昨夜の憩いのマフィン
Sat.13.12.2014 Posted in 恋愛
『すまない、今日も遅くなる』
『判った。何か買っておいて欲しいものはない?』
『ロマンスカーのチケットを取っておいて貰えるか? 予約は済んでいるから、駅に行って購入して欲しい』
『良いよ。予約番号を教えて』
『すまない、この埋め合わせは明日する』
『気にしないで』

昨夜は奴と食事をしてロマンスカーのチケットを購入する予定だった。
しかし近頃のオレの仕事は長引くことが多く、今日も例に漏れずに終業時刻は23時を超えた。

帰宅すると、奴は既に眠っていた。
猫様も今夜はオレを出迎えてはくれなかった。恐らく温かなベッドから出たくなかったのだろう(笑)

しかしリビングの照明を点ければ、テーブルの上にはこんなものがあった。

ラッピングされたマフィンと紅茶のセット。
その隣には、箱根のチケットとメモ用紙。

『おかえり。
 お湯を注いで紅茶をどうぞ。
 マフィンはおやつだよ。
 三毛子にご飯をあげたからね。
 今夜はゆっくり眠って明日はゆっくり起きて。
 おやすみ。Y』

深夜にオヤツを貰ったのは初めてだった。
ほのぼのとした楽しい気分となって、オレは着替える前に紅茶とマフィンを頂いた。会社では鬼のような顔で問題処理をしていたのを忘れて。

あたたかなものと甘いものは、冷たくなった身体に良く効く。
2口紅茶を飲んで、1口マフィンを食べて、また1口紅茶を飲んで、オレは腹の底からリラックスしてホーッと深く息を吐いた。

そしてロマンスカーのチケットを眺めた。
これのお陰で今月は滅茶苦茶なスケジュールを組む事になったが、その甲斐あってあと数日でようやく行けるのだと思いながら。

オレ自身も嬉しいが、奴が楽しみにしてくれているのがとても嬉しい。
たまに、たった数日の為に無茶なスケジュールに必死になっているオレは何なのだろう? と思うこともあるが、それがとても幸せに思えるのだからきっと愚かな事ではないのだろう。

今の箱根はとても寒そうだが、その方が夜空が綺麗に見えるだろうし、温泉に入った時の感動も大きいだろう。
露天風呂に入りながら星が見たいと奴は言っていたが、さて、見えたら良いな。

オレはクリスマスツリーの前で奴の肩を抱きたい。
そしてただ「綺麗だな」と言うことが出来れば、それで満足かもしれない。

その一瞬の為だけに寝不足をして働くのもロマンティックで悪くないだろう。
ああ、だがあと1つ要望だ。教会でのキスも必ずしたいな。

==========

さて、これから奴とクリスマスイルミネーションを見てくる。

皆さんも楽しい土曜の夜をお過ごし下さい。
ではまた夜に。

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