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こんな夜には身も心もホットになる
Sat.07.12.2013 Posted in 恋愛
今日は仕事が終わるとすぐに奴と六本木ヒルズに行った。

目的はクリスマスらしいデートをする為だ。
先週はほとんど素通りしてしまったクリスマスマーケットで、グリューワインで乾杯してホットドッグやワッフルを食べて、オーナメント等を買いたかった。

早い時間だったのでまだ混雑していなかった。
先日は大混雑していていたマーケットが嘘のように空いていたので、椅子に座って落ち着いて飲み食いする事が出来た。

「きっと毛利公園や展望台もまだ空いてるぞ」とオレが言うと、
「じゃあ早く行こう。マーケットにはまた後で来ることにして」と奴は言った。

2013_12_06_5.jpg

先に展望台に上がって、そこに展示されているクリスマスツリーを見た。

ケーキで出来たようなメリーゴーラウンドのツリーだった(本当はケーキではなく溶けかかった氷をイメージしているようだが)
オレ達は暫しツリーと夜景を眺め(窓ガラスに映ったツリーもロマンティックでステキだった)、背後に流れる音楽を聴いた。
けれども混雑する前に毛利庭園にも行ってしまいたかったので、名残惜しさを感じながらそこそこの時間で展望台を後にした。

「寒くなってきたね」
「ちょっとゾクゾクする」
「平気?」
「ああ、大丈夫だ」

2013_12_06_1.jpg

幸運にも毛利公園もまだ人が少なかった。

お陰で人混みに視界を遮られる事もなく美しい庭を堪能できた。
良い写真も撮れた。
他のカップルがやっている様にオレ達も金色のハートの前でツーショットを撮って貰おうかと思ったが、さすがに照れくさかったので遠慮した(笑)

だが、庭園の奥で奴にキスをした。
ダイヤモンドのように輝く波を眺めている奴の肩を掴んで背後を振り向かせて、いきなりキスをした。

奴は、はにかんだ笑顔を見せた。
少し顔を俯かせて白い歯で下唇を噛んで、「びっくりしたよ」と小さな声で言った。

その表情は可愛くて、甘えた声は悩ましかった。
オレはもう一度、今度は奴の額にキスがしたくなった。
だがちょうど年配の奥様グループがこちらに来たので(凄くガッカリした・笑)、奴の手を引っ張って歩き出した。「冷えただろう? そこで珈琲を買おうぜ」と、庭園の入り口辺りにあるワゴンを目指して。

「オレは平気。お前こそ冷えたでしょう?」
「そうでもない。だが去年もだが、ここのイルミネーションは冷たそうだな」
「キレイだけどね。上にカラフルなツリーがあるから、それと差を付けているのかも」
「そうかもな」

寒空の下で飲む珈琲はとても美味しかった。
だが、そこそこ長く会話をしたので身体が冷えてしまった。
もっともオレは抜け目なく「寒いな!」とか言って奴に身体をくっつけたが。

2013_12_06_4.jpg

再びクリスマスマーケットに戻り、今度はホットアップルワイン、ザワークラウト入りのグーラッシュ、ジャガイモのスープなどを口にして暖を取った(しかしこの時は20時近くて混雑してきたので、並んで買い物をするのが大変だった)

「クリスマスが終わる前にまた来ようね」と奴は言った。
オレは頷いて、「ああ、ここなら何度でも来たいぜ」と言った。

そしてヒルズを後にして帰宅しようと思った。
だが今夜の六本木はとても賑わっていて、オレ達だけが早々に帰路をたどってはつまらなく感じた。

「どこへ?」
「ミッドタウンは? あそこのスーパーで買い物をしたいし」
「良いね。オレはチーズが欲しい。マーケットで美味しそうなパンを買ったから」

2013_12_06_3.jpg

すぐにスーパーには行かず、まずはイルミネーションを見て回った。
今夜は人が多かった為に先日よりも気分が盛り上がった。
楽しくて30分ぐらい外にいた。
しかしミッドタウンの館内に戻った時には、ゾクゾクした寒気が酷くなっていた。

──実は、昨日から軽く喉の痛みを感じていた。
オレは嫌な予感がした。
この症状はひょっとして……。

今年のオレはか弱いな(汗)
先々月に風邪をひいたばかりなのに、こんなに続けて風邪をひくなんて本当に生まれて初めてだぞ。

「帰宅したらすぐに熱い風呂に入りたい」
「やっぱり寒かった?」
「寒いというか寒気がする。おまけに喉がちょっと痛い」

オレが珍しく素直にそう言うと、奴はオレの腕をガシっと掴んで、「早く帰ろう!」と言った。

大袈裟だな。
いや、心配して貰えるのはとても嬉しいぞ。
だが明日は土曜日だ。奴と一日中自由に過ごせる。だから何があってもオレは今夜中に治すのにな。

という訳で、
帰宅してすぐに熱い風呂に浸ってすぐに寝た。
眠気があったのですぐに眠れたが、何故か1時に目が覚めてそれからまったく眠れなくなってしまった(汗)

奴は熟睡中だ。
ぽってりした唇が可愛くてベッドから出る時にキスをしたが無反応だった。きっと奴は眠りが深いのだろうな。

風邪の方だが、喉の痛みは半分になった。熱を測ったら37.3℃。
奴の処方(マヌカ蜂蜜とベーキングソーダ入りの風呂)が効いたのだろう。軽く済んで良かったぜ。

だが、こんな状態の時に真夜中にこっそりとPCに向かっているのを奴が知ったら怒るだろうな。
だからこのエントリーを更新したらすぐにベッドに戻るつもりだ。

眠っている時の奴の身体は猫みたいに温かくて気持ちが良いしな。
奴の体温に安堵しながら、毛利庭園での事を思い出して眠りたい。そうすれば良い夢を見て、残りの喉の痛みや熱も治るだろうから。

ようやく叶ったクリスマスらしいデートはオレの風邪で幕を閉じた。
だが後悔はないぞ。
物凄く楽しかったから。
熱が出たのはきっと、幸せで身体が温もり過ぎたからに違いない。

さて、寝よう。

皆さんも心地良く眠られているか?
今夜は良い夢を見て、明日も楽しい1日となりますように。

おやすみ。

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コメントはこちら携帯版)へどうぞ。大変に申し訳ありませんが只今コメント返信は不定期とさせて頂いております。

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