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外食と家ご飯、どちらが好きだ?
Wed.29.04.2015 Posted in 恋愛
祝日前の深夜に、ごきげんよう。

今日は疲れた。
昨夜から緊急の要件が立て続けに入って、ほとんど休憩なしで労働した。
食事もまんぞくに取れなくて、移動中に買って食べたカロリーメイトが物凄く美味しく感じた。普段はああいう食物は美味いも不味いもないと思っているのに。

もうあんな圧縮状態にまで詰め込んだスケジュールは御免だぜ。
だが、そんな最中に受け取った奴からのLINEは嬉しかった。

『熟しすぎたバナナがあったよね? あれでバナナのパウンドケーキを作った。あと、お前が帰って来た時にほうれん草のキッシュがあったら嬉しい?』

そんなの訊くまでもない。
たとえ飢えてもいない日であったとしても嬉しいに決まっている。

オレは『嬉しい』と返事を送った。『23時には帰宅する。楽しみにしている』と。
『判った』と奴から返事が来た。オレは暫しその文字を眺めた。今朝の喧嘩を申し訳なく思いながら。

ああ、実は今朝、オレ達はつまらない事でLINEで喧嘩をした。
悪いのはオレの方だ。奴が自炊をすると言っているのに外食に誘って、いつまでも健康を無視した食生活と浪費を繰り返していたせいだ。

自分が悪いとオレは判っていた。だが多忙のせいで苛立って奴に言い返した。『じゃあオレが誘った時に喜んで付いて来る貴方は何なんだ?』と。

奴はオレの誘いを断らない。
オレの楽しい気分に水を差すまいとして。

オレは奴のそんな遠慮をちゃんと判っている筈だった。
それなのに嫌な事を言った。
帰宅したらすぐに謝るつもりだった。だが奴の方から先に声を掛けてくれた。しかも美味しい夜食まで作ってくれて。

『今朝はすまなかった。これからは出来るだけ自宅で食べよう。オレが忙しい日は貴方を頼る事になるが、良いのか?』

奴の『判った』の文字を暫し見つめた後、オレはそんな文章を奴に送った。
奴からの返事は、某銀行のマスコットキャラの猫が『OK!』と言っているスタンプだった。

微笑ましくなってオレはニヤニヤしてそのスタンプを眺めた。
今夜の帰宅は遅くなるが、美味しい夜食とデザートのお礼に、奴の大好きなフルーツを買って帰ろうと思った。

しかし幸いな事に、オレ達の喧嘩はその程度だ。
必ずその日の内に仲直りをする。今回は例外だったが、ほとんどの場合はオレの方が先に折れる。奴と険悪な状態でいるよりも楽しく過ごしたくて「オレが悪かった。機嫌を直して欲しい」と謝る。すると奴はすぐに許してくれる。笑顔になって、「オレの方こそ悪かった。ごめんね」と。

浮気で喧嘩をする事は、まずない。
何故ないかと言うと(何故オレ達が浮気をしないかというと)、少なくてもオレはたった一度の浮気が命取りになるかもしれないことを良く知っているからだ。

そして失った相手の気持ちはもう二度と取り戻せない事も知っている。更に、それに猛烈に悔やんで地獄の炎で焼かれるが如くに苦しむハメになることも。過去のオレは相当な馬鹿だったから。だが、大切な相手を失う恐ろしさを早い内に知れたのは幸運だったように思う。

その話は横に置いて、
奴の焼いてくれたキッシュとパウンドケーキはとても美味しかった。空っぽの腹が満たされれば歓喜の余りに涙が出そうになった(笑)

「美味い! ほうれん草ってなんて美味いんだ。幸せで死にそうだ」
「大袈裟だね。こんなの簡単に出来ちゃうんだよ」
「材料は色々と使っているよな? ほうれん草とチーズとポテトと……」
「あとはね……」

そんな話をしている内に明日の献立まで決めてしまった。
明日は祝日でオレも奴も休みだが、外食はせずに家で作って食べる事にした。どうせ仕事の日はほとんど外食なのだから(会食やデートも含めて)

それにしても奴は器用に料理を作る。
パウンドケーキに使われたバナナは、もう真っ黒で捨てるしかないと思っていたのだが、なるほどちょっと時間を使えばあんなに美味しいお菓子になるのだな。

今まで、自炊しようと思って買ったのに自炊が出来なくて、古くなって捨ててしまった食材が結構あったが、今後はそんな無駄遣いをしないように気を付けよう。鞭を持った勿体無いお化けに折檻されてしまう。

「お前とお洒落なレストランでデートをするのは好きだよ」
「オレもだ」
「でもこうして色々な話をしながら家でゆっくりと食べるのも好きだよ」
「オレもだ」

なんだ、オレは奴と同じように外食料理も自宅料理も好きなんじゃないか。好きなくせに作るのが面倒臭い(あるいは出来上がるのを待つのが面倒くさい)というだけで拒んでいたのは勿体無い。ましてや、それで喧嘩をするなんて馬鹿げている。

これからはオレと奴の意見が本当に違っているのかどうかを確認してから喧嘩したい。いや、喧嘩はやめよう(笑)

==========

という訳で、
健康を気遣ってくれる人がいる内が華だよな。
その華にそっぽを向かれないようにライフスタイルの向上を頑張りたい。

皆さんも毎日、身体の良いものを食べているか?
ご自身の幸せの為に、大切な人との楽しみの為に、健康を支える食生活を怠りませんように。

明日の祝日も皆さんにたくさんの良い事がありますように。
明日は自宅で料理をしながら皆さんの幸運を祈っています。

では、今宵も心安らかに幸せな夢を。
おやすみ。 

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ダメ親父な日々
Mon.27.04.2015 Posted in 恋愛
日曜日の深夜に、ごきげんよう。

週末の時間の流れとは早いものだ。
だが今日はそんな事よりももっと虚しい出来事があった。

実は、つい先日新しいソファを買ったのだが、三毛子がそれで爪とぎをして穴をポツポツと開けてしまった(泣)

革張りで固めの作りが三毛子の爪にフィットしたのだろう。
オレがビールを飲みながら持ち帰った仕事をしていたら、何やらバリバリという音が聞こえて来たのでそちらを見たら、三毛子が快適そうにソファで爪を研ぐ姿が目に飛び込んできた。

「あああ!!!」

オレの声に驚いて三毛子は逃げて行った。それとほぼ同時に奴が「どうしたの!?」と入って来た。

「三毛子を驚かせてしまった……」
「何? 何があったの?」
「三毛子がそのソファで爪とぎをしたんだ」
「ええ!? ……ああ! ソファに引っかき傷と穴が!」
「まさかの事態だ。ソファカバーを掛けたほうが良いかな?」
「三毛子にダメって教えた?」
「いや、猫なんだし。驚いて逃げたところを叱ったら可哀想だ」
「もうー。やっちゃいけない事をやった時に言い聞かせて躾けないとダメなんだよ。後で叱っても猫は何の事で叱られているのか判らなくて、訳もなく怒られたと思って傷付くんだから」
「そうだったな……」

奴は猫をこよなく愛しているが、それ故に猫の躾をしっかりとやる。決して感情的になって怒ったり暴力を振るったはせずに根気強く言い聞かせる。
だがオレはダメだ。親バカすぎてベタベタに甘くなって何でも「良し良し」にしてしまうので度々奴に叱られる。

奴は大変だな。猫の事もオレの事も躾けなくてはならなくて。

オレは躾けるよりも躾けられる方が向いている。
しかしオレが甘やかしすぎるせいで奴と三毛子を困らせたら申し訳ないので、今度また三毛子が爪とぎをしたら「めっ!」と言おう。それで三毛子がつぶらな瞳でオレを見上げたら「右目っ!左目っ!」とか言って叱った事を誤魔化してしまいそうだが。

取り敢えずソファカバーを買うことにした。

ソファの表面に穴が開いてしまったのは残念だが、良く良く確認しないと判らない程度の穴なので別に構わない。
なんて事を言ったらまた奴に叱られた。「構わないじゃないの。ソファで爪を研ぐ習慣を付けさせたらダメ!」と(汗)

オレはダメな親だ。
だがこんなダメ親父であっても三毛子は物凄くオレに懐いてくれているので嬉しい。

相変わらず、オレが寝る時には必ずオレの腕に抱き付いて来る。相手が人間であれ猫であれ、あんなにも安心して甘えられると聖母のような気持ちになってしまう。

そんな訳で今夜はこれから三毛子とオネンネだ。
今日もとにかく色々とあったが、三毛子のほわほわの毛並みにもふもふすれば、どんなに理不尽な事があっても万事夢のごとしだ。

皆さんも心地良く眠られているか?
今週も実り多き幸運な一週間となりますように。

そして夜には癒やされて楽しい夢が見られますように。
おやすみ。

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愛の魔法は貴方の存在
Sat.25.04.2015 Posted in 恋愛
土曜日の夜に、ごきげんよう。

昨夜は奴の友人のマンションに泊まった。
ご友人の深刻な恋愛の問題に悩む姿を見てしまったら放っておけなくなって、相談に乗ったり食べたり飲んだりしていたら奴が疲れて眠ってしまった。

「彼は健康的だな」
「君こそこんな時は良く眠るべきだ」

オレが彼の肩をポンと叩くと、彼はその場にパタリと倒れた。
思い切り泣いたのと強いウイスキーが効いたようだった。
だが彼は眠りに落ちる前に言った。「どうしても彼女を諦められないからジャパニーズ縁結びの神社に連れて行ってくれ」と(原文のままではありません。気晴らしに何処かに行くついでに恋に効く神社にも寄ろうと誘ったのはオレの方だった)

そんな訳で、
今日は東京で有名な縁結びの神社、『東京大神宮』に行ってきた。
なんでもここは神前結婚の儀式を創設し、日本ではじめて神前結婚を行った神社そうだ。

そんな由緒正しい神社ならばきっと良いご縁を結んでくれるだろうと彼を励ました。
しかしお互いに取って良縁ではない場合は復縁は望めないとも言っておいた。けれどその場合はより良い縁を結んで貰えると、神社参拝ハウツーの基本を彼に説明した。

境内には良縁や復縁を願う若い女性やカップルがたくさん集まって、熱心に絵馬や願い分を書いていた。
そして今日は結婚式も行われていたので、「ジャパニーズ女神様を祀る神社で結婚式の花嫁を見るのはとても幸運なんだぞ」と教えてやったところ彼は物凄く喜んだ(笑)

「オレも参拝しておみくじを引いてくる」
「オレも」

彼が願い文などを書いている間、オレ達も仕事等で良いご縁が結ばれるようにと祈った。
オレは奴との縁がこれからもますます良い結び付きになるようにと願ったが、奴も同じような事を願ってくれたようで嬉しかった。

「あと猫達の事も祈ったよ」
「オレもだ。猫様と三毛子が仲良し兄妹になりますようにって」
「オレと同じだ! オレ達みたいに仲良しになって欲しいね」
「そうだな。4人(2人&2匹)揃ってリビングで団欒するのが夢だからな」

胸が焦がれるような愛を分かち合うのも良いものだが、いつまでも仲良く過ごせるのも尊い幸せだな。オレには奇跡と思えるような喜びだ。

オレは彼を見守りながらステキな縁に結ばれるようにと祈った。
惚気ける訳ではないが、オレ達ばかりがこんなにも安泰な愛に恵まれて申し訳なく思いながら。

2015_04_25_2.jpg
■皆さんにも縁結びのご神徳が行き渡り、良縁復縁が叶いますように!

