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人生が短いなんて嘘だ
Wed.31.07.2013 Posted in 恋愛
おみくじの『べんもー君』が帰って来ない。
他のブログパーツを貼ろうかと思ったが、やっぱりあれじゃないと嫌だ。もう戻って来ないのだろうか?

というわけで、ごきげんよう。

昨夜の帰宅時刻は5時半だった。
しかしあんな生活はもう終わりだ。今後はまた基本的には早寝早起きの生活に戻る。
オレはどちらかと言えば夜更かし人間だが、仕事をやりながら早朝まで起きている日々は本当に辛かった。

ブログも休止にしようかと何度も考えた。今後も多忙な日が度々あるので。

だが続ける事にした。
こういう状態の時に10日も休止したら完全に習慣が崩壊して二度と戻れないような気がした。
まだ書きたい気持ちはあるしな。それに2つの連載もまだ終わってない(笑)

しかし昨夜は気分的に物凄く辛かった。

昨夜は仕事上で仲良くお付き合いしたい方を個人的に接待したのだが、その最中、何となく自分の人生というものを考えてしまった。

本当にこの道で良いのか? と。

まあ、仕事をしていれば誰だって一度は考える事だよな。
オレは今の仕事は自分に合っていると思っているが、それでもその仕事の闇の部分(ちょっと大袈裟な言い方だが)に触れる機会が多くなってくると様々な疑問が浮かんでしまう。そして自分が所属している組織への反発心も起こってしまう。

たいていはちょっと憂鬱な気分になるぐらいですぐに割り切れるのだが(独立までの修練だと)、昨夜は気持ちが晴れずに深刻になってしまった。

生活リズムが滅茶苦茶でストレスが溜まりまくっていたせいで気持ちの切り替えが上手く出来なかったのだろう。苛立っている時のように感情が過敏になっていた。

早く家に帰りたかった。

とにかく帰りたくてな。
お客さんと歓談している筈なのに、心の中は息切れしていた。

敏感なお客さんはこちらのそういう気持ちを見抜いてしまうから速攻で気分を入れ替えなくてはならなかったが、それをする為にトイレに立つのも面倒でだらだらと話をしてしまった。昨夜の接待は失敗したかもな。接待などの会話こそがオレの取り柄だと言うのに。

もっともオレの口はロボットみたいなもので、どんなに頭の中がダウンしていてもほとんど勝手に動いてくれるから助かる。
接待の間、様々な話題や情報によってお客さんの興味を引くことは出来たと思う。
だがオレの頭の中はずっと、奴の待っている家のことがが浮かんでいた。

早く帰りたい。

そればかりを考えていた。
帰ったら奴を起こさないように静かに寝室に入って、奴の寝顔を見てホッとしたいと思った。
それから煙草臭くなったスーツを脱いで、シャワーを浴びて、猫様が起きてきたら頭を撫でてやろうと。

家に帰れない時間が長くなると、それに比例するように家を恋しく思う気持ちが深まる。
3年前までは、家なんてあってもなくても同じだったのにな。家なんでただの寝る場所であって、それ以上の意味は1mmもなかったのに。

なんて大きく変わってしまったのだろう。今のオレは、家に帰れば安堵に包んで貰えると信じるようになってしまった。

そういば、昨日の0時前、
接待の前になって無性に奴の声が聞きたくなった。

だが奴はもう眠っている時間だった。
しかし万一に期待してメールを送った。『もしもまだ起きていたら、ちょっと電話をくれないか』と。

返事は、来なかった。
やはり奴はもう眠っていた。

まだ0時前なのになんでもう寝てるんだ、ガキか! と、虚しくてグズりたくなった(苦笑)
奴はオレが残業に入る前にちゃんと『今日も応援している。頑張って。でも無理はしないで』といった親切なメッセージをくれたというのにな。

こんなにも誰かに甘えたくなったのは、奴との恋愛が初めてだ。
オレのファザコンとマザコンの両面が奴にのしかかっている感じで、奴には申し訳ない限りだ。

(ここだけの内緒話で、ボストン君には深い父性と安堵を感じていた。そして物凄く懐いていた。彼の役に立つことなら何でもするという気持ちまで持って。だが最後まで素直に甘える事は出来なかった。一定の堅苦しい礼儀を捨てる事が出来なかったのは、その勇気がなかったからだ)

だが、奴には申し訳ないが、オレは奴との生活が嬉しいのだろうな。
家族とか結婚とか、オレには永遠に縁のないものだと信じていたのでちょっとおかしな気分だが。

話を戻すが、
今朝は自分の部屋のソファベッドで眠った。
早朝に奴を起こすのは余りにも申し訳なかったからな。

だが、そっと寝室を開けて奴の寝顔を見た。
奴は久々にムーミンの抱き枕と一緒に眠っていたが、オレが不在でちょっとは寂しいと思ってくれたか?(笑)

寝顔にキスしたかった。
だが静かにドアを閉じた。

『良かった』

……と漠然とした安堵に包まれたからもう十分だった。
昨夜も疲れや腹立ちを感じたが、すべてもうどうでも良いと思った。

==========

という訳で、
近頃はストレスのせいで似たようなエントリーが続いて申し訳ない。
今月は今日で終わるが、今月はマジで参った。こんな月はもう二度と御免だぜ。

本当は昨日の後編を書こうと思ったが、それは今夜に書かせて頂きます。
日付が変わって深夜になるかもしれませんが、書き上がった暁にはよろしくお付き合い下さい。

皆さんも色々と大変だろうが、最後には幸運を掴み取る事を信じて頑張ろうな。
今夜も何でも良いから良いことがありますように。
そしてこれからも続く長い人生の中、一生忘れられない大きな喜びがまだまだたくさん起きますように。

いつも皆さんを応援しています。

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Sunday Night Love Surprise 前編
Tue.30.07.2013 Posted in 恋愛
奴がオレの為に選んでくれたのはプライムリブ(厚みのあるローストビーフ)のレストランだった。
外国の映画に登場するようなゴージャスな店内で食べるディナーは最高に美味しかった。

2013_07_28_1.jpg

おまけに奴は、オレの為に特別なケーキを注文しておいてくれた。レストランの席をリザーブする時、「ケーキのプレートにメッセージを書いて欲しい」とスタッフに伝えて。

プレートには胸が熱くなる言葉が書かれていた。

オレはそんなサプライズプレゼントをもらった事がなかったから(逆にあげた事はあるが)余計に感動した。
たとえ『ありがとう』の一言だったとしても嬉しかったに違いない。
思わず奴を見詰めて、少し照れくさくなりながら言った。「……ありがとう。凄く嬉しいぜ」と。

「オレの気持ち」

奴はそう言ってオレの顔を覗き込んだ。

その晩の店内は混雑していて、オレ達はそれほど広くないテーブルに案内された。
だから奴が顔を寄せると物凄く近付けられたように感じて、そのままキスされるかと思った。

さすがにそんな事にはならなかったが(笑)

だが、ベージュ色のスーツを着込んだ紳士然とした奴に迫られるのはスリリングだった。
付き合ったばかりの頃を思い出した。
あの頃はしょっちゅう互いを刺激し合っていた。
食事、アルコール、花、セックス、肉体的フェティズム、視線、囁き……。そんなものを使って、いかに相手を自分に夢中にさせようかとゲームのように競っていた。

「このメッセージの返事は後日で良いか?」
「今ここでは駄目?」
「後でしたい」
「判った。どんな方法で返してくれるのか楽しみにしている」

奴はニッと微笑んでワイングラスを軽く持ち上げた。
オレも同じようにして「ありがとう」と言った。

ああ、奴がオレを驚かせてくれたようにオレも奴を驚かせたくなったから、サプライズな方法を考える為に「後日」まで時間を貰う事にした。

どんな方法が良いだろう?
期限はこの夏の間だ。ケーキのメッセージを見た時の嬉しさをちゃんと返せるサプライズを贈りたい。

「だけど凄く嬉しかったから、オレはどんな風に返すか……難しいな」

そんな事を呟くと、奴は満足気に笑った。

「そんなに気に入ってくれた?」
「食事だけでも嬉しいのに、ワインまでご馳走してくれて、おまけにこのケーキだ。嬉しすぎてここで踊りたいぐらいだぜ」
「あはは、それでさっきから足でステップを?」
「ああ……無意識にやってた。今夜はなかなか眠れないぞ」

実はディナーの後は、ホテルに行く事になっていた。
レストランの目の前にあるホテルの部屋を奴がキープしてくれたから。

その日は、ディナーも楽しみだったが、ホテルでの奴の『持て成し』も楽しみだった。

オレ達は相当なフェチストなので、わざわざホテルでセックスをする場合は必ずサプライズなプレイを考える。ましてやその日は奴が「任せて」と言ったのだった。だからいつもより過剰に期待せずにはいられなかった。

今夜、奴はオレに何をするつもりだろう?
真紅のワインを飲みながら密かに期待を高めれば、早く奴と二人きりになりたくなった。

だが、奴はそんなオレの心を見抜いたかのようにゆっくりとワインを飲んだ。
次第に会話にエロティックな雰囲気を浮かばせて、すっかり『その気』になっているオレを面白がるような視線を向けていた。

「オレも酔ってハイな気分だから、お前を酷く虐めてしまうかもしれないよ」
「良いぞ」
「ついに胸にピアスを挿しても?」
「部屋でも酔わせてくれるなら従ってしまうかもしれない」
「本当にお前ってムードに流されやすいね」
「いや、貴方にそんな事を言われるからゾクゾクして従いたくなるんだ」

仄かな灯りが揺れるテーブルの上、ワインの残りはもうなかった。

奴はカードを出してディナーの精算をした。
そしてオレに優しく微笑んで、「行こう」と言って手を伸ばした。
まるで恋人をエスコートする素敵な仕草で。

<後編は明日に続く>

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部屋の中でシャンパンシャワー…の気分
Mon.29.07.2013 Posted in 恋愛
部屋の模様替えをしたら別の場所にいるようだ。

今夜はちょっと気分転換したくなってな。
実は今日の昼間、奴にショックな出来事があった。

完全に成立した筈の仕事が流れてしまってな。奴の落ち込んだ姿を見ているのが辛くて「今日は早く帰宅して飲もうぜ」と誘ってしまった。本当はオレも仕事の山を抱えているのだが、あんな顔をしている奴を放っておくことは出来なかった。

「余計なお世話」と奴に怒られるかもしれないと思った。
だが奴はすんなりとオレの誘いに乗ってくれた。ショックだっただけでなく疲れてしまったのだろうな。気分的にもだが、その仕事の為に先月からずっと根を詰めていたから肉体的にも。

外国人ばかりの騒々しいショットバーに行って酔うまで飲んだ。
ふざけて某国の民族風ダンスを踊って、某ミュージシャンの歌マネもした。

そのうち奴は陽気に笑うようになった。
だが、まだ無理をしているように思えて、オレは「ここを出で別の場所でもっと盛り上がらないか?」と持ち掛けた。今度はクラブに誘うつもりで。

けれど奴は、「家に帰る」と言った。

「良い具合に酔ったのにつまらなくないか?」
「大丈夫、酔ったら気分転換したくなったんだ」
「どんな?」
「部屋の大掃除」
「ええー!?」
「あと、部屋の模様替え」
「ええええーーーー!!??」

