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晩餐会はワイン色
Wed.30.10.2013 Posted in 恋愛
そういえばオレは昔から、本番の前の日の夜は遊んでいた。
試験や受験の時も、オーディションやコンクールの時もそうだった。

前日の夜になると、それまで張り詰めていた気持ちが弛む。
別に自信がある訳じゃない。
あと一晩頑張ったところでそう大差もないと思ってしまう。もうそれ以上レッスンや勉強をするのが面倒になってしまうのかもしれないが(笑)

2013_10_30_2.jpg

それは今夜も同じだった。

奴が止めるのを振り切ってオレはワインをボトルでオーダーした。
パエジャやイベリコに良く合いそうなスペイン産の美味そうなのがあったから。

「本当にボトルで頼んで大丈夫なの?」
「明日から新しい仕事が始まるんだ。景気よく飲ませてくれ」
「んー、判った。お前はボトルの半分ぐらい飲んでも酔わないからね」

そんな訳で、オレ達は乾杯してスペイン料理を楽しんだ。
そこは赤坂にある、奴が友人と何度か来ているレストランだったが、とても雰囲気が良くて美味しかった(男女共に綺麗な外国人も多かった)

きっと明日は良い日になる。
緊張すらしないような気がする。
レストランを出た後、オレの愛する先生が「明日は楽しい仕事になるよ」と言ってキスをしてくれたから間違いない。

「酔っ払ったか?」
「酔ってないけど楽しくてね。お前を抱いてキスしたくなったんだ」
「そういう時ってあるよな。実はオレも楽しくてそんな気分だ」
「楽しいのが一番だね」

奴は笑いながらオレと手を繋いだが、まったくその通りだな。

ならば明日の仕事も楽しくやってやろう。
ミスしても笑われても、お客さんに楽しい気持ちでいて貰う事を一番の目標にして頑張りたい。

楽しい前夜祭に感謝。
デートに誘ってくれてありがとうな。
今夜も明日も、忙しい時も一人でいる時も、貴方を愛してるぞ。

==========

という訳で、今夜は予定を変更してのんびりと過ごすぞ。
明日はハロウィンパーティが出来ないから、0時になったら1つだけお菓子をつまんで。

そして奴の枕元にはたくさんのお菓子を置くぞ!
奴が驚くぐらいチョコレートもクッキーもマシュマロも買っておいたからな(笑)

皆さんも明日は楽しいハロウィンを!
陽気で親切なお化けたちが、皆さんにたくさんの幸運を振りまいてくれるように祈っています。

では、今夜も良い夢を。
おやすみ。

<お知らせ>
暫くの間、短信メインで更新します。

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spicy love smell
Wed.30.10.2013 Posted in 恋愛
近頃、たまに奴は甘みを含むスパイシーな香りを身体から漂わせていた。
オレはそれが何のフレグランスであるのか興味を抱いたが、タイミングを逃して訊けずにいた。

昨日、オレは食器を洗った。
忙しい日々が続いていた為にオレが食器を洗うのは久しぶりで、全てを洗い終えた後は紅茶を淹れて一服した。

その時、奴のあの香りがふわりと漂った。

昨日はあのような事があった為、奴を気にする余りに感じた幻臭かと思った(苦笑)
だがその匂いは確かで、しかもすぐ傍から漂っているのが判った。

紅茶? いや、違う。
では何だ?

オレは何気なく自分の手を顔に近づけた。
すると、なんとあのスパイシーで甘い匂いがするではないか。

……匂いの正体は食器用洗剤だった。
なかなか官能的でそそられる匂いだと思っていたのに食器用洗剤だったとは(汗)

近頃は洗剤の匂いに拘る人も多いようだな。
その内オレは、食器を洗った後の奴にいちいち欲情するようになるのかもしれない。いや、トイレ掃除をした後の奴にも(以下同文)

……ところで、
明日はいよいよ英語のお仕事デビューだ。

今日は仕事をサボりまくってずっとシミレーションをしていたが、何とかなる範囲に上達したように思える。
だが、覚えなくてはならないのは英語の他にも色々とあるので今夜も根を詰めないといけなさそうだ。

「オレも一緒に行ってあげたい!」

と奴は言ってくれたが、まさか彼氏同伴で仕事をする訳にはいかない(笑)
だがきっと大丈夫だ。オレの担当はそれほど堅苦しい席ではないので何とかなる。相手は品の良い欧米人がメインだしな。

「明日の帰りは遅いんでしょう?」
「1時ぐらいになるかな」
「そう。今夜は早く帰って美味しいものを作るね」
「ありがとう。だけど貴方も忙しいんだから出来合いのものでも良いぞ?」
「うーん、じゃあオレがお前をデートに誘う」
「え」

まさか奴にデートに誘われるとは(笑)
だが今夜は楽しもう。明日の緊張なんて忘れてしまってな。

さて、そろそろ仕事が終わる時間だが奴はオレをどこに誘ってくれるのだろうな?

皆さんも楽しい夜をお過ごしください。
今日は水曜日。週の半ばに一休みして贅沢をするのも良いだろう。

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言うことを聞く理由
Tue.29.10.2013 Posted in 恋愛
「充電器のところに名刺があっただろう?」
「あったね」
「すまない」
「何が?」
「ああいう店に行く時は事前に言うって約束したのに、言わなくてすまない」

下手に言い訳をするよりもストレートに誤る事を決めたオレは深く頭を下げた。
しかし奴は何秒間か沈黙していた。きっとオレの頭を見下ろしながら、『この馬鹿、どうしてくれる? この頭を蹴り飛ばしてやろうか!?』とか考えていたに違いない。

けれど、
「本当にすまない。貴方の気持ちも考えずに申し訳なかった」とオレがもう一度言うと、奴は「顔を上げてよ」と言った。
だからオレは顔を上げたのだが、その途端、奴は両手でオレの左右の頬をビタビタと連続で叩いた。

それはなかなか痛かったが、正直に言うとホッとした。
怒りに満ちた声で何かを言われたら深刻な事態になりそうで怖かったが、そんなコミカルなお仕置きだったから、きっと許して貰えると思えた。

……なんて事を書いたら『反省してないな?』と言われそうだが、決してそんな事はないので二度とやらないと固く誓っておこう。不安な気持ちで奴の帰りを待つのは二度とゴメンだし、奴には本当に申し訳ない事をしたと反省したから。

「すまない」
「100回言って」
「すまない、すまない、すまない、すま」
「100回も数えるのは面倒だからもう良いよ」
「許して貰えるのか?」
「名刺を見付けた時はムカッとしたけど接待だったしね。でも、」
「でも? 何か条件があるなら何でもするぞ」
「スモークサーモンのスパゲティを作って。材料は買って来たから」

と奴は言って、右手に下げていたS城I井の買い物袋を持ち上げた。
勿論オレは即答した。「任せろ。はじめて作るが美味いのを作る」と。

良かった。
今夜も奴は学校だったが、それで疲れてお腹が空いてあんまり怒る気力がなかったのが救いとなったような気がする(汗)

だが本当にこういう事はコレっきりにしよう。
好きな人に嫌われたかもしれない……と不安な気持ちを抱くのはもう嫌だからな。

「サーモンのスパゲティがどうしても食べたかったんだな?」
「レストランで食べて帰ろうかと思ったけど、疲れて早く帰りたかったから材料を買って自分で作ろうと思った」
「でもオレに作らせたな」
「ふふふ。お前はいけない事をしてしまったからね。今夜はオレの命令を何でも聞くんだ」

今夜に限らずオレはいつでも貴方の奴隷だけどな。
何度も貴方をガッカリさせてしまっているが、それでもいつも貴方に尽くしたいと思っている。自分の気持ちを理解して欲しいと思うよりも、貴方が満足している顔を見ているのが好きだから。

「じゃあ、王様にこれを献上するぜ」
「なに?」
「これ」
「ムーミンの本! トートバッグ付きなんだね。可愛いな」

スパゲティを食べて満腹になった奴は、すっかり笑顔になって本を受け取ってくれた。

奴のご機嫌を直したいが為に買ったムーミンのファンムックだったが、買って正解だった。
仲直りをしてから渡したのも良かったのかもしれない。喧嘩中だったら奴も意固地になって、本当は欲しくても受け取れなくなってしまうからな(汗)

「気に入ってくれたか?」
「気に入った。週末に一緒に見ようよ?」
「ああ。……嬉しいから明日も貴方がして欲しい事を何でもするぞ」
「嬉しいから? オレはもう怒ってないのに言うことを聞いてくれるの?」

そうだぞ。と、オレは言って奴の頭を撫でた。

オレはマゾヒストだから誰かの命令に従う訳じゃない。
その人が好きだから従いたくなるのであり、その人が喜んでくれるのが嬉しいからずっと言うことを聞きたくなるんだ。

という訳で、皆さんにも感謝を申し上げます。
嘘吐き体質の馬鹿なオレを応援して下さってありがとうございました。
今回はタイミングが良くて救われたようなものなので、こんな事は本当にこれで最後にしたいです。

本当はキャバクラやナイトクラブには行きたくないんだがな。
しかし要望がある内は仕方がない。オレはまだサラリーマンなんだしな。

(だがキャバクラを希望するお客さんは極めて少ない。キャバクラにはプライベートで行かれた方が良いのではないかと思う。恋人がいたり結婚されている方など、接待であろうとそういう場所に行けば奥さんや恋人は嫌がるのだから。それに男なら誰もが女性のいる飲み屋や風俗に行きたがるとは限らない。オレなどゲイでも二丁目は苦手だから男のいる飲み屋や風俗でも……愚痴でした)

さて、寝る前にもう少し英語をやっておこう。
それにしても、ゲロルシュタイナーは当たらないな。

では、皆さんも眠られる時には素敵な夢を。
明日も幸運に満ちた楽しい1日となるように祈っています。

おやすみ。

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怠りは疑惑の卵
Tue.29.10.2013 Posted in 恋愛
雨の降る道を歩いていたら、走ってオレを追い抜いていった子供が転んだ。

小学1~2年生の男の子だ。
その子はすぐに立ち上がったが、手を擦り剥いてしまったらしく、そこに息を吹きかけていた。

痛かったのだろう。出血してしまったのかもしれない。

だが泣いてはいなかったので大丈夫だと思った。
けれどその子はオレが横を通り過ぎようとしても止まったままだったので、気になって声を掛けることにした。

「大丈夫か?」

そう声を掛けると、その子はオレを見上げた。
確かに泣いてはいなかったが、痛みを堪えている顔だった。
傷を見れば、可哀想に、強く擦ってしまって血が滲み出ていた。

オレはハンカチを取り出してそっと傷口を抑えた。
先に洗うか消毒するかした方が良かったのだろうが、取り敢えずハンカチで抑えておけば雨に濡れるのは避けられると思って。

「帰ったらすぐに消毒するんだ」
「ありがとうございます。あの、ハンカチは、あの……」
「帰ったら捨てて良い。傷に雨を当てるのは良くないから、そのまま帰るんだぞ。痛みが無くなってきたら包帯みたいに巻いてな」
「……はい」

その子は丁寧に頭を下げて歩き出した。
もう痛みは引いたのだろうか? 歩きながら手にハンカチを巻きつけていた。傘を持っていたのでやりにくそうだったが。

オレは少年を見送りながらささやかな充実感を覚えていた。
今日は会社に行っても何の役にも立たなかったので嬉しかった。

そのハンカチは奴からもらったシーアイランドコットンのお気に入りだったが、今の出来事を素直に話せばきっと奴も喜んでくれるだろうと思った。

そう、素直に話せば。

……昨夜はキャバクラ接待だった事も素直に事前に話しておけば良かった。
そうすればオレは今、こうして怯えずに済んだのに。

今日、オレは昼に帰宅したのだが、昨夜キャバクラで貰った筈の名刺がなくなっていた。
確かにリビングのボードの上にiPhoneの充電器と一緒に置いたはずなのに。
いつもならちゃんとそうしたものは処分しておくのだが、昨夜は奴が既に眠っていた事もあって油断した。

『充電器、持って行ったか?』

オレは恐る恐るそんなメールを奴に出した。
奴からの返事は『うん』

『うん』という、たったの二文字が全てを物語っているように思えた。
いつもの奴ならもっと多くの文章を書いてくれるから。『伝えなくてゴメンね』とか『今夜のご飯を楽しみにしてるよ』とか。

「風俗接待は絶対に嫌だ。キャバクラやナイトクラブの時は、仕方がないから言って。ちゃんと言ってくれたらヤキモチは焼かないから」

と、部署が変わって接待が多くなった時に奴からそんな事を言われたのだが、それを守っていれば良かった。

いや、ずっと守っていたのだが、昨日は億劫で怠けてしまった。
キャバクラに行くと言えば奴も少なからず何かを言ってくるから、その遣り取りを省略してしまいたくて。

しかし省略といっても、「お前はその気がなくても格好を付けてモテようとするから」という奴の言葉に対して、「接待だからお客さんの気分を盛り上げることしかしない。それにオレは貴方一筋だから」と、そんな一言を言うだけだった。

たったそれだけの事で奴が安心してくれるならそうするべきだった。
それが出来なかったのであれば、奴に気持ちを疑われても仕方がない。

悪い事をしてしまった。
許して貰えるだろうか?

