スポンサーサイト
--.--.--.-- Posted in スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
困った話 その1
Sun.20.09.2015 Posted in 恋愛
「この灰皿、今も取れたボタンを入れているのか?」
「ここに置いておけば失くさないからな」
「そんなにしょっちゅう取れるもんか?」
「そうでもないが」
「それとも、取れるようなことをしょっちゅうしているとか」
「例えば?」
「自分で想像できるだろう」

先日、ボストン君の別宅で仕事を終えた時の事。

他愛もない雑談の途中、オレ達は紅茶を飲んでいたが急にアルコールが欲しくなった。しかし、いつもならボストン君の部屋にはワインやらウイスキーやらがあるのだが、その日は『大掃除に入られた』とやらで何も無かった。

「近くのコンビニでビールを買ってくる」とオレは言った。しかし、
「ビールの気分じゃない」とボストン君は言った。

「じゃあどうするんだ?」
「飲みに行こう」
「今から? もう0時過ぎてるぞ」
「近くだ。どうぜ夜更かしは治ってないんだろう?」

オレはボストン君に肩を叩かれて付き合わされる事になった。
飲み屋にはタクシーで行った。「近くの、歩いて行ける店に行くんじゃないのか?」とオレが質問してみれば、「そこじゃない店に行きたくなった」と彼は答えた。まったく彼は相変わらずだ。

2015_09_18_01.jpg

オレも何度か行った事のあるバーだった。
寡黙な熟練スタッフばかりのいる、メンバー制でオレ一人では入る事の出来ない店だ。

判り難い場所にあって、タクシーから降りて少し歩かなくてはならなかった。
大通りから細い道に入ると人の姿が消えてシンと静かになった。既に灯りの消えた店が数軒続き、その先に年季の入った木製の扉が佇んでいた。

1時間半ほど飲んだ。
『最近読んだり観たりした、余り記憶に残らない本と映画』の話をしながら美味いウイスキーを味わった。

オレは曖昧に話しをしていた。
ボストン君もそうだった。

頭の中では別の事を考えながら、例えばオレは近頃のボストン君の仕事ぶりを思い返して、改めて彼は良い男だな等と考えていた。あと奴の事も考えていた。今頃は、もう猫達と一緒に寝ているのだろうな……と。

ボストン君は何を考えていたのかは判らない。だが彼の口調も眼差しも曖昧だったのでオレと同じだったと思う。

何にせよ、オレはそんな飲み方をするのが好きだ。
そんな飲み方が出来る相手はとても限られているが。
本当の気持ちは伏せたままどうでも良い話をする。そんな飲み方が一番……なんだか良く判らないが心地良くて好きだ。

2時近くになってバーを後にした。
夜風が気持ち良くて、オレ達は近くのコンビニに寄ってから帰ることにした。

コンビニの裏手には小さな公園があった。
タクシーを拾う大通り出る為にオレ達は公園を横切った。またどうでも良い事を話しながら。

「誰もいないな」
「この時間だからな。たまにいる時もあるんだが」
「ホステスさんとお客さんとか?」
「不倫とか、怪しいのとか」
「怪しいのってSMプレイをしているカップルとか?」

オレはかつて新宿区の公園で見た光景を語った。

一目で女装と判る男の首には犬用の首輪がハメられ、その向かいには首輪の鎖を握る女性の姿があった。あるいは別の日には、木に縛り付けられた男性が2人の女性に囲まれて『ケリ』を入れられていた。

「この辺りじゃ、そんなのはいないな」
「いたら面白いのに」
「お前がやれば良いだろう」
「はは、じゃあ貴方がオレをこの外灯に縛ってくれ」

そんな冗談を言ってオレは公園の中央に立つ外灯に抱き付いた。
しかし次の瞬間、オレは動揺に包まれた。「縛ってやるぞ」と、ボストン君に右手首を外灯の柱に押さえ付けられたからだ。

そんな冗談にまで反応するようになったとは困ったものだ。

「やっぱり無理。野外プレイで晒し者にされるのは趣味じゃない」

オレは酔ってふざけるように笑った。
しかし、もしも彼に、「マゾのお前の趣味は関係ない」などとサディストお約束な言葉を言われたら(言われる事はまずないのだが)、加虐されたい疼きが電流のように襲って来て、その言葉だけで身体が動かなくなったかもしれない。

こんなふしだらなマゾヒストを奴はどう思うだろう?
奴のことなのでオレを非難せずに自分の責任としてしまいそうで最悪だ。

だからオレはそんな事は考えたくない。
生理現象として勝手に肉体が反応するのも、条件反射として勝手に動揺させられるのも嫌だ。
人間なのだから完璧であるのは無理なのだが、こればかりは完璧でありたいとガラにもなく潔癖症のようになってしまう。

「チンコを勃たせておいて何を言ってるか」と、そんな最もみっともない状態になっても(注:縛ってやると言われて勃った訳ではない。例えば、の言葉だ)

感情も肉体も戒められる貞操帯があれば楽なんだが。
セックスレスとSMレスは多忙にすれば大丈夫だと高を括っていたが、思ったよりもオレはまだまだご盛んらしい。

ドMの欲望が暴走しそうだが、堪えろ。
ケインや乗馬鞭で自分の尻と股間をバシバシ叩くか。いや、それよりも薔薇の荊棘をチンコを巻き付けてギューっと握って……(暴走中)

==========

という訳で、
煩悩を祓う除夜の鐘をガンガン打ち鳴らしたい日々を送っております。
三毛子に相談したのだがまったく興味がないようで2回連続大あくびをされてしまいました。

性欲を持て余すとか、もうオレには無縁な事だと思っていたが甘かった。人生、いつ何が起きるか判らないものだな。

皆さんの人生は安泰であるように応援しています。

今宵も心安からに楽しい夢を見て下さい。
そしてシルバーウィークをご満喫下さい。

おやすみ。

☆本日もランキングバナーをクリックして貰えたら嬉しいです。
にほんブログ村 セクマイ・嗜好ブログ 同性愛・ゲイ(ノンアダルト)へ 同性恋愛  国際恋愛

コメントはこちら携帯版)へどうぞ。大変に申し訳ありませんが只今コメント返信は不定期とさせて頂いております。

Theme: 男同士の恋愛 « 恋愛

topBack to TOP

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。