スポンサーサイト
--.--.--.-- Posted in スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
今年もお世話になりました
Tue.31.12.2013 Posted in 恋愛
年越しの準備が終わって、ごきげんよう。

ツイッターでフォローして下さっている方はお分かりかと思うが、オレの仕事納めは昨日の23時だった。
今年は部署が変わったお陰で(副業を始めたのも原因して)物凄く忙しかった。本当は28日で終わる筈の交渉や忘年会が30日の夜まで長引いてしまった。

もっとも、それで景気の回復を感じられたのだから良い。
今年は(特に12月は)困難な状況に陥る事もあったが、来年はそれをやり遂げた甲斐があって安定すると信じよう。

だが、今月は幾つかの奴との約束を破ってしてしまった。
申し訳なく思っている。
イルミネーション巡りもできなかったし、前々から計画していたクリスマスプレゼントも渡せなかった。年末の買い物の付き合いもできなかったし、奴の友人達と一緒に夜通し遊ぶこともできなかった。

「すまない」とオレが言うと、
「来年があるよ。友人とは年明けに遊ぼう」と奴は言った。

その言葉は嬉しかったが、そのせいで申し訳なさが10倍になった。
だから新年には思いっ切り楽しく過ごそうと思う。1月中にTDRに行って(ネタバレだがTDRに行かないと渡す予定のプレゼントの準備が出来ない)初売りでムーミンや猫のグッズをたくさん買って、奴のお気に入りのレストランに行って、奴好みのセックスをたくさんやって。

ちなみに、姫納めは昨夜と今日とちゃんと済ませた(笑)
明日は姫始めも抜かりたく行いたいと思う。オレ達の愛が今年もちゃんと育まれるようにと願いを込めて。

ところで今日の昼間は買い物に出ていた。
トイレマットだけを買いに行くつもりが、気付いたら色々と買い込んでいた。

シーツやベッドカバー、レースのカーテン、スリッパ、電話機、3種類のお茶、プリンター(少し前から黒インクが出なくなった)、タラバ蟹。

「もう必要なものは全部買ったと思ったのに」
「年末ってこんなもんだろう」

タラバ蟹の包みを抱えている奴の頭をオレは撫でた。
そして車でホテルのバーに行って今年最後の乾杯をした。

2013_12_31_2.jpg

「オレは車だからノンアルコールのカクテルにするぞ」
「じゃあオレも」
「貴方は飲んでも良いんだぞ?」
「ううん。アルコールは新年になってからお前と一緒に飲むんだ」

二人で同じカクテル、シャーリーテンプルを注文して乾杯した。
今年もありがとう、と同時に言って。

それから今年を振り返って色々な話をした。
このバーお薦めの特製ピザや小エビのアヒージョを食べながら。

会話が途切れた時、奴は急に一人で笑った。
「どうした?」とオレが訊くと、
「今年も幸せだったよ」と言って、シャーリーテンプルの上に乗っている赤いドレンチェリーを摘み上げてオレの口に運んだ。

軽く洋酒を効かせた甘い味がした。
オレも自分のグラスに浮かぶドレンチェリーを摘んで奴の口に運んだ。「貴方が居てくれたからオレも幸せだった」と言って、ドレンチェリーを口にした奴の唇にキスをした。

「チェリーの味?」
「ああ。でもチェリーより美味しかった」
「ふふ。お前も」
「今夜は楽しいな」
「とっても」

人が少なくて静かなバーの中、2度目の乾杯の音がとてもキレイに響いたように思えた。

2013_12_31_4.jpg

……と、そんなロマンティックな夕暮れを過ごした訳だが、帰宅した後は大掃除の残りやお節料理の準備などで大変だった(汗)

だが、全て終わったぞ。
正月飾りは昨日の内に奴に飾って貰った。

31日に飾り付ければ良いと思っていたが、それは『一夜飾り』と言われる良くないやり方なのだな。
教えて下さったcさん、s君、ありがとうございます。来年も忘れずに31日前に飾ります。

さて、家の中はサッパリとキレイだ。
猫様も奴に洗って貰ってキラキラしている。
そろそろ年越し蕎麦の準備に掛かろう。蟹はいい具合に解答した頃だ。

今年は、奴と猫様とオレの3人、一家水入らずで自宅でのんびりと新年を迎える。
暖かな部屋の中、出来るだけ夜更かしをして、新たな一年がやって来た事を心から楽しみにして。

「初日の出の写真を撮りに行こう!」
「ああ、行こうな」

さっき、奴とそんな約束を交わした。
奴もワクワクしているようだ。
今日は何度もオレに抱き着いて楽しそうに今夜と明日の事を話している(笑)

皆さんも楽しい気分で新年をお迎え下さい。
1年の始まりの日を幸運と喜びを感じながら過ごせば、1年間ずっと幸運と喜びに守られるような気がするから。

今年もお付き合い下さってありがとうございました。
来年も何卒よろしくお付き合い下さい。

今年も皆さんに支えて頂いた事を心から感謝致します。ありがとうございます!

来年も皆さんが幸せであるように祈っています。
では、良い年越しを!

来年の更新も楽しみにしてるよ! と思って下さる方は2つのバナーのクリックをお願い致します!
にほんブログ村へ 同性恋愛  国際恋愛

コメントはこちら携帯版)へどうぞ。大変に申し訳ありませんが只今コメント返信は不定期とさせて頂いております。

スポンサーサイト

Theme: 男同士の恋愛 « 恋愛

しめ縄を買いに行こう!
Fri.27.12.2013 Posted in 恋愛
「しめ縄って綺麗で、どことなくエロティックだね」
「ああ、あのねじり方や縛り方は緊縛美を思わせる」
「太くねじった縄は鞭に見えるよ」
「あれで思い切り叩かれたら痛いだろうな」
「縄か……良いね、お前に使いたくなったよ」

クリスマスの翌日、そんな話をしながら『しめ縄(正月飾り用)』と『縄(SM用)』を買いに行く約束を奴とかわしたのだが、猛烈に忙しくて29日まで行けそうにない!

正月飾りは31日に買いたいので別に良いのだが、SM用がな。
この尋常を逸した多忙な年末の日々、奴に荒縄でビシィイイイ!! とやってもらったら疲労と心労の全てが吹き飛ばされそうなのに。

まあ、昨夜も泊まり込みで仕事で、呑気にSM調教に耽溺している暇はまったくないのだが。
『29日になったらやってもらえる♪』という希望を支えに今日と明日を頑張るしかなさそうだ。

ブログも29日までは更新が困難になります。
待ってくださっている方々感謝しつつお詫びを申し上げます。

時間に余裕が出来たらクリスマスの出来事を書きたいのだが、シーズンが終わったネタでも良いだろうか?
出来れば25日の夜に書きたかったが、あの夜は色っぽいことをして疲れて寝てしまったからな(笑)

シーズン外れなネタでも良いよ。29日いまで待ってる!
と、思ってくれる方がいたら嬉しいです。

今日は夜まで書類作業で、夜から会社の忘年会だ。
明日はお客さんとの最後の打ち合わせで、夜は別のお客さんとの忘年会。

今年は27日で仕事が終わる方が多いようで羨ましい。奴も27日で終わりだ(汗)
だが年末ギリギリまで仕事があるのは有難い事だ。それらの仕事は来年に繋がるのだしな。

忙しかった今年もあと数日で終わる。
今年も色々な出来事があり、年内には解決できなかった問題もあるが、それでも最後の日まで出来る限りの事をやって心残りなく2013(平成25年)に別れを告げたい。

皆さんも今日は忙しいだろうな。
ちょっとした事でミスや怪我などされませんように。

今日はオレも深夜まで働きながら皆さんの幸運を祈っています。
明日からの休日を前に、今日は何時もより楽しく過ごせますように。そして、良い出来事にも恵まれますように!

では、また時間のある時に。

本日も2つのバナーのクリックをお願い致します!
にほんブログ村へ 同性恋愛  国際恋愛

コメントはこちら携帯版)へどうぞ。大変に申し訳ありませんが只今コメント返信は不定期とさせて頂いております。

Theme: 男同士の恋愛 « 恋愛

誰かの幸せを願う人もまた幸せでありますように
Wed.25.12.2013 Posted in 恋愛
メリークリスマス!

クリスマスの昼間に、ごきげんよう。

昨夜のケーキは美味しかった。
あんなに美味しいケーキを食べられる一年を過ごせた事が、去年のサンタさんからのプレゼントだったのかもしれんな。

今年のサンタさんもそんな幸せを届けに来てくれますように。
来年のクリスマスも今年と同じように、猫様も奴もオレも元気で、暖かな部屋の中でケーキを食べて、抱擁してキスをして、これからも慈しみ合って生きる事を誓えますように。

2013_12_25_2.jpg

今朝、目覚めると枕元にはプレゼントが置かれていた。
奴の枕元にもあった。
どうやらサンタクロースが来て、オレにも奴にもプレゼントをくれたようだ。

今は時間がないので、このプレゼントの話は次回のエントリーで。ちょっと面白い事があってな(笑)

「今夜もクリスマスをしよう」
「今夜はサンタクロースを見送るんだ」

今朝は奴とそう約束を交わした。
昨夜の残りのケーキを食べて、赤ワインで聖なる日を祝福しようと。
この世界にまだ沢山いる支援を必要としている人達の手助けを出来るだけしようと。

今夜も奴と待ち合わせて一緒に帰る。
クリスマスのイルミネーションの見納めだ。
ついでに時間に余裕があったらアイススケートをしたい。去年と同じように手を繋いで滑って、止まる時には抱き締め合って。

今日のクリスマスは仕事だが、ランチも奴と一緒だったので満足だ。

ランチは、バターチキンカレーを焼きたてのナンで食べた。
正月料理が続いた時に食べるカレーは美味いものだが、クリスマス料理が続いた時に食べるのも美味い。

このところずっと重い洋食とワインが続いたからな(汗)

今夜のオードブルを食べたら、オレは暫く和食か中華かインド料理だけを食べたい。
だが今週はまだ忘年会パーティがあるし、奴が行きたがっているラウンジもあるしな……。今年最後のご飯奴隷の役目だと思って頑張ろう。

という訳で、今日も楽しく過ごそうな。
皆さんと皆さんの大切な人がハッピーであり、夢が叶えられるプレゼントをサンタクロースが運んで来てくれる幸運な日となりますように。

では、また夜に!

2013_12_25_1.jpg

本日も2つのバナーのクリックをお願い致します!
にほんブログ村へ 同性恋愛  国際恋愛

コメントはこちら携帯版)へどうぞ。大変に申し訳ありませんが只今コメント返信は不定期とさせて頂いております。

Theme: 男同士の恋愛 « 恋愛

ウェルカム ハッピー サンタ!
Tue.24.12.2013 Posted in 恋愛
「ごめんね、20分も遅れちゃった!」
「お疲れ様。まだケーキもチキンも売ってるから大丈夫だぞ」
「早く買いに行こう!」

ケーキはどれが良い?
シンプルなものより賑やかものが良い。

チキンは?
まるごと!

今宵、オレと奴の気持ちはピッタリだった。
その店で一番可愛いケーキを買い、焼きあがったばかりのローストチキンを買った。

それだけでとても楽しかった。
クリスマスパーティはまだ始まっていないのに、既にパーティの只中にいるような胸踊る気分に浸っていた。

繁華街もホテルのロビーも人でいっぱいだった。
オレ達は、ケーキやプレゼントの箱を持って楽しそうな顔をしている人達の中に紛れていた。手を繋いで、「楽しいな」と口にする度に笑顔で見つめ合った。

2013_12_24_1.jpg

今宵、幸せな願いの全てが叶えられますように。

皆さんの家にサンタクロースが訪れますように!
子供にばかりでなく、大人にも気前良くプレゼントをくれますように(笑)

「サンタクロースが迷わず家に来てくれるように何度も乾杯しよう。チーンって鳴らして」
「OK! 名案だ」
「乾杯!」
「乾杯!」

チーン!

シャンパングラスを当てる音は華やかで、奴の言うように本当にサンタクロースを呼び寄せる呼び鈴に思えた。
本当にサンタクロースは来てくれるのかもしれない。
来るなら……今夜は夜更かしをして待ち伏せするか?(笑)

2013_12_24_2.jpg

慈しみに包まれた暖かな聖夜をお過ごし下さい。
そして眠る時には、一番見たい夢を見られますように。

おやすみ。

本日も2つのバナーのクリックをお願い致します!
にほんブログ村へ 同性恋愛  国際恋愛

コメントはこちら携帯版)へどうぞ。大変に申し訳ありませんが只今コメント返信は不定期とさせて頂いております。

Theme: 男同士の恋愛 « 恋愛

I wish you a Merry Christmas.
Tue.24.12.2013 Posted in 恋愛
クリスマスイヴの昼間に、ごきげんよう。

昨日は友人達とクリスマスパーティをした。
まずはホテルのラウンジで乾杯して、それからクリスマス限定のケーキとオードブルを食べた。

「今年も国には帰らないの?」

と、奴は友人から質問されていた。

「学校が忙しいんだ。でも先日、たくさんのプレゼントを送ったよ」

と奴は答えていた。

外国籍の友人はみんな月末に帰国すると言っていたが、奴も本当は帰国して祖母さんや妹と数年ぶりの抱擁を交わしたいだろうな……。
もう祖母さんは高齢なのだし、来年には必ず帰らせよう。
オレも必ず一緒に行く。そして祖母さんにご挨拶をして、「奴をオレに下さい、幸せにします」と三指を付いて……(想像するだけで今から緊張する・汗)

それにしても昨夜は、久しぶりに踊りまくって歌いまくって楽しかった。今年のストレスの全が発散できたぜ。

クラブでは友人達に祝福されながら奴とキスをしたしな。
友人カップル(男女カップルだが)、互いが生まれてきた事に感謝して互いの幸せを願ってキスを交わしたことから、「RとYもしたいだろう?」と言われてな(笑)

したかったので素直にやらせて貰った。
貴方が生まれてきてくれて幸せだ。オレと共に生きて貴方が幸せでいてくれたら幸せだ、と。

奴のはにかむ笑顔が可愛かった。
キスの後は暫く抱きしめていた。賑やかな音楽が流れるクラブのボックス席で、見知らぬ人達からも祝福してもらいながら。

2013_12_23_1.jpg

今夜は、奴と二人きりでクリスマスだ。
仕事があるのでシャンパンで乾杯してケーキとオードブルをつまむことぐらいしか出来ないが。

で、ケーキだが。
今年は作れなかった。昨日は昼間は仕事で夜は友人とのパーティで、スポンジを焼いている時間が全くなくてな(泣)

「せっかくレシピを用意して、ロープケーキ用のスポンジを焼く天板も買ったのに」
「来年作ろう」
「来年か。遠い未来だな」
「じゃお正月!」
「良いな、そうするか!」
「休日だから2人で作れるよ!」

という訳で、我が家では正月にノエルを食べる事になった(笑)
まあ、飾りをサンタさんにしなければ良いよな。きっと正月向けの飾りも売っている筈だ。

ところで話はガラリと変わるが、日曜日の夜にはこんな事があった。

「ええー! 次回で終わっちゃうの!?」
「急にストーリーが進んだと思ったら、やっぱりか!」
「毎週欠かさず観ていた番組なのに」
「週1の楽しみがなくなっちゃうな」

来週で『猫侍』は終わってしまう。
1話目から楽しく観ていたのでショックは大きかった。
クライマックスはどうなるのか気にはなるが、それでもいつまでも『玉之丞(猫)×久太郎(色男)』の萌えラブコメを観ていたかった。そしてオレ達の日曜日の夜の楽しみでいて欲しかった。

劇場版が3月1日から公開されるようなので、そちらを楽しみにするしかない。
だがシーズン2も制作して欲しい。

そしてまた話は変わるが、奴の足の親指に結んだリボンの行方だが……。

「オレの足がプレゼントになってる!」

と、奴はリボンに気付いた途端にニコニコしながらそう言った。

「ああ、オレへのプレゼントだぞ」
「あはは、そういう事か。良いよ、あげる。おいで」

奴はオレを手招きしてベッドの横に座らせた。そしてオレの膝の上にリボンを括られている方の足をトンと乗せた。
オレはその足を両手に包んで持ち上げて、リボンの上から指にキスをした。「最高のクリスマスプレゼントをありがとう」と言って。

「……そんなに丁寧なキスをするなんて、そんな嬉しいんだ? 」
「嬉しいぞ。一生大切にする」
「あは……じゃあ、クリスマスが終わるまでずっとリボンを付けたままにしておこうかな?」
「邪魔にならないか?」
「ちょっと違和感はあるけど平気。柔らかくて細いリボンだし」

愛してる、とキスを交わして朝の支度に取り掛かった。
支度をしている間、今年も楽しいクリスマスにしようと約束した。

しかし……、
奴が洗面台で顔を洗っている時の事、
奴の足元に猫様が「クルル~」とやってきた。奴に頭を撫でてもらう為だ。

だが猫様は奴の足の指に括り付けられているリボンに気付いた。
コロンと床に転がったかと思うと、そのリボンに向かって猫手をババッ! と出してジャレはじめてしまった。

「あ、こら! それは駄目だよ、お前の玩具じゃないんだ」
「それはオレのだぞ!」
「ああ、もう夢中だよ! 手を出すと引っ掻かれるよ!」
「貴方こそ足を引っ掻かれるなよ」

猫様は、いつもは奴に従順だが何かに夢中になると奴の言うことを聞かなくなる(ノルウェージャンは比較的人間の言うことを聞いてくれる種類だが、しかしやはり猫なので自分の欲求を最優先する)
そして奴は、猫様の無邪気に遊ぶ姿に物凄く弱い。よほど大事なものでない限り、猫様が何かにジャレてそれを壊してしまっても決して怒らない(強く注意も出来ない)

オレの物の筈だったリボンは猫様のヨダレでベトベトになってしまった。
奴は足ごとリボンを洗ってくれたが、何となくもう今朝のようにキスしてはいけないような気になってしまった(汗)

「ごめんね、消毒しようか?」
「貴方は悪くない。猫様も猫だから仕方がない。いや、猫様のヨダレだから大丈夫だぞ」
「……ありがとうね、オレ達を愛してくれて」

オレは物凄く申し訳なさそうにしている奴を抱き締めた。
奴の足はオレのもの。……と思っていたが、どうやらオレと猫様のものらしい。
もしかすると、度々オレに嫉妬している様子を見せている猫様は、オレよりも先に奴からクリスマスプレゼントが貰えなくて嫉妬したのかもしれん(汗)

という訳で、昼間からの長文を失礼致しました。

今日のクリスマスイヴ、みなさんが最大限にハッピーでありますように。
また皆さんの大切な人にも、楽しい事があり、幸せな事がありますように。

May the holiday season bring happiness and joy to you and your loved ones.