たまに奴って人間が判らなくなる(汗)
いや、奴は普段から掃除が好きで部屋の中をピカピカにしているが(猫様の『毛』対策でもある)、なにも面白可笑しく騒いで鬱憤を晴らそうって時に掃除をしなくても良いと思うけどな。

「ほら、帰るんだよ!」

それよりもクラブに行こうぜ! なんて言っているオレの腕を掴んで奴はバーを後にした。

奴の強引さにオレは負けた。
だが、ただ普通に模様替えをするのではつまらないから、上等のシャンパンをラッパ飲みしながらやろうとオレは提案した。

「あはは、良いね!」
「だろ? それで模様替えしたら良いことがありそうだ」
「乾杯したくなるような出来事が増えるかもね」
「5本買おうぜ。余ったら週末に飲めば良い」

そんな訳で、オレ達は駅前の成城石井でお気に入りのシャンパンを買った。
そして「ただいまー!」と元気に帰宅して猫様を撫でくり回した後、デスクもソファもテーブルもパソコンも動かして大々的に部屋の模様替えを行った。

こんな平日の夜にそんな事をするなんて生まれて初めてだった。
だが、部屋のレイアウトを考えて家具を移動させるのは、思いのほか良いストレス発散になるもんだな!
家具の位置をどうしようとか、複雑なコードの設定をするとか、重いものを移動させるとか、どれも必死にやらなくてならないので雑念が吹き飛ぶ。

シャンパンは2本空けた。
2人で交互に飲んで、労働による喉の渇きを贅沢に潤した。

(だが本音をこっそり言ってしまおう。汗をかく時の飲み物は甘みのないミネラルウォーターやビールの方が良い。だが今回は幸運を呼び寄せるゲン担ぎのようなものだったのでシャンパンで正解だったのだろう・笑)

「凄く変わった! 別の部屋に来たみたい!」
「前よりも『整った部屋』って感じになったな!」
「フレッシュな気分!」

奴は満面の笑顔でオレを抱き締めた。
オレは奴を姫抱きにして、すっかり印象を変えたリビングをグルリと一周した。

「あはは、すっかり意欲が戻ったよ」
「良かった、新しいインテリアが欲しくなるな」
「良いね。どうせなら今までとはガラリと違った色で統一してみない?」
「そうしよう。福島から戻ったらすぐにやろうな」

奴の提案は的確だった。
あんな快感はどんなにクラブで悩ましく踊っても得られない。

それに今日の奴に必要な快感とは『悩ましさ』よりも『達成感』だった。本当はそれをあの仕事で得られる筈だったのだからな。
それと、部屋の整理をする事で釈然としなかった気持ちに踏ん切りを付けたのかもしれない。

奴が元気になってくれて本当に良かった。
今夜の残業を放棄した事によって明日の残業は二倍になったが、そんな細かい事はどうでも良い(死ぬ気でやれば何とかなる)

大丈夫だぞ。
いつもオレが付いているからな。何があっても応援するし、一生死ぬまで愛しているからな。

ところで、
片付けが終わった後、オレはベッドに座っている奴にアイスコーヒーを作って渡したのだが、奴はこんな事を言った。

「今日付き合ってくれたお礼にお前をプールに誘いたい。そしてこの間の日曜日みたいに……」

と、この間の日曜日の事は明日にでも(笑)

プールか、楽しみだ。
奴の海パン姿はとっても格好良いし可愛いんだぜ。
カメラの持ち込みが可能なら撮影会ごっこをしたいが……そういえばプール付きのラブホテルがあったよな。そこでやるか。

という訳で、
今週は始まったばかりだがオレと奴はガンガン飛ばしている。

皆さんも元気に月曜を過ごされましたか?
仕事や勉強をしていれば色々な問題にぶち当たるものだが、どんな難題も越えられるように応援しています。今週もたくさんの楽しい出来事がありますように。

では、今夜もゆっくりと快適に素敵な夢を。
おやすみ。

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その想いは夢までも繋がる螺旋
Sun.28.07.2013 Posted in 恋愛
今朝の起床時刻は12時。
我ながら良く眠った。

奴は笑っていた。「たっぷり眠れて良かったね」と言いながら。

だが本当は退屈だったらしく、オレにすぐに顔を洗って着替えてくるように催促した。
「朝食のスープはとっくに出来上がっているし、出掛けたい場所もあるから早く支度して」と(笑)

オレは奴の頬にキスをして洗面台に向かった。
そして、顔を洗いながら不意に思い出した。

……夢を見た。

子供の頃に住んでいた実家で眠ったせいか学生時代の夢だった。
だがおかしなことに奴も登場していた。

とても奇妙な夢だった。
部屋の中にはオレと友人と奴の3人がいた。

オレは奴に恋をしていた。だが奴はオレを好いてはいなかった。
けれど友人はオレに好意を抱いていてくれた。

だからオレは無難に友人を抱きしめた。
友人はオレを抱き締め返して、もう恋人になったかのように親密に話をしてくれた。

けれどもオレは奴の事がどうしても気になって、奴の事も抱き締めた。すると意外にも奴もオレを抱き締め返して好意を示してくれた。

──もしかするとオレの想いは叶うかもれない?

オレの胸は切ない歓喜に震えた。
同時にどうしても奴が欲しくなった。好きで好きでたまらないから、どうしても奴と結ばれたいと願って、息が止まるほど苦しい胸を自分の指で掻き毟った。

変な夢だよな(笑)

先に友人に手を出しておいて、奴に脈がありそうだと判ったらさっさと忘れるとか、オレはなんて酷い人間なんだ。

だが、そんな夢を見た理由は判っている。

昨夜の鞭のせいだ。
嵐のように責められて気が狂うかと思うほど辛かったが、奴に対して胸が張り裂けるほど激しい愛しさを感じていたせいだ。

心の中で奴という存在に死ぬ物狂でしがみついて堪えていたからな。その感情が余りにも強烈だったから夢の中にまで現れたのだろう。奴が欲しくて欲しくて、得られる為なら何でもする、と。

どうして友人までも登場したのかは判らないが(笑)
あ、念の為に言っておくがボストン君じゃないぞ。中学時代に密かに好きだった友人のA君だ。

==========

顔を洗って、奴が準備してくれた朝食が並んでいるテーブルに就いた。
夢の話をしようかと思ったが、何となく止めておいた。

「いただきます」
「はい、どうぞ」
「……美味しいヴィシソワーズだな。手が掛かっただろう?」
「ふふ、ちょっとね。でも上手に作れて嬉しいんだ」
「美味しい。レストランで食べるりもずっと美味しい」
「大袈裟」
「本当だ。朝からこんなに美味しい物が食べられるなんて、凄く幸せな日曜日だ」
「あはは、嬉しいよ」
「ありがとうな。心の底から、物凄く愛してるぞ」

奴は照れくさそうに笑った。
オレは昨夜から奴に対して抱いていた気持ちの一部を言葉に出せて満足だった。

本当は奴の足にすがり付いて「愛している」と言いたかったが、朝っぱらからそれをするのはちょっと鬱陶しいからな(笑)

そういえば今日は、奴がオレを持て成してくれる約束だった。
だから奴は朝食から手の込んだものを作ってくれたのだろう。
そして外出の時も色々と……ちょっとしたプレゼントまでもらった(笑)

これから外出して、奴にワインをご馳走してもらう。
だから昼以降の出来事は、深夜か明日に書かせて頂きます。

皆さんも楽しい日曜日の夜を。
今夜も幸運な出来事がたくさんありますように。

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嵐から逃げられないように
Sun.28.07.2013 Posted in SM・フェチ
今日は夕方から大宮で仕事があり、明日は母の施設に行く用事があった。
だから今夜は実家で過ごす事にした。奴と最寄りの駅で待ち合わせて、夕食のものを買い込んで一緒に実家に行った。

妹はいなかった。
8月2日にオレ達と一緒に福島に行けない代りに、昨日から一足先に行って母の移住に関する用事を済ませてくれている為に。

==========

バケットにローストビーフや野菜などを挟んだ夕飯だった。
今日の蒸し暑さのせいか、しっかりしたものよりも軽いものを口にしたかった。

食事の後にそれぞれシャワーを浴びて、実家の部屋の中で一番リラックス出来る和室に布団を敷いた。
そして白ワインを飲みながら今日の凄まじかった暴雨の話をした。それから隅田川花火大会が中止になった事も話した。

「一昨日も去年も花火大会に行ったのにな(去年は隅田川ではない)」
「今年も行きたかったね。去年の今頃は、こんなに忙しくなるなんて思ってなかったよ」
「そうだな。本当は今年も、あの時食べたすき焼きを貴方と食べたかった」
「美味しかったな、あのすき焼き」
「雰囲気の良い店だったろう? 花火が始まる前に食べて、楽しかったな」

2人で布団に横になって、穏やかにそんな話をしていた。
「来年はまた必ず行こう」と、一年も先の約束を交わして。

雨はいつの間にか完全にやんでいた。
暗い空を光らせていた雷も止まって、静かな夜を取り戻していた。

だが、子供の頃から『嵐の夜』というものが好きなオレは再び今夜の稲光の話題を口にした。
浦和にいる時に車内から見た稲妻が物凄く眩しくて、それを撮影出来なくて残念だったと。

「酷い土砂降りで車から降りられなかったけどな」
「ふふ、でも以前お前は言ったよね? 嵐の夜になると服を脱いで外に飛び出したくなるって」
「ああ、今日も本当はそうしたかった。あんなに激しい雨に打たれたら気持ち良かっただろうな」
「きっと痛いよ。目を開けていられない」
「全身を鞭で打たれている感じかもな」
「だから好きなんだ?」
「きっとそうだ」

オレの顔を覗き込んだ奴を抱き寄せてキスをした。
見事な雷光にゾクゾクと痺れた気持ちがまだ胸に残っていたのか、仄かに興奮を感じながら。

「マゾ心が刺激されると言ってたよね? 今日も刺激された?」
「された。車に乗っている間、ずっと稲妻を目で追ってゾクゾクしていた」
「興奮していたの? ……ここ」
「ああ……していた」
「何か妄想した?」
「した。暴雨と稲妻みたいに激しく鞭で責めて欲しいって」
「誰に?」
「貴方に……」
「それでこんなに固くしていたんだ……。仕事中に、車の中で」

奴は手に力を加えてオレのモノをギュッと握った。
反射的にオレは仰け反った。その痛みが刺激的だったし、その先の事ももっとして欲しかったから。

「不真面目な悪い上司」
「部下にたぶらかされたんだ」
「良く言う。お前がオレにこんな事を教えた癖に」
「楽しんでいる癖に」
「ふふふ」

奴の手がオレのシャツのボタンを外した。
オレは胸の鼓動を高鳴らせながら奴の柔らかな髪を愛しそうに撫でた。

「でも、鞭がない」
「貴方の手で打ってくれ」
「それでも良いけど……それより良い物がある。鞭よりも痛いけど、我慢出来る?」
「我慢する。でも何を?」
「お前が気付かないなんて。オレのを使うよ?」