取り敢えずムーミンのバッグ付きのファンブックを買った。それから奴の好きなチーズも。こんな時にこそムーミンお鍋セットが当たらないかとゲロルシュタイナーを10本買ったが全て外れてしまった(汗)

まあ、そんなご機嫌取りよりも、日ごろの信頼だよな。
今夜は素直に謝ろう。
奴が家出をしたらオレはマジで立ち直れないぞ。

という訳で、奴が帰宅するまで英語の勉強をしています。

皆さんには、オレのような愚かな不運が訪れないように応援しています。
夕方と夜にも楽しい事がありますように。オレのところにもありますように。

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お化けのキスストリート
Mon.28.10.2013 Posted in 恋愛
夜の慌ただしさに備えながら、ごきげんよう。

備えるつもりだったが、何時の間にかカメラのカタログを眺めている。
暗い室内や夜景がキレイに撮れるコンパクトなデジカメはないものだろうか?
所有している一眼レフ(D90)を使えば解消されるのだが、あれはサイズもシャッター音も大きいので完全にプライベートな時でないと目立って使いにくい。

次回インパの時までには手頃なのを購入したい。
取り敢えず価格comのレビューを見て検討してみるか。

インパと言えば、もうハロウィンイベントが終わってしまうな。
本当は31日に一泊で行くつもりだったが、その日オレは英語のお仕事デビューになったのでインパどころではなくなってしまった。

ハロウィンイベントには毎年行っていたので物凄く残念だ。
いまだにどうにか行けないものかと考えているが……さて?
もしも行く事ができたら、いつもより少し多めに拍手を送って頂けたら嬉しいです(笑)

「なんとかならないかな?」
「閉園間際になら何とかなるかな?」
「ああ、アトラクションには何も乗れなくて良いから。ハロウィンのデコレーションの前で貴方とハグしてキスできれば」
「ふふふ、そんな事の為だけに高いパスポートを買うの?」
「いつもそれが一番の目的だぞ?」

と、今朝、オレは奴の上に乗りながらそんな会話を交わした。

月曜日の朝からご盛んな事だと冷やかされそうだが、この数日、オレは非常に性欲が盛んだ。
ようやく不快な風邪が治ったせい、あるいは秋はロマンティックというエロティックな季節だからなのか。

とにかく一日中、身体が欲しがっている。
今夜は接待で忙しいが、それがなかったらセックスに耽りたいが為に早く帰宅しただろう。大切な勉強も放棄して。

……ああ、そうか判った。
オレはきっと、この数日間のつめ込み学習に飽き飽きして、逃避したくて性欲に走っているんだな。風邪のせいでも秋のせいでもなくてな(汗)

夜の接待ではおかしな事を口走らないように気を付けよう。
中には非常にご親切なお客さんもいて、性欲を持て余しているなんて言ったらおかしな場所に連れ込まれ兼ねない(ソープランドなどにな。あと稀に『男』に興味のある人もいて、そんな人の場合にはセクハラ発言を受ける事になる・苦笑)

「今日はお互いに帰りが遅くなるな」
「お互いに晩御飯は外食だね」

さっき、奴とそんな会話をした。
だが今夜もお茶一杯ぶんだけでも話せる時間が持てたら嬉しい。

さて、そろそろ準備に掛かるか。

皆さんも引き続き充実した夜をお過ごし下さい。
夜……というにはまだ早い時間だが、日が短くなったせいで夜が来るのが早くなった。

では、また時間に余裕があったら深夜に。

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プチシュークリームよりもたくさんの幸福
Sun.27.10.2013 Posted in 恋愛
奴が作ってくれた今夜のご飯は、野菜と鶏肉のスープ、ラタトゥイユサラダ、蟹ピラフ。そしてデザートにプチシュークリーム。

「ご馳走だな。シュークリームも手作りか?」
「ううん、それはケーキ屋で買ったんだ。プチシュー、好きでしょ?」
「大好きだ。滅多に食べられないから嬉しいぜ」

食事の前に奴にキスをした。
それから頂いた夕食はとても美味しかった。
そして楽しかった。
今日は一日のほとんどを英語などの勉強に費やしたから、夜になってようやくやって来た奴との語らいの時間がとても嬉しかった。

食後、奴は紅茶を淹れてくれた。
「勉強していて」という奴の言葉に甘えて、オレはテキストを暗記しながら紅茶を飲んだ。

だが、オレの傍で後片付けをしてくれている奴に申し訳なくなって気が散った。
昨日は英語のレッスンに付き合ってもらい、今日は家事のすべてを奴に任せた。休日だったというのに、買い物や外食といった楽しい事には何一つ付き合ってやることが出来ずに。

「……なあ、この山場が終わったら」

オレは奴にそう語り掛けた。
山場が終わったら昨日行ったようなホテルに宿泊して食事をしよう。そしてムーミンの食器やタオルを揃えて、TDRのクリスマスシーズンが始まったらずっと貴方にプレゼントしたいと思っていたものを贈りたい、と。

奴は嬉しそうに微笑んでくれた。
だがオレは何となく、自分のその(楽しさに満ちた筈の)言葉が脆いものであるように感じていた。

だからもっと楽しい事を言おうとした。
「この山場が終わったら……」と、再び。

だが奴はオレの背後に立ってオレを抱き締めた。
そしてキスをしてこう言った。「昨日の英会話レッスンはお腹を抱えるほど笑ったよ。今朝ブッフェで食べたお寿司は美味しかったし、昼間はようやくキッチンの大掃除が出来て大満足だ。先の事も楽しみだけど、今だってこうすればすぐに幸せになれるんだよ」

確かに、奴に抱擁されたらそれだけでハッピーだった。
奴はオレの心の中をすっかり見通してそう言ってくれたのだろう。時間やお金を使った事ばかりが愛情の証明になるのだと感じているオレに、優しく反論して。

オレは猛烈に奴が欲しくなった。
奴を抱き上げて寝室に入り、ベッドに横たえた奴を見つめながら服を脱ぎ捨てた。

「愛している」と言った。
見栄を張った愛し方ばかりしてしまう情けないオレだが、呆れずにこれからもずっと一緒にいて欲しいと願いながら。

「勉強を中断させちゃったね」
「良いんだ。どうせそんなに集中力は続かない」
「……ふふ、本当はお前も幸せになりたかった?」
「ああ、実は朝から貴方の中に包まれて幸せになりたかった」
「オレもそうだったよ」

愛している相手とのセックスって本当に偉大だ。
それ以上の娯楽はなく、それ以上心を満たしてくれるものもなく、それ以上安堵を与えて甘やかしてくれるものもない。

奴に頭を撫でられながら今夜はもうゆっくり過ごそうと決めた。

今夜は『猫侍』もあるしな(このエントリーを挙げる時にはもう終わっているが)
お気に入りのフレーバーティーを淹れて、猫様に嫉妬されない程度に玉之丞に萌えながら奴と一緒に観ようと決心した。

明日は夜から忙しい。
火曜と水曜は比較的暇だが、木曜と金曜に備えて猛特訓しなくてはならない。

だが、たとえそれが失敗したとしても、オレにはそれ以上に大切なものがあるから大丈夫だ。
仕事にそんな余裕を持ち込むのは禁物かもしれないが、そんな余裕をなくしたら本当のことを見失いそうになる。

という訳で、皆さんも良い一週間を。
今週も最後の日まで、皆さんがハッピーでラッキーであるように祈っています。

皆さんも色々と大変な事があるのだろうが、がんばろうな。

では、今夜も気持ち良く幸せな夢を。
おやすみ。

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悩ましきプレゼント
Sun.27.10.2013 Posted in 友人や家族
洗練されたラグジュアリーホテルで英会話レッスン。
講師は知性的魅力に溢れる男性2人。

……もしかするとオレは物凄く恵まれていたのかもしれん。
だが疲れた。
真性サディスト2人に真夜中まで徹底的にしごかれて(猥褻な意味ではありません)、肉体のエネルギーばかりか魂までも吸い取られるかと思った。

2013_10_26_1.jpg
■シャングリ ラ。夜景の美しいホテルでした。いずれ個人的に宿泊したい。

最初はバーでボストン君に英語の指導を受けていた。
だが途中で奴が参加して、訳あってボストン君が面倒を見ているタイ人の青年も加わって、その内に時間が遅くなって、ボストン君が宿泊しているホテルでもっと本格的にやる事になった。

それぞれ役割を決めてお仕事ごっこをやった。
オレはしがないサラリーマンの役。
ボストン君は取引先の偉い人の役。
奴はボストン君の助手の役。
タイ人君は給仕係りの役(途中で帰ってしまったが)

ハイレベルな会話を目指すとキリがないので(数日でマスター出来る筈もないし)、出来るだけ簡単な言い回しでも良いという事で頑張ってみた。

だが、「ちょっと待て、お前は相手の会社を持って帰るつもりか?」とか、「あのね、その発音、prostate(前立腺)って聞こえるよ」とか、突っ込みまくられ&笑われまくられて、オレのプライドは蹂躙されて打ち砕かれた(泣)

おまけに奴は『鞭』を持ってきてな。
「Rの英語指導? 徹底的に? じゃあ鞭を持って行くよ」と奴は事前に言ったが、どうせ冗談だと思っていたら本当に持って来てきたので戦いた。

「マジで打つのか?」
「打つ時にはお尻を出してね。パンツを下げて」
「出来るか」
「B(ボストン君)に見られるのが恥ずかしいならミスをしない事だよ」

奴のニコニコ笑顔が邪悪に見えた。
あんなに素敵なルックスをしているくせになんて事を言うんだ。羞恥で感じそうになったじゃないか。

まあ、実際にはパンツは下げなかったが。
しかし何度もペンペンされた。
後半戦の時にはボストン君も立ちっぱなしで疲れたのか、例文を暗記しているオレに「床に手を就いて馬になれ」と言った。オレの背中に偉そうに座る為にな(汗)

2013_10_26_2.jpg
■長文を記憶する為に篭ったバスルーム。床に座り込んでブツブツと記憶したがなかなか快適だった。

しかし8時間にも及ぶスパルタ教育は功を成して、来週は何とかなりそうなぐらいマスター出来た。
と言っても、まだまだだがな。
暫くは受験生のように、通勤時や休憩時にテキストを睨んでブツブツ言うことになるだろう。

まあ先の展開を思えば、むしろ楽しみだ。
こうやって自分の仕事環境が少しずつ開拓されて行くのは、色々と障害があってもやり甲斐があって楽しいものだ。

それに8時間スパルタ授業といっても後半はほとんど遊んでいた。
途中からアルコールが入って、そこからはもうグダグダでな(笑)

「(R)授業はもう終わりか? オレはもう大丈夫なのか?」
「(Y)何言ってるの、今日は朝まで授業だよ」
「(R)だってすっかり飲み始めて……もう授業って雰囲気じゃなくなってるぜ」
「(B)あとは実践で大変な思いをすれば切羽詰まって勉強してすぐに上達する」
「(R)大変な思いをするレベルのところで見捨てないでくれよ!」
「(Y)じゃあ朝日が登るまで日本語は禁止。英語で話しながら飲もう」

型に嵌まったビジネス会話よりも、飲みながら砕けた会話をする方が難しいじゃねえか!

と、オレは思ったが、奴はまもなく眠ってしまった。
「もう眠い」と言ってベッドに横になったと思ったら、間もなくクークーと。

さてどうしようかと思った。
オレは眠気が来るまで静かにここで飲もうかと思ったが、ボストン君が「付き合え」と言ったのでラウンジに移動する事にした。

「日本語を喋っても良いか?」
「ここはprostate(前立腺)とかtestis(睾丸)とか話せる場所じゃないから良いぞ」

酒を吹きそうになった。
だが、日本語会話をOKしてもらったので助かった。

お互いに近状を話した。
久しぶりに強い酒を飲んだせいで、いつもなら言わないプライベートな事まで言ってしまったかもしれない。

だけど楽しかった。
本当はボストン君に訊いてみたい事があったが──メガネを変えた時にレンズも変えたそうだが、そのレンズには老◯も入ってる? と。──それを訊いたらまた英語だけで話せと言われそうだったので止めておいた。

「あと少しでラウンジは終わるけど、最後にシャンパンを飲まない? おごるから」

ラストオーダーの時、オレはそう言って辛口のシャンパンを頼んだ。
そしてそれで乾杯する時にボストン君に対してこんな事を思った。

もうすぐ貴方の誕生日だ。
休日だから会えるかどうか判らないから、今ここでお祝いをしておく。
もしも会えたらその日に伝えたいから、今は「おめでとう」とは言わないが。

心の中での祝福なんて相手に伝わる筈もないんだが。
だから当日に会えたら嬉しい。
結局、オレがおごる筈だったシャンパンは彼が部屋付け(チェックアウトの時に宿泊費と一緒に支払う)で精算してしまったから、尚更。

さて、今年は何を贈るか?
贈る度に「気を使わないで良いぞ」と言われるが、もう何年もやってきたことだし、そういう時にこそ日ごろの感謝を目に見える形で伝えたいしな。

しかし、何を贈ったら良いのかまだ決まっていない。
オレは誰かに贈り物をするのは大好きだが、ボストン君をはじめ一定の人達には、いつも贈るものが最後の最後まで決められずに妥協したものを贈る事になってしまう。

今年の冬は寒そうだから遠赤外線の腹巻きとか唐辛子入りの下着とかどうだろう?
はたまた、健康管理に便利なデジタル血圧計とか糖尿検査シートとか。
……いやいや冗談。オレはまだ蠍の毒針に刺されたくはない。

という訳で、今日も英語の勉強をしている。
奴は買い物に行ってくれているが、今夜は何を作ってくれるのだろうな? 楽しみだから勉強が捗るぜ。

皆さんも引き続き楽しい休日を。
今日も日が落ちたら肌寒くなったな。
温かなものを召し上がって、心も身体も幸せに過ごされますように。

では、時間に余裕があればまた夜に。

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朝食はパンの耳
Fri.25.10.2013 Posted in 恋愛
午後の休憩時間に、ごきげんよう。

夜の接待まで暇だ。
今日も薬のせいで眠いので昼寝をしたいが、英語の勉強があるのでそんな呑気な事も言っていられない。

本当に今更ながらの話だが、もっと前からやっておけば良かった。
備えあれば憂いなし、その言葉に偽りはないぜ。
語学に興味のある方、外国人と仕事がしたいと思っている方、外国人と交流を持ちたいと思っている方は、今すぐに勉強を始めるべきだ。そのチャンスはいつやってくるか判らないから。……と、土壇場で困っているオレが偉そうに言える台詞じゃないが(汗)

昨夜も薬のお陰で早く眠った訳だが、今朝は物凄く眠くて起きられなかった。
起きられなかったのは、薬のせいといか、今迄の寝不足の反動が押し寄せてきたのかもしれないな。

オレはたまに薬で眠らされた方が良いのかもしれない。
……なんて書き方をすると卑猥で良いな。素敵なサド様にベッドに押さえ付けられて強引に薬を飲まされて……とか、今日はそんな妄想ができるぐらい元気になったぞ。

お医者さんの処方する薬って凄いな。あんな甘いシロップが本当に効くのかと不安だったが、今日はほとんど咳が出ない。
これで今夜と明日の仕事は貰ったぜ。奴や先輩(そして皆さんにも・笑)に薦められた事もあって病院に行って良かった。喉に残る風邪ほど鬱陶しいものはないので、皆さんも喉に違和感を覚えたら早めに診て貰うことをおお薦め致します。

「そんなに眠いの?」
「眠い」
「具合が悪いんじゃなくて?」
「数日ぶりに具合は良い。でも眠い。物凄く眠くて身体も頭も動かない」
「今日はゆっくり眠っていて……と言ってあげたいけど、そうもいかないよね」
「いかないが、言ってくれ」
「言ったら眠るでしょ?」
「寝る」
「ふう」

今朝はそんな状態で奴に迷惑をかけた(汗)
しかし、あそこまで眠い日も珍しくて、奴に色々とやってもらわなかったら本当にまた眠ってしまっただろう。

奴はわざわざ悪戯心を起こしてくれた。
毛布に抱き付いて芋虫みたいになっているオレを後ろから抱き締めて、股間や乳首の辺りで手をもぞもぞと。
だが、オレは下半身だけは元気に起立したくせに、肝心の身体と頭は寝たきりだった。

「目は覚めない?」
「覚めない。でも気持ち良いから続けてくれ。イったらまた寝るから……」
「もう、それじゃ逆効果だ」

奴はそう言って悪戯を止めてしまった(泣)
そしてオレの耳に噛み付いた。猫みたいに尖った歯でチクチクと。

「いてて」
「起きて。起きないとここにバターを塗って食べちゃうよ」

パンの耳にバターを塗って……という洒落だったのだろうか?
奴のその一言が妙に可笑しくてオレはようやく身体を起こす事ができた。まだ眠くて
目は開けられなかったが笑いが込み上げてな。

「起きた! そのまま顔を洗ってきて。オレはお前のスーツを用意してくるよ」
「スーツを選んでくれるのか?」
「うん、色は?」
「……ネイビーで頼む」

奴はオレに2回キスをしてパタパタと寝室から出て行った。
オレは毛布に抱き着いて眠りたい衝動になんとか抗って立ち上がった。『土曜日の仕事が終わったら自然に起きるまでたっぷりと寝てやろう』と、そんなささやかな楽しみを持ちながら。

眠い日に静かな雨音は危険だな。
これを書きながらまた眠りそうになったぜ。本当に良く効く薬だ。

しかし今日は金曜日だ。
台風だろうと、明日が仕事だろうと、今夜は楽しく過ごしたい。奴に何か土産を買って帰ってな。

皆さんもお疲れ様です。
今日の仕事や授業が無事に終わって、楽しい週末を迎えられるように応援しています。

では、また時間に余裕があれば夜に。

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雨降る秋の夜には栗と猫のぬくもりを
Thu.24.10.2013 Posted in 恋愛
短信だが、ごきげんよう。

