(初)よみうりランド☆デート
Sat.07.09.2013 Posted in 恋愛
今日は初めて『よみうりランド』に行ったが、思った以上に楽しめた。

だがお化け屋敷は怖かった。
富士急ハイランドの戦慄迷宮も怖かったが、今日の『無黒屋』もそれに匹敵する怖さだった。

まさかあんなに怖いとは。
せいぜいドームシティや夜店のお化け屋敷レベルだと思っていたのに、騙されたぜ。

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■『無黒屋(むくろや)』とか旅館に付ける方が間違えている。そんな名前の旅館、呪われるに決まっているじゃないか。しかも猫を飼っているとか、なんてベタな設定だ。

オレは屋敷を出るなり「怖かった、マジで怖かったぜ!」と言ったのだが、これから入ろうと並んでいる人達が一斉にオレに注目して物凄く不安そうな顔をした。サングラスを掛けたイケメン長身のアメリカ人さんもオレを見詰めて強張った笑顔になっていた。怖がらせて申し訳ない(汗)

しかし、オレと同じように怖がりな癖に怖いものを見たがる人って多いみたいだな。

オレの背後の女子中学生グループは「凄く怖いですか? 何分で出られるますか?」と案内スタッフに真剣に質問していたし、オレ達の前の男子高校生グループは入った途端に「ああああああ!! わああああああ!!」と凄い声を上げていた。入ったばかりの地点には何の仕掛けもないのだが、ちょっとした物音でビビったのだろうな。

オレも物凄く怖がって、奴に「やっぱり止めておく?」と聞かれたのだが、誘惑に負けて入ってしまった。

「大丈夫だよな?」
「オレが付いてるから大丈夫」
「戦慄迷宮ほど怖くないよな?」
「大丈夫だよ。お前は戦慄迷宮が平気だったんだからきっと大丈夫」
「本当か? 大丈夫って言える確実な根拠を300文字以内で説明してくれないか?」
「……最初はオレが一人で入ってお化けが出てくる仕掛けを調べて、次にお前と一緒に入って仕掛けを教えてあげようか?」
「い、いや、そこまでしてくれなくても良いんだ!」

本当に奴って親切だ。彼氏を作るならああいうタイプが良い(のろけ)
本音を言えばそうして欲しかったが(ヘタレ)、さすがにそこまでさせては情けないので頑張った。

だが、オレには敷居の高いお化け屋敷だった。
ずっと奴の手を握って、ちょっと物音がすると腕にギッチリとしがみついて、物凄く怖いところでは「わああ!」とみっともないぐらいわめいて抱き着いてしまった(汗)

「ああ、怖かった。ちょっとその辺で水でも飲みたい」
「うん、無理はしないで休んで」

お化け屋敷を後にして、オレは販売機でミネラルウォーターを買った。奴はそれを3口ばかり飲んでジェットコースター系のアトラクションへと向かった。

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■見てるだけで心臓が止まりそうになる。だが、富士急のアトラクションの半分ぐらいの怖さだったそうだ(奴談)

スプラッシュバンデット、ルーピングスターシップ、そしてループコースターMOMOnGA。
MOMOnGAには座って乗れるコースと立ったまま乗れるコースがあったが、奴はその両方に乗った。

「良く乗れるな。怖くなかったのか?」
「立ちながら360度回転するのはちょっと怖かった。凄く揺れるんだ。それにね……」
「うん?」
「回転する時にセーフティのベルトがおちんちんに食い込んで痛かった」
「そりゃ可哀想に。撫で撫でしてやるぞ」
「あはは。アンパンマンに見られちゃうから後でね」

奴め。
ジェットコースターに局部の拘束を許すとは、浮気者め。

……などとオレは思いながら、奴を縛って虐めてみたいとか妄想してしまった。
もっとも、奴にMの格好をさせてみても、オレはそんな姿の奴に夢中となって今までと同じように隷属してしまうのだがな。
奴はMはMでもマスター(あるいはミストレス)のMとなり、オレはSはSでもスレイブ(あるいはサービス奴隷)のSとなって。

そんな事を考えながら歩いていたら、前方の広場に人だかりを見付けた。
奴と一緒にそれを覗き込みに行ったら、なんと、ステキなマッチョのお兄さんがアクロバットなショーをお披露目していた。

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■汗に濡れた筋肉質な背中が官能的だった。ちびっ子に大人気。撫で撫で。

パイプ椅子を3段に積み重ねた頂上で逆立ちをするバランス感覚は素晴らしかった。
グラグラと大きく揺れてな。いつ倒れてもおかしくない状況に、たくさんの観客達は目を釘付けにされていた。オレはお兄さんの筋肉にばかり目をやっていたが(笑)