参拝を済ませた後に赤福を頂いた。こんなところで赤福が振る舞われていて驚いた(東京大神宮は伊勢神宮の遥拝殿として創建され『東京のお伊勢さん』と呼ばれている関連で寄付御玉串随意で赤福とお茶を頂ける。美味しかった)

昼過ぎに彼と別れて、オレは車の中で奴に言った。

「もしも貴方のご両親に貴方を取られたら、オレは貴方の家に忍び込んで貴方を盗んで来てしまうだろうな」

奴は「え!」と言った後に物凄く照れた顔をした。オレがそんな事を言うのは意外だったろうか?

「本当?」
「ああ、昨夜からずっとその計画を練っていた。足音を消して歩くのはバレエ経験者だから自信がある。だが貴方に拒否されたら絶望するから貴方をクロロホルムで眠らせる事にした」
「ええー! 拒まないからクロロホルムなんていらないよ!」

そうしなくては寂しくて死んでしまうだろうから本当にそうするだろう。例え神様が「これは良縁ではない」と判断しても納得できない。何がなんでも取り返す。奴の友人には参拝の前に、あんな良い子ぶった説教を垂れたくせに本音はこれだ。

==========

今日はゆっくり家で過ごすつもりだったが、こんな予定変更も悪くない。
明日はまた休日出勤だが元気に夕方まで頑張れそうだ。

皆さんも楽しく休日を過ごしているか?
明日の日曜日も朝から晩まで楽しい時間で埋め尽くされるように祈っています。

それからお披露目が伸び伸びになっていたレシピを、このエントリーの最後<今日の追記を読む>に載せておきます。
和風パスタがお好きな方の献立の1つになれば幸いです。

では、今宵も心安らかに幸せな夢を。
おやすみ。

今夜はオレもこれで休む。
今夜は三毛子には一人寝させて、オレは奴と寝室で寝る日だ。
奴の細い腰を撫でながら寝るぞ。

もう一度、おやすみ。

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いつか貴方を猫バスに乗せたい
Fri.24.04.2015 Posted in 恋愛
良い天気だった日の夜に、ごきげんよう。

今日はオレも奴も半休だったので数年前からデートをする約束をしていた『三鷹の森ジブリ美術館』に行ってきた。
今まで『ジブリの森美術館』かと思っていた。そして吉祥寺にあるのかと思っていた。無知すぎるな(汗)

2015_04_23_0.jpg
■井の頭公園の中に佇む森の美術館。見た目はこじんまりとしているが、その中は……。

「まさかオレがここに来る事になるとは思わなかった」
「オレとの約束は本気じゃなかったの?」
「いやそうじゃなくて、約束は守るつもりだったが実感が沸かなかった。だいたいジブリ映画って貴方と付き合う前は一度もまともに観たことがなかったしな」
「ああ、なるほどね。でも良いものでしょう?」
「そうだな」

客のほとんどは子供かと思っていたが大人の方が多かった。
おまけに外国人客もたくさん来ていて海外での人気を伺わせていた。

館内は撮影禁止。
理由は『物語の主人公になるには、カメラを向けるのではなく、この空間をご自分の目で見て、体で感じてください。』

「へえ、凄いな。映画のパネルが展示されているぐらいかと思ったら、これはかなり美術性の高い……」
「ね、なんてステキな空間なんだろう。煙草、鉛筆、木製のデスクや紙の臭いまで感じ取れそうだ。それにこの絵コンテ、凄い技術だ」
「ああ、気が遠くなるような作業なんだろうな。まるで職人芸だ」

オレ達は時間を忘れてじっくりと館内を見て回った。
パンフレットで確認する限り小規模な建物だったので1時間もあれば十分に見て回れると思っていたが、実際に要した時間は2時間半だった。

更に10分ほどのムービーの上映もあり、見終わった時には自然と拍手を送っていた。
それにトリッキーかつファンタジックな作品も多数あって、そのカラクリを明かそうと奴と共に夢中になった。

加えて、猫バスをはじめとしてたくさんの猫がいて、それもオレ達を熱中させる要素となった(笑)

「子供になって猫バスに乗りたいね」
「これに乗りたいのに乗れない大人達の為にタイムマシーンの開発を急ぐべきだ」

奴は羨ましそうに猫バスを眺めながら、さっきショップで購入したニタリコウモリのストラップをぷらぷらさせた(猫みたいな顔のコウモリ)

来世になってもまだタイムマシーンが開発されていなかったら、オレは奴の為にタイムマシーン開発研究所に就職してやろう。来世の子供の時にジブリ美術館に来てしまった方が早そうだが。

ちなみに館内で一番混雑していたのはショップ『マンマユート』と、レストラン『カフェ麦わらぼうし』だった。

今回は会社でランチを食べた後に来たのでレストランには行けなかった。だから次回はレストランで食事をしようと奴と約束した。何やら可愛らしいメニューがたくさんあるそうなので。

今回は帰る前に野外のテーブルで、チーズドッグ(一個を半分に切ってもらって奴と食べた)、大鍋で煮出した麦茶(80円とお得価格)、ソフトクリーム(河内晩柑とミルクのミックスで爽やか!)などを摘んだが、夕暮れた景色にも似合う和んだ味だった。

2015_04_23_1.jpg
■野外にあるロボット兵の前には記念撮影の為に並ぶお客さんがズラリ。しかし5分待ちぐらいでオレ達の番になった。前売りチケット制で入場人数を制限している為に大行列にならないのが嬉しい。

「猫バスが子供だった頃の話のムービーもあるんだね」
「観たいな」
「また来てくれる? 」
「良いぞ。それが上映される日にまた来よう」
「ありがとう」

美術館から出る階段を下っている時にそんな話をした。
オレも猫バスの映画が観たかったので約束したのだが、実はもう1つの理由があって再び訪れたいと思った。

それは、奴に似合うアクセサリーを見付けたからだった。
今日買ってしまおうかと思ったが、どうせならサプライズにしたかったので、それは次回(何か口実を考えてちょっとだけ奴と別行動を取って)こっそりと買おうと決めた。

今日はジブリ美術館紋章クッキーとビンあめとストラップを買った。
きっと週末に開けると思うので、その時にまたこのブログで中身などをお披露目したい(笑)

「楽しかったね」
「良い半休になったな。お陰で明日も頑張れるぜ」
「オレの趣味で付きあわせちゃったけど、本当に楽しかった?」
「ああ、とっても。ここに住みたいと思ったぐらい気に入ったぞ」
「ふふふ、良かった」

暗くなり始めた森の中、オレ達は手を繋いで歩いた。
「トトロが歩いていないか?」とオレは言ったが、残念ながらあの大きなお腹を見つける事は出来なかった。

「次回に期待しよう!」と奴は言った。
「そうしよう」とオレは答えた。

次回も本物のトトロには会えないかもしれないが、少なくとも次回は……。いや、これはネタバレになるので次回の訪問の後に書こう。

==========

という訳で、
良いもんだな、童心に戻れる場所。
自然の香りのする場所ははじめて来た場所であっても懐かしい思いがする。

奴はそういうところが好きなのだろう。
オレも好きなので、奴が行きたがるところはいつもオレも好きになる。

皆さんもたまには思い切り気分転換を楽しんでいるだろうか?
今週も週末が近い。
おまけに今週末は天気が良さそうだ。
今週末も皆さんが楽しくリフレッシュできるように祈っています。

では、今夜も心安らかに幸せな夢を。
おやすみ。

■お詫び:今日は奴とべったりだった為にまたも和風カッペリーニのレシピを教えて貰うタイミングを逃しました。明日こそ必ず書かせて頂きます。申し訳ありませんm(__)m

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水曜日のネコを飲みながら雑談
Wed.22.04.2015 Posted in 恋愛
<みけこっこー>

三毛子は相変わらずオレの鼻をかじる。
早朝、お腹が空くと催促するのだ。早く朝ご飯をくれとオレの鼻や眉をガジガジと噛んで。

2015_04_21_1.jpg
■三毛子宅配便でお届け物です! 我が娘のように溺愛しています。可愛い過ぎて辛いぐらいです。

「良い目覚ましだね」
「可愛い目覚ましだ。休日は2時間ぐらい遅く噛んでくれると嬉しいんだがな」
「お前は気を抜くと遅寝遅起きになるからちょうど良いよ」

奴はそう言ってクルリとオレの方を向き、「みけこっこー! ガジガジ」などと言いながらオレの鼻先にチュッチュとキスをした。

てっきり噛み付かれるのかと思って驚いた(笑)
オレはそのまま奴を抱き締めてベッドに転がって、奴がしてくれた以上のキスを返してやった。

それにしても『みけこっこー』とは可愛い。
明後日は半日休暇なので、毎朝寝起きの悪いオレを根気強く起こしてくれる三毛子に新しい玩具を買ってやろう。楽しく遊んでくれますように。


<三毛子の背中の猫>

奴が休みだったとある平日。
オレがランチからオフィスに戻った頃、奴からLINEが来た。

『三毛子の背中に猫がいるよ!』

……え?

それがどういう意味なのか判らず(あるいは、三毛子の背中に猫様が乗ったのかと思って驚き)、オレはすぐに奴に返信した。すると、

『お前は気付かなかった? この写真を見て。三毛子の背中に猫の顔!』

2015_04_21_2.jpg
■確かに三毛子の背中に猫マークが!