奴が焼き栗を土産に買って来てくれた。
土産なんか本当に良かったのだが、その焼き栗はまだ仄かに温かくてオレを幸せな気持ちにしてくれた。

オレがこんなに眠くなかったら紅茶を淹れて2人でつまみたかった。
だが、焼き栗は冷めた方が甘みが増すそうなので(奴が和菓子屋の店主からそう聞いた)、2人でつまむのは明日の夜の楽しみにする事にした。

「明日の夜には元気になる」と、オレは奴に約束した。
奴は微笑んで頷いた。「今夜も一緒に早く寝よう」と言って。

週末の接待と交渉。来週の初の英語での仕事。
焦らなくてはならない事はたくさんあるが、取り敢えず今夜は身も心も休ませよう。焼き栗の甘い香りに癒やされながら、今夜だけは慌ただしい日々を遠くに置いて。

という訳で、今夜はそろそろ休みます。

皆さんも心地の良い眠りを。
夢の中でも楽しい事があるように祈っています。

……と、これだけでは何なので。

雨の降る寒い夜に、温かなこの子をどうぞ。
モフモフのお代わりはご自由に。プニプニの肉球もマッサージ等にお役立て下さい。ただしオヤツのご用意がないとミャーミャーしつこく鳴くのでご注意下さい。

2013_10_24_2.jpg

おやすみ(笑)

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シロップはケーキよりも甘かった
Thu.24.10.2013 Posted in 恋愛
猫様とくつろぎながら、ごきげんよう。

帰宅して食べたオヤツはモンブラン。
本当は紅茶も欲しかったが、薬を飲む時にカフェイン入りの飲み物はご法度だからな。

2013_10_23_1.jpg
写真はイメージです。

薬は病院に行って貰ってきた。
熱や喉の痛みはないので咳止めシロップと抗生物質を出されたのだが、シロップが物凄く甘い! まるで幼児用シロップだ。喉が乾燥するぐらい甘いぞ。

しかし、流石は病院の薬。
飲んですぐに咳が落ち着いた。医者は「強力な咳止め」と言っていたが本当だな。
いい加減に腹筋が痛くなっていたので助かった。咳き込んでいると周囲に迷惑を掛けてしまって、それが一番嫌だったしな。

明日と明後日は接待や交渉など、お客さんと話し込む仕事を控えていたので良かった。
それに咳き込みさえなくなれば英会話の勉強だって……

と、思ったが甘かった!

シロップを飲んだら猛烈な眠気に襲われてしまったぜ。
副作用の一つに『眠気』と書いてあったが、まさかあそこまで酷い眠気が来るとは。

英会話どころか仕事も出来ない状態になって、仕方なしに自分の車に篭って15分間だけ仮眠した。
本当は1~2時間でも眠ればかなり体調が良くなるのだろうが、今はそんな事を言っていられる時期ではないしな。

眠る前、奴に「◯◯時25分に電話してくれないか?」と頼んでおいた。
奴は時間ちょうどに電話をくれた。「オレだけど、大丈夫?」と。

当たり前だが眠気はほとんど取れていなかった。
だが、これ以上奴に心配を掛けたくなくて、「大丈夫、かなりスッキリした」と言ってしまった。

また嘘を吐いてしまった。
しかし以前のオレなら仮眠を取るという事すら隠していたと思う。そんな情けねえ事を言えるか、とか思って。だからお許しください(汗)

「今日は定時に帰れそう?」
「ああ、その予定だ。幸い今日は忙しくないし、上司も心配してくれてな」
「良かった。でも、帰ってから一人で大丈夫? オレは学校だから……」
「大丈夫だぞ。料理を作るのは面倒だから惣菜を買って帰る。貴方の分も買っておくか?」
「いつものヨーグルトとマッシュポテトをお願いするよ」
「了解」
「お土産を買って帰るよ」
「はは、楽しみにしている」

オレはずっと車のハンドルに頭を乗せて話をしていたが、電話を切って奴の声が聞こえなくなったら、また眠気に引きこまれそうになった。

薬の眠気って反則的だよな。
昨夜は23時前に眠ったというのに(1年に1度あるかどうかの奇跡だ)、そんなのはお構いなしにオレを眠くさせる。

「……電話、もっと話せば良かった」

オレはそう独り言を漏らして車から降りた。
外の風は冷たくなっていて今にも雨が降り出しそうだった。

オレはもう一度iPhoneを出して奴にメールした。
『葡萄もアイスも自分で買う。土産はいらないから早く帰ってきてくれ』と、

そんな訳で、上司様のお許しを頂いて定時前に帰宅して今に至る。

猫様を抱っこして寒そうな外を眺めるのって優雅だな。
奴はまだ学校だから、「お父さん、頑張ってー」と声援を送りたくなるが。

さて、少しだけでも英語の勉強をしよう。
土壇場に強い子の秘密は悪あがきにあるからな。

では皆さんも楽しい夜を。
また時間に余裕があれば深夜に……今夜はそれどころじゃないか(笑)

まあ、オレの気の向くままに。

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風邪が悪化しました
Wed.23.10.2013 Posted in 恋愛
今日は咳が酷くなっていたのでマスクをして会社に行った。

咳き込むとなかなか止まらなくて、周囲に迷惑を掛けたくなかったので自主的に外回りに行った。戻った後は資料室に篭って自主的に隔離された。

今の風邪はかなり強力だな。
1日で治らない風邪を引くなんて十数年ぶりだ。オレの免疫力の完敗。

皆さんも喉の痛みを感じたらご用心下さい。
イソジンなどでうがいをして、決して喉元を冷やさないように。

そんな訳で、今日は満足に英会話の勉強が出来なかった。
奴に怒られるかな? と思ってメールしたら、奴は「風邪が治るまではお仕置きはないよ」と優しい事を言ってくれた。

しかも夕方には差し入れまで持ってきてくれた。
オレの部署に来て、さり気なく紙袋を寄越して。

「ちょうど駅前で売ってた。効きそうだから」
「生姜入り咳止めキャンディか。ありがとう、効きそうだ」
「辛くない?」
「ちょっと頭がぼーっとしてきた」
「ああ……どうしよう。早く帰れない?」
「大丈夫だ」

風邪は夜になると熱が出てくると言う事を数十年ぶりに思い出した。
昼間は咳だけだったから油断した。外出して風に当るのは控えるべきだったな。

奴は心配しながら自分の部署へと戻った。
オレはデスクに戻ってキャンディを一粒食べた。
それは生姜が良く効いて辛くて、舐めていると喉から腹まで温かくなった。

気分的に楽になったので英文の的テキストを開いた。
だが困った事に、まったく頭の中に入ってはくれなかった。

こうなったら自分の土壇場の強さを信じるしかない。
どうにかなると。
まとまりの悪い初心者英語にジェスチャーを加えて会話を通すしかなさそうだ。

せめて、イケメンのお客さんではありませんように。イケメン欧米人を前に下手な英語を喋って恥をかきたくない。

……なんて言っている余裕があるなら大丈夫だな(笑)

だが、できる限り頑張らないと。
しかしボストン君が練習を付けてくれると言ったが、週末は台風でちゃんと彼が出張先から戻ってくるか判らない。
それに、この咳。正直なところ辛い。昨夜は眠ろうとしても咳き込んで眠れなかったし、いい加減に腹筋が痛くなってきたぜ。

今日から冗談でも奴とチューをしてはならんな。
もしもこんな酷い風邪を奴がひいたら可愛そうだ。奴には仕事の他に学校もあるのだしな。

ああ、今もゴホゴホやっていたら涙目になってきた(汗)
早く帰宅して薬を飲んで横になろう。

だが奴が帰ってくるまでは眠りたくないな。
奴は今夜は学校だが、帰りに土産を買って来てくれると言った。
それを見るまでは眠れない。

夕食はどうするか?
誰かオレの家に来ておかゆを作って下さい。大根の葉っぱが入ったのが好きですm(__)m

食欲はあるから大丈夫そうだ。
しかし、こういう半端な状態が一番厄介だ。もっと寝込んでうなされるぐらい酷かったら何もかも諦めが付くのにな。それに上司だって判ってくれる。

十数年ぶりの酷い風邪だ。
身体が熱くなってきた。
帰ろう。

と思った時、オレを心配してくれた先輩が「オレも風邪をひいてるけど、これ良く効くよ」と薬をくれた。

有難いぜ、貴方はこの部署の大天使様か?
それを飲んで10分もしたら本当に咳が落ち着いてきた。
今の内に帰ってしまおう。

皆さんもオレみたいにならないようにお気をつけ下さい。
明日と明後日を乗り越えれば週末だ。風邪をひいている場合じゃないぜ。

では、また時間と体力に余裕があれば深夜に。

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祝! Lesson.1は猫シール
Tue.22.10.2013 Posted in 恋愛
コンコンしながら、ごきげんよう。
今の風邪は喉に残る場合があると聞いていたが、まさかこのオレがそうなるとは。

もう熱も痛みもないが咳だけが残った。
土曜日には重要な仕事があるので、それまでにすっかり治ってくれたら良いんだがな。

しかしそんな時にも容赦なく仕事の試練は襲い掛かってくる。
今のオレには「今夜はパス」なんて言っていられる余裕はない。「大丈夫なの?」と心配してくれる奴に鞭を握らせてオレの前に腕を組んで仁王立ちになってもらった(本当にそうしてもらった)

「良し。出題してくれ(テキストを閉じる)」
「行くよ? (以下英文)」
「……(一瞬、奴が何を言ったのか理解できなくて焦ったが、取り敢えず余裕の顔付きを保ちながら冷静に考えて答えを英文を言う)」
「(更に英文)」
「(不思議な事にスラスラ話せた)」
「(また英文)」
「(長文なので2箇所つまづいたが何とか話せた)」

「やったー! 猫シールだ!」

およそ5パターンほどの会話をした後、奴がそう言ってオレを強く抱き締めた。
良かった。ちゃんと奴に通じたって事は初対面の欧米人にも通じると思って大丈夫だろう!

「本当か? 全文ちゃんと通じたか?」
「うん、大丈夫。良く頑張ったね! 今日はお祝いにお前のおでこにも猫シールを貼ってあげるよ!」

……いや、そんなお祝いは(汗)

奴はニコニコしながら成績表(わざわざレッスン別にしたものを作ってくれた。感謝!)に猫の顔のシールを貼って、それから「Lesson.1のクリア、おめでとう!」と言ってオレのおでこに猫の肉球シールを貼ってくれた。

「嬉しいが、シャワーを浴びたら剥がれるぞ? 可愛いシールなのに」
「今だけだよ。シャワーに入る前に剥がして、成績表の1ページ目に貼っておく。記念にね」
「それなら良いか」
「でも肉球をおでこに付けたお前も可愛いよ」
「可愛くねえだろう」
「ううん、可愛い」

奴はオレの額の肉球にキスをした。
少々くすぐったいような気分だったが悪くはなかった。

しかし奴は自分の役目を忘れてはいなかった。
オレを抱き締めて褒めながらも、さっそく明日の課題を出した。今日よりも格段に難しい会話のパターンをマスターしろという内容だ。

「……長いな。おまけに知らない単語がいっぱいだ」
「辞書はネットのを使えば大丈夫。辞書にこの形式の説明もちゃんと出ている筈だ」

奴はテキストに赤線を引っ張って色々と説明をしてくれた。
その真摯な横顔はまるで本当に先生のようで、オレは思わず胸キュンした。

先生とか上司とか、目上の人って何となく良いよな。
そもそもオレはバレエ教室の先生とか先輩に夢中になっていた時代もあった。
もしも奴がオレの上司だったら、オレは発狂したように暴走したかもしれんな。目上の人に恋い焦がれて口説くって、命懸けで燃えるものだからな。もっとも部下である奴を口説くのも、これ以上ないほど命懸けだったが(笑)

「判った。明日も昼休みを返上して頑張る」
「頑張って。また全問正解したら猫シールとキスをあげるよ。でも1問でも不正解なら鞭だからね」

教師のような凛とした笑顔そう言った奴を眺めながら、オレは思った。
猫シールも嬉しいが鞭も嬉しくて、正直なところそれではオレへの罰にならないぞ……と。

遊んでいる余裕が出来たら、英会話教師と生徒のイメージSMごっこがしたいぜ。

奴はスーツを着た紳士的な先生だ。出来の悪い生徒(オレ)に英語を覚えさせようと頑張るが、オレは先生を見詰めてばかりで上の空。そしてついには先生にキスを迫り、驚いた先生は懐から鞭と蝋燭を取り出して……って、とんでもないB級SMポルノだな(汗)

しかし今は創作の秋だ。
皆さんも忙しくてストレスが溜まる夜には、魅惑的な妄想に耽って楽しくお過ごし下さい。心の中に楽しみがあれば、どんなに慌ただしい日々が続いても必ず乗り切れる筈だから。

では、今夜もお互いにハッピーに過ごそうな。
明日も皆さんにラッキーな出来事がたくさんあるように祈っています。

おやすみ。

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とある猫好きM男の恋愛
Tue.22.10.2013 Posted in 恋愛
「何を食べてるの?」
「ビタミンCのタブレット。風邪にはビタミンCの摂取が良い」
「美味しい?」
「酸っぱくて美味しいぞ」

その時オレは書類を書いていたのだが、奴はオレの顔を覗き込んでキスをしてきた。
飴などを口に入れている時、軽くキスをしただけで味が伝わる。
だから奴もそんな感じでキスをするのかと思った。

しかし奴は、オレの口の横側から強引に舌をにゅーっと差し込んで、オレが驚いて顔を離そうとすると両手でオレの頭を押さえ込んで、口の中にあったタブレットを奪って行ってしまった。まるで飢えた獣が餌を横取りするかのように。

「なんでそこまでやってオレのタブレットを取るんだ?」
「本当に美味しかったから欲しくなったんだ」
「新しいのはいくらでもあるぞ?」
「お前の舐めているのが美味しかったんだ」

ははは照れるぜ、とノロケておくべきか?(笑)

まあ、オレも似たような欲求に駆られた事は何度もある。奴が食べ残したものを「ほら犬、餌だ」と投げ与えてくれないかとか(それはまるで逆だろうという突っ込むは無用です)

いや、それよりも、
オレはまだ風邪が完治していなかったので、「こら」と言って奴の尻をペンと叩いた。
しかし奴はニッと笑み、ガッとオレを抱き締めてもっとディープなキスをやってくれた。

まったくヤンチャな猫だな。
こういう事はちゃんと躾けるべきなのだろうが、飼い主(オレ)はベタボレな上に尻に敷かれているのでされるがままになっちまう。情けないとは思うが、世の中の愛猫家というのはこんなもんだ。

さて、今日は仕事中にちゃんと英会話の勉強をしたぞ。
今夜はきっと猫ちゃんシールがもらえる。
来週までにリアル欧米人を相手にペラペラと喋られるスキルを身に付けてやろうじゃねえか。たまに印度の方も来られるようだが。

5枚たまったら何をご褒美に貰おうか?
オレとしては一緒に美味しいご飯を食べてくれるだけで満足だけどな。奴にお金をださせるのは相変わらず苦手なので、オレの奢りで。ってそれじゃ全然ご褒美じゃないって?(笑)