では、また夜に。

本日も2つのバナーのクリックをお願い致します♪
にほんブログ村 恋愛ブログ 主従関係恋愛へ 主従関係恋愛  国際恋愛

コメントはこちら携帯版)へどうぞ。大変に申し訳ありませんが只今コメント返信は不定期とさせて頂いております。

Theme: 男同士の恋愛 « 恋愛

指先から性愛 続き
Sun.22.12.2013 Posted in SM・フェチ
■このエントリーにはフェティッシュ要素が入っています。『聖水』の話が苦手な方はご遠慮ください。

タクシーから降りて、手を繋いでファッションホテルの中に入った。

「どの部屋が良い?」
「狭くないところならどれでも」
「じゃあ一番広い部屋」

パネルで部屋を選んでいる間も、エレベーターに乗ってからも、オレはずっと奴の身体を愛撫していた。
頬にも唇にもキスをして奴の感じるところを撫で回した。

時間が遅かったのでホテルのロビーや廊下は静まり返っていた。きっと他の客は既に部屋の中でセックスに夢中だった。
だからオレ達は少々やりたい放題だった。
廊下に出たら奴を壁に押さえ付けて、ディープキスをしながら互いの熱くなったものを擦り合わせた。

「早く部屋に入ろう」
「ここで抱きたい」
「駄目。我侭を言うならこうだよ?」
「余計に興奮する。部屋に入ったらすぐに入れさせてくれ。貴方を激しく突きたい、メチャクチャに」

奴は興奮したように声を漏らしてオレのネクタイを掴んだ手に力を込めた。
オレはそれを『了解』の合図として受け取った。
これ以上我慢できなかった。部屋に入ったらすぐに奴の服を乱暴に脱がせて、ベッドに押し倒してオレのものを埋め込んでしまいたかった。

「部屋に入ったらお前は凄く暴れるんだろうね……。行儀よくなるように調教してあげないと」
「ああ、貴方の中で暴れまくってやる。だから好きなようにしてくれ」
「鞭を持ってくれば良かった」

キスを交わしながら部屋に入った。
オレは予告した通りに、すぐさま奴のボトムとアンダーを脱がしてベッドに押さえ付けた。

奴はそれを抵抗もせずに受け入れた。
ただし、馬を調教するようにオレのネクタイをずっと握っていた。オレが自分本位に快楽を楽しんだりしないように、あくまでも奴の感じるセックスをするよう命令の言葉を吐き続けながら。

「もっといやらしい事を言って。ああ、お前のPexxsがオレの中に入って動いている……もっとそれでオレのPuxxyを感じさせるんだ、もっと」

奴はそんな事をオレの耳元で囁きながら、足を広げてオレのものをギュッと強く締め付けた。
根本まで飲み込まれて吸い上げられるようだった。
オレは奴を感じさせる為に乱暴に破廉恥な言葉を吐いて激しく腰を叩き付けた。そんな事をしながらのピストンはとても気持ちが良くて、自分のモノが先に飛ばしてしまわないように戒めながらやった。

一回目は、ベッドの上で暴れまくりの淫乱なファックでフィニッシュを迎えた。

二回目は浴室だった。
汗を流す為に浴室に入ったが、どうせなら温泉気分でジャグジーに入ろうという事になってビールを持ち込んだ。

だが、そのホテルの浴室にはマッサージ台とローションが常備されている。
おまけに照明の色は妖しくて、泡とローションのヌルヌルにまみれながら互いの身体を撫でていればすぐに『その気』になった。

「暴れ馬がまた大きくなったね」
「貴方がいじるからだろう。大きくさせた責任は取ってくれるんだろうな?」
「あはは、取っても良いよ。じゃあ、お前のこれにご褒美をあげようか。さっきは頑張ってくれたし」
「オレのこれに? ご褒美って?」

オレが首を傾げていると、奴は残っていたビールを一気に飲み干した。
そしてオレの耳元で内緒話をするように言った。「さっきから我慢していたんだ。たくさん飲んだから出たくなっちゃった」

ゾクゾクした。
オレも奴の耳元で「引っ掛けてくれ。オレのこれにも、全身にも」と言った。

「良いよ。お前の全身に掛けてあげる。掛けられている間、お前はオレにオナニーをする姿を見せるんだ」
「判った。貴方が出している姿を見ながらすれば良いんだな?」
「うん、オレも出し終わったらするから……ね?」

オレがマッサージ台の上に仰向けになれば、奴はオレの身体を跨いで立ち上がった。
その眺めだけで酷く興奮した。
まだ奴は出していないのにオレはオナニーを始めた。
力強く勃起したものをしごいて、奴がオレの身体に注いでくれるのを待った。

「出すよ。受け止めて」

奴がそう言ってから間もなくして、胸に熱い飛沫が勢い良く注がれた。
オレの興奮は一気に膨れ上がった。
夢中になって自身をしごいて、興奮の余りに羞恥もなく奴に言った。「ここにも掛けてくれ。すぐにイきそうだ」と。

奴はニッと猫のような妖しい笑みを浮かべて、オレの望んだ通りの事をしてくれた。
オレの下半身は奴の排泄液で濡れそぼった。
奴は全てを出し切るとオレの身体を足で踏み付けて自分もオナニーをはじめた。

「良く見るんだ。お前の大好きな事を目の前でしているんだから」
「ああ……もうイって良いか?」
「早いよ」
「判った。じゃあ、貴方のを舐めさせてくれ」

奴はオレの顔を跨ぐ形で、オレに口に自分のものを押し付けた。
オレはそれ(たった今出した液体に濡れているそれ)を口に含んで吸い上げた。
奴は「ああ!」と悩ましい声を上げて、オレに先端を舐め回させながら陰茎を自分の手で激しくしごいた。

「まだだよ。もう少し……。ねえ、イく時、お前の喉と顔に出そうか?」
「ああ、そうしろ」
「イきそう。ああ、もうイく」
「オレもだ」

先に達したのは奴だった。
奴の放ったものが喉や頬に掛かり、その勢い良く引っ掛けられた感触にオレはますます興奮して絶頂を迎えた。

奴はオレのイく姿を眺めながらオレの身体に足を這わせた。
足の指先でオレの放った精液をなぞり、そのヌメヌメした感触を腹部から胸へと持って行って。

気持ちが良くて頭が痺れた。
奴の足に踏み付けられて支配された気分に酔っていた。

「興奮した。すごく気持ち良くイけたね」

奴はそう言って身体を屈めた。
そして軽くオレの顎をすくい上げて、自分の精液の掛かったオレの喉元をペロリと舐めた。

「……自分のは美味しいか?」
「お前のと同じ味だから好きかもしれない」
「面白い事を言うんだな」
「ふふ、シャワーで流してあげるよ」

奴に温かなシャワーを掛けて貰いながらオレはボンヤリと考えていた。
ならばオレも、自分の精液は奴の精液と同じ味だから好きかもしれないな、と(人によって微妙に味が違うものだが、オレと奴は良く似た味がするのは確かだ)

長時間の浴室プレイで身体はすっかり火照ってしまった。
冷たく冷やしたビールで飲み直す為に部屋に戻り、他愛もない話をしながら暫し寛いだ。

時刻は、いつもなら奴はとっくに眠っている時間だった。
だが今夜は何故だかお互いに興奮が冷め切れず、眠気に襲われ始めた頃にも身体を重ねようとした。

「何度でも欲しい」
「オレも」
「朝になるまでするか?」
「そうして。またオレの中に来て」

再び身体を繋げ、抱きしめ合って深いキスを交わせば、相手を欲する想いに火が付いた。

何度でもしたかった。
セックスでもSMでもフェチでも、部屋がメチャクチャになるまで激しくしたかった。
身体の中が空っぽになるまで。
欲望の全てが満ちるまで。

だが、既に奴の意識が朦朧としているのがオレには判っていた。
今夜なら、無理をさせて朝まで付きあわせても許されたのかもしれない。奴もオレを強く抱き締めてそれを願っていたのだから。

けれどオレは、深く挿入したまま身体を動かすのを止めた。
その代りに、奴の髪を撫でて「愛しているぞ」と囁いた。

奴はふっと笑った。
眠気に埋もれながらも「抱いて」と言った。

「ああ」とオレは言って奴の額にキスをした。
さっきまではあんなにも乱暴に淫らに扱っていた奴の身体を慈しんで、優しく抱き締めて。

──それから一分も経たない内に奴は眠ってしまった。
オレはそっと奴の中から自分のものを引き抜いた。奴のそれと同じように自分のそれも小さくなっていたので、奴を起こすこともなく抜く事ができた(笑)

朝まで抱き合うのは大晦日にしような。

と、オレは勝手に決めて自分も眠る事にした。
朝まで身体を繋げていたいのも確かだが、先に眠ってしまった奴の寝顔を眺めているのも幸せだと思いながら。

その夜は良く眠れた。
興奮に満ちた騒ぎの後には、安堵に満ちた静けさが良く似合う。
奴と一緒に過ごす楽しい夢を見たような気がする。

だが翌朝、騒ぎは再び戻ってきた。
昨夜はあんなに激しいセックスをして濃厚なものを出したというのに、翌朝にはすっかりチャージされていた。

「朝から元気だね」
「貴方もな」
「昨夜の暴れ馬の調教は失敗したみたい。ネクタイで縛ってやってあげるよ」
「貴方のネクタイで頼む。オレはイけないようにギチギチに縛ってくれ」
「本当にやっちゃうよ?」
「血が止まるからやっぱり止めてくれ」
「やりたい」
「痛いんだぞ、あれ」

奴は冗談半分本気半分で自分のネクタイを持って来た。
そしてそれをオレのモノの根本に回した。

……続きはキリがないのでご想像にお任せ致します。

という訳で、引かれるのを覚悟で書きました。
最後までお読み下さってありがとうございます(笑)

本日も2つのバナーのクリックをお願い致します♪
にほんブログ村 恋愛ブログ 主従関係恋愛へ 主従関係恋愛  国際恋愛

コメントはこちら携帯版)へどうぞ。大変に申し訳ありませんが只今コメント返信は不定期とさせて頂いております。

Theme: 男同士の恋愛 « 恋愛

リボンで蝶結びをされたそれはオレのもの?
Sun.22.12.2013 Posted in 恋愛
渋滞で疲れた夜に、ごきげんよう。

三連休、クリスマス間近の休日、ボーナス。
この3つの要素が重なった今日の都内はどこにも行っても賑やかで、道路は渋滞だった。

オレは夕方から夜までお客さんを乗せて運転していたが、行きも帰りも予定の倍近く時間が掛かった。

物凄く焦った。
お客さんは「こんな日だからね」と言ってくれたが、オレはお客さんを自宅にお送りした後に奴と待ち合わせをしていたので焦らずにはいられなかった。

しかし、約束の時間は大きく過ぎてしまった。
オレは途中で車を止めて奴にメールを打つことも出来ず、奴は何の連絡も受け取れぬまま一人でラウンジで待ちぼうけするしかなかった。

お客さんと別れた後、オレはすぐに電話した。
奴はすぐに出てくれた。その途端オレは「すまない!」と謝罪した。

「事故じゃなくて良かった!」と奴は言った。
オレはてっきり奴は怒っているのだと思っていたので驚いた。こちらも連絡が出来ない状況だったので怒られてもどうしようもなかったが、それでも待たせてしまった申し訳なさが大きかったので物凄くホッとした。

「すまない、連休のせいで酷い渋滞だったんだ。例のお客さんだから途中で連絡も入れられなくてな。本当にすまない」
「心配したけど、良いよ。それで仕事は終わった?」
「終わった。今から帰る。30分ぐらいで」
「判った。早く帰ってきて。今日は苺のデニッシュを焼いたんだよ。紅茶を淹れて食べよう」

15分で帰ってやる!
とオレは意気込んで車を飛ばしたかったが、年末はスピード違反の取り締まりも厳しいので安全運転で帰宅した。

「お帰り!」
「ただいま!」

玄関で奴を抱擁した時は安堵と喜びでいっぱいだった。
毎日のように帰宅して抱擁しているくせに大袈裟な……と思われてしまいそうだが、今日は気持ちが凄く焦っていたので仕方がなかった。おまけに、せっかくの連休を台無しにする仕事だったので、1秒でも早く帰宅したくて堪らなかったた。

「バターと苺の良い匂いがする」
「早く着替えてきて。上手く焼けたんだよ」
「ああ、凄く美味しいぜ」
「美味しく出来たのはオレのことじゃなくてデニッシュ!」

奴は笑ってオレの頬を摘み上げたが、苺デニッシュの甘い香りを嗅ぎながら奴にキスをするのも美味しかった(笑)

写真でお披露目できないのが残念ぐらいデニッシュは美味しかった。
奴の手作りパンを食べたのは数カ月ぶりだったが、やはり奴の焼くパンは世界一美味しいと思った(今度レシピを教わる約束をしたので、オレが作ってみたらここに写真とレシピを紹介したい)

だが、2つ目を食べようとした時、奴は「今夜はもう遅いから」と言ってお預けを下した。
オレは「食べ足りない。今日ぐらい大丈夫だ」と食い下がったが、奴は「忘年会シーズンなんだから、休日はお腹を休めるんだ」と言って甘やかしてくれなかった。

「美味しいものをちょっとだけ食べると食欲が刺激されるんだぞ。それを我慢させるのか」
「紅茶をもう一杯淹れてあげるよ」
「液体じゃなく固形物が良い」
「うーん、自分の指をしゃぶったら?」
「赤ちゃんかよ。自分の指を舐めても何も楽しくないぞ」
「でも幼い頃はそうしていたんだし」

奴は子供にするようにオレの頬を突いて笑った。

もしも奴に「オレの指を舐めて我慢しなさい」と言われたら本当にそうしたのにな。
奴の白くて長い指を口に含んで舌で舐めたら、デニッシュの代りになるぐらい美味しくて夢中で愛撫しただろう。

(この会話中に思い出したが、実はオレは指をしゃぶる癖がなかなか取れなかった。自分の指が甘くて美味しく感じていたようだ・汗)

結局、奴はオレにもう一杯紅茶を淹れて先に寝室に行ってしまった。
オレはまだメールでの報告作業が残っていたので、いつも早く就寝する奴にそれ以上我侭を言う訳には行かなかった。

2通のメールを書き終えた。
それからそっと寝室を覗いてみれば、奴は気持ち良さそうに熟睡していた。
夜這いするように奴を抱いてしまいたい欲求も沸いたが、奴も今週は多忙だった事を思えば出来なかった。

そっと奴の足元に掛かる布団を持ち上げた。
そして露わとなった奴の足の指にキスをした。
奴を起こしてしまわないように優しく、左足の薬指に唇を押し当てた。

それからちょっとした遊び心が生まれて、左足の親指に緑色の細いリボンを蝶結びした。
ベッド脇のテーブルに友人から貰ったクリスマスプレゼントがあり、それを括っていた(細い毛糸のような)リボンが目に入った為に。

「おやすみ。愛している。明日は一緒に遊ぼうな」

ほとんど声になっていない小声でそう囁いて寝室を後にした。
明日の朝、奴はリボンに気付くだろうか? 気付いたらどんな顔をするのだろう? と可笑しく考えながら。
ついでに、月曜日もオレは仕事だからまた奴を一人にしてしまう、と苦笑しながら。

今年の年末は休が少なくて泣けるぜ。
休日がたくさんあった去年に戻りたい。叶うものならマジで戻りたい。

だが、今が頑張り処だ。
来年の暮れにはきっと、今年の内に無理をしておいて良かったと思うはずだ。奴に「去年は頑張ったね!」と頭を撫でられながら。

そうなったら本当に幸せだな。

==========

という訳で、
どこに行っても混雑した土曜日、皆さんもお疲れ様でした。

明日は連休の真ん中だ。
しかもクリスマスの直前だから今日よりも繁華街は賑わうだろうな。買い物する人、デートする人、プレゼントを買う人、等々。

どうぞ楽しい日曜日を。
明日もたくさんの幸運と歓喜に満ちた1日となるように応援しています。

では、今夜もゆっくりと楽しい夢を。
おやすみ。

■昨日のエントリーの続きは明日の夜に更新いたします。たくさんご要望を頂けて嬉しかったです。ありがとうございます!

