急遽、明日は都外に行く事になった。
そしてそこには縁のある神社があるので、数年ぶりに正式参拝の申し込みをする事にした。
「へえー、正式参拝」
「貴方も一緒に行って参加するか?」
奴は明日は仕事なので、オレはあくまでも冗談で誘った。
しかし奴は本気で行きたがってしまい、スケジュールと睨めっこして明日の仕事を休むと言い出した(汗)
「良いのか!?」
「明日は大丈夫だよ。デスクワークだけだから帰宅した後でも出来る。オレも行って良い?」
「そりゃあ貴方が一緒だと嬉しいが……」
「大丈夫! ところで正式参拝ってどうやってするの? 普通の参拝と同じように何かをお願いしても良いの?」
思いがけず奴とのデートタイムをゲットしたオレは嬉々としながら、拝殿に上がって玉串を奉納する作法を奴に教えた。
ついでに、その神社での行事や(過去に自分が体験した祭りなど)、神前結婚を見た時の事なども語った。
すると奴は、「神前結婚というのはその正式参拝で出来るの?」と、ちょっとおかしな質問をした。オレの説明が良くなかったせいなのだろう(笑)
「いや残念ながら」とオレは神社のサイトを開いて説明した。
しかし、ひらめいた。
神前結婚の為に奏上する祝詞や雅楽はして貰えないが、そしてあくまでもオレ達の心の中だけのこととなるが、神恩感謝をした上で心願成就(いつもまでもオレ達が仲睦まじく結ばれていまように、と)をすればオレ達も祝福して貰えるのではないかと。
「もしも良かったら……」
と、オレはそれを奴に提案した。
奴は即乗ってきた。そして「オレがその玉串奉納の作法をやったらダメ? オレでも良いならオレがやりたい。一生懸命にお願いしたいから」と言った。
過去にも何度か書いたが、奴は結婚願望が強い(母国が同性婚を認めている為でもある) 誰かにオレ達の関係を認めて貰ったり、祝福して貰ったりすると物凄く喜ぶ。『オレ達の絆は強く結ばれているけど、その絆は周囲の祝福や認識でもっと強くなるんだ』と言って。
もっともそんな気持はオレにもある。
だから奴の望む通りにさせてやる事にした。本当はオレも、数年ぶりに行く縁ある神社なのだから玉串奉納をやりたかったが(笑)
「良いぞ。後でオレが作法の流れを一通りやってみるから、それを覚えてくれたら大丈夫だ」
「良かった!」
「しかし緊張するな。大きな神社の神様の前でそういうご祈願をするのは初めてだから」
「神様に認めてってお願いするんだもんね。そして幸せにしてって」
「嫌な顔をされないかな?」と奴は言ったがオレは「大丈夫だ」と答えた。奴の少し照れたような笑顔を見たら、それ以外の言葉は言えなかった。それに本当に、あのおおらかな自然に囲まれた社に住む神様には祝福して貰えるような気がしたから。
……そんな訳で、申し訳ありません。
翌日に参拝を控えているのに性的な行い(文章を書くことも含めて)をする訳にはいかないので、今夜予定していたセルフフェラの後編は後日とさせて頂きますm(__)m
急な事で大変に申し訳なく思っております。
遅くても木曜日の夜には更新しますので、どうぞよろしくお願い致します。
==========
明日の心の中の婚儀の為に今夜はそろそろ寝よう。
寝不足せずに安全運転を心掛けなくてはな。心の婚儀の後に事故を起こしたら洒落にならない(笑)
参拝の後には色々と奴と話をしてしまうだろう。過去の事から未来の事まで。それを含めて明日がとても楽しみだ。
では、皆さんも良い夢を。
明日の参拝では皆さんの幸運もお願いしてきます。いつもあたたかくオレ達に接してくれる皆さんにたくさんの良い事がありますように。今夜の更新を変更したお詫びに、明日はツイッター(インスタグラム)で神社の爽やかな写真などをお送り致します。
おやすみ。
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暑かった今日の昼間、オレの頭の中にはビールのことしかなかった。
仕事が終わったらすぐにビールを飲みに行こうと思った。しかし今日に限って奴は遅くまで仕事だった。だから仕方がなく(と言っては非常に失礼なのだが)友人に声を掛けたのだが、タイミング悪く2人とも多忙だった。