奴は暫しオレから身体を離した。
そしてシャワーを浴びる前に脱いだ服を掛けたタンスを開いて、そこから何かを取り出してまたオレの元に戻ってきた。

「……ああ、これで打たれるなら覚悟がいるな」
「嵐の雨みたいに激しく打ちたい。お前のせいでオレも興奮した」
「オレの背中に稲妻みたいな傷が出来るまでか?」
「そうしてしまうかもしれない」
「残酷だな」

奴の手に握られていたのは黒革の厚みのあるベルトだった。
オレはそれで容赦なく打たれる想像をしてゾクゾクとした。
だがその寒気は恐怖心ばかりではなく、奴にめちゃくちゃに痛め付けられたいという被虐的な快楽をも感じての事だった。

オレは興奮の余りに、墓穴を掘るような提案を奴に言った。
そんなベルトで嵐のように打たれたら本気で悲鳴を上げるかもしれないから猿轡を噛ませると良い、と。ついでに、両腕を柱に括って逃げられないようにすると良い、と。

奴はその提案を気に入って受け入れた。

オレは仕事上でちょっとした用途で使うシルクのスカーフを2枚取り出した。
そしてそれらを奴に渡した。自分の肉体と心(自由)を差し出すような気持ちで。

「嵐の雨なら100回じゃ済まないね」
「そんなもので100回も打たれたら正気を失くす」
「鞭は100回以上打たないと本当の味が判らないなんて能書きを垂れたのは誰?」
「……すまない。200回は我慢する」
「300回」

奴はオレの目の前でベルトをビッと伸ばした。
嵐のような時間が始まる合図だった。
いや、嵐よりも恐ろしくて艶かしい時間だった。

容赦なく背中に稲妻を刻まれた。
本気でこれ以上打たれたら背中が避けると思った。その一面はどこも火のように熱くなって汗に濡れていた。

オレは苦痛に揉みくちゃにされて床をのたうった。
始めは奴に許しを乞っていたが(猿轡を噛まされていた為に呻き声だけが漏れたが)、そのうちに本当に正気を失くしてマゾヒストという家畜人となった。100回を超えた時には、理性の残っている状態では絶対に理解し得ない快楽に陶酔していた。

永遠と思えるような長い時間だった。
300回目を終えた時、奴はオレから猿轡を取って、強く抱き締めて深くキスをした。「愛しているんだ、愛しているんだ、オレのものだ」と何度も囁きながら。

余りにも幸せに満ちていて、そのまま息が止まってしまうかと思った。
奴が自分をオレのモノで貫くように命令を下さなかったら本当にそのまま意識を失くしていたと思う。

だが、奴を感じさせるのも気持ちが良かった。
今度は奴の性欲を満足させるペットになって、激しい快楽から覚め切れないまま夢中で腰を揺さぶった。

こんな時は不思議なもので、どんなに興奮していても射精はしない。
奴が『お前もいけ』と命令しない限り、何時間だって奴の中で固く勃起させ続けて腰を振ることが出来る。

調教によって苦痛に蹂躙された後にこそマゾヒストは本当の奴隷になれるものなのかもしれない。
言葉だけでは駄目だ。肉体に『お前は奴隷なのだ』と判らせてやると、自分でも驚くほど主(ご主人様)の命令に従えるようになる。人間の能力とは本当に計り知れない。

そんな嵐のような行為の後、奴はオレを抱き締めてこう言った。

「日曜日に約束していたセックス、今夜しちゃったね」

オレは思わず笑った。
そして言った。「明日もよろしく」と(笑)

「背中が腫れてるけど大丈夫なの?」
「背中への攻撃はナシにすれば問題ない」
「うーん、判った。じゃあ明日は痛いのはナシにしよう」
「いや、やっぱり背中に塩とかタバスコを擦り込んでも良いぞ」
「本当にやっちゃうよ?」

暴雨が止んで外は静かだった。
そして部屋の中も静かになった。

和室の灯りを消して、2人で並んで眠った。
だが、オレは最近の不規則な生活の為にまだまだ眠れそうになくて、このブログを書いている次第だ(汗)

最近は朝の3時とか、酷い時は7時まで起きていたからな。
来週以降はまた規則正しい生活に戻したい。
なかなか直せないかもしれないが、鞭を持った奴に協力してもらって。

==========

長い文章を読んで下さってありがとうございました。

いつもご親切な皆さんに、今夜も楽しい夢が訪れますように。
そして明日の日曜日も幸運な1日となりますように。

では、今夜もゆっくりと幸せな夢を。
おやすみ。

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貴方の足に口付ける理由
Sat.27.07.2013 Posted in SM・フェチ
昨夜の帰宅時刻は3時過ぎだった。
悪い接待ではなかったが、それでもやはり帰宅すれば疲労を感じた。

猫様も熟睡して起きてこない時間だった(笑)

当然のように奴も深い深い眠りの中で、オレの帰宅に気づくこともなく眠り続けていた。

オレはシャワーを浴びて、ゲロルシュタイナーを半分ぐらい飲んで、寝室に入った。

意識的には眠かったはずだ。
だのに何故か頭は冴えていたので、ベッドの足元にある椅子座って暫し奴の寝姿を眺めていた。

奴は静かに眠っていた。
タオルケットに包まれて寝息も聞こえないぐらい安らいだように眠っていた。

そのタオルケットは薄いので、奴の身体の形が浮かんで見えた。特に肩と足のラインが。

オレはちょっとした悪戯心を浮かばせた。
奴の足元のタオルケットをそっとめくって、足の親指の先に静かにキスをした。

奴を起こしたくはなかったので本当に軽く。
けれど奴はピクリとも反応しなかったので、少しばかり調子に乗って、愛しい気持ちを込めて強く唇を押し付けた。

……一瞬だけ、奴の寝息が大きくなった。

オレは『しまった』と思い、それ以上悪戯するのは止めて、そっと奴の隣に潜り込んで目を瞑った。

翌朝。

「昨夜、寝てるオレの足に頬擦りとかした?」

奴にそんなことを訊かれた。

なるほど頬擦り、それもやっておけば良かったと思いながらキスをした事を告白した。

「起こしちゃったか?」
「んー、半分起こされたかな?」
「半分?」
「足に何かされているのに気付いたんだ。それでお前が帰って来たんだって判った」
「すまない、安眠妨害した」
「いや、良いんだ。それで、お前の頭を撫でようと思ったけど眠気で身体が動かなくて、いつの間にかお前の頭を撫でる夢を見ていた。何故か途中でお前は猫に変わっていたけど」
「幽体離脱してオレを撫でてくれたのかもな。いつに間にか猫様の所に移動したようだが」
「あはは! 夏向けの話だね」

奴の眠りを妨げて悪いことをした。
だが、眠りながらもオレを労ってくれていたとは物凄く嬉しい話だった。途中から猫様に浮気したようだが(笑)

「今後は邪魔臭かったら蹴り飛ばして良いぞ」
「忙しくて翌日も仕事の時だったらそうするかも」
「ああ、容赦無くやってくれ」
「やってもお前、喜んじゃってお仕置きにならないんじゃない?」
「はは、そうかも」
「顔面を蹴るよ」
「じゃあ忙しい時期にワザとやろう」「こら」

奴に尻をパン!と叩かれた。
今日もいそがしいが、それでも目的達成の為に元気に頑張れそうな気がした。

やっぱりオレってマゾだよな(笑)

足にキスをするのは大好きだ。
自分の全てを大好きな奴に捧げている気持ちになれるから。

今日も愛してるぞ。
だから仕事を頑張るぞ。
貴方に楽しいと思って貰える夏にする為に、貴方に幸せだと思って貰える人生を作る為に。

と言う訳で、皆さんも充実した土曜日をお過ごし下さい。

今日も皆さんにたくさんの楽しい出来事が起きるように応援しています。

■おみくじのサービスが忽然と終わってしまったのか、あの不気味可愛いおみくじが昨日から表示されなくなった(泣)

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今度の休日の夜に見る夢は?
Fri.26.07.2013 Posted in 恋愛
外出先にて、ごきげんよう。

これから接待で赤坂だが、先方が30分遅刻するので暇を持て余している。
奴に学校でお勉強中なので電話やチャットで遊べない。

お客さんを接待するのは、どちらかと言えば得意な方だが、相手が奴だったらもっとサービス満点で頑張れるのだがな。
オレの人生には縁のない性接待もするぞ。オレがコンパニオンになって、奴をスケベ椅子に座らせてアレやコレをやって、ソレまでやってしまうぞ。

なんて、
時間に追われる生活をしていると、そんな楽しい妄想に逃げたくなるものだ。もっともオレの場合は眠っている時以外はずっと妄想ばかりなのだが。

そうそう、昨夜はおかしな夢を見た。
とある友人に秘密を握られて、物凄く切羽詰まって悔しい思いをしている夢だ。

そんな秘密なんてオレにはないのだが(少なくてもその友人にはオレが変態マゾである事を告白しているし)、最近の余裕のない生活がそんな形になって夢に現れたのだろうな。

どうせなら友人ではなく奴に出てきて欲しかった。
そしてオレを脅迫するんだ。
「その秘密をバラされたくなかったらオレの奴隷になれ」……とか言われて。

夢のような夢だぜ。
そんな夢を見た翌朝には息子が元気になって仕事に行けなくなるだろう。

しかし、そんな楽しい夢は明後日までお預けだ。

今夜と明日は多忙だが、明後日は休みになったので、心も身体も安らげるリラクゼーションな1日にしたい。
ゆっくり眠って、起きたら快楽を楽しんで、美味しいご飯を食べて、ワインも好きなだけ飲んで。そんな1日にするぞ。

今朝、
オレはその夢を奴に話した。「仕事の影響でそんな夢を見たのだろう」と言って。

「お前ってあんまり疲れを顔に出さないけど、やっぱり辛いんだね」

奴はそう言ってオレを抱きしめてくれた。

嬉しかった。
だが、仕事の事では奴の前では常に格好を付けていたいオレは情けない気分になった。

「いや、大した事じゃない。明後日は休みだしな」
「帰って来ても遅くまで仕事をしてるじゃない。遊び好きなお前が」
「……まあ、自分でもちょっと頑張ってるかな、とは思ってるが」
「頑張ってるよ! だから今度の日曜日はオレに任せて」
「何を?」
「セックスと掃除と食事。役に立ってあげる」

……涙が出るほど嬉しい事をいってくれるじゃねえか。

しかし、それはひょっとして奴の優先順位か?
一番大事なのがセックスなのだろうか?
それともオレが喜んでくれそうな順位でそう言ってくれたのか?

何にせよ、嬉しかった。

オレは奴を抱きしめ返して頭を撫でた。「大丈夫だぞ。そんなに疲れてない。だけど嬉しいぞ」と言いながら。

しかし、ちょっと期待してしまった。

普段はオレが奴をリードすることが多いからな(掃除以外は)
今度の日曜日、一体奴はどんなセックスをしてどんな料理をご馳走してくれるのだろう? ワクワクするぜ。

昨日の夜までは、「なんでこんなにクソ忙しいんだ、クソ担当が!!」と思っていたオレだが、奴から至れり尽くせりのご褒美が貰えるなら、たまにはクソ忙しいのも良いものだ。

「期待してて」
「判った」

ニコニコと微笑む奴に、オレは心底嬉しく思いながら頷いた。
今度の日曜の夜は、とても楽しくて安堵に満ちた夢が見られそうだよ思いながら。

早く日曜日ならないかな。
焦らしプレイは苦手なオレだが、今日と明日の苦行の後には天国が待っているのだから頑張ろう。

という訳で、そろそろ会食中の会話のシミュレーションに入ろう。
今夜も奴の為に良い仕事をするぜ。

皆さんもお疲れ様です。

もうすぐ楽しい金曜日の夜だ。
今夜も思い切り楽しいことがあるように応援しています!

