみたい」
「本当にそれで良いのか? 中に人が入ったきぐるみだぞ?」
「中に人なんかいないって、前にお前は言ったよ」
「それは……」
「あはは! 行こうよ。節分祭なんて珍しい。それに帰りにお前の実家に寄ればシロ子とガーナ子にも会える」

そんな訳でオレ達は不動尊に向かった。
大混雑しているのではないかと心配したがそれ程でもなく、ちょうどキティちゃんが豆を投げてくる位置をキープする事が出来た。

2016_02_04_02.jpg

キティちゃんの他にも年男・年女の有名人が何人か登場した。けれどオレ達は日本の芸能界に疎いので誰がどんな方なのかさっぱり判らなかった。

だが奴は言った。
「あの厚切りジェイソンって人、名前だけは聞いたことがある」と。

豆撒きが始まる前にスマホで検索したが、なるほど面白くて有能でご家族想いなアメリカ人さんなのだな。
探っていく内に面白い芸も見付けて奴と大笑いした(笑) 今後、応援していきたい。

2016_02_04_03.jpg

いよいよ豆撒きが始まった。
キティちゃんと、キティちゃんの付き人? の投げた豆は見事にオレ達の顔面に直撃した。固い豆なので痛かった(汗)

賢い方は紙袋を広げて豆をたくさんキャッチしていて、オレ達はそれを見て「その手があったか!」と悔しがった(しかし豆撒きの後、紙袋を広げるのは周囲の方々の迷惑になるのでやらないようにとお寺から忠告があった)

「おでこに当たって痛かった」
「でも結構取れたな? 貴方は何個取った?」
「えーっと、……7個」
「オレは9個。勝ったな」
「お前の歳に全然足りてないからお前も勝ってないよ」
「そこが勝敗の基準とは厳しいな」

正直なところ、こんなに盛り上がるとは思わなかった。
キティちゃん達が退場した後は「来年は誰が来るかな?」などと話し、来年も来る約束を交わしていた。

2016_02_04_01.jpg

無事に節分祭を終えた後、オレ達はお気に入りの喫茶店に行った。

そこは自宅から遠く離れている為に滅多に来られない店なので奴はとても喜んだ。
料理が美味しく、雰囲気も良く、猫のオブジェがこれでもか! と並べられているジャズ喫茶で、奴のお気に入りにならない筈がない店だ(ただし全席喫煙可能でそれだけが残念)

「今日も可愛いね」

店の前にある黒猫の看板に向かって奴は言った。
そして店内に入れば、新しい猫(の置物やイラスト)が入ってないかとキョロキョロと店内を見回して確信した。

「ここに来るのは本当に久しぶりだな」
「うん。オレはね、ハッシュドビーフが食べたい」
「じゃあオレは……カレーにするかな。あとパフェ」
「パフェは一人で全部食べられる?」
「手伝ってくれ」
「ふふ、良いよ」

オレ達はここに来ると決まってカレー系とデミグラス系を注文する。あと、その日の気分で紅茶と珈琲を選んで、甘いモノが欲しい時にはパフェも追加する。

ついでにオレの個人的な好みで言うと、ここ以上に美味しいパフェを食べた事がない。
ボリュームがあるがシンプルなのが良い。生クリームがたっぷりで、アイスはそれよりも少なめなバランスが良い。ちょっとチープな缶詰のミカンもまた官能的な甘さを醸している。

「このノートに何か書いて行く?」
「オレは良い。貴方は何か書くか?」
「うーん、今日は読むだけにする」

この喫茶店には、各テーブルに置かれて自由に書き込めるノートがある。
いろんな年代の方が気分のままにイラストを描いたりメッセージを書いたり。

初めてそれを見た時、奴はとても面白がった。
そして二本足で立っている猫のイラストを描き、『今日は恋人とはじめてここに来ました』と書いた。

オレはそれを見てニヤニヤと笑った。
そして奴のメッセージの最後にハートマークを描き込めば、奴も嬉しそうに笑い、オレ達を包む空間の温度が上がったように思えた。

なんて初々しいデートをしているんだと、少々気恥ずかしくなりながらもオレは幸せを感じていた。性愛でしか相手の愛情を測れないなんて言っていたオレが何て甘っちょろい事を……と、本当にくすぐったい気分になったものだった。

「お前のカレー、一口貰っても良い?」
「良いぞ。取り皿を貰うか?」
「このままで良い」

奴はオレの皿からカレーを攫ってモグモグと食べた。
オレは「美味しいか?」と、まるで子供に問うように言った。今も無邪気にオレに接してくる奴を少し憎く思いながら(憎さ余って可愛さ10000万倍だが)、今も奴への恋心が冷めない自分に呆れながら。

その後は再び不動尊へ戻ってたこ焼きを食べて甘酒を飲んで(良く飲み食いする日だった)、それから実家に行ったのだが、長くなったので省略しよう。

節分で豆をぶつけられて喜ぶなんて子供の時以来だったが(当時からマゾだったという意味ではないぞ、そうだったのかもしれないが)、童心に戻れる良い行事だな。

恵方巻きは突然湧いて出た得体の知れない行事だと思っているが(ち○こネタとして重宝しているが)、節分は来年もちゃんと行いたい。
厄払いになるし、奴に豆をぶつけられたらマゾ心がビンビン幸せを感じるだろうからな(笑)

==========

という訳で、
皆さんに災いを成す全ての厄も祓われますように。
遅ればせながら、邪な鬼は外! 福は内! 福を守り邪を祓う善なる鬼も内!

地域によってはガード役となる鬼も招くべし……と聞いた事があるので、そのように豆撒きをさせて頂きます。

では、今宵も心安らかに楽しい夢を。
おやすみ。

■ジャズ喫茶の料理の写真はいつものようにインスタグラムにアップしています。ご興味のある方はお立ち寄り下さい。

☆本日もランキングバナーをクリックして頂けたら嬉しいです。
にほんブログ村 セクマイ・嗜好ブログ 同性愛・ゲイ(ノンアダルト)へ 同性恋愛  国際恋愛

コメントはこちら携帯版)へどうぞ。大変に申し訳ありませんが只今コメント返信はお休みさせて頂いております。

Theme: 男同士の恋愛 « 恋愛

topBack to TOP

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。