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春の日常
Thu.20.03.2014 Posted in 恋愛
<春キャベツ>

「春キャベツを買って来たから、生わさびとチキンとアボカドを使って美味しい和風パスタを作るね」

先日の事、奴は丸い春キャベツを持ってニコニコしながらそう言った。

オレは春キャベツのスパゲティが出来上がるのを楽しみにしながら猫様のブラッシングに勤しんだ。奴の事だからきっと美味しいのを作ってくれると信じて。

およそ15分後、
「出来たよ」と奴は言った。

オレはさっそく猫様をソファに降ろしてテーブルに就いた。

目の前には美味しそうなスパゲティがあった。
バター醤油の香り、程よくキツネ色焼けた鶏肉、新鮮な緑のアボカド、その上にかけられたみずみずしい生わさび。

……しかし何故か『春キャベツ』の姿はまったく見付けられなかった。

「……チキンとアボカド?」
「アボカドの上にはワサビが乗ってるからパスタと混ぜて食べて」
「判った。で、春キャベツは?」
「…………あ!」

今回、奴は生まれて初めて自分で生わさび摩りを下ろした事に頭がいっぱいで春キャベツを入れるのを忘れたらしい。

だが、キャベツ抜きでもスパゲティは美味しかった。
何より、「和食が食べたい」と言ったオレのリクエストに応えてくれた気持ちが最高の味を出してくれていた。

お礼に、今週末はオレも何か作ろう!

32歳になった今度こそやり遂げてみせるぜ、週に3回の自炊。
オレは禁煙を2年掛けて成功させた。だから自炊も2年諦めなければ達成できる筈だ。

と、今はまだ信じて疑っていない。


<猫柳>

数日前の事、お客さんのご自宅の近所の猫柳が白い毛を吹いてふわふわになっていた。

『この家の人はきっと猫好きだ』などと思ったら案の定(?)、家の外側の壁にカラフルな彩りの猫の顔の装飾品が掛けられていた。

一枝手折っていただこうかと思った。
だが、猫柳は花ではないので泥棒になってしまうのでやめておいた。

猫柳と猫の装飾品(仮面のようだった)を写真に撮って奴に送った。

間もなく奴から返信が来た。
『ふわふわで旬の猫だね! 良いな、オレも欲しい』と。

旬の猫。
なかなか良い表現だと思った。

奴の為にオレは猫柳の事を調べた。
一枝を鉢に挿しておいても根っこが出てきて育つという、なかなか丈夫な植物である事が判った。

やはり一枝いただいてくれば良かった(笑)
だが奴へのプレゼントが盗品であってはいけないので、ちゃんと買って育ててみようかと思う。

白い猫柳もいいが、桃芽ネコヤナギというピンクの猫柳も可愛い。
白いのと両方買ってしまうかもしれん。

見事に毛を吹いたら、旬の猫ちゃんで奴をこちょこちょしてやろう。


<猫カフェ>

今日、初めて伺った会社の近くに猫カフェがあった。

オレはそこの看板を写真に撮って奴に写メールを送った。
すると奴は『猫カフェに行きたい!!』と返信メールで叫んだ。

猫好きの性は貪欲だ。
自宅にあんなにめんこい(福島弁)猫様がいるのに、更に猫を求めようとする。

もっともオレも同じだ。
だが猫コスをしてくれる恋人は一人いれば十分だ。決して浮気はしない。浮気をしたら飼い主である筈のオレの方が捨てられるのだし。

『良し、猫カフェに行こう』

とオレは返信して、その計画の為に仕事の後にラウンジで落ち合う事にした。

「どこの猫カフェに行く?」
「この近くにもあるぞ」
「まだ行ってないところに行きたい」
「そうだな……。お」
「ん?」

都内の猫カフェをiPhoneで検索している時、片瀬江ノ島の猫に関するコラムを見付けた。
片瀬江ノ島には去年奴と行ったが、その時は他の場所をメインに回った為に、ほとん猫とは出会えなかった。

オレはその時の事を思い出して奴に言った。「猫カフェも良いが、ここも良いんじゃないか?」と。気候が良くなってきた昨今、奴と小旅行をしたかった事もあって。

奴はぱあっと顔を明るくさせて「行く」と言った。

決定だった。
オレ達の僅かな春休みは猫の尻を追いかける小旅行に決まった(笑)

その晩は、オレはどこかで奴の尻を追いかけることにしよう。


<春のフェチシズム>

奴が新しい靴を買った。
黒と白のかなり洒落た革靴だ。

「良いのを買ったな。ちょっと見せてくれ」
「良いよ」

オレは奴から借りた片方の靴を両手で持った。
そして様々な角度から作りを眺め、最も気に入った甲の部分にキスをした。

「お前らしいね」

と奴は笑った。
だからオレはもっと自分らしく、今度は自分の頭の上に靴を乗せた。頭を踏みつけられているように。

だが、そのイメージは奴に伝わらなかった。
奴は更に笑って、「酔っ払った人みたい。明日はそうやって会社に行く? 靴が落ちないようにネクタイで縛って」と言った。

そんなオヤジギャグのような事をしたつもりではなかったが……。

だが奴が楽しんでくれたならそれで良い。
笑われて恥ずかしい思いをするのも奴隷の役目だ。……と思えば、オレのフェティシズムは疼いて満足してくれる。


<春は嘘つき>

オレの多忙は来週いっぱいまで続くようだ。
オレはまたも上司に騙された。

だが来月は他の人の2倍休暇が貰えるので良しとしよう。
来月はゴールデンウィーク前に2回も連休が取れるのだから。

オレの上司は人使いは荒いが、優しい。
しかし来週も多忙になった為に、奴にはすっかり嫌われてしまった(笑)


====================

という訳で、
今日は誕生日の事を書くつもりだったが、時間がないので短信集とさせて頂きました。

セクシャルや恋愛を書くのも楽しいが、こういうのも好きでな。
今日も少しでも皆さんに楽しんで頂けたなら幸いです。

この春日和はずっと続くのか? なんて思っていたら明日は雨で寒くなるようだ。

天気が悪くても皆さんの運気は最高に良い1日となるように祈っています。
今週の平日もあと2日(オレは土曜日も仕事だが)
最後の日まで幸運を信じて頑張ろうな。

では、今夜も心安らかに楽しい夢を。
おやすみ。

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家族デートも悪くないのかもしれない
Tue.18.03.2014 Posted in 恋愛
「白いタキシードって着たことある?」
「黒しかない」
「オレも」
「貴方はきっと似合うぞ。ここは試着できないのか?」
「あはは、良いよ。でもそう言われると着てみたくなる」

先日、実家に行った時、近くのホテルのロビーでウェディングのタキシードとドレスを見た。
こんなノロケを語るのは恥ずかしいが(今更か)、もしもオレ達が式を挙げるならどんな衣装を選ぶかと話をした。

お互いに黒。
いや、オレは黒で奴は白。
いやいや、お互いに白。

厳かな誓いの後はフェティッシュパーティ。
その時はオレはレザーのスーツを着て、奴は猫耳&猫尻尾付きのラバースーツを着て……と、ランチに入った中華レストランでも盛り上がった。

2014_03_18_3.jpg
■中華ランチのデザートの、杏仁豆腐(オレ)、ライチのゼリー(奴)

「妹さんに何か買って行かない?」
「この下でケーキでも買うか」
「それも良いけど、あのベーカリーのパンは? 好きなんでしょう?」
「そういえば貴方も好きだったな。滅多に買えないからそうするか」

食事の後、奴と妹のお気に入りのベーカリーでたくさんのパンを買った。

平日でも行列の出来る店なので時間が掛かったが、奴の好きなドイツパンやライ麦パンも、妹の好きな小雪ちゃん(という名前の菓子パン)も買えたのでラッキーだった。

「このベーカリーに来たのは半年ぶりぐらいだよね? 新しいパンも美味しそうだった」
「嬉しそうな顔をしてるぜ」
「ふふふ、お前の実家に行ったらシロ子とガーナ子を撫でながら食べるんだ」
「猫に混じってゴロゴロして寛いでくれ」