結局、オレは1人で飲みに行った。
すぐに帰るつもりで、顔見知りのやっている飲み屋でビールと枝豆と注文した。
しかしマスターが肴をサービスしてくれて(角煮とか卵とじとか)、そんな美味しいものを頂いたらついつい酒が進んでしまった。
1時間で店を出て帰るつもりが、あっという間に2時間が経過した。その間にオレはマスターと色々な世間話をした。
隅田川花火大会の話になった。
「Rちゃんは今年行かないの?」とマスターに訊かれた。
オレは、しまった! と思った。
去年はどこの花火大会にも行かなかったので今年は隅田川に奴を誘うつもりだったのに、今日までそれをすっかり忘れていたのだから。
「もうホテルは取れないですよね」
「どうかなあ」
今日は月曜日で、客足が遅くて店は閑散としていた。
「暇だから」と言ってマスターは店のパソコンで調べてくれた。花火が見られる近辺で、まだ空いているホテルはないかと。
幸運にも、なかなか良いホテルを確保することが出来た。
部屋の窓から花火が見られるムード満点のラグジュアリーホテルではないが、どうせ花火を見た後は飲んで食い倒れるデートを奴と約束していたので十分だった。
「ありがとうございます、助かりました」
「デートなんでしょ?」
「そうです」
「良かったね」
「雨が降らなきゃ良いんですけどね」
「大丈夫だよ」
オレはマスターの言葉を信じることにした。
やがて2組、3組……と、急に何人ものお客さんが来たのでオレは店を出ることにした。
マスターにお勘定を頼んでいる間、奴にLINEを送った。『お疲れ様。今年は花火に行こうな。ホテルを確保したぞ』と。
奴からはなかなか返事が来なかった。
だが電車に乗って暫くした時に来た。『ありがとう! 凄く楽しみだよ!』と。
今夜は1人で飲みに行って正解だった。
そのお陰で花火を観に行くことが決まり、マスターの手作りの角煮を土産に持ち帰る事もできた。
23時過ぎに奴は帰ってきた。
美味しそうな角煮にまた喜んで、「明日の夜、一緒に食べよう」と言った。
明日はオレが多忙だが、晩御飯を一緒に食べられる時間に帰宅できるように頑張ろう。
そして奴の大好きな、マスタードたっぷりの角煮サンドを作ってやるぞ。
==========
という訳で、
明日の仕事を早く終わらせる為に仕事をしていたらこんな時間だ。
皆さんはもう寝てるな?
昨日はたくさんのクリックをありがとうございました。皆さんの秘密のお気持ちに触れる事ができて物凄く嬉しかったです。もう一度、ありがとうございました(笑)
感謝を込めて、皆さんが今夜も良い夢を見ていますように。
そして明日も、たくさんの良い出来事がありますように。心から祈らせて頂きます。
おやすみ。
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もうかなり昔の話だ。
当時オレはとある事務所に所属していて、そこを通して知り合った人と妖しい店に行った。
妖しい店の中では数々の妖しいことが行われていた。
SMを中心に、露出、女装、男装、公開オナニーとセックス、蝋燭責めリンチ、ペニスバンドによるアナルファック……などなど。当時は今のように風営法の規制が厳しくなかった為、かなり自由にそうした事が行われていた。
まだウブだった当時のオレは、その信じられない光景を……ほとんど平然と見ていた(笑)
オレはちょっと、そうした妖しい空間に過度な期待をし過ぎていたのだと思う。現実よりも自分の妄想の方が遥かにエロティックで、肩透かしを食らった気分で酒を飲み始めた。
公開オナニーをしている男はオレ達(オレと知人)のすぐ傍の席にいた。
30歳ぐらいの、清潔そうな雰囲気の痩せた男だった。彼はサド趣味の女性に突かれながら「もっと面白いオナニーをしろよ」と言われていた。
「そう命令すると面白いオナニーをするんですか?」
オレは好奇心からそんな台詞を口にした。
するとS女性は親切に答えてくれた。「出来なかったら半殺しにされるから、必死でやるよ」と。
オレは見学を決めた。
生意気にもサディストぶって、自分よりも10歳ぐらい年上の男に向かって「大変ですね。でもオレも見ていますから頑張ってください」と囁いて、彼の口元にタバコの煙を吐き出した(当時は日に2箱近く吸っていた)