しかし不思議だった。
オレは奴よりも三毛子の傍にいる時間が長いのにこの猫マークに気付かなかった(そして奴が先に気付いたのがちょっと悔しかった。ヤキモチ。笑)

帰宅してから確かめたのだが、この猫マークは三毛子が身体を横にしている時にしか見られない。座っている時はマークが縦に伸びてしまう為に猫に見えないのだ。

「ますます可愛い」
「ハートみたいにも見えるね」
「この写真を色々な人に回して良いか? 自慢したい」
「親バカだねー」

オレは早速、親しい友人達に惚気けメールを送った。
サブジェクトを『大変だ! オレの猫が可愛い!』としたのだが、全ての友人が好意的に『そうだね』とか『マジ可愛いな!』とか返してくれたので嬉しかった。ボストン君ですら『良かったな』と。

オレは猫にも友達にも恵まれている。恋人にも。


<北海道へ行ってらっしゃい>

ボストン君がゴールデンウェーク前に北海道に行くと言った。
向こうに住むお客さんに呼ばれて花見をしながらゴルフを楽しむそうだ。なんてゴージャスなのだろう。

「オレも行きたい」と言えば、
「良いぞ」と彼は言った。ゴールデンウェーク前に連休を取るなど絶対に無理だと知った上で。

「ずるいよな」と奴に言えば、
「大丈夫、彼は必ずおみやげを買ってきてくれるよ」と奴は言ってボストン君に笑顔を向けた。

ボストン君は少々面食らったように口を噤んだ。
しかし「そういう事は言うもんじゃない」と奴を横目で見て笑った。

その状況はちょっと可笑しくて、しかし良い感じだった。

オレが大切に思う人達が仲良くしている姿というのは本当に良いものだ。恋仲になられたら困るが、オレはボストン君と奴の遣り取りを見るのが大好きだ。たまに自分は口を噤んで二人が会話する姿を眺めていたくなるぐらい。

ボストン君の出立は休日だから見送りに行こう。
オレの場合、土産よりも土産話の方が好きだが、可愛らしく土産を期待する振りを見せながら「行ってらっしゃい」と言っておこう。

だが春の北海道は毛ガニ(堅ガニ)のシーズンだ。
それが土産だったら物凄く喜んでしまうだろう(笑)

==========

という訳で、
他にも書きたい雑談があったが、また後日に。

それからツイッター(@R_agna)で、先日の和風カッペリーニのレシピのリクエストを頂いたので明日の更新の際に書かせて頂きます。とても簡単なのに美味しいので、パスタ好きな方の参考になれば幸いです。

さて、明日も三毛子にカジカジされるのでそろそろ寝ておこう。
明日も皆さんにとって幸運な1日になるように祈っています。

では、今夜も心安らかに楽しい夢を。
おやすみ。

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ソルベは溶けて隠し事が現れた
Tue.21.04.2015 Posted in 恋愛
先日、奴と夜景の綺麗なレストランに行った。
まずはモエ・エ・シャンドンで乾杯をして、新鮮なシーフードをつまみながら白ワインを飲んだ。

2015_04_10_3.jpg
■上の子供の頃に食べたアイスのようなものは三種のソース。ウニは生ではなくフラン。

色々な話題が出た。
休日の事、仕事の事、趣味の事。
それから奴は語った。奴の友人夫婦が大喧嘩をして別居寸前になった話を。

「で、どうなったんだ?」
「旦那さんが家を出て行くって言い出したら奥さんも出て行くって言い出したんだ。それじゃ意味が無いだろうって言い合っていたらバカバカしくなって仲直りしたって」
「ははっ! あるよな、そういう喧嘩の終わり方って。平和に済んで良かったじゃないか」
「そうだね。そういえばオレ達もあったよね」

と、奴は懐かしい事を話し出した。
お互いに『誰かの傍で暮らす』というものに不慣れで、幼い諍いを繰り返していた頃の話を。

「……それでお前は上着も着ないで外に飛び出した」
「ああ……」
「でもすぐにオレにメールを寄越した。『オレはもう今夜は帰られないから先に寝てろ』って。わざわざそんなメールをくれるなんて、お前は本当は……ってピンと来た」
「ピンって何だ?」
「追って来て欲しかったんでしょう? オレがお前を探しに外に出たら、お前はマンションの階段に座ってるし!」
「そんな大昔の話を思い出すなよ!」
「あははは、照れて顔が赤いよ。お前はオレと喧嘩をすると凄く寂しがりになるよね」
「オレが悪かったよ。だからもうそんな恥ずかしい話は止めてくれ」
「うふふ。判った。オレの心の中に仕舞っておく」
「厳重に仕舞って、もう二度と取り出すなよ」
「ふふふ」

奴はワインに酔って楽しそうにウフフ笑いを繰り返した。
オレはたっぷりとグラスに注いだワインを一気に飲んだ。こっ恥ずかしい話を忘れようとして。

過去のそういう出来事は何であんなにも愚かしいのか。当時は必死に感情的になっていたのにな。本当に恥ずかしい。

2015_04_10_1.jpg
■ゴボウのムース。和のゴボウの風味がふわりと漂うクリーミーなお味だった。

その夜はそれで帰宅する筈だった。
新鮮なシーフードを食べて美味しいワインに酔って、楽しい気持ちを家に持って帰って。

しかし思わぬハプニングが起きた。
少し前からオレに意味深な言葉を掛けて来ていた男がオレ達のテーブルの前を通り、そこにオレがいる事に気付いて立ち止まった。

なんて困った偶然なのかとオレは驚いた。
だが何か秘密を抱えている時に限ってこんな事が起きる。平穏な日々に波風を立たせるのが好きな悪趣味な神様が存在しているとしか思えない。

そういえば彼はこの近くの会社に勤めているし、そのレストランを仕事で利用していると言っていた。
しかしこんな偶然は露ほどにも予想していなかったしし、オレは今や他の男にどんなに誘われても不動の態度を保って『関係ない』と思っていたので、すっかり忘れていた。

オレは少しも隙を見せていないつもりだが、何だかその男だけはしつこくてな(汗)
ガタイの良い人相の悪いマゾ男が好きな趣味の悪いサディストなのかもしれん。オレは外ではサドキャラで通っているが、真性サディストが見ればどマゾだと判るようだしな。

ともあれ、そんな潔白な状況なのでオレに動揺する必要は一切なかった。
しかし相手が何かおかしな事を言い出さないかと不安になった。オレが可愛い男とにこやかに食事をしていれば、きっとそれはデートであるとバレるだろうから。

「こんばんは、すれ違いですね。オレは帰るところです」

オレは手に取った伝票を彼に向けた。
相手にロクに会話をする隙を作るまいとしての台詞だったが、それは正解だったようだ。

もっとも彼はレストランのマネージャーに席を案内されている途中だった。店の人間がいる前で不用意な発言など出来る筈がないので、少しでも動揺したオレが馬鹿だった。

彼は軽く片手を上げて「おやすみ」と言って、その後に奴に向かって頭を下げた。
オレはホッとした。二度とプライベートではこの店を利用するまい思った。奴は気に入って「また来たい!」と言ったが(汗)

2015_04_10_2.jpg
■右側のオリーブも風味豊かだったが、ムースのようなバターも忘れがたい美味しさだった。

「仕事関係の人?」
「ああ、◯◯社の子会社の◯◯なんだ」
「へえ。そういえばそんな感じの人だね。日本人には珍しく鮮やかなパープル色のベストを着ていた」
「良く見てるな」
「ステキだったからね」
「ステキってあの人が? 好みなのか?」
「何言ってるの。ベストの事だよ」

何もやましい事のないオレは彼の名刺を奴に見せた。
奴は物凄いヤキモチ焼きなので(オレはそれ以上だが)ちょっと心配だったが、何も気にしていないようだった。

まったく何でオレがあたふたしなくてはならないのだか。
オレは彼の事を、洒落たセンスのお兄様だとは思ったが、それ以上のものはまったく感じなかった。

しかしまあ、(本気か冗談かは判らないが)自分にアプローチを掛けてくる人間が彼氏と一緒のところに現れたら動揺するもんだよな。
本気で焦った。彼が思ったよりは常識人であった事に感謝した。今後も仕事で何度か会う事になるが、プライベートで顔を合わせるのは御免こうむりたい。

2015_04_10_4.jpg
■リンゴのタルトとミルクのソルベ。満腹でも欲してしまうデザートは女王様のような存在。

==========

という訳で、
皆さんも困った偶然にはお気を付けください。

だが、ほとんどの隠し事ってバレるように出来ていると思わないか?
オレは特に嘘が下手なせいか(そして奇妙な程この手のことではタイミングが悪いせいか)、隠そうと思った事が次々とバレる。

他の男に言い寄られるような事があったらさっさと奴に言った方が良いのかもしれないが、どうも言い難くてな。オレにはその気がないのに嫉妬されたり、自慢していると思われたりして、実際に過去には(奴ではない彼氏に)過度にそういう事があってウンザリした。で、何となくこのブログにも書けないでいた。

ある意味、今回の偶然は良かったのかもな。不自然にならないように奴に彼の存在を紹介できて。
奴は物凄く勘が良いので、本当にまったく気づかなかったかどうかは判らないが(汗)

皆さんも余計なトラブルや不安に苛まれることなく、大切な人との平穏が保たれますように。
今週もそんな事を祈りながらオレも仕事を頑張ります。

では、今宵も心安らかに幸せな夢を。
おやすみ。

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■ch~nさんへ私信:お返事が遅くなって申し訳ありません。そんな理不尽なストレスはなかなか晴らせるものではありませんね。でもそれだけ迅速に仕事がこなせるところは大いに評価すべきです!要領の悪いオレの仕事を手伝って欲しいぐらいです(笑) この色々なことがおかしい社会の中、真面目にやるのは馬鹿げているのではないか…とオレも度々悩む事があります。そしてたまには物凄くいい加減に仕事をします。「やってられるか、ざまーみろ」と悪態をついて。解消法は、脳天気な超猫馬鹿になりきることかな。あとは身体を動かしたり、贅沢なものを食べて飲むことです。仕事をしているとたくさんの辛い事がありますがお互いに頑張りましょう。自分が幸せとなる目標をしっかりと作って、それを達成する為に。応援しています!

