お疲れさま、楽しい夜にしよう
Mon.30.09.2013 Posted in 恋愛
昨夜はホテルに宿泊して奴を祝った。

部屋に入る前に東京タワーが綺麗に見えるラウンジで乾杯して、人目を盗んでこっそりとキスをした。

「前にもここでキスをしたな」
「初めてキスをしたラウンジはここではなかったよね?」
「ああ、もうなくなった赤坂のホテルだった」
「そうだったね……」

そんな会話から暫し過去の思いで話しを語った。
当時はオレ達が家族という親密な関係になるとは思っていなかった。当時の(どうにかしてもっと仲良くなりたいという)焦りを語れば物凄く照れ臭くなった。

「え、お前がそんな事を考えていたの?」
「ああ、早くもっと仲良くなっておかないと、貴方の気持ちが変わって別れを言い出されるかもしれないって」
「そうだったんだ。でもおかしいよ、お前は余裕たっぷりに見えたよ?」
「見栄っ張りだからな」
「オレの方が焦っていたと思っていたのに。おかしいの」

奴は笑いながらオレの手を握った。

奴の手の感触はあの頃からまったく変わっていない。
白くて細長くて、爪の色が綺麗で。
当時はその手を握るのも大変だった。同性と初めて付き合う奴に迂闊な事をしたら、たちまち拒否反応を示して逃げてしまうのではないかと思えて。

それが今ではベッドを共にして、ほとんど一緒に暮らしている。
始めの頃は、それを期待しながらも、そこまでの付き合いは無理だと思っていた。せいぜい奴の初めての男になる程度かと。可笑しな表現かもしれないが、だが当時はそれだけでも十分に幸せだと思っていた。

当時の自分のそんな気持ちを思い出せば、今はとてつもなく欲深くなった事を実感する。
付き合う前にはもっと自虐的な事を考えていたが……それは早く過去語りで書かないとな。ちょうど次回の内容がそれに当たっている。

食事の後、部屋に戻ってからもワインのミニボトルで乾杯した。
カーテンを開け放って夜景を眺めながら、眠りたくなるまで身体を重ねて話をした。

「今夜はお祝いをありがとう」
「喜んで貰えて嬉しいぞ」
「こういう時、いつもお前は優しいね」
「こういう時じゃないと優しくないか?」
「まさか。いつも優しいよ」
「そうか」

だがオレは先日の出来事をチラリと思い出していた。
オレが物凄く体調が悪かったのを奴に内緒にしていた時の事だ。あの時は奴を惨めな気持ちにさせてしまった。
だからは今は物凄く反省しているから……まだ後遺症が完全に治っていないことはちゃんと伝えている。

あとほんの少しで全快という具合だが、言い難かった。
それで奴に親身になってもらうのが物凄く申し訳なくて。
奴に優しくしてもらうのは大好きだが、それも場合に依るものだと、今回の事で良く判った。

「……今夜はかなり飲んだけど、大丈夫?」
「ああ、なんともない」
「セックスも激しかったけど」
「気持ち良かった。他にも何も。いや、貴方が可愛くて愛しかった」
「ふふ……お前もステキだったよ」

奴に抱き締められてキスされた。
オレをしっかりと抱きしめてくれる安定感と温かさが気持ち良くて、昨夜はそのまま眠ってしまった。

眠る前に約束した。
明日は、今夜買ったムーミンのスープカップに注ぐスープを作って貴方の帰りを待っていると。

そして今夜、その約束を果たした。
その写真のお披露目は明日にしよう。勿体ぶる訳ではないが、長くなってしまったからな(笑)

だが圧力鍋を買ったお陰で、美味しいスープが簡単に作れるようになったのは嬉しい。
お陰で『自炊の習慣』を取り戻せるかもしれん。これを機に、そうなれば良いな。勿論そうなるように努力はするけどな。

==========

という訳で、昨日は楽しい休日だった。

逆に今日はちょっと憂鬱な休日だった。
休日ぐらいゆっくり休ませてくれ、という出来事は重なってしまってな。

だが今夜の食事が楽しかったのでストレスは癒やされた。
どうやらストレスは万病の元にもなるようだからな。嫌な事があった時は、その後、しっかりとその気分をフォローしておきたいぜ。

皆さんも今日はお疲れ様でした。
今週はまだ始まったばかりだが、今週も幸運な出来事がたくさんある一週間となるように応援しています。

では、今夜もゆっくりと楽しい夢を。
おやすみ。

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