本日も2つのバナーのクリックをお願い致します!
にほんブログ村へ 同性恋愛  国際恋愛

コメントはこちら携帯版)へどうぞ。大変に申し訳ありませんが只今コメント返信は不定期とさせて頂いております。

Theme: 男同士の恋愛 « 恋愛

足先から性愛
Sat.21.12.2013 Posted in 恋愛
夕方からの出勤を前に、ごきげんよう。

昨夜は永田町にあるフグ料理店に行った。
先日オレがお客さんからトラフグをご馳走になった話をしたら、「あんまり食べたことがないからオレも食べたい!」と奴が言ったので。

赤坂見附の大きなクリスマスツリーのところで待ち合わせた。
昨夜もとても寒かったが、そのツリーが氷のようなアイスブルー色に輝いているのでもっと寒く感じた(汗)

「ブルー系の方が幻想的に見えるのかもしれないけど、オレはグリーンとレッドの方が好きだな」
「オレもだ。暖かいクリスマスを思わせるからな」

そんな話をしながら徒歩数分後、「モミの木と暖炉のある家に住みたいね」という意見を一致させてオレ達は予約していた店に到着した。
モミの木のクリスマスツリーに暖炉、これぞフィンランド(ムーミンの国)のクリスマスだから。

■ちなみに、フィンランド語でクリスマスは『ヨウル/Joulu』という。クリスマスツリーは『ヨウルクッシ/joulukuusi』

2013_12_21_1.jpg
ふぐ刺しを見ると冬を感じるオレは、ふぐ刺し初体験が冬だったからだ。

まずはグラスシャンパンで乾杯。
今週のお互いの頑張りを褒め合って。

そして次々と運ばれてきたトラフグコース内容は……定番のフグ刺し、皮刺し、唐揚げ、鍋、雑炊、煮凝り、白子焼き、フグ酒……と、見事なフグ尽くし。

奴の口に合うかちょっと心配だったが、ほとんど全てを興味深そうに「美味しい! いける!」と言って食べていた(一品だけ理解できない味があったが、それも全部食べていた・笑)

「ピリッとする。味はほとんどないみたいけど、このピリッとしたのが面白くて美味しい」
「ああ、オレも初めてフグを食べた時は同じように思ったぜ」
「フグの毒は大丈夫だよね? たまにあるみたいでちょっと怖いけど」
「この店は大丈夫だと思うぞ」
「じゃあ安心して食べる。お酒、すごく身体が温まるね」
「こんな寒い日だから、酔い覚めしないぐらい飲もうな」

そしてオレ達は3時間近く料理を楽しみながら酒を飲んだ。
で、店を出る頃にはすっかりと酔って艶かしい気分となって、タクシーでホテルへと向かった。

2013_12_21_2.jpg
フグの白子から作られたアイス……ではありません(笑) 完璧なトラフグ尽くしのコースだったが、さすがにデザートにはフグは入っていなかった。

「掘りごたつ風っていうの? 椅子みたいに座れるお座敷。あれって楽しいね」
「良くもオレの足を踏んだり撫でたりしてれたな。ホテルでたっぷりお返しをしてやるからな」
「怖い!」

タクシーの中、オレ達は互いの耳元でそんな事を言いながら笑った。
楽しくて、淫らな気分で、幸せすら感じていた。
いいや、きっとこういう感覚こそが幸せというのだろう。楽しそうにはしゃいでいる奴を心の底から可愛いと感じながらエッチな気分で戯れている時がもっとも満ち足りているのだから。

そしていつものホテルに到着して……そろそろ仕事の準備なので、続きはまた夜か明日に。

続きも読むよ! と思って下さる方は是非バナーのクリックをお願い致します(笑)

今日は晴れているが寒いな。
クリスマスに雪は降るだろうか?
雪が降ったら雪中調教をすると奴は言っていたが本気だろうか?

雪も寒いのも困るが(個人的に雪は大好きだが、都内はすぐに電車が止まるから困る)、クリスマスの雪は歓迎したい。

クリスマス・イブまであと3日。
大晦日まであと10日。
今日も元気に楽しく過ごそうな。

本日も2つのバナーのクリックをお願い致します!
にほんブログ村 恋愛ブログ 主従関係恋愛へ 主従関係恋愛  国際恋愛

コメントはこちら携帯版)へどうぞ。大変に申し訳ありませんが只今コメント返信は不定期とさせて頂いております。

Theme: 男同士の恋愛 « 恋愛

フェティッシュの時間を夢見て
Fri.20.12.2013 Posted in SM・フェチ
今夜はオレも奴も残業が終わる時間がほぼ同じだったので、待ち合わせをして中華料理を食べた。

予定では自宅でおでんを作って食べる筈だったが、疲れていたし外は寒かったし、自炊する気になれなくて外で寛ぎながら温かなものを食べる事にした。

最後のデザートの杏仁豆腐を食べている時、奴はこう言った。

「自炊は休みに入るまで無理だね。先週は良く4回も作れたと思うよ」

オレは奴がそう言うまですっかり忘れていた。
そういえば『週に4回は自炊しよう』を目指していた事を(汗)

「休みに入ったら再開しよう」
「猫が料理を作ってオレ達の帰りを待っていてくれたら良いのにね」
「はは。そうしてくれたら可愛いのにな。貴方が裸エプロンに猫耳と猫尻尾を付けて作ってくれても可愛いが」
「お前の裸エプロンもなかなかだと思うよ? やってよ、お前に似合いそうなショート丈の黒いカフェエプロンをプレゼントするから。黒い猫耳と猫尻尾も」

オレ達は紹興酒に酔いながら、ヒソヒソとそんな話をして笑った。
そして『冬の休暇中に裸エプロン猫プレイをしよう』という約束を交わしたが、お互いに猫耳&猫尻尾付きの裸エプロンになってキッチンでやるのって笑えるだけじゃないか?(笑)

食べたらすぐに帰るつもりだったが居心地が良くてラストオーダーに珈琲を注文した。
帰宅したのは22時過ぎだった。
奴はあくびをして、「明日は早いからシャワーを浴びて寝なくちゃ」と言った。

今夜の約束を果さぬまま奴は眠ろうとした。
だが、それで良かった。
オレも明日の準備などがあって残念ながらセックスに耽っている余裕はなかったから。

……なかった筈だったが、奴がスーツを脱いでいる姿を眺めていたら余裕が湧き出してきた。
奴のスレンダーな背中を抱き締めて耳元で「したい」と囁やけば、奴はビクリと震えて「あ」と悩ましい声を出した。

「動くな。あとはオレが脱がせる」
「裸になったらシャワーに行くよ」
「今夜するって約束を忘れたのか? 行かせないぞ」
「眠いって言っているのに、本当に我侭な上司だね」

奴はそんな事を言いながらも逃げようとせずに微笑んでいた。
オレは奴のネクタイを緩めて、ワイシャツの上から薄桃色の乳首にキスをした。そして下肢へと手を伸ばして、ボトムのファスナーの上で二本の指先を行き来させた。

奴のそれはまたたく間に反応した。
ワイシャツの上から舐めた乳首もすぐに勃たせ、オレの頭を撫でて「駄目だって言っているのに」と笑みを含む囁きを漏らした。

さすがにインサートまでしてじっくりと耽る余裕はなかったが、互いに愛撫し合うのがとても気持ちが良かった。
口と両手を使って感じるところを全て愛撫した。
オレは奴を全裸にして淫らな体位をさせ、奴はその肉体を見せ付けるように足を開いて腰を揺すった。

「お前の手でされるのって好きだよ」
「オレも好きだぞ、貴方の手でされるのが」
「そう? でもそんなに上手くないでしょ?」
「上手いぞ。仮に上手くなくても貴方に握られるだけでゾクゾクするから良いんだ」
「あはは、お前は口でされるより手でされる方が好きだよね」

オーラルとハンドで十分に感じ合った後、そんな話をしながら一緒にシャワーを浴びた。
オレは奴に『手コキ』の良さをとくと語ろうとしたが、達した後の奴はかなり眠そうな顔をしていたので、早々にシャワーを終えてすぐに寝室まで見送った。

おやすみ。
愛してるよ。

キスの後、奴はそう言って目を閉ざした。
睡眠時間を1時間も奪ってしまったオレに「愛している」と言ってくれて嬉しかった。

早く冬休みになると良いな。
休みまであと10日。
忙しく求め合うセックスも好きだが、優雅にフェティッシュ趣味を混ぜ込みながら耽り合うセックスが恋しくなってきた今日この頃だ。肌エプロンで猫尻尾でも何でも良いから濃厚なのをやりたいぜ(笑)

皆さんも心から楽しい年末を過ごせるように応援しています。
あと数日でやって来るクリスマスにも、幸福と幸運というステキなプレゼントが漏れなく届けられますように。

では、今夜も心地良く楽しい夢を。
おやすみ。

にほんブログ村へ 同性恋愛  国際恋愛

コメントはこちら携帯版)へどうぞ。大変に申し訳ありませんが只今コメント返信は不定期とさせて頂いております。

Theme: 男同士の恋愛 « 恋愛

誘惑に焦らされた朝
Thu.19.12.2013 Posted in 恋愛
今朝、
目覚めてみるとオレの股間は何かに押さえ付けられているように重かった。

それは奴の仕業なのだと思った。
奴がオレの足の間に手を置いている為に布団が股間を圧迫して重くなっているのだと。

オレはまだ眠っているフリをしながらワクワクして待った。
股間を大きくさせて(朝はいつも朝勃ちしている)、奴が早朝の夜這いを仕掛けて来るのを待った。

だが、奴は一向に動かなかった。
そのうちにオレは疑問を感じた。オレの股間にあるものは、手や腕にしては面積が大きいように思えて。

手ではなく頭?
奴がオレの足の合間に顔を伏せて寝ている??

オレはそっと顔を上げた。
するとそこには、丸くなって眠る猫様の姿があった。

猫様がオレの足の間で眠るなんて初めてだ!
とオレは感動したが、奴でなかったのは非常に残念だった。朝勃ちに興奮が加わってとても元気に待っていたのに。

「……寒いのか?」

オレはそっと身体を起こして猫様の背中を撫でた。
猫様は気持ち良さそうに目を細めてオレの指を舐めてくれた。
そして横を確認してみれば、奴は猫様と似たような顔をしながらまだスースーと眠っていた。

目覚ましが鳴る90分も前の出来事だった。

今朝も寒くて、猫様は暖を取る為にオレ達のベッドに上がってきたのだろう。
そして奴の眠りを妨げぬようにオレの股間に来て眠ったのだろうな。まったく奴思いの可愛い猫だぜ(汗)

今夜からホットカーペットを付けてやろう。
オレの眠りが妨げられぬように……。いや、猫様が風邪を引いてクシュンとくしゃみなどしないように(実家のガーナ子は先日クシュンクシュンやっていたらしい。もう治ったようだが)

朝食の時、奴にその出来事を話したら、

「お前、猫を相手に股間を大きくさせて!」

と、笑った。
ちょと違うだろう(汗)
貴方だと思ったから大きくさせてワクワクしたんだぞ!

「笑ってると夜這いするぞ」とオレが言うと、
「良いよ」と、奴はオレの顔を覗き込んで言った。

オレはその挑発的で生意気な顔にキスをした。
昨日に引き続き今日もまた、すぐに押し倒してスケベの限りを尽くしたい気持ちを飲み込みながら。

思いっ切り奴とセックスしたいぜ。
この多忙期が終わったら毎晩やってやるぞ。
姫納めと姫始めは特に濃厚なのを1日中な。
それを考えれば、やはり今年の大晦日は家で過ごした方が良さそうだ。

と、結果が出たところで仕事に戻ろう。
今日はそれなりに休憩が取れるから楽だ。嵐の前の静けさなんだがな(明日は朝から晩まで猛烈に忙しい)

今日も雨が降っていて寒いな。
皆さんも帰宅の際にはお気を付けて。
今夜は温かなものを食べて、冷えた身体をリラックスさせて夜を過ごしたいな。

では、時間に余裕があればまた夜。

にほんブログ村へ 同性恋愛  国際恋愛

コメントはこちら携帯版)へどうぞ。大変に申し訳ありませんが只今コメント返信は不定期とさせて頂いております。

Theme: 男同士の恋愛 « 恋愛

あと一分のエロスとラブ
Wed.18.12.2013 Posted in 恋愛
自宅で寛ぎながら、ごきげんよう。

今日は昨日よりも忙しかった。
奴のいる部署に行っても奴を眺める暇すらなかった。

昼休みも慌ただしくて、ようやく落ち着いてサンドイッチを摘めたのは3時(オヤツ時間)だった。
アールグレイを飲みながらそれまでチェック出来なかったiPhoneを開くと、奴からのメールが届いていた。

『忙しいね。でも、お前が真剣に仕事をしている姿を見詰めていたら抱きたくなったよ』

そんなメールを読めば自ずと唇端に笑みが浮かんだ。
オレは奴に返信した。
奴がどんな気持ちを抱きながらオレにそんなメールを送ってきたのかを想像しながら。

『貴方を抱きに行こうか? 貴方はオレを抱きたいと言っても、いつも途中でオレに抱かれたくなるからな』

そんなメールを送ってから間もなく、奴から返信が来た。

『お前が大人しく抱かれてくれないからだ』

奴が照れながら書いたように思えた。
下唇を噛んで、漏れそうになる吐息を飲み込んで。

オレは奴の顔を見に行くことにした。
奴にこれからの予定を訊いたら、ずっと部署にいるとの答えだったから。

奴のデスクの脇に立ち、書類をチェックするフリをした。
奴は吊り上がった大きな目でオレを見上げた。
視線が合えば本当に抱きたくなってしまった。
この場で書類で顔を隠して、キスをして、奴のネクタイに手を掛けて。

「いけない妄想が浮かんだ」
「どんな?」
「──オレが出て行ってから3分後に◯◯室のトイレに来れるか?」
「ふふ、行く」

キッカリ3分後、奴はやって来た。
他には誰もいなかったのでオレは奴の腕を乱暴に引っ張って奴を抱き締めた。

興奮していた。オレも奴も。
激しいキスを交わして荒く息衝いた。
互いの熱くなった下半身がこすれ合うだけでイきそうだった。

「……ふう、続きは今夜」
「今夜もそんな暇はないだろう」
「じゃあ明日」
「明日まで待てない」
「我侭な上司。今夜は出来ないって言ったくせに」
「本当は今すぐにしたい。貴方の中に入れてスケベにやりまくりたい」
「駄目だよ、そんな事を言ったら。すぐにしたくなる」

あと1分、すぐに仕事に戻らなくてはならなかったが、その名残惜しさがとても愛しかった。

残り数秒、オレは奴を最高に恋しく想いながら力強く抱きしめた。
オレの全身が大切な人を求める時、オレはこの上ない喜びと幸せを感じる。時間の短い切ない逢瀬は、そんな気持ちにさせてくれるから嫌いではない。

別れ際に珈琲キャンディを奴に渡した。
奴はその場でそれを口に入れてオレにキスをした。
「頑張って」と言って、それをオレの口の中へと移して。

今日も色々とストレスになる事あったが、奴とのその出来事がとても印象的だったからそれしか記憶に残っていない(笑)
まあ、性愛と愛はストレスを解消してくれるものだよな。それどころか生きる目的を達成させる大きな原動力にもなってくれる。

そんな訳で、オレはこれからも大切なY君とたくさんエッチな事をして愛し合おうと思う。これからもっと仕事が忙しくなっても絶対に枯れたりしないぞ。

皆さんも日々楽しまれているか?
適度にハメを外してストレスを消化させて、大忙しの師走を乗り越えて下さい。

それにしても今日は寒かったな。
予報で雪マークが出ていたのは驚いた。あと少し気温が下がったら都心部にも雪が降るだろう。

ホワイトクリスマスも夢じゃないか?
だが平日に雪は困る。いっそ大雪になって会社が休みになればロマンティックに過ごせそうだが(そうなるように祈ろう!)