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座り心地の良いソファ
Sun.19.04.2015 Posted in 恋愛
今日は奴とソファを買いに行った。
何軒もの家具屋を回ったが、奴が一目惚れするソファを見付けられて良かった。

「理想的な座り心地とアイボリー色だ」
「ああ、探し回った甲斐があったな。固めで沈まない座り心地が良い」
「これに合わせたクッションも欲しい」
「良いぞ。淡いアイビーかグリーンが合いそうだ」

オレ達は少し疲れていたのだろう。購入を決めて在庫の確認を頼んだ後にはソファに座り込んでいた。喉も乾いていたので冷たいドリンクのサービスが欲しかった。程よい甘さのクッキーでも添えて。

「眠くない?」

不意に奴にそう訊かれてオレは頷いた。
実はさっきから眠かった。このソファに横たわって、あるいは向こうに見えるベッドに潜り込んで、一時間ぐらい眠りたかった。

「実は昨夜、三毛子が吐いてな……」
「何時ぐらい?」
「昨夜っていうか早朝だ。5時ぐらい」
「そうだったの……。またご飯が合わなかったかな?」
「たまに吐くのは仕方がないのかもな。で、今朝は7時ぐらいに鼻を噛まれて起こされた」
「ああ……。今夜はオレがお前の部屋で寝るよ?」
「いや良い。三毛子は可愛いから、そんな事があっても構わないんだ」
「お前は本当にミケルを可愛く思っているんだね」

オレは眠気によってボンヤリしながら話をしていた。恐らく奴も同じだった。まぶたを重そうにしながら低く静かな声で話をしていた。

「このままここに転がりたい」

唐突にオレがそんな事を呟けば、「そうだね」と奴は言った。
本当にそうしたらとても気持ち良く昼寝が出来たと思う。奴を抱きしめてソファに押し倒して、あと少しだけ猫の話をして引き込まれるように眠りに落ちれたら。

しかし無情な事に、その矢先に在庫の確認は終わってしまった。
オレ達は無事に好みのソファを手に入れたが、目の前の欲望(昼寝)は叶えられなかった。

「眠い……」

オレは顔を俯かせて大きなアクビをした。
すると奴はオレの肩に腕を置いてこう言った。

「帰りはオレが運転する。早く帰ろう。三毛子は喜んでこの新しいソファに飛び乗るよ」

いまだにオレの部屋の中だけで暮らしている三毛子の楽しみになるなら早く帰らなくてはならないとオレは思った。しかも久々に運転をするクールな奴の横顔が見られるなら、むしろ得した気分になれた。

「頼む」

オレは奴に車の鍵を渡した。
奴はそれを受け取る時にオレの手を握って「任せて」と言った。

やはり少しだけここで昼寝がしたかったと思った。
奴の心地の良い温もりに包まれて眠れたら、今週の寝不足も、明日の朝の寝不足も、たった一時間で解消されるような気がした。

==========

という訳で、
皆さんも十分に眠られているか?

休日ぐらい眠い時に眠れたら良いのにな。
その時だけは猫に変身できる能力がどの人間にも備わっていたら良いのに。そうしたら家具屋のベッドで堂々と眠れたものを(きっと営業妨害の関係でそうはいかんだろうが)

明日は日曜日だ。
引き続き皆さんが楽しい休日を過ごされるように祈っています。

そして今宵も良い夢を。
おやすみ。

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水晶の針
Sat.18.04.2015 Posted in SM・フェチ
細長い水晶が集まった大きなクラスターを床に落とした。
それはオレが26歳の時に、とある大学の教員からもらった物だった。

「折れちまった……」
「ああ、綺麗な水晶が……1つ、2つ……4つも」

唖然とするオレの前で、奴は折れてしまった数本の水晶を拾った。
愛着のあるものだったのでガッカリした。
だがクラスターを落としたのはオレだった。それの敷物がオレの服の金具に引っかかって、取った瞬間に床に落下した。

「針みたいだ」

オレは奴の手のひらの上に並べられた水晶を見てそう言った。

「そうだね、特にこれ。先がとても尖っている」

奴はそう言って、一番細身の水晶を摘んで自分の指先を軽く突いた。

「痛くないか?」
「ちょっとね」
「どれ」
「ほら、このぐらいだよ」

奴はオレの頬に水晶の先を軽く押し当てた。
チクリと繊細な痛みを受けて、オレはその冷たく硬い感触に恍惚感を覚えた。

「気持ち良い」

オレがそう呟くと、奴は赤い唇に笑みを浮かべて水晶をツっと動かした。
水晶は鋭利な感触をもってオレの頬の上を滑り、オレはますますマゾヒスティックな心地良さを覚えて背筋をゾクゾクとさせた。

「冷たいから余計に刺激的だ」
「そう……。お前が気持ち良いって感じているのが判るよ。オレをじっと見ているから」
「そうか。オレは物欲しそうな顔をしているか?」
「いいや、もっと冷たくして欲しいってオレに望んでいる」

奴はオレの目を見詰めたままシャツの上からオレの胸元を撫でた。
そして胸の突起を探り当てて、そこに水晶の先端を押し付けた。

ゆっくりと奴の手に力が加わり、それと共にオレの乳首に水晶の先が食い込んだ。
じわじわと、やがて鋭く、オレの左側の乳首は深い痛みに襲われた。

「目元を細めたね」
「そりゃあな」
「痛いなら許してって言ったら?」
「言えない」
「どうして」
「こうなったから」

オレは奴の手を取り、服の上から自分の男根に触れさせた。
その昂ぶりを確認して奴は微笑んだ。そしてオレの耳元で囁いた。「じゃあお前のシャツを脱がして直接こうしようか」

奴はオレのシャツのボタンを外した。
そして水晶の先を乳首から胸へ、胸から首筋へと辿らせていった。

再び頬に鋭利な感触を押し当てられた時、オレは自ずと「もっと力を入れて動かしてくれ」と言った。
「切れかもしれないよ」と奴は言ったが、オレは昂ぶりの余りにそうされる事を望んでいた。

「傷付けてくれ」
「ここに? こんな目立つところに傷を付けたらオレのものだって印になるね」
「そうしてくれ」
「また会社で変な想像をされるよ?」
「構わない。傷付けてくれ」

オレは首を後ろに逸らして目を閉じた。
冷たい水晶がオレの頬を切る瞬間を待ち、それが皮膚に食い込めば食い込むほど恍惚となり、それだけで射精しそうになりながら。

だが奴は傷付けなかった。
理由は過去に言っていた事──オレに痛みを与えるのは好きだが傷付けるのは好きではない。──そのせいだったのかもしれない。

「……傷付けてくれないのか」
「水晶はいくら尖っていても切れそうにないよ」
「つまらない」
「これでも?」

オレが不満を漏らすと、奴は露出させた乳首の中央に水晶を押し付けた。
十分な痛みだった。
オレは快感と苛立ちに掻き立てられながら自ら男根を取り出して扱きはじめた。

「すぐにイっちゃいそうな顔をしている」
「どんな顔をしている?」
「物凄く眉間に皺を寄せて悩ましい顔をしているよ」
「出して良いか?」
「うん、今日だけは特別に出したい時に出して良いよ。そのお前の顔が気に入ったから、その顔で射精するのが見たい」

奴はオレに床に横になるようにと言った。
そしてオレの身体の上にかぶさり、オレの顔を見下ろしながら水晶で乳首を刺激し続けた。今度は突き刺して痛みを与えるのではなく、優しくなぞってオレの肌を粟立たせて。

「いくぞ」
「ああ、良いよ。思い切り出して自分の顔にまで飛ばして」
「無理だ」
「残念……」

オレが達する瞬間、奴はオレの左腕を掴んで床に押さえ付けた。
それによってオレは奴に征服される感覚に包まれて、とても気持ち良く精液を放つことが出来た。

奴は満足したと言ってオレの胸を舐めた。けれどそこは傷と血の味がすると言った。
どうやら少し皮膚が切れてしまったようだが、オレはそれに深い陶酔を覚えた。

自分の肉体を傷付けるのは奴の本望ではなく、何やら歯止めが効かなくなりそうでオレ自身も怖い。しかしこうした衝動というのは理屈で済まされることではない。

「凄く良かった」
「完全に満足した?」
「ああ」
「そうか……じゃあ、もうしたくない?」
「え?」

それまでオレの胸や首筋に優しくキスをしていた奴だったが最後の質問の後にオレの乳首に歯を立てた。
どうやら急にその気になってしまったようだった。奴は達したばかりのオレの男根の上に跨がって耳元で囁いた。「もう一度感じて」

当然だがオレは付き合った。
床に奴を組み敷いては可哀想なのでベッドまで抱き上げて、奴が心から楽しんで満足するまで全身で尽くした。

奴が望む通りに激しく。
愛していると言い続けながら後ろからも前からも欲情に任せた激しいピストンで揺さぶった。

だが、奴が急にそんな風に興奮するのは珍しい事だった。
まさかオレに傷を付けてそれを舐めたからだろうか? などと自分に都合よく想像するのは罪かもしれない。

しかし、そんな期待を持ってしまう事をどうか許して欲しい。
オレは貴方に傷付けられたい衝動をいつも持ちあわせているのだから。

==========

という訳で、
長く続いた多忙と緊張のせいか、オレの加虐されたい衝動は悪化するばかりだ。
猫屋敷を築く事がオレ達の夢だが、その屋敷の一室を拷問部屋にしたい欲求も芽生えてきてしまったぜ。

皆さんも様々な欲求を抱く事があるかと思うが、それら全てが叶えられるように応援しております(だからオレの欲求の応援もよろしくお願い致します・笑)

週末を迎えて明日は土曜日だが、オレも珍しく明日の土曜日は休日だ。
今夜は金曜日の夜に相応しく奴と会社帰りデートをしてきた。明日にでもそれをノロケさせて頂きます。

では、皆さんも楽しい週末を。
今夜も良い夢が見られるように祈っています。

おやすみ。

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思いがけぬプレゼント
Wed.15.04.2015 Posted in お知らせ
新宿にある高野フルーツバーに行ってきた。

いつものようにオレと奴の2人でデート……ではなかった。ここはディナー以外は男性のみでは利用できないからだ。男性が利用する場合は必ず女性と同伴でなくてはならない。

だからオレ達はそれぞれ女性を伴って待ち合わせをした。

オレと一緒に来てくれたのは妹ちゃん。奴と一緒に来てくれたのは過去には男性だったダンサーをしている外国人女性。
オレ達の関係を理解してくれる女性がいる事にオレ達は心の底から感謝している(笑)

