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そのカフスボタンを齧られても放っておくんだな?
Wed.11.11.2015 Posted in 恋愛
「カフスボタンに噛み付くんだ。困ったやつだ」

……困ったやつだ?

まるでノロケたセリフだな。
なんだこの人、仔猫を相手にデレてるぜ!!

(以上、オレもあんなかわゆいニャンコにジャレられたいジェラシーでした)

2015_11_10_01.jpg
■写真はイメージです

しかしボストン君が飼った仔猫(以降、天使子ちゃんと呼びます)はとても活発で、眠っている時以外はずっと遊びまわっているそうだ。

長毛のラグの下に手を突っ込んだり潜り込んだり、引き出しを開いた途端にいきなりダイブしてきたり、風に揺れるカーテンに飛びついたり、掛けられているタオルを引きずり落としたり、ペンのクリップやカフスボタンをガジガジしたり、テレビのモニターに張り付いて動くものに手を出したり、ノートパソコンの上に乗ったり、洗面台の収納庫を勝手に開いて中のものを出したり、部屋中を走り回ったり、ボストン君のスーツに身体を擦り付けて毛まみれにしたりするそうだ。

「あっはっは! 元気だな」
「あんな小さな身体で良くあれだけ動くもんだ。体力を持て余しているようだが、タワーや電動で動く玩具を買ってやった方が良いのか?」
「活発な子には必需品だ。タワーは、まだ身体が小さいから小さいのを買って、大きくなったら天井まで届く大きいのを買うと良いぞ。電動の玩具は、猫の性格によって遊ぶか遊ばないか別れる」
「そうか。他に買っておいた方が良いものは?」
「中に入れる爪研ぎも良いぞ。家の猫は大喜びだった」

ボストン君はスマホを開いて『タワー』とか『中に入れる爪研ぎ』とかメモを取った。
オレはそれをさり気なく見ていたが内心では爆笑しそうだった。『この人が爪研ぎとかメモって世話を焼いている!!』と、面白くて仕方がなかった。

「買い物する時は付き合っても良いぞ。他に買った方が良いものがあったらアドバイスする」
「時間が合えば頼む」
「合わせるさ。タワーや爪研ぎを部屋のどこに置くか決めておくと良いぞ」
「そうだな。そういえば猫の寝場所は? 専用のベッドがあるんだろう?」
「あるけど、今はどうしているんだ?」
「オレの部屋で寝ている。ソファだったり、オレのベッドだったり」
「貴方のベッドの中に入ってくるのか!?」
「枕元で丸くなっている。中には入ってこない」

あんな可愛いニャンコとベッドを共にしているとは! オレのジェラシーは再び燃え上がった。

しかしふと思った。
仔猫の朝は早く、起きた時には空腹で飼い主にご飯をねだる。きっとボストン君もオレが三毛子にされているように早朝に鼻を齧られて起こされているに違いないと。

「朝、鼻を齧られて起こされているのか?」

オレはワクワクしながら訊いた。ボストン君が「ああ、実は」と言ったら笑ってやる気満々で。

しかし彼の答えは違っていた。

「いや、オレの方が早く起きる」

なんだと!
一体この人は何時に起きているんだ?
三毛子が家のリズムに慣れなかった頃は毎朝5時頃に起きていたが、天使子ちゃんは何時に起きているんだ!?

「貴方ってさ、今は何時に起きているんだ?」
「5時」

ジジイ!
とオレが咄嗟に思ったのはここだけの秘密だ。

そして天使子ちゃんはボストン君が起きた物音によって目覚めて「ニャ?」と鳴くらしい。可愛いぜ。隠しカメラを設置してその様子を見てみたい。

「鼻を齧られて安眠妨害されなくて良かったな」
「お前は齧られているのか」
「眉毛も齧られた。早く起きてご飯をくれって」
「腹を空かせた猫を待たせるな。寝坊助が」

ボストン君を笑ってやるつもりが、逆にオレがボストン君に笑われた。
悔しさの余りにオレは決心した。明日から5時に起きてやる、と(今朝はその『明日』に当たる日だったが休日だったのでいつもより遅い8時に起きた。三毛子の朝ごはんは奴があげてくれました。反省しております)