という訳で、今日の仕事はあと少しで終わりだ。
今夜もは奴と一緒に帰る。
旬の野菜をたっぷりと入れた鍋が食べたいな。

皆さんも美味しい晩ご飯を召し上がって下さい。
そして楽しい夜を。

では、また時間に余裕があれば深夜に。

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残りの人生の長さを思えばこんな試練は一時のもの?
Mon.21.10.2013 Posted in 恋愛
「相談に乗って欲しい事がある」
「どうしたの?」
「仕事で英会が必要になった。それで来週までにある程度話せるようにならないとマズい。だからオレに◯◯の分野の英語を教えてくれ」
「……来週までに!?」

奴は思いっ切り呆れた顔をした。
当たり前だな。たった一週間でマスターするのは明らかに無理だから。

だがオレは夏休みの宿題をいつもラスト3日で終わらせてきた。良く言えば土壇場に強い人間だ。悪く言えば計画性のない怠け者だ。

「だから前から早くやろうって言ったじゃない」
「すまない、まさかこんなに早く必要になる日がやってくるとは……」
「ずっと前にB(ボストン君)も言ってたよね? ちゃんとやっておけって」

ああ……確かあれは1年以上も前の事だが、ボストン君はオレにこう言った。

「R、そろそろ英語を何とかしておけ」

親愛なるお兄様の言葉を素直に聞いていれば良かった。あの時点から始めていればきっと今頃ペラペラになっていた筈だ、多分。
まだ3年ぐらい余裕はあると思っていたが、まったく時間の流れとは早いものだな。

「テキストと書類は準備した。会話内容はだいたいこんな感じで……」
「……うん。うん、判った。こうなったら頑張って詰め込むしかないね」
「思いっ切り厳しいスパルタ教育で頼む」
「鞭を持ってくるよ」

奴は冗談で言ったのかと思った。だが本当に自分の部屋に行って、室内でも振り回せる手頃な乗馬鞭を持ってきた。

「ええ! 本当にスパルタでやるのか?」
「そうしないと覚えないし、覚えないとお前が困るでしょう?」
「困る」
「よろしい。じゃあさっそく始めるよ。今日は◯◯◯の対応が出来るまで食事は抜きだ」

帰宅する前に美味しい釜飯を食べてきて良かった、とオレは思った。
しかし今夜は他にやる事があったので、SM英会話レッスンは明日の夜からスタートする事になった。

けれど、さっそく奴から課題が出た。
ある会話の形式を明日の夜までに完璧に覚えなさいという内容だったが、まあそれぐらいなら出来るだろう。あと、幸いな事にオレは英語の発音だけは良く褒められる。幼児の頃から英語の音楽ばかり聴いて歌っていたからだろうな。

「もしもミスったら?」
「お尻だけをペロンと出してペンペン100回」
「それは恥ずかしい! 背中にキツイのを一発でどうだ?」
「ダメダメ。背中を打ったって何の効果もないよ。お前は切羽詰まらないとエンジンが掛からない人間だって自分で言ってるし」
「厳しいな、先生」
「ふふ、英会話でお前を調教できるなんて楽しそうだしね」

奴め、なんて男だ。
オレの困った状況を利用して調教しようとは!

だが本音を言えばオレもワクワクしている。
調教されながらビジネス英語がマスター出来るなんてマゾなサラリーマンとしては至福な事だ。鞭が欲しくてわざとミスばかりして、全く勉強が進まなくなるかもしれないが。

「じゃあ先生。どうせなら先生っぽい格好で教えてくれよ」
「先生っぽい格好ってスーツ?」
「スーツもステキだが、チョット待て……えーっと、こういうのはどうだ?」

オレはiPhoneで、とあるマゾ男向け風俗店のサイトを開いた。
そこは女教師スタイルを専門とした店で、セクシーなお姉さまが教師にしては短すぎるスカートを履いて教鞭を振るっている写真がたくさん掲載されている。

しかし奴は、「これをやったらお前はエッチな気分になって勉強をしなくなるよ」

コスプレ大好きな奴なら乗ってくれると思ったのだが、甘かった(汗)
鋭い指摘だ。確かに勉強どころじゃなくなるだろう。ヒールを履いた足を舐めたくなったり、先生の尻を背中や腹の上に乗せて欲しくなって。

「駄目か。これなら勉強が楽しくなりそうなんだがなあ」
「まったくもう。じゃあね、5レッスンをクリアする毎にご褒美をあげる」
「どんな?」
「Bを誘ってSMホテルに行こう。そしてオレとBで、犬用の檻に監禁したお前を鞭で打ちまくる」

オレは食べていたヨーグルトを吹き出しそうになった。
真性サディスト2人にそんな事をされたら、か弱い真性Mのオレは間違いなく即死する。まったく今夜の奴はちょっとサドすぎるぞ(汗)

「ボストン君は関係ないだろう?」
「あるよ。お前に英語を一番薦めていたのは彼なんだから。お前は彼の仕事を手伝っているけど、本当はそれだって英会話が必要だったんだよね?」

ううう、返す言葉もなかった。
まったくその通りだ。オレは非常に我侭で怠惰で生意気で傲慢なマゾだった。

どうやら、心を入れ替えて本気で腹を括らないといけないようだ。
SMプレイ英会話とか、ベッドの中でのエロ英会話ならもうちょっとやる気が出るんだがな。しかしやらねばなるまいな。

「判った、真面目にやるから2人でオレを虐めるのは勘弁してくれ」
「ご褒美のつもりで言ったんだけどな? じゃあ明日から始めるよ。お前の成績表を作っておかないと」
「最悪の虐めだ。成績表?」
「成績表を作った方がお前の苦手な部分をちゃんとチェック出来る。良く出来た部分には猫のシール、出来なかった部分には雨のシールを貼ろう。ずっと使い道がなかった沢山のシールがようやく使えて嬉しいよ」

可愛らしいな……。31歳の男を相手に成績表だとか猫のシールだとか。

まあ、奴はそういうブリブリっとしたものが好きだからな。
付き合ってやろうじゃないか、Y先生のサドでプリティーな英会話スクール。いや、付き合って下さいと頼んだのはオレの方だったな(汗)

という訳で、明日から上手く仕事をサボりながら英会話の勉強を頑張ろう。
しかし今更ながらに思う。もっと早く真面目に勉強していれば良かったと。

皆さんにも色々と、新たに何かを学ぶ機会があるかと思う。
お互いに頑張ろうな。
人生はまだまだ何十年も続く。「もう◯◯歳だから」なんて台詞を言うには早すぎるぜ。

という訳で、今夜からベッドにもテキストを持ち込む。
そして枕の下にそれを入れて睡眠学習だ。

皆さんも良い夢を。
明日も沢山の幸運な出来事に恵まれるように祈っています。

おやすみ。

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キスと同じ距離で傍に居て
Sun.20.10.2013 Posted in 恋愛
「夜になったけど、熱は?」
「下がったような気がする」
「どれ?」

オレはソファに横になっていたのだが、奴はその上に乗って額を重ねて熱を確かめた。
そして本当に熱がない事を確認すると、今度は手のひらをオレの頬にペタリと当てた。

「火照りも無くなってる?」
「ああ、昼間の方が熱があったな」
「でもまだ咳が出てる。鼻は?」
「大丈夫だ」

しかしそんな時に限ってタイミング悪く、奴の顔が目の前にあるというのにオレは咳をしてしまった。勿論、咄嗟に顔を背けてやったが。

「コンコン。まだ無理しちゃ駄目だね」

奴はそう言って咳の止まったオレの鼻を軽く摘んだ。

「……正直に言うと、喉が乾燥してガサガサしてる。痛みはないんだが」
「どれ? あーん」
「あーんって、見て判るのか?」
「判らないけど心配だから見ておきたい」

なんて無意味な……とオレは思って首を横に振った。好きな人に喉ちんこを見られるのは恥ずかしいしな(奴が喉ちんこに興奮するフェチストなら頑張って見せるが)

すると奴は両手でオレの顔を挟んでもう一度「あーん」と言った。
それでもオレが首を横に振ると、いきなり唇にちゅーっとキスをしてきた。

「こら、風邪がうつるぞ」
「いつもうつらないから大丈夫。見せてくれないなら、こうやって吸い取ってあげようと思って」
「そんな簡単に取れるなら掃除機で吸って治すぞ」
「掃除機じゃ駄目なんだよ。お前の風邪を治したいと思う気持ちが風邪のウイルスを退治するんだから」

退治? 吸い取るって言ってなかったか?(汗)
まあオレを案じて治してくれようとする気持ちはとても嬉しかった。だが、やはり奴にうつさないという保証はなかったのでキスは遠慮してもらった。

その代りに、「ちょっと寒いから抱いてくれ」と言った。
すると奴はニコニコしながら「待ってて」と言い、寝室からタオルケットを持ってきて、オレを抱き締めて2人の身体にそのタオルケットを掛けた。

「暖かい。喉もすぐに治りそうだ」
「後で蜂蜜を溶かしたハーブティーを作るよ」
「嬉しいぞ。じゃあ今夜はそれを飲みながら『猫侍』を観るか」
「そうしよう」

そんなに身体をくっつけてしまったらキスをしているのと同じだったが、奴の身体はとても温かくて「駄目だ」なんて言えなかった。

それにしても、この数ヶ月でオレは随分と弱い子になったな(汗)

最近はオレの体調の事で奴に迷惑をかけっぱなしだ。
今日も喉の薬を買って来てもらったり、料理を作って貰ったりしたしな。
不調が治ったら、心からの感謝を込めてたっぷりと礼を返したい。

去年までの風邪すらひかなかったオレはどこに行った?
だが今迄ずっと無茶な生活を続けてきたから、それを改善させる良い機会になっているのかもしれんな。かつての生活を続けていたら、オレは一昨年亡くなった親父と同じ事になっていたかもしれないから。

そういえば、親父が亡くなってもうすぐ2年だ。
墓参りに行ってやらないとな。ついでに、今や誰も住まなくなった親父の実家を整理しなくては。奴はその用事に付き合ってくれと言ってくれたから、墓にも実家にも一緒に行って。

さて、楽しかった日曜日もあと少しで終わりだ。
皆さんも良い休日を過ごされたか?
今週も沢山の楽しい出来事に恵まれるように応援しています。

では、今夜もゆっくりと幸せな夢を。
オレみたいに風邪をひかないように暖かくして寝るんだぞ?

おやすみ。

<余談>

今夜も『猫侍』を奴と観たのだが、2人で玉之丞を「可愛い、可愛い!」と言って騒いでいたら、急に猫様がクルルクルルル!と甲高い声で鳴き出した。
そしてテーブルクロスにジャレついたと思ったら引きずり落として、オレ達に向かって「撫でろ、抱っこしろ!」と言うように詰め寄ってきた。

あんな猫様を見るのは初めてだった。
どうやら嫉妬したらしい(汗)
猫の嫉妬深さは知っていたが、まさかテレビに出ている猫にまで嫉妬するとは。

お陰で奴は猫様のご機嫌取りに大変だった。
「オレの猫はお前だけだよ。お前が一番可愛いんだ。愛してるよ」と、そんな事を言いながら猫様を撫で続けていた。

猫を飼われている方はご注意を。
どのお宅の猫ちゃんも、飼い主さんの愛情を独占して自分だけを目一杯可愛がって欲しいものだからな。

ではまた明日!

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こんな夜には暖かな腕に包まれたくなるもの
Sun.20.10.2013 Posted in 恋愛
昨夜の雨音は悪くなかった。
降り始めた時には『また雨か』と思ったものだが、会社に置いてある予備の傘を差して奴と歩くのは楽しかった。

「降り始めちゃったね」
「明日も降るらしい。寒いから温かいものが食べたいな」
「寒い?」
「寒くないか?」
「寒いんだね」

レストランへと続く道は暗くて人影もなかった。
奴はオレの肩を抱いた。
奴に抱かれたところから温もりが広がり、雨の夜の寒さが気にならなくなった。

2013_10_20_3.jpg

奴のお気に入りのイタリアンレストランに入った。
そこで窓の外に降る雨を眺めながら、温かなミネストローネや焼きたてのピザを口にした。

雨は止みそうになかった。
こんな冷え込む夜には赤ワインが合いそうだったが、生憎はオレは近くの駐車場に車を停めっぱなしだったので飲むことはできなかった。

「貴方は飲んだら良いぞ」
「オレも良いよ」
「今日は休みを返上して頑張ったんだから、少しぐらい飲めば良いのに。こんな日にテーブルにワインがないのは寂しい」
「……そう?」

奴は店のお勧めの赤ワインを注文した。
そして間もなくやって来たギターの弾き語りの方にチップを渡して、陽気に一緒に歌ったりハグを交わしていた。

オレはそれを眺めながら良い光景だな……と思った。
奴が楽しそうにしている姿を見るのは大好きだ。何故かたまに感極まって泣きたくなる時もある。

そしてそんな時には必ず思う。
一人で居る事が何よりも好きだったオレが、こんな風に誰かの幸せを心から喜べる気持ちを持てて嬉しい、と。

「楽しくて食べ過ぎちゃった」
「良かったな」

駐車場まで5分。
気温はますます低くなっていたが、一本の傘を差して身体を寄せていたのでそれほど寒くはなかった。
奴はレストランで歌った曲を口笛で吹いていた。オレが「上手いな」と言うと、「ありがとう」と笑って。

「ふう、でも急にこんなに寒くなるのは嫌だね」

車に乗ってから、奴はブルリと身体を震わせてそう言った。
奴は北欧生まれの為に寒さには強いが、それでも急激に気温が下がれば寒さに敏感になってしまうようだ。

「少し濡れたか?」
「腕をちょっとだけね」
「上着を脱いでこれを掛けてろ。久しぶりの登場だぞ」

オレはそう言って後部座席に手を伸ばした。
そして猫(ロシアンブルー)の形をした収納袋から毛布を取り出して奴の身体に掛けた。ついでに、その収納袋を奴に抱かせた。

「ふふふ、暖かい」
「風邪を引くなよ。休日出勤で風邪をひくなんて、これ以上つまらん事はない」
「お前もね。寒くない?」
「ああ、大丈夫」

オレは、毛布に包まって喜んでいる奴にキスをして頭を撫でた。
それから車を発進させて猫様が待つ我が家へと向かった。

楽しい休日出勤だった。
だがきっと、あんな休日出勤はあれが最初で最後だろうな。その記念にオレもワインを飲みたかったぜ(笑)

しかし、昨日は雨に当る事が何度かあって、少々気分的な問題で夜更かしをしてしまったのだが、それが悪かったのか風邪をひいたらしい。

と言っても少し喉が痛くて顔が火照る程度だ。
奴の処方(マヌカ蜂蜜)を飲んでいれば明日には治るだろう。
まったく、今年の滅茶苦茶な気候には困ったもんだ。明日は夏日に戻るらしいしな。

皆さんも、くれぐれも体調にはお気を付け下さい。
外を歩けばマスクをしている人の姿を良く見かける。
暖かな日でも夜になれば冷え込むので上着をお忘れなく。

では、引き続き楽しい日曜日の午後を。
また時間に余裕があれば深夜にお会いしましょう。

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休日のオフィスに舞い降りた天使
Sat.19.10.2013 Posted in 恋愛
休日のオフィスより、ごきげんよう。

それなりに良い調子で仕事をしているが、それでも土曜日は休みたいものだな。

ガランとした職場の光景を見ると休んでいる者達が羨ましくなる。
それに、下の階に行ったところで奴は……実は居るんだ(笑)

