サディズムの華
Fri.27.09.2013 Posted in 恋愛
昨夜は調子に乗って飲み過ぎた。

焼き鳥屋(というより鳥料理店)に入って、最初の20分ぐらいは仕事の話をしたが、それ以降はずっと他愛もない話ばかりをしていた。

ボストン君と会うのはおよそ一ヶ月ぶりだったから色々と積もる話があった。
それでも奴が帰宅すると予定していた時間(22時)には帰ろうと思っていたが、その30分前に奴からメールが来て帰宅は0時過ぎると伝えられた。

「……0時まで付き合って」
「オレも明日は早いんだぞ」
「どうせ近くのホテルに泊まるんだから良いだろ?」
「ならホテルのバーに移動する。0時には帰るんだぞ」

ボストン君はそう言って早々に席を立った。
オレはニヤニヤしながら彼の背中に付いて行った。今日も弟思いで優しいな、と。会計もオレの分までしてくれたしな。

焼き鳥屋からホテルまで徒歩数分。
ホテルのラウンジは0時で終わるのでちょうど良かった。

「メガネのフレームを変えたよな?」
「前とほとんど変わらないが良く気付いたな」
「まあな。だけどレンズも変えたかどうかまでは判らない」
「変えた」
「そうなんだ」

ボストン君が身に付けているものをチェックする癖はいまだに残っている。
もう10年以上も昔、オレは彼の服や小物の類を間近で見て、その質の良さに衝撃を受けた。自分や周囲の持つものとは明らかに違うと一目で判って。

自分とは別世界というか、そういう世界の人なんだな……と。

それでオレも、分不相応にもそういうものに憧れを持つようになった。もっとも、ボストン君の見てくれだけに憧れた訳ではない。むしろその逆で、彼の趣味の深さや語学力や人格などに憧れたこそ(サディズムにも・苦笑)、そうしたものにも惹かれるようになった。

オレは形から入る人間だからな。てんでミーハーだし。

結局、一番欲しかった彼の人格を手に入れる事は出来なかったが。流され過ぎるオレとは真逆で、彼はガンと不動の意思の貫く人だからな。
あ、それは奴も同じだ。自分とは正反対の人に憧れるという説はオレには当てはまっているようだ。

話が大幅にそれたので修正。

そのメガネの話から、徐々に話題はフェティッシュなものへと変わっていった(メガネ美人女教師は相変わらずフェチの店で人気だな、という話から)

中でも一番熱心に語り合ったのは『スパンキング(お尻ペンペン)』に付いてだ。いつもならヨーロッパ制の拘束具やアーティスティクなボンテージ写真に話題が集中するが、何故か昨夜は……酔ったオレの発言が大胆だったのかもしれない。

「スパンキングで本当に感じるのは100回を超えてからだろう。10回やそこらじゃマゾかどうかなんて判らない」
「打っている方の手も熱で馴染んでくるのは100回からだな」
「打たれている方と打っている方ってリンクしてるよな。100回打たれると300回打って欲しくなる」
「300回ぶって泣かせるのも悪くないな」
「300回程度で泣くか?」
「300回も打てば力が緩んでくるものだが、そうせずに最後まで思い切りやればどうだろうな?」

ボストン君はそう言ってオレの背中を軽く叩いた。
ここだけの話だが、ドキッとした。その手の感触が、本当に容赦のないサディスティックなものに思えて(奴へのチクリは厳禁)

「真性サディストは怖いな。ヒヨコのオレはちょっと酔い覚ましに炭酸水だ」
「そろそろそのボトルをカラにしろ」
「もうだいぶ酔っているんだぞ」
「飲めるだけで良い。どうせ後は帰って寝るだけだろう」

ラウンジが閉まるまで、あと30分。
オレはまだ残っていたワインボトル(&グラスの焼酎少々)を差し出された。無茶飲みはよせと言われたが、全てたらいあげたくなって飲み干した。

まだ飲んだことのない銘柄を何種類か注文してテンションを上げ過ぎた。ラウンジを出た時には頭が朦朧として溜息が出たぜ。

ボストン君にタクシー乗り場まで付いて来て貰って帰宅した。
鍵を出すのが億劫で1分ぐらいドアに寄り掛かっていた。

夜風が気持ち良かった。
ラウンジではもう限界だと思ったが、あと10分ぐらい粘れば良かったと、今夜の宴が終わってしまった事を惜しんだ。

「ただいま」

と、ドアを開ければ猫様が「くるる」と鳴いて来てくれた。
時刻は0時25分。奴はまだ帰宅していなかった。

シャワーを浴び終わってもまだ帰宅しないので心配になった。
少々不安になりながらメールを打っていると、その途中で奴は帰宅した。

「お帰り、心配した!」
「ごめんね、メールすれば良かった」
「いや、貴方が無事だったからOK。良かった良かった」
「酔ってるね」

もう1時を過ぎていたので、今夜の出来事を語るのは明日にして、奴もシャワーを浴びて早々に寝る事にした。

だが、ベッドに入る前に奴に土産を渡した。
飲む前に買った、猫の形のビスケットと珈琲タフィーを。

「ありがとう。明日のランチの時に食べるよ」
「そうしてくれ。今夜はオレだけが飲んじゃったからな」
「良いんだ。B(ボストン君)はお前に会えて喜んでいたでしょ?」
「貴方に会いたがっていた」
「今度は3人で飲もうね」
「ああ、彼も同じことを言っていた」

3人でSM談話をすることになったら、マゾはオレ一人で両手に花だ。というか、楽しく英語でお話する2人の給仕係になりそうだな(汗)

いや、それどころか「足置きになれ」とか「テーブルの下で犬みたいに食え」とか命令されたら……それはそれで幸せだから、やっぱり両手に花だ。

そんな戯言は横に置いて、
今日は朝からずっと眠かったし二日酔いだし、そろそろ眠ろうと思う(汗)

もっと色々と書きたい事があったが全て明日にしよう。
今夜は奴も既に帰宅しているので2人でゆっくり眠るんだ。

皆さんも楽しい夢を。
だが今夜は金曜日だから夜更かしされる方も多いだろうな(笑)

明日も幸運な出来事がたくさんある1日になりますように。

おやすみ。

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