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Mon.24.11.2014 Posted in 恋愛
部屋をノックする音にオレは「おはよう」と答えた。
奴はそっとオレの部屋のドアを開けて、顔を覗かせて「おはよう」と言った。

「起きていたんだね」
「一時間ぐらい前にこいつに眉毛を噛まれて起きた」
「眉毛?」
「ああ、ご飯の催促なんだろうが、眉毛に噛み付いてくる猫を飼ったのは初めてだ」
「個性的な子だね。ミケル、もう一度Rの眉毛に噛み付いて」
「甘咬みだったが、ちょっと痛かったんだぞ」

奴はオレの胸の上に座っている三毛子の頭を撫でた。
三毛子は気持ちよさそうに喉を鳴らし、爪を出してオレの裸の胸に突き立てた(泣)

三毛子もオレを奴隷だと思っているのかもしれん。
オレを起こす時には鼻や眉に噛み付くし、腹や胸の上を寝床にする。家具プレイは奴ともまだ一度しかしていないというのに(家具プレイ→ご主人様の椅子やベッドになり、疲れても腕が痛くなっても動いてはいけない過酷なプレイ)

奴は三毛子を『個性的』と言ったが、確かに三毛子は今まで飼ってきた猫達とは少し違っている。

病院で言われた推定年齢は2歳だが、通常の猫よりもずっと身体が細くて小さい。栄養が足りていない訳でもないので、おそらくシンガプーラのような洋猫の血が入っているのだろう。顔が小さくて目がとても大きいのがチャームポイントだ。ホッソリとした長い尻尾は動きが活発で好奇心旺盛な性格が伺える。

それから、人間にはとても懐こいが同種である猫には警戒心が強い。
猫様は三毛子にかなり慣れたようだが、三毛子はまだ猫様に「フー!」をしてしまう。

「でも、かなり慣れてきたよね」
「ああ、フーの回数が減った。短時間だが同じ布団でくつろぐようになったし」
「早く仲良しになってくれたら良いね」
「オレ達が仲良しにしていたら三毛子も仲良しになるだろう」

オレはその台詞を何気なく口にしたのだが、奴はとても気に入ったようだった。

「そうだ、猫って周囲の雰囲気を感じ取る生き物だからオレ達が仲良しムードを作れば良いんだ」
「猫様を抱っこしてイチャイチャするか」
「そうしよう。待って、F(猫様の名前)を連れてくる」

果たしてリビングのソファで眠っていた猫様は奴に持って来られ、オレの部屋はかつてなかったほど賑やかになった(この世帯の中でオレの部屋が一番使われてない)

奴は猫のように四つん這いになって三毛子に色々な事を話した。
猫様がいかに親切で頼もしいお兄さんなのかを力説し、オレがいかにマゾで愛情豊かなパパであるかを力説し(照れた)、自分はいかに猫大好きなパパのかを力説した。

そして猫様とオレにキスをした。
「オレ達はこんなに仲良しなんだよ!」と。

三毛子はオレの部屋の探索を始めて半分以上聞いていなかったが、少なくてもオレ達の仲良しな温度は伝わったように思う。その証拠に、猫様が傍にいるというのに家具にマーキング(自分の居場所であることを示す為に、頬を擦り付けて自分の匂いを着ける行為)を始めたから。

三毛子が早く馴染んで、この家の好きなところを遊び回れるようになったら良いな。
リビングには大きな猫タワーがあるし、奴の部屋には眺めの良い出窓もあるし、サービスルームにはゴム紐でぶら下げたネズミの玩具もある。

それに、心地の良いソファで眠れるようになる。
オレと一緒に狭いソファべッドで眠る必要はなくなり、オレもまた奴と再び一緒に眠れるようになる。

ああ、実は三毛子が慣れるまでオレは自分の部屋で三毛子と寝る事にしたんだ(汗) 真夜中にオレの部屋で一人きりにしては可哀想だから。

また奴と寝室で眠れるようになるのは何日後になるだろうな?
寒くなるに連れて奴の温もりが恋しくなるから1日も早く馴染んで欲しいものだが、焦らせては可愛そうだしな。

「ミケルは良い子に寝てる?」
「オレの足にピッタリと身体をくっつけて寝てる」
「可愛いね。すっかりお前に懐いて」

確かにオレにくっついて眠る三毛子は可愛い。
真夜中に彼女の寝顔を見れば胸がぬくもるし、オレが些細な事で起こしてしまった時に見せる無邪気なアクビには小さな幸福すら感じる。
もう寒い外で過ごす必要はないのだと心の中で語りかけながら、三毛子の頭を優しく撫でずにはいられなくなる。

しかし5日も奴と離れて眠ると、奴のほわほわした髪の感触や肌の匂いが恋しくなる。
奴を背中から抱いて話をしたり、髪やうなじにキスをしたり、匂いを嗅いで恋しくなってセックスをしたり、そういう触れ合いが懐かしくて堪らなくなる。何せ今は秋の夜長で、そうした戯れが楽しい時期だから。

だが今は三毛子を優先だ。奴とは真冬に溶けるぐらいイチャつく(笑)

明日は彼女は避妊手術を受けてくる。
病院に一泊する必要があるので帰宅は明後日になるが、オレは仕事で付き添えないのでとても心配だ。

「明日は任せて」
「ああ、頼んだ。朝ごはんはやらないでな」
「大丈夫だよ、そんな心配そうな顔をしなくても。終わったらすぐにお前に連絡するから」
「待っている」

奴はオレを安堵させようと微笑んでにゃーんと鳴いた。
オレは奴を抱き締めた。明日の三毛子の手術が無事に成功するようにと祈り、そして三毛子に付き添ってくれる奴に感謝を込めながら。

評判の良い医者に任せるのでまず心配はない。
だが、それでも奴から連絡を受けるまでは何も喉を通らなさそうだ。
いっそ明日は、三毛子の無事を祈って食事を抜くか。

==========

という訳で、
明日の夜は三毛子が不在です。

三毛子はオレの足の間に寝るのが好きで、オレもそうされるのに慣れてしまったから、明日の夜はそこにジェラトーニ子を置いて寝ようと思う。いや、明日は久しぶりに奴と寝れば良いのか(笑)

さて、今日は連休最後の日だった。
皆さんも十分に楽しい三日間を過ごされたか?
オレは半分は仕事だったが、奴と食い倒れ三昧をして楽しかった(その事は明日のエントリーにて)

明日から平日が始まるが、充実した日々になるように応援しています。
風邪などひかずに、お互いに頑張ろうぜ。

では、今夜も心安からに幸せな夢を。
おやすみ。

■まだ落ち着かない為に三毛子の写真がなかなか撮れない。小さな顔に大きな目、彼女の素晴らしく愛くるしい写真を早くお披露目したいです(親ばか)

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