オレと同じく仕事に追われている方は一緒に頑張ろうな(笑)

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スキンフェチなボクとニャンコちゃん
Thu.25.07.2013 Posted in SM・フェチ
「凄く気持ちが良いよ」
「そんなに?」
「うん……凝っているところから力が抜けて……」
「ふふふ、猫みたいにくにゃくにゃの身体にしてやるぜ」
「にゃー……」

奴が本当に気持ち良さそうな声で鳴いてくれてオレは大満足だった。
あんなにも気持ち良さそうにしてもらうとオレの方こそ嬉しくて癖になりそうだ。

忙しい中、何種類もの動画と本を見てコツを学んだ甲斐があった。

過去にマネ事をした事はあったが(というか、あれはただの性感マッサージだった)、本当に効果のあるアロママッサージをやったのは初めてだった。
と言っても、ボディ用のマッサージオイルにラベンダーの精油を垂らして、ひたすら首と肩と背中と腕の筋肉を優しくじっくりと揉みほぐしただけだったがな。

アルママッサージはなかなか面白い。
奴の肌がオイルにしっとりと濡れる眺めも、スパイシーな花の香りが立ち上るのも官能的だ。

暫くアロママッサージがマイブームになりそうだ。
ツボを的確に押さなくてはいけない指圧とは違って比較的簡単に出来るし、何よりも微妙にエロティックな時間を奴と楽しめるのが良い。

今夜は奴は眠気に負けて眠ってしまったが、体力に余裕のある時に性感マッサージも混ぜてやればフェティッシュな楽しみ方が出来そうだ。

その時には奴のプリンと盛り上がったお尻をたっぷりと撫で撫でしてやろう。尻には男を元気をさせるツボがあるからな。
そして尻の割れ目から足の合間を焦らしながら指先でこちょこちょしてやる。あれをやられて息子を泣かせない男はこの世にいないと思う。

「肌が温かくなった」
「今夜はこのまま裸で寝て良い?」
「勿論だ」
「なんとなく何も着たくなくて……」

マッサージを終えて、奴は身体を丸めて目を閉ざした。忙しかった疲れが出たのかもしれない。

オレは奴の背中からうなじへとキスをした。
仄かなラベンダーの香りが奇妙なほどエロティックだった。
もしも奴が疲れていなかったら、背筋に舌を這わせて足の合間まで舐めてしまっただろう。

「猫みたいにくにゃくにゃになったな?」
「うふふ、くにゃくにゃだよ」
「おやすみ」
「おやすみ、ありがとう。良く眠れそうだ」

オレが奴の唇にキスをすると、奴はオレを抱き締めてキスを返してくれた。
そのまま眠ってくれても良かったのに。まったく奴はお礼を返さずにはいられない律儀な男だよな。

しかし、オレも熱心にやったものだからちょっと疲れた(笑)
明日も忙しくなるから今夜も早く眠ろう。

ベッドにはヌードの猫が待っている。
温かくほぐれた身体にもう一度キスをして隣で眠ろう。楽しい週末を夢見ながら。

という訳で、皆さんもお疲れ様でした。
今夜も心地良く楽しい夢を見て下さいね。

明日も皆さんにたくさんの幸運な出来事があるように祈ってます。
おやすみ。

★ca~kさん、ky~uさん、大正解でした!もっと上手くエロくできるように今後も勉強したいです(笑)

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今夜は早く帰れたので甲斐甲斐しく尽くします
Thu.25.07.2013 Posted in 恋愛
今日の蒸し暑さも台風の影響か?
だが来週には天気が回復するようで良かったぜ。この数日、ずっと雨と湿気だったからな。

今日の外回りの時、余りにも蒸し暑かったので31でアイスクリームを食べた。
ダブルチョコレートチーズケーキを初めて食べたのだが美味しかった。

そういえばもう長らく奴と31に行っていない。
以前(今よりずっと暇だった頃)は会社の帰りに寄っていたのにな。飲んだ後に、酔って熱くなった身体を冷ます為に食べたりもしていた。

しかし、この多忙もあと少しだ。
どうやら今度の日曜日は休めそうだし(マジで泣けるほど嬉しい!)、8月に入ったら奴とレジャーを3つも計画している。もっとも、その内の1つは母を送り届けるついでだし、もう1つは都内のホテルに宿泊するだけだがな(笑)

その他に海やプールや祭りにも行く予定だ。
今年はボストン君達とまたスイカ割りをする約束なので物凄く楽しみにしている(笑)
ボストン君の海パン姿を見るのは2年ぶりとなるが、さて、腹は出ていないだろうな?  彼も大台に乗ったからな。もしも出ていたらつまんでやろう(物凄く怒られそうだ)

今月がんばった分、来月は有給を多く取れる。
その代りお盆休み中の数日間は仕事になるが、どうせお盆はどこに行っても混雑しているからな。その前後にしっかりと遊ぶつもりだ。

ところで、
なんと今夜はオレはもう帰宅している。

こんなに早く家に帰れたのって何ヶ月ぶりだ?
今夜は17時には会社を出ると奴に伝えたら、奴はしっかりと晩ご飯のリクエストを送ってきた(笑)

何をリクエストされたかと言うと、牛丼。
「そんな15分でできるような簡単なもので良いのか?」と返信したが、奴はオレを労ってくれたのだろうな。「牛丼が良いんだ」ともう一度言ってくれた。

だからシーザーサラダなどもちゃんと作っておいた。冷たく冷やしたトマトやレタスに、手作りのシーザーソースをたっぷりと掛けて奴に食べて貰おう。忙しくて大変な思いをしているのは奴も同じだからな。

食事の後は小さなボトルのシャンパンを飲んで貰おう。
そしてその後は……。

実はちょっとした事を奴と約束している。
最近、学校の課題の関係で首や肩が凝ると奴が言っていたので、それをほぐす為の事を。

「◯◯といえば、家にも◯◯があるからできるんじゃないか?」
「うん。やってくれる?」
「喜んで。ただ、上手には出来ないぞ? それよりプロに任せた方が良いんじゃないか?」
「ううん、家でゆっくりやって欲しいんだ。気持良かったらそのまま眠れそうだし」
「そうか、そういうことならオレがやってみよう」

……と、いうことになったので頑張りたい。

実は奴にそれを願われてからこの数日間、youtubeや本などで上手に◯◯をする勉強をしていた。
糞忙しい最中にも奴の事となるとちゃんと時間を割くのだからオレって凄いぜ。奴隷的な意味と、愛してるって意味でな(笑)

という訳で、そろそろトマトを切る。
奴が「ただいまにゃーん」と帰ってくる頃だからな。にゃーんとは言わないが。言って欲しいが。猫抱っこをするので。

では、皆さんも引き続き楽しい夜を!
また時間があれば深夜に◯◯に報告をさせて頂きます。

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真面目な貴方と不真面目なオレ
Wed.24.07.2013 Posted in 恋愛
今日も朝から忙しくて、昼休みは食欲もなく、ひたすら自分のデスクで仕事を進めていた。

このペースでは、どうやら今度の土日も出勤になりそうでな(泣)
そうそう、昨日は書き忘れていたが、昨日も休日返上で急きょ横浜まで出ていた。お陰で奴と約束していた唐揚げが作れなかったぜ。

今日の昼休みの後、奴からメールが来た。
『すごく忙しそうだけど大丈夫?』と。

大丈夫、楽勝。

……と返信したかったが、壁に貼り付けられているスケジュール表を見た途端に弱気になった。

『今日はずっとデスクワークで燃料切れするかも。エネルギーチャージをよろしく』
『良いよ。鞭? キス?』
『キス。あと気合を入れて欲しいからビンタも』

奴とそんなメール会話をしたが、オレは冗談半分で期待した。

『冗談半分』というのは、以前だったらこうした遣り取りは完全に冗談で言っていたのだが、近頃は奴もオレに負けず劣らず変態……いや大胆なので、もしかすると本当にやってくれそうにも思えて期待した次第だった。

まもなく奴から返信が来た。
『良いよ。じゃあ今から◯◯階のトイレに来て』と。

やった!!
とオレは心の中で歓喜の叫びを上げた。

駄目元でも言ってみるものだな。
オフィスのトイレに呼び出されて後輩にリンチされるなんて、イメージプレイ大好きなマゾとしては猛烈に燃えるシチュエーションだ。

『すぐに行く』

オレは急用ができたような顔をして「ちょっとトイレに行ってきます」と先輩に言って椅子から立った。
先輩はご親切にも「我慢は悪いから無理するな」と言ってくれた。
オレはよほど切羽詰まった顔をしていたようだ。

奴のご指定のトイレに入ると、奴は既に手を洗う所にいて、オレの腕を引っ張って個室の中へと引きずり込んだ。

その時点でオレはもう興奮していた。
奴はそれを見透かしてニヤリと微笑み、悩ましく腰を突き出してグイグイとオレのそれと擦り合わせた。

「ゴツゴツしてるけど、これはなに? ビンタとキスの他に何か期待してるの?」
「そういう訳じゃないが、こういうシチュエーションは興奮するだろ」
「こういうの?」

奴はオレをからかうように突然ディープキスをした。
噛み付くように、息を止めるように、痛いぐらい舌をきつく吸って。

トイレの狭い密室で顔を近付けてヒソヒソと息を触れ合わせるように話すだけでも興奮していたのに、奴にそんなことをされてしまったら貪欲な欲情を爆発させるしかなかった。

「悪い子だ、上司にセクハラか?」

オレはイメージプレイにノリノリになってそんな事を言った。
奴の尻を両手で撫でて、オレの方からも腰を押し付けて。

だがその途端、オレは奴にビシッとビンタされた。

呆気に取られながら奴を見ると、奴は猫のように釣り上がった目をしてニッと笑った。

「はい、おしまい。これ以上ゆっくりしてる暇はないでしょ? オレも忙しいから戻るよ」

ここでお預けなんて殺生な!