「だが、ちょっと危ない事ある」
「なに?」
「オレが歩いている時、いきなり物陰から飛び出して足にじゃれ付く事があって踏みそうになる」
「ああ……」

それはひたすら用心するしかないとオレはアドバイスした。

人懐こくてヤンチャな性格の仔猫は本当に落ち着きが無い。寝ている時と食事の時以外はいつもちょろちょろしている。
だがそういう子は、そんな時期が過ぎれば必ず分かり合えるパートナーになる。飼い主を慕って飼い主の気持ちを察してくれる、情に厚い良いパートナーに(具合が悪い時はずっと傍にいて髪を舐めてくれたりな・笑)

「ちょろちょろしているのは今だけだ。その間だけは気をつけてな」
「そうだな。いっそもう一匹飼って二匹で遊ばせた方が良いのか?」

出た!
まさかこんなに早く出るとは思わなかった、「もう一匹お友達を飼おうか」発言!

ボストン君の家は広いし賃貸ではないのでそれが理想的だと思う。天使子はまだ小さいから、新しく来た子と早く仲良しになれるとも思う。

しかし、そんなに安易に勧めて良いものかとオレは躊躇した。何せボストン君は生き物を飼うのは初めてだ。この先にはまだ知らぬ苦労も色々と起きるだろうから。

「もう少し様子を見て、これなら二匹になっても余裕だと思ったら飼っても良いんじゃないか? 今は天使子ちゃんだけを見て、猫にもっと慣れてな」
「そうするか」
「あ、そうだ。時期を見て去勢手術は忘れないようにな」
「ああ、それは必ずやると猫を譲ってくれた相手と約束している」

オレが予想した通り、ボストン君はちゃんと仔猫の事を考えている。天使子ちゃんは良い飼い主に巡り会えた。ボストン君は感情的になる人ではないから(ましてや猫を相手にヒステリーを起こしたりは絶対にない笑)、いつも安心して暮らせるだろう。ボストン君が仕事で不在の時も、あの家には面倒を見てくれる人がいる。

「これからは猫の為にも働かないとな」
「猫を一生食わせる余裕はある。子供はこれからも作らないしな」
「そうか。オレも二匹の猫が困らないように稼がないと」
「お前が真面目に働く限り仕事を回すぞ」
「よろしく頼む。一日中この部屋で天使子ちゃんの面倒を見るって仕事でも良いぞ」
「時給100円でやるか?」
「実務8時間で800円じゃ二匹の猫を食わせてあげられない……」

そういえばボストン君とこんなに長く仕事以外の話をしたのは久しぶりだった。
オレが前の会社を辞めたのは、実は多少なりボストン君の存在も関わっていたので彼はそれを気にして余計にオレに回す仕事に力を入れてくれた。

天使子ちゃんが来るまで、オレ達は余裕のない空気をまとっていたのかもしれない。
美味しい酒を飲むよりも仕事の事、良い演奏を語るよりも売上の事、下ネタで笑うよりもお客の事。この数ヶ月はそんな状態だった。

猫がいるとギクシャクしていた空気が潤滑になる。
猫を見ていると何かを言いたくなって他愛もない話が尽きなくなる。

天使子ちゃんはとても良い時に現れてくれたのかもしれない。
ボストン君が急に猫を飼うようになった理由(本当の気持ち)は今でも良く判らないが、その決断をしてくれてオレは嬉しい。仕事の合間にまた彼と楽しい会話を交わすことが出来るようになったから。

「時給100円で良い。オレその仕事がやりたい!」

帰宅してボストン邸での話をすると奴がそう言った(汗)

奴がそうしたいと言うならそれでも良い。
しかし天使子ちゃんに奴を取られそうな気もするので、やっぱり反対だ!

==========

という訳で、
静かに愛猫デレするボストン君だった。

彼の愛用のカフスボタンはちょっと特別なものだ。それを無邪気にガジガジする天使子ちゃんをいつか見てみたいものだ。
彼の部屋にどうにか隠しカメラを設置できないか考えてみよう。

さて、明日は水曜日で週の真ん中だ。
水曜日を超えれば週末も間近なので頑張って乗り切りろうな。

明日もたくさんの良い事があるように応援しています。
また明日もちょっと寒いようなので外出の際にはお気を付け下さい。

では、今宵も楽しい夢を。
おやすみ。

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