そんな会話をしながらオレは思った。
いずれオレ達は半同棲ではなく完同棲(出来れば同世帯に)となるが、その時は美味しいベーカリーが近くにあるマンションを探さなくてはならないな、と。

2014_03_18_2.jpg
■知る人ぞ知る名店。どんなパンも美味しい

実家でオレは確定申告などの書類作業を行い、奴は猫を構って遊んでいた。

「シロ子のお腹は走ると横にぶるんぶるんって揺れる」
「苦情は妹へどうぞ」
「お前に言った方が面白い。お仕置きも出来るし」
「オレは玩具だな」
「そうだよ」
「ハッキリ言ってくれるんだな」

オレ達は書斎にいて、妹は2つ離れた自分の部屋にいた。
そんな状況の中、奴は珍しく悪戯を仕掛けてきた。最初はほんの遊心だったのかもれないが……

奴はデスクの中に潜り込んでオレの両足を撫で回した。
オレはその感覚にゾクゾクしながらも書類の計算などを続けた。奴の悪戯を無視したかったからではない、むしろ放っておく事でもっとそうして欲しかったからだ。

「……以前、お前は言ってたよね。オフィスで仕事をしている時に、オレにこんな事をしてみたいって」
「今度してやるぞ」
「オレが先にしてあげるよ」
「誕生日の前祝いにハプニングをプレゼントか?」
「そうだね。でもただしたいからだよ」

以降、どんな状況になったのかはご想像にお任せ致します。

だがヒントを一つ。
オレは玩具になりっぱなしではなかった。
せっかくそんな状況で刺激的な事を始めてくれたのだから、途中で奴にも良い思いをして欲しくなった。奴がデスクの下で興奮させて硬くしてくれたものを大いに活用させて。

「息苦しかった」
「妹に聞かれたら大変だからな」
「興奮した」
「オレに口を手で塞がれて」
「うん。それと、お前が凄く興奮しているのが判って」
「そうだな。可愛かったぞ」
「ふふ」

終わってみれば、まだ明るかった外は暗くなっていた。

奴の乱れた髪を撫でて整えていると、それまでソファで寝ていたシロ子が近寄ってニャーと鳴いた。
オレ達に気遣ってずっと寝たフリをしていてくれたのだろうか?(笑)

古臭い実家の中での淫靡な出来事だった。
オレは思った。
奴と世帯を持つならレトロな雰囲気のマンションも良いな、と。

2014_03_18_5.jpg
■それから気軽にお茶やデザートが楽しめる美味しい喫茶店も近所に欲しい

その後、妹が手料理を振る舞ってくれた。

メニューは、鳴門金時と鶏肉の煮物、蟹とマカロのニサラダ、セロリのスープ。
オレ達は先ほどの事を悟られまいとニコニコしながらそれを頂いた。

「美味しい」
「美味いな。レシピを教えて欲しいぞ」

オレ達がそんな事を言うと妹は嬉しそうな顔をした。
いつも一人で作って一人で食べているから、たまに食卓が賑やかになると楽しく思えるのかもしれない。

そしてそれは奴も同じだった。
オレと2人で食べている時もニコニコしているが、この日は一段とご機嫌でオレと妹に色々な事を話し掛けていた。

妹から鳴門金時とレシピを受け取り、パンを別けて、それでオレ達は実家を後にした。

奴は名残惜しそうにシロ子とガーナ子を撫でた。
オレは書類が最後まで出来なかった事を妹に謝った(汗) いや、9割3分は仕上げたが。

「すまなかったな、また実家の用事に付き合って貰って」
「楽しかったよ。それに恋人の実家に行くのってオレの国では当たり前のことだし」
「そう言って貰えると助かる」
「ねえ、今度は妹さんをオレ達のマンションに呼ばない? オレの猫を会わせたいから」

奴のその提案にオレはものすごく照れ臭くなったが、そろそろ家族ぐるみの付き合いを深めても良いのかもしれない。

家族ぐるみと言っても相手は妹だけだが。
それでも『家族』を欲しがる奴にとっては、妹が一人増えるだけでもとても嬉しいのかもしれない。

母が倒れて父が亡くなるまで余り妹と交流がなかったオレは違和感でいっぱいになりそうだが……それを奴が望むなら、いや妹もそうしたがっているようだし(汗) オレも前向きに付き合っていこう。

オレの家族は少ない。
これからも増えないかもしれない。
オレを愛して応援してくれる数少ない家族を大切にしなくてはな。

==========

<追記>

今日は奴に誕生日を祝ってもらった。
ランチもディナーもご馳走してくれて、バーでは感動的なハプニングまで起こしてくれた(笑)

その様子は明日の更新の時に。

そして今日は、たくさんのお祝いメッセージをありがとうございました。

職場でもお祝いを頂きましたが、オレの裏側の事情を知っている皆さんに『おめでとう』と言って貰うととても親しみを覚えて嬉しくなります(笑)

秘密って人と人の繋がりを強くするものですが、本当にそうですね。たとえリアルでの交流がなくてもそんな風に思えるもののようです。

オレを祝って下さってありがとうございました。
皆さんも毎日が誕生日のように幸せでありますように。

今後も都内の様々な場所で皆さんの幸運を祈らせて頂きます。

それにしても32歳か。
誕生日を迎えた今日はとても気持ちの良い春日和だったので、そんな一年になれば良いなと願っております。

今夜も皆さんに感謝しながら夢を眠ります。
皆さんも楽しくて幸せな夢を見て下さい。

おやすみ。

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誕生日カードの猫の目にはお星様
Tue.18.03.2014 Posted in 恋愛
5分間だけ、ごきげんよう。

「そろそろ寝るよ」
「お休み」

今夜も奴はオレよりも先にベッドに入った。
まだ仕事をしていたオレにおやすみのキスをしてから寝室に向かった。

だがその前に、奴はオレにカードを渡した。
「日付が変わったら開いて」と言って、悪戯っぽくニッと微笑んで。

オレは0時になるのがとても待ち遠しかった。
奴の目論見には気付いていたから、早くカードを開きたくて。

==========

やがて0時となった。

0時ちょうどにオレはカードを開いた。
銀色の細い紐を解いて、シンプルな白い扉を開いて。

すると奴がパステルで描いたセクシーな猫の絵が飛び込んできた。
それから、『誕生日おめでとう! 今夜はデートしてね』という文字も。

顔が緩んだ。
カードを抱き締めて「ありがとう!」と小さく(だが熱烈に)呟いた。
今夜はたっぷりと奴に甘えてやるぜと、胸が歓喜でいっぱいなった。

==========

誰よりも早く奴に誕生日を祝ってもらった(笑)

その直後、2人の友人からお祝いメールを貰ったのも嬉しかった。
それと1時頃にネットを繋いだら、早くもツイッターやコメントやピグでお祝いメッセージを下さった方がいて感動した(感涙)

そんな訳で、
本日、誕生日を迎えました。

今日この日までオレを育ててくれた全ての方々に感謝を申し上げます。

もちろん皆さんにも。
奴との付き合い(すなわち奴と出会ってからの人生)を見守って下さってありがとうございます。皆さんとの交流もまた(言葉を交わした事のない方とも)、オレを成長させてくれたものだと思っております。

感謝を込めて先日のデートのエントリーでも上げたいのですが、そろそろ眠らないといけないのでまた明日に(笑)