「面白いオナニーってどんなだ?」
「さあ? 逆立ちをして自分で自分のち○ぽを咥えるとか?」
「それが出来たらテレビに出られるぞ」
「猥褻行為だから無理だろ」
オレと友人は男を眺めた。
見学者が現れた事によってS女性はすっかりノッて、「ギャラリーもいるんだからね。これでつまんないオナニーをしたらアタシに恥を掛せることになるよ」と、男の頬をビンタしながら言った。
男はオドオドとオレ達に視線を向けた。きっと今まで、同性の前で強制オナニーを命じられたことなどなかったのだろう。ガチガチに緊張てオナニーどころではなくなっていたので、オレはまたちょっかいを出すことにした。咥えていたタバコを男の下着に押し付けて小さな穴を開け、あとは指で乱暴にビリビリと引き裂いた。
男は悶えにも等しい声を出した。
マゾ男の火の付け方はマゾ男が一番良くわかっている。オレはたちまち勃起した男の男根を鷲掴みにして「やれよ」と言った。男は素直に従った。
男はソファと壁を利用して『ちんぐり返し』の格好になった。
そして(さっきとは裏腹に羞恥を楽しむように)「見て、見てください!」と言いながら、自分で自分の男根を激しく扱いた。
S女性は「見てるよ。お前の小汚いケツの穴まで丸見えだね」等と言いながら男の背中に座った。そして強く尻をバウンドさせて「今にも顔に付きそうじゃない? じゃあ自分で自分のチ○ポコを咥えな! ほら、お客さん達に自分のをぺろぺろしているのを見せるんだよ!」と言った。
「変態オナニーだな」
「出来たら凄いぞ」
「やれ! あとちょっとだ。舌を伸ばせ!」
「変態マゾ奴隷ちゃん、しっかり舐めろよ!」
オレと友人は悪乗りして男を応援し(辱め)た。
けれども結局は出来なくて、最後までちんぐりの格好のままシコシコと扱いて自分の顔にザー○ンをぶちまけた。
「セルフフェラが出来なかった罰はあるんですか?」
オレは笑いながらS女性に質問した。
「そうだねえ、ちょっと面白くなかったからねえ」
とS女性は意地悪くニヤニヤと笑った。
結局、その男は麻縄で縛られて正座させられ(私は自分のザー○ンを飲んだ変態です。と身体に化粧品で書き込まれ)、オレと友人へのお詫び(つまらないオナニーを見せたお詫び)としてワインをおごる事となった。
その後、男はS女性に連れて行かれたが、きっとワインどころか財布の中まですっかりと搾り取られたことだろう。
時刻は2時だった。
オレと友人はその店を出て、知り合いが経営する店で飲み直すことにした。
<続く。必ず明後日には書きます>
==========
という訳で、
久々の変態エントリーは楽しいぜ。
変態話をもっと書いて欲しいというリクエストは多いのだが、それに反して何故か手応え(クリック数)が少なくなるのは何故だろう(笑)
「こんな変態話にクリックしたら自分も変態になりそうで嫌だ!」と思われているせいでしたら大丈夫ですので安心してクリックして下さい。変態に惹かれるのは少なからず変態願望があるからなのかもしれない……と、ほんの少し観念して。
さて明日からまた平日が始まる。
今週も皆さんが健康で幸運であるように日々祈っています。そして皆さんの大切な方々も幸せでありますように。
では、今宵は良く眠って明日は爽やかな月曜日をお迎え下さい。
おやすみ。
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奴は急に身体を鍛えることに目覚めた。
今年の誕生日を迎えた時からだ。「この年令になったんだから鍛えなくちゃ!」と言って、トレーニング用の器具を買い込んで。何故その年令になったら鍛えなくてはならないのか、その理由はまったく語らずに。
まあ、大人の男としての頼もしさとか渋みとか、そういうのを身に付けたくなったのだろう。
案外、奴は自分のスレンダーな体型(筋肉も贅肉もまったくない)を気にしていたのかもしれない。何せ周囲にはオレとか某先輩とか某友人とか、鍛えている男が多くいるので。奴と同じく細身の子(女装子ちゃん)も何人かいるが。
奴の地道なトレーニングはほとんど毎日欠かさずに行われた。