オレ達はワクワクしながらレストランに入って席に着いた。
ここに来るのはみんな初めてだったので、連日長蛇の列にまでなる評判の味を楽しみにしていた。

入り口には(予約していないお客さん達による)長い行列が出来ていた。そして店内の料理の前には(予約して席に案内されたお客さん達による)列が出来ていて、手にしたプレートにフルーツや料理やスイーツを盛っていた。

オレも奴も妹もダンサーさんも、他のレストランのブッフェは何度も利用した事があった。だからいつもブッフェでするように『確実に食べきれる少量』をプレートに乗せて席に戻ったのだが……しかしここはちょっと様子が違っていた。他のお客さん達はみんな豪快な大盛りで、しかも何枚ものプレートでテーブルの上をいっぱいにしていた。

2015_04_14_1.jpg
■こんな小盛りではダメという話だ。

「……フルーツも料理も山盛りだぜ。あんなに食べきれるのか?」
「あの席のご夫婦? ケーキを15個ぐらい持ってきてるね……フルーツも料理も山盛りなのに」
「あのご夫婦に限らずみんな凄いぞ。プレート4枚分山盛りだ。オレ達って実は少食なのか?」
「普通だと思うけど……」

あんなメガ大盛りのプレートをテーブル中に並べているブッフェを見るのは初めてだったので面食らった。

通常、ブッフェとは少量ずつプレートに取って満腹なるまで何度か往復するものだと思っていたが、どうやらここではお客さんの人数が多いせいなのか(時間制限が90分と短いせいもあるだろう)、何度も取りに行く手間を省いて最初から大盛りにしているようだった。

いや、それにしても大盛り過ぎた。

2人連れの女性客のテーブルの上には4人で行ったオレ達よりも凄い量のフルーツや料理が並べられていた。
良く漫画などで相当な量を食べる女性のキャラクターが登場するが、あれはあくまでも漫画の世界だけのものかと思っていたが実は意外と普通に実在していらっしゃるようだ(汗)

先ほどのご夫婦などプロフェッショナルかと思うような食べっぷりだった。
フルーツにアイスクリームを乗せたりなどしてちゃんとグルメを楽しんでいる! そして『さすがにあれを食べるのは無理だろう……』と思わせた15個程のケーキを完食して、その後に余裕の表情でフルーツサンドイッチを摘みながら珈琲を飲んでいた。

オレ達はレストランに入る前には「思い切り食うぞー!」と粋がっていたが、恐らくどの客よりも一番食べられなくて最弱の敗者となっていた。完敗。自信満々だった奴ですら叩きのめされた。

「どうやったらあんなに食べられるんだ……。強烈な消化剤でも仕込んでいるのか?」
「オレはまだ入るよ」
「ムキになって食うなよ。目が虚ろだぞ」
「だってまだパンを全種類食べていない」
「パンは腹が膨れるから止めておけ。それよりアイスクリームが……チョコレートアイスが食べたいがもう入らん」
「悔しいね。もう食べられないのにまだ食べたくて、家に帰ってから後悔するんだ。無理をしてでもチョコレートをアイスを食べておけば良かったって」
「その状況が目に浮かぶぜ……。だが今は本当にもう限界なんだ。判ってくれ、家に帰ってから勝手な事を抜かすオレよ」

オレ達はそんな話をしながらフィナーレ(降参)を迎えた。
ブッフェは大食い競争ではないのだからマイペースで食べれば良いのだが、周囲が余りにも余裕で大盛りプレートを平らげるので、どうしても競争心を煽られた。オレだってもっと食べられる筈だ!……と。

「腹が重い……」
「せり出てるよ」
「時間はまだ大丈夫か?」
「うん。まだ平気」

食事の後は伊勢丹で買い物をして、そこでオレと奴は妹とダンサーさんと別れた(妹の付き合いで食料品売場にも行ったが、超満腹状態で食べ物を見るのは辛かった。吐くかと思った・泣)

そのまま家に帰っても良かったが、雨が小降りになっていたので少し歩く事にした。腹ごなしの為にも。しかし昼間の歌舞伎町といったらゲーセンと紀伊國屋書店しか浮かばなかった。

まずは書店に行った。
そこで数冊の本を買い、1階にある化石・鉱物標本売場にも行った。

「懐かしい。ここに来るのは数年ぶりだ」
「お前は鉱物や化石が好きだからね」
「キレイだろう? お、ハーキマーダイアモンドとオパール化した貝があるぞ」
「キラキラしてる。欲しいの?」
「ああ、ハーキマーは過去にプレゼントされたが失くしちまってそれきりだ。オパール化した化石は子供の頃からのロマンで、いつかオパール化した恐竜の全身を手に入れるつもりなんだ」
「恐竜って大きな恐竜? それの全身がオパールになったもの?」
「オパールになったティラノザウルスが良いな」

奴は「凄いね」と言って笑った。
そして改めて化石や鉱石が並んだショーケースを眺めたかと思えば、いきなり店員さんを呼んだ。

まさか奴は『オパール化したTレックスはないですか?』と質問するのかと思った。
だがそうではなく、店員さんにオパール化した貝とハーキマーダイヤモンドをケースから出して見せて貰って、「じゃあ、これとこれ」と言ってそれらを購入した。

「貴方もハーキマーとオパールの化石が好きになったのか?」

オレはニッと笑って会計を済ました奴にそう言った。本当は奴の気持ちに(買ったそれらをどうするのか)気付きながらも知らぬふりをして。

「うん、とても好きになった。だからこれを大切なお前にプレゼントするよ」

奴はそう言ってオレに紙包みを渡した。紳士的で格好を付けた笑顔をして。

思いがけぬ奴からのプレゼントにオレは幸福感でいっぱいになった。
そしてすぐに思い付いた。キレイなガラス瓶を買って、この2つの宝石をその中に入れてずっと大切にしようと。

「ありがとう。お守りみたいに大切にする」
「いつかオパールの恐竜をプレゼントするよ」
「ははは、信じて待ってるぞ。何億年でも待つぞ」
「ふふふ、取り敢えずその小さな貝で我慢してね」
「我慢って、なに言ってる。物凄く嬉しいぞ。貴方という猫から宝物を貰ったぜ」
「あはは、それって『ねこあつめ』だね?」
「良く判ったな。Yさんから宝物をもらった!」
「Yさんの宝物はハーキマーダイアモンドとオパールの貝だった!」

そんな話をしながらオレ達は再び外に出て雨の降る道を歩いた。

2015_04_14_5.jpg
■ゴールデン街で見付けた猫の看板。忍び足。

打合せた訳でもなく数年前に奴と一緒に歩いた道を歩いていた。
コマ劇場へと続く通り、かつてSM喫茶やアダルトショップがあった通り、ゴールデン街、一緒に入ったストリップ劇場のある通り、花園神社。

オレ達は当時のことを、しかも可笑しなことばかりを思い出して笑った。
酔った勢いでヘンテコな下着(象さんパンツ)を買ったことや、ストリップを観た後にオレが飲み屋でそれを真似て踊ったことや、ホテルでソープごっこをしてタワシ洗いをしたことや、花園神社でキスをしたことや……そんな、どうしようもなくくだらなくて、幸せでいっぱいだった数々のことを。

「歌舞伎町も楽しいところだね」
「そうだな。今度は夜に来てみるか。ゴールデン街で飲んでみたいんだろ?」
「うん。もう少し暖かくなったらまた来よう」
「良し、必ずな」

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■雨の花園神社。枝垂れ桜が少しだけ咲いていた。これで本当に桜の見納め。

雨だったにも関わらず花園神社には多くの参拝者が来ていた。
半分以上が外国人で、絵馬には英語やロシア語の願い事も書かれていた。

「へえ、ここの絵馬って歌手や声優や俳優になりたいって願い事が多いね」
「みんなの願い事が叶ったら良いな」
「うん、オレもそう思う。どんなに大きな夢も叶って欲しいね」

オレ達にも大きな夢があるので心の底からそう思った。
『そんな夢みたいな事を』と誰からも言われようが、神様だけは夢を掴むと決意した人を応援してくれよと、賽銭を入れて参拝もして。

今日はフルーツバーを利用する為に新宿に来たが、予定外の楽しい事もあって、とても充実した休日になった。
途中からまるで外国人向けの観光ルートになったが、都内に30年以上住みながらも今まで歌舞伎町観光などしたことのなかったオレにはとても新鮮に思えた。

書き飛ばしてしまったが、コマ劇場方面を歩いた時には、今話題になっている巨大ゴジラの頭を奴が発見した。多くの人が空にスマホを向けているので何かと思えば、その先にゴジラが居て(コマ劇場跡に4月17日に完成する新宿東宝ビルの屋上に12メートルの巨大スケールで居ます)

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■新宿東口本店ドンキホーテ付近からの撮影。多くの観光客が写真を撮っていた。歌舞伎町の新しい名所。

「ああ、あのゴジラか。そういやここにいるんだったな」
「映画を見逃したよね。今度レンタルして観てみようよ」
「そうしよう。それにしてもデカいな」
「にゃーって言っているみたい。牙を出してにゃー」
「がおー、じゃないのか?」
「にゃーだよ。牙も猫みたいだし」

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■にゃー。

奴に掛かれば、牙がある動物はすべて「にゃー」にされそうだ。
そう言えば東口駅前にあるライオンの像に募金をしたら「ガオー! ありがとうございました」というメッセージが流れて、それにも奴は大喜びしていた(笑)

それからゲームセンターに入ったらニョロニョロの大きなぬいぐるみがあったので、奴に取ってやろうと頑張ったが取れなかった(汗)

2015_04_14_2.jpg
■大きなニョロニョロ。こんな景品が取れる人って凄いな。

「3千円ぐらいつぎ込めばなんとか取れる!」
「良いよ、無理しないで」
「いや、取れるまでは」
「もう千円も使ったけどビクともしないから、本当にもう……」

情けない。
大きなサイズの景品に挑戦したのは初めてだったが、やはり鍛錬が必要なのだろうな。

奴に抱っこさせたら良く似合いそうだったのでどうしても取りたかったが、無念だ。ゲームの上手そうな友人に鍛えて貰うか。

==========

そんな訳で、
連休1日目はとても楽しく過ごせた。
天気が悪くてアンラッキーだと思ったが、それほど寒くもなかったし、静かに散歩と参拝が出来たから、むしろ良かった。

今、手元にハーキマーとオパールの貝があるが、どちらもキレイだ。
眺めていると元気になる。そして幸せを感じる。好きな人からの贈り物ってそんな気持ちにさせるものだ。

眠る前にも惚気けて失礼(笑)

