指先から性愛 続き
Sun.22.12.2013 Posted in SM・フェチ
■このエントリーにはフェティッシュ要素が入っています。『聖水』の話が苦手な方はご遠慮ください。

タクシーから降りて、手を繋いでファッションホテルの中に入った。

「どの部屋が良い?」
「狭くないところならどれでも」
「じゃあ一番広い部屋」

パネルで部屋を選んでいる間も、エレベーターに乗ってからも、オレはずっと奴の身体を愛撫していた。
頬にも唇にもキスをして奴の感じるところを撫で回した。

時間が遅かったのでホテルのロビーや廊下は静まり返っていた。きっと他の客は既に部屋の中でセックスに夢中だった。
だからオレ達は少々やりたい放題だった。
廊下に出たら奴を壁に押さえ付けて、ディープキスをしながら互いの熱くなったものを擦り合わせた。

「早く部屋に入ろう」
「ここで抱きたい」
「駄目。我侭を言うならこうだよ?」
「余計に興奮する。部屋に入ったらすぐに入れさせてくれ。貴方を激しく突きたい、メチャクチャに」

奴は興奮したように声を漏らしてオレのネクタイを掴んだ手に力を込めた。
オレはそれを『了解』の合図として受け取った。
これ以上我慢できなかった。部屋に入ったらすぐに奴の服を乱暴に脱がせて、ベッドに押し倒してオレのものを埋め込んでしまいたかった。

「部屋に入ったらお前は凄く暴れるんだろうね……。行儀よくなるように調教してあげないと」
「ああ、貴方の中で暴れまくってやる。だから好きなようにしてくれ」
「鞭を持ってくれば良かった」

キスを交わしながら部屋に入った。
オレは予告した通りに、すぐさま奴のボトムとアンダーを脱がしてベッドに押さえ付けた。

奴はそれを抵抗もせずに受け入れた。
ただし、馬を調教するようにオレのネクタイをずっと握っていた。オレが自分本位に快楽を楽しんだりしないように、あくまでも奴の感じるセックスをするよう命令の言葉を吐き続けながら。

「もっといやらしい事を言って。ああ、お前のPexxsがオレの中に入って動いている……もっとそれでオレのPuxxyを感じさせるんだ、もっと」

奴はそんな事をオレの耳元で囁きながら、足を広げてオレのものをギュッと強く締め付けた。
根本まで飲み込まれて吸い上げられるようだった。
オレは奴を感じさせる為に乱暴に破廉恥な言葉を吐いて激しく腰を叩き付けた。そんな事をしながらのピストンはとても気持ちが良くて、自分のモノが先に飛ばしてしまわないように戒めながらやった。

一回目は、ベッドの上で暴れまくりの淫乱なファックでフィニッシュを迎えた。

二回目は浴室だった。
汗を流す為に浴室に入ったが、どうせなら温泉気分でジャグジーに入ろうという事になってビールを持ち込んだ。

だが、そのホテルの浴室にはマッサージ台とローションが常備されている。
おまけに照明の色は妖しくて、泡とローションのヌルヌルにまみれながら互いの身体を撫でていればすぐに『その気』になった。

「暴れ馬がまた大きくなったね」
「貴方がいじるからだろう。大きくさせた責任は取ってくれるんだろうな?」
「あはは、取っても良いよ。じゃあ、お前のこれにご褒美をあげようか。さっきは頑張ってくれたし」
「オレのこれに? ご褒美って?」

オレが首を傾げていると、奴は残っていたビールを一気に飲み干した。
そしてオレの耳元で内緒話をするように言った。「さっきから我慢していたんだ。たくさん飲んだから出たくなっちゃった」

ゾクゾクした。
オレも奴の耳元で「引っ掛けてくれ。オレのこれにも、全身にも」と言った。

「良いよ。お前の全身に掛けてあげる。掛けられている間、お前はオレにオナニーをする姿を見せるんだ」
「判った。貴方が出している姿を見ながらすれば良いんだな?」
「うん、オレも出し終わったらするから……ね?」

オレがマッサージ台の上に仰向けになれば、奴はオレの身体を跨いで立ち上がった。
その眺めだけで酷く興奮した。
まだ奴は出していないのにオレはオナニーを始めた。
力強く勃起したものをしごいて、奴がオレの身体に注いでくれるのを待った。

「出すよ。受け止めて」

奴がそう言ってから間もなくして、胸に熱い飛沫が勢い良く注がれた。
オレの興奮は一気に膨れ上がった。
夢中になって自身をしごいて、興奮の余りに羞恥もなく奴に言った。「ここにも掛けてくれ。すぐにイきそうだ」と。

奴はニッと猫のような妖しい笑みを浮かべて、オレの望んだ通りの事をしてくれた。
オレの下半身は奴の排泄液で濡れそぼった。
奴は全てを出し切るとオレの身体を足で踏み付けて自分もオナニーをはじめた。