とオレは思ったが、確かにそれ以上の事をする余裕はなかったし、それ以上の事ができる環境でもなかった。

いや、声を我慢してもらえば口で奴を感じさせる事ぐらいはできたかもしれんが、奴は忙しそうだったので大人しく引き下がる事にした。

「忙しい日なんて嫌いだ」
「スネちゃって。続きは暇な日にしよう」
「ああ、気合を入れてくれてありがとな」
「がんばれそう?」
「がんばれる」

狭い個室でヒソヒソと話して、別れ際に3回キスをした。

外に誰かいないか確認して、奴が先に個室から出た。
改めて思った。
オフィスでの秘め事は楽しい、と。

早くまた時間に余裕のある環境に戻って、たまには優雅?にオフィスラブスリルを味わいたいぜ。
そのためにも今だけは頑張ろう。

という訳で、皆さんも楽しくお仕事や勉強をされているか?
どんなに困難で忙しい日があっても、耐え抜いた以上の楽しい出来事が必ずやって来るように祈ってます。

では、また時間があれば夜に。

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尻尾を振っても腕は振るな
Tue.23.07.2013 Posted in 恋愛
麦茶を食みながら、ごきげんよう。

今日のゲリラ豪雨は凄かったな。
ちょうどオレが横浜に到着した時に物凄い雷雨になったものだから、お客さんから嫌味を言われたぞ。「R君は嵐を呼ぶ男だな。仕事を吹き飛ばされないように気を付けないと」と(汗)

それにしても見事な豪雨と稲光だった。
横浜は外を歩くのも困難な時があったが、都内も同じぐらい凄かったみたいだな。

『貴方は外じゃなかったのか? こっちは靴下もパンツもびちゃびちゃになったぜ』
『オレはお客さんの事務所にいたんだ。お前がパンツを濡らしたのは雨のせいじゃないでしょ?』
『良かったな。ああ、実は雷にビビっておもらししちゃって』
『やっぱり! 今夜はお尻ペンペン!』

やっぱり……って、奴もそろそろ妄想に取り憑かれた人生を歩み始めたのかもしれん。

猫好き妄想カップル。
なかなか他に相性の合う人がいなくて永遠に付き合っていられそうな理想的なカップルだ。猫と妄想で夫婦円満。

で、帰宅すると……。

奴は「お帰り」と言ってオレを抱き締めて、いきなり尻に両手を回してペンペンした。太鼓を叩くみたいに左右を交互にしてペンペンペン!とリズミカルに。

「本当に叩いた!」
「叩くって言っておいたじゃない」
「そうだけど。でもおもらしは嘘だぞ?」
「あっはは、判ってるって。でも嘘を吐いたからお仕置きだ」

奴はオレを肘でがっちりと押さえ込んで(奴は骨格がしっかりした外国人なので力持ち)尻を楽しそうに叩いた。「強く叩くと良い音だよ」とか言って。
オレはそのお仕置きが楽しくて奴を抱き締めて、「尻が痛くて気持ち良い! 女王様、もっと!」とか言って笑っていた。

が、
その1~2秒後、オレは大変な事を思い出した。

確かオレは今夜、ケーキを買った筈だった。マロンクリームとチョコレートのクリームのモンブランを。
オレはそれを手に持っていた。しかし、今のオレの手は奴を抱きしめていて、ヨコ型のケーキの箱をすっかりタテの方に向けていた。

「ああ! しまった!!」
「え!? なになに??」

いきなり声を上げたオレに奴は驚いた。
オレは床にしゃがんでケーキの箱を開けた。
すると、そこには案の定、箱の隅にべチョリとくっついて形を崩したケーキの姿が……。

「あーあ」
「あーあ」

2人で同じ声を出した。
しかし親切な奴は、「味は変わらないよ。元々はキレイなケーキだったのも判るから大丈夫」と言ってオレの尻を撫で撫でと撫でてくれた。

ケーキを犠牲にしてペンペンのお仕置きは終了した。
奴はガックリと肩を落とすオレを哀れんでくれたのだろうな(汗)

まあ、形は崩れたが、ダージリンと一緒に食べたモンブランは美味しかった。

「ああ、可哀想な姿になって」
「上の飾りが箱の中でバラバラ」

なんてティータイムの話のネタにもなってくれたしな。
もっともオレとしては、エレガントな姿のモンブランを奴に食べて欲しくて買って来たのだったが(泣)

嬉しい事があっても(大好きなお仕置きをされても)男はむやみにはしゃがない。
暫く、それを教訓に生きて行こうと思う。

という訳で、皆さんも今日はお疲れ様でした。
ゲリラ豪雨に遭遇された方は大丈夫でしたか? その後、冷房で冷えてしまった方は風邪を引かないようにご注意下さい。

明日は晴れると良いな。
そして明日も良いことがありますように。皆さんの幸運を応援しております。

では、今夜もゆっくりと楽しい夢を。
おやすみ。

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meet murder my angel
Tue.23.07.2013 Posted in SM・フェチ
オレが先にシャワーを浴びて、奴が戻ってくるのを待った。

待っている間、テーブルの上にウイスキーとチョコレートを出しておいた。
奴が戻ってきたら、この静かな一室で2人きりで乾杯する為に。

「舌の上で溶ける」
「濃厚で品の良い味だな」
「まるで美味しいカカオのお酒を飲んでいるみたいだ」
「ああ、ウイスキーにも合う」

窓の外には無数の黄金色の灯りが見えていた。そしてそれらの中央には青い東京タワーがそびえ立っていた。

部屋の中は真っ暗だった。
オレ達はチョコレートを食べながら戯れ、互いのバスローブの紐を解き、ウイスキーを口に含ませて、それを互いに飲ませながらキスをした。

「酔いそうだ」
「もう酔っているでしょう?」
「まだ酔ってない」
「ふふ、嘘」

奴はオレをベッドに押し倒して微笑んだ。
オレの身体の上に乗り、手元にあったバスローブの紐をオレの首に回して喉で交差させて。

軽く、本当に軽く意識が遠くなった。
苦しさはない。
夢を見ているような気持ち良さに包まれて、オレを支配する残酷な恋人に何もかもを委ねたくなった。

「もう夢の中にいるみたいだ」
「しゃべらないで」
「夢が覚めるから?」
「しっ。お前はこのまま、静かにオレに殺されてしまうんだ」

奴はオレの耳元で優しく囁いた。
オレは頷いて目を瞑った。
激しい高揚感とは違った、静かに全身を貪られてゆくような快楽に溺れていった。徐々に肉体の全てが腐敗して自然の中へと還ってゆくような、そんな不思議な感覚だった。

奴のキスはいつもより甘かった。
チョコレートの余韻だったのかもしれない。あるいは、仄かな首の苦しさがそう感じさせていたのかもしれない。

けれど時折、奴はオレを現実へと引き戻した。
オレが夢の中に陶酔してしまわないように、オレの舌を、乳首を、男根を、猫のように尖った歯で噛み付いた。

「意地悪だな」
「……うん、意地悪だよ。お前はオレに虐められて泣いている」
「あ……凄く感じる」
「ほら、こんなに涙を垂らして、ずっと止まらない」

奴の口や手で執拗に弄ばれ、オレは先端をしとどに濡らして、何度も絶頂を吐き出したくなった。
だが、オーガズムに達する前に奴は愛撫を止め、根本をキツく締め付けて尖った歯を食い込ませた。

それは苦痛だった。
過度に焦らされる事も、針で突かれたような激痛も物凄く辛かった。

だが、オレの精神はそれを快楽として受け止めていた。
奴に牙を立てられる度に更に男根を勃起させ、もっと発狂するまで責め立てて欲しいと望んで身体を仰け反らせた。

「……いつまで泣かせたら気が済む?」
「外が明るくなるまで」
「死ぬぞ」
「殺しているから」

窓の外には美しい夜景。
部屋の中は官能の声だけが延々と続く静寂。

あれは地獄の苦痛だったのか?
それとも、天国の快楽だったのか?

もうオレには良く判らない。
一晩中オレは、その双方を感じて狂っていたのだから。

そしてようやく首のロープを解かれれば、オレは理性を失くして奴を揺さぶった。

監獄から放たれたようだった。
もう何年もセックスを禁じられていた奴隷のように、一気に獰猛な欲情に駆られて奴を激しく貫いて責め立てた。

奴はそんなオレを見上げて薄らと微笑んでいた。
『良い、もっと、オレのペット』と囁いて、オレの頭を撫でながらオレの肉体で楽しんだ。

あの夢を見ているような陶酔感は滅多に感じられるものではない。
またあんな快楽を体験できるなら、オレはいくらでも高価なプラリネを買って、奴に首を締められてやるだろう(苦笑)

やはりマゾヒストとは危険な生き物だ。
快楽の為なら本当に命を投げだせると思う。

==========

まあ、そうなったら残された奴に迷惑を掛けてしまうので、絶対に無理な事はしないつもりだがな。
奴を一人残して先に逝く事も考えられないしな。

という訳で、真性マゾヒストの方はお気をつけ下さい。
そして、昼間からこのようなエントリーで申し訳ありません。

今日も皆さんにたくさんの良い事がありますように。
今日も皆さんの幸運を応援しております。

では、また時間があれば夜に。
夜は気楽に楽しい雑談がしたいな(笑)

■昨日はブログ更新の操作ミスで「1」というエントリーがブログ村に上がっておりました。申し訳ありませんm(__;m

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たくさんの夢のどれも捨てられない
Sun.21.07.2013 Posted in 恋愛
日曜日のオフィスにて、ごきげんよう。

いつもは慌ただしいこの部署も今日は静かだ。
オレの他に2人の同僚も出勤中だが、みんな平日よりも顔の表情が緩んでいる。きっとオレもやる気が出なくて緩んでいる筈だ(笑)

早く帰って奴を猫可愛がりしたい。
もっとも今日の帰宅は深夜なので、奴はきっと(確実に)眠っているのだがな。

せめて頬や髪にキスをしよう。
それで起きないようなら布団をめくって足に頬ずりしよう。
それでオレの疲れは癒える。
自宅に愛する彼氏が待っていてくれるのは本当に幸せな事だ。

昨日は休みだったが、オレが体調を崩したせいでたいして遊べなかった。
おまけにランチの時に奴にこんな事を言われた。

「痩せたね」

確かに。
多忙期に入ってから3kgも減った。
食事はちゃんと取っているのだが、動き回る事が多いせいか摂取したカロリーの全てが燃焼してマイナスになっているようだ。

贅肉が減るのは構わない。
だが、奴はガッチリとした重みのある筋肉が好きでそうした男の身体に興奮するので、今後はもうちょっと食べる量を増やしてデスクでもできる筋トレに励みたい。

「夏痩せもあるだろうな。貴方は減ってないか?」
「1kg減った」
「今後は素麺を食べる時も、ちゃんと唐揚げとか焼肉を付けような」
「素麺と唐揚げの組み合わせって好きだよ」
「オレもだ。火曜日はオレが休みだから、その日は美味しい唐揚げを作ろう」
「お前の作る唐揚げは美味しいから楽しみだ」

奴はランチのハンバーグを食べながらそう言ってくれた。
ならば頑張って今まで以上に美味しい唐揚げを作ってやらないとな。

火曜日は今日の休日出勤の振替で休みとなるのだが、そろそろ母の荷物の整理をしたり、施設に置いてあるものを引き取らなくてはならないので、それなりに忙しい。

しかし、そういう事も今月いっぱいで終わりだ。
もう3年近くも施設に通って洗濯物を交換したり差し入れをしたりしてきたが、それはもう少しで終わりになってしまう。

その代り、今後は年に2回程は福島に行く事になるだろう。
奴はその度付き合ってくれると言ってくれた。

8月に行く時には親戚の方々への挨拶があるので、駅前のホテルに宿泊して『うねめ祭り』を見るだけになるが、それ以降は東北にある観光地に奴を案内したい。

早くも今年の冬に、あるホテルに宿泊する計画を立てている(笑)
奴はそれを楽しみしてくれている。ちょっと早いが(あるいは仕事の都合などで遅くなるかもしれないが)、それが今年のオレ達のクリスマスパーティになる、と。

2013_07_21_1.jpg

話をランチに戻すが、オレは最近コーヒーゼリーに嵌っている。
先日、無印良品のCafe & Meal MUJIでコーヒーゼリーを食べたら美味しくて、それ以来。

昨日もコーヒーゼリーを食べた。

「今日のコーヒーゼリーも美味しい?」
「ああ、ここのも美味しいぞ。また一口食べるか?」
「ふふ。うん」

昨日もカフェで『あーん』をやった。
周囲にはファミリーやカップル(老夫婦の)がいたが、先日一度やってしまったら度胸が付いたのか、そんなに人目を気にせずにやった。

というか、最近は開き直り気味かもしれん。
今年に入ってますます社会的立場やマスコミや政治に色々と感じるものがあって、同性愛を笑いや変態のネタとして扱う風潮への反発心が高まっている。だから、こんなのは至って普通なのだから隠す必要はないとナチュラルに振る舞う事にちょっと快感を覚えるようになった。

といっても、仕事関係者と遭遇しそうな場所でやる度胸はないのだがな(苦笑)
だがいつか、いつでもありのままの自分でいられる日が来たら良いな。ちゃんと奴の事を「オレの夫」と紹介してな。

そういえば、ある飲み屋で知った同性愛者の女性(20代なかばでボーイッシュな方)は物凄く堂々としているようだった。
彼女と日中の公園で手を繋いで、同性愛者向けではない普通のバーで酔ったら肩に凭れて「◯◯ちゃん愛してる」と囁き合って、ラブホテル街で入るホテルを探しながらキスをしているとか。デートが終わって別れる時にも。

う、羨ましいぜ。オレも本当はそうしたいんだ(汗)

『許されない愛』って何なんだろうな?