ショーの後、恒例の帽子の中にチップを投じる時間になった。
お兄さんはちびっ子や奥様や旦那様に囲まれて、ステキな筋肉を撫でられたり突かれたりしていた。

「……チップを入れる時、貴方も撫でるか?」
「え、いや、良いよ。お前は?」
「ん? いや、良い。お兄さんも疲れているだろうしな」

本音を言えば、触りたかった。
触ってくれば良かったと物凄く後悔している。

奴も本当は触りたさそうにしていたように思えたが、オレの気のせいか?
「あんなに凄い筋肉だから触りたいねー♪」と一緒に触ってくれば良かったぜ。一緒にやればどちらかがヤキモチを焼く事にもならないしな。

いつも素直な奴だが、男が絡むとちょっと違ってくる。
しっかりとオレに遠慮する。
もっともお互いに強烈なヤキモチ焼きだから、こればかりは遠慮しなくては円満に行かない。

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■脱力しそうなワンコのメリーゴーラウンドなんて初めてだった。もちろんオレも奴もこのワンコに乗った。

よみうりランドはTDRや富士急ハイランドのように長い待ち時間がないので、6時間の滞在でかなりたくさんのアトラクションに乗れた(奴などスプラッシュバンデットに3回も乗っていた)

夕方5時頃には充実感でいっぱいだった。
リフトや道が混雑する前に出てしまうのも良いかもしれない、と奴と相談した。

「じゃあ、そろそろ帰る?」
「最後に観覧車に乗ろうぜ」

夕方には園内はそれなりに混雑していたが、幸いにも観覧車は空いていた。

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■大きな観覧車だった。どんなに大きくても終着点はやってきたが。

オレ達はブルーのゴンドラに乗った。
客数が少なかったので前後のゴンドラには誰も乗っていなかったので、オレは奴の隣に座り、奴の肩を抱いて外の景色を眺めた。

「楽しかったね。また来たいな」
「気に入って貰えて良かった。春になると桜がキレイだそうだから、その頃にまた来てみるか」
「うん、春には新しいアトラクションが出来るみたいだしね」
「オレも楽しかったぞ」
「具合は大丈夫? ん……」

外はゆっくりと夕暮れ始めていた。
オレは奴にキスをしながら、やがて一周を終えてしまうゴンドラに名残惜しさを感じていた。

いつの間にか日が短くなったな。
夏の行楽といえる遊びは、今日が最後になったように思う。

今年も夏が終わる最後の日まで奴と過ごせて良かった。

何か奴にプレゼントしたくなった。
だが、よみうりランドには微妙な土産が多くて何も贈る事ができなかった(汗)

奴がこの遊園地のキャラクターであるワンコのマスコットを欲しがったが、キャッチャーしか入手方法がなかったので諦めた。
あれはなかなか難しそうだ。だが奴が欲しがるならば、今後はゲームセンターで練習しておくのも悪くないな。

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■なんでこんな本が遊園地の土産売り場に? 既婚者の隠れゲイのお父さんをターゲットにしたものだろうか?

ということで、もうちょっと書きたい事もあったが、物凄く眠くなってしまったのでこの辺で。

だがもう1つだけ。
遊園地に行く時に乗ったゴンドラ(山を渡るリフトのようなもの)が、かなり高いところまで上がってちょっと怖かった。
今日はジェットコースター系には乗らなくて済むと楽観していたが、まさかあんな罠が、しかも遊園地に入る前に構えていたとはな(汗)

「木がなくなる地帯が怖いぞ。落ちたらクッションがない」
「落ちないから大丈夫」
「下にお寺みたいなのがあるから余計に怖い」
「このゴンドラとは関係ないよ」
「判っているが、色々と想像させるから怖いんだ」
「お前、昨夜は怖いゲームで遊んだみたいだしね。夜更かしをするから怖い思いをするんだよ」
「すまない。だから身体を離さないでくれ。捕まっていられるものがないと不安になる」

どうもオレは歳を重ねるごとにメンタルが弱くなっているような気がする。
奴という頼れる人間が現れた為に、何かと甘える癖が付いて忍耐力が弱まってしまったのか?(汗)

まあ、それに関してはじっくりと悩む事にしよう。
悩んでも仕方がないし、奴は「甘えて」と言っているので、今夜限り悩まなくなるかもしれないが。

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■高い山の上を渡るゴンドラ。秋が深まった頃に行ったら絶景が拝めそうだ。

皆さんも楽しい土曜日を過ごされたか?
明日は日曜日だ。ますます幸運で充実感たっぷりの1日となるように応援しています。

では、今夜も心地良く幸せな夢を。
おやすみ。

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覚えている いつでも思い出せる
Sat.07.09.2013 Posted in 恋愛
奴に連れられて行ったのは赤坂にある和風のダイニングバーだった。
窓の外に広がる空中庭園は美しく、店内もゆったりとしていて優雅で、和の雰囲気を好む奴が気に入りそうなレストランだった。

