たとえばマロングラッセのような唇
Sun.15.09.2013 Posted in 恋愛
自宅で寛ぎながら、ごきげんよう。

今日の台風は心配したほど激しくはならなかった。
オレ達は遠く(立川のムーミンショップ)に出かける事を断念して部屋で過ごそうと決めたのに、午後からは雨もすっかり止んでしまった。

「雲が割れて眩しい太陽が出てきたよ」
「地面も乾いてるじゃないか。こんな事なら予定通りに行けば良かったな」
「本当だね」
「午前中から出ていれば、今頃ムーミンの新しいアイテムをたくさん抱えていただろうな」
「悔しいよ~」

気象庁が予報を外すのにはもう慣れているが、今日はさすがにガッカリした。
何せ3連休の真ん中の日だったし、奴は昨日と明日は学校なので今日しかゆっくり遊べなかったから。

仕方がないのでムーミンショップには来週の3連休に行くことにした。来週ならば奴も2日間休めるし(学校のイベントは月末なので、その日まで休日返上となる)、台風の心配もないだろうし。

「今日行けなかった分、来週は楽しもうな」
「うん。水族館も行ける?」
「大丈夫だぞ。そうだ、立川と江ノ島、良さそうなレストランを探して予約しておかないか?」
「そうしよう! オレは飲み物を作ってくるから、お前はPCを起動させておいて」

今日の予定が流れてしまっても奴は楽しそうに紅茶を淹れてくれた。
だが、たくさんのムーミンをオレにプレゼントされてはしゃぐ姿が見たかった。秋や冬に合う食器セットを買って、それに乗せる料理や飲み物を2人で相談したかった。

来週は晴れて欲しいぜ。
だが今週はこれで良かったのかもしれない。
オレは後遺症を完治させる為に自宅でゆっくり出来たし、実は奴も学校の課題に行き詰まって苦戦していたがじっくりとイメージを膨らませる事で良い案が浮かんだようだ。

来週は晴れ晴れしい気持ちで遊べたら良いな。
たくさん買い物をして、美味しい料理を食べて、再びデザート作りに挑戦したい(笑)

先日のソルトクッキーに関しては、コメントとツイッターで多数のアドバイスを頂きました。ありがとうございます。

デザート作りに於いては、『バター』はイコール『無塩バター』なんですね。不勉強でした(汗)
どうりで物凄くしょっぱいクッキーになってしまった訳です。

教えて下さって感謝致します。
そして絶妙なアイデアを伝授して下さった方々に深くお礼を申し上げます。

しかし、オレはクッキーを新聞紙にぐるぐると巻いて処分してしまいました。奴に見つかる前に証拠隠滅! とばかりに(肝の小さな男です・泣)

ですので、アップルパイやチーズケーキの底に敷き詰めて活用したり、奴に目隠しをしてひと欠片だけ食べさせる事は次回やらせて頂きます。

……といっても、次回わざとしょっぱくする訳にはいかないしな(汗)

さっさと捨ててしまって大失敗だった。
『敷き詰め』も『ひと欠け』も、両方やりたかった。
次回から料理を失敗したら、まずは皆さんに報告します。それでどうにもならないようなら証拠隠滅します。

(体調がかなり良くなったので、近々、今度こそ本当にコメント返信させて頂きます。いつも本当にありがとうございます。楽しませて頂いているし、感謝しております)

さて、これからオレ達は秋の夜長の映画大会だ。
新しく買った赤ワインを飲み比べながら楽しみたい。

今日は夕方から外出してちょっとファッショナブルなフェティッシュデートをした。その事も書きたかったが、もう時間がないので明日の昼間か夕方にでも書かせて頂きます。

メイクとかドレスとか、オレ自身はそうしたものを身に付けたりはしないが、他者にするのは大好きだ。
メイクを施す事は幼少の頃から興味を持っていた。初めてのバレエの発表会で舞台メイクというものを経験した時から、その仮面を被るような妖しい魔力に惹き付けられた。