宗教観から生まれた『人間としての理想』はモラルある社会を作るには必要なのかもしれないが、数多にある人間の個性を一部の宗教や思想などの善悪的判断によって異端とみなされ迫害される事には賛成できない。同性愛を『矯正』するとかで無理やりに異性との性行為を強いることには壮絶な嫌悪が湧く。

「いつか結婚しような」

と、いきなりオレがそんな事を言うと奴はビックリして目を大きくした。
だが、すぐに微笑んで頷いてくれた。

「結婚指輪はハリー・ウィンストンだからね」
「判ってる。でも貴方もオレに買ってくれるんだろう?」
「もちろん。それもあって仕事を頑張っているんだ」

ははは。嬉しいぜ。

しかし奴との結婚はなかなかお金が掛かりそうだ。
ハリー・ウィンストンの指輪に、TDRでの結婚式に、たくさんの猫が飼える大きな一軒家。どれもオレが勝手に夢見て決めた事なんだがな(笑)

さて、楽しい事を考えながらブログを書いていたらやる気が出てきた。
今日の仕事は夕方からが本番だ。奴との夢を実現させる為にがんばろう。

皆さんも充実した良い日曜日を。
今日もたくさんの幸運な出来事があるように応援しています。

■お詫び。昨夜の続きは明日書かせて頂きます。今日はエロティックな事に頭が浸れなくて申し訳ありませんm(__)m

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君のハートは薔薇より美しい
Sat.20.07.2013 Posted in 恋愛
今週はめちゃくちゃな生活を続けていたせいか、昨夜もホテルで朝まで起きていたら具合が悪くなった(汗)

フワリと目眩が来てな。
目を瞑っても暗い視界がぐるぐると回っていた。昼間少し眠って、今は治ったが。

昼夜逆転、しかも寝不足の日々が続くのは身体に悪いと思っていたが、どうやら具体的に症状が出るぐらい悪いようだ。皆さんもお気をつけ下さい。

なので、今日は気合を入れて書きたいエントリーがあったが、それは明日にさせて頂きます。

2013_07_20_01.jpg
■店に入った時はまだ明るくて暗くなるのが楽しみだった

昨夜は、予定通りに鉄板焼きデートをした。
ツイッターで画像を流したが、東京タワーがキレイに見える高層階のレストランで、奴とムードたっぷりに、楽しく美味しくステーキに舌鼓を打った。

その店は接待で何度か利用していいるが奴と一緒にデートで入るのは初めてだったのでちょっとドキドキした。もしも途中、知っている人が来たらどうしようかと思ってな。見つかっても別に困らないのだが(笑)

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■白イカのソテー。鉄板で焼くと物凄く良い香りがした。祭りのイカ焼きの、あの香ばしい匂いだ

本マグロのカルパッチョと白イカのソテー、焼き野菜、そしてガーリックライスもとても美味しかった。

だが奴の一番のお気に入りはやっぱりステーキだった。
それから赤ワインも。

食前にシャンパンで乾杯したが、赤ワインをボトルでオーダーしてもう一度乾杯した。
楽しい週末に、愛しい貴方に、ちょうど昨日から始まった東京タワーの特別イベント『ドラえもんのライトアップ』に(笑)

そんなイベントをやっているとは知らなかった。
いつもとライティングが違うと奴と話しをしていたら、シェフさんがドラえもんイベントの事を教えてくれた。
東京タワーの中央部分はちゃんと鈴の模様(なのかな?)になっていて、その周囲は四次元ポケットの白で、そのまわりはドラえもんの青で、上の方に鼻の赤があった。

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■メインのお肉。焼いている時、シェフさんがブランデーを掛けてブワッと炎を燃え上がらせる外国人が大喜びするパフォーマンスを見せてくれた。奴は大喜び(笑)

「ドラえもんって猫に見えないよ」

奴がそんな物凄く今更な事を真面目に言ったのでワインを吹きそうになった。

しかし奴は、日本に来たばかりの頃、たまにドラえもんを観ていたらしい。
ドラえもんがオールマイティな道具を次々に出すのに、ほとんどそれを使いこなせないのび太を可哀想に思っていたとか。

「ドラえもんの道具で、何か1つもらえるとしたら何が良い?」
「うーん、オレはあんまり良く観てなかったから……。でも、動物と話ができるようになるお菓子があったよね? あれを食べて猫と話をしてみたい(桃太郎印のきびだんごの事だな)」

……な、なんて無欲なんだ!!?

と、オレは驚いた。
オレなら、どこでもドアとタイムマシーンで金儲けをして、もしもボックスで世界を支配するのに。

「Yって本当に猫好きだな」

とオレは奴を眩しそうに見詰めた。
すると奴は、

「うん、可愛いからね」

と無邪気に笑った。

オレはその汚れない笑顔にグッときて奴をギューっと抱き締めたくなった。
『いつかドラえもんの四次元ポケットを横取りして大金持ちになって、いくらでも大好きな猫を飼えるようにしてやるからな』と心の中で誓って。

「今世紀中にドラえもんは誕生するかな?」
「無理っぽいが、誕生して欲しいから『する』に100円賭けるぜ」
「賭けなの? じゃあオレもして欲しいから『する』に100円」
「それじゃ賭けにならないぞ」

オレ達はワインを2本空けるまで楽しく話をした。
まさか今夜の話題の中心がドラえもんになるとは夢にも思わなかったが。

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■週末にだけ食べる事が許されるガーリックライス。ガーリックライスの一部を鉄板の上で潰して、パリパリの薄焼き煎餅のように焼いてくれたものが物凄く美味しい。醤油は3年熟成のものを使っていると言っていた

食後のデザート(ライチとメロンだった)を食べて、珈琲を飲んで、部屋に入る事にした。

その前に、まだロビーのベーカリーが開いていたので、いくつかのパンを買った。
昨夜はオレも奴も夜通し楽しむつもりだったので、ワインに添える軽いものが欲しかったから。

そして会計を済ませて奴にパンを渡した。すると奴はガラスケースの中を指さした。

「凄い、見て。プラネリが1粒1000円だって。ケーキよりも高いよ」
「流石。買って食べてみようぜ」
「え」
「食べてみたいだろう? オレも食べてみたい(説明には10年熟成とかカカオ70%とか書かれていた)」

そんな高価なチョコレートなんて……と奴は言ったが、昨夜は楽しかったので買ってしまった。
オレは楽しいと財布の紐が緩みまくる。何か記念(思い出)になることをしたいと思ってな。

チョコレートはシャワーを浴びた後に食べる事にした。

部屋に入っても照明は暗いままにしてキスをした。
そして……と、続きはまた明日にでも。

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■ひえひえに冷えたライチとメロン。ライチも夏にピッタリの果実だな

中途半端なところで申し訳ない。
今夜はゆっくりと眠って明日の仕事に備えます。

眠れば簡単に回復する程度だが、その程度の内に疲れを癒してしまった方が賢明だ。
奴にも「今夜は遅くまでパソコンをしてちゃ駄目!」と言われたしな。奴の命令は絶対なので、今夜は夜更かしせずにさっさと寝るぜ。

明日は、今日のランチデートの事も書けたら良いな。

という訳で、皆さんもこの週末を楽しくお過ごしだろうか?

頑張ったら頑張っただけ身体を休めて楽しい事をしような。
今年の夏も気温が落ち着かなくて体調を崩しやすいので、そんな時にこそ要注意だ。

では、今夜ものんびりゆったりと楽しい夢を。
おやすみ。

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『あーん』
Fri.19.07.2013 Posted in 恋愛
今夜はオレは残業で、奴は学校だった。
お互いに終わる時刻が同じ頃だったので、近頃お気に入りのcafeで待ち合わせをした。

料理をオーダーして席に着いて、ほとんど同時に2人で「はあ」と息を吐いた。

「疲れた?」
「いや、ようやく落ち着いて座れた安堵の息だ。貴方は?」
「オレも同じ。今日で今学期の学校は終わりで大掃除で身体を使ったから」
「お疲れさま。大掃除なんてやるんだな」

奴はカボチャのグラタンを食べながら学校での話をした。
今学期は終わったが夏期講習があるので7月いっぱいまでは出るとか。

それ聞いてオレはちょっとガッカリしたが(奴の帰宅時間が遅くなるからな)、しかしオレも今月はずっと忙しい事を思い出した。

「だが、新規の要件の多かった今週は明日で終わるぜ」
「来週は忙しいけど落ち着いて仕事ができるからね」
「明日までの辛抱だ。明日は渋谷と新宿と溜池で重要な仕事があるが頑張るぜ」
「頑張って。オレはいつでもお前を応援してるからね!」

奴は元気な声でそう言ってオレの手をギュッと握った。
奥まったシートに座っていたとはいえちょっと照れた。だが嬉しくて笑い返さずにはいられなかった。『ああ頑張ってやるとも、貴方の為に』と心の中で呟いて。

食事の後、もう少しcafeの中で話がしたくて、奴はジンジャージュースを、オレはゴマのシフォンケーキを追加した。
話の内容は、明日の夜の事と、週末の事ばかりだった。

「明日の夜はどうするの?」
「時間は大丈夫。実は◯◯ホテルの高層階の鉄板焼きを予約している」
「わあ、嬉しい。でもまたオレの好みに合わせてくれたんでしょう? お前が食べたいものでも喜んで行くんだよ?」
「いや、オレも食べたかったんだ。真夏っていえばやっぱり鉄板だろう?」
「初めて聞くよ?」

奴はジンジャージュースをチューと飲みながらニコニコと笑っていた。
今夜は眠気で頭の半分が動いていない状態だったが、奴のあの楽しそうな笑顔を見ると途端に癒されるぜ。

今夜は簡単な夕ごはんだったから、明日はちょっと贅沢にしよう。
まずは奴のお気に入りのシャンパンで乾杯する。そして今週の疲れの全てが吹き飛ぶような美味しい料理を2人で楽しむんだ。

そして……オレは奴に確認した。
レストランを予約した時に一緒に予約してしまおうかと思ったが、奴にもいろいろと都合があるので確認してからにしようとした事を。

「明日は思い切り飲みたいだろう?」
「そうだね。鉄板焼きに行くと食べ過ぎちゃうから、きっと飲む量も多いと思う」
「だよな。じゃあ、そのホテルの部屋もとっておくか。歩けないぐらい酔っても大丈夫なように」
「ええ! そうするの? それならシャンパンの他にワインを2本空けちゃうかもしれない」

奴は楽しそうにそう言った。
返事は『OK』のようなので、オレはその場でホテルを予約した(笑)

その後は、シフォンケーキとジンジャーエールがなくなるまで明日の夜の話をした。
ホテルに宿泊するのは久しぶりだったので奴も嬉しかったのだろう。自宅から色々なものを持って行きたいと言っていた。鞭とか首輪とかセクシーなストッキングとか海パンとか。プールで泳ぐ為の海パン以外は本当に持って行くかどうかは判らないが(是非、持って行って欲しい!)

