囁いてみるか?
Thu.12.09.2013 Posted in 恋愛
「本当はクッキーを焼こうと思ったんだ」
「オレの為に?」
「ああ。だけど、材料は買ったが作る時間を仕事に取られた」
「そうなんだ。でも、また違う日に焼いてくれるんでしょう?」
「そのつもりだ」
「ありがとう。学校のイベントの準備で暫く帰宅が遅くなるけど、お前がそうやって応援してくれるから頑張れるよ。良い作品を作るからね」

ベッドに横になった奴の髪を撫でながらそんな会話をした。
「貴方の作品が仕上がるのを楽しみにしている」と言いながら、明日こそはクッキーを焼きたいと思った。

奴は明日から暫く忙しくなる。
できれば夜にはたくさんの話をしたいと常々思っているが、それは今月下旬までお預けだ。

寂しい事だが、オレも先週できなかった仕事がたっぷりとあるし、早く帰宅できた日には奴の為に夜食やお茶菓子を作りたい。
早く起床して弁当だって作る。その為には効率よく時間を回して、夜は早めに眠らなくてはならない。

料理や仕事に忙しくてしていれば2週間などあっという間に過ぎる。

そうだ、クッキーはどうせなら今迄作ったことにないのが良い。奴はそれほど甘いものは好まないのでソルティやチーズ味のも良さそうだ。

……などと、オレがそんな事を考えていると奴はこんな事を言った。

「でもね、たまにはサボって早く帰宅するよ。お前とすれ違ってばかりじゃ寂しいから」

まったく。
奴のその一言でオレの決意は甘くボロボロと崩れそうになった。

ダメじゃないか、そんな事を言ったら。
オレはつけ上がってしまうぞ。「疲れているようだから今日も休んだらどうだ?」なんて、毎夜貴方にそんな囁きをしまいそうだ。

もっとも奴は自分のペースを崩さない人間なので、オレのそんな甘っちょろい誘い文句などに乗ってはくれないだろうけどな(笑)

だが、一度ぐらい囁いてみるか?
どうしても一緒にいたい夜に、貴方を腕の中にキツく拘束しながら囁やこうか。行くな、と。

貴方は困るか?
それともオレを叱るか?
それとも、オレの我侭を許してくれるか?

さて、な?

という訳で、
夜更かしをしてしまったので、おやすみなさい。

今夜も皆さんが楽しい夢に包まれるように祈っています。
そして明日も、幸運な1日となりますように。

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猫を挟んで川の字で眠る秋の夜
Thu.12.09.2013 Posted in 恋愛
会社を出る前に、ごきげんよう。

昨夜は眠る前にブログの更新をしようと思ったら奴に怒られた。

「夜中にPCを起動して、仕事?」
「……いや、猫のサイトを友人が教えてくれてな。ちょっと覗こうかと」
「明日にしようよ。明日一緒に見よう」
「そうだな」

猫ネタなら奴の機嫌を損ねないだろうと思って咄嗟にそんな嘘を吐いた。
だが猫LOVE男子として、猫を口実に嘘を吐いたとは情けない。今夜は自分で自分を鞭で打って自虐プレイ決定だ。

ところで今日の体調は非常に良かった。
どうやら風邪はすっかり治ったようで、後遺症も残すところあと一歩といった感じになった。

ようやく一安心だ。
このまま永遠に自分の病気&怪我のネタなど書く必要がなくなれば良い。
体調が悪いのは本当に色々と困る。体調さえ良ければ回避できる問題は社会にたくさんあるからな。

ところで今夜は、奴は学校の為に帰宅が遅くなる。
「何か作って持ってるか?」と聞いたが、「22時頃になるから外で食べる」と言われた。

ガッカリ。
せっかく体調が良くなったので今迄のお礼が出来ると思ったのに。
奴に作ってやりたいものはたくさんあるのにな。自作のチョコレートケーキを2人で食べるという野望もあるのに。

おまけに、今度の連休の2日間も奴は学校となった。
その話を聞いた時は残念でカッとしそうになったが、学校側がギリギリに連絡を寄越したようなので仕方がない。

「じゃあ土曜日のムーミンショップと月曜日の◯◯に行く約束はお流れか。残念だ」
「ごめん。でも日曜日に行こうよ。お前にプレゼントする約束は中止にしたくないんだ」
「無理はするな。来週でも良いだぞ」
「今週行きたい。トートバッグはもうなくなったみたいだけど……」
「……すまない、オレが体調を悪くしていなかったら先週中に行けのに」
「お前のせいじゃないよ」

ガッカリしているオレの向かいで奴までガッカリしてしまった(汗)
まあ、タイミングが悪い時ってあるよな。今回はそれだったのだと割り切って、トートバッグのガッカリを埋めるほど楽しいムーミンショップデートにしてやろう。

話を冒頭に戻すが、
昨夜はPCの使用禁止を食らった後、奴と一緒にベッドに入った。
そうしたら何故か珍しく猫様もベッドにやってきて、かなり久しぶりに親子水入らずの体勢で眠る事になった。

オレは左側、奴は右側、猫様はオレ達の足の間。一応、川の字。

「秋になって猫様も人恋しくなったか?」
「そうかもね。そういえばオレもちょっと人恋しい気分かな」

そう言って奴は上半身だけをオレにくっつけて来た。
オレは奴を抱き締めて髪を撫でたが、猫様に間に挟まれていたので、それ以上の事は何も出来なかった。

だが昨夜はただ身体をくっつけていたかったので、それで十分だった。
オレも秋のせいで人恋しい気分になっていたのかもな。それと、具合がようやく安定して来たから穏やかな気分でいたかった。オレを心配してくれた大好きな奴を抱き締めて、感謝の気持ちを込めて優しく愛撫したかった。

今回の件でも、奴には本当に感謝している。
体調が悪い時って、どうしてあんなに好きな人に傍にいて欲しくなるのだろうな? そして、そんな相手に「大丈夫、きっとすぐに良くなる」と言って貰うと、どんなに具合が悪くてもその言葉を信じたくなる。

事情は省くが頭と腰を打って、数日間はなんでもなかったのに一週間ほどして痛みや吐き気が起きた。
本当は楽観できなかった。医者の言葉も半信半疑だった。ずっとその後遺症を引きずる事になったらどうしようかと悩んだが、「もしもそうなっても一緒にいる。いつか治る事を信じてリハビリの手伝いをする」と奴が言ってくれたお陰で安心して経過を見守る事が出来た。

近いうちに、本当に貴方にケーキを焼いてやりたいぜ。
そして貴方が誕生してくれた事を祝い、オレの傍に居てくれる事に感謝したい。

その時はケーキの表面に、
『Y君、愛してる!』とデカデカと書くぞ(笑)

さて、そろそろ帰宅して自分の晩ご飯を作ろう。
だが……奴はいらないと言っていたが、奴に珈琲を飲みながら軽く摘んでもらえるものを作りたいな。ウサギさんのクッキー型を探してから帰るか。

という訳で、皆さんも引き続き楽しい夜を。
お互いに心満たされる秋の夜長を過ごそうな。

では、時間があればまた深夜に。
奴に禁止されなかったら(笑)

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