この寒さで風邪などひきませんように。
明日も皆さんが元気で幸運であるように祈っています。

では、今夜もゆっくりと楽しい夢を。
おやすみ。

本日も2つのバナーのクリックをお願い致します♪
にほんブログ村 恋愛ブログ 主従関係恋愛へ 主従関係恋愛  国際恋愛

コメントはこちら携帯版)へどうぞ。大変に申し訳ありませんが只今コメント返信は不定期とさせて頂いております。

Theme: 男同士の恋愛 « 恋愛

月夜に嫉妬
Tue.17.12.2013 Posted in 恋愛
今夜は満月だった。
オレ達は少しボンヤリと輝く満月に照らされた寝室で仲良く過ごしていた。

「あ、ああ、気持ち良い……」
「そんなに良いか?」
「あ、あ、そこ、そこが。気持ち良すぎて天国……。お前にもしてあげる。こうやってね」
「……ああ、じんわりと痛くて、効く……」

と、男が2人で悶え合って、マッサージをしながら。

指圧や整体の痛いマッサージは怖いが、アロママッサージは気持ちが良いな。
身体の強張りがなくなって温まる。それに愛撫をするような悩ましい感触だからカップルでやるにはピッタリだ。アロマにブレンドされた精油の香りも官能的でな。

しかし、素人の見よう見まねのマッサージであんなにも気持ち良くなるとは、オレも奴もかなり腰や目が疲れているようだ。
年末の多忙期が終わったら猫のように眠って身体を休めよう。猫様を真ん中に挟んで、川の字になって一日中ゴロゴロして。

「そういえばオレの友人(品川の高級マンションに住む外国人ビジネスマン)がね、上司の勧めでタイ式のマッサージを受けたら物凄く気持ちが良かったって」
「へえ、タイ式は受けた事がないな(アロマも本格的なものは一度もないが)」
「タイ人の女性が部屋に来てやってくれるんだって。オレも試してみたいな」

きっとそれは本格的なマッサージなのだろうが、実は『回春(射精)サービス付き』の風俗エステである事も多いにあり得るのが出張マッサージの実態だ。

まあ、そういうエッチなマッサージでないなら……。と、オレは奴に「良いぞ」と言おうとした。だが、たとえ真面目なマッサージであろうと、奴が美人エステシシャンの手によって気持ち良くされるところを想像したら嫉妬心が燃え上がってしまった。

「部屋に来るのはちょっとな。タイ式なら駅前にもあったはずだぞ? ベテランのおっさんがやってるみたいなマッサージだが、そっちの方が効果があるんじゃないか?」
「うーん、そうだね。この部屋に上げるのは抵抗があるね。判った、受けるならおっさんマッサージにするよ」

奴はすんなりと承知してくれたが、もしかするとオレは物凄く露骨に嫉妬した顔をしていたのかもしれん。奴の事になると、たまにオレはモロに本音を顔に出してしまうようだからな(汗)

それにしても、おっさんマッサージ。
オレ的にはタイ美人マッサージよりも心惹かれるが、奴はそうでもないのだろうか?
奴と一緒にマッサージを受ける時に「ああん、そこよ!」とか声を出さないように気を付けたい。

マッサージで身体がほぐれた後、30分ほどウイスキーを飲みながらベッドでゴロゴロした。
数日前から寝室には灯油ファンヒーターを付けたが、そのせいか猫様も幸せそうにゴロゴロしていた。

「物凄く忙しいのもあと10日で終わるね」
「ああ、もう少しだ。だけど明日からあっちこっちに移動で大変だぜ」
「お前の仕事って本当に大変だよね。辛くない?」

不意に奴に頭を撫でられて、オレは少し脆い気分になった。
本当は十分に堪えられる程度の仕事だったが(お客さんとの付き合いは嫌いじゃないので)、少しだけ奴の温かな手に甘えたくなった。

「ちょっとだけ辛いな」

とオレは言って奴の手にキスをした。
すると奴はオレを抱き締めて「応援しているからね、お前の疲れを癒せるなら何でもするよ」と言ってくれた。

奴に大切にされている嬉しさと嘘を付いた罪悪感とが交じり合って、ほろ苦く甘い気分になった。

だがそれは幸せな気分だった。
『ごめんな、嘘なんだ。貴方に甘える為に嘘を吐いたんだ』とオレは心の中で詫びながら、奴に身を任せる事にとても気持ち良くなっていた。

今日は朝からずっと眠かったが、奴と過ごすと夢心地な眠気に変る。
今夜はオレも早く寝よう。
最近はずっと3時頃に眠っていたので寝不足の限界に達したかもしれん(汗)

あと7日でクリスマス・イヴだ。
皆さんも、どんなに忙しくても睡眠と食事はしっかりと取って下さい。そして元気に年末の行事を楽しんで下さい。

では、今夜も心地良く幸せな夢を。
おやすみ。

にほんブログ村へ 同性恋愛  国際恋愛

コメントはこちら携帯版)へどうぞ。大変に申し訳ありませんが只今コメント返信は不定期とさせて頂いております。

Theme: 男同士の恋愛 « 恋愛

自己満足な珈琲タイム
Tue.17.12.2013 Posted in 恋愛
ようやく今日の仕事が終わった。
一杯だけ飲みながらブログを書こう。……と書いたところで昨夜はダウンした。時刻は深夜の3時少し前。

まったく忙しい。
だが今の時期はこんなもんだよな。

奴もこの数日はお疲れ気味だ。
今日など、ボーとした目付きで仕事をしているかと思えば、ニャーと猫のようなあくびをしていた。

完全に寝不足だ。
眠そうな顔をしている奴も可愛くて好きだが、可愛さ余って可哀想になる。
ニャーとあくびをした時に抱き締めてホテルに直行したくなったぞ。そして激しい一戦を交えた後に心ゆくまで昼寝できたらどんなに幸せだったか。

『ランチの後に珈琲でも飲まないか?』
『飲みたい。だけどすぐに◯◯社に行かないといけないんだ』
『じゃあ今夜は寝る前にウイスキーでも飲んで熟睡しような』
『早く帰ってベッドで身体を伸ばしたい』
『久しぶりにマッサージしてやるぞ』
『nyan♪』

同じ室内にいながら、オレ達は仕事をしているフリをしてそんなメッセージのやりとりをした。

オレはことを多忙期のささやかな楽しみとしていた。
が、その時、奴とチームを組んで仕事をしているWさん(女性の上司)が、奴の肩に手を置いて「Y君、珈琲でも飲みに行かない?」と言った。

オレの眠気は嫉妬で吹き飛んだ。
おのれ、オレの奴に馴れ馴れしく!(別に馴れ馴れしかった訳ではなく部下思いの優しい上司という構図だったが。それとプロジェクトリーダーの奴と2人で打ち合わせたい事もあったのだと思う)

行ってしまうのか、オレを置いて……。オレとの珈琲は断っておいて……。

オレはそんな心境で奴を見詰めた。
奴は申し訳無さそうな顔をして行ってしまった。
結局男って男よりも仕事を選ぶんだよな(多忙と疲れのせいで脳が煮詰まっております)

仕方がないのでオレはランチの後に一人で珈琲を飲んだ。
窓の外の景色はすっかりと紅葉が散って寂しいものだったが、そんな事に気を止めていられるほど今日は暇ではなかった。

きっと、奴と珈琲を飲んでも書類のチェック等に始終追われていただろう。
だがそれでも、すぐ隣に奴がいるというだけで安堵を感じるのだから、やはり奴と一緒に珈琲を飲みたかった。

その後、お客さんと打ち合わせをして15時前に会社に戻った。
会社に戻る前に、打ち合わせをしたホテルの近くにあるS城I井で珈琲キャンディを買った。

そしてオレはそれを舐めながら奴の部署に行き(もう一度行く用事があった為)、さり気なく奴を壁際に呼んで何個か渡した。

「ありがとう、後で舐めるよ」
「今舐めろ」
「え」
「疲れている時に効くぞ」
「うん、判った」

奴はコソコソとキャンディを包装紙から取って口に入れた。
オレは満足だった。奴と一緒に珈琲を味わう事ができたから。

さて、今夜は奴にマッサージをしてやらないとな。
実はオレの知り合いのSM関係者(?)がアロママッサージの店を経営していて、少し前に彼に目の疲れを相談したら良いマッサージを伝授してくれた。それから睾丸マッサージも♪

今夜はオレも奴も、最近にしては早く帰宅できる。
美味しいウイスキーでも飲みながら猫のように寛いで戯れたい。

この多忙は来週いっぱいまでは続くだろうな。
それまで中身の無いようなエントリーが続くが、それでもお付き合い頂けたら嬉しいです。

では、皆さんも楽しい夜を。
疲れたら中休みして、美味しい料理を食べて美味しい酒を飲もうぜ。

にほんブログ村へ 同性恋愛  国際恋愛

コメントはこちら携帯版)へどうぞ。大変に申し訳ありませんが只今コメント返信は不定期とさせて頂いております。

Theme: 男同士の恋愛 « 恋愛

同じ気持で同じ言葉
Mon.16.12.2013 Posted in 恋愛
休日の夜に、ごきげんよう。

今日は休日の筈だったが急な仕事が入ってしまった。
朝から奴と遊びまわる予定だったのでガッカリだったが、いつもならオレの仕事に理解を示してくれる奴も不満たっぷりで「会社に苦情に電話を入れてあげる!」と言っていた(汗)

仕事が終わったのは15時頃。

『終わった。どこに居る?』とオレが奴にメールすると、
『ミッドタウンで買い物をしていた。隠れサンタのところにいるから来て』と奴から返信が来た。

オレは急いで電車に乗ってミッドタウンへ向かったが、先日オレが見付けた隠れサンタのところに奴はいなかった?

トイレか?
まだ買い物中か?

オレはiPhoneを出して奴にメッセを送ろうとした。
けれど、すぐに数メートル先に奴がいるのを発見した。

「隠れサンタはここじゃないだろう?」とオレが声を掛けると、
「ここにも居るんだよ」と奴はニッと微笑んで足元を指さした。

2013_12_15_1.jpg

「おお、これは気が付かなかった」
「ふふふ。お前を待っている間に探してみたんだ」

奴は得意そうにそう言って、両手でオレの腕を掴んだ。
まるで恋人がするようなその仕草にオレは焦ったが、そういえばオレ達は3年以上も恋人だった事を思い出して気にしないようにした(周囲の人目をな)

「どこに行きたい? 貴方の好きなところに付き合うぞ」
「うん、たっぷり付き合ってもらうよ。まずはヒルズのクリスマスマーケットで軽く何か食べたい。ビールも」
「良いぞ。今日はオレも車じゃないから好きなだけ飲める」

奴は昼間、よほど退屈だったらしい。
オレの腕を引っ張りながら(けれど機嫌を直したようで、笑いながら)さっそくヒルズへと向かった。

そこからオレ達のクリスマス食い倒れツアーが始まった。
しかし先週の金曜もかなりの店を食い歩きをしたので、そろそろセーブしないと冬太りしそうだ(汗) いくら食べても超スレンダーな奴君が羨ましいぜ。

2013_12_15_2.jpg

もっとも今日は車ではなかったし、前回よりも販売品をじっくりと見て回ったから良い運動になった。

ステキなドイツ製のクリスマス飾りがあって、それを再来年に購入する事にした。
再来年には引っ越しを予定しているので、新居でのクリスマスは毎年それを飾ろうと2人で約束して。
伝統のあるものらしいから、それを飾れる場所に引っ越せるように頑張らないとな。そして2人で一生大切にしたい。

次にグランドハイアットのクリスマスデコレーションやケーキなどを見て、「他に行きたいところはあるか?」とオレは奴に訊いた。

「ソラマチ。この前、お前は一人で行って楽しかったって言っていたから」
「良いぞ。だけど30分ぐらい電車に乗るぞ?」
「30分なんてすぐだ」

オレ達は電車の最後部の端に乗って、スカイツリー前に到着するまで年末の話をした。

「大晦日はどうする? 深夜に初詣に行くか?」
「それも良いけど、毎年そうだったから今年は自宅でゆっくりするのも悪くないね」
「コタツに入ってテレビを観ながら猫を撫でてか」
「コタツがないよ!」
「買おう!」
「買うの!?」
「コタツの中でセックスをして新年を迎えるのってどうだ?」

最後のセリフは、小さな声で奴の耳元で囁いた。
奴は照れたように下唇を噛んで微笑んだ。「……そうしようか」と囁いて。

2013_12_15_3.jpg

ソラマチは、その周囲も綺麗に整備されていて良いな。
川のある景色はオレも奴も大好きだ。
だからオレ達は館内に入る前に、暗くなってライトアップされた周囲をぐるりと回って見る事にした。

かつてオレがこの近くに住んでいた事を語ると、奴は「こういうところも良いね」と言った。

その発言(奴の気持ち)は館内を見ている内に2倍になったようだ。
なにせソラマチにはムーミンハウスカフェがある。
休日にはムーミンカフェでモーニングを食べて、東京銘産品を祖母さんに送って、散歩をしてスカイツリーを見上げたいそうだ。
なんとも素朴な外国人青年の意見だよな。きっと奴の事だからニコニコして買い物とか散歩とかをするのだろう(笑)

2013_12_15_4.jpg

ソラマチでもドイツマーケットが開催されていたのでビールで乾杯した。
ウインナーも美味しそうだったが、ヒルズでホットドッグを食べてしまったからな。

しかしその分、腰を据えてゆっくりと飲んだ。
きらびやかなツリーやイルミネーションの見える場所で、寒さを忘れて夢中で話をした。

「楽しいか?」
「楽しいよ」
「良かった」
「お前は?」
「楽しいぞ。最高だ」
「お前が楽しそうだとオレは幸せな気持ちになるんだよ」

そんな言葉を口にする奴に見詰められれば、この世に生まれてきて良かったとすら思えた。

「それはオレも同じだ」と告げずにはいられなかった。
ビールの酔いが気持ち良くて、奴を抱き締めてしまいたい想いでいっぱいだった。

今年も奴とクリスマスを過ごせそうで嬉しい。
これで4回目。
同じ人間と一年以上付き合えた事がなかったオレにとっては奇跡だ。
何人もの人間と短い付き合いを繰り返して行く内に人生は終わるのだと、ずっとそう信じてきたのにな。

もっと書きたい出来事があったが、そろそろ風呂に入らないといけないのでこの辺で。

クリスマスが来る前に、あと何箇所のイルミネーションを見に行けるだろうな?
どうしても奴と行きたいところが数カ所あるが、今は仕事が忙しいので難しい。今年は去年とは比較にならないぐらい量の仕事があるからな(汗)

まあ、それでも風邪も引かずに元気にデートしているのだから良いか。

皆さんも今の季節を楽しんでいるか?
年末年始は何かと太りそうな誘惑があるのはお互いに気を付けようぜ。それと、夜更かしや風邪にも気を付けてな。

今週も皆さんにたくさんの楽しい出来事がありますように。
先週も応援して下さってありがとうございました。今週も限られた時間の中で、感謝を込めて少しでも多くエントリーが書けるように頑張ります。

では、今夜もゆっくりと楽しい夢を。
おやすみ。

■今夜の『猫侍』も面白かった。玉ちゃんと久ちゃんに萌えつつ、今後の展開に目が離せない。

にほんブログ村へ 同性恋愛  国際恋愛

コメントはこちら携帯版)へどうぞ。大変に申し訳ありませんが只今コメント返信は不定期とさせて頂いております。

Theme: 男同士の恋愛 « 恋愛

ようこそオレのサンタさん 3
Sat.14.12.2013 Posted in SM・フェチ
「今夜も冷えるが貴方の身体は温かいな」
「ウイスキーを飲んだせいだ。お前だって温かい」

サンタドレスの胸元には白いファーが付いていた。
オレはそれを指先でめくって奴の喉から胸へと唇を滑らせた。
そして、尻をまさぐっていた手をドレスの中に忍び込ませて、指先で奴の足の根本を行き来させた。

奴は甘くて低い嬌声を漏らした。
オレの背中に腕を回して、その先の行為をねだる様に腰を揺らした。
あるいは、奴はわざとオレに媚態を見せて誤魔化そうとしたのかもしれない。もう一つの破廉恥な行為を語らぬまま情事にもつれ込ませようとして。

オレはどうしても奴をもっと淫らにさせたかった。
オレにやられた淫らな行為を口で言わせて、羞恥の興奮によって火を点けたように欲情させて、頭が真っ白になるようなエクスタシーを感じさせたかった。

オレは奴に優しくキスをした。
髪を撫でて、可愛い愛していると囁いて……。
けれど、急に身体を離してテーブルの上に置いたウイスキーの瓶を取りに行った。愛撫から放り出された奴は潤ませた目でオレを恨めしそうに眺めた。

「喉が渇かないか?」
「別に」
「じゃあオレだけ飲むぞ」

オレは奴の膝に手を付いて床に座った。
そしてボトルからキャップを外して、それの切り口にある小さな突起を奴の太ももに当てた。

「なにをするの?」

奴は驚いた。
だがオレは何も言わずに奴の青い瞳を見上げ、おもむろにキャップの突起を奴の履いているストッキングに引っ掛けてピッ……と伝線させた。

「このストッキンは気に入らなかった?」
「いや、好みだ。ただ、貴方は誤魔化そうとしているからな」
「誤魔化す?」
「忘れたふりか? オレにどんな強引な事をされたか、さっきから待っているのに聞かせてくれない」

奴は叱咤を受けた子供のように口を閉ざした。
可愛かった。
可愛くてオレは獰猛になって、もっと奴を追い詰めたくなった。

「だから、貴方がそれを思い出して語ってくれるように強引にしてやる」
「強引に? 何を?」
「いちいち説明していたら強引にならないだろう」

オレは伝線させたストッキングを掴んで、それを蜘蛛の巣のように引き裂いた。
幸い奴はレースの脆そうなショーツを穿いていたので、レースの穴に指を差し込んでそれもビリビリと破いた。

奴は反射的にオレの名前を叫んだ。
オレは全身の神経をビリビリと尖らせた。
そのまま奴を荒々しく組み敷いても良かったのかもしれない。けれど奴はせっかく可愛らしい格好をしているのだから、もっとそれを堪能しながら弄んだ方が面白そうに思えた。

「足を閉じるんだ」
「どうして?」
「酒を飲むだけだ」
「意味がわからない」
「手で隠したら駄目じゃないか」

オレは、露出したそこを隠そうとした奴の両手を片手で束ねた。
そして再びボトルを取って奴の股間にウイスキーをチタチタと垂らした。
アルコール度の高いウイスキーは十分に粘膜を刺激するものだから、奴は冷たさと熱さの混じった刺激に悩ましい声を漏らす事となった。

「さっき貴方は冷たいウイスキーでチョコレートを食べたな? じゃあオレは貴方の体温で温まったウイスキーだ」
「ふざけているの? あっ」

ふざけるなんて、とんでもない話だった。
オレは奴のそこを濡らすウイスキーを貪るように舐め回した。
奴が腰をビクビクと震わせる部分を念入りに。ウイスキーの味がなくなったらまた注ぎ足して。

徐々に奴は淫らな声を上げていった。
固く閉じていた足を自ら開いたので、オレはその両足を掴んで一気に左右に押し広げてやった。

==========

続きは、このエントリー最後にある<今日の追記を読む>をクリックしてどうぞ。
フェチプレイなので、それに抵抗感がない方のみ御覧ください。

続きを読まれる前に、よろしかったら2つのバナーのクリックをお願い致します(笑)

にほんブログ村へ 同性恋愛  国際恋愛

コメントはこちら携帯版)へどうぞ。大変に申し訳ありませんが只今コメント返信は不定期とさせて頂いております。

Theme: 男同士の恋愛 « 恋愛

ホットワインを飲みながら激しい過去を回想
Fri.13.12.2013 Posted in SM・フェチ
今夜は奴とアークヒルズでご飯を食べて帰宅する予定だったが、のんびりと飲んでいたら帰りそびれて、その隣のホテルに宿泊する事になった。