良い夢を見ているでしょうか?
今週は始まったばかりだが、実り多い充実した一週間となるように応援しています。

今夜はいつもよりたくさん皆さんに感謝しながらベッドに入ります。奴に3回ぐらいキスをして、夢の中でも猫可愛がりをして。

では、皆さんもステキな夢を。
全ての方が誕生日に、幸せなプレゼントを贈られますように。

おやすみ。

5分と思ったが10分になった(笑)
今夜は残業を蹴って楽しんできます。

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ホワイトデーのプレゼント
Sun.16.03.2014 Posted in 恋愛
先日(3月14日ではなかったが)、ささやかながらホワイトデーのデートをした。

「オレの彼氏に乾杯」
「あはは、ありがとう。オレのお前に乾杯」

まずは赤ワインで乾杯した。
それからカプレーゼ、ハムと野菜のマリネ、パスタ、魚、サラダと、お気に入りのイタリアンレストランの料理を楽しんだ。

2014_03_15_1.jpg
■そら豆とツナのパッパルデッレ(極太の生パスタ)

食事だけで済ませる予定だった。
だが、ほろ酔い気分で楽しくなってしまえば、食事だけでこのデートを終わらせるのが惜しくなった。

ワインボトルをカラにした時、オレは奴の手を握った。
奴は酔った目をしてオレに顔を近付けた。

「楽しいな」
「うん」
「ここを出たら、すぐにタクシーには乗らないで少し歩こう」
「そうだね」

オレがそんな提案をしたのは、奴に何かプレゼントをしたくなったからだった。
レストラン周辺にある数々のショップを見て歩き、奴が一番最初に「良いな」と言ったものを買おうと決めた。

プレゼント交換はバレンタインの時にやった。だから今回は食事だけで済ませる予定だった。だが、オレの『好きな人に貢ぎたい癖』が出てしまった。この晩餐が終わっても尚、奴に楽しんで貰いたかったから。そしてオレもまた、更に喜ぶ奴の顔を見て幸せな気分に浸りたかったから。

折角のホワイトデーだから、24時が来るまでラブラブな気分でいたかった(笑)

==========

ホワイトデーだったのでほとんどの店がプレゼントに適した商品を華やかに展示していた。
洋服、アクセサリー、コスメ、花、お菓子。

奴はどの店のどの品を気に入るだろう?

とある衣料店の前で奴は立ち止まり、店頭にディスプレイされた黒いトレンチコートを眺めた。
『それか? 良いぞ』とオレは思って奴に声を掛けた。

「貴方に似合いそうだ。試着してみるか?」

だが奴の返事は、

「残念。ステキだけど猫の毛がたくさん付く生地だ」

白猫を飼っている者の宿命だから仕方がなかった(オレも度々これで黒い服を諦めている)
オレ達は再び夜の繁華街を歩き、オレは奴が次に何かを気に入るのを待った。

やがて奴はある洋菓子店の前で立ち止まった。
そして言った。「可愛い!」と、クルリとオレの方を向いて嬉しそうに。

それは何かと覗きこめば、奴好みのおしゃれな猫ちゃんが描かれたチョコレートだった。

しかし価格は500円程度。
ホワイトデーの本命プレゼントにしてはちょっと安上がりではないかと思った。

しかも、
「これが良いのか?」とオレが財布を出すと、
「自分で買う」と奴は言って財布を出した。

オレの計画が潰れる寸前だった。
だからオレは素早く店員に声を掛けた。猫のイラストのチョコレートは2種類あったので、その両方を包んでくれと。

2014_03_15_2.jpg
■ファッショナブルな猫ちゃんチョコレート

「お前はチョコが好きでしょう? 食事のお礼にお前にプレゼントしようと思ったのに」
「一緒に食べよう。さすがに2箱も食べられないし、貴方も猫が好きだろう?」
「あは。そうだね、ありがとう。じゃあ、お前は何か欲しいものはない? 食事とチョコレートのお返しをするよ」

結局、オレの計画は潰れてしまった。
オレは奴に「レッドハーブティーみたいな酸っぱいお茶が欲しい」と言ってそれを買ってもらった。もっともそれも奴と2人で飲むつもりだったが。

だが楽しかったので文句はない。

奴も猫チョコの入ったペーパーバッグを持ちながら楽しそうにお茶を買ったり試飲していた。
帰ってからそれらでお茶会をした時も楽しそうだった。「お前はどの猫が良い?」とか、「赤いお茶の色がロマンティックだ」とか言いながら。

計画は失敗したがオレの目的はちゃんと達成された。
今年も良いホワイトデーだった。
また来年も、どんなにささやかでも良いからやりたい。最悪、残業中に奴にお菓子を渡すだけになっても。

==========

バレンタインデーもホワイトデーもとっくに終わったイベントだが、何となくこの話は書いておきたかったので書かせて頂きました(笑)

先日はフェチイベントもあって、そういうのも書きたいのだがな。
久しぶりにハメを外してイベント会場で公開◯◯とか、そのあと野外で◯◯とか◯◯とかしてしまった(これから書くかもしれないので一応ネタバレ防止)

あと、近頃のオレ達の交友関係の事とか、オレの実家に行った時の事とかも書きたい。
それから先日のフェチ話の後半とか、過去語りとか、渡辺さんとか(汗)

上司様の言った通り、来週ぐらいから時間に余裕が出来そうだ。
そうしたらまたテンポ良く書いていこう。

更新を待って下さっている方には心からの感謝を申し上げます。
とてもありがたいです。
それぞれのエントリーが上げられるまで、暫しお待ち下さいm(__)m

そして一昨日のエントリーでは、たくさんの応援クリックを下さってありがとうございました。
あんなにクリックして貰ったのは初めてだったので驚きました!

オレもまだまだ未熟な若造ですが、今後も何十年も奴と奴との生活を大切にして行くと誓います。
奴と式を挙げて、猫4匹が飼える新居を構えて、デンマークとドイツとハワイに別荘を持って……と、大きな愛と感謝と夢を忘れずに(笑)

==========

週末の時間の流れは早いもので明日は月曜日だ。

今週も皆さんにたくさんの楽しい出来事がありますように。
思わぬ幸運もあって願いが叶いますように。
皆さんの大切な人も幸せでありますように。

今週もオフィスやブログを書きながらそう祈っています。

では、今夜も心安らかに幸せな夢を。
おやすみ。

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いつかその日に
Sat.15.03.2014 Posted in 恋愛
3日前は東日本大震災から3年経った3月11日だった。

オレには宮城と福島に親戚がいて、福島には子供の頃に1年ほど住んでいて(当時ちょっと好きだったクラスメイトもいて)、たまにだが遊びに行く事もあったので、物凄く心配したものだった。

東京もかなり揺れた。
オレの勤務するオフィスはビルの10階以上にあるのだが、半分ぐらいの人は身の危険を感じて咄嗟に外に避難した。

オレも怖かったが、奴はもっと怯えていた。
奴の母国では地震がまったく起きないので、日本に来た時から恐怖の対象となったそうだ。

おまけに福島原発の事故があって、奴はご家族からすぐに帰国するようにと厳しく言われた。
奴はオレの為に(オレの為ばかりではないが)それを拒否したのだが、お陰で父親と険悪な状態になってノイローゼ気味となった。

その後も、ちょくちょくやってくる余震に奴は震えた。
数ヶ月間は過敏な状態だった。
真夜中の地震に目覚めて「怖い……」とオレに抱き着いてきた事もあった。

==========

『今日も去年みたいに神社に行くか』
『行こう。もうあんな地震が来ないように祈ろう』

11日の黙祷の後、オレと奴はそんなメールを交わした。
その祈りがほんの少しでも天に届いたら良いなと、互いに願いながら。

参拝は真摯なものだった。
まだまだ復興が進んでいない状況の中、一秒でも早く被害に遭われた全ての人達が安堵の生活を取り戻せるようにと祈った。

2014_03_14_1.jpg

その後、近くにあるホテルのラウンジに入ってシャンパンを飲んだ。

乾杯は、
被災に遭った人を救ってくれる神と人を祝福して。

オレ達は3年前の話をした。
当日はオレ達も必死だったと。
災害によって持ち上がった数々の問題に悩まされ、親しかった人との別れもあったと。

「でもオレ達は変わらなかった」

奴はそう言った。
それはオレにとってとても嬉しい事であり、それさえあれば他の全てが変わってしまっても構わないぐらいの事だった。

==========

当時、奴は不安の中で必死にご家族を説得していた。
ご家族の心配を思えば、オレは奴を引き止めてはいけなかったのかもしれない。日本に奴を留める事が最善である保証はなかったのだから。

