スポンサーサイト
--.--.--.-- Posted in スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2つのプレゼント
Mon.21.09.2015 Posted in 恋愛
今日は休日だったので午後から奴を吉祥寺に誘った。

「お茶を飲みに行かないか? あと買い物」
「良いね、行く」

奴は着替える為に自分の部屋に戻った。
その隙にオレは『あるもの』をそっとポケットに入れ、それから車のキーを取った。

連休中のせいか、吉祥寺は通常の休日よりも賑わっていた。
少々不安を感じながらオレは奴を『お茶』に誘った。ニョロニョロのたねの入ったミルクティーでもどうだ? と。

(ニョロニョロのたねとは、タピオカのようなツブツブの入ったムーミンブランドのドリンク)

奴は喜んで応じてくれた。
しかし予想した通り、ムーミンスタンドの前には少々長い行列が作られていた。

「そこに座って待っていてくれ」
「オレも一緒に並ぶ」
「一人で並んだ方が良い。列を詰められる」
「ああ、そうか。判った、お願いするね」

確かにそれも理由の一つだったが、オレが一人で並ぼうとしたのはそれ以上の理由があったからだった。

実は昨日(19日)から期間限定でムーミンのストローが入手できたので、それを密かに手に入れて奴に渡して驚かせたかった。本当は昨日の内にオレ一人で入手すれば良かったのだが、残念ながら仕事で時間が取れなかったので一人で並ぶ口実を考えていた。

(正しくはストローに取り付けるアクセサリーだ。奴はニョロニョロのそれをペンに取り付けて愛用している。ムーミンやスナフキンのもあったら良いのに……などと言いながら。だから今回は奴の願いを叶えるチャンスだった訳だ!)

10分ぐらい並んで無事にニョロニョロのたねロイヤルミルクティー味を購入した。
勿論、それにはムーミンのストローが付いていた。

「ムーミンが来たぞ」
「え」
「ストローを見てくれ」
「ムーミンだ! いつものニョロニョロじゃないの?」
「欲しかったんだろう? 良かったな」
「ありがとう! これを知っていてここに誘ってくれたんだよね?」
「まあな」
「ありがとう! 自分の尻尾を持っているムーミン、可愛い」

奴はニョロニョロのたねを両手で持ってニコニコと笑った。

そんなに嬉しいものなのか……とオレは少々驚きつつ(奴を驚かせるつもりでオレが驚かされた)、何となく照れくさくなって奴から視線を逸らした。いや、照れくさくなったばかりでなく、昨日のこのブログを思い出して気まずくなった(汗)

「……たね、いつもの倍にしたからたっぷり味わってくれ(プラス70円でツブツブを倍に増やせる)」
「お前も飲むでしょう?」
「良いのか?」
「良いよ。歩きながら交互に飲もう」

思わぬ間接キスに胸の奥が疼いた。

こうやって徐々にゆっくりと、決して焦らないので、また奴に触れる事を許された関係に戻れたら良いな……と、オレはミルクティー味のニョロニョロのたねをモチモチと噛み締めながら考えた(タピオカよりも大粒でモチモチした食感で美味しいです)

その後、買い物をした。
食料品売り場にはたくさんのハロウィンの装飾がされていて、それを眺めたいが為に商店街や駅ビルを歩き回った。

「可愛い黒猫がいっぱいだ」
「アイシングクッキーの黒猫が可愛いな。保存が効くから買っておくか?」
「飾っておきたい」
「あとは、そろそろ夕飯のものを決めよう」
「ずっとお菓子ばかり見ていたからね。何か食べたいものはある?」
「作ってくれるのか?」
「うん、ムーミンのお礼がしたい」
「お礼なんて要らないぞ」
「ダメ、何が食べたい?」
「頑固だな。じゃあ……」

2015_09_20_04.jpg
■クマさんのケーキに紅茶を添えて一休み。

全ての買い物が終わった時には、今日は夏日だったせいもあって喉がカラカラだった。

駅ビル内のカフェで小休止する事にした。
可愛いケーキが目に留まったので、その中の一つを選んで奴の前に運んでやった。

「今日は甘いものに誘われるね」
「お互いにちょっと疲れているのかもな」
「じゃあ半分こにして食べよう」
「可愛いクマさんの顔を真っ二つに割るんだな」
「そういう言い方をしないの」

不意に奴に肘で突かれた。
その思わぬ触れ合いは、さきほどの間接キスと共に今日の良い思い出となった(笑)

そしてオレは思った。
『あれ』を渡すのは今だと、自宅を出る間際にポケットに入れたものを取り出して奴に差し出した。「これ、手に入ったぞ」と。

「どうやって!?」と奴は目を丸くした。
オレは得意そうに言った。「オレの人脈を甘く見るな」と。単に親切な知り合いが譲ってくれただけなのでオレがデカい顔をするのはお門違いなのだが(汗)

2015_09_20_03.jpg
■右はトイ・ストーリー20周年記念の非売品のピンズ。これが欲しくて渋谷のヒカリエに行ったが凄い行列で挫折して(仕事中だったこともあり)悔しい思いをした。しかし執念で手に入れた。左はムーミンのストローのアクセサリー。自分の尻尾を掴んでもじもじしているのが可愛い。

「付けてやる。服とバッグ、どっちに付ける?」
「え、オレが貰って良いの?」
「ああ、貴方のだ」
「でもお前も欲しかっていたじゃない。お前が手に入れたものだし」

遠慮する奴の顔を眺めてオレは可笑しくなった。
オレが欲しがったのは貴方にプレゼントしたかったからなのにな、と。

「今日の服装ならバッグの方が良いな」

オレは勝手に奴のトートバッグにピンズを取り付けた。
奴は喜んでくれた。そして言った。「来月インパしたらトイ・ストーリーのアトラクションに乗ろうね」

「ランドのバズ・ライトイヤーには必ず乗れるだろうが、問題はシーのトイ・ストーリー・マニアだな」
「まだ混んでいるかな?」
「多分な。早く行ってファストパスを取ろう」
「早起きしようね」
「頑張ろうな」
「6時に起きて出発!」
「7時じゃダメか?」

次のデートの約束を交わせた、良いデートの締め括りだった。

今はシルバーウィークの只中だがオレは明日も仕事だ。
だが今日が楽しかったので満足だ。……なんて、そんなのは強がりで、本当は連休中ずっと休んで奴と遊びたいぜ。

だが今月休まない代わりに来月に連休を取る予定なので頑張ろう。
来月はハロウィンシーズンを満喫し尽くすぞ。

==========

という訳で、
皆さんもシルバーウィークを楽しんでいますか?

これから何かと忙しい時期が来るので、今はしっかりと身体を休めて楽しい時間を過ごして頂きたいです。
もっとも年末シーズンになれば、あのクリスマスソングに乗ってハメを外しがちになるのだが(笑)

一年中、毎日が楽しかったら良いな。
いつの間にか今年の残りも僅か102日。
1年の3分の2以上が過ぎたぜ。
今年最後の日まで、皆さんが健康で元気であるように応援しております。

では、今宵も心安らかに楽しい夢を。
おやすみ。

☆本日もランキングバナーをクリックして貰えたら嬉しいです。
にほんブログ村 セクマイ・嗜好ブログ 同性愛・ゲイ(ノンアダルト)へ 同性恋愛  国際恋愛

コメントはこちら携帯版)へどうぞ。大変に申し訳ありませんが只今コメント返信は不定期とさせて頂いております。

Theme: 男同士の恋愛 « 恋愛

topBack to TOP

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。