2013_12_13_2.jpg

今夜こそサンタコスのラストを公開する予定だったのに申し訳ない。
明日は会社で暇な時間を持て余すので、明日こそ更新します。昨日も今日も待って下さっていた方々に深くお詫びを申し上げます。

お詫びに今夜は、奴と濃密にエロティックな一夜を過ごします。

って全然お詫びになってないな(笑)
だがこのホテルはSM愛好者の利用も多いので(知る人ぞ知る事実です)、部屋の中で飲んでいると自然とそんな気分になってくる。

今夜は鞭も蝋燭もないが、そんな道具がなくてもSMは出来る。
言葉や身体だけで出来るし、奴はロープの代りにネクタイでオレを拘束するのが好きだ。

奴は必ず自分のネクタイでオレを縛る。オレのネクタイは使わず。
あの猫みたいに大きく吊り上がった青い目でオレを見詰めながらネクタイを外して、それでオレの首や腕を縛り上げる。

そういえば以前、そうやって首に括られたネクタイを掴まれたままセックス奉仕を命じられた事があったが、あれには興奮した。
オレも奴もかなり酒を飲んでいて理性がなくなっていてな。

その時、奴は黒いエナメルのドレスを着ていた。
足には黒いストッキングを、靴はドレスと同じ素材のロングブーツを履いていた。

奴は興奮に任せてオレのワイシャツを手で引き裂いた。
数個のボタンが床にはじけ飛んだが、オレはそれに狂ったように興奮して奴のストッキングを引き裂いた。

派手に伝線したストッキンから見える白い肌にゾクゾクした。。
太ももの半ばまで黒いロングブーツに覆われた奴の足を強引に広げさせてオレはインサートしたが、奴が余りにも大きく声を上げて締め付けるものだからすぐに持って行かれそうになった。

奴は興奮すればするほどオレの首に括ったネクタイを強く引っ張った。
そして命じた。「もっとだ、もっと。今のお前はオレを感じさせる為に生きている道具だ」と。

肉食獣同士が貪り合っているようだった。
荒々しく乱暴な行為で互いを興奮させ合って、奴と欲望のどん底まで落ちてしまいたくて気が狂いそうだった。

当時は激しかったな。
なんて、今も負けてはいないぞ?
ただ今は、ちょっと時間がなくなってな。
なんて、そんな理由を付けて恋人とのセックスをおろそかにするのは良くないな。オレも奴から求められなくなったらとても寂しい思いをするのだから。

おっと、短信のつもりが長くなった。
そんな訳で、申し訳ありません。サンタコスの続きは明日までお待ちください。

では、皆さんの週末が幸運でありますように。
一年の中で最も華やかなこの季節、どうぞ楽しく元気にお過ごし下さい。

そして今夜もゆっくりと幸せな夢を。
おやすみ。

にほんブログ村へ 同性恋愛  国際恋愛
今日もお付き合い下さってありがとございました。2つのバナーのクリックをお願い致します。

コメントはこちら携帯版)へどうぞ。大変に申し訳ありませんが只今コメント返信は不定期とさせて頂いております。

Theme: 男同士の恋愛 « 恋愛

サンタブーツの一足早いプレゼント
Thu.12.12.2013 Posted in 恋愛
■このエントリーは『聖夜のオレの願い』の続きです。

おはよう。

奴は目を覚ましてオレに朝の挨拶を囁いた。
そして何時ものように身体を伸ばして、枕元に置かれたサンタブーツに気付いてそれを手に取った。

「……サンタさんの赤いブーツだ」
「可愛いだろう?」
「今日はクリスマスだった?」
「違うな」
「クリスマスの予行練習?」
「そうだ。今日もクリスマスみたいに楽しい日になるように」
「ふふ、ありがとう」

奴は微笑んでサンタブーツを頬にくっつけて、それからオレの方へ右腕を伸ばした。
オレはその手を取って甲にキスをした。
すると奴はいきなりオレの腕を強く掴んで、オレをベッドの上に引き込んだ。

軽いキスを数回。
それから深いキスを数分。

それは奴からの感謝だった。
だがオレは感じてしまった。目覚めて間もない身体は誘惑に弱く、もう余り時間がない事も忘れて朝日の満ちるベッドの上で戯れてしまいたくなった。

「抱きたい」
「あ、駄目」

しかし、オレが奴を抱き締めようとしても奴は首を横に振った。
時間がなかったので当然だったが、今日は一日中モヤモヤした気分に取り憑かれそうだと思ってオレは苦笑を浮かべた。

「駄目か」
「駄目」
「遅刻するからな」
「それもあるけど、オレがお前を抱きたい気分だから」
「そうなのか?」
「うん。愛してるよ」
「オレも愛してる。だがオレがネコになるなら急げば3分で終われるな」

オレも奴を抱きたい気分だったが(97%の割合でオレはタチだから)、長い時間の挿入に不快感を覚えてしまうオレなら手早く短時間で済ませる事が出来るので敢えてそんな事を言った。

けれど奴はオレの頬を摘み上げてこう言った。

「そんな失礼な事は出来ない。じっくりお前を愛したいから駄目だ」

滅多に出てこないオレの3%が疼いた。
今朝ほど時間がなかったのを悔しく思った事はなかったかもしれない。

2013_12_10_1.jpg

「サンタブーツの中にいろんなお菓子が入ってる」
「今夜、貴方に食べさせてやるぞ」
「楽しみにしてる」

時間ギリギリまでベッドの上で過ごした。
サンタブーツはオレに、名残惜しくて堪らない気持ち、を一足早いクリスマスプレゼントとしてくれたようだ。

なかなかやってくれるぜ。マゾなオレはこういう気分に弱いんだ。
焦らされる切なさは嫌いだとか言いつつ、ますます夢中になってしまうのは悲しいマゾの性だな。

==========

という訳で、
昨日に引き続き、お詫びです!
すみません、今日は時間がなくてサンタコスの続きが書けませんでした。明日こそ続きを書きたいと思いますので、今夜はお許し下さい。

12月も半ばに入ってクリスマスムードが深まっているな。
皆さんも楽しく過ごされているか?
今年も残るところあと19日!
どうせなら楽しく1年を締め括って、楽しく新年を迎えそうな。
年末だからこその苦労もあるが、それ以上に幸運な出来事もあるように応援しています。

では、今夜も心地良く眠って幸せな夢を。
おやすみ。

にほんブログ村へ 同性恋愛  国際恋愛
今日もお付き合い下さってありがとございました。2つのバナーのクリックをお願い致します。

コメントはこちら携帯版)へどうぞ。大変に申し訳ありませんが只今コメント返信は不定期とさせて頂いております。

Theme: 男同士の恋愛 « 恋愛

ようこそオレのサンタさん 2
Wed.11.12.2013 Posted in SM・フェチ
「シャンパンの方が良いか?」
「ウイスキーが良い」
「オレも同じ気分だ」

オレは2つのグラスにウイスキーを注いで乾杯しようとした。「世界一セクシーなサンタさんに」と言って。
だが、奴はストップを掛けた。「オレは正装なのにお前はそうじゃない」と言って。

「ドレスコードがあったのか」
「サンタのいる席なんだよ? あるに決まってるじゃない」
「着替えてくる。だが何を着たら良い? トナカイの着ぐるみはないぞ」
「年末のパーティに着て行く黒のスーツで良い」
「判った」

オレは奴の喉元をくすぐってからソファから立った。
奴はツンと済ました顔で薄く笑みを浮かべていたが、その少し冷たくて品のある表情がとても印象的だった。

==========

自宅でそのスーツを着て過ごすのは初めてだった。
どうせなら完璧なスタイルになろうと思い、シルバーのネクタイを締めてアクアマリンのカフスを嵌め、黒い革靴を履いた。主賓のサンタは真っ赤なピンヒールを履いているのだから、オレもちゃんと靴を履かなくては不釣り合いだったから。

更に、手ぶらで戻るのも失礼かと思い、サンタに捧げるハート型のチョコレートをカクテルグラスに盛った。

そしてリビングに戻ったのだが……奴は鏡を開いて化粧直しをしていた。
さっきはあんなにツンとした顔をしていたのに。
オレはそれがとても可愛らしく思えて、覗き見するのを止めてもう少し遅く戻る事にした。奴がまた済ました顔に戻るまで。

==========

「これで良いか?」
「遅かったね」
「すまない、ネクタイを選ぶのに時間が掛かった。靴も磨いたしな」

そう言い訳をしながらオレは笑いそうになった。
だが笑いを堪えて奴のご機嫌を直す為にチョコレートを差し出した。
奴の着ている衣装と同じ色をした包装を剥いて、それを奴の口元に運んで。

「そのチョコ、お前のお気に入りだね」
「可愛いだろう? 食べる度に貴方を思い出すから気に入っているんだ」
「どうしてオレを?」
「オレの気持ちが貴方にハートマークだから」
「ふっ」

奴は吹き出すように笑った。
オレも笑って奴にウイスキーを注いだグラスを勧めた。

「チョコレートにウイスキーって合うの?」
「知らないのか? 冷やしたウイスキーと温めたウイスキーには良く合うんだぜ」
「そうなの? オレは飲みながらチョコレートをつまむ事がないから知らなかった」
「乾杯しよう。まずはウイスキーを軽く口に含むんだ。それからチョコレートだ」

乾杯。
セクシーで可愛らしいオレのサンタさんの喜びを祈って。
今夜は貴方が酔って天国を感じるまで夜更かしをしよう。

……と、オレがそんな事を考えている間、奴はオレが言った通りにウイスキーを含んでチョコレートを食べた。
そして目元に笑みを浮かべてこう言った。「本当だね、とても美味しいよ」と。

「ビターチョコの方が貴方の口に合うと思うが、今夜はこれで我慢してくれ」
「美味しいから許してあげる」
「こういう飲ませ方をすると、酒に弱い人も飲み過ぎてすぐに酔うんだ。甘いジュースみたいなカクテルを飲んでいるのと同じでな」
「へえ。お前は誰かにこんな飲ませ方をした事があるの?」

まさか、とオレは首を横に振った。
そして奴を抱き寄せて綺麗に化粧で縁取られた目元にキスをした。本当は過去にそんな飲ませ方をした事もあったが、今は奴の事だけを思っていたかった。

「貴方が飲めなかったらそうやって飲ませていただろうな。もちろん軽く酔ったらすぐに止めるが」
「お前らしいね。お前は強引なのを嫌うから」
「どうだろうな」
「え?」
「場合によっては強引になるぞ。オレが強引になるのは、貴方なら身に覚えがあるだろう?」

不意にオレは奴のグラスを取り上げた。
「まだ飲んでいるのに、何の意地悪?」と奴がこちらに顔を向けたので、「思い出してくれたら返す」とオレは言った。
奴は苦笑した。少し戸惑った様子で数秒間口を閉ざして「……そうだったね。お前はオレに何度も強引な事をしてきた」と言った。

「たとえば?」
「言わなくてもお前も覚えているでしょう?」
「酔った所為か記憶が曖昧だ。だから聞かせてくれ」
「嘘吐き。お前は覚えているからこそオレに言わせたいんだ」
「オレがそんな事を? オレはいつも貴方には優しいじゃないか。そんな嫌がらせみたいな事はしないぞ」

あんなに大胆な装いをしている癖に恥じらってしまう奴はとても可愛らしかった。
オレは珍しくサディスティックな気分になっていた。
オレが奴にしてきた強引な行為の数々を、恥じらうその口で言わせたくなってしまった。

「貴方はちゃんと覚えているんだろう? それを言ってくれるだけで良いんだ。少しぐらい違っていても構わない」

オレは再び奴を(さっきよりも強く)抱き寄せて耳元でそう囁いた。
奴は「あ」と声を漏らして身体を震わせた。
その吐息が漏れるような声がとても悩ましくて、オレはもう一度それを聞きたいが為に奴の耳の縁を舌先で舐めた。

「……じゃあ、言うよ」
「ああ、聞いている」
「付き合って間もない頃のことだけど、お前は車の中で……」

オレに悪戯をされながら、奴は過去の行為を語り始めた。
奴の心臓はドクドクと脈打っていた。オレに抱かれた肩は汗ばみ、声を上ずらせ、オレの舌の動きに合わせて腰を震わせて、赤いミニスカートの前部分を不自然に両腕で隠していた。

奴は1つの猥褻なセックスの経験を語り、「さあ言ったよ。もう思い出したでしょう?」と小さな声で言った。
だがオレはそれで終わりにしてしまうつもりはなかった。奴の肩を抱いていた手を腰に落としてその周囲を撫でまわし、耳の内部に舌を忍び込ませてそこをくすぐった。

反射的に、奴はオレの腕に爪を立てて甘い声を上げた。
オレはそれに食い付いて奴を押し倒してしまいたい衝動に駆られながらも、次第に愛撫の手を尻や太ももへと移して先を促した。「あとは?」と。

「多くて語りきれない。お前は何度もそんな事をオレにしたから」
「じゃああと一つだけで良い。それとも本当は忘れたか? 今もここで強引な事をすれば思い出してくれるかもな」
「お前は、奴隷だとか言いながら何時もそうやって……」
「奴隷だろう。貴方の悦ぶ事をなんだってやっている。今だって貴方が一番欲情するスーツに着替えて」

オレのその言葉を聞いた奴の身体がとても熱く火照った気がした。
奴はオレに抱き着いて、オレのブラックスーツの胸元をギュッと掴んだ。

オレはもう頭が爆発しそうだった。すぐにネクタイを緩めて奴に襲いかかりたかった。
だがもっと奴に欲情して欲しくてもう少し時間を掛ける事にした。
奴には今夜、意識の全てで快楽を感じて天国に行って欲しかったから。

■お詫び! 毎度の事ながら予想に反して(いや、つい熱心に書いてしまって)長くなりました。次回で終わりにします。あと一回、お付き合い下さい。次回は明日です。今夜も言い夢を。明日も皆さんが幸せでありますように。おやすみ!

にほんブログ村へ 同性恋愛  国際恋愛
今日もお付き合い下さってありがとございました。2つのバナーのクリックをお願い致します。

コメントはこちら携帯版)へどうぞ。大変に申し訳ありませんが只今コメント返信は不定期とさせて頂いております。

Theme: 男同士の恋愛 « 恋愛

聖夜のオレの願い
Wed.11.12.2013 Posted in 恋愛
嵐の前に紅茶をいただきながら、ごきげんよう。

昨夜の帰宅時間は2時だった。
本当は泊まり込みだったが無理矢理帰ったのでそんな時間になってしまった。

当然だが奴は眠っていた。
オレは奴を起こさないようにそっと寝室に入って、奴の枕元にサンタさんのブーツを置いた。

朝になったら、奴はどんな顔でブーツを手に取ってくれるのかを想像して。

そして自分が子供だった頃のクリスマスの朝を思い出した。
まだ母親が精神を患う前は、クリスマスの朝には必ず枕元にプレゼントが置かれていた。

2013_12_10_2.jpg

白と金の包装紙に赤いリボン。
そのリボンを解けば、中にはオレが欲しがっていたものや大きなチョコレートが入っていた。

あの頃はクリスマスの朝が楽しみで仕方がなかった。
当時のオレはサンタさんがプレゼントを運んできてくれるのだと信じていたので、クリスマスが近付くと母とサンタさんの話をしたものだった。

まだ父親が独立する前で貧しかった頃、とても狭い部屋の中で隠れん坊をしながら。
「今年は何をくれるかな?」
「何が欲しいのかサンタさんに言ったらくれるかもしれないよ?」

無邪気だった。
プレゼントも欲しかったが、それよりも聖夜の不思議な奇跡が楽しくて仕方がなかった。
喜びに感動したものだった。
聖夜はなんて素晴らしい日なのだろうかと。

まもなくそんな楽しみはなくなってしまったが、あの頃、枕元に置かれていたプレゼントの包装紙とリボンの色はいまだに覚えている。
中身は決して高価なものではなかったがたくさんのものが入っていた。
貧しいなりに母は、オレと妹を惨めな気持ちにさせまいとして頑張ってくれたのだろうな。

奴はもうそんな年齢ではないが、毎年楽しいクリスマスを過ごして欲しい。
オレが精一杯のプレゼントをするから。
老いてもずっと覚えていてくれるぐらい幸せなクリスマスを奴に贈れたらオレは幸せだ。

そして今朝……
と続きを書きたいところだが、そろそろ休憩時間が終わりなので明日にしよう(汗)

今夜は先日のサンタコスの続きを書かせて頂きます。
師走の半ばで何かと忙しくて思うように更新が出来なくて申し訳ありません。
こんなペースでもゆっくりお付き合い頂けたら嬉しいです。

今日も皆さんの幸運を祈っています。
今日もたくさんの楽しい出来事がありますように。

では、また夜に!

にほんブログ村へ 同性恋愛  国際恋愛
今日も2つのバナーをクリックして頂けたら物凄く嬉しいです!