だからオレも多少は弱気になった。
だが奴と別れるなんて絶対に出来なくて、この先どんな状況になっても必ず幸せにするから行くなと奴を抱きしめた。

奴は「行かない」と言ってくれた。
そして真夜中まで話をした。
これからもずっと2人で暮らそうと、いくつもの楽しい約束を交わして。

==========

「そうだな、ありがとうな」

とオレが言うと、奴はオレの感謝の言葉の意味(行かないで居てくれてありがとう)を判ってくれた。

「あれは……お前からの一番最初のプロポーズ? だったのかな」

と奴は照れた顔で笑った。
お陰でオレも釣られて照れ臭くなった。

だが確かにそうだった。
男女なら、それを機に婚約して結婚するのだろう。
オレも気持の上ではそれと同じだった。生涯かけて貴方を幸せにするとハッキリと誓ったのだから。

「毎日、楽しいか?」

オレは水割りを飲みながら奴にそう質問した。

奴は答えてくれた。「楽しいよ、幸せだよ」と。
だからオレも返した。「オレもだ」と。

この道を選んで良かった。
オレ達は3月11日が来る度にそう思うのかもしれない。

オレ達の絆が強く結ばれたその日に、いつか式を挙げられたらと思う。
子供の誕生の代りにプーラ子(シンガプーラ)でも飼って。

==========

<余談・その1>

一ヶ月ぶりにボストン君と話をした。

外国人のお客と一緒に夜中にホルモン焼きを食べたら(イタリア人に連れて行けと言われたらしい)、酷い胃もたれを起こして具合が悪くなったそうだ。

「歳を考えないからだぜ」と笑ったら怒られた。
「お前もいつかは同じ目に遭うぞ」と言われて。

40代にもなると多くの人が胃腸の不調を口にする(オレのお客さんは50~60歳以上の方が多い)
そして胃の疲れは、肩こりや首の痛み(寝違いと勘違いされる方が多いらしい)に繋がる。

オレも気を付けよう。
消化液を浪費する動物性食品(肉・魚・乳製品)の摂取はほどほどにして。

==========

<余談・その2>

(ch~nさんのリクエストにお答えします)

帰宅が遅くなった日には良く成城石井で買い物をする。
ここは奴の口に合う食材が揃っているので頼りになる。

一番お勧めのサーモンは完全無添加の表示があるもの。ただし残念な事に無い時の方が多い。

次にFUMESANの紅鮭スモークサーモン(少量パックです)
成城石井ブランドのスモークサーモンスライスもなかなかイケる。
バケットなどにレタス等と挟んで食べるならペッパーサーモンもお薦め。

オリーブは、塩だけで漬けているグリーンのものを買っている。
チーズは、その日の気分によって色々ですが酒に合うものをメインに選んでいる。

その他、エシレバター、パスタ、生ハム、水曜日のネコ(ビール)、その他アルコールなども良く買っている。

参考になれば嬉しいです(笑)

==========

<余談・その3>

昨日、奴が買って来たグレープフルーツがメチャクチャ酸っぱくて2人で(><)な顔になった。

「『とびっきり甘いよー!』なんて言ってたのにー」
「騙されたな」
「絞って蜂蜜を入れてジュースにする」
「作ったら飲ませてくれ」
「騙されて機嫌が悪いからヤダ」
「ええー!」

店員さんの甘い言葉に騙されないように皆さんもお気を付け下さい。

==========

<余談・その4>

なかなか更新が出来なくて申し訳ありません。
今日もホワイトデーで、ネタは物凄くあるのですが時間に追われて書けません。

それでもランキングバナーをクリックして応援して下さってありがとうございます。

明日も更新します。
まだまだお付き合い頂けたら嬉しいです。
よろしくお願い致します。

==========

早いもので今日は金曜日だった。

皆さんも楽しい週末をすごせますように。
週末だからこそとびきり楽しい出来事があるように応援しています。

では、今夜も心ゆくまで楽しい夢を。
おやすみ。

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安らぎと温もりの低周波
Tue.11.03.2014 Posted in 恋愛
就寝前に10分間だけ、ごきげんよう。

シャワーを浴びた後、オレはリビングのソファに座って書類のチェックをしていたが、肌寒さを感じて奴に声を掛けた。

「今夜も冷えるな。春先の冷え込みというより、まだ冬みたいだ」
「寒い? 大丈夫?」
「ああ、ちょっと肌寒い程度だから」
「ちゃんとヒーターを付けているのにね。あ、ちょっと待って」

そう言って奴はリビングから出て行った。
熱い紅茶でも淹れて来てくれるのかと思い、オレは奴に感謝しながら再び書類チェックに戻った。

2014_03_10_1.jpg
■妹と入った喫茶店のラベンダーティー。

しかし、戻ってきた奴の手にはティーカップとはまったく違うものがあった。

猫様。

猫様は奴に抱えられてキョトンとした顔でオレを見ていた。どうして急にここ(リビング)に連れて来られたのか訳がわからないといった表情で。

奴はオレの膝の上に猫様を置いて、「温かいでしょう?」と言った。
オレは「温かいな……」と答えたが想定外の奴の行動に動揺していた。『ここで猫様を持ってくるか!?』と。

あるいは奴にとって猫様は、当たり前のようにカイロや湯たんぽ同等に暖を取る存在なのかもしれん。寒い日には良く、「お前は温かいねー」とか言って抱っこしているのだから。

しかし、

「ダッフィーにしようかと思ったけど、生きているものの方が温かいよね。オレも温かいでしょ?」などと言いながらオレの肩を抱いた奴の体温はなかなか心地の良いものだった。
それに、膝の上の猫様も、喉をゴロゴロと鳴らしながらジワリとオレを暖めてくれていた。

これで良いのかもしれないとオレは思った。
その温かさは、この多忙期に荒みがちな気持ちを潤しながら温めてくれる、まるでスチーム付きのオイルヒーターのようだった。

「ぬくもる……」

オレはホッと肩の力を抜いて猫様の背中に顔を伏せた。
だがその刹那、猫様はオレの膝から飛び降りてリビングから出て行ってしまった。

……。

安らぎと温もりの20~50ヘルツの低周波ゴロゴロは去ってしまった。
オレは膝が冷えてゆくのを感じながら唖然とした。
奴はそんなオレの虚しい気持を察してくれたのか、こう言ってくれた。「ダッフィーを持ってくるよ」

オレは奴を抱き締めて首を横に振った。
「いいんだ。寝る前にお茶でも飲もう。温かいのを淹れてくる」

束の間だったが、確かに至福の温もりだった。
それを偲びながら奴と静かにお茶を啜るのも悪くないように思えた。猫様のゴロゴロを思い出させるような、安らぎと温もりのラベンダーティーを淹れて。

……実はラベンダーティーって、嫌いではないのだがそれほど好きでもないんだがな。口に残る風味が馴染めなくて(汗)
他のお茶がすべて切れていた。明日は仕事の帰りに奴と待ち合わせてお茶買いデートだ。

==========

さて、奴が先に寝てヌクヌクになっている布団に入ろう。

奴はオレの『猫ゆたんぽ』だ。
それさえあればどんなに寒い夜も平気だ。
猫の平均体温は38~39℃らしいので、奴はちょっと低体温(37℃)の猫という事になるが。

皆さんも温かくして寝ているか?
3月になっても寒い日が続いているが、体調を崩したりせずに元気だろうか?