明日は楽しい夜になりそうだ。
アホのように忙しかった今週を頑張って良かった。
仕事の神様がオレにご褒美をくれたのかもしれん。

週末も、土曜日は休みだが日曜日は遅くまで仕事だしな。
だが、今を頑張れば8月は楽になる。
8月は奴とたくさんのイベントを予定しているので、仕事のスケジュールに溺れて身動きが取れなくならないように頑張りたい。

「そのゴマのシフォンケーキってどんな味なの?」
「この甘みのない生クリームと一緒に食べると絶妙に美味いぜ。一口食べるか?」
「うん、ちょうだい」

オレはケーキの乗った皿を奴の前に差し出そうとした。
だが奴は「あーん」と口を開いて、オレに食べさせてもらう事を待った。

え、こんな所で『あーん』をして良いのか?

とオレはギョっとしたが、周囲には年配の方しかいなかったのでやってしまった。
フォークでふんわりとしたシフォンケーキを取って、それにたっぷりと生クリームを付けて、奴のぽってりとした口元に運んだ。

「へえ、美味しいね。柔らかい味だ。こんなヘルシーなケーキならオレも作ってみたい」

奴は口をもぐもぐさせながらそう言った(オフィスでの紳士なイメージはなくなって男の子っぽくて可愛かった)

もしかすると、来月になって奴も今よりは暇になったらシフォンケーキを焼いてもらえるかも?

奴はパンを焼くのがとても上手いのでケーキお美味しく作れるはずだ。
ちゃんと本当に焼いて貰えるように、今から料理の腕を褒めちぎっておねだりしておこう(笑)

という訳で、明日も忙しいが楽しく頑張ってやろう。
やること全てが大吉になると信じてな。

皆さんもお疲れ様でした。
明日の業務が終わればゆっくりとビールが飲める週末だ。
楽しい金曜日の夜が迎えられるように、あと少しだけ頑張ろうな。

では、今夜もゆっくりと幸せな夢を。
おやすみ。

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サディスティックな足
Thu.18.07.2013 Posted in 恋愛
休息時間に、ごきげんよう。

昨日の仕事が終わったのは朝の6時過ぎだった。
しかも空腹で、腹立たしい出来事があった為に(先方が2時間も遅刻したので深夜の街で眠気を堪えて時間を潰した)、仕事が終わった時には物凄くイライラしていた。

「あの2時間があればサウナで仮眠するか自宅に帰れたのに。こんな糞担当今日限り降りてやる!!」

などと腹の中で怒鳴りつけてオフィスのデスクに座った。

まあ、オレは物凄く外面の良い人間なので、「昨夜は大変でしたね」なんて同僚やバイト君に言われると、「相手もいろいろな事情があるからな」とか答えてしまうのだからまだまだ余裕はあるのだろう。

「かれこれそういう事情で昨夜は一睡もしませんでした」と上司に言ったら仮眠を認めてくれたしな。仮眠よりも午前中で仕事を終わらせて欲しかったが。

『仮眠の前に軽くランチをどう? お腹に優しいオーガニックのレストランで』

午前中、奴からそんなメールを受け取った。
勿論オレは嬉々として『OK』の返信をした。

今日はほとんど仕事をやる気がなかったので、奴とのデートの為に出社したと思う事にした。
ランチを一緒に食べて、オヤツの時間には一緒に販売機の缶コーヒーを飲んで、それほど重要な要件もなく奴の部署に入ってさり気なく奴の姿を見ながら書類のチェックなどをした。

ランチは、オレはお粥を食べた。
奴はオムレツ付きのチキンのグリル。

オレは眠気でほとんどボーっとしていた。
奴はそんなオレを労って、食後には紅茶をカップに注いでくれた。

「食べたらもっと眠くなってきた」
「ああ……。体調を理由に帰っちゃったら?」
「いや、夕方に一件、どうしてもオレが担当しないといけない仕事があるんだ」
「可哀想に。今日ばかりはお前の『アレ』も元気じゃないでしょう?」

急に奴がそんな事を言うものだから紅茶を吹き出しそうになった。
奴め。オフィス内ではステキな王子様のくせに、オレと二人きりになるとエッチでサドな子猫ちゃんになりやがって。

「はは、甘く見るな。オレの◯◯◯はいつも元気だぜ。それが自慢だしな」
「自慢してると縛って虐めるよ? そういえば、ちょっと高い熱が出た時も元気だったね」
「虐めてくれ。発熱すると下半身も熱くなるんだ。今日も不眠で身体が火照り気味だから元気」
「針山にしてあげる。へえ、どれ?」

「針山は勘弁……」などとオレが言っていると、奴はテーブルの下で靴を脱いだ足を伸ばしてオレの股間をダイレクトに踏み付けた。

あまりにもいきなりだったので「あう」と声が出そうになった。
おまけに奴は悪戯な子猫ちゃんよろしく、その足でグリグリとオレの息子を刺激した。

瞬く間にオレは反応した。
予測不可能なハプニングは効果が強すぎて反則だ。もっともSM的な主従関係に置いて、それは何よりも刺激的で相手を虜にする媚薬となる。

「ゴリっとした」
「オレの◯◯◯は玩具か? こんなところでそんな事をすると週末はお仕置きするぜ」
「喜んで大きくなったくせに」

奴はニッと微笑んで会計の伝票を手に取った。
もっとゴリゴリと踏み付けて欲しいのにお預けを食らってオレの腰は疼いた。

「おい、伝票を寄越せ」
「週末にご馳走してもらうから今日はオレが支払う。今日はお前を労ってやりたいしね」

足でゴリゴリと踏みつけるのも労りだったのか?(笑)
しかし確かに良い刺激になった。眠気で瞼が勝手に閉じそうだったが、エッチなパワーで頭が覚醒した。

「判った。ありがとう、ご馳走になる」
「午後、眠くなったらオレの部署に来て。思い切り濃いコーヒーを淹れてあげる」
「貴方の◯液も入れてくれ。ミルク代わりに」
「すっかりエッチになっちゃって。それは今週の仕事が終わったらね」

ほう。
本当だな?
ならば仕事を頑張ろう。
明日も新宿・渋谷・六本木・銀座と歩き回るが、奴がそれを約束してくれるなら元気に達成できるような気がする。いや、できると確認する。

今週はストレスが溜まりまくりだ。
だから週末は思いっきり発散するぜ。
変態どマゾの奴隷犬として奴に可愛がって(虐めて)もらってな。

という訳で、皆さんもお疲れ様です。

昼間から変態エントリーを読んで下さってありがとうございました(笑)
ご親切な皆さんに今日も楽しい出来事がたくさんあるように祈っています。

では、時間があればまた夜に。

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目覚ましの甘酸っぱい香り
Wed.17.07.2013 Posted in 恋愛
休憩時間に、ごきげんよう。

昨夜は予定よりも早く仕事が終わったので23時頃に眠った。
だが、眠った場所がリビングのソファだったので、奴に起こされてズルズルと寝室まで連れて行かれた。

ソファでiPhoneのゲームをやっていたら(STRANDED WITHOUT A PHONEと、にゃんこハザード)、いつのまにか眠っていた。
あんなに自然に眠れたのは久しぶりだった。軽い睡眠障害を持っているオレはいつも、『眠ろう眠ろう』と意識してなかなか眠れないから。

「夢を見ていた……」
「喋ると目が冴えちゃうよ」
「猫がな……」
「猫? あ、いや、明日の朝起きてからで良いよ」
「ん」

オレはそのまま眠った。
これから猫様に『眠る前の撫でこ』をしなくてはならない奴に『いかないで』とばかりに抱き付いて(だからオレはたまに猫様に警戒されるのかも)、とても心地良く眠った。

そして、翌朝。

朝食の時に奴に猫の夢の話をしようと思った。
だが、確かに見た記憶はあるのにどんな夢だったのか思い出せなくて、奴に語って聞かせる事が出来なかった。

「多分、猫のゲームをやりながら眠ったから猫の夢を見たと思うんだ」
「残念。思い出したら教えてね」
「白黒の映画みたいだった」
「そういえばそのゲームも白黒だったね」

……案外、単純に夢の中でもゲームの続きをやっている夢だったのかもしれん(汗)
物事に程よく集中しながら眠ると、眠りに就いてももまだそれをやっている気になってな。

今朝の奴のキスはグレープフルーツの味だった。
学校の近くの八百屋で(以前チヂミの素をくれた店だ)そのグレープフルーツが美味しそうな香りを漂わせていたので、1個サービスしてもらって買って来て、今朝はそれでジュースを作ってくれた。

「おかわり」
「ふふ。夏向けのフレグランスだね、グレープフルーツは」
「ああ、良い香りだ」

玄関で猫様に見送られながらオレは何度も奴にキスをした。
今夜はまた帰宅が物凄く遅くなるから、『ただいま』と『おやすみ』のキスの分も含めて。

「今夜はオレが帰って来ても寝てるんだぞ」
「起きちゃったら仕方がないよ」
「寝たフリをするんだ。話をすると頭が覚めて眠れなくなるかもしれないから」

奴は頷いて「気をつけてね」と言ってもう一度キスをした。

グレープフルーツの香りが癖になりそうだった。
今夜も真夜中まで困難な話をしなくてはならないので、疲れたら深夜までやっている果物屋でグレープフルーツを買って即席アロマで癒されようと思う。

という訳で、皆さんもお疲れ様です。
今日は週の半分の水曜日。
今日を超えれば楽しい週末が見えてくるので頑張って下さい!(笑)

今日も皆さんに幸運な事がたくさんありますように。

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朝帰りをした日に見た夢は?
Tue.16.07.2013 Posted in 恋愛
昨夜の帰宅時間は早朝の4時だった。

オレはそーっと玄関を開けて家に入り、そのままシャワーを浴びて出勤時間まで起きているつもりでいた。

だが、
急に寝室のドアが開いて、「R?」とオレの名を呼ぶ声が聞こえた。

「ごめん、起こしちゃったな」
「ううん、お帰り。こんな時間まで大変だったね」
「ただいま。まだ早いから寝ていてくれ。オレはこれからシャワーを浴びるから」
「うん」