コメントはこちら携帯版)へどうぞ。大変に申し訳ありませんが只今コメント返信は不定期とさせて頂いております。

Theme: 男同士の恋愛 « 恋愛

夢のウェディングケーキ
Mon.09.12.2013 Posted in 恋愛
自宅のデスクより、ごきげんよう。

まずはお礼から。

サンタコスの続きをリクエストして下さってありがとございます!
何人もの方からメッセージを頂き、ランキング&拍手もたくさんクリックして貰えて、物凄く嬉しかったです。

オレが書きたいものが皆さんにとって読みたいものになると、更新する楽しさが倍増します。
更に「面白かった! もっと書け!」と拍手やバナーのクリックを頂くと喜びもひとしおです。

真にありがとうございます。
続きは水曜日に書かせて頂きます。
ちょっと長くて真性フェチ物となりますが、最後までお付き合い頂けたら嬉しいです。よろしくお願い致します。

今夜は余りゆっくり書けないので、昼間の出来事などを。

今日の昼間はホテルオークラで人と会っていた。
その後、奴にパンでも買って帰ろうと思って1階のベーカリーに寄った。

2013_12_09_1.jpg

ベーカリーの入り口付近にはマカロンのウェディングケーキが展示されていた。

オレはそれを眺めてニヤニヤした。もしもクリスマスにこんな巨大なケーキを作ったら奴は物凄く驚くだろうと、そんな想像をしたら可笑しくなって(素人の考えで、このケーキなら簡単に作れそうに思えた。クリームの山にマカロンを貼り付けるだけで出来そうで。だが良く見たらクリームの模様もマカロンの配置も美しくてまったく簡単そうじゃない・汗)

その時、「R君!」と、いきなり名前を呼ばれて物凄く驚いた。
まさか自分が驚かされる立場になるとは。
背後を向けば、そこには何かとオレの面倒を見てくれる、とある会社の社長さんの姿があった。

「結婚式のケーキを選んでるの?」

そう社長さんに言われてオレは笑った。

「いえ、でも可愛らしいケーキですね。今はこういうのが人気なんでしょうか」

オレはそう答えながら『なるほど、結婚式にこのケーキも良いな!』と思った。
勿論、奴との結婚式だ。奴にマカロンのような可愛らしい色合いのブーケを持たせても似合いそうだ。ウェディングベールも同じ花で飾って。

「今までお客さんとランチだったんだ。君の事も誘えば良かったね?」
「残念です。またご一緒させて下さい」
「ケーキを買っていくのかね?」
「いえ、パンを。夜に摘もうと思って」
「どれが良い? 選びなさい。ランチをご馳走できなかったからね」

そんな恐縮です!
なんて言葉が通じる相手ではなく、甘える事を断っては非礼となる相手だった。

オレはお礼を言ってパンを選んだ。
オレと奴に美味しいパンをご馳走してくれる紳士に心からの感謝を込めて。

今夜は奴は学校だった。
年末の課題に追われて大忙しで、帰って来たらきっとクタクタのハズだった。

そんな奴に少しでも楽しんで貰おうと、オレは社長さんに買って貰ったパン『ブリオッシュ・リース』にちょっとした装飾を添えた。

2013_12_09_2.jpg

リースの真ん中に、ムーミンのキャンドルホルダーをセット。
奴が帰宅すると同時にキャンドルに火を灯せば、ムーミンパパを中心とした羽根がメリーゴーラウンドのようにクルクルと回転した。

(ムーミン好きな方に贈って頂いたムーミンのキャンドルホルダーです。物凄く可愛くて、オレ達の大好きな宝物の一つです)

「わあ、ステキだ。ムーミンのクリスマスケーキみたい!」
「だろう? きっと美味しいぞ」
「すぐに着替えてくる。少し待ってて」
「ああ、紅茶を淹れて待ってる」

オレは忙しく自分の部屋に行こうとした奴を引き止めてキスをした。
そして「今日も頑張ったな。お疲れさま」と言うと、「愛してる、ありがとう」と奴は言ってオレを抱き締めた。

ブリオッシュ・リースはとても美味しかった。
宝石のような赤と緑の実は懐かしい味がした。
ワインはなかったし、ケーキもなかったが、とても楽しい一足早いクリスマスパーティとなった。

部屋の照明を消してキャンドルの灯りだけで話をした。
マカロンのウェディングケーキの事を話したら、奴は「オレも見たいから今週中に一緒に食事に行こう」と言った。
2人でウェディングケーキを見に行くなんて、まるで挙式の予約に行くようだ(笑)

クリスマスまであと2週間。
今年も奴と、少々清らかで真摯な気持ちで生涯の約束を交わせたら嬉しい。
そして来年も奴を信じて2人の家庭を築いて行きたい。

皆さんも楽しいクリスマスを。
そして幸せな一時を。

聖夜のある今月、皆さんの願い事が叶うように心から祈らせて頂きます。

では、今夜も心地良く楽しい夢を。
おやすみ。

にほんブログ村へ 同性恋愛  国際恋愛
今日も2つのバナーをクリックして頂けたら物凄く嬉しいです!

コメントはこちら携帯版)へどうぞ。大変に申し訳ありませんが只今コメント返信は不定期とさせて頂いております。

Theme: 男同士の恋愛 « 恋愛

ようこそオレのサンタさん
Sun.08.12.2013 Posted in SM・フェチ
■このエントリーにはフェティッシュな表現が含まれております。

白いフェザーツリーの隣に置くサンタクロースの人形を買いに行った。
たくさんのサンタクロースがあって目移りしたが、一番オーソドックスな赤い衣装のサンタクロースを迎える事にした。

2013_12_08_1.jpg

「帰ったらさっそく飾ろうね」
「その為に朝から大掃除をしたからな」
「このまままっすぐに帰る?」
「うーん、天気が良いからもう少し」
「そうだね」

サンタクロースを車に置いてから、再びオレ達は繁華街をぶらついた。
奴に似合いそうなカーディガンを見つけたので買って、ペットショップで猫を見て、チケットセンターでバレエコンサートのスケジュールをチェックして、そして最後に何故かアダルトショップに行った。

「鞭でも買うの?」
「サンタのミニドレスが展示されているのが外から見えた」
「それが目当て?」
「貴方に似合いそうだ」
「やっぱり着るのはオレか!」

奴は呆れたように笑っていた。
だがオレはワクワクしながらショップへと続く薄暗い階段を登っていた。せっかくの歓喜と幸福のクリスマス、どうせなら一癖あるオレ達が楽しめる嗜好も取り入れたかった。

「インポートものだから貴方でも着られそうだぞ。試着してみないか?」
「恥ずかしいな」
「この店で恥じらうなんて無意味だ」
「オレの恥じらっている姿を見てニヤニヤしているお前が憎らしいよ」
「あはははは」

とても狭苦しい『趣味の店』の中、奴はゴソゴソと試着して、オレはそれを見て感動して、ラブリーでセクシーなサンタのミニドレスはオレ達に買われて行く事となった。

ついでに赤いピンヒールも買った。無論、奴の足に合わせたのでサイズは28だ。
サンタドレスと合わせるとセクシー度が倍になるので、少々値は張ったが絶対に欠かせないものだと判断して購入を決めた。

「あーあ、本当に買っちゃった! 年末なのに無駄遣い!」
「これから毎年クリスマスに着る事を思えば安いもんだろう」
「これからオレは毎年サンタさんの格好をするの?」
「してくれ。オレへのプレゼント。他には何もいらないから」
「オレはあと数年で30歳になるんだよ?」
「あと30年はいけるな」
「え!? やっぱりお前って何かおかしいよ!」

オレ達は騒々しく笑いながら車で帰宅した(60歳のダンディなおじ様のサンタドレス姿なんて最高にステキじゃないか! と心の底から本気で思っています)

そしてさっそく、奴にサンタドレスを着てもらった。
奴は「待って、足の毛の処理をキレイに~」とか言っていたが、オレはそんなものは全く構わなかった。そもそもオレは『男のままの女装』が好きで、女の子に見える女装には興味がない。まあ、肉体(筋肉や骨格)を美しく見せる為に体毛の一切を処理する考え方には賛成しているが。

「部屋が明るすぎる。照明を落として」
「薄暗くしたらその気になるぞ?」
「良いから。このままじゃ恥ずかしくて見せられない」
「判った。いやらしい色のライトを付けてやる。スケベなムードたっぷりで見るだけで恥ずかしくなるようなヤツ」
「もう!」
「気分を盛り上げる為にウイスキーも用意しておくぞ」

オレは自分が言ったことを全て実行したが、そんな状況の中で奴の着替えを待っていると、何やらイケナイ店に来たような気分になった。
お目当ての可愛い子とこれからエッチな遊びをするようでな。すると興奮してきてウイスキーで喉を潤さずにはいられなくなった。

「そっちに行くよ?」
「ああ、来い」
「笑ったら、これから1年間、目隠して生活してもらう」
「笑わないって」

ピンヒールは木の床に良く響く。
踵を鳴らしながら部屋に入ってきた奴の姿を見て、オレは頭の中で盛大にクラッカーを鳴らした。

随分と時間が掛かっていると思ったが、奴はちゃんと化粧をして、ブロンドのウィッグまでかぶっていた。足にはガーター・ストッキングを穿いていたので、下着もセクシーなものに替えた事が伺えた。

感動した。
奴なら本当に60歳になっても似合うんじゃないかと思った。

欧米人の彫りの深さや肌の白さはコスプレ系の衣装が良く似合う。腰の位置の高い長身の体型は人形のようだ。男特有の肩幅の広さや骨の太さがあっても全く可笑しく感じない。

もっとも、女性に見える女装が好きな方には滑稽に見えるのかもしれない。オレには逆にそれがとても悩ましく尊く見える。まるで官能的に踊る男性ダンサーを見ているようで。

「ようこそ、ステキなサンタさん。さあ、こちらへ」
「接待されているみたいだ」
「接待しよう。凄く似合ってる。キュートだしエロティックだ」
「本当に? 可笑しいなら笑っても良いよ」

笑ったら目隠しをされるから我慢した……訳ではなかった。

オレは奴が獲物に見えるぐらい興奮していた。
自宅でそこまでの気分になったのは久しぶりだった。

==========

……という出来事があって、気付いたら晩御飯を食べる時間を過ぎるぐらい夢中になっていた。

ちなみに今夜のご飯は、チーズとアボカドのグラタンとサーモンのバター焼き。
今週1回目を達成。残るは3回。

さて、サンタコスの続きだが、
近頃はフェティッシュ描写を控え目にしていたので、続きが読みたい方が多いようなら書きたいと思います。ただし、そんな大したことはやっていません。

ちなみに続きをリクエストされる方が多いか少ないかはオレの判断で決めさせて頂きます。「きっと読みたい方が多いハズだ!」とか「少ないに違いない!」とか勝手に想像して……というのは冗談でバナーのクリック数で判断させて頂きます。
でも、どんなにクリック数が少なくても(泣)、結局は自分で書きたくなって書いてしまうのがオレの常です。

さて、楽しかった日曜日もあと一時間ほどで終わりだ。
だが明日から楽しい平日が始まると思えば良い。平日を乗り越えればまた楽しい週末がやって来るしな。

皆さんの一週間が幸運であるように応援しています。
今週も胸が踊るような出来事がたくさんありますように。

では、今夜も心地良く楽しい夢を。
おやすみ。

にほんブログ村へ 同性恋愛  国際恋愛
今日も2つのバナーをクリックして頂けたら物凄く嬉しいです!

コメントはこちら携帯版)へどうぞ。大変に申し訳ありませんが只今コメント返信は不定期とさせて頂いております。

Theme: 男同士の恋愛 « 恋愛

オレの我侭と奴の過保護
Sat.07.12.2013 Posted in 恋愛
休日の朝はいつも気分が良い。
慌ただしく準備に取り掛かる必要はなく、心のままに楽しい事だけをしていられる。

「体調は?」
「良いぞ」
「熱はもうない?」
「ああ、すっかり。いや、ここに移った」
「もう。でも凄く熱くなってるね」
「熱冷ましに付き合ってくれ」
「ふふ、良いよ。でもパジャマは着たままでして。身体を冷やさないように」

朝が来てもカーテンを閉めっぱなしにしていると淫らな気分になる。
オレ達は肉体の底から疼きを感じて欲望の限りに身体を絡ませあった。

オレは奴の耳元で数々の淫らな言葉を囁き、それに刺激された奴はオレに抱き着いて喘ぎ声を漏らした。

もっと声を出せば良いと思った。
そこをきつく締め付けてオレの名を呼んで欲しいと思った。
今日は朝が来てもオレ達は自由なのだから、何ものにも邪魔されずに欲するものを好きだけ求めたかった。そして奴からも求められたかった。

朝の行為の後は、昨日買っておいたドイツパンにチーズを乗せて食べた。
ベッドの上で、猫様も交えて、カーテンを開いた明るい寝室でピクニックのように。

「美味しいな。ミルクも良いが紅茶が欲しい」
「一昨日で切らしたんじゃない?」
「そういえばそうだったな」
「後でオレが買ってくるよ。今日は、お前は留守番をしていて」

奴はオレの体調を気遣ってそう言ったが、休日にずっと自宅に居るのは退屈なのでオレは我侭を言った。

「ジャン・ポール・エヴァンのブレンドティーが飲みたい。あの渋みのないスパイシーな紅茶が無性に飲みたくなった」
「え! あの紅茶って販売もしてる?」
「ないと思う。だから店に行って飲む」
「でも今日は安静していた方が良いよ」
「あの紅茶を飲まないとストレスが溜まって元気が出ない。熱も痛みも完全に引いたから大丈夫だ。出かける準備をしようぜ」

「治りかけの時に風に当るのは良くない、明日まで我慢できない?」と奴は言ったが、オレは最後まで折れなかった。
せっかくの12月の週末なのだから紅茶一杯だけでも奴と外出したかった。「温かいブルゾンを着て行くから、帰ったら大人しくしているから」と約束したら、奴はようやく折れてくれた。

「そこまで言うなら判った。でもオレが車を運転して行くよ?」
「ありがとう、嬉しいぜ」
「今日はイルミネーションは見ないよ? 紅茶を飲んだら帰るんだからね」
「ああ、勿論だ。紅茶だけだ」

オレは奴の手を取って指切りをした。
奴は少し心配そうな顔をしてオレの頬にキスをした。
奴は心配性だよな。
オレは朝からあんなに元気だったというのに、ほんの数分間だけ風に当る事を物凄く心配していた(笑)

2013_12_07_2.jpg
■チョコレートケーキといえばこの店。手前はベルガモ(オレ)、奥はフランボワーズ(奴) 全種類制覇を目指しています。

チョコレートがメインのジャン・ポール・エヴァンの店に来て紅茶だけで帰る訳にはいかなかった。
オレ達はそれぞれ違う種類のチョコレートケーキを食べて、ゆっくりと語りながら休日の午後を楽んだ。

今日は昨夜のように時間を掛けたデートは出来なかった。
だが、運転が上手になったステキな彼氏にエスコートされるのはなかなか良い気分だった。運転する奴の凛々しい横顔を「格好良いから撮らせてくれ」とiPhoneを出したら、奴は途端に照れて可愛くなってしまったが(笑)

奴の助手席には誰も乗せたくないな。
あんな紳士的で格好良くて可愛い男に車で美味しいチョコレートケーキの店になど連れて行かれたら絶対に惚れるに決っている。このオレがそうなのだからな(彼氏をベタ褒めしてノロケるのが趣味です)

朝の戯れは楽しかった。
紅茶とチョコレートケーキは美味しかった。
奴は格好良くて可愛かった。
それだけで十分に幸せな12月の休日だった。

だが、今夜は早く眠って完全に風邪を治してしまおう。
明日の日曜日はもっと楽しく過ごせるように。
明日は、自宅の白いツリーの横に並べるサンタクロースを買いに行く予定だからな。

そうそう、今日は無事に自炊したぜ!
奴がカボチャのサラダやオムレツを作ってくれた。
これで今週は4回の自炊を達成!
明日はサンタさんを買うついでに奴への達成プレゼントも買わないとな(笑)

休日が2日もあるって最高だな。
来週は日曜日だけだ。
だから今週は有意義に、楽しい事に時間を費やしておきたい。

皆さんも楽しく過ごされているか?
クリスマスや年末の準備に忙しいかもしれんな?
そろそろ本や粗大ごみなどの処分もやっていかないといけないしな。

クリスマスイブまであと17日。
大晦日まであと24日。
どんなに忙しくても充実感のある、それなりに幸せを感じられる日々を過ごしたいな。皆さんの毎日が幸運であるように祈っています。

では、引き続き楽しい土曜日の夜を。

にほんブログ村へ 同性恋愛  国際恋愛
今日も2つのバナーをクリックして頂けたら物凄く嬉しいです!