本当は休日だった筈の奴がどうして出勤しているかというと、こういう経緯があった。

『今はオフィス?』
『いや神谷町の◯◯ビル。オフィスに戻るのは……』
『そう。じゃあその頃には戻っているんだね?』
『ああ。ところで今夜の待ち合わせを楽しみにしてるぞ』
『オレも。Kiss』

と、奴とそんなメッセージの遣り取りをしたのだが、オレがオフィスに戻ってみれば何と、奴が受付のところで用務員さんと立ち話をしていた。

人違いかと思ったが、どう見ても奴だった。
見慣れたスーツ、ブラウニッシュブロンドの髪、真っ白な肌、遠くからでも判る大きな目、愛嬌たっぷりの奥歯まで見える笑い顔。

「Y君?」

と、オレは思わず声を掛けた。
すると奴はこちらを向いてこう言った。

「Rさん、ちょうど良いところに! 今、用務員さんからお菓子を貰ったんだ。これをお茶請けにコーヒーでもどうですか?」

お菓子って。
奴はお菓子をもらう為に会社に来たのか?(笑)

取り敢えずオレは了解して奴と共に販売機へと向かった。
そして訊いた、どうしてここに居るのかと。

「忘れ物をしたのを思い出したんだ。どうしても必要だという程のものでもなかったけど取りに来た。今夜はこの近くで待ち合わせだったしね」
「待ち合わせ時間はまだまだ先だろ? オレに言ってくれたら持ってきてやったのに」
「それも考えたけど、オフィスでその仕事を片付けてしまう事にしたんだ。……なんて、本当は休日出勤しているお前に付き合いたくなったからなんだ。一人で家に居ても退屈だったしね」

なんて嬉しい話だ。
休日出勤の心が侘しさが一気に潤った。

今日は不運かと思っていたが(あみだくじでハズレを引いたかのように休日出勤が決まった為)、奴の登場でそれは覆された。
さすがオレの猫天使様だ。いつも密かに頼りにしてるんだぜ。

「でもタイミングが良かったね。オレが来て少し用務員さんと話をしていたらすぐにお前が来て。ビックリした」

奴はそんな事を言ったが、それ以上にビックリさせられたのはオレだということを忘れているようだ(笑)

という訳で、本日の仕事が終わるまであと1時間半程。

床を見下ろせば奴のふわふわ巻毛の頭が見える(見えると思って見ればコンクリートの床の厚さなんて障害にならない)

さて、残りの仕事は奴の頭を猫可愛がりしながら片付けよう。
まったく楽しい休日出勤じゃないか。

皆さんも楽しい土曜日を。
夕方にも夜にも、楽しい出来事があるように祈ってるぜ。

では時間があればまた夜に。

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10分間のハピネス
Sat.19.10.2013 Posted in 恋愛
慌ただしい金曜日の夜だった。

奴は学校で、オレは個人的な要件で帰宅した後に呼び出された。
今夜はカレーを作るはずだったが明日か明後日の夜に延期になった。

「何時頃に帰る?」
「22時頃かな」
「そうか、オレはもう少し遅くなる」
「忙しいんだね」
「いや、ほとんど座ってるだけだ。暇だからPCで遊んでる」
「それなのに帰れないなんて!」

skypeのメッセージで奴とそんな遣り取りをした。
金曜日の夜が好きなのは、何よりも奴とゆっくりと過ごせるからなのにな。

帰宅した時刻は23時半を過ぎていた。
奴はもう眠るところで、歯を磨いてパジャマに着替えていた。

「すぐに寝るか?」
「ううん、お前を待っていたからもう少し起きてる」
「眠いだろう?」
「眠いけどお前と話がしたいから」

奴はそんな嬉しい事を言ってくれた。
だからオレはハーブティを淹れて奴に薦めた。
新調したばかりの長毛のカーペットに2人で寝転んで、暫し寛いだ時間を過ごした。

「あのね、お前に見せたいものがあるんだ」
「なんだ?」
「ふふ、お前が買ってくれたこれ、さっそく穿いてみた」
「ああ!」
「ね? だから起きて待っていたんだ。これを見せたくて」

奴はパジャマのボトムをペロリと下げてムーミンのパンツを見せてくれた。
最初は前方を。次にくるりと回ってお尻の方を。

その為にわざわざオレの帰宅を待っていてくれたとは!

オレはなんだかとても嬉しくなって奴を抱き締めた。
それだけでは足りなくて、ムーミンとスナフキンのプリントに包まれた奴の尻にキスをした。

「あはは、そんなに嬉しい?」
「嬉しい。愛してる、大好きだ」
「オレもだよ。愛してる」

それはほんの10分程度だったが、金曜日の夜を十分にハッピーにしてくれる出来事だった。
自分を強く見せなくてはならない仕事をしてきた後に、こんな無邪気な時間を過ごせたのがとても嬉しかった。ハーブティを飲むよりもずっと身体の緊張がほぐれてホッとした。

「そろそろ寝るよ」
「良い夢を見てくれ」
「明日も帰りを待ってる」
「ありがとう」

オレは優しく微笑んでくれる奴にキスをした。
そして奴を抱き上げて寝室のベッドまで運んだ。
もう一度おやすみのキスをして、奴の尻を可愛らしく包んでくれるムーミンを撫でて。

「おやすみ」

明日は、オレは仕事が入ったが頑張ろう。
明日の夕方には解放されてデートが出来る。
明日も早く起きて一番に奴の顔を見て、良い一日を始めるぞ。

という訳で、明日も充実した良い1日を。
明日も皆さんに楽しい事がたくさんあるように応援しています。

おやすみ。

<オマケ>
こういうボクサーパンツです。
渋目のグレー色が奴のうっすらピンク色のおちりを可愛く引き立ててくれていました。
2013_10_19_1.jpg

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嘘が終わる夜 - 過去語り act.22
Fri.18.10.2013 Posted in 過去語り
■これは奴と付き合う以前の過去を語っているエントリーです。

猫の親子がいた。
母親らしき大きな猫と、母親と同じような模様をした2匹の仔猫だ。

写真に撮れまいかと携帯のカメラを向けたが、その途端、猫達は一斉に逃げて行ってしまった。

辛い環境を生きて人間を恐れているのかもしれない。
可哀想な事をしたと思った。
同時に、良く似た3匹の猫の親子の写真を奴に見せられなくて残念だと思った。

「予約したRです」
「はい、お連れ様は先に見えられてます」

今夜もオレは、奴と会う場所にムードの良いラウンジを選んだ。
上司と部下が飲むだけで毎回そんな場所を選ぶ必要があるのかと、奴もそろそろ気付いても良い頃だった。

本当はもう気付いているんだろう?

いつもと変わらない奴の笑顔を眇めながら、オレは心の中で問った。
もしもそうなら、気付いていながもオレの誘いを断らないのはどうしてだ? と、訊いてみたくなった。
仄かな期待を込めて。
もっとも実際には、そんな事など訊けやしなかったが。

「早いね。もうクリスマスディナーの予約だって」

奴がドリンクの追加をしようとした時、スタッフがメニューと一緒にクリスマスディナーのチラシを持ってきた。
それを見て奴は「ステキだけど、やっぱりこういうところって高いね」と言ったので、オレはちょっとからかってやりたくなった。

「その日だけの特別メニューだし、シャンパンやケーキもセットだからな。食べてみたいなら予約するぞ?」

オレがそう言うと、奴は目を丸くして言葉を詰まらせた。
その顔はとても可愛くて可笑しかった。笑顔のまま固まってしまってな。

「え、いや、こんな高いのは……。それにRだってクリスマスは家族や恋人と過ごすんでしょう?」
「家族と過ごすクリスマスなんて15年前に終わっている。今は特定の相手もいないしな」
「判った、退屈なんだ? クリスマスに予定が何もなくて」
「正解。親しい友人はみんな恋人とデートだ。だけどYも彼女と予定があるんだろうな」

本当はTや友人達に誘われていた。
だが全て断るつもりでいたし、そんな風に言ってみれば、もしかしたら奴がオレと一緒にクリスマスを過ごしてくれるかもしれないと期待した(24日25日は絶対に無理でも)
それに、奴がどんなクリスマスを過ごすのか知りたかった。彼女と一緒に過ごす事は判っていたので、わざわざジェラシーを覚える為に訊くようなものだったが。

しかし、奴は何かを考えるように急に真面目な顔になった。
オレはヒヤッとした。下心を見抜かれたような気がして。

「恋人と過ごす約束をしている。でも判らないんだ、彼女は母国に帰るかもしれなくて」

奴のその台詞にオレは二重の意味でホッとした。
奴はオレを疑っている訳ではないと判って。それと、奴もクリスマスは一人で過ごす事になるかもしれないと判って。もっとも奴は彼女のいないクリスマスを寂しく思って急に真顔になった訳だから、どのみちオレがジェラシーを覚えるのは避けられなかった。

「そうなったら寂しいな」
「うん。そうなったら一緒に飲もうか? ここは高いから他のパブで」
「寂しい者同士が傷を舐め合うんだから、ここで豪勢なパーティをしても良いぞ?」
「駄目だって。暗い顔をしたオレ達が来たら幸せなカップル達の邪魔になっちゃう。もっと侘びしく飲もうよ。肩を寄せあって」
「ますます寂しくなりそうじゃないか」
「あはは、良いじゃない?」

ああ、本当はオレも『それで良い』と思っていた。
大好きな人と一緒なら、どんな場所でだって楽しいクリスマスになるに違いないから。

それに『肩を寄せあって』なんて最高だ。
ガード下にある寂れた飲み屋でグダグダになるまで酔っ酔っ払えは、その勢いでハグや頬へのキスぐらい出来そうに思えた。そして半分本気で、こんなクリスマスを一緒に過ごしてくれるお前を愛してるとも言ってしまえそうだった。

本当にそうならないかと思った。
奴にも、奴のガールフレンドにも申し訳ない話だが。
「だけど、一緒に過ごせたら良いな。彼女、母国に帰らないで」なんて心にもないことを言って罪悪感を誤魔化して。

「まあ、無理だったらRと飲むよ。クリスマス・イブとクリスマスに」
「2日もか?」
「いくら飲んでも放っておいてくれるバーに行こう。良い店を知ってるから」
「判った。ちょっと楽しみにしている。だけど」
「だけど?」
「こんな話をしたら良くないかもしれんが、Yは会社でもモテるからな。彼女いてもクリスマスに一緒に飲んで欲しいって子はいると思うぞ。それなのにオレと一緒で良いのか?」

なんてオレは、自分の気持ちを他人のせいにしてそんな事を口にした。
奴は笑った。そんな人なんていないよ、と。
目の前にいるのに。
彼女がいたって少しでもオレに想いを傾けているのなら、オレはそれだけで満足してしまいそうなのに。

「いや、いる。Yは絶対にそんな事はしないだろうが、寂しい時にだけ呼び出して遊んでくれるだけで満足するって人が」
「うん、しないよ。そんな事は」
「ああ、そんな都合の良い事、お前はしないだろうな。だけど相手はそうじゃない。都合の良いようにされたってお前を恨んだりはしないんだ。お前が会いたいと思った時にだけ会って、普段はまったく他人のフリをしても構わないんだ」

オレは少々、本気のムードで言ってしまったらしい。
奴はまたも笑顔を失くしてオレにこう訊いた。「それは、誰の事?」と。

もしもオレが女だったら、ここで涙を浮かべて「馬鹿」とか言えたかもしれんな。
だが生憎、ガタイの良い強面の同性だ。おまけに上司だ。

オレは落ち着きを取り戻して笑った。
そして、「いや、実際にそういう人を知っている訳じゃない。だが彼女のいるモテ男を健気に想う女の子って、たまにそんな考え方になるものらしい」と言った。心の中で『まあ、女の子ばかりじゃないが』と付け加えたが。

「そうなの? でもオレはそんなズルくなんてなれないよ」
「ああ、Yってそういう性格だよな。一途に彼女を大事にしていそうだ」
「それにオレはそんなにモテません」
「嘘つけ」
「Rこそ」
「オレこそまったくモテません。モテてるならクリスマスは予定でいっぱいだ」
「嘘つき、Rは面食なんだ。でね、本当にクリスマスは暇なの?」
「暇」

さっきのムードは一変して、オレ達はそんな話をしながら飲み直しを始めた。
相手を酔わせる事を面白がるように、相手のグラスにタップリとウイスキーを注ぎ合って。

だがオレはまだ心の中で惜しんでいた。
本当に、奴が少しでもオレに気があって、ちょっとだけズルくなってくれたら……と。
奴に都合の良いように利用されて、飽きたら捨てられても、それでも一時だけでも想いが叶うなら、それだけで十分に幸せであるように思えた。

一度だけでもあの唇にキスが出来たら。
一度だけでも本気で抱き締めてお前が好きだと言えたら。

情けない。
利用される人間なんて哀れでしかないと、様々な事情を抱える人達を見て思っていた筈なのにな。

「そういえばここに来る前に猫の親子を見たぞ」
「へえ、可愛かった?」
「ああ、母親らしい猫の後を、小さな2匹の仔猫がくっついて歩いていた。3匹ともそっくりな模様をしていてな」
「見たい。どの辺りで?」
「ここを出たら見に行くか? 逃げて行ったから、まだあの辺にいるかどうか判らないが」

オレの本音はいつも誤魔化しの会話に塗り潰される。

少し前まではそれも仕方がないと思っていた。
だが最近は、奴が同性愛者に理解のある人間ならば、ほんの少しだけ、気付くか気付かないかの程度に好きだという気持ちを伝えてしまいたいと思うようになっていた。

本音を包み隠してきた『袋』が満杯になって破れたのかもしれない。
あるいは、付き合えば付き合うほど奴が好きになって胸の苦しさが限界になったのかもしれない。

「そろそろここを出て、本当に行ってみるか?」
「行きたい」
「判った」

猫の事で屈託ない笑顔を見せる奴の言うことをなんでも聞いてやりたい心境だった。

あの猫の親子がまたその辺りにいれば良いなと思った。
そうしたら奴はもっと喜んでくれるから。

■今回の過去語りは次回の過去語りに続きます。

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デスクの下の怪談
Fri.18.10.2013 Posted in SM・フェチ
今夜は奴と待ち合わせて中華レストランへ行った。
最初は居酒屋に行くつもりだったが、奴が「中華も良くない? このところ行ってなかったし」と言ったので中華に変更した。

近頃は夜になると気温が下がる。
暗くなってオフィスを出ると温かなものを口にしたくなるのだが、栄養たっぷりのフカヒレスープは大正解だった。

2013_10_16_1.jpg

身体が温まると会話も弾んだ。
今日の会社での出来事、友人との出来事、ここだけの内緒話。そんな話を楽しく語りながら食べる飲茶や五目焼きそばも美味しかった。

「今夜は珍しく紹興酒を飲みたがらないね?」
「ちょっとは真面目に身体を大切にしないとな」
「ふふ、オレの為にもそうして」
「貴方の為と言われたら、ますます頑張らないとな」

そんなほのぼのとした話の後、何故か怪談話となった。
最近見た映画の話となって、そういえばホラー映画を観ていないといった流れからそうなった。

「日本の映画や漫画にあるような、布団の中やデスクの下から亡霊が現れて何かされるのは、リアルにやられたら物凄く怖いだろうな」
「お前は怖がりだから心臓が飛び出しちゃうんじゃない?」
「ショック死するぞ」
「布団なら一緒に寝てお前を守ってあげられるけど、デスクの下は難しいね」

