すき焼きも料理に入りますか?
Tue.21.01.2014 Posted in 恋愛
「晩御飯はどうする?」
「今ここで貴方のコレを食べたい」
「駄目、キスまで。リクエストがないならオレが勝手に決めちゃうよ?」
「任せる」

今日のランチは奴とホテルのレストランで食べた。
その後、歯磨きをする為にレストルームに行ったら誰もいなくて、「息のチェック」等と言いながら鏡の前でキスをしている内に上記のような状態になった。

本気でオレは奴を口で頂きたかったが、奴はオレの頬を左右の拳で挟んでグリグリしてストップを掛けた(痛気持ち良かった)
だが、当然だがそれで正解だ。
オレの事だからきっと舐めてしまったら最後までしたくなる。そしてホテルの従業員にバレて会社に通報されてクビになるんだ(ネガティブな予想)

しかし、クラブのトイレで最後までしたことはある。
もっともあそこは大音量で音楽が流れているし、スタッフはそういう事に目を瞑るのがお約束だ。お洒落なホテルのレストルームとはワケが違う。

そんな訳で、オレは名残惜しく思いながら奴をトイレから解放した。
奴はニコニコしながらオレに言った。「今夜、何にするか決まったよ」と。

何にしたのか訊こうかと思ったが、訊かずに今夜のお楽しみにした。
オレは1時間ばかりの残業があったので、買い物も調理も全て奴に任せて。

「ただいま」と帰宅すると、
「おかえり」と奴は出迎えてくれた。猫様を抱っこして、猫様の手をふりふりと振って。

「可愛いな。で、今夜は何にしたんだ?」
「すき焼き」
「豪勢だな」
「肉と野菜をたっぷり食べたくてね。すぐに食べる?」
「着替えてくるからすぐに食べよう」

オレは奴にキスをして、猫様の頭を撫でて、自分の部屋に着替えに行った。
ランチを食べてから何一つ口にしていなかったので物凄く空腹だった。早く食べたくて適当な服に着替えてリビングに向かった。

「肉を50gぐらいオマケしてもらったんだ。野菜もいろいろ買ったよ。アスパラと芽キャベツも入れて良いよね?」
「ラッキーだったな。珍しいけど合うんじゃないか? アスパラを牛肉で巻いたのは美味いし」
「マロニーも買ったよ。さっき下茹でしておいた」
「ありがとう。準備が良いな!」

マロニー好きなオレは奴の頭を目一杯撫でた。
奴は嬉しそうに笑って、すき焼き鍋で牛肉を焼き始めた。

アスパラや芽キャベツの入ったすき焼きを食べるのは初めてだったが、奴が食べたいと思って買ったのならそれで良かった。
実際に食べてみたらとても美味しかった。
割り下と牛肉の出汁に煮込まれた野菜は味が染みていて、ますます食欲を誘ってくれた。

「美味いな」
「どんどん食べてね。マロニーが焦げ茶色になってるよ」
「ああ、貴方も。オレもどんどん肉を入れるからな」

奴は野菜を入れる当番で、オレは肉を入れる当番だった。
当番というか、何故かいつも自然とそうなってしまうだけだが(笑)

ちなみに奴は生卵の食感が苦手なので割り下だけで食べる。
甘みの強い味付けも苦手なので割り下は自家製だ。かつて割烹でそんな話を女将にしたら、辛口好みの外国人向けの良いレシピを教えてもらったので、それを使っている。正直なところオレにはちょっと物足りない味だが、奴の好みが優先なので構わない。

そうそう書き忘れていたが、
すき焼きが出来上がる頃、奴はiPhoneを出してこう言った。

「祖母に写真を送りたい。すき焼き鍋を挟んでツーショットしよう」
「日本といえば寿司とすき焼きだからな。だったらもっと良い服を着れば良かった」
「服なんて何でも良いんだよ。お前が元気な顔をしていれば」

奴はオレの腕を引っ張ってiPhoneをオレ達の方に向けた。
そしてパシャリ。
更にそれに文字を書き込んだりデコレーションを貼り付けたりして、プリクラのように可愛くなった写真を祖母さんに送った(かなり前だが、女子社員から加工を教わったらしい)

「なんて書いたんだ?」
「オレ達は愛し合い、そして貴方を愛してますって」
「そうか、その通りだな」
「ふふ、でしょ?」

オレはもう一度、奴の頭を目一杯撫でた。
とても良い気分になったから、日本酒などを持ちだしてお猪口で乾杯して。

「熱燗じゃないのがちょっと残念だが」
「熱くした方が温まるからね」
「そうだ、すき焼きに入れてみるか。味がまろやかになると聞いた記憶があるぞ」
「そうなの? 入れてみよう」

日本酒を注いだすき焼きは本当に美味しくなった。
湯気と共に立ち昇る香りも良くて、身体が温まったと共に、仄かな酔いをオレ達に与えてくれた。

お陰で話が弾んだ。
あと数日後に控えたインパの事もだが、いつか祖母さんとすき焼きパーティをしようと。それから今日の昼間の続きも……いつかしようと奴は言ってくれた(笑)

「またホテルで待ち合わせよう」
「時間は取れそう?」
「貴方が待っているならどんな理由を付けてでも行く」

奴は小声で「時間は短いけど、いっぱいエッチな事をしよう」と言った。
オレは賛成した。「昼間は燃えるからそうするぜ」と。

たまにはストーリープレイでも、という事でオレは幾つかのシナリオを提案したが全て奴に却下された(汗)

「それならしてみたい……」と、奴が恥らないならもゴロにゃんするようなシナリオを考えなくては。
それが決まるまで仕事も上の空になりそうだ。
今夜はそれを考えていた為にブログの更新が遅れた。こんな事に何よりも熱中してしまう自分が愛しいぜ。

という訳で、
皆さんも楽しく過ごされているか?

今週は始まったばかりだが、無事に週末を迎えるまで元気に過ごそうな。
明日も幸運な事があるように応援しています。

では、今夜も心ゆくまで幸せな夢を。
おやすみ。

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