コメントはこちら携帯版)へどうぞ。大変に申し訳ありませんが只今コメント返信は不定期とさせて頂いております。

Theme: 男同士の恋愛 « 恋愛

こんな夜には身も心もホットになる
Sat.07.12.2013 Posted in 恋愛
今日は仕事が終わるとすぐに奴と六本木ヒルズに行った。

目的はクリスマスらしいデートをする為だ。
先週はほとんど素通りしてしまったクリスマスマーケットで、グリューワインで乾杯してホットドッグやワッフルを食べて、オーナメント等を買いたかった。

早い時間だったのでまだ混雑していなかった。
先日は大混雑していていたマーケットが嘘のように空いていたので、椅子に座って落ち着いて飲み食いする事が出来た。

「きっと毛利公園や展望台もまだ空いてるぞ」とオレが言うと、
「じゃあ早く行こう。マーケットにはまた後で来ることにして」と奴は言った。

2013_12_06_5.jpg

先に展望台に上がって、そこに展示されているクリスマスツリーを見た。

ケーキで出来たようなメリーゴーラウンドのツリーだった(本当はケーキではなく溶けかかった氷をイメージしているようだが)
オレ達は暫しツリーと夜景を眺め(窓ガラスに映ったツリーもロマンティックでステキだった)、背後に流れる音楽を聴いた。
けれども混雑する前に毛利庭園にも行ってしまいたかったので、名残惜しさを感じながらそこそこの時間で展望台を後にした。

「寒くなってきたね」
「ちょっとゾクゾクする」
「平気?」
「ああ、大丈夫だ」

2013_12_06_1.jpg

幸運にも毛利公園もまだ人が少なかった。

お陰で人混みに視界を遮られる事もなく美しい庭を堪能できた。
良い写真も撮れた。
他のカップルがやっている様にオレ達も金色のハートの前でツーショットを撮って貰おうかと思ったが、さすがに照れくさかったので遠慮した(笑)

だが、庭園の奥で奴にキスをした。
ダイヤモンドのように輝く波を眺めている奴の肩を掴んで背後を振り向かせて、いきなりキスをした。

奴は、はにかんだ笑顔を見せた。
少し顔を俯かせて白い歯で下唇を噛んで、「びっくりしたよ」と小さな声で言った。

その表情は可愛くて、甘えた声は悩ましかった。
オレはもう一度、今度は奴の額にキスがしたくなった。
だがちょうど年配の奥様グループがこちらに来たので(凄くガッカリした・笑)、奴の手を引っ張って歩き出した。「冷えただろう? そこで珈琲を買おうぜ」と、庭園の入り口辺りにあるワゴンを目指して。

「オレは平気。お前こそ冷えたでしょう?」
「そうでもない。だが去年もだが、ここのイルミネーションは冷たそうだな」
「キレイだけどね。上にカラフルなツリーがあるから、それと差を付けているのかも」
「そうかもな」

寒空の下で飲む珈琲はとても美味しかった。
だが、そこそこ長く会話をしたので身体が冷えてしまった。
もっともオレは抜け目なく「寒いな!」とか言って奴に身体をくっつけたが。

2013_12_06_4.jpg

再びクリスマスマーケットに戻り、今度はホットアップルワイン、ザワークラウト入りのグーラッシュ、ジャガイモのスープなどを口にして暖を取った(しかしこの時は20時近くて混雑してきたので、並んで買い物をするのが大変だった)

「クリスマスが終わる前にまた来ようね」と奴は言った。
オレは頷いて、「ああ、ここなら何度でも来たいぜ」と言った。

そしてヒルズを後にして帰宅しようと思った。
だが今夜の六本木はとても賑わっていて、オレ達だけが早々に帰路をたどってはつまらなく感じた。

「どこへ?」
「ミッドタウンは? あそこのスーパーで買い物をしたいし」
「良いね。オレはチーズが欲しい。マーケットで美味しそうなパンを買ったから」

2013_12_06_3.jpg

すぐにスーパーには行かず、まずはイルミネーションを見て回った。
今夜は人が多かった為に先日よりも気分が盛り上がった。
楽しくて30分ぐらい外にいた。
しかしミッドタウンの館内に戻った時には、ゾクゾクした寒気が酷くなっていた。

──実は、昨日から軽く喉の痛みを感じていた。
オレは嫌な予感がした。
この症状はひょっとして……。

今年のオレはか弱いな(汗)
先々月に風邪をひいたばかりなのに、こんなに続けて風邪をひくなんて本当に生まれて初めてだぞ。

「帰宅したらすぐに熱い風呂に入りたい」
「やっぱり寒かった?」
「寒いというか寒気がする。おまけに喉がちょっと痛い」

オレが珍しく素直にそう言うと、奴はオレの腕をガシっと掴んで、「早く帰ろう!」と言った。

大袈裟だな。
いや、心配して貰えるのはとても嬉しいぞ。
だが明日は土曜日だ。奴と一日中自由に過ごせる。だから何があってもオレは今夜中に治すのにな。

という訳で、
帰宅してすぐに熱い風呂に浸ってすぐに寝た。
眠気があったのですぐに眠れたが、何故か1時に目が覚めてそれからまったく眠れなくなってしまった(汗)

奴は熟睡中だ。
ぽってりした唇が可愛くてベッドから出る時にキスをしたが無反応だった。きっと奴は眠りが深いのだろうな。

風邪の方だが、喉の痛みは半分になった。熱を測ったら37.3℃。
奴の処方(マヌカ蜂蜜とベーキングソーダ入りの風呂)が効いたのだろう。軽く済んで良かったぜ。

だが、こんな状態の時に真夜中にこっそりとPCに向かっているのを奴が知ったら怒るだろうな。
だからこのエントリーを更新したらすぐにベッドに戻るつもりだ。

眠っている時の奴の身体は猫みたいに温かくて気持ちが良いしな。
奴の体温に安堵しながら、毛利庭園での事を思い出して眠りたい。そうすれば良い夢を見て、残りの喉の痛みや熱も治るだろうから。

ようやく叶ったクリスマスらしいデートはオレの風邪で幕を閉じた。
だが後悔はないぞ。
物凄く楽しかったから。
熱が出たのはきっと、幸せで身体が温もり過ぎたからに違いない。

さて、寝よう。

皆さんも心地良く眠られているか?
今夜は良い夢を見て、明日も楽しい1日となりますように。

おやすみ。

にほんブログ村へ 同性恋愛  国際恋愛
今日も2つのバナーをクリックして頂けたら物凄く嬉しいです!

コメントはこちら携帯版)へどうぞ。大変に申し訳ありませんが只今コメント返信は不定期とさせて頂いております。

Theme: 男同士の恋愛 « 恋愛

彼の指に絡みつくLOVE CAT
Thu.05.12.2013 Posted in 恋愛
都内は今夜も冷え込んだ。
長時間のデスクワークで凝り固まった身体に冷たい夜風は染みるぜ。

オレが帰宅した時、奴は既にシャワーを浴びた後だった。
「お帰り」と玄関までオレを出迎えてくれた奴を抱擁すると、身体からフワリと良い香りがした。奴ご愛用のシャンプーの香りだ。

「シャワーを浴びたばかりだな?」
「うん、判る?」
「身体が温かい」
「猫を抱いていたからかもしれないよ」
「貴方が猫みたいだ」

奴の温かな身体は余りにも気持ちが良かった。
オレは奴を離したくなくなり、それまで奴を抱擁していた手で奴の身体を撫で回し、頬にしていた『ただいま』のキスを唇や首筋へと移動させた。

一気に興奮が膨れ上がった。
玄関でしてしまうなんて何ヶ月ぶりだったろう? いや、一年以上していなかったかもしれない。

奴は少し驚いたようだったが拒まなかった。
オレの脱いだコートを床に敷き、その上でオレを受け入れた。次第に息を乱しながら白い肌を火照らせて、冷たくなっていたオレにその熱を移した。

「何かあったの?」
「いいや、急に抱きたくなった」
「そんな時もあるね」
「寒かっただろう?」
「熱いよ。汗をかいちゃった」

情事の後、オレは奴の乱れてしまった髪を撫でた。
そして脱いだコートのポケットから黒い小さな袋を取り出し、それを奴の手の上に乗せた。

「オレに?」
「ああ、可愛いと思ってな」
「クリスマスプレゼント?」
「その予行練習」
「なにそれ」

奴は笑いながら袋を開けて、中から金色の猫のリングを取り出した。

「わあ、可愛い! 予行練習じゃなくて本番で良いよ!」

奴は喜んでそう言ってくれたが、生憎、本番用のプレゼントはもう決めてある。
だからオレはそれをはぐらかす為に「気に入ってくれたか?」と訊いた。感謝の気持ちを大切にする奴の事だからすぐに「気に入った」と言ってくれると予想して。

「可愛いね、オレの指に猫が抱き着いてるみたい」
「休日に付けてくれ」
「そうする。また友達に自慢するよ」
「自慢になるのか?」
「なるよ。お前の事を自慢するのが大好きなんだ」
「照れるぞ」
「ふふふ、照れて。そうだ、そろそろシャワーを浴びて温かい紅茶を飲まない? お前の大好きなシュークリームを買ってあるから」

『昨日も今日もお疲れさま』と奴は言ってオレの左右の頬にキスをした。
それが奴がオレの為に用意してくれたプレゼントだった。
オレは自分の胸がとても穏やかになるのを感じた。奴の気持ちがとても嬉しくて幸せだったから。

この人と出会えて良かったと、奴は度々オレにそんな気持ちを抱かせる。
温かな紅茶と甘いシュークリーム。
たったそれだけのものでオレに外の寒さを忘れさせてくれる。永遠に忘れられないような青い瞳に優しい笑みを浮かばせて。

オレも奴に、少しだけでもそう思われていたら嬉しい。

==========

という訳で、今夜は2回もシャワーを浴びたY君だった。

それにしても、寒くなると布団の中に入る時が楽しいな。
ひんやりする布団の中で身体を丸くして震えるのが楽しい。「寒い」「すぐに温かくなるから」とか言って2人でクスクス笑ってな。

知り合いのお医者さんが風邪でダウンした(汗)
医者も風邪を引いてしまうこの季節、みなさんも玄関でお戯れる際にはお気を付け下さい。決して服をすべて脱いだりはなさらないように。

では、今夜もお付き合い下さってありがとうございました。
今夜もゆっくりと眠り、明日も心地良く目覚めるように祈っています。

おやすみ。

にほんブログ村へ 同性恋愛  国際恋愛
今日も2つのバナーをクリックして頂けたら物凄く嬉しいです!

コメントはこちら携帯版)へどうぞ。大変に申し訳ありませんが只今コメント返信は不定期とさせて頂いております。

Theme: 男同士の恋愛 « 恋愛

ああ、早く家に帰りたい
Thu.05.12.2013 Posted in 恋愛
休憩時間に、ごきげんよう。

今日の午前中はとある分野の試験だった。
結果は、自己採点だが……う(泣)

だが今回は仕方がない。
急にその試験を受ける事になって勉強した日数はたったの2日だった。

で、その事を恩師に報告したら、「基礎から指導します。大丈夫です、すぐに覚えられますから」というありがたい言葉を頂いた。
そうだ試験は一生に一度限りではない。年に数回行われる。きっと次回は無事に資格を手にする事ができるだろう。と楽観しておく。

2013_12_05_1.jpg

会社に戻る前に珈琲で一息入れる為にホテルのラウンジに入った。
そして奴にメールした。『せっかく貴方に応援してもらったが今回は駄目だった』と。

『勉強する時間が全然なかったからね。でも頑張ったね、今夜はお土産を買って帰るよ』

と、奴は優しい返信をくれた。
オレも今夜は奴に土産を買って帰るつもりだから、今夜はプレゼント交換になりそうだ(笑)

奴の土産はなんだろう?
オレとしては、奴が猫耳を付けてぶりっ子してくれるだけで十分なのだが。

そうそう、そういえば夕べ奴が買って来てくれたトイレットペーパーはクリスマス仕様のキティちゃんらしい。そんな可愛いペーパーだと使うのが申し訳なくなってくるが、奴が使っている姿はきっと可愛いと思う。

帰るのが楽しみだ。
一日ぶりの帰宅だしな。
今夜はゆっくり奴とお茶が飲みたいぜ。

という訳で、あとひと頑張り。
今日を超えれば明日の夜は楽しいデートが待っている。

皆さんも充実した今日と明日をお過ごし下さい。
そして楽しい週末をお迎え下さい。

今日もまだまだ楽しい出来事があるように祈っています!

では、時間に余裕があればまた夜に。

にほんブログ村へ 同性恋愛  国際恋愛
2つのバナーをクリックして頂けたら嬉しいです!

コメントはこちら携帯版)へどうぞ。大変に申し訳ありませんが只今コメント返信は不定期とさせて頂いております。

Theme: 男同士の恋愛 « 恋愛

弁当のお礼にエスプレッソをどうぞ
Wed.04.12.2013 Posted in 恋愛
オレは6年前に禁煙した。
それから一度も煙草を口にした事はないが、実は今も忙しく書類に向かっていると口にしたくなる時がある。

煙草の臭いは苦手になった筈だが、可笑しなものだ。
今日も打ち合わせ相手の身体に染み付く煙草の臭いが甘く感じた。「君は吸っているのか? 一本くれないか?」と、つい言ってしまいそうになった。今夜は泊まり込みだから、煙草を吸った臭いが付いても奴に気付かれずに済むから。

まあ、今後もずっと吸わないだろうがな。
一本でも吸えば6年間の積み重ねが無駄になる。
それに長時間の書類作業にストレスを感じても、それを発散してくれるものがちゃんとある。口寂しくなってもそれを満たしてくれるものがあるから大丈夫だ。

『来たよ。降りて来て』
『ありがとう! すぐに行く!』

奴とそんなメッセのやりとりをしたのは1時間ほど前。
奴はオレの為に弁当を作って持って来てくれた。一旦自宅に帰って弁当を作って、また会社に来てオレに渡してくれた(正確には会社の近くにある公園で落ち合った)

『週4回自炊をする』という目的の為だったが、それを達成する為にわざわざそんな事をするのはとても面白そうに思えた。

もっともオレは会社で待っているだけだったから気楽に楽しんでいられたが、奴は急いで帰宅して急いで弁当を作って急いで持って来てくれたのだから大変だったに違いない。「ちっとも大変じゃない。楽しいじゃない?」と言ってくれたとしても。

「ありがとうな。これで3回目達成だ」
「急いだから簡単な中身になっちゃったけどね」
「中は?」
「日の丸」
「本当に?」
「嘘だよ。チキンにチーズと黒胡椒を挟んで焼いたのと、トマトスパゲティと、ボイル野菜」
「豪華だな。楽しみだ」
「美味しく出来たよ。残さずに食べて頑張って」

周囲にデート中のカップルが居なかったら奴を抱きしめて感謝を伝えたかった。
奴はまだスーツ姿だった。きっと着替える間も惜しんで急いで弁当を作ってくれたのだろう。

そのまま手ぶらで奴を帰してしまう気にはなれず、オレは奴にささやかに気持ちを渡した。今夜も冷えるからそれで温かいものを飲んでくれと。
奴は「いいよいいよ」と首を横に振ったが、オレが「じゃあな、気を付けて帰れよ」と手を振ると観念して受け取ってくれた。

それなのに奴め。
素直にエスプレッソでも飲んで帰ったと思っていたのに、こんなメールをオレに寄来しやがった。

『今、家に着いた。あのお金でお前が買いたいって言ってた爪切りとハサミと、あと2ロールでなくなるトイレットペーパーを買っておいた。それからトイレ用のタオルも買っちゃった』

で、自分は温かいエスプレッソの一杯も飲まなかったそうだ。
まったく、それじゃお礼にならないじゃねえか。
仕方がないから明日の夜は奴に何かプレゼントを買って帰らないとな。そうしなけりゃ気が納まらないぜ。

まあ、奴らしいといえばそうなんだが。
そしてオレはそんな奴が大好きだから、しょっちゅう奴へのサービスを考えてしまう訳だ。

さて、存分にノロケた所でそろそろ仕事に戻ろう。
明日まで忙しさが続くが、明後日の夜にはゆっくり出来る。
今週もあとひと頑張りだ。
皆さんも体調を崩さずに元気にお過ごし下さい。

では、今夜も心地良く楽しい夢を。
おやすみ。

■追記:明日は某試験のテストだ。仕事と勉強の両立って本当に難しい。明日の結果は酷いもんになりそうだぜ(汗)

にほんブログ村へ 同性恋愛  国際恋愛
2つのバナーをクリックして頂けたら嬉しいです!

コメントはこちら携帯版)へどうぞ。大変に申し訳ありませんが只今コメント返信は不定期とさせて頂いております。

Theme: 男同士の恋愛 « 恋愛

ケーキが決まらないなら……
Wed.04.12.2013 Posted in 恋愛
深夜にこっそりと、ごきげんよう。

明日も寝不足決定だが、何となくどうでも良い気分なのは年末仕事ラッシュでハイテンションになっているからか(笑)

それは奴も同じなのかもしれん。

奴は今夜、珍しく夜更かしをした。
オレが帰宅したのは23時過ぎだったが、『きのう何食べた?』の新刊を買って来た事を伝えたら、「一緒に読む!」と言い出した。

「今からシャワーを浴びるから23時半頃になるけど良いのか?」
「良い。実はさっきまで仕事をしていたら目が冴えちゃって」

という訳で、2人でベッドに入って読んだのだが、今回はケンジ君に共感しまくりだった。それはオレが同じぐらい乙女だからなのだろう。

で、バレンタインのチョコレートをシロさん&ケンジ君の2人で自作する話があったのだが、それを読み終えた時に奴はこんな発言をした。

「クリスマスケーキ、まだ決まらないなら2人で作ろうか?」

え!?