今夜も皆さんが幸福であるように祈っています。
明日も関東では雨が降るかもしれないが、それでも心弾む良い事が必ずありますように。

では、今夜も心穏やかに幸せな夢を。
おやすみ。

■追記。案の定、オレ達は帰宅してから話した。

奴「ツナサンドとフルーツサンドをもっと食べておけば良かった!マンゴーとメロンも!」

オレ「どんな無理をしてでもチョコレートアイスを食べておけば良かった。あとジェノベーゼとチキンももっと食べれば良かった!」

ブッフェでの大食いのコツをご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひとも伝授いただきたく存じますm(__)m

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多忙期の山場を終えて
Tue.14.04.2015 Posted in 恋愛
月曜日の夜に、ごきげんよう。

今夜こそ前々から完成させようと思っていたエントリーを上げたかったが、どうも頭が回らないので明日か明後日とさせて頂きます。

==========

ブログを書かない間に都内の桜は終わってしまった。
冬の寒さがぶり返ったり雨が降ったりで、すっかり桜の木々には青葉が茂った。

今日も雨だった。
オレは雨が降る度に傘をどこかに置き忘れてくるが、今日こそは無事に家に持ち帰ることが出来た。今月に入ってもう3本も失くして、さすがに奴に厳しく叱られたから(汗)

「見ろ! 今日はちゃんと忘れないで持って帰ったぞ!」
「自慢にならないよ。その傘はこの間の雨の日に失くした傘の代わりに買ったものじゃない」
「すまない。もう失くさないと思ったんだが」
「失くした傘の分のお金を貯金箱に入れておいて。今月は3本だから500円玉を3枚。先月は何本だっけ?」
「いつからそんな罰金制度が……」
「今思いついたんだ」

今年の梅雨でオレ達の500円玉貯金は満杯になるかもしれん。
そうなったら嬉しい……なんて喜んだら奴に踏み潰されるな(それも本望だが)

ところで、この忙しい数日間は、また奴が晩御飯を作ってくれた。
ほとんど毎晩だ。
奴もそれなりに忙しいくせに、夕方になると決まってLINEで『今夜は何が食べたい?』と訊いてくる。

『今夜はオレが出来合いのものを買って帰る筈だろう?』
『その予定だったけど、寒いからあたたかいものが食べたくて』
『時間は大丈夫か?』
『大丈夫』
『そうか……。じゃあお言葉に甘えて、カッペリーニ。ソースは貴方に任せる』
『判った』

カッペリーニとは極細のパスタの事だが、美味しくて、調理が簡単(湯で時間が60~90秒)というのもあって、近頃オレ達の夕食でブームだ(パスタは成城石井で買っている)

ついついオレは、「何が食べたい?」と奴に訊かれる度に「カッペリーニ」と答えてしまうのだが、奴は毎回ソースを洋風にしたり和風にしかりしてくれるので『今回のソースはなんだろう?』と楽しみにしてしまう。

先日はこってりとしたボロネーゼだった。
そして今夜は和風ツナだった。
「飽きないの?」と奴はオレに訊くが、オレの答えは「いいや、全然。今夜のも美味いな」だ。

次第に奴のソースレパートはなくなって困らせてしまうかもしれないが、まだまだこのブームは終われそうにない。あんなに美味しく作ってくれる奴のせいだ(笑)

で、今夜、その和風ツナのカッペリーニを食べている時にだ。
奴は横長の封筒を持ってきて、中からチケットを出してオレに見せた。

「取ったよ。ジブリの森美術館のチケット!」

いつか一緒に行こうと約束したのは何年前だったか……。
先日の井の頭恩賜公園での花見デートをきっかけにして、ようやく数年前に交わした約束を実現できそうだ。

残念ながら大人が乗れる猫バスはもうないが(ないよな?)、ファンタジックな世界を長閑に散歩して、奴のご家族や友人への土産の買い物に付き合いたい。

出来れば園内のレストランも入りたいな。
星の王子さまミュージアムでもそうだったが、奴は外では大人ぶっているくせに(オレもだが)意外とああいう雰囲気のレストランが好きだ。つい素に戻ってしまうからだろう。

「やったな、ちゃんと買えたか」
「あのチケットを買う器械? 使い方が判らなくてもたもたしていたら店員さんが声を掛けて教えてくれたんだ」
「親切だな」
「うん。お困りでしたら……って。女の子でね。まだ学生、高校生だと思う。親切で良い子だったよ」
「良かったな」

オレは仄かに嫉妬しつつも(嫉妬というより不安だな、恥ずかしながら)その少女に感謝しながら奴の頭を撫でた。
奴は得意そうに微笑んで、「当日は楽しもうね」と言った。

ああ、今月は前半が鬼のように忙しかったが、後半はまともに休日が取れる。
毎晩のように美味しいカッペリーニを作ってもらったお礼をしなくてはな。

取り敢えず、明日だ。
明日からオレは連休だ。2日半と短い連休だが。
だから奴が仕事を終えたら迎えに行って、これまた随分と前に一緒に行こうと約束していたレストランに行くことにした。

「思い切り腹を空かしておいてくれよ」
「うん。たくさん食べるからね。お前の2倍!」
「こんなペッタンコの腹にそんなに入るのか?」
「本気を出せば入るよ。明日はオレが勝つからね」

ほんわかご飯デートのつもりが、いつの間にか大食い競争になったようだ。まるでインパと同じだな。奴は基本的に熱血系の負けず嫌いだ。

ご飯デートといえば、ブログに書き損ねたネタがいくつもある。せっかく撮った写真も勿体無いので、これからぼちぼち書いていこうと思う。今後は今までよりは順調なペースで書いていくことが出来るだろうから。

==========

という訳で、
他にも書きたい事があったが、長くなるので今夜はこの辺で。

雨は明後日(水曜日)まで続くようだが、その後はしばらく良い天気になって欲しいな。
急に寒くなって風邪をひかなかったか?
春は気候が変わりやすかったり花粉症があったりするが、どうぞ毎日元気にお過ごしください。

今週も皆さんが幸運でありますように。

では、今宵も心安らかに楽しい夢を。
おやすみ。

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モーニング スマイル
Thu.09.04.2015 Posted in 恋愛
昨夜は友人とかなり飲んだ。
電車では意識が飛び、タクシーでは朦朧とiPhoneの画面を見て(iPhoneの明かりで眠気を飛ばしていた)、帰宅してシャワーを浴びたら即ベッドに倒れた。

昨夜は寒かったので三毛子が布団の中に入ってきた。いつものようにオレの右腕を両手で挟んでころりと横になった(惚気け)

かなり良く眠った。
眠りすぎて翌朝は起きられなかった。奴が起こしに来てくれても(最近は奴と一緒に寝室で寝る事も多いが、帰宅が遅い時は自分の部屋のソファベッドで眠っている)

「R、おはよう」

意識の向こう側で奴の声が聞こえた。
だがそれは夢の中で聞いているような実感のない声だった。

「R、遅刻するよ。ねえ、R」

奴は何度もオレを起こす言葉を繰り返した。
オレの肩に手を乗せてゆさゆさと揺さぶったりもした。
しかしオレは何故か(物凄く眠くて現実逃避していたのか)今日は休日だと思い込んで「10時まで……」などと呟いた。

「10時じゃ遅刻するよ。今日は休みじゃないんだから」

それでも奴はオレを起こそうとした。
オレの耳に唇をくっつけて「起きるのー」とか「にゃーにゃー」とか言ったり、布団の上からおちんちんを握ってくれたり踏み付けたりして。

そこまでやってくれると(マゾエッチな感触に反応して)さすがにオレも徐々に頭が覚めてきた。
そして、以前そうしてもらった事を思い出して、「そこをもっと可愛がってくれたら起きれそうだ……」と言った。

「遅刻するよ」と奴は言ったが、
「じゃあ無理」とオレが頑なに駄々を捏ねていると(これでも会社ではちゃんと上司面しています)、奴はオレの足の方からモゾモゾと布団の中に入ってきた。

オレはワクワクしながら待った。幸い三毛子はすでにベッドから出てネズミの玩具で遊んでいたので(猫であれ女の子の隣でそういう事をするのは気が引ける)、心置きなく久方のモーニング口淫を楽しませて貰うつもりで居た。

奴はオレの下着を下げた。
そして露出したモノを手で掴んでその先にチュッとキスすれば、たちまちオレの愚息は嬉々として反応を示した。奴のぽってりとした唇の感触が気持ち良くて。

だが次の瞬間、たった今優しくチュッとされた箇所にいきなり『硬くて尖ったもの』を当てられ、オレは驚きの余りに身体を硬直させた。

そしてその直後、オレの愚息の亀さんはその『硬くて尖ったもの』にグリーグリーとなぞられ、その強烈にくすぐったいような痛いような感触にオレは思わず「うわああああああああ!」と叫んだ。

「何やってんだ!?」とオレが跳ね起きて布団を剥ぎ取ると、奴は「あっはっはっは! 可愛く書けた!」と言って笑っている。

奴の手にはサインペンが握られていた。
慌ててオレは自分の亀さんを見てみれば、『お口』を中心にして ^_^ ←こんな顔が書かれていた。

「落とすのが大変そうだぞ!」
「水性だから大丈夫だよ。今日このままで生活していれば汗とかで自然に薄くなる」
「今日はこのまま仕事をするのか……」
「あ、待って。耳も書きたい。ちょっとじっとしていて、猫にしてあげるから」
「やめ! くすぐったいっていうか痛いっていうか、ああああーーー!!」

見事、オレの眠気は完全に吹き飛んだ。
しかしそのせいでオレは今日一日、亀さんに猫ちゃんを描かれたまま生活をした。
そんなところは奴にしか見せる機会がないので別に平然としていれば良かった。だが、亀さんに悪戯書きをされているという事実が妙に刺激的でオフィスで何度かムラムラした。

オレはこれまでボディペインティング(SMの身体に猥褻な文字や絵を書かれるプレイ)にが興味がなかったが、実はそれなりに好きなのかもしれない。今度はもっと変態な言葉を書かれてみたい。マゾとか変態とか……良いな。仕事どころではなくなりそうだが。

『会社のトイレでしごいたら落ちるかな?』と昼休みに奴にLINEを送れば、『しごく前としごいた後の写真を送って』と奴から返信が来た。

本当にしてしまおうかとドキドキした。
結局は時間の余裕がなくて出来なかったが……またこんな機会があったら、その時こそは(マゾ)