早く暖かくなって花見の季節になれば良いな。
そして皆さんの日々も華やいでますます楽しくなりますように。

明日もたくさんの幸運が待っているように祈りながら、おやすみなさい。
お互いに良い夢を見ような。

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恋人にキスばかりした金曜日の夜
Mon.10.03.2014 Posted in 恋愛
「今日も寒から温かいものが良いな」
「最近お前が食べに行って美味しかったレストランは?」
「そうだな……」

金曜日の夜。
仕事の後で奴と落ち合って週末のデートを楽しんだ。

奴のリクエストは、
『お前がお客さんと食べて美味しかった料理をオレも食べたい』

オレはちょっと考えた末に銀座に行くことにした。
派手な作りではないが、銀座を良く知る玄人好みの店に奴を連れて行こうと決めて。

==========

早い時間から遅い時間まで客の絶えない店だった。
奴は、客の中に着物姿のホステスさんを見付けて大喜びしていた。

「着たいのか?」
「あはは、見てるだけで良いよ。雰囲気があって素敵だね」
「銀座は和装のホステスさんも多いぞ」
「へえ、良いものが見れたよ。写真が撮れるなら祖母に送りたかったな」

さすがにお客と同伴中のホステスさんをナンパする訳にはいかなかった(笑)
だが、異国の可愛い青年(奴)がニコニコしながら「写真を良いですか?」と頼めば難なく了解してもらえるようにも思えた(しなかったが)

まずはビールで乾杯。
そしお通しを摘みながら、奴が好みそうなメニューをオーダーした。

2014_03_09_1.jpg
■くじらの刺身とベーコンとレバー。フレッシュな味わい。

くじら、蟹甲羅のコロッケ、霜降り馬刺し、カレイの唐揚げ、えびしん丈のアスパラ巻き、牛すじ土手焼、マグロ、ホタルイカ、さより……。
オレが次々に注文したものだからカウンターテーブルの上は皿が置けないほどいっぱいになった。

「ご馳走!」
「ははは、どれも美味いだろう?」
「美味しい。くじらのベーコンって初めて食べたけど美味しいね」
「いつか貴方に食べさせたいって思っていたが、今日はそれが叶ってラッキーだ」
「オレの方がラッキーだよ」

奴は上機嫌でオレのお猪口に熱燗を注いでくれた。
オレもお返しに奴のグラスに白ワインを注いだ。

やがて奴もオレもそこそこ満腹になった。
だがその店は『おでん』も評判であり、どうしても奴に食べて欲しいタネもあったので少しばかり注文する事にした。

2014_03_09_3.jpg
■トマトのおでん。本当に美味いです。その後ろは、よもぎの麸と、袋。

「トマトのおでん?」
「ああ、出汁はその他のおでんの出汁とは違うんだがな。トマトを食べた後にスプーンで出汁を飲んでみてくれ」

奴は美味しそうに熱々のトマトを食べた後に出汁を飲んだのだが、その味を気に入ってすっかり皿を平らげてくれた。

「美味しかった。出汁の味が良いね。おでんって苦手だけど、この店は薄味で美味しい」
「薄味なのは関西風だからなんだ。貴方は甘くて濃い味が苦手だから関西風の方が口に合うんだろうな」
「同じおでんでも違うんだね。関西か、美味しいものを食べに行きたいな」
「ああ、行こうな」

オレはカウンターの下で奴の手を引き寄せて指切りをした。
奴は少し酔っていたこともあり、笑いながら小指を繋いだ手を振り回した。「うん、絶対だよ」と言って。

2014_03_09_2.jpg
■さよりの刺し身。爽やかな味わい。

==========

今夜は帰らないことにした。
近くのバーで飲んでからホテルに行くことにした。

「猫様は大丈夫か?」
「うん、いつものようにちゃんとご飯はセットしてあるから」
「だが明日の朝は早く帰ろう。オレが貴方を独占した翌日は機嫌が悪いから」
「ふふ、お前は悪い男だね」
「オレをいけない気分にさせる貴方の方が悪だ」

キャンドルだけが灯る薄暗い店の中、混雑していなければキスしたいぐらい良いムードだった。

仕事の話はほとんどしなかった。
2人の将来の事、夏の旅行の事、フェチセックスの事……そんな話をしながら密かに官能的な気分を盛り上げていた。

途中、傍に座っていた女性グループに声を掛けられた。
もう終電間近の時刻だったので夜通し遊べる飲み仲間が欲しかったのだろう。

だがオレは奴に夢中だった。
だからそのままの事を言った。「恋人と一緒だから、申し訳ない」と。

奴は驚くだろうと思った。
だが微笑みながら頷くだけだった。
驚いたのは女性の方だった(当然か)
けれど「気が付かなくてごめんなさい」と理解して貰えて嬉しかった。

バーを出た後、オレは奴の肩を抱いてタクシー乗り場まで行った。
そしてホテルへ。

奴から貰った小さな鞭は持って来ていたが、その夜はマゾヒストな気分ではなかったので普通に奴を抱いた。
持ち込んだ赤ワインで官能的な気分を盛り上げて、今もなおオレは貴方を愛しているのだと囁きながら。

オレにとっては最高の夜だったが、貴方にとってもそうだったか?

たまにはマゾもフェチも捨てて奴を愛したくなる。
性欲よりも愛しているという気持が盛り上がるとそうなるものだ。オーラルの時も、インサートの時も、フィニッシュの時も、ずっとキスをしていたくなって。

それにしても休日の時間の流れは早い。
ようやく休日になったかと思えばもう月曜日だ。

だが今週も生き抜いてやろう。
皆さんにとっても幸運に守られた一週間となりますように。
そして皆さんの大切な人も幸せでありますように。

では、今夜も心安からに穏やかな夢を。
おやすみ。

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彼の笑顔の理由
Sat.08.03.2014 Posted in 恋愛
賑やかな土曜の夜に、短信にてごきげんよう。

金曜日の午後の事。
奴の部署で業務説明などをしていると、奴がとてもニコニコしながらオレを見ているのに気付いた。

オレに言いたくなるような、何か良いことがあったのかもしれない。
そう思ってオレは奴にメールした。『機嫌が良さそうだったが、何か楽しい事でもあったのか?』と。

奴からの返事はすぐに来た。
内容はこうだ。

『昨夜のお前の事を同僚に話したんだ。風邪をひいたオレにたくさんのお土産と花束を買ってきてくれた事を。そうしたらオレは恋人に物凄く愛されている幸せ者だって。嬉しくなっちゃった!』

それを読んでオレは照れ臭い心地で笑った。
仕事で褒められたのかと思えば、まさかオレの事でノロケていたとは。

オレもすぐに返事を送った。
今夜もご褒美があるぞ、と。
今週も体調を崩しながら頑張った奴に、とびきり美味しい料理と酒をプレゼントしてやろうと、オレ自身もワクワクしながらメールを送信した。

==========

そして奴を銀座に連れて行ったのだが、その続きはまた後で。

今夜は2人の来客があってちょっと忙しい。
これからワインとピザとパスタが届く予定だしな。

皆さんも楽しく土曜の夜を過ごしているか?
今週の疲れがすべてなくなるぐらい楽しく笑える夜を過ごしていますように。

そして眠る時には心安らかに幸せな夢を。
おやすみ。

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きっと明日は春色のパジャマのような日
Thu.06.03.2014 Posted in 恋愛
今夜から早く寝る決意をして、ごきげんよう。