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「良い店だな。落ち着く」
「少し前にお客さんに招待されたんだ。料理の種類が多いから、お前の負担にならないのを選んで。湯葉もあるんだよ」
「お、良いな。じゃあ湯葉は決定。食欲が出てきたぞ」
「三種類の和牛の盛り合わせが美味しかったけど、どう? まだお前には重いかな?」
「食べたい。一緒に食べよう」
「うん。今日はオレがご馳走するから遠慮無く食べて」

いつものオレなら奴の奢りの時は遠慮するのだが、今夜だけは甘えて好きなものを注文した。「遠慮したら一人でお化け屋敷に行かせるよ」と奴に脅されていたからな(笑)
それに、せっかくのオレの為に計画してくれたデートだったから、素直に甘えなくては人情の判らない男だと思われてしまいそうだった。

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奴が薦めてくれた石焼きの和牛が美味しかった。
湯葉も刺し身も美味しくて、丸い氷を浮かべたウイスキーを3杯おかわりした。

「そんなに飲んで大丈夫?」
「吐き気は完璧に収まった。身体を打った時の振動が脳に残っていたが、それがようやく消えてくれたんだろうな」
「人間の身体って繊細だね。特に頭は」
「そうだな。身体に良いものだけを覚えてくれたら良いんだけどな」
「うん。……オレはお前の声とか身体の感触とか、いつも覚えてるよ」

不意な奴のそのセリフに、オレは思わず微笑んた。
そして奴に身体を寄せて囁いた。「嬉しいぞ。オレも貴方の全てをいつも覚えている」と。

「オレの全て?」

奴は好奇心たっぷりな笑顔で聞き返した。

「全部言っていいのか?」
「聞かせて」
「じゃあ声から。仕事中の声、甘えている時の声、怒っている時の声、ベッドでの声、サディスティックな声。まだ色々とあるがキリがないから、次に肌だ。シャワーを浴びて濡れた肌、泳いだ後のヒンヤリとした……」
「ストップ。全部言っていたらレストランが閉まっちゃうからもう良いよ」
「聞きたがったのは貴方だろう?」
「お前が身体のパーツに物凄く拘るフェチストだって事を忘れていた。それに、そんなに詳しく語られたら恥ずかしくなる」

奴は笑いながらオレのグラスに自分のグラスを当てた。
奴は照れていた。その、はにかんだ笑顔が可愛くて(もっと眺めていたくて)、オレは意地悪をするように語り続けた。

「貴方の中の感触も、いつも覚えているぞ」
「思い出したりする?」
「ああ、今日も会社で。今もここで思い出している」
「駄目だよ」
「どうして?」
「恥ずかしいから」
「恥ずかしいだけ?」
「……感じてくるから。こんなところで、オレも思い出して。今後は会社でも意識してしまいそうだ」

全ての料理を食べ終えて、程よく酔った頃だった。
体調も悪くなかったし、オレも奴も久しぶりにそんな気分になっていた。

レストランを出てタクシーで帰宅した。
玄関に入って、奴は猫様を抱っこして、オレは奴を抱き締めて寝室に入った。

灯りを一つも点けずに過ごした。
暗闇の中の方が奴の全てを感じられるような気がして、深く、ゆっくりと、けれど次第に激しくベッドのスプリングを軋ませた。

「今夜の貴方の声も忘れない」
「……声だけ?」
「全部」
「ふふ、オレも」

暗い寝室の中、ベッドの中は『巣』のようだった。
オレ達は安堵の中で抱き合い、囁き、愛撫し、やがて奴は心地良さそうにあくびをして眠りに就いた。

だが眠る前にちょっと不穏なつぶやきを残した。
「明日はお化け屋敷だね」と。

……やっぱり貴方はサドだな。
さっきまで切ないぐらい甘い声で鳴いていたくせに、すぐに意地悪な(自分の快楽に素直な)猫に戻ってしまう。もっともオレは、そのどちらにも誘惑されて腰を砕かれそうになるのだが。

実は、明日は……またツイッターで実況しよう。
体調の都合でジェットコースター系には乗らないが、お化け屋敷で奴にしがみついてキャーキャーしているツイートをお送りします。

「遊園地になんて行って大丈夫?」

と奴には心配された。
だがずっと部屋に篭もる生活をしていたので、身体を伸び伸びさせられる場所に行きたかった。決して無理をせずに、遊園地の雰囲気を楽しみながら散歩する程度に留めると、ちゃんと約束して奴を納得させた。

という訳で、明日から3日連休(オレだけだが)だ。
皆さんも楽しく過ごされますように。

事故や怪我にはくれぐれも気を付けてな。
ハッピーな事がたくさんある連休になるように祈ってるぜ。

では、今夜も心地の良い夢を。
おやすみ。

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