ところで、奴がオレにそんな羞恥プレイをしたのはもう1つの原因があっての事だった。

オレは雨が降るたびに傘をどこかに置き忘れてくる。
奴には散々叱られているのだが昨日もやってしまった。しかもお世話になっている方から頂いた1200円の傘を(傘の紛失癖が酷いのでビニール傘ばかりを使っているので1200円は高価なのだ)

それを奴に伝えたら、奴は「勿体無い! よりによってあの傘を失くすなんて!」と怒った。
以前はそれほど怒らなかったが、お揃いで買ったディズニー傘を2本とも失くした事をきっかけに奴は物凄く厳しくなってしまった。当たり前か(汗)

「すまない、詫びの言葉も見つからない」
「また失くしたら厳しくお仕置きするって言ったよね? それ(亀頭に猫ちゃん)だけじゃ済まないよ」
「じゃあ明日は亀頭に猫のカリカリでも詰められるのか!?」
「して欲しいんだ?」
「違う、流石に痛くて病院に運ばれる。ちゃんと謝るから、明日は美味しいものでも食べないか? 良い店を教えて貰ったしな」

奴を猫可愛がりしながら何とか言い包めた。
しかし今回は傘を失くして幸運だったかもしれん。
このところまた忙しくて奴とゆっくりご飯を食べる暇もなかったからな。マゾの神様がオレに幸運を授けてくれたのだろう。明日はオレは休日だし、潤いのある1日にしたいもんだ。

「どこのお店?」
「汐留」
「へえ、珍しい。何が美味しいの?」
「肉も魚介も美味しいぞ。デザートと珈琲も美味しかった」
「ふふふ、懐柔されそう」
「されてくれ。愛してるぞ」
「うーん……じゃあねえ、明日はカラーペンで色付きの猫ちゃんを描かせて。そうしたら許してあげる」

とんでもない条件だ。今朝の三本線の顔だけであんなに辛かったのにグリグリ色を塗られたら発狂する(汗)

どうにか回避できないものかと悩んでいる。
だが腕と足を縛られて、オレが暴れようと叫ぼうと無理矢理に描かれたら、それはそれで……いやいや。

==========

という訳で、
皆さんも敏感な箇所に^_^スマイルを描かれたりしないようにお気を付け下さい。

それにしても寒いな。
来週の月曜までは低気温が続くようなので風邪をひかないようにご注意ください。それから、身体が温まるからといって飲み過ぎて傘を忘れませんように(笑)

では、今夜もあたたかくして良い夢を見て下さい。
明日も皆さんが幸運であるように祈っています。

おやすみ。

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キャットファニチャー
Tue.07.04.2015 Posted in 恋愛
月曜日の深夜に、ごきげんよう。

4月の2週目に入ったが相変わらず様々な用事が入って慌ただしい。
いつ連絡が来ても迅速に対応できるようにしているので、鼻の下を伸ばして奴とホテルでお風呂遊びをしている余裕すらない。

お陰でストレスは溜まる一方だ。
マゾ心もウズウズして、このままではいきなり会社で脱いで自分の背中を鞭でぶってしまいそうだ。

そんな日々の中、我が家の冷蔵庫が壊れた。
前日までちゃんと稼働していたのに急にだ。だが電気製品とは常にそんな風に壊れるようだ。

何の前触れもなく故障した為、冷蔵庫の中は悲惨な状態となった。
冷凍室のアイスクリームと氷はドロドロの液状に。バターはデロデロ。牛乳と卵は、口にすればおトイレに直行する事態を予想させ、肉も魚も怪しい色合いに。

その他の野菜なども合わせ、ぬるい温度の密室となった冷蔵庫の中は異様な匂いで充満していた。

その処理のほとんどは奴がやってくれた。
そんな事はオレがやってやりたかったが仕事で帰れず。ご主人様の美しい白い手を汚させてしまってオレは奴隷失格だ(泣)

「任せてすまなかった(お詫びに買ったムーミンタオルを差し出す)」
「良いよ。でも凄い状態で、お前に写メを送るか迷ったよ(受け取って頬にすりすり)」
「見たかったような、見なくて良かったような……」
「匂いも送れたら送ってたかも」
「サドだな……」

キッチンの片付けを終えた後、オレ達は新たしい冷蔵庫を買いに行く相談をした。
本当は引っ越しに合わせて新型のキレイなものを買うつもりだったので悩んだ。新居には新しい冷蔵庫! というのが楽しみだった為に。

ここで理想の冷蔵庫を買ってしまうか。
あるいは間に合わせ程度のお手頃なものを買って、引っ越しをしたらそれはキッチン以外の部屋で使うか(友人に譲るという選択肢もあった)

その結果、今回はお手頃価格のものを買うことにした。
2ドアの中型で、取り敢えず収納に困らない程度のものを。

だがここで新たな問題が奴の口から飛び出した(汗)

「引っ越しをしたら新型の大きなものを買う予定だったけど、それってオレ達に必要かな?」

確かに、きっと大型冷蔵庫を購入しても中はスカスカになるだろう。
2人暮らしで、仕事をしているので外食も多い。それなら中型で十分なのかもしれない。いや、大きめの小型でも十分なのかもしれん(汗)

(ちなみに今回故障した冷蔵庫は大きめの中型)

「……それは引っ越し先を決めてから考えよう」
「そうだね。取り敢えず手頃なのを買おうか」
「何色が良い?」
「うーん、三毛猫色」
「ないと思う」
「ないのか……あったら可愛いのに。表面がもふもふしているの」

奴は先日のクロネコヤマトの広告を引きずっているようだった。
そういや昔、表面が水牛の革(短い毛の生えている)で出来たブルジョア向け冷蔵庫を見た記憶があるが、気のせいか?

「貴方は将来、猫のもふもふ専門のインテリアデザイナーになるのも良いかもしれないな」
「良いね、なりたい。売れるかな?」
「きっと売れる」
「わーい」
「安全性と耐久性に問題ない仕様にするのが難しそうだが」

しかし短毛ならどうにかなりそうだが、オレは電気製の素人だからな。
だが猫のもふもふな家電などがあったら絶対に可愛いだろう。オレ達の家はそれで統一する。何せ猫屋敷にするのだからな。

(もふもふはナシにしても猫柄シリーズがあったら良いのに)

==========

そんな訳で、
多忙でもそれなりに楽しく生きている。

明日はまた浅草に泊まり込みなので奴と猫様と三毛子に会えない。寂しいので夜の浅草で食い倒れでもしようと思う。

ところで明日からかなり冷え込むそうだ。
関東でも明後日(水曜日)には雪になる可能性があるとか。
東京で春先にとつぜん雪が降るのは珍しくないが、桜が散った後に降るのは珍しいな。

猫達の為にホットカーペットを出しっぱなしにしていて良かった。
皆さんも外出の際には暖かくして風邪を引かないようにお気をつけ下さい。

では、今夜は巨大猫に包まれたようなぬくぬくの夢を。
おやすみ。

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もふもふ愛の猫屋敷
Sat.04.04.2015 Posted in 恋愛
週末を迎えた深夜に、ごきげんよう。

先日、オレは東横線の渋谷駅に突如現れた立体的黒猫の広告を見に行った(広告主はクロネコヤマト)
オレ自身が見たかったというのもあるが、その写真を撮ったらきっと奴が喜んでくれると思ったからだ。

しかしその日は物凄い忙しさで休憩する暇もなかった。だが幸運にも渋谷を通過する予定があったので、駅内をほとんど走りっぱなしで限られた時間の中で撮影する事に成功した。

2015_04_03_1.jpg

広告の場所が判らなくて駅員さんに、「すみません、このネットで話題になっているクロネコヤマトの広告はどこにあるのでしょう?(iPhoneで広告の画像を表示させながら)」と尋ねたのが恥ずかしかった(汗)
走ったり恥ずかしい思いをしたり、そこまでして奴の喜んで欲しいなんて、一体オレはどれだけ奴が大好きなのだろうな?

その夜、奴は写真を見て大いに喜んでくれた。
オレの苦労は報われた。120倍になって。

「なんて素敵な黒猫なんだろう! すごく大きいね! もふもふだったの!?」
「ああ、ぬいぐるみみたいにもふもふだった」
「良いな、こんなのを部屋に飾ったら素敵だろうな」
「ははは、虎のカーペットならぬ黒猫のタペストリーか」
「こういうのってオーダーメイドで作って貰えるのかな?」

奴は余程気に入ったようで、オーダーメイドでぬいぐるみを制作してくれるサイトを調べ始めた(笑) それから、

「どこに飾ろう?」
「玄関も良いな。客が驚いてくれる」
「良いね! でもリビングも捨てがたいな」

そんな相談をオレに持ちかけて、その後にこんな事を言った。

「寝室も良いかもしれない。そうしたらオレが黒猫に抱き付いて……全身の素肌で猫のもふもふに包まれながらお前に気持ち良くして貰うんだ」

オレはその光景をありありと想像した。
奴はたまに猫様を抱き締めたり撫でたりしながらオレに抱かれるが、壁に張り付けられた大きな黒猫にしがみつきながら悶えるのもさぞかしエロティックだろう、と。

「って事は立ったままで後ろからか」
「前からでも良いよ。背中がもふもふで気持ち良さそう」
「なるほど。エロいな。賛成だ」
「自分達の住まいを手に入れたらオーダーメイドしようね」
「良し、頑張るぞ」

古来から人間はエロスを原動にして様々な技術を高めていった。
オレ達もまた、エロパワーによってより充実した人生に手を伸ばそうとしている。

しかし、まさか黒猫広告でそんな発想をするとは。さすがエロフェチの奴君だ(笑)

もっともオレ達は『猫屋敷』を造り上げる事を共通の目標にしている。
壁にドーンと大きな猫を飾るのは、猫屋敷の完成に欠かせられないものなのかもしれん。

==========

という訳で、
やはり春は盛りの季節だな。
桜を眺めて風雅な気分に浸る一方、すぐに猫のように興奮を覚える。

今日の土曜日は仕事だが明日の日曜日は休日だ。
ようやく奴と春の盛りを楽しめる。長かった。

皆さんも楽しく毎日をお過ごしですか?
桜が丸坊主になっても、皆さんの毎日は陽気に咲く桜のようであるように祈っています。

では、今宵も心安らかに幸せな夢を。
おやすみ。

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水面の桜と陽の光
Fri.03.04.2015 Posted in 恋愛
奴は休日だった。
しかしオレは仕事だった。
だが天気予報は、明日から天気が崩れて桜の最盛期は終わると言っていた。