「熱は?」
「下がった」
「本当か? ちゃんと測ったのか?」
「測ってないけど昨夜みたいに熱くないから判るよ」

今朝、オレは起きるとすぐに奴の具合が気になって体温計を渡した。
37.0℃だった。
日本人にとっては高めに感じる体温だが、奴にとっては至って平熱だった。

取り敢えず安心した。
どうやらインフルエンザではなかったようだ。
咳はまだ少し残っていて「こんこん」していたが滅多に出ない程度だった。

しかし熱とは夕方から急に上がったりするものだ。疲れた時などにも。

だからオレは午後(オヤツ時間)に奴と待ち合わせをした。
オムロンの体温計を渡して、「もしも上がっていたら早上がりして病院に行ってくれ」と伝えて。

==========

落ち合った場所は、社内の販売機の前だった。
偶然に会ったフリをして、「Rさんも珈琲ですか?」とか、「Y君も休憩なんだな」とか、白々しい挨拶を交わして。

「測ったか?」
「37.2℃だった」
「上がってる!」
「大袈裟だな、上がったとは言えないよ」
「心配だったんだ」
「ありがとう、でも大丈夫だよ」

確かに奴はいつも通りに元気だった。
だがまだ世話を焼いていたいオレは、販売機でスポーツドリンクを買って、それに外出の時に買っておいたフリーズドライの苺のお菓子を添えて奴に渡した。

「美味しそう」
「疲れたらつまんでくれ。ビタミンも摂れるそうだぞ。だが今日は出来るだけ早く帰るんだ」
「上司命令?」
「そうだ」
「ふふふ、そういうお前も格好良いね。判った、これをつまみながら気ままに仕事をして定時に上がるよ」

オレはホッとして、つい自宅にいる時のように奴の髪を撫でてしまった。猫の頭を撫でるように奴の髪を。

すると何だか、オフィスラブの真似事がしたくなってしまった。
このところ潤いのない日々が続いていたが、急に日中の緊張が弛んでしまったようで。

周囲には誰もいなかった。
しかし会社の廊下の真ん中でキスやハグをする訳にはいかなかった。

だからオレは、「ちょっとこっちだ」と言って奴の手を引っ張って販売機の脇の窪みに入り、そこで一瞬だけ奴を抱き締めた。「早く治すんだぞ」と言って。

奴は目を丸くした。
オレに何か言いたげだったが、オレはまたすぐに奴の手を引っ張って販売機の前に戻って何事もなかったかのような顔をした。

奴は「もう、ビックリしたじゃない……」と小声で言って笑っていたが、その時の笑顔がとても可愛かった。

「今夜は少し帰りが遅くなるが、貴方の食べたいものを買って帰る。何が良い?」
「ヨーグルト」
「あとは?」
「マッシュポテトとサラダ。でもそれはオレが作って、お前の帰りを待っている」
「今日ぐらいのんびりすりゃ良いだろう」
「もう元気だから。元気なのにのんびりしたら猫になっちゃう」

猫で良いのにな。
というか猫だろう。

だが奴を猫可愛がりするのが大好きなオレは、また余計なものをたくさん買って帰った。
ヨーグルトとブラックベリージャム、バター、チーズ、ライ麦パン、サーモン、オリーブの実、そして黄色い薔薇の花束。

「ああ、お前ったら、またこんなに買ってきて……」

奴はそう言いながらも笑っていた。
いい加減にオレの猫可愛がりは一生治らない病だと諦めたのかもしれない。

「お仕置きをするならその黄色い薔薇でしてくれ」とオレが言うと、
「そうする」と奴は答えた。
薔薇が枯れる寸前に。花弁が綺麗に散る頃に愛を込めて、悪い子のオレをたっぷりとお仕置きをする、と。

「オレの作ったサラダとマッシュポテトに、お前の買って来たサーモンやチーズをパンにサンドすると美味しい」
「それを狙って買って来たんだ。あと、バターとブラックベリーのサンドも美味いぞ」
「ボリュームいっぱいで食べ過ぎちゃいそう」
「たくさん食べて咳も治してくれ。咳が出るからって貴方はキスさせてくれないからな」
「ふふふ、紅茶を淹れてくれたらすぐに咳も治るよ」
「本当か? だったら1リットルぐらい淹れてくるぞ」

奴の風邪は1日では治らなかったが、そのお陰で久々に仲睦まじい楽しい夜を過ごせた。

明日には治っているだろう。
明日の夜はデートの約束だ。
明日は今日よりも奴を猫構いしてやろう。
明日が楽しみだ。

明日明日としつこかったな(笑)

という訳で、明日はようやく金曜日だ。
今週も色々な事があって長かった。
来週も色々な予定が入っていて長いので、明日の夜から週末は思いっ切り楽しんでおきたい。

皆さんも楽しい週末をお迎え下さい。
明日も幸運な出来事があってハッピーな気持ちになれるように応援しています。

この度も、奴の具合を心配して下さってありがとうございました。
皆さんの温かな気持ちを、間接的にしっかりと奴に伝えておきます。

おっと、タイミング良く奴が「R、寝るよ」とダッフィーを抱えて向かいのソファに座った。

春イメージのグリーンのパジャマとダッフィーが良く似合うぜ。男の子みたいだ。
早く風邪を治すんだぞ。そしてオレに可愛がられて美味しく食べられるんだぞ。

では、皆さんも良い夢を。
明日の幸運を祈っています。

おやすみ。

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オレにもキスをさせなさい
Thu.06.03.2014 Posted in 恋愛
平日の夜中に、ごきげんよう。

インフルエンザの流行は既に収束しているようだが、何故かオレの会社では少し前が最盛期だった。
奴の部署にも熱や咳が出る人が数名いて、彼らがインフルエンザB型である事が数日前に判明した。

で、どうも奴がその人達とそっくりな諸症状が出てきて困惑している(汗)

「インフルエンザだったらどうしよう……こんこん!」
「大丈夫、オレが付いてる。ハグ」
「くっ付いていたらうつすから離れて」
「インフルエンザかもしれない貴方を放って置けないぞ」

こんな時にオレまでインフルエンザに罹ってはどうしようもないが、奴と並んで高熱にハァハァするのも淫靡であるように思えた。
なんて、そんな状況にうっとり出来るのはマゾのオレだけか。

奴はオレが傍に行く度に自分の口を手で覆って「傍に来ないで」と言った。
オレが風邪をひいた時は平気でオレにハグやキスをしたくせに。「うつすからダメだ」とオレが言っても、「オレはうつらないから大丈夫」とか言って。

そんな奴ならオレの気持ちが判る筈なんだがな。
好きな人が具合を悪くしている時だからこそ抱き締めてキスをしたいんだって。

もっとも奴はウイルスに強い身体のようで(通常でも体温が高いせいだと思う)本当にうつらなかった。しかし、オレは風邪の抗体力に関しては残念ながら奴ほど強くない。

……そこで思ったが、そんな奴に風邪(インフルエンザ?)をうつしたのは誰なんだろうな?
いつも傍にいるオレですら一度足りともうつせなかったというのに、奴の鋼鉄の抗体バリアを破ってウイルスを種付けるとは物凄く妬ましい話じゃないか。嫉妬するぜ。

なんて事を奴に話したら笑っていた。
「お前は本当にヤキモチだね」と。
ああ、そうなんだよ。

「悔しいからオレにうつしてくれ」
「ダメ。もしもオレがインフルエンザで高熱を出したら、今度はお前がオレの看病をする番なんだから」
「そうだが……。猫様が貴方とオレの2人を看病してくれたらな」
「肉球で額を冷やしてくれたり?」
「良いな、それ。やって欲しいからオレも熱を出すぞ」
「残念でした。猫はそんな事してくれません」

オレはムスッとして奴にキスをした。
奴は「だめー」と言ってオレの腕の中で暴れた。

今夜の奴は咳と微熱があるだけで元気だった。
だがオレの知る限り、今年のインフルエンザに罹った者はすべて、最初は微熱(元気で食欲もある)から始まっている。そして2~3日後に高熱になる。

ただの風邪なら良いな。
今夜はインフルエンザに効きそうものを奴に食べさせたが(生フルーツジュースとかマヌカ蜂蜜とか)、どうか明日も元気でありますように。

今週末はオレも久しぶりに休みだから、奴をいろいろなところに連れて行きたいしな。
映画とレストランはもう予約しているし、このところのストレスを晴らす為にハメも外したい。