そしてデザートのメロンを食べ終わってそろそろレストランを出ようとした時だ。

オレの仕事用の携帯が鳴った。
少々嫌な予感がして出てみれば、案の定、取引先のご要望があって今夜中にまとめてしまわなければならない仕事が出来た。

今夜は帰宅したらゆっくり風呂に入って、真っ暗にした寝室でホラー映画鑑賞をしようと思ったのにな。
オレはフッと溜息を吐いて、「こんな急な仕事こそが一番のホラーだな」と奴に言った。

「可哀想。お茶を淹れてあげる」
「渋い紅茶を頼む」
「あとは、何か手伝えない?」
「どうせ1時間もあれば出来るから……」

と言ったところでオレは思い付いた。さっきのホラー映画の話題を思い出して。

「……いや、デスクの下でオレを慰めてくれ」と(冗談で)奴に言ったのだが、奴は気軽に「良いよ」と言ってくれた。

オレは逆に驚かされた(汗)

実は、デスクの下で云々……という願望は以前から持っていたが、逆の立場でだ。
オレが奴隷としてデスクの下に潜り、仕事や食事などをしている奴にご奉仕するという非現実的なエッチ遊びをしてみたいと前々から思っていた。

しかし、そういえば今日の昼間はあんなメッセージの遣り取りをしたからな。だから奴はオレを口で攻撃する気分になっていたのかもしれない。マスカラを塗ってオレのものをガジガジと噛み付いて。

さて、自宅に帰ってオレはさっそく仕事に取り掛かった。
すると10分ぐらいして奴が紅茶を持って部屋に入ってきた。そして紅茶をデスクの上に置いて、オレの顔を覗き込んだ。

「ありがとう」
「うん」
「……思ったより早く終わりそうだが、デスクの下に入るか?」
「あはは、面白そうだって思っていたんだ」

奴は笑いながらそう言ってオレの頭を撫でた。
それからオレの椅子を勝手に回転させて、オレの足を避けさせてデスクの下に潜り込んだ。

「狭い」
「そうだろう」
「狭くて暗いよ。本当に猫になったみたい」
「あはは、可愛いな。オヤツのササミを持ってきてやるか?」
「ううん、オヤツはここにあるから」

それはとても刺激的な瞬間だった。
オレは普通にデスクに向かって仕事をしているのに、奴はその足元でオレのものを手で探って遊び始めた。

「……仕事どころじゃない」
「駄目だよ。お前がこんな時間から仕事をするっていうからオレは慰めるんだ」
「難しい……」

オレは懸命に仕事に集中しようとした。
だが、奴の手がスーツのファスナーを開き、温かな手でオレのものを生で握れば、途端に集中力は霧散して欲望に突っ走りたくなった。

「ん、こんなにして……ちゃんと仕事をしてる?」

奴は意地悪な声音でそう囁いて、根本から先端に向けて唇を這わせた。
オレは奴の悪意に満ちた悪戯に下半身を怒張させて溜息を吐いた。このブログで偉そうに変態を自負しているオレだが、こんな程度の行為で余裕を失くすお子様だった事を自覚しながら。

「仕事を中断したい」
「駄目だよ、中断したら……んん、止めるから」

奴は巧みに舌を踊らせた。
淫らにも唾液でヌメらせたそれを両手で弄びながら。

あんな状況で平然と仕事が続けられる人間などそうそう居ないだろう。
奴はオレを慰めると言いつつ、しっかりと虐めてくれた。

最後はどうなったかと言えば……。

堪え性のないお子様のオレは、いきり立つ興奮に任せて奴の腕を掴んで引っ張った。奴を壁に押さえ付けて背後から激しくやってしまおう等と思いながら。

だが奴はニヤリと笑って「駄目」と言い、再び暗いデスクの下でオレのものを弄んだ。
奴にあんな顔をされたらオレは従うしかない。意地悪な微笑みには絶対に逆らえない哀しいマゾの性だ。

「亡霊っていうか、化け猫っぽいぞ……」
「にゃーん。お仕事をしなさい」

オレにとって最も怖いものは『お化け』でも『急な仕事』ではなく、『化け猫の奴』なのかもしれん。

しかし今日のアレでそれほど興奮してしまったからな。奴が睫毛をバサバサにして噛み付いてきたらオレはすぐに出してしまうかもしれん。奴に牙を立てられたまま。……実にマゾ臭いイき方だがオレらしいイき方だ。

という訳で、
今夜はブログを書かないつもりだったが、この興奮を書き留めずにはいられなくて夜更かしをして書いてしまった。

オレは本当に下らない事(下の事?)にばかり夢中になる人間だ。
その情熱を他分野に活かせたなら、もう少し効率的な人生になっていたような気がする。だが生憎の屈折した変態さんだからな。

しかしブログはもうちょっと真面目に書くべきか。
下ネタよりも書かなくてはならない事があるしな。
それから、コメント返信が非常に不定期なのも申し訳なく思っています。すみません。

では、今夜もゆっくりと楽しい夢を。
明日の金曜日、たくさんの幸運い恵まれるように応援しています。

おやすみ。
オレの大好きな皆さん。

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黒猫の悪戯
Thu.17.10.2013 Posted in SM・フェチ
昼休みの前、奴は書類の入ったファイルをオレに寄越した。
ペラペラとその中をめくると、5枚目の下に黒猫のポストカードが挟んだあった。

ああ、この前言っていた……。

オレは自分のブースの中に入り、人目を避けるように背中を丸めてカードに書かれた文字を読んだ。

『週末に買ったマスカラはセクシーな仕事をする。この黒猫のように』

口元が綻んだ。
オレはカードの文字にキスをして、iPhoneを取り出して返事を書いた。

『真っ黒に睫毛を塗った目でオレを見上げながら舐めてくれ』

そんなメールを奴に送れば、数分後には返信が来た。

『週末に。でも黒猫はお昼ご飯をあまり食べられなくて飢えているから牙を立てるかもしれない』

オレはその文章に興奮を感じた。
それまで手を付けていた書類を放ってまたiPhoneに向かって返信を書いた。

『良いぞ。牙を立てて喰いついてくれ。だがそれで傷を負ったら少しは舐めてくれるんだろう?』

『そうだね。苦痛に歪むお前の顔に満腹になったら優しくしてあげる。でも、それでお前が気持ち良さそうな顔をしたらまた噛み付いてしまうかもしれない。お前の顔をじっと見詰めているよ』

ふと、黒猫のように目の周囲を黒々と縁取った奴の顔が頭に浮かんだ。

その淫らなまでに長い睫毛は奴のブルーの瞳を際立たせ、まるで本当の獣の目であるかのように見せてくれるように思えた。

時に文章というものは、実際にそれを見たりたり触れたりする以上に興奮を掻き立てる。
脳に刻まれたイメージに捕らわれて淫らな欲望に頭がいっぱいになり、それを発散しない限り何も手に付かなくなる。

オレは席を立って、たいした用事もないくせに外回りに出た。
そのままオフィスにいてはトイレに入って自慰に耽ってしまいそうだったから(苦笑)

悪戯な黒猫ちゃんは、そんなオレの葛藤も知らずに元気に仕事をしているのだろう。

ああ、だがそれで良い。
貴方の気づかぬところでもオレを翻弄していれば良い。
貴方はオレのサディスティックなご主人様だからな。

……だがちょっと憎いので、今夜は少しだけお仕置きをしてやるぞ(小声)

ところで、ムーミンお鍋セットが一向に当たらないのだがパソコンの故障を疑うべきか?

では、また夜に。
午後も皆さんに楽しい出来事がたくさんありますように。

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今夜のルージュはデザートワイン
Wed.16.10.2013 Posted in 恋愛
自宅に戻って、ごきげんよう。

今日の午前中は台風の影響で仕事が混乱した。
だが午後にはガラリと暇になったので、午前中の騒動を労うメールを奴に送った。

『お疲れさま。こっちはすっかり暇になったが、そっちはどうだ?』
『同じ。みんな午前中で疲れてボンヤリしてる』
『眠気覚ましに珈琲でもどうだ? 空が晴れたし、◯◯ビルの庭で』
『良いね。じゃあ10分後に』

オレは奴よりも5分先に缶コーヒーを買って◯◯ビルの庭に出た。
そしてベンチに座ってさり気なくiPadを見ていると、オレと同じ缶コーヒーを持った奴がやってきた。

「Y君じゃないか。お疲れ様」
「Rさんも休憩ですか? お疲れ様です!」

なんて白々しい挨拶を交わすのは実に楽しい。
その下手な演技はまるでイメージクラブでオフィス・ラブプレイをしているようで心が踊る。面白くて刺激的だ。

オレは奴に隣に座るようにと促した。
奴はクスクスと笑いながら座り、こちらを向いて片目を瞑った。

白い雲の間から眩しい太陽と青い空が見えた。
少し風は強かったが、嵐の去った後の清々しさでいっぱいだった。

「気持ち良いね」
「ああ、ここに寝転んで昼寝をしたくなる」
「オレの膝を枕にして寝る?」
「寝たい。ごろにゃーんって」
「あはは、猫ちゃんの頭を撫でてあげるよ」

気持ちの良い風の所為で、オレはとても良い気分になっていた。
隣で笑っている奴の顔を見詰めていると、ほのぼのとした愛しい気持ちが込み上げて、その唇にキスがしたくなった。

勿論、周囲には人がいたので出来なかった。
だが、そんな甘く仄かな欲望を抱きながら奴を見詰めているのも初々しくて良いものだと思った。

「なあ、Y君。今夜、一緒に飲みに行かないか?」
「残念。今夜は遅くまで残業になっちゃった」
「そうか……。今夜は旨い酒が飲めそうだと思ったんだがな」
「それに、昨夜飲んだから駄目だよ」
「……昨夜の事は忘れないか?」
「ふふふ、どうしようかな」

嵐が去った夜に飲まないなんて野暮じゃないか?
オレは奴を口説こうとしたが奴はなかなか手ごわかった。

だが、ベンチから立ち上がってオフィスに戻ろうとした時、とても気持ちの良い風がそよいで奴の気持ちを変えてくれた。

いや、もしかすると奴は最初から許してくれるつもりだったのかもしれないな。ギリギリまでオレを焦らすのが好きだし、それに頑固なようでオレのお願い事にはいつも甘くなってくれる(のろけ)

「でも一杯だけだよ」
「判った、大ジョッキでワイン一杯」
「ダメー!」
「冗談だって。じゃあ美味しいワインを買っておく」
「もう、仕方がないね」

了解、一杯だけというのは必ず守るぜ。

だけど貴方がワインに口を付けたらすぐにキスさせてくれ。
昼間キスしたいと思った気持ちは、今もまだそのままだから。
本当はワインが飲みたいというよりも、甘いデザートワインに濡れた貴方の唇にキスがしたかったのかもな。

という訳で、甘い貴腐ワインを買って来た。

奴の帰宅は22時頃になるのでチーズやオリーブは省略。
オレも少しは健康に積極的になろう。いつも甘えてばかりでは、奴を困らせてしまうからな。

皆さんも楽しい夜を。

今日は台風の強風の中をお疲れ様でした。
北海道の帯広などでは初雪が降ったそうだが、急な冷え込みの中で大変な思いをされた方もいらっしゃるのだろうな。

今夜は暖かくしてゆっくりとお過ごし下さい。
宜しければオレ達と共にワインで乾杯して(笑)

■お詫びです。メールでのコメント返信が遅くなっております。明日の夜辺りまでお待ちください。申し訳ありません。

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嵐の夜の魔法
Tue.15.10.2013 Posted in 恋愛
奴に買ってもらった黒猫ポーチと紅茶に温もりながら、ごきげんよう

2013_10_15_1.jpg
■maryのハロウィン限定品。黒猫でオッドアイは珍しくて個人的にプレミア品。これを教えて下さったマキさん、ありがとうございました! 欲しいと言ったら奴が買ってくれました(笑)

「今夜は早く帰ってゆっくり鍋でも食べるか?」
「そうだね。鍋なら、すき焼きが良いな」
「判った。オレが先に会社を出るから肉や野菜を買っておく」
「ありがとう。オレも早く帰るからね。あ、ゲロルはオレが買うよ」

台風の夜は何やら楽しい。
オレは奴と電話ですき焼きの約束を交わして、仕事を早く切り上げて会社を出た。

既に雨は降っていたが、今夜から明日の朝に掛けてはもっと荒れるのだろう。
万が一の為に少々余分に食材を買った。
ついでに白ワインも買った。台風の影響で空気が湿った今夜、良く冷やしたのを一杯だけ奴と飲みたいと思った。

すき焼きはとても美味しかった。
食べる前に冷たいワインで乾杯したが、食べた後も喉を心地良く潤したくてもう一杯だけ飲む事にした。

「外、少しずつ荒れてきたね」
「ベランダに出てみるか?」
「ふふ、そうだね」

2人でベランダに出た。
嵐の夜は何となく魅惑的で心が踊る。

雨と風は多少強くなってきていた。
今後もっと酷くなっていく事を思えばはしゃいでばかりもいられなかったが、今はまだ子供のように無邪気にしていたかった。

「雨が混じった風が気持ち良い!」
「今、外を歩いたらかなり濡れるね」
「ここでもちょっと濡れるぐらいだ。ああ、何だかテンションが上がるぜ」
「あはは、もう一杯飲む?」
「グラスに注いで持ってくる」

2杯だけの筈のワインは3杯になった。
台風の風雨は魔法のように、奴の頑固な心を柔らかく溶かしてしまった(普段の奴なら絶に「駄目、1杯だけ!」と言った筈)

3杯目のワインは、嵐の空気に酔っていたオレ達をますます酔わせてくれた。
ワインを飲み干した時に何となくキスを交わしたが、雨の混じる荒い風に吹かれながらキスをするのが刺激的でエスカレートした。

「ここで?」
「口で。ベランダの電気を消すから」
「消して。でも、それだけじゃ物足りない。きっと、オレに奉仕をするお前の背中に爪を立ててしまうよ」
「ここで調教か?」
「電気を消すから。さあ脱いで、ここで全部」

ベランダの電気を消せば辺りは真っ暗になった。
だが雨は街灯によって白く輝きながら、服を全て脱ぎ捨てたオレの肌に降り注いだ。

小さなベンチに座る奴の足の合間に顔を寄せてそれにキスをした。
根本から先端まで隈なくキスをして、それから口の中で愛撫を始めた。

奴は次第に息を弾ませていった。
雨音が激しくなって行く中、オレをますます淫らな気持ちにさせるように大胆に足を開いて嬌声まで漏らした。

そしてオレの舌に先走りの液を溢れさせた頃、オレの背中に思い切り爪を立てた。
その痛みにオレが「うっ」と声を漏らせば、奴はオレをからかうように笑い声を立てて強く背中を引っ掻いた。

「こんなところでそんなに足を開いて、随分といやらしい格好だぞ」
「さっきからお前がここも舐めたそうにしているからだ」
「……ああ、その通りだ。降参するから舐めさせてくれ」
「良いよ。でも、もっと強く引っ掻くかもしれない」