その甲斐あって、奴の胸には形の良い筋肉が付いた。
しかし……。
奴の肌は北欧人らしく真っ白で、乳首は小さくて淡いピンクだ。
そんな胸が程良く鍛えた筋肉でほんのりと盛り上がると、それは男としての頼もしさというよりも『エロ臭い』でしかなかった。やや誇張された白い胸の膨らみの上にあるピンク色の乳首が妙に目立って。
エロくせえ……。
エロいだけじゃねえか……。
タンクトップなどの胸がチラチラと見える服装を奴が着る度に(風呂上がりとかトレーニングの時とか)、オレはチラチラと見ながらそう思った。
「ふふふ、良い形になったでしょう?」
と奴は得意げに言うが、奴の頭に描いている理想とオレの見ている現実は、永遠にリンクすることがないぐらい遠くかけ離れている。まるでコンドームの表と裏のように。
「そうだな……」
とオレは奴に同意するが、『貴方が言っているのとは違う意味で良い形になったぞ』と心の中で付け加えている。
そして企んでいる。
近日中に乳首責め……いや、執拗なご奉仕をしようと。あのエロエロしい乳首に相応しいぐらい感度を高めてやるつもりで。
だが一つ問題があって、乳首は男でも刺激し続けると大きくなる。
夏場の薄着になった時に奴がそんなエッチに尖った乳首をシャツ越しに見せたら、オレはそれを見た人達すべてに嫉妬するような気がする。それで万が一誰かが奴に欲情したら、オレはその男のイチモツをバーベキューにしてしまい兼ねない。
悩ましい。
どうしたら良い?
欲望を優先するか、あるいは危険を防ぐ為に留まるか……。
……今少し考えたがこう決めた。
答えは、成り行き次第。オレには計画性がない。
==========
ところで、人間のオスの乳首は快楽の為に付いているような気がするが、乳首への愛撫がない猫のオスの乳首は何の為に付いているのだろうな?
かつて奴と話し合った結果は、「あった方が可愛いから!」だったが、果たして本当にそうなのか?(汗)
ところで猫ちゃんの乳首も小さなピンクだな。奴は乳首まで猫に似ているぜ。
まあ、そんな事よりも(オレには重要な事だが)、明日の休日も楽しい1日となりますように。
明日も皆さんの幸運を祈っています。
そして、たくさんのリクエストをありがとうございました。
明日の更新は変態エントリーになります。
S~nさん、判りました、素直になって正直に恥ずかしい話を語らせて頂きます///
では、今宵も心穏やかに楽しい夢を。
おやすみ。
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今日は最近にしては遅くまで仕事をした。
と言っても21時前には会社を出ていた。もう少し仕事を進めたかったが、まだ体調が完全ではない事を知る周囲の人達に止められた。
「9割は治っているのにな」
「それでもまだ完全じゃない」
「まあな。昨日も今日も本当は身体がダルかった」
「そういう事はちゃんと言わないと」
「だけど夜まで働いてきた日の晩御飯は美味しいぞ」
昨夜も今夜も奴が作ってくれた。
昨夜は野菜のオムレツを。今夜はペペロンチーノを。
どちらもオレの大好きなレパートリーで、空腹の夜にこんなに美味しいものを無条件で出して貰えることに密かに感動を覚えた。
ところで、オレ達は『ガーリック』が好きだが平日は『ガーリック』を食べない。
だから昨日の料理には入っていなかった。しかし明日が休日(土曜日)である今夜の料理には入っていた。オリーブオイルで香ばしく焼き上げたガーリックが、ツナと鷹の目にたっぷりと混ざって。
「ガーリックは身体に良いからいつもより入れたんだ」
「最高だ。美味すぎて泣けてくるぞ」
「あはは。これは簡単だから、またいつもでも食べたい時に作るよ」
食事の後片付けはオレがやろうと思っていた。
だがオレが皿を持ってキッチンに行こうとしたら奴が止めた。「オレがやるから休んでいて」と言って。
本当にもう何の心配もないぐらい治っているのだが。余り過保護にされると牛になるぞ(牛柄の猫になりたい)
結局、オレは奴の片づけが終わるのをリビングで待った。今日買って来た本(ねこあつめ ねこだらけ図鑑)を読みながら。