だが、もしも奴の熱が上がったら……。

その時はオレも会社を休んで看病しよう。
週末には猫様と一緒に奴が1日も早く治るように祈りたい。
貴方が元気じゃないとオレ達はとても退屈で寂しいと心の中で零しながら。

==========

という訳で、
そろそろ春なのだが、今日も冷たい雨が降っていて寒かったな。

週末まであと2日。
皆さんも元気に今週を乗り切れるように応援しています。
オレのように息切れ状態の方も何とか頑張ろうな(笑)

では、今夜も心安らかに楽しい夢を。
おやすみ。

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オレは24時間いつでも貴方のものだから
Tue.04.03.2014 Posted in 恋愛
奴が女装友達のT君とボンテージショップに行った時、オレにこんな土産を買って来てくれた。

2014_03_02_2.jpg

ミニ鞭ストラップ。本革で本格的な鞭と同様に編み込んで作られている。

2014_03_02_1.jpg

普段はこのように折り曲げておく事もできる。

これを奴からプレゼントされた時は嬉しかった。
指輪をもらった時のようにワクワクして「すぐにiPhoneに付けるぜ!」などと言ったものだった。
奴も「これでお前をいつでも調教できるね!」なんて言ってくれたので喜びは何倍にも膨れ上がった。

「iPhoneにつける前にぶたせて」

と奴に言われてオレは背中を出した。
奴は「お尻」と言ったが恥ずかしいので聞こえないフリをしてさっさとシャツを脱いで背中を露出させた。

「軽いから衝撃は少ないだろうね?」
「思いっ切りやってくれて良いぞ。それでもきっと痛くない」
「そう? じゃあ遠慮なく」

奴は大きく腕を振り上げ、そして思い切りオレの背中に鞭を振り下ろし……。

ペチン!

軽い音だった。
しかし、ほとんど痛みはないと思っていたが意外な事に、縄鞭(家畜用の鞭)のように切れるような痛みがあった。

「痛い」
「音が軽くて痛そうじゃないのに?」
「結構痛いぞ。いや、軽いから一発ぐらいじゃそうでもないが続けて打たれたら……」
「こう?」

いきなり奴はペチペチペチとオレの背中を連続して叩いた。
オレは不意を突かれて「ああう!」と情けない声を出した。

奴は面白がっていたが、その様はまるで玩具で遊ばれているようで、それがオレのマゾのツボを見事に刺激してくれた。

「本当に痛いんだぞ」
「ふふ、本当なんだ。背中に綺麗な赤い筋が出来たよ」
「痛くないと思ったが、どんなに細くても編み込んだ革は馬鹿に出来ないな」

奴はオレの背中に出来た鞭痕にキスをした。
チリチリと痛むそこを柔らかな唇でなぞられるのは、なかなか耽美な被虐的快感だった。

「良かった」
「ちゃんと痛くなる鞭で?」
「そうだよ。iPhoneに付けてね。これでいつでもお前を鞭で調教できる。会社でもオレが呼び出したらすぐにiPhoneを持って来るんだよ」
「上司のオレを会社で鞭打つ気か?」
「刺激的でしょう? オフィスでもお前はオレのものなんだ」

奴はそう言ってオレの耳にキスをした。
オレはその誘惑的な台詞にゾクゾクした。だが、こんな目立つストラップをiPhoneに付けて会社に行ったらすぐにオレがマゾである事が皆にバレてしまうだろうと思った(汗)

鞄に取り付けるのではダメだろうか?
貴方に呼び出されたら必ず忘れずに持って行くから。
貴方と2人だけならどんな奴隷にでもなるが、その他の人達の前ではまだまだ格好を付けていたい30代男子なんだ。

しかし、奴は本当にオフィスでオレを呼び出して強調するつもりらしい。
そういえば以前、オフィスラブのエントリーも書きます! とか宣言しながらまったく書いていないな。

過去語りも、渡辺さんと佐々木君の話も、先日のドクタープレイも、すべて半端なままで申し訳ありません(土下座)
これらの連載、必ず完結させます。待って下さっている方々には本当に申し訳ありません(泣)

話を戻すが、
正直なところオフィスでの性行為(未満でも)はハードルが高い。
だが時間と場所を選べば出来ない事もない。
しかし多忙が邪魔して奴と擦れ違ってばかりだ。

この慌ただしい日々はいつになったら終わるのだろう?
上司は来週には終わると言っているが、オレも何度かその甘言に騙されているので信用出来ない。

「本当に余裕が出来るの?」
「……きっと出来る」
「じゃあ、お前の誕生日パーティもちゃんと出来る? 誕生日の当日に」
「出来るぞ。仕事を押し付けられてもその日だけは仮病を使って帰る」
「絶対だよ。その日だけは残業したらダメだからね。楽しい誕生日にしようね。あとTDRと富士急ハイランドにも行こうね」

奴も一人で過ごす日が多くなってすっかり欲求不満だ。

パートナーとしてこのままではいけないと思っている。
今月は奴が行きたがる所にはどこにでも付き合おう。
どこにでも行って、可愛い彼氏君と仲睦まじくしている姿を見せびらかしてやりたい。

「春の休暇は近くでも良いけど、夏はどこか遠くに行きたいね」
「沖縄は?」
「沖縄は夏じゃない時に行きたい。あ、そういえば……」

気の早いバカンスの話をしている時、奴はある場所に行きたいと言い出した。
オレの友人がそこに旅行に行って来て土産をくれたのだが、奴にそこの雄大な自然の美しさを語っている内にすっかり興味を持ったようだ。

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そこの土産。

「良いぞ。じゃあ夏はそこに行こう」
「宿泊先を決めないと!」
「はは、気が早いな。良いホテルや旅館があったら教えてくれ」
「うん。新婚旅行みたいに楽しもうね」
「良し、良いところに泊まって美味しいものを食べて天国みたいに過ごしてやろう」

奴は楽しそうにはしゃぎながらオレに抱き付いた。
そんなに喜んでくれるなら旅行ぐらい何度でも連れて行ってやりたくなった。

時間さえあれば。
だが、今、オレが時間に追われているのは奴との人生の為でもあるので、今は辛抱する時なのだと自分に言い聞かせた。

「今度の週末はちゃんと休めるから映画を観て、ゲームも教えてくれ」
「良いよ。オレはそろそろクリアしそうだよ?」
「そんなに進んだのか!」
「T(女装友達)が同じゲームを買って付き合ってくれているんだ。苦手なところは彼がやってくれたからどんどん進んでね」

オレはTに嫉妬を覚えた。
だが本当は寂しがりな奴に親切にしてくれているのだから感謝しなくてはな。
もう少し暖かくなったら、Tを誘って3人で豪華なデザートバイキングにでも行こうかと思う。その時はオレも3DSを持って行って、苦手なところをTにやってもらって(笑)

友人の優しさに感謝。
奴のオレを待っていてくれる気持ちに感謝。
今週も頑張ろう。

==========

という訳で、皆さんにとっても充実した一週間となりますように。

引き続きインフルエンザとP2.5には気を付けてな。
3月も何かと忙しい時期だが、皆さんがいつも元気であるように祈っています。

では、今夜も心地良く楽しい夢を。
おやすみ。

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ジンと愛で身体を満たそう
Sun.02.03.2014 Posted in SM・フェチ
3月に入って、ごきげんよう。

本当ならばこの週末は映画を観に行くつもりだった。
だが、またもオレの仕事の事情でキャンセルになってしまった。

こうした事について、今までの奴なら、「仕事も大切だから仕方がないね」と理解を示していたが近頃は、「◯◯さん(オレの上司)はRを働かせ過ぎだ!」と怒るようになってしまった(汗)

