ようこそオレのサンタさん
Sun.08.12.2013 Posted in SM・フェチ
■このエントリーにはフェティッシュな表現が含まれております。

白いフェザーツリーの隣に置くサンタクロースの人形を買いに行った。
たくさんのサンタクロースがあって目移りしたが、一番オーソドックスな赤い衣装のサンタクロースを迎える事にした。

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「帰ったらさっそく飾ろうね」
「その為に朝から大掃除をしたからな」
「このまままっすぐに帰る?」
「うーん、天気が良いからもう少し」
「そうだね」

サンタクロースを車に置いてから、再びオレ達は繁華街をぶらついた。
奴に似合いそうなカーディガンを見つけたので買って、ペットショップで猫を見て、チケットセンターでバレエコンサートのスケジュールをチェックして、そして最後に何故かアダルトショップに行った。

「鞭でも買うの?」
「サンタのミニドレスが展示されているのが外から見えた」
「それが目当て?」
「貴方に似合いそうだ」
「やっぱり着るのはオレか!」

奴は呆れたように笑っていた。
だがオレはワクワクしながらショップへと続く薄暗い階段を登っていた。せっかくの歓喜と幸福のクリスマス、どうせなら一癖あるオレ達が楽しめる嗜好も取り入れたかった。

「インポートものだから貴方でも着られそうだぞ。試着してみないか?」
「恥ずかしいな」
「この店で恥じらうなんて無意味だ」
「オレの恥じらっている姿を見てニヤニヤしているお前が憎らしいよ」
「あはははは」

とても狭苦しい『趣味の店』の中、奴はゴソゴソと試着して、オレはそれを見て感動して、ラブリーでセクシーなサンタのミニドレスはオレ達に買われて行く事となった。

ついでに赤いピンヒールも買った。無論、奴の足に合わせたのでサイズは28だ。
サンタドレスと合わせるとセクシー度が倍になるので、少々値は張ったが絶対に欠かせないものだと判断して購入を決めた。

「あーあ、本当に買っちゃった! 年末なのに無駄遣い!」
「これから毎年クリスマスに着る事を思えば安いもんだろう」
「これからオレは毎年サンタさんの格好をするの?」
「してくれ。オレへのプレゼント。他には何もいらないから」
「オレはあと数年で30歳になるんだよ?」
「あと30年はいけるな」
「え!? やっぱりお前って何かおかしいよ!」

オレ達は騒々しく笑いながら車で帰宅した(60歳のダンディなおじ様のサンタドレス姿なんて最高にステキじゃないか! と心の底から本気で思っています)

そしてさっそく、奴にサンタドレスを着てもらった。
奴は「待って、足の毛の処理をキレイに~」とか言っていたが、オレはそんなものは全く構わなかった。そもそもオレは『男のままの女装』が好きで、女の子に見える女装には興味がない。まあ、肉体(筋肉や骨格)を美しく見せる為に体毛の一切を処理する考え方には賛成しているが。

「部屋が明るすぎる。照明を落として」
「薄暗くしたらその気になるぞ?」
「良いから。このままじゃ恥ずかしくて見せられない」
「判った。いやらしい色のライトを付けてやる。スケベなムードたっぷりで見るだけで恥ずかしくなるようなヤツ」
「もう!」
「気分を盛り上げる為にウイスキーも用意しておくぞ」

オレは自分が言ったことを全て実行したが、そんな状況の中で奴の着替えを待っていると、何やらイケナイ店に来たような気分になった。
お目当ての可愛い子とこれからエッチな遊びをするようでな。すると興奮してきてウイスキーで喉を潤さずにはいられなくなった。

「そっちに行くよ?」
「ああ、来い」
「笑ったら、これから1年間、目隠して生活してもらう」
「笑わないって」

ピンヒールは木の床に良く響く。
踵を鳴らしながら部屋に入ってきた奴の姿を見て、オレは頭の中で盛大にクラッカーを鳴らした。

随分と時間が掛かっていると思ったが、奴はちゃんと化粧をして、ブロンドのウィッグまでかぶっていた。足にはガーター・ストッキングを穿いていたので、下着もセクシーなものに替えた事が伺えた。

感動した。
奴なら本当に60歳になっても似合うんじゃないかと思った。

欧米人の彫りの深さや肌の白さはコスプレ系の衣装が良く似合う。腰の位置の高い長身の体型は人形のようだ。男特有の肩幅の広さや骨の太さがあっても全く可笑しく感じない。

もっとも、女性に見える女装が好きな方には滑稽に見えるのかもしれない。オレには逆にそれがとても悩ましく尊く見える。まるで官能的に踊る男性ダンサーを見ているようで。

「ようこそ、ステキなサンタさん。さあ、こちらへ」
「接待されているみたいだ」
「接待しよう。凄く似合ってる。キュートだしエロティックだ」
「本当に? 可笑しいなら笑っても良いよ」

笑ったら目隠しをされるから我慢した……訳ではなかった。

オレは奴が獲物に見えるぐらい興奮していた。
自宅でそこまでの気分になったのは久しぶりだった。

==========

……という出来事があって、気付いたら晩御飯を食べる時間を過ぎるぐらい夢中になっていた。

ちなみに今夜のご飯は、チーズとアボカドのグラタンとサーモンのバター焼き。
今週1回目を達成。残るは3回。

さて、サンタコスの続きだが、
近頃はフェティッシュ描写を控え目にしていたので、続きが読みたい方が多いようなら書きたいと思います。ただし、そんな大したことはやっていません。

ちなみに続きをリクエストされる方が多いか少ないかはオレの判断で決めさせて頂きます。「きっと読みたい方が多いハズだ!」とか「少ないに違いない!」とか勝手に想像して……というのは冗談でバナーのクリック数で判断させて頂きます。
でも、どんなにクリック数が少なくても(泣)、結局は自分で書きたくなって書いてしまうのがオレの常です。

さて、楽しかった日曜日もあと一時間ほどで終わりだ。
だが明日から楽しい平日が始まると思えば良い。平日を乗り越えればまた楽しい週末がやって来るしな。

皆さんの一週間が幸運であるように応援しています。
今週も胸が踊るような出来事がたくさんありますように。

では、今夜も心地良く楽しい夢を。
おやすみ。

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