やがて奴は戻ってきた。ムーミンのタンブラーに注いだアイスコーヒーを持って。
「お疲れ様」とオレは声をかけた。
すると奴は「皿を洗って手も良く洗ったんだけどね」と言い出して、手をオレの顔に近付けた。
「なんだ?」
「ガーリックの匂い、まだ付いているよね?」
「ああ……」
オレは奴の手を取って猫のようにクンクンと嗅いだ。
それはとても香ばしくて良い匂いで、さっき食べたばかりのスパゲティのおかわりをしたい衝動に駆られた。
「おかわりは、もうないよな?」
「材料もない」
「凄く美味しかったんだ」
「良かった」
「この匂いを嗅ぐとまた食べたくなる」
「もっとソースを作って置けば良かったね。でもこのソースは作りおきすると味が落ちるよ」
「そうだな。じゃあこの匂いだけで我慢する」
「ごめんね」
「舐めたら味もするか?」
「しないよ!」
オレが舐めるフリをして奴の指にキスをすると奴は笑い出した。
ガーリックの匂いで戯れるなど、週末を迎える夜にしか出来ない遊びだ。
オレは一つ提案をした。
この堪らなく食欲をそそるガーリックを香ばしく焼いて貴方の○○に擦り付けたら、美味しくフェ○○オが出来るのではないかと。
しかし奴の答えは、
「お前のに擦りつけてお前が自分で舐めて」
ガーリック風味のアレをセルフフェラするオレってどうだろう?
変態としては一歩前進できそうだが、ナルシストとしては大幅に後退するような気がしたので辞退を決めた。
「やるなら動画を撮ってあげようと思ったのに」
「貴方は爆笑してまともに撮らないだろう」
「あははは。ところでお前は自分のを舐められる?」
「……実は以前な」
とオレは過去のマゾ的体験を奴に語ったのだが、その内容はまだここでは秘密にしておこう(笑)
もしも「どうしても知りたい!」という方が居られましたら、バナーor拍手クリックでリクエストをお寄せ下さい。ただし、その日の更新は変態性に満ちるものになることは予めご了承ください。
==========
一昨日のエントリーでは多くのリクエストを頂きました。
長らく休止していたにも関わらずたくさんの方からコメントを頂けて嬉しかったです。
そして、最も多かったリクエストは……すみません、本当は判っていました。過去語りだと。
予想していた以上に書き難い部分があったり、小説形式にしなければ良かったと後悔したり、色々と思うところはあるのですが、書き上げたい意思はあったので、来週中には再開します。
つくづく、旧ブログを削除しなければ良かったです。当時は色々とあっての判断でしたが、削除だけは堪えるべきでした。けれど今や後の祭りなので前向きに書きなおします。
という訳で、
今週もお疲れ様でした。
楽しい週末をお過ごしください。休日中にも良い事があるように祈っています。
では、今宵も心安らかに幸せな夢を。
おやすみ。
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暫く振りに、ごきげんよう。
お久しぶりです。
猫のうんちの話を最後にして放置するのも何なので再開させて頂きます。
先月の下旬にオレは上司と親密に飲んだ(妖しい親密さではない。会話に含まれる情報が濃密だっただけです)、その数日後にその上司が肺炎に罹っていた事が判明した。
それを聞いたオレはギョッとした。
何しろ上司と飲んだ翌日に喉が痛くなって、その数日後には胸に痛みを伴う酷い咳き込みをしていたのだから。
オレは部下達に追い出されるようにして病院に行った。
そこは会社のすぐ近くにある初めて行く病院だったが、最初の軽い問診の段階で「多分そうだね」と言われた。で、最終的な検査で肺炎が確定してしまった。
「質問ですが、オレも誰かに感染させてしまった可能性はありますか?」
「あります」
「オレの症状は軽いとのことですが、では既に誰かに感染させている場合、その相手も軽いですか?」
「それは判らないね」
病院を出てからオレはすぐに奴にメールした。『喉は痛くないか? 咳は出ていないか? もしも少しでも症状が出ていたらすぐに病院に行くんだ!』と。そして同様の内容を会社の人間にも送った。
帰宅すれば奴が「おかえり、大変だったね!」と言ってオレを出迎えてくれた。だがオレはサッと顔を背けて自分の口を手で覆った。
