キスをして、その痛みがなくなるまで
Fri.30.03.2012 Posted in SM・フェチ
一日ぶりに、ごきげんよう。

今朝、起きてみると喉が痛かった。
喉ばかりが首筋のリンパ腺までも痛かった。

原因は紛れも無く風邪。
夜風が気持ち良くて、窓を開けたまま寝てしまったのが悪かったようだ。

オレは少々喉が弱いのか風邪を引くといつも喉に来る。
だが今回のように首筋のリンパ線まで痛くなるのは稀で、それを思えば何となく全身がダルいような感じがした。恐らく、思い込みによる錯覚だが。

「喉が痛い」
「大丈夫? 仕事には行けそう?」
「熱はないから行く」
「無理をすると悪化するよ。どこが痛い?」
「ここ。ここにキスしてもらったら治る」

オレは冗談でそんなことを言って(言葉の上でだけで)奴に甘えようとした。
けれど奴は、まだベッドに横になっているオレの上に覆いかぶさって、オレの首筋に軽くチュとキスをした。

今朝は少し熱があって身体が火照っていたのかもしれない。
奴のワイシャツの冷たい感触が気持ち良くて、もっとそれに抱き締められたくなった。

「もっと」
「うん」
「もっと」
「ふふ、今朝はキスされるのが好きだね」

オレは奴を両腕で抱きしめてキスをねだった。
もっと何度も、もっと強く、と。

「そんなに強くしたら痛いでしょう?」
「大丈夫だから」
「痕がつくよ? 良いの?」
「良い」
「知らないよ……」

奴に強く唇を押し付けられて首筋がズキっと痛んだ。
だが、その面白みのない痛みは、噛み付くように強く首筋を吸われる鋭い痛みの中に消されていった。

そしてオレ達は、そんなことをしている内に情欲に取り憑かれていた。

「朝食の時間がなくなるよ」
「構わない」
「ふふ、じゃあ……」

夢中で互いを手で責め立て、そして奴はオレの首筋に愛撫を繰り返した。
歯を立て、舌でねぶり、口で吸い上げて。

強く歯を立てられた時、神経がしびれるような感覚に襲われた。その感覚一つで全身の動きが封じられるように、痛みと快楽がせめぎ合っていた。

「絶妙な位置だな。ギリギリ見えない」
「上手いでしょ? まぐれだけど」

その後、身支度をしてワイシャツを着てみれば、奴が付けたキスマークはしっかりと襟の下に隠れてくれた。

快楽に溺れている時は後先の事を考えないが、やはりそんな痕を晒して仕事をするのは非常にマズい(笑)
奴は『まぐれ』と言っていたが、外ではプライバシーを覗き見させないことを徹底しているので、本当は計算されていたように思う。

オレは快楽に流されるままに流されまくるような男だが、オレのような人間には奴のような堅実頑固な人間な傍にいないとダメなような気がする。

もうちょっと書きたい事があったが、それはまた帰宅した後に。

それにしても、春らしくなってきたな。
そろそろ会社でも花見の話が持ち上がっているが、今年も3分で良いから奴の隣の席に座りたい。そしてこっそりとセクハラでもしたいぜ(こちらが本命)

なんて馬鹿な話は横に置いて、皆さんも春風邪にはご注意下さい。
どうせなら花見は元気に楽しみたいからな(笑)

<感謝の私信>

一昨日のエントリーを心配して下さった方々へ。
ヘタレまくりのオレに親身になって下さってありがとうございます。その暖かなお気持ち、本当にいつも心から感謝しております。

オレは色々とあって感情的になる事がありますが、復帰も早いので大丈夫です。

ヘタレを通せている人って、結構しぶといというか柔軟性があるように思います。たぶん(笑)
そのバネみたいなものがなくなると心が折れてしまう訳ですが、オレは今のところ一度もそんな状態になった事はありません。

嘆いて、愛しんで、切なくて泣くことはありますが(あるいは迷いのドツボにハマることもありますが)、それで折れるということはありません。

折れずに居られるのは、自分の柔軟性もあるかもしれませんが、それ以上に、守らなくてはならない大切な存在があったり、まだまだこれからも接していたい存在があったり、忘れられない存在があったり、オレに気持ちを向けてくれる存在があったりするお陰です。

無論、皆さんもそうした存在の中の一つです。
オレがいまだにブログを続けているのは、皆さんとの接点を失いたくないから、そして様々な面で支えてもらっているから、という理由がとても大きいです。

なので、どうかそんなに心配しないで下さい。
ありがとうございます。オレは大丈夫ですから(笑)

ということで、
今後もまた元気にマニアックなノロケを続けてさせて頂きます。
連載も終わらせなくてはならないし、書きたいものもたくさんありますので、どうぞ今後もご贔屓にお願い致しますm(__)m

では、また夜に!
今夜は体調の関係もあって雑談になるかもしれませんが、それでもよろしければお付き合い下さい。

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