奴はオレの肩に両足を乗せて尻を前の方へ突き出した。
オレは頷き、その窪みに興奮に濡れた舌先を踊らせた。片手で奴のものを擦り、もう片手で自分のものも擦りながら。

嵐の夜のベランダにて新しく付けられた傷は2つ。
1つは背中で、熱を持つほどの引っかき傷。
もう1つは左腕で、明日には消えてしまいそうな爪の形。

ベランダから引き上げる時、お互いにすっかり身体を濡らしていた。
だがそれは雨の為だけでなく、快楽に夢中になった汗の為でもあった。

「喉が乾いた。もう一杯、良いか?」

オレは全裸のまま奴にそう訊いた。
だが奴の返事は「NO」。冷蔵庫の中にたくさんあるゲロルシュタイナーを飲みなさい、との事だった。

快楽が引いたと共に、奴に掛けられていた嵐の魔法まで消えてしまったようだ。

明日の夜まで嵐が続けば良いのに。
そうすれば明日もまた楽しめそうだし、仕事も休みになりそうだ。

==========

という訳で、明日の天気が気になるところだ。
明日は交通状態が滅茶苦茶になるようなので、仕事や学校に行かれる方はご注意下さい。

それでも明日も楽しい事がありますように。

では、今夜もゆっくりと幸せな夢を。
おやすみ。

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猫と鞭
Tue.15.10.2013 Posted in 恋愛
午後の休憩時間に、ごきげんよう。

昨夜、眠る前に『テレプシコーラ 2部(山岸凉子作のバレエ漫画)』を読み終わったせいかおかしな夢を見た。

オレは高校生ぐらいだったと思う。
とあるバレエ教室に通う事になったのだが、そこにステキな王子様がいて猛烈な一目惚れをしてしまう。

しかし彼には黒鳥のようなパートナー(バレエ上での)がいて、オレは何とか彼女を避けながらも王子様に接触しようと試みるのだが……。

まるで少女マンガのような面白い夢だった。
願わくば物語がハッピーエンドで完結するまで目覚めたくなかった。

しかし、面白かったと思うと共に、ちょっと寂しくなった。
舞台で踊る事を止めてしまわなければ良かったと、たまに思うその気持ちが込み上げて。
バレエ教室でレッスンを受けていた日々は、本当に夢のように情熱的で自分の胸を限りなく満たしてくれていたから。

とは言え、夢を諦める理由は様々であり、当時のオレは本当に限界を感じていたのだから仕方がない。
過ぎてしまえば夢の如しというが、当時の少年Rは、様々事を悟った今のRには理解できない状態に追い込まれて逃げ出す事しか考えられなかったのだから。

だが、それでもオレは若い方々に忠告したい。
逃げ出せば一生の後悔が付きまとうかもしれないという事を覚えていて欲しい。
時間を戻す事は不可能であり、若い頃にしか出来ないものというのは確実にあるのだから、逃げ出す理由と自分の一生を天秤にかけてから止める決意をして欲しい。

特に、両親への憎しみや復讐心などに駆られて、「こうなったのはお前のせいだ。これで満足か?」といった気持ちを抱いているのなら、余計に頑張って欲しいと思って止まない。

と、このブログで説教臭いを事を書くのはこれで最初で最後にしたい。オレは誰かに何かを言えるような出来た人間ではないからな。

話は変わるが、日曜日深夜23時からBSフジで放映された『猫侍』には萌えたぜ!

【画像集】ドラマ「猫侍」が可愛すぎる

「可愛い!」
「北村さんが純朴な貧乏すぎて愛しい!」
「ただの猫バカだろう!」

と、奴とベッドの上で飛び跳ねながら観た。

だがこの番組、30分なんだな。
前々から楽しみにしていたのにさっさと終わったものだから、「もう終わり!?」と玉之丞(猫の名前)を取り上げられた気分になった。

しかし来年には劇場版が上映されるのが嬉しい。奴と手を握り合って猫に悶えながら観てしまうだろう。そしてその帰りには猫カフェでデートだ。

それに、週イチの楽しみが出来たから嬉しい。
テレビ番組を楽しみにするなんて10年ぶりぐらいだが、オレ達が観られるような番組を作ってくれるならちゃんと観るようになるもんだな。楽しいところに人は集まるという法則は絶対的だ。

「玉之丞ってシロ子に似てるね」
「オレもちょっとそう思った。あと5kgぐらい痩せたら」
「そうだ、全然ダイエットしていないみたいだからお仕置きだ」
「飼ってるのオレじゃなくて妹なんだぞ!」

猫侍の後はベッドでお仕置きごっこをして遊んだ。
奴に尻をペンペンされてオレは幸せだった。ついでに腹の上に跨がられて天国を感じた。

今週も平日が始まったが、週末には奴にペンペンしてもらえる。
だから今週も何があっても乗り切れられるだろう。オレはマゾヒストとしての幸せを手に入れているのだから(大袈裟)

という訳で、皆さんも充実した日々をお過ごし下さい。
今週も最後まで幸運な出来事がたくさん起きるように応援しています。

<余談>
しかし台風の影響で明日の仕事は全て吹っ飛びそうだ。
明日は地方から来られる方とばかり商談があったが、午前中は暴風雨で新幹線も飛行機も止まるかもしれないからな。
皆さんも明日の天気にはお気を付け下さい。

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ネコネコ宅急便シークレットメッセージサービス
Tue.15.10.2013 Posted in 恋愛
ベッドに入る前に、ごきげんよう。

今夜も月明かりがキレイだったし、野良猫は気ままに駐車場で香箱を作っていた。

だが平穏な休日は今日で終わりだ。
十分に遊んだつもりだったが足りない。いや、楽しかったからこそ終わって欲しくないのだろうな。

今夜もいろいろと書きたい事はあるが、明日に備えてまた後日に。

もっとも今日は特別な事は何もしなかった。
部屋の大掃除をして模様替えをして、一休みの時にDVDを観ていたら一日のほとんどが終わった……という感じだ。

だが掃除の時に面白いものを発見した。
猫の写真集の中に挟まっていた数枚の猫のポストカードだ。
それは奴と付き合って間もない頃、オフィスでオレが奴に渡したものだった。

当時のオレはとても浮かれていた。
奴と付き合えるようになったのが嬉しくて、たまにオフィスで人目を盗んで奴の気を引いていた。
報告用のファイルを利用して、書店で見付けた猫のポストカードを書類の中に紛れ込ませて奴に渡したりして。

『隠れている猫を見付けた。ありがとう。可愛いね。愛しているよ』

奴からそんなメールが来ると、オレは胸は溶けそうになった。
何度もメールを読み返して、その前向きな情熱を午後の仕事へのエネルギーにしたものだった。

今は部署が変わってしまったからな。
そんな恋愛ゲームが出来なくなって物凄く残念だ。当時はとても楽しかったから。

だが、たまに思う。
あのままずっと同じ部署にいたら……恐らくオレは周囲にバレて会社にいられなくなっただろうと。オレは隠し事が下手で、顔や態度にもろに出てしまう人間のようだからな(笑)

「猫のカード、もっと欲しかった」
「そうなのか?」
「うん、メッセージももっと書いて欲しかった」
「そうか……」
「またこういうのをやりたくなっちゃった。今度はオレからお前に渡そうかな?」
「だけど、たまにしかファイルを渡す要件はなくなっただろう?」
「仕事の要件がなくても渡したって良いじゃない」

部屋の模様替えの一休み中にそんな話をした。

確かにそうだ。
オフィスラブのメッセージは仕事の要件のついでに渡さなくてはならないというルールはない。仕事抜きで、仕事のフリをして渡しても構わない筈だ。

だからオレは「待っている」と答えた。
奴は頷いて、「返事は猫のカードでね」と言った。

奴はいつオレにカードを渡してくれるのだろうな?
今日か? 明日か?
それを待つオフィスでの日々はなかなか楽しそうだ。

しかし周囲に怪しまれないように頻繁に遣り取りする事はできないだろうな。
しかしそれでも嬉しい。たまにしか交わせなくても、当時に戻ったように恋愛ゲームが出来るなら。

「また猫のカードを買っておくぜ」
「楽しみだ。オレはお前の文字が好きだから、本当はメールやチャットの遣り取りを少し物足りなく感じていた」
「変わってるな、オレは癖の強い文字だろう。だけど同感だ。オレも貴方の書いた文字を読みたい」
「ね? その方がずっと良いよね」

ああ、猫のカードを買っておこう。
滑りの良いペンも。

それからメッセージの内容も考えておかなくてはな。
当時は、『今日は何を書こう?』とワクワクしたものだが、ゲームを再開させたらまたそんな気分に夢中になってしまうかもしれんな。

おっと、短信のつもりが長くなった。
今日、奴からもらったものも自慢したかったが、それはまた明日に。

明日から平日が始まるが、今週は4日しかない。楽しく乗り切ろうな。

今週も皆さんが幸運であるように祈っています。
健康を損ねることなく元気で、いろいろな願い事も叶いますように。

では、今夜も心地良く楽しい夢を。
おやすみ。

<追記>
■禁酒と手を付けていない食料が冷蔵庫にたくさんあった為に今年のドイツフェスティバルには行きそびれました。
■『今日の追記を見る』からコメント返信をどうぞ。

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遠い山に日が落ちても、太陽は世界に1つだけ
Mon.14.10.2013 Posted in 恋愛
「そういえばこのホテル、2年ぐらい前に入ろうとしたらどのレストランも満席で断られたよね」
「良く覚えていたな」
「忘れないよ。お前とのデートの事は」

2013_10_13_3.jpg

昨日の昼下がり、オレ達はシャンパンで乾杯した後にそんな甘い会話を楽しんでいた。

過去の話が出れば当日のオレ達の事も思い出される。
あれは確かクリスマスの近い夜だった。
急にロマンティックな気分となって奴をそのホテルに誘ったが、生憎の満席の上に満室で恥ずかしい思いをした(苦笑)

あれ以来オレは、人気のホテルやレストランには必ず予約してから行く事にしている。
人間とは恥ずかしい失敗を経て成長して行くものなのだ。
もう二度と、奴をロビーで長時間待たせた挙句に、行くあてを失って寒い冬空の元をウロウロと歩かせたりはしないぞ。

……そういえば一度だけ、財布を忘れて奴のカードを借りた事もあったな(泣)

2013_10_13_2.jpg

アフタヌーンティーをオーダーして、そのホテルのオリジナルブレンドティーを堪能した。

スイーツの多さに奴は目を丸くしたが、様々な話をしながら長く居座れば、スイーツもサンドイッチもキッシュもスコーンも何時の間にかなくなって口が寂しくなった。

「紅茶、同じ物を追加しようかな」
「オレもそうしようと思っていた」
「仄かな渋みが良いね。甘さと合わさって口に良く馴染む」
「香りも良い。ここの味は気に入ったか?」
「うん、とっても」

奴の笑顔を見て、オレは心の中にメモを取った。
奴のお気に入りの店が追加。
今年こそ年末に利用するのも良いかもしれない、と。去年と一昨年は同じホテルを利用していたので、今年はどうしようかと実は悩んでいたので好都合だった。

紅茶を飲みながら語らっている最中、オレはちょっとした事を思い出して席を立った。

実は、このホテルのレストルームが素晴らしいという話をご親切な読者様から聞いていたので拝見しようと思ったのだが、なんと物凄く混雑していたので断念した(汗)

連休中の上に、何やらパーティが何組が重なっていたようで、エントランスもフロントもかなり混雑していた。
また機会を改めて、今度は平日の昼間に来てみよう。
部下と昼間の情事の為にホテルで密会するのも良さそうだ。昼間から優雅にシャンパンで乾杯して、フレンチのランチコースを食べて、それから息を潜めておトイレ探検……興奮にゾクゾクするぜ(笑)

「ええ! 本当にするつもり?」
「する、付いて来てくれ」
「あはは! 良いよ、やりたい!」

奴はこの馬鹿馬鹿しい計画にノリノリになってくれた。
さすがフェチスト。童心を忘れない良い子だぜ。

という事で、近日中(今月中?)に某ラグジュアリーホテルのお手洗い探索エントリーを上げさせて頂きますm(__)m
いや、その時はランチではなく、昼間からバーに入って飲むのも良いな。ハムやフルーツをつまみながら。つい何杯か飲んで、オフィスに戻りたくなくなってしまいそうだが(流されやすい人間ですので)

2013_10_13_1.jpg

レストランを出た後は、皇居の方を散歩した。

天気が良かったので観光客が随分と来ていた。
穏やかな秋の日に見る皇居も美しいな。
夕暮れ時には風が冷たくなってしまったが、それでも完全に日が落ちるまでは帰るのが勿体なかった。

「寒くない?」
「貴方は?」
「オレは全然。でもお前はちょっと寒そうだ」
「ああ、実はちょっとな」
「今日は素直なんだね。いつも隠すくせに」

奴はニッと笑ってオレに身体を寄せた。上着の裾に隠すように、そっとオレと指を繋いで。

オレも奴に笑い返した。
心の中では安心していた。「寒い」と答えたら「早く帰ろう」と言われるかと思ったが、奴はそうは言わなくて。
むしろ奴はオレの気持ちを判っていたから、その台詞を言わなかったのかもしれない。

日が落ちるまで明日の話をした。
連休の最後の日はどう過ごす? と。

色々な提案が出たが、さて?
今日はどう過ごしたのかは、明日か今夜のエントリーにて。

「やっぱり秋ってステキな季節だね。色々なところに行きたくなっちゃうよ」
「貴方の行きたいところ、どこにでも連れて行くぞ」
「ありがとう。今年のハロウィンも楽しみにしてるよ」
「オレもだ」

奴はニコニコしながらオレを見て、指先でオレの指を軽くムニムニとこねた。
そして小声で「キスしたい」と言った。
その言葉でオレはようやくその場から立ち去る事を決めた。
温かな部屋に早く帰って、キスをしていちゃ付きたくなったから。

という訳で、これからまた外出だ。
奴が行きたがるところには本当にどこにでも行くぞ。
今すぐには行けない遠いところもあるが、そこにもいつか必ず行く。

では、皆さんも連休最後の日の午後をお楽しみ下さい。
今夜は美味しいものを食べて盛り上がろうな!