もともと奴は日本男子が働き過ぎ(働かざるをえない状況で)である事を余り良く思っていない。
本当はオレにも完全週休2日と長期バカンスを過ごして欲しいと思っている。そして、それが今の日本のサラリーマンには無理難題である事を奇っ怪に感じている。

「すまない、来週は絶対に大丈夫だから」
「もう! 猫侍とホビット、楽しみにしていたのに!」
「すまない。ほら、オレがクレーンゲームで頑張って取ったふなっしーのぬいぐるみをあげるから」
「お前が謝ることじゃない。……お前はクレーンゲームが苦手だったよね? これを取るのに幾ら掛かったの?」
「暇潰しにな。ちょっと欲しいと思って……1500円(本当に下手なんだ)」
「これ(安っぽい作りで200円ぐらいにしか見えない)にそんなに!? ムーミンがいるのに浮気したね!」

奴はふなっしーでオレの頬をぺしぺしと叩いた。
浮気なのか……。
奴は女装技術に磨きが掛かってから、ますます性格が可愛くなったように思う。

女装と言えば今月はフェティッシュイベントに誘われている。
奴は久々に完璧に女装して参加するそうだ。その為に先日(オレが留守の日)はT君とコスメショップとアダルトショップ巡りをしていた。

オレはどんな格好をして行くか?
オレがボンテージ(メンズ用)を着ると危険人物に見えるので普通のブラックスーツで行くか。職務質問を避ける為にも。

話を戻すが、
そんな訳で映画は来週と再来週に行く事になった。

しかし、特に『猫侍』は初日を狙っていたので残念でならなかった。
だからその残念な気持ちを晴らす為に、明日は1日中遊び回ろうと奴と約束した。

今夜はその打ち合わせをした。
クリスマス以来ずっと使っていなかった蜜蝋のキャンドルを灯したリビングで飲みながら、楽しく。

「まずは美味しいものを食べようよ」
「何が食べたい?」
「お前が食べたいもの」
「貴方」
「お腹を空かせながらホテルに行くつもり?」
「それも良さそうだ」
「あはは、ダメ。ちゃんと食べないと。食べた後でなら良いけど」

奴は食後のデザート扱いのようだ。
しかし殺伐とした日々を送っていたオレは、明日のランチの後まで待つことが出来なかった。

「食べたい」とか「ダメ」とか、イチャイチャしている内に食欲が増してしまった。
蜜蝋の灯はエロティックだったし、飲んでいた酒(ジン)は気分を高揚させてくれたし。

「じゃあ今食べる」
「味付けは?」
「これ」
「お酒?」

オレは奴を抱き締めて耳元で囁いた。「貴方の股間に注いで舐める」と。

だが奴は笑いながら嫌だと言った。「だって尿道に入ったら以前のお前みたいに染みて痛い思いをするから」と。

「スポイトで入れない限り大丈夫だ」
「本当? まずはお前の身体で確かめるよ?」
「……良いだろう。多分、大丈夫だから」
「多分だなんて!」

オレ達は笑いながら服を脱いだ。
そして奴はマットの上に横になったオレに被さって、さっそくジンをオレの股間にトクトクと注いでくれた。

じわりと温かくなったが尿道に注ぎ込まれたような熱さはなかった。
「気持ち良いぞ」とオレがつぶやくと、奴はニッと微笑んで「我慢しているんじゃなく?」と言った。
だからオレは奴の目の前で勃起してやった。身体中を淫らな気分で一杯にして、酒に濡れたソレを軽く擦って。

「大丈夫だろう? じゃあ貴方の番な」
「待って、お前のを食べてから」
「美味しくないぞ」
「美味しいよ。お前の『アルコール漬け』が美味しくないならオレのも美味しくないから食べさせない」
「判った、判った」

オレは奴の髪を撫でながら快楽の酔いに浸った。
奴は調子に乗って何度も酒を注ぎ足しながら猫のように舐めた。舌を出してペロペロと。そしてオレが気持ち良くなって油断しているといきなり噛み付いたりもした。

お返しにオレも噛んでやろうかと思った。
だがやはりオレには出来なかった。奴が感じている姿にしか興奮しないオレにサディストの真似事は無理だった(擬似サド行為は良くやっているので矛盾となるが)

「酔っちゃう」
「もう酔ってる」
「ふふ、もうこれで終わり」
「まだイってないだろう、オレも貴方も」
「お預け」
「意地悪を言うともっと酔わせるぞ?」
「どうやって」
「オレのちん◯をアルコールでびちゃびちゃにして貴方の中に入れる」
「あっはっは! それぐらいじゃ酔わないよー!」
「ち、100ccのシリンダー浣腸を持ってくるぞ?」

(少量であれシリンダーでジンを薄めずに腸内に入れてはいけません。腸の粘膜がアルコールで焼けて炎症を起こしたり、急性アルコール中毒になる可能性があります。──なんて注意書きをする迄もなくアルコール浣腸マニアでもない限り誰もやらないよな・笑)

オーラルセックスをしながらジンを舐めたり飲んだりしている内にオレ達は軽く出来上がってしまった。

奴は変態行為を要求するオレから身を守る為にソファに掛けているタオルケットに手を伸ばした。恐らく、それを身体に巻き付けようとして。

だがその瞬間、タオルケットの近くに置かれていたゲーム機(3DS)がソフトと共にドサドサ・ガタンと落ちた。すると、急に大きな音がした為に、暖房の前で眠っていた猫様が起きて思い切り迷惑そうな顔でオレ達を睨み付けた。

「あ、ごめん……」
「すまない……」

オレ達は互いに唇に人差し指を当てて「しー」とやった。
そしてこそこそと事の続きをした。この家の真の主である猫様の睡眠を二度と邪魔しないように気を使って、本当にこそこそと。

しかし、陽気で楽しいセックスも良いものだが、ブランケットをかぶって声を押し殺してするセックスも良いものだった。
ブランケットの中はアルコールの匂いで充満していたが、それがまた普通ではない妖しい感じがして良かった。

「でもあんなに控え目にやる必要はなかったと思うよ」
「他人の家でやってる感じだったな」
「癖になった?」
「なった」
「やっぱり」

事が終わって一緒にシャワーを浴びながらそんな話をした。

その時、奴が、

「そういえばプラスチックの小さな注射器があったよね? 10ccぐらいのやつ。今度はそれを使ってお前の後ろにアルコールを入れてみようかな」

なんて言っていたが、いつもの『事が終わった後の過激なジョーク』であると信じておこう。
アルコール浣腸は確かに悪酔いをせずに最高に気持ち良く酔う手段だが(アルコール浣腸マニアの多くはそれで嵌ってしまう)、浣腸はオレの趣味ではないのだから(汗)

==========

という訳で、
今回も手抜き感が否めない内容となったが、久しぶりの更新をほんの少しでも楽しんで貰えたなら嬉しいです。

再来週からはこの多忙も一段落する。
そうしたらまたじっくりと書きたいものを書こうと思っていますので、どうぞよろしくお付き合い願います。

さて、早い事にもう3月だ。ちょっと前にクリスマスと正月があった筈なのにな。
しかし今月はオレの誕生日のある月なので、いつもの100倍ぐらい良い事があれば嬉しい(笑)

皆さんも楽しく過ごされているか?
大雪、P2.5、花粉、インフルエンザと、世間を騒がす要素は尽きないが、皆さんがそれらに負けずに健康で幸運であるようにいつも応援しております。

では、出来れば明日もお会いしましょう。

今夜はゆっくりと眠って、良い夢を見て。
おやすみ。

■余談1
我が家の力関係
猫様>>>奴>>>>>>>(超えられない壁)>>>>>>オレ

■余談2
毛筆の筆をたっぷりとアルコールに浸して、それで尿道や肛門鏡で開いたアナルの内部をこちょこちょするとハッピーになれるという話をマニアから聞いたがいまだに実行していない。今後もしないだろう。想像するだけで十分だから。

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