と、オレは驚いたが、チョコレートケーキを作った事はあるから不可能ではないと思った。失敗しなければ成功すると(本格的なデコレーションをするホールケーキは一度しか作った事がないので自信がない・汗)

しかし問題は、今年のクリスマスは平日だという事だ。
果たして作っている時間があるのだろうか?
24日25日なんて猛烈に忙しくなるに決っている。

だが、
「無理じゃないか?」とオレが言うと、
「無理か……」と奴は残念そうに言った。
オレは、奴のそんな顔を見たらなんとかしてやりたくなってしまった。

「確かスポンジは前日に作っても良いんだよな。冷蔵庫に保存すれば」
「そうなの?」
「ああ。23日にスポンジさえ作っておけば、24日はクリームやフルーツをデコレーションするだけで済む」
「じゃあ、作れる? オレも手伝うから」
「良し、作ろう」

オレがそう言った途端、奴は「わあ、楽しみ!」と満面の笑顔になってオレに抱き着いた。

そんなに嬉しい事なのか?
オレも嬉しいけどな(笑)
大好きな彼と2人でクリスマスケーキを作って食べるなんて、愛に満ちた暖かな聖夜になりそうじゃないか。

だが本当に作れるだろうか?
いやいや後ろ向きな事は考えまい。
なんとか時間を確保して何とか失敗せずに作り上げるんだ。
奴が思いきり喜んでくれる顔がどうしても見たいからな。

「じゃあレシピはオレが探しておくぞ。簡単なので良いよな?」
「うん。シンプルなので良い。オレはケーキにデコレーションするものを探しておく」
「楽しいクリスマスにしような」
「きっと楽しいクリスマスになるよ」

ちゅっとキスをしてクリスマスの約束を交わした。
ああ、そうだな。貴方の言う通りだ。今年も楽しいクリスマスになる。貴方の楽しそうに弾む声がそれを予感させていた。

まさかこんな展開になるとは。
ちょうど自炊を復活させて料理の話題が多くなったところだったからな。
クリスマスケーキを自分で作るなんて生まれて初めてだから忘れられない思い出になるだろう。

「ケーキが出来たら写真を撮って貴方の祖母さんに送ろう」
「そうする。カメラをセットして、オレとお前と猫も一緒に映るんだ」
「貴方が幸せそうにクリスマスを過ごしている姿を見たら、きっと祖母さんも幸せな気持ちになるだろう」

そうだね。と、奴は言ってオレを抱き締めた。
涙ぐんで、少し声を震わせて。
奴はちゃんと知っている。祖母さんは何よりも奴の幸せを願っている事を。そして奴はそれを何よりも幸せだと思っている。

願わくば奴の祖母さんにも最高に幸せなクリスマスを。
そしてオレの母と叔母にも最高に幸せなクリスマスを。

オレは奴の髪を撫でた。
時刻はもう1時近かった。

「おやすみ」と囁いて照明を消せば、「大好きだよ」と奴は言ってキスをした。

今頃、楽しい夢を見ていれば良いな。
祖母さんと故郷の公園を散歩している夢を見ていれば良い。湖の畔にある白木造りのカフェで温かなココアを飲んで、楽しい会話に盛り上がって。

2013_12_04_1.jpg

皆さんも良い夢を見ているか?
忙しい12月は始まったばかりだが、今年の最後の最後の日まで、たくさんの幸運に恵まれるように心の底から祈っています。

今日の都内は寒くなりそうだ。
外出される時には温かくして、風邪などひかないようにお気を付け下さい。

では、引き続き幸せな夢を。
おやすみ

にほんブログ村へ 同性恋愛  国際恋愛
2つのバナーをクリックして頂けたら嬉しいです!

コメントはこちら携帯版)へどうぞ。大変に申し訳ありませんが只今コメント返信は不定期とさせて頂いております。

Theme: 男同士の恋愛 « 恋愛

初めてのマスカルポーネと安納芋~自炊2回目達成!
Mon.02.12.2013 Posted in 弁当&料理
まずは昨夜のマスカルポーネのトマトクリームスパゲティ。
レシピは、このエントリー最後の<今日の追記を見る>からどうぞ。

2013_12_02_2.jpg
■マスカルポーネのトマトクリームスパゲティ。コクのあるクリーム系スパゲティがお好きなら確実に嵌る味です。

初めて作ったがとても美味しく出来た。
作っている最中、奴が「まだ? あと何分?」と訊きに来た。

「ソースは出来た。あとはパスタが茹で上がれば……」
「それで完成?」
「いや、茹で上がったパスタとソースをフライパンで絡める」
「それを含めてあと何分?」
「そんなに腹が減ってるのか?」
「普通の空腹。でも美味しそうで早く食べたいから普通よりも飢えてる」

なるほど。
『空腹』と『飢え』は同じ意味だが、場合によっては違う意味で使い分けられる。
空腹感はなくても何か食べたくて仕方がない時があるが(ストレスMAX状態の時とか)、そんな時は『空腹』ではないが『飢え』ていると言えそうだ。

パスタを茹でている間、奴はオレの背中にくっついて話をしていた。「キッチンって温かいよね」などと言って。

薄着をしていたから寒かったのかもしれん。
どうやら奴は厚着するのが苦手なようで、いまだに室内では長袖のシャツ一枚で過ごしている。
しかし、「寒いんじゃないか?」とオレが訊いても相変わらず「寒くないよ」としか答えない。本当に寒くないんだろうか?

「皿を出してくれ。あと、飲み物はどうする? ワイン? ゲロル?」
「はーい。ゲロル」
「OK」

奴の出してくれた皿にスパゲティを盛って出来上がり。
スパゲティの前に作っておいたジャガイモ&チキンの煮物と温野菜サラダもテーブルに並べて、久方の自宅でゆっくりと食べる夕食を楽しんだ。

オレの料理の腕は初心者レベルだが、外食や弁当が続くと自分の料理が一番美味しく思えてくるから不思議だ。
奴も随分と喜んで食べてくれた。「明日も作ろう。これからは出来るだけ作ろう」と言って。

そんな訳で、今日も頑張って作ってみた。

2013_12_02_3.jpg
■安納芋と鶏肉の煮物と、野菜たっぷりのブイヨンスープ。なかなか美味しい組み合わせだった。食後のデザートは富有柿。秋って美味しいものばかりだな。レシピは、このエントリー最後の<今日の追記を見る>からどうぞ。

スーパーに行ったら安納芋の特設コーナーがあったので生まれて初めて買ってみた。それでまた煮物を作ろうと思って。
で、昨夜と同じ鶏肉と一緒に煮たのだが(レパートリーがないのでワンパターンです)、ほんのりとした甘さと濃厚な食感が物凄く美味かった。

「やっぱりお前って料理が上手いね」
「いや、貴方の方が上手いぞ」
「お前の方が美味しく作るよ。幸せだ」
「貴方の美味しい料理を食べられるオレも幸せだぞ」

互いに互いをその気にさせて(笑)、自炊メインの食生活『週に4回以上作る』への志を確かめ合った。

2日続けて自炊するとはオレも頑張ったもんだ。
しかし問題はこれからだ。
金曜日はデートなので確実に外食になる。火曜日はオレも奴も帰宅が遅い。水曜日はオレは外泊。木曜日も2人揃って帰宅が遅い。

あと2回、出来るだろうか?
土曜日は大丈夫そうだが、あと1日は?
会社の給湯室で作る事が許されるなら可能だが、まさかそれをする訳にはいかないからな(汗)

「あと1回、作れそうか?」
「うーん。……そうだ、良い方法があるよ!」
「どんな?」
「あのね」
「え!?」

奴は一体どんな名案を思い付いたでしょうか?
答えは水曜日の夜に!

さて、明日から数日は忙しくなる。
そんな時だからこそ栄養のあるものを食べてしっかりと睡眠を取られなくてはな。

これからクリスマスパーティや忘年会もあって、お腹の中もお疲れになるシーズンだ。
皆さんも食べ過ぎ飲み過ぎにはご注意ください。『冬太り』という恐ろしい現象もあるので、お腹に優しい食生活を厳守しましょう。

では、今夜も心地良く楽しい夢を。
明日もたくさんの楽しい出来事があるように応援しています。

おやすみ。

にほんブログ村へ 同性恋愛  国際恋愛
2つのバナーをクリックして頂けたら嬉しいです!

コメントはこちら携帯版)へどうぞ。大変に申し訳ありませんが只今コメント返信は不定期とさせて頂いております。

Theme: 男同士の恋愛 « 恋愛

もっとしなやかに もっとしたたかに
Mon.02.12.2013 Posted in SM・フェチ
日曜の朝の戯れは欠かせられない。
昨日の朝もオレは、目覚めると共に奴に愛情と欲情を感じていた。

「今朝はこんなに激しいのはどうして?」
「土曜日に貴方を抱けなかったから」
「土曜日だけじゃない、先週からずっとだ」
「今日は一日中したい」
「オレも」

互いに興奮の吐息を漏らし、潜めた声で囁き合った。
途中、猫様が寝室に入ってきた。
奴は身悶えながら猫様をベッドの上に呼び、その優美な白い長毛に覆われた身体を抱き締めた。

「ああ、気持ちが良い。オレも裸で鳴き声をあげて、この猫と同じ獣だ」

奴は笑みを浮かべてそんな事を言い、自ら身体を回転させて四つん這いとなって「にゃーお」と鳴いた。

その光景にオレは刺激された。
背後から奴に歓喜の声を上げさせ、更に奔放で淫らな獣となって行く様を眺めて楽しんだ。

事が終わってもオレ達はベッドの中にいた。
もうランチの時間も過ぎて空腹を我慢できなくなった頃にようやく寝室を出た。

だが、何故かオレのパンツがなくなっていた(こんな急展開ですまない。だが実話だ)
ベッドの中で脱いだ筈だったがそこにはなく、ベッドの下にもなくて困り果てた。

「オレのパンツが消えた」
「猫が隠したのかもね。お前がオレを虐めていると思って、その仕返しに」
「貴方の事が大好きな猫様ならあり得る」

仕方がないので(早く何か食べに行きたかったので探すのは後にして)、タンスから他のパンツを出そうとした。
けれど奴はそれを止めて、今朝オレに脱がされる前まで穿いていた自分のパンツをオレの手に掴ませた。

「今日はそれを穿きなさい。ムーミンのパンツ」
「穿きなさいって、命令か?」
「うん、命令」

奴は楽しそうな顔でオレを眺めた。
ご主人様(奴)の命令とあってはオレは断れなかったが、もっとも奴の穿いていたパンツを穿けるのはフェチなマゾヒストとしては嬉しいばかりだった(フェチ男の間では穿きっぱなしパンツとか大人気だぞ、リアルな話で)

しかし柄が可愛すぎた。
ピンクの縫い目、ムーミンとスナフキンとラブリーなツーショット。
まさかそんなパンツを穿けと命令されるとは、アダルトな象さんパンツを穿く以上に恥ずかしい気がした。

「オレじゃ似合わなくて可笑しいぞ」
「似合うよ。さあ穿いて、お腹が空いているんだから早く」

奴に尻をペチペチと叩かれて急かされた。
穿くしかなかった。
生まれて初めて(ではないが)そんな可愛いパンツを穿いたが羞恥プレイだった。

そしてオレ達はレストランへ行った訳だが……。

「ふふ。お前って今、その下にムーミンのパンツを穿いているだよね。服装は渋いのに可愛いムーミンなんだ」

奴に言葉責めをされた。
ただ可愛いパンツを穿いてるだけでそれほど恥ずかしい事をしている訳ではないのが、サディスティックモードの奴にからかわれると何故だか猛烈に照れ臭くなった(汗)

「ああ、可愛いだろう」

オレは開き直ってそう言った。しかしこういう状態になると奴の方が上手(うわて)だ。

「お前も気に入ってくれたんだね。帰ったら写真を撮らせて。iPhoneの待ち受けにするから」
「それは嫌だ」
「後ろを向いて片手でデニムを下げている格好が良い。ムーミンがちゃんと見えるぐらい下げてね」
「だから嫌だって、そんな写真を撮られたら恥ずかしいぞ」
「お前はオレのそういう写真を何度も撮ってるじゃない。オレは駄目なの? 不平等で酷い話だ」

奴はニッと笑った。
猫みたいに吊り上がった大きな目を細めて。

オレは観念するしかなかった。
もっとも奴はすべてお見通しで言っていたのだろう。実はオレは、羞恥しながらもその状況を密かに楽しんでいたと。羞恥プレイが楽しいというより、奴にやり込められるシチュエーションが楽しくてな。

しかしムーミンのパンツが限界だ。
奴はフリルたくさんのコルセット系の下着も持っているが(フェティッシュパーティ用な)、さすがにそれを穿けと言われたら絶対に逃げる。
物事には限度というものがあり、オレはマゾでもさすがに爆笑されるほど滑稽な格好はしたくないからな(汗)

2013_12_02_1.jpg

という訳で、皆さんもパンツの紛失にはお気を付け下さい。

なくなったと思ったパンツは絶妙な具合で布団の間に隠れていた。それとも、オレ達が外出している隙に猫様が戻しておいてくれたのか?
とにかくお気に入りのパンツだったので出てきて良かった。ちなみにオレは休日の前の晩には必ずお気に入りのパンツを穿く事にしている。翌朝の情事に備えて(笑)

月曜日の爽やかな昼間からこんなエントリーで申し訳ない。
けれどこんなエントリーも読んで下さる皆さんに感謝して、今週も皆さんが幸運であるように祈らせて頂きます。

どうぞ充実した一週間を。
年末に向けて多忙を極めると思うが、毎日元気に楽しくお過ごし下さい。

にほんブログ村へ 同性恋愛  国際恋愛
2つのバナーをクリックして頂けたら嬉しいです!

コメントはこちら携帯版)へどうぞ。大変に申し訳ありませんが只今コメント返信は不定期とさせて頂いております。

Theme: 男同士の恋愛 « 恋愛

奇跡の木の下で
Sun.01.12.2013 Posted in 恋愛
2013_12_01_12.jpg
■12月の都内はどこに行ってもキラキラ。奴が日本に来たばかりの頃、その華やかさに驚いたそうだ。「東京ってNYよりも刺激的!」と。

お客さんへのクリスマスプレゼントの手配を済ませた後、ホテルのエントランスに輝くイルミネーションの真ん中でオレは立ち止まった。

「疲れた?」
「そういう訳じゃないが、ちょっと息が詰まりそうだった」
「休日は仕事から離れたいね?」
「ああ。一秒でも外行きの顔をしたくない」
「お前は外面が良すぎるんだ。買い物するだけでも全身の神経を使ってる」
「貴方は自宅でも外でもあんまり変わらないのにな」

奴はオレの前に立って両手を差し出した。
オレはその手を握って再び歩き出した。

師走なんていつも『完全な休日』などあり得ない。
それは承知だし慣れている。だがたまに息が詰まる。
年末の仕事もそれなりに楽しんでやっているオレだが、誰かと一緒にいる時間がとても長くなって一人でいる時間が極端に少なくなる為に緊張が解れなくなるのだろう。奴のようにいつも自然体でいられた良いのだろうがオレはそれができない。きっと格好付けが激しすぎるのだろうな(笑)

「まだ17時を過ぎたばかりだ。イルミネーションを見て回ってから買い物をしようよ」
「そうだな。今晩は自宅で簡単なものを作るから……」
「チキン&ジャガイモの煮物とマスカルポーネのスパゲティを本当に作るの? 合わなくない?」
「まったく合わないが両方食べたいんだ」
「おかしな舌だね」

今日のオレの味覚がおかしいのもストレスの所為だったのかもしれない。
だが、実際に食べてみればそれほどの違和感はなかった。奴も何だかんだ言っていたくせに「美味しい、煮物もスパゲティも最高に美味しい」と喜んでパクパク食い付いていたしな。

マスカルポーネのスパゲティは美味しく出来たので、明日のエントリーで写真とレシピのお披露目をさてて頂きます。
また料理ブログを名乗れるぐらいレシピ公開をしたいもんだぜ(笑)

2013_12_01_11.jpg
■パークハイアット東京2階のペストリー・ブティック。果物をふんだんに使ったエレガントなケーキが豊富。メープルのシュークリームやラズベリーを挟んだマカロンなどもオススメ。プレゼント選びのついでにケーキを食べてくれば良かったと後悔している。

車で西新宿を出て六本木へ(この数日は仕事等の都合でこのコースばかりだ)

そのまま自宅に帰ろうとしたが、ちょっとだけミッドタウンに寄り道する事にした。
奴がミッドタウンの守り神?である樹齢60年のクスノキ、『奇跡の木』の写真を撮って祖母さんに送りたいと言ったからだ。

「そんな木があったなんて知らなかった」
「毎年あの木だけ他の木とは違う電飾がされていたのに?」
「それは単に他の木より大きいからだと」
「まあ、普通はそう思うか」

2013_12_01_10.jpg
■ピンク色に輝いている『奇跡の木』は、まるでそこを訪れる人々に愛の魔法を振り撒いているようにも見えた。
樹齢数十年というと貫禄を感じさせるものだが、それをあえて可愛くデコレーションするとはなかなか良いセンスをしている。

「その木の前に立ってくれ。貴方の写っている写真も送った方が祖母さんは喜ぶだろう」
「そう思う? じゃあお願い」

奴はピンク色に輝く木の前に立ってニコニコと微笑んだ。
今日の奴は先日買ったばかりの白いコートを着ていたが、猫耳を頭に付けてやったらさぞかし可愛い白猫が出来上がるだろうとオレは思った。

「良い写真が撮れたぞ」
「見せて」
「ああ、見てくれ」

オレは奴に近付いてカメラを渡した。
奴は嬉しそうにそれを受け取ってモニターを覗き込んだ。
かなり顔を近付けたので、オレはそのままさり気なく奴にキスをした。
奴は笑ってチュと返してくれた。
ほんの一瞬のキスだったが、奇跡の木の下で交わすキスは少し特別なものであるように思えてとても胸が踊った。

樹齢の長い木には精霊のようなものが宿ると聞くが、あの木もそうなのだろうか?
帰り際、オレ達のクリスマスがずっと華やかで楽しくあるようにと願ってきたが、皆さんの幸運も願ってきた。その願いが叶うと良いな。聖夜は、いや大晦日も新年も、みんなが幸せでありますように。

という訳で、
今夜は久しぶりにまともな自炊をしたぜ!
よろしければ、今週あと3回自炊できるように応援して下さい(笑) 出来なかったら厳しく叱咤をお願い致します!

それにしても、すっかり寒くなったな。
皆さんは元気か? 風邪なんてひいてないか?
楽しくて慌ただしくて頭の中がクレイジーになる12月。どうか体調に気を付けてハッピーな毎日をお過ごし下さい。

おっと、これから『猫侍』だ!
オープニングが始まった! 急ぐんだオレ!

では、今夜も心地良く楽しい夢を。
おやすみ。

にほんブログ村へ 同性恋愛  国際恋愛
2つのバナーをクリックして頂けたら嬉しいです!

コメントはこちら携帯版)へどうぞ。大変に申し訳ありませんが只今コメント返信は不定期とさせて頂いております。

Theme: 男同士の恋愛 « 恋愛

NEXT PAGE »

topBack to TOP

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。