「離れてくれ。咳が止まるまでは近付くな」
「大丈夫だよ。あれだけゴホゴホしていたお前の側にいたのに大丈夫だったんだから」
「いや、判らないぞ。肺炎には潜伏期間がある」
「いつもお前からはうつらない」
「ダメだ。風邪よりも肺炎の方が感染の確率が高いかもしれない。完治するまで家の中でもずっとマスクをするぞ」
取り敢えず奴は了解した。
少し不満そうに唇を尖らせていたが、オレだって出来ることなら『お帰りのキス』ぐらいしたかったぜ。
ところで、生まれて初めて肺炎というものに罹って、風邪との徹底的な違いを味わわされた。
その違いとは、倦怠感。
身体のだるさが半端じゃなくて、熱や喉の痛みが落ち着いてからも思うように身体を動かせなかった。
ちょっとした外出にも疲れて、例えばスーパーで買い物をしただけでもう立っていられなくなり、暫くベンチに座らなくては再び立ち上がることが出来なかった。
「すまない、すぐに動けるようになるから」
「良いよ。喉は乾いてない? そこで何か買ってくるけど?」
「そうだな……。じゃあ水を」
「判った。ちょっと待ってて」
日々身体を鍛えているナルシストとしては非常に情けなかった。いつもスーパーの椅子には子連れの方やご年配の方ばかりが座っているのでオレには相応しくなかった。
これでオレが華奢な美少年なら行き交う人々に「あら、あの子ったら具合が悪いのね……」と同情して貰えたかもしれない。しかし頑丈な身体をして人相が悪いものだから「良い若いもんが座り込んで。お年寄りに席を譲れ」という避難の視線を向けられているような気がしてならなかった(コンプレックスによって身に付いている被害妄想)
「オレがずっとここに座っていたら邪魔になるな」
「誰もそんな事は思ってない。もしも誰かが何かを言ってきたらオレが言い返すよ」
オレの呟きに対して奴はそう言った。
頼もしくて惚れ直した。
しかし椅子から立ち上がって帰ることにした。マスクはまだ離せないので必要以上に接する事はできないが、それでも家に帰って奴の傍で静かに過ごしたくなったから。
「薬が効いてきて少し眠いんだ。座っているよりもゴロゴロしたい」
「ああ……。判った、じゃあお茶を飲むのは家に帰ってからにしよう」
「今日はコーヒーが良いな。アイスコーヒー」
「良いよ。作ってあげる。でもカフェインを取ったら良くないんじゃない?」
「どうしても飲みたい」
「はいはい」
そんな感じで2週間が経過した。
お陰で今は軽い咳が残っているぐらいだ。
しかしそんな日々の中にも楽しいことは幾つかあった。
フラフラになりながらジブリ美術館に行ったこと、ボストン君が見舞いを兼ねて土産を持ってきてくれたこと。
しかし数ある中でも一番楽しかったのは……。
猫みたいになって奴の膝枕でゴロゴロしていた時に、奴の靴下に小さな穴があいているのを発見して指を突っ込んだことだ。
「穴があいてるぞ」
「え」
「これ」
「あっ、ダメだよ。指を入れたら穴が広がる」
「どうせ捨てるんだろう?」
「縫うんだよ」
「物持ちが良いな」
「だってまだキレイじゃない。だから指を突っ込んじゃダメ」
「面白いから嫌だ」
「こらー! ああ、大きくなっちゃった!」
「はははは、やったぜ。もっと突っ込んで大きくしてやる」
「もう! 手の付けられない猫みたいだ!」
こんなガキみたいな事をしている時が一番幸せだな。
もっとも、そんな一時に付き合ってくれる奴がいるお陰だ。今回の件も、奴への感謝を忘れちゃならないな。
==========
と言う訳で、
復帰エントリーの内容はSM超大作にしようと決めていたのだが、ただのノロケになってしまいました。
身体を完治させないと呑気にSMも出来ない。
皆さんも日々の幸せの為にも体調にはお気を付け下さい。今も肺炎に似たような酷い風邪が流行っているようなので。
では、今宵も心安らかに楽しい夢を。
今後のブログの更新に付いてだが……何かリクエストがある方がいらっしゃいましたらご連絡下さい。可能な限りに対応させて頂きます。
おやすみ。
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