「仕事を抜けだすから吉祥寺に行こう」
「ええーー!!」

奴は驚いた超えを上げながらも嬉しそうな笑顔だった。
それは明らかに『その提案に賛成!』の顔だった。

「良いの?」
「一時間ちょっとなら何とかなる」
「良かった!」
「井の頭恩賜公園の桜を見に行きたがっていたもんな。だけどチャイの店には行けないぞ?」
「良いよ。公園内にお店があるみたいだからそこで食べよう」

本当はもっと早く行くつもりだったがオレに予定外の用事が入って延期続きとなっていた。
奴はとても楽しみにしていたので申し訳なかった。だから(花見日和の)最後のチャンスに成り得る今日ぐらい、昼間のスケジュールを誤魔化して残業が増えても一向に構わなかった。

2015_04_02_0.jpg

良い天気だった。
平日の昼間のせいか予想していたよりも園内は空いていた。

もっとも、本当は遊びたかったボートは混雑の為に諦めなくてはならなかった。だが、艶やかに咲く満開の桜を眺めながらのんびりと語らい、気ままに売店のスナックを摘むだけでもとても楽しかった。

「たこ焼きがあって良かったね!」
「ああ、これだけでも来た甲斐があった」
「お前は本当にたこ焼きが好きだね。ソフトクリームを食べる? 今日のお礼にご馳走するよ」
「ありがとう。じゃあオレは貴方にビールをおごるぜ」
「お前におごり返されたらお礼にならないよ」

満開の桜の前のベンチに座ってジャンクなランチを食べた。
オレは2件ほど電話で仕事の話をしなくてはならなかったが、その度に奴は桜の木々の間を歩き回りながらオレに手を振ったりカメラを向けたりした。

奴のそんな姿を見ていると、シビアな仕事の話をしているというのに心が和んだ。ついつい先方に『そんな事より今日は桜が綺麗ですよ』などと言いたくなって。いや、『今、オレの彼氏が猫みたいに桜並木を散歩しているんです。猫って木に頭を擦り付けたりして可愛いんですよ』などと惚気けたくすらなった。

2015_04_02_1.jpg

ランチの後、『近々行ってみよう』という事になったジブリ美術館の前まで歩いた。
その途中、朱塗りの社があったので参拝することにした。

「弁財天だ」
「桜が咲いているから華やかな感じがするね」
「桜のせいだけじゃないかもな。不思議な事に女神様を祀っている神社って何となく華やかな感じがするんだ」
「弁財天って女神様なの?」
「江ノ島にも祀られていたのを覚えていないか?」
「そういえば!」
「水のある場所に祀られる女神様で、音楽や言葉や学問の才能とか、財が増えるご利益をもたらしてくれるそうだ」

オレは奴に(受け売りの)ウンチクを語り、それから参拝して、小銭を洗って、おみくじを引いて、お守りを買った。

おみくじの内容は秘密だ(笑)
満開の桜の元でおみくじを引いたのは初めてで(本当は何度かあるのかもしれないが昔の事で忘れてしまった)、それだけで何やら新鮮な気力や幸運を与えられたような気がした。

しかしその後、奴が検索して知った事だが、
どうやらこちらの弁財天様、良くない(お互いが不運となる)縁を切るご利益も齎すようだ。それでカップルで参拝した後に別れる事なったという話がチラホラ。

当然だがオレ達は「良くない縁じゃないから大丈夫だ!」と言い合った(笑)
現にカップルで参拝しても別れるどころか結婚された方もいらっしゃるのだから慌てることはない。オレ達もきっと同じでますます縁が深まるように守って頂ける事だろう。……と言い切れるオレは自信過剰か(笑)

2015_04_02_4.jpg

そろそろオレは仕事に戻らなくてはならない時間になったので公園を後にした。
来た時とは別の出口から出たのだが、その通りに奴の大好きなものを扱うショップが2軒もあった。

「ダヤンだ!」
「おう、たくさんあるな!」
「良いな、可愛い!」
「プレゼントするぞ。どれが良い?」
「ええ!」
「良いから早く、昇進祝いだ」
「あ、えっと……どれも可愛くてすぐに選べない」
「何個でも良いから」
「あー」

時間がなかったので奴に無理矢理に即答を迫って悪い事をした(笑)

だが奴には何度でもお祝いをしたかったので、偶然にちょうど良いものがあって良かった。
奴は「ありがとう。明日から使うんだ」と言って笑った。
その顔を見てオレは春の陽気のような気持ちになった。

そこでオレ達は別れ……る筈だった。
だが今度はそのすぐ隣に、奴の大好きなドイツソーセージやパンやビールなどを扱うショップがあるのを発見した。

2015_04_02_2.jpg

「買いたい!」
「おう、どれが良い?」
「あ、またゆっくり選べないんだ?」
「もう時間ギリギリなんだ」
「先に行って、オレはゆっくり選んで帰るから」
「ああ、そうすりゃ良いんだな。じゃあオレの分もよろしく」
「もちろんだよ」

今夜は美味しいソーセージの料理を作る。
別れ際に奴はそう言った。
オレは後ろ髪引かれながら仕事に戻った。奴がどんな料理を作ってくれるのか、とても楽しみにしながら。きっと美味しいのを作ってくれるに違いないと期待しながら。

(そのショップはイートインも出来るので時間があれば奴とビールで乾杯したかった。ついでに、ジャンクフードなランチだけでは食べ足りなかったのでハムステーキも頂きたかった)

そしてその夜、
帰宅してみれば、奴はウインナーとジャガイモたっぷりの美味しそうなジャーマンポテトを作ってオレを待っていてくれた。マフィンまで準備して。

2015_04_02_5.jpg

「豪華だな! マフィンも買ってきてくれたのか」
「桜マフィンとリンゴマフィンにしたんだ」
「あの店のだよな? ありがとう、食べたかったんだ」
「お前に喜んでもらえるお土産になって良かった」

感謝と愛しているのキスをしてからオレ達はテーブルに就いた。
ホクホクと美味しい料理を食べながら今日の花見の話をした。
そして約束した。
もう桜の盛りは終わってしまうが、こんなに楽しいならあと一度だけでも今日みたいな花見をしようと。たとえ花弁がほとんど残っていなくも良いから、と。

==========

という訳で、今日は楽しかった。

心残りはボートだが、それはジブリ美術館に行くときに狙う事にした。ジブリ美術館もかなり前から奴と行こうと約束しているのにまだ行けていなくて申し訳ない限りだ。

事情があってなかなか果たせない約束ってあるよな。
皆さんの恋人や友人やご家族にもなかなか約束を果たしてくれない方がいらっしゃるかもしれないが、きっとその人は心の中で焦っているので、どうか大目に見てあげて下さい(笑)

明日から天気が崩れるようだが(風が強かったり雨が続いたり)、しかし桜はまだ咲いている。
引き続き穏やかで悩ましい季節をお楽しみ下さい。
週末も皆さんの幸運を祈っています。

では、今宵も心穏やかに幸せな夢を。
おやすみ。

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桜シャワー
Thu.02.04.2015 Posted in 恋愛
その夜、
待ち合わせた場所には桜の木が数本並んでいた。
近くには名所があって随分と賑わいでいるようだったが、そこはろくに照明もなくて閑散としていた。おまけに3分ほど葉桜となっていた。

「ここも満開かと思っていたんだが……すまない」
「どうして? 花弁が散っているのが素敵だよ」

奴はオレの謝罪を躱してヒラヒラと落ちる花弁に手を伸ばした。
実は花弁が降る桜の光景が最も好きなオレも奴を真似て手を伸ばした。

暗い空には桜色の雲が広がり、そこから雪のような花弁が風に翻弄されながら落ちてきていた。
しかし、ほんの数本の桜から散る花弁はそう多くはなく、奴はなかなか花弁を手のひらに乗せる事が出来ず、オレの方に掴んでしまった。

「取れたぞ」とオレが言えば、
「先に取られた!」と奴は悔しがった。
「もっと取れたら貴方に桜シャワーが出来たのにな」とオレは言って、何とか掴み取った3枚の花弁を奴の頭の上で散らした。

「シャンパンシャワーみたいに?」
「ああ、昇進のお祝いだ」
「嬉しいな」
「おめでとう」
「ありがとう」

奴は昼間の着任の挨拶の時のようにオレを抱き締めた。また周囲に憚らず、あたたかな腕の中にしっかりとオレを捕らえた。

オレも奴を抱きしめ返した。何か祝いの言葉を言おうかと思ったが何も言わず、この季節特有の非現時的な恍惚感に身を任せた。この幻想的な夜桜の元でなら自分の意思を開放しても良いのだという錯覚を覚えて。

「もっと桜が散ったら桜シャワーをするか」
「花弁をたくさん集めて?」
「ああ。桜シャワーをした後は、その花弁を浮かべた桜風呂なんてどうだ?」
「排水口が詰まっちゃわない?」
「目の細かいネットを被せておけば大丈夫だろう」
「あははは、急に現実的な話だね」

この多忙期が終わればす少しはゆっくりと過ごせる。そうしたら……。

その日には桜色のロゼを買おうと約束した。
それから一日中ベッドにいても大丈夫なように美味しい食べ物やデザートも準備しようと。

桜は散り始めたが桜の香りにむせぶ時期はこれからだ。
近頃ほとんど潤いのなかったオレ達に春の盛りを与えて欲しい(笑)

==========

これを書いている最中、近所の猫の凄い発情期の声が聞こえた。
オレも忙しくさえなければそれに混じって「う~~っうにゃ~~~おおおぉぉぉ~~~」とか呻けるのだがな。全裸にバーバリーコートだけを着て。

皆さんの調子はどうだろう?
忙しかったり寂しかったり花粉症だったりする中も、穏やかな春の陽気を満喫されているなら幸いです。

何でも関西と関東は今日を最後に天気が崩れるようだ。
最盛期を逃して後悔しないように、今日は満開の桜をお楽しみ下さい。

では、今夜も心安らかに楽しい夢を。
おやすみ。

■追記:オレが奴の胸に挿したアイスランドポピーは、オレとハグしたり、挨拶などで歩き回っている内に、しおれてどこかに落として失くしてしまったそうだ(汗)

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