興味を持つのは舞台メイクばかりだが、人(女装子ちゃん)に言わせれば普通のメイクをするのも上手いそうだ(笑)

ルージュにしろシャドウにしろ、秋のカラーって良いな。
アダルトな男女が口にするような洋菓子を思わせるロマンティックな彩りを見ていると色々と買いたくなってしまう。そして奴の顔に施したくなる。

という訳で、明日はそんな話を。

では、皆さんも引き続き充実した秋の夜を。
連休中の夜は長い。まだまだ楽しい事がたくさんありますように。

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休日の夜の飲み物
Sun.15.09.2013 Posted in 恋愛
昨夜、奴の帰宅は遅かった。
だが帰ってくるなりキッチンに入って、『学校の友達に教えてもらったジュース』を作りはじめた。

「どんなジュースだ?」
「すぐに出来るから。美味しいんだよ」
「買い物袋から生姜が出てくるのは見たぞ」
「ふふふ」

奴が鍋でコトコトと作っていたものを冷凍室に入れて10分ぐらい、オレ達は冷蔵庫の前に椅子を持ってきておしゃべりをした。

持ってきた椅子は一つだった。それにオレが座り、奴はオレの膝の上に座った。そして今日の出来事を話し、明日を心配した。明日は立川のムーミンショップに行く予定だが、果たして台風は大丈夫だろうか? と。

やがてタイマーが鳴って、奴は冷凍室から取り出した黄金色の液体に冷たい炭酸水を注いだ。

「ジンジャーエールか?」
「正解。友達が水筒に入れて持ってきたものを飲ませてもらったら美味しかったんだ。だからレシピを教えてもらった。お前にも飲んで欲しくなって」
「ありがとう。貴方がそう言うなら凄く美味しいんだろうな」

オレ達は場所をリビングに移してジンジャーエールで乾杯した。

「今週の収穫に」
「楽しい週末に」
と言った後に飲んだジンジャーエールは、蜂蜜、生姜、スパイスの風味に富む、今夜の蒸し暑さを忘れさせれくれるサッパリとした美味しさだった。

「美味いな。炭酸とスパイスが効いていて最高だ」
「でしょ? 本当はハーブも入れた方が美味しいんだけどね」
「オレにもレシピを教えてくれ。ハーブ入りのを作ってみたい」
「良いよ。オレが学校で忙しい時に作っておいて」
「了解」

オレは奴に感謝のキスをした。
軽くキスをしてすぐに会話に戻るつもりだったが、奴の柔らかな唇が冷ややかでスパイシーな味に染まっているのが刺激的で長く長くキスをしてしまった。

そしてそれだけでは飽きたらず、ジンジャーエールのグラスを奴の唇に寄せ、それを口に含んでくれるようにと促した。
奴は細めた目に挑発的な色気を宿し、オレを見つめたままニッと微笑んでグラスに唇を付けた。

途端に官能的な気分になった。
オレは奴の口に含まれたジュースを奪って飲み下した。
更にもう一度奴にジュースを口に含ませ、奴にも含むように言われ、徐々に互いを求めて強く抱きしめ合って、貪り合うようなキスをした。

「ジンジャーエールでも酔えるんだね」
「甘くてスパイシーな味は性欲を刺激するぞ」
「ふふ、そうだね。凄くお前が欲しくなったよ」
「オレもだ」

部屋の照明を少し落として、互いに相手の服のボタンを外した。
そして酔ったように熱くなった身体を絡ませて全身の肌を擦り合わせた。

テーブルの上にはまだジンジャーエールが少し残っていた。
欲するままに快楽を楽しみ、想うがままに愛しさを滾らせ──その後にまた飲もうとオレは思った。きっと炭酸が抜けて少しぬるくなっているだろうが、それでも心地良く乾いた喉を潤してくれるだろうと思って。

==========

今日と明日は台風。
明日は東京に直撃との予報。ムーミンショップに行くなら今日行ってしまうべし。

皆さんも外出の際には足元にお気をつけ下さい。
今日が楽しい休日となるよに応援しております。

では、時間があればまた夜に。

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