デモニッシュ ショコラーデ
Wed.29.01.2014 Posted in SM・フェチ
「本当にやるんだ?」
「その気になったからな」

チョコレートを湯煎した経験はあった。
もう一年以上も前だがチョコレートケーキを作った時にだ。
だから今回も簡単に出来た。
湯を沸かした鍋の中に浮かばせたボウルの中でチョコレートはトロトロに溶けた。

「簡単に溶けるんだね。でも熱くない?」
「お湯は50℃ぐらいだから熱いだろうな。だがロウソクよりは熱くないぞ」

オレがそんな事を言ったのが悪かったのだろう。
ちゃんとこの時に言うべきだったのだ。『貴方の身体に塗る時はぬるいシャワーぐらいの温度に冷ます』と。

お陰で奴は熱いまま身体に塗られるのだと誤解したようだ。
けれどその誤解は奴のサディスティックな興味を引くことになった。

「へえ、じゃあお湯の温度をもっと上げたらロウソクを垂らしたみたいな感じになるんだね」
「まあな。あんまり温度を上げるとチョコレートが焦げそうだが」
「そうだね。湯気も出ているし、このぐらいで良いかもしれない」
「良し、じゃあ火を止めるぞ」
「うん。あとはオレがやるから、お前はリビングで待っていて。服を脱いで、ソファに座っていてね」

え? とオレは思った。
奴はニッと微笑んだ。「気が変わったんだ。お前に垂らして遊びたくなった」と言って。

オレは咄嗟に、熱いままのチョコレートで甚振られるのだと予感した。
しかし困った事に、その苦痛である筈の行為を想像して腰に疼きを覚えてしまった。

==========

「チョコレートが熱い内にオレも戻るよ」

奴はそう言ってオレの背中をポンと叩いた。リビングに行って服を脱いで待っていろと暗に命じるように。

オレはその通りにした。リビングに入って服を脱いでソファに座った。
だがこんな時にも(こんな時だからこそ)マゾヒストの習性が発動して、チョコレートが垂れてもソファを汚さないように厚みのあるバスタオルを下に敷いた。更に、奴が手を汚してしまった時の為にウェットティッシュまで用意した。

奴はすぐにやって来た。
溶けたチョコレートを銀色のカップに移して、それとお揃いのスプーンも持って。
そしてオレを見詰めて「準備は整っているね」と言った。

「手につかなかったか?」
「大丈夫。味にはそれほど拘らないから温度を上げてきたよ」
「お湯を沸騰させたんじゃないだろうな?」
「同じぐらいかな」

それをどこに垂らすつもりだ……? と、オレはゾッとした。
低音ではないクリスマス・キャンドルを亀頭に垂らされた時の事を思い出した。敏感な部分に垂れる幸運の滴りは燃えるように熱くて、その後2日ぐらい痺れた痛みが続いていた。

「熱いだろう?」
「どうかな?」

奴は銀のカップの中に指を入れた。そしてすぐに出して「熱い」と言った。

オレは眉間にシワを寄せて笑うしかなかった。
その熱いのを一体どこに垂らすつもりなんだ? と。

「冷めてしまう前に始めよう」
「本当は貴方に塗り付けてオレが舐める筈だったんだがな」
「予定が狂うなんて良くある事でしょう?」
「そうだな。そんなに熱くしたチョコレートをオレに垂らすなんて狂ってる」

奴はそれを否定せずにオレの隣に座った。
そしてオレの男根を握り、スプーンで掬ったチョコレートを何の躊躇いも見せずに先端に垂らした。

思わず声が出た。

予想していたほど熱くはなかった。
だがそれでも高温のシャワーぐらいの熱さはあり、敏感な部分にどろりと粘り付くような感触で掛かった為にもっと熱く感じた。

更に、ロウソクを遊びをした時のようにローションを塗っていなかったのがキツかった。薄い皮膚に直接熱い液体を垂らされ、それが先端の割れ目の中にまで染み込んでオレを痛め付けてくれるようだった。チョコレートはカカオやら砂糖やら、なかなか刺激物の塊だ。

「熱そうだね」
「熱いぞ」
「でもこれじゃまだまだ。オレがたっぷりと舐められるぐらい垂らさないと」

奴は続けて3回垂らした。さっきと同じ箇所に。
その度にオレは身体を仰け反らして執拗な熱さに堪えた。

そしてオレのイチモツがバナナチョコレートのようになると(苦笑)、奴はそこに顔を寄せて舐め始めた。
オレの顔を見て唇だけでニッと微笑み、そのままオレを見詰めたまま根本から先端へと赤い舌でベロリと舐め上げた。

先端をチロチロと舐める時もそうだった。猫のように吊り上がった目でずっとオレを見詰めたまま舐めていた。
そしてオレは、そんな奴の目に威嚇されている気分となってますます興奮してしまった。

「チョコレートってすぐに硬くなるね。お前のコレと同じだ」

奴の言った通り、オレのモノはガチガチに勃起していた。
奴が舐める前からだった。チョコレートの熱で甚振られている時から反応していた。

奴はオレのマゾヒズムを露わにした姿を見るのが大好きだ。
苦痛の中でオレが勃起しようならますますオレを玩具のように扱う。オレの表情や声を楽しみながら嬉々としてその行為を続ける。今回もまた、熱したチョコレートを垂らしては舌で舐めて……と、それを何度も繰り返した。

チョコレートはもう冷めていた。だが今度は射精を我慢させられる苦しみをオレは与えられていた。
奴の顔はチョコレートで汚れていた。口の回りも、頬も、髪も。
けれどそんな顔で男根を淫靡に弄ばれれば、とても非現実的な行為(尋常を逸した変態行為)をされている感覚に陥って、オレの興奮はますます刺激された。

「もう許してくれ」
「何を言っているの。まだだよ」
「せめて少し休ませてくれ。堪え切れない」
「オレの食事を妨げるの? でも本当に堪えられないみたいだね。じゃあお酒でも飲もうかな」
「判った、すぐに用意する」
「うん、一番強いお酒を持って来て」

オレは『助かった!』とばかりに身体を起こした。
そしてイチモツを勃たせたままの格好で酒とグラスを用意した。奴の機嫌を損ねないように一番強い酒とキレイなグラスを選んで。

「グラスに注いでたっぷりとね」

オレは奴の命令に忠実に従った。
けれど奴はそれに口は付けず、いつの間にか(きっとオレが酒の準備をしている時に)用意していたスポイトで酒を吸い上げた。

咄嗟にオレは嫌な予感がした。
恐らく奴の責めはまだ続くのだ……と。

「何をされるか判っているよね?」
「ああ」
「リキュール入りのチョコレートが好きなんだ。判っているよね?」
「ああ」
「染みるよ。これで堪えられるね」

それは可愛らしいようで残酷な言葉だった。
オレもリキュール入りのチョコレートは大好きだが、まさか自分自身がそうなるとは。
オレの最も柔らかくて敏感な尿道の穴にそれを注がれて、蓋をするようにチョコレートで塗り固められるとは。

その苦痛を想像して、せっかく萎えかけていたというのに、愚かなオレはまた力強く勃起してしまった。

その後の事はご想像にお任せ致します。
想像できないという方はクリックでリクエストをお願い致します(笑)

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長いフェチの長文を読んで下さってありがとうございました。
今週末には例のドクターの遊びに参加してきます。

TDRインパのエントリーの後にフェティッシュのエントリーが来るのもおかしな感じですが、今後もどちらのエントリーにもお付き合い頂けたら嬉しいです。

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