「良く見るんだ。お前の大好きな事を目の前でしているんだから」
「ああ……もうイって良いか?」
「早いよ」
「判った。じゃあ、貴方のを舐めさせてくれ」

奴はオレの顔を跨ぐ形で、オレに口に自分のものを押し付けた。
オレはそれ(たった今出した液体に濡れているそれ)を口に含んで吸い上げた。
奴は「ああ!」と悩ましい声を上げて、オレに先端を舐め回させながら陰茎を自分の手で激しくしごいた。

「まだだよ。もう少し……。ねえ、イく時、お前の喉と顔に出そうか?」
「ああ、そうしろ」
「イきそう。ああ、もうイく」
「オレもだ」

先に達したのは奴だった。
奴の放ったものが喉や頬に掛かり、その勢い良く引っ掛けられた感触にオレはますます興奮して絶頂を迎えた。

奴はオレのイく姿を眺めながらオレの身体に足を這わせた。
足の指先でオレの放った精液をなぞり、そのヌメヌメした感触を腹部から胸へと持って行って。

気持ちが良くて頭が痺れた。
奴の足に踏み付けられて支配された気分に酔っていた。

「興奮した。すごく気持ち良くイけたね」

奴はそう言って身体を屈めた。
そして軽くオレの顎をすくい上げて、自分の精液の掛かったオレの喉元をペロリと舐めた。

「……自分のは美味しいか?」
「お前のと同じ味だから好きかもしれない」
「面白い事を言うんだな」
「ふふ、シャワーで流してあげるよ」

奴に温かなシャワーを掛けて貰いながらオレはボンヤリと考えていた。
ならばオレも、自分の精液は奴の精液と同じ味だから好きかもしれないな、と(人によって微妙に味が違うものだが、オレと奴は良く似た味がするのは確かだ)

長時間の浴室プレイで身体はすっかり火照ってしまった。
冷たく冷やしたビールで飲み直す為に部屋に戻り、他愛もない話をしながら暫し寛いだ。

時刻は、いつもなら奴はとっくに眠っている時間だった。
だが今夜は何故だかお互いに興奮が冷め切れず、眠気に襲われ始めた頃にも身体を重ねようとした。

「何度でも欲しい」
「オレも」
「朝になるまでするか?」
「そうして。またオレの中に来て」

再び身体を繋げ、抱きしめ合って深いキスを交わせば、相手を欲する想いに火が付いた。

何度でもしたかった。
セックスでもSMでもフェチでも、部屋がメチャクチャになるまで激しくしたかった。
身体の中が空っぽになるまで。
欲望の全てが満ちるまで。

だが、既に奴の意識が朦朧としているのがオレには判っていた。
今夜なら、無理をさせて朝まで付きあわせても許されたのかもしれない。奴もオレを強く抱き締めてそれを願っていたのだから。

けれどオレは、深く挿入したまま身体を動かすのを止めた。
その代りに、奴の髪を撫でて「愛しているぞ」と囁いた。

奴はふっと笑った。
眠気に埋もれながらも「抱いて」と言った。

「ああ」とオレは言って奴の額にキスをした。
さっきまではあんなにも乱暴に淫らに扱っていた奴の身体を慈しんで、優しく抱き締めて。

──それから一分も経たない内に奴は眠ってしまった。
オレはそっと奴の中から自分のものを引き抜いた。奴のそれと同じように自分のそれも小さくなっていたので、奴を起こすこともなく抜く事ができた(笑)

朝まで抱き合うのは大晦日にしような。

と、オレは勝手に決めて自分も眠る事にした。
朝まで身体を繋げていたいのも確かだが、先に眠ってしまった奴の寝顔を眺めているのも幸せだと思いながら。

その夜は良く眠れた。
興奮に満ちた騒ぎの後には、安堵に満ちた静けさが良く似合う。
奴と一緒に過ごす楽しい夢を見たような気がする。

だが翌朝、騒ぎは再び戻ってきた。
昨夜はあんなに激しいセックスをして濃厚なものを出したというのに、翌朝にはすっかりチャージされていた。

「朝から元気だね」
「貴方もな」
「昨夜の暴れ馬の調教は失敗したみたい。ネクタイで縛ってやってあげるよ」
「貴方のネクタイで頼む。オレはイけないようにギチギチに縛ってくれ」
「本当にやっちゃうよ?」
「血が止まるからやっぱり止めてくれ」
「やりたい」
「痛いんだぞ、あれ」

奴は冗談半分本気半分で自分のネクタイを持って来た。
そしてそれをオレのモノの根本に回した。

……続きはキリがないのでご想像にお任せ致します。

という訳で、引かれるのを覚悟で書きました。
最後までお読み下さってありがとうございます(笑)

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