■今夜、また短信となりますがコメント返信をさせて頂きますm(__)m

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快適な寝付きは楽しい時間から
Sun.13.10.2013 Posted in SM・フェチ
今回の連休はなかなか忙しい。
昨夜は朝から出かけて夜は外泊で、今日も朝から出かけて和食洋食スイーツと食べ過ぎて来た(今日は腹が忙しいばかりだったな)

昨日の昼間は、奴とオレの共通の友人2人とで都内を遊び回った。
夜まで一緒にいるつもりだったが、友人の1人が途中で泥酔して凶暴になってな(汗) 予定を変更して彼を自宅へ強制送還して、その後は奴と早々にホテルに行った。

連休のせいで人気のホテルも空室が目立った。
だがそれでも土曜日だった為にバルコニーにジャグジーのあるスイートルームは満室だった。

仕方がないので普通の部屋へ。
秋の夜風に婦人警官の腕章を翻した奴の姿が見られなくて残念だった。

2013_10_12_3.jpg
■生きた熱帯魚の泳ぐ水槽も綺麗なのがこのホテルの良いところ。出入りの時に誰にも会わないのも都合が良い。

「ブルーのドレスじゃなくてまた婦警さんの格好をするのか?」
「こっちの方がクレイジーで面白いでしょう?」
「まあな」
「お前は変態だからこっちの方が興奮するくせに」
「いや、そんなことはないぞ? エレガントなドレスだって、あう!」
「ほら、立派に興奮してる」

奴はオレのご子息に膝をグリグリと押し付けた。
反論はしないでおこう。
確かにオレは正気じゃないものに興奮する。エレガントな美しさも好きだが、その実、その美しさの中に見い出せる倒錯的な妄想に惹かれている場合がほとんどだ。

例えば、薔薇の花はそれだけでも美しいが、その花弁や刺が人の皮膚を傷付ける様はますますドラマティックで官能的だ。
それから、美男子というものはそれだけで誘惑的な存在だが、貴公子然とした麗しい男が何らかの欲望に取り憑かれている姿は堪え難い(逆らい難い)ほどに悩ましい。

婦警さんの格好で興奮するとは非常に滑稽だが、その究極的なバカバカしさが良いんだ。
フェティッシュなんて性の好みの極端な『偏り』だ。理性も知性も捨てて『偏り』という幼稚な世界の中に没入できた時にこそ最高に気持ちの良い射精が出来る。

奴も、その点はオレと同じようだ。
そのせいで最近は麗しいドレスを着るよりもコスプレを好むようになった。その方が全身の肌が燃える、と言って。

「逮捕して、この悪いものを踏潰してやろうか?」
「今夜は檻のあるホテルに行けば良かったな」
「逮捕はここでも出来るんだよ」

奴は黒革のバッグの中から手錠を取り出した。
そしてヒンヤリとする銀色の輪をオレの右腕に押し付け、オレの目をじっと見詰めたままガチャリと嵌め込んだ。

それから小さなナイフも取り出し、オレのシャツのボタンを一つ、一つと、ゆっくりと切り取っていった。
相変わらず無言のままで、オレを見詰めたまま。
その青い瞳は冷たいようであり、オレの皮膚を燃え上がらせるような熱を帯びていた。

オレはもう、どうにでもなってしまいたい気分になった。
目の前にいる化粧によって得体の知れなくなったネコ科の人物に凶暴に扱われて、その挙句にボロボロになった肉体を牢獄の中に閉じ込めて欲しくなった。

手錠に太い鎖を繋げて。
あとは喰われて終りとなる餌として、
それはマゾヒストのファンタジーだが、オレの心の中にいるオレはすっかりそんな立場になっていた。

……手錠もナイフも数ヶ月前にアメ横で買ったものだった。
と、そんな現実的なネタばらしをすると、この手の文章は一気に笑えるものになるから面白い。やはりフェティシズムとギャグは紙一重だな。

オレはたっぷりと息子にお仕置きを受けた。
締め括りには、悪い息子が改善した証拠として奴を2回満足させた。この辺も物凄く笑える設定だが、フェチというものは(以下略

およそ1時間半ぐらいに渡って夢中で戯れた訳だが、終わった時にはベッドhがグチャグチャで、お互いに汗まみれだった。

「飲み物」
「冷たい水か? それともビール?」
「水。それからシャワー」
「出してくる」

2013_10_12_1.jpg
■暗いところがキレイに撮れないiPhoneカメラの限界。だが、このいかがわしい雰囲気はお伝え出来たかと。

オレは冷たいミネラルウォーターを一気に飲んで、それからシャワーを出しにバスルームに入った。
ついでに湯船にお湯を溜めて、奴の全身をエロマッサージする為にローションの準備などもした。ジャグジーの右側にはせっかくその為のマッサージ台があったからな。

「うふふ、ヌルヌルして気持ち良い」
「オレも。こうすると凄く良くないか?」
「あ、オレの足の間でお前のがまた……」
「元気だろう?」
「お仕置きが足りなかったね。そういえば蝋燭も持ってきてるんだよ」
「それをするなら、せめて息子にローションを塗ってからしてくれよ」

そんな性感マッサージごっこも楽しかった。
何せ風呂場のムードがエロティックだから、どうしてもまたそんな気分になる。もっとも、そういう流れになるように計画的に作られているのだろうな。だから照明や設備に凝っているラブホって大好きだぜ。

そういえば奴と付き合い初めて間もない頃(最も盛んだった頃)、オレはソープごっこをして奴を爆笑させたな。
旧ブログにそれを書いた記憶があるが、当時は良くそんなものを書いたものだ。今でも似たような事をたくさん書いているが(笑)

その夜は、かなりディープにフェティッシュなセックスを楽しんだ。
奴も珍しく夜更かしをして、最後は意識を失くすように眠ってしまった。

だがそんな眠り方が一番良い。
明日の楽しい話をしながらいつの間にか眠ってしまえば、きっと夢の中でも楽しいだろうから。

オレは暫く奴の寝顔を眺めていた。
その寝付きの良さを少し憎く思いながら、『明日も楽しく過ごそうな』と心の中で呟いていた。
それからiPhoneで月曜日の計画を練っている間に、眠くなっていつの間にか眠ってしまった。

『いつの間にか眠る』

それは何ヶ月ぶりだっただろうな?
このところずっとそんな眠り方をしたいと思っていたが、なんと奴と遊び尽くした夜に叶えられた。もっとも多少の夜更かしはしてしまったが。

毎日そんな風に過ごしたら、毎夜そんな風に眠れるようになるのかもしれんな。
それは平日には叶わない事だから、せめて連休中は毎夜叶えられるように楽しく過ごそう。

連休はあと1日だが、最後の日まで夢のように。
遊び呆けて、少し背徳的な快楽で全身の神経を満たして。

皆さんも明日も楽しくお過ごし下さい。
明日も幸運な出来事がたくさんあるように応援しています。

ゲロルシュタイナーのムーミンお鍋セットを狙っている方はみんな当たりますように。オレも含めて(笑)

おやすみなさい。

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連休の前は眠れない
Sat.12.10.2013 Posted in 恋愛
「ただいま」と帰宅すると、
「お帰り!」と奴が猫様を抱っこして出迎えてくれた。

夜になって涼しくなったらすっかり具合が良くなったそうだ。
良かった。
やっぱり奴にはいつも元気でいて欲しい。
そうでないとオレだって猫様だって心配で元気でいられなくなる。

「巨峰を買って来たぞ。あとゲロルを10本」
「ありがとう。荷物がいっぱいになっちゃったね」
「ゲロル、ハズレだったらすまん」
「またハズレるって思ってるね? 今夜もハズレたら厳しくお仕置きだ」
「ははは。すまない、今夜はきっと当るぞ。先にシャワーを浴びて着替えてくる」
「あ、宅急便を受け取ったよ。箱を開けた時、可愛くて凄く嬉しくなった!」

奴はオレを抱き締めて何度もキスをした。
そんなに喜んでもらえてオレの方こそ嬉しかった。
奴が女装した時に使えるかと思って買ったのだが、まったく奴は本当にムーミンが好きだな(笑)

(ムーミンボトルを教えて下さったma~oさん、ありがとうございます。奴は物凄く喜んで、早く化粧して落としてみたいと言っていました・笑)

2013_10_11_2.jpg
オルビス×ムーミンのコラボ。ムーミンのボトルのクレンジング。奴のお肌をキレイに守って下さい。

シャワーから戻った後、一緒に巨峰をつまみながら休日の話をした。

明日から3連休。
明日の昼間は共通の友人と遊ぶ約束をしているが、夜は2人きりでホテルで過ごす予定だ。
そして明後日は、初めて入るレストランでシャンパンとデザートと紅茶を楽しむ。

じゃあムーミンショップは?
埼玉のあけぼの子どもの森公園(ムーミン谷)は?

……3連休は長いようで、オレ達の遊び心を満たすにはちょっと足りない。

「それでも楽しもうね」
「ああ、だが体調は本当にもう大丈夫なのか?」
「サプライズプレゼント(ムーミンのクレンジング)を見たらダルさが吹き飛んで元気になった」
「本当か?」
「本当」
「それなら良かったが、無理はするなよ」

2人で猫様を撫でながら身体を寄せ合った。
この年令になっても休日というのは楽しくて心踊るものだ。その前夜は、いつまでもレジャーの話に花を咲かせて夜更かしをしてしまってな。

奴は明日のお泊りの準備をして(衣装や化粧やらもあって大荷物!)、それで0時に眠った。
オレもそろそろ明日に備え寝よう。奴の隣に潜り込んで、おやすみのキスをして。

あ、そういえば、夜這いをしそこねたぞ?
オレが帰った時には、奴はもう元気に起きていたからな。
だが元気になってくれて本当に良かった。奴が寝込んでいてはせっかくの連休もつまらなくなってしまうからな。

夜這いは明日だ。
明日は久しぶりにフェティッシュな夜を過ごすぜ。
オレは奴の女王様スタイルに惚れ惚れとして、奴は化粧を落とす時にムーミンのボトルに惚れ惚れするのだろう(笑)

皆さんも楽しい休日を。
連休の間も、ずっと幸運であるように祈っています。

では、今夜も心地良く楽しい夢を。
おやすみ。

■ch~nさんへ私信:HのMはとても美味しいですよ!オレの大好きな店の一つです。野菜もの、肉もの、海鮮ものと、バラエティに注文も出来るので、心行くまで楽しく味わってきて下さいね。楽しい連休を!

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天気が貴方を裏切ってもオレは忠実だから
Fri.11.10.2013 Posted in 恋愛
「酷いよ、せっかく涼しくなったと思ったのに」

奴は悲しそうな顔をしてそう言った……。

可哀想に。
奴はこの数日間の猛暑で体内温度がヒートして早退してしまった。

そう具合が悪い訳ではなかったようだが、今日の仕事は早々に終わっていたので、上司に「大事を取って帰って休んで良いぞ」と言ってもらったそうだ(くそう、オレがその上司だったら自宅まで送り届けていたのに!)

帰る前に少しだけ話をした。
オレも今日は早く帰ると約束した。

「葡萄を買って帰る。あと欲しいものはないか?」
「ゲロルシュタイナー。お鍋セットの当選シリアル付きの」
「わ、判った。努力する」
「今夜は一緒に買い物をするって約束していたのに、ゴメンね」
「良いって。それより帰ったらゆっくり休むんだぞ」
「うん。じゃあね」
「あ、宅配便が◯◯時頃に来る。受け取ったら開けてくれ。貴方のだから」

奴は「え?」と首を傾げた。
オレは笑顔を見せて「気を付けてな」と手を振った。

さて、今頃奴はムーミンを抱っこして寝ているのだろうか?
ルーム用の黒猫のパンツなどを穿いて。

早く夜這いに行きたい!
などと念じながら必死に仕事をこなしていたら、エロパワーのお陰で仕事が早々に片付いた。

オレも今から頭痛を起こして早退するか?
だが先週まで検査続きで何度も会社を抜け出してしまったからな。タイミングが悪いぜ。

ところで、マスカラに付いてたくさんのメッセージを頂きました。

ありがとうございます。
奴に代わって心からのお礼を申し上げます。

やはりブランドによって違うのですね。
そしてコートなるものもあったり、体質によってにじみ具合に差があったり、塗り方によって仕上げが変るなど、実に深く勉強させて頂きました。

奴のパンダちゃん解消の為に詳しく教えて下さって本当にありがとうございます。
皆さんからのアドバイスを参考に、この週末はマスカラ探しの冒険に行って参ります。

奴も非常に凝り性なので(フェチストですから)、きっと数本のマスカラを試したがるので、何本か買ってみたいと思います。

この秋、奴が黒蜥蜴(江戸川乱歩)のような妖艶な女装美男子になれたら皆様のお陰です(笑)
そうなったらオレは奴に傾倒する余りに仕事に行かなくなりそうですが、そういう人生もまた幸せなもの……と思ったが、やはり猫をたくさん飼う為にも仕事は頑張りたいです。

この度も真にありがとうございました。
皆様のご親切なアドバイスに感謝しつつ、皆様の内面外面の美貌が永遠であるようにお祈り申し上げます。

さて、あと少しで帰宅できるぜ。
葡萄とヨーグルトを買って、今夜はお腹に優しい栗カボチャを煮てやろう。

皆さんも楽しい金曜日の夜を。
また時間があれば深夜にお会いしましょう!

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初めてのセルフ鉄板グリル
Fri.11.10.2013 Posted in 恋愛
長く続いていた慌ただしい日々もそろそろ落ち着きそうだ。

それを確信させるかのように、今夜の接待はたったの1時間で終わった。
詳しいことは省略するが、お相手がちょっとしたミスをして、こちらの要望が全て通る形でお開きとなった。

こんな楽な仕事で良いのか? と申し訳なく思ったが、早く帰宅できるのは嬉しかった。

時刻は19時。
奴はまだ会社にいる筈だった。

『鉄板焼きでも食べないか?』
『お肉?』
『肉もある。ホタテ、牡蠣、野菜、お好み焼き、焼きそば、なんでも好きなものを自分で焼いて食べる店だ』
『自分で? 面白そう! 行く』

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そんなメールの遣り取りをして、その店の近くにある神社で待ち合わせた。

奴は今迄、自分で焼いて食べるお好み焼き屋に行ったことがない。
だからとても喜んでいた。
店員さんに焼き方を教わりながら、まずは簡単に焼けるベーコンと野菜を、それからバターで焼くホタテと牡蠣を、そして最後に最も難しいお好み焼きと焼きそばを焼いた。

「大丈夫か? オレも手伝うぞ?」
「オレが焼きたい。大きな鉄板でヘラを使って焼くのって面白い」
「手が疲れるだろう。ゆっくり食べてる暇もないし」
「焼きたいんだ」

奴は鉄板焼の魂に目覚めたようだ。
オレにお好み焼きのコツを聞きながら(オレもそう上手いわけではないのだが)、一生懸命に焼いてくれてな。その真摯な姿にオレは胸を打たれずにはいられなかった。

奴が初めて自分で焼いたお好み焼きはとても美味しかった。
表面は程よく焦げ目が付いて、中はフワリと柔らかくて。

「凄い。物凄く美味いぞ!」
「そう?」
「ああ、店員が焼いてくれるお好み焼き屋のものよりずっと美味しい」
「そんな、お前って本当に口が上手いね」
「本当に。貴方に焼いてもらって正解だった」

奴は照れながらニコニコ笑っていた。
しかしオレはお世辞を言った訳ではなかった。本当に奴の焼いてくれたお好み焼きは美味しかった。きっと才能があるぞ!(親馬鹿のような心境)

奴の焼いたお好み焼きには青のりがいっぱい掛かっていた。
そして表面に乗せた豚肉がこんがりと焼けていた。
ふんわりとした焼き具合に加えて、その2つのポイントが高かったように思う。

鉄板焼き屋を出た時、外の風は少し冷たくなっていた。

「これでもう異常気候は終わると良いな」などと話をしながら、オレ達は駅前のスーパーで買い物をした。
今夜もゲロルシュタイナーを買おうと思っていたが、生憎その店にはシリアルの付いたゲロルがなかった。

「今夜は貴方に土産がないな」とオレが言ったら、
「土産って、一緒にいるのに?」と奴は言って笑った。

確かにそうだった。
今夜も奴に土産を買って帰るつもりだったが、予定(接待)が中止になった為に奴への土産も中止になってしまった。だからオレは物足りなさを感じてそんな事を言ってしまった。

だが、帰ってみたら宅急便の不在票がポストに入っていた。
オレは『時間指定をミスった!』と思いつつ、『これで明日の土産が出来たぜ!』と心の中でパチンと指を鳴らした(笑)

明日は宅急便に合わせて早く帰宅しよう。
そして金曜日の夜なのだから、奴への土産にワインを添えよう。今日の接待では結局、一滴の酒も飲めなかったからな。

という訳で、
今日は『禍福は糾える縄の如し』的にラッキーな1日だった。

皆さんも楽しかったと思える1日だったなら何よりです。
明日はようやく週末を迎える金曜日だ。
今週も長かったな。お疲れ様です!
明日はますます幸せな1日となるように祈っています。

では、今夜もゆっくりと楽しい夢を。
おやすみ。

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