奴は眠たそうな顔をしながら微笑んで「お帰り」と言ってくれた。
オレはそれが嬉しくて、奴を抱き締めて巻き毛をもふもふと撫でた。

身体と髪を一気に洗ってから、目を覚ます為に冷たいシャワーを浴びた。
真夏の朝はこれが良く効く。そういえば子供の頃からやっていた。夜更かしをした時や早朝に起きた時の眠気覚ましに。

そういえばもうすぐ福島行きだ。
そこに住んでいた頃、オレは良く早朝に起きて朝靄の掛かる景色を眺めていた。

懐かしい。
今回、奴と一緒に見られるだろうか?
あの頃よく行っていた丘がまだあるなら一緒に行って、樹の幹で樹液を啜っているカブトムシを探したい。

そんな事を考えながらシャワーから出てリビングに戻ると、なんと奴はまだそこにいた。ソファに座って足と腕を組んで、目を瞑って。

「寝るならちゃんとベッドで寝るんだ」
「んー……お前を待ってたんだ」
「何か話があるのか?」
「いいや、一緒にベッドに行こうと思って。それまでここで寝て」

奴はほとんど眠ったような顔でそう話した。
オレは、嬉しいやら困ったやら。
本当は眠るつもりはなかったが、オレを待っていてくれた奴が物凄く可愛かったので一緒に寝室で眠ることにした。

半端に寝るとますます眠くて辛くなるものだが、それも調教の一環として受け止める事にした(笑)

「よしよし、あとちょっとだけどゆっくり寝ような」
「あ、大丈夫?」
「平気だ。捕まっていてくれよ」
「うん」

オレは奴を抱き上げて寝室へ向かった。
奴はオレの首に抱き着いてベッドへと運ばれて行った。親にそうされている子供の様に、気持ち良さそうに目を瞑りながら。

「90分は眠れる」
「それだけ眠れば身体も少し楽になるかな」
「ああ、かなり楽になる」
「おやすみ」
「おやすみ」

オレは奴に何度かキスをして、まもなく奴と共に眠りに落ちた。
頭が冴えていたらか眠れないかもしれないと思ったが呆気無くすぐに眠ってしまった。

もっとも90分は短いので、すぐに目覚まし時計に起こされた。
だが良い夢を見て熟睡していたようで快適に起きれた。眠気がすっかりと晴れて。

「眠くない? 大丈夫?」と心配してくれた奴に、
「ああ、凄く元気だぞ」とオレは言って、元気に起き上がっている息子を握らせるぐらい本当に元気だった(笑)

「あはは、こんなに元気なら心配ないね」
「早く帰れる日にこの元気なやつの相手を頼む」
「良いよ。今度お前がまともな時間に帰れるのは金曜日?」
「ああ。金曜日はまた美味しいものを食べような」

オレ達はあと3日後の約束を交わして指切りをした。

ついでに奴の食べたいものを訊いた。
奴は和風の肉料理にハマっているようだ。
金曜日の夜のデートが物凄く楽しみなので、あと三日間、がんばろう。

皆さんもお疲れ様です。
今週も良いことがあると信じて毎日を過ごそうぜ。

それから急な気温差に体調を崩されないように気をつけて下さい。今日の東京の夜は涼しくて、休息に入った31アイスクリームが物凄く寒くて震えながら食べた(汗) だが、パパココナッツとカーニバル!はとても美味しかった。

では、今夜もゆっくりと楽しい夢を。
おやすみ。

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告白と再認識 - 過去語り act.20
Mon.15.07.2013 Posted in 過去語り
■これは奴と付き合う以前の過去を語っているエントリーです。

部署での飲み会が始まる前、奴はオレにメールをくれた。

『あとでね』

オレはその一言を数秒見つめて携帯を閉じた。
楽しみだった。何せ奴と飲むのは久しぶりだったから。
だが罪悪感もあった。『まだTとの決着は付いていないのに、良いのだろうか?』と。

飲み会が始まってから、オレは奴の事ばかりを気にしていた。
オレも何人かに踊りの相手を頼まれたが、奴も同じで、奴が女性の手を取る度に嫉妬を感じていた。積極的に奴に抱き付く者がいようなら、『残念だが奴には彼女がいるぞ』と心のなかで冷たく言い放ったりもした。

何人かと踊って、飲んで、食べて、話をして、時間は流れていった。

その間、何度か奴と視線が合った。
その度にオレは視線の行き先をどこに換えたら良いのだろうと悩んだが、酔いが深まるにつれて考えるのが面倒になってそのままで良いように思えてきた。

──好きなんだから、見ていても良いだろう? 見ていたんだ。

なんて、結局そんな度胸もなく奴と視線をすれ違わせた。
奴の横顔を見つめて、こちらに視線が向けられる前に目を逸らして。

そんな事をしている時に、オレの就いていたテーブルで恋愛の話になった。
オレは今は誰とも付き合っていないと周囲に言っていたせいで、『じゃあ、好きな人はいないの?』といった質問をされる事になった。

だが、それに真面目に答えようとは思わなかった。
放っておいて欲しかった。
諦めと葛藤ばかりの恋愛なのだから、ステージのように美しい照明が交差するパーティルームの中でぐらい夢のような妄想に浸らせておいて欲しかった。『奴と度々視線が合うのは、実は奴も少なからず……』といった報われない妄想だったが。

「いないぞ」

オレの躊躇ないその一言は好奇心旺盛な者達を失望させた。
だからオレは「悪いな」と言って席を立った。
残った連中が遠慮無く恋の話で盛り上がれるように。そして、そろそろ『良い頃』だと思ったから。

会場の隅っこのボックス席に座り、バーテンにウイスキーをボトルで運んできて貰った。
そして奴にメールを打った。『向かって右端のテーブルに居る』と。

奇妙なぐらい心臓がドキドキした。
酔ってリラックスしていた筈なのに、奴に誘いをかけるメール送っただけで物凄く緊張した。

まもなく奴はテーブルに来た。
「そのお酒、一緒に飲んでも良い?」と言って。

「水割り、ロック、ストレート、どれが良い?」
「ロックで」

奴はオレが酒を作る手元を眺めてニコニコしていた。
オレはどんな話をしようかと頭を絞るように悩んでいた。いつもなら話題なんていくらでも浮かぶのに。

結局、気の利いた話題が浮かばず、まずは乾杯することにした。
とりあえず雰囲気を盛り上げて、それからどうにかしようと。

……まったく、緊張するにも程がある。どうしてオレは奴が相手だと気を使ってばかりになるのか。勝手に自分の喋りたい事を喋れば良いだけなのに、『奴はどんな話をすれば楽しんでくれる?』と考えてしまって好き勝手にリードする事が出来なくなる。

「乾杯」
「何に乾杯する?」
「今夜の飲み会に?」
「それは最初で全員でやったから、久しぶりにオレ達が乾杯する事に乾杯」

奴はそう言ってオレとグラスをぶつけた。

奴の笑顔と向き合ってしまえば自然と色々な話題が出てきた。
そして、オレはずっと奴とこうして話をしたかった事を思い出した。本当なら奴からの誘いを一度も断らないで、そして自分からも誘って、たくさんの話をしている筈だった事を思い出した。

会話は他愛のないものが多かった。
猫の事(一番多かった)、本の事、音楽の事、買い物の事、仕事の事(一番少なかった)

途中、何人かが一緒に飲みたいとオレ達のテーブルに来たが、全てオレが断った。少々奴に不可解に思われたかもしれないが邪魔をされたくなかった。

やがてお開きの時間が迫ってきた。
2人で随分を飲んだ。
飲み比べの続きをやろうという話にもなったが、それを言い出した時にはお互いにかなり飲んでいたので、「また今度」と奴が言った。

「ああ、今度な」とオレが繰り返すと、
「今度は?」と奴が言った。

「近い内に」
「今月中?」
「そうかも」
「忙しいんだ?」

「まあ、そうだな」とオレが仕事のスケジュールをちょっと大袈裟に説明しようとした時、奴はこちらに向けていた顔を俯かせて「それとも迷惑?」と言った。

思わぬ奴の台詞に胸が痛んだ。
本当はオレが奴とは飲みたくないから忙しいフリをしている……と誤解されるのは嫌だった。

オレは「そうじゃない」と言って奴のグラスにウイスキーを注ぎ足した。
そして自分のグラスにも注いで、それを一気に飲み干した。

酔っていた。
奴への気持ちが物凄く大きくなっていて止められなかった。
だからオレは打ち明けてしまった。
少しだけも本当の事を伝えたくて、自分を悩ませている出来事を、自分の事ではないフリをして。

「実は仕事の他にも色々とあってな」
「プライベートで?」
「ああ。知り合いの話しなんだが、相談を持ちかけられている」
「うん」
「彼氏がいるのに浮気して本気になって、彼氏に別れ話を持ちかけた。彼氏は別れたくないと言ったが、結局は置き去りにしたのと同じだったが説得して別れた」
「うん」
「で、彼氏にも新しい恋人が出来た。だけど素行不良な相手だったから知り合いは心配して付き合いを戻そうかと考えた。まだ知り合いの事が好きだったみたいで、無理をして新しい恋人と付き合っていたようだったから」
「うん」
「だけどその話をする前に彼氏の新しい恋人が交通事故を起こした。彼氏を後ろに乗せたバイクで」
「……」

言ってしまった後でオレは羞恥に襲われた。
我に返って、何でこんな時に言ってしまったのだろうかと躊躇した。
無意識に奴に救いを求めたのかもしれない。懺悔するつもりで、自分のやってしまった残酷な事を許して貰おうとして。そして、こんなオレでも受け止めて欲しくて……?

「人と人との出会いは幸運なものばかりでなく、不幸な結果になる場合もあるから……」

と奴は言った。

随分と遠慮がちに言葉を選んで言っていた。
オレは他人がやった出来事として話したが、もしかするとオレがやった事だと気付いたのかもしれない。

「その知り合いの方は、今はどんな状態なの?」

と、奴が質問した。

だが、それ以上の事は言えなかった。
彼氏をそんな目に遭わせたばかりか浮気相手をも捨てて今はお前に恋をしているなんて、他人のフリをしてでも言えるハズがなかった。

「お前はその知り合いを随分と責めているようだけど、オレは皆の話を聞いたわけじゃないからお前の知り合いだけが悪いとは決め付けられない。浮気はしちゃいけないけど、ずっと隠していた訳じゃないし、心変わりは多くの人が経験している事だし……」

奴は知り合い(オレ)を庇うようにそんな事も言ってくれた。
オレには勿体無いぐらいの救いの言葉だった。

嬉しかった。だが、奴に話す事によって自分がやってしまった事の重さを改めて思い知らされた。
後ろめたくて、本当は自分がやった事だと最後まで告白できなかった。
オレは人としてそこまで恥ずかしい事をしてしまったのだと改めて実感させられた。

それまで奴は笑顔でいたのに、すっかり深刻な顔つきになっていた。
オレは申し訳なくなって奴の肩を軽く叩いた。笑顔を作って、「変な話をした。気にするな」と言って。

自分のそんな問題の事で奴の楽しい気持ちを曇らせたくなかった。
それに、オレも事の重さを再認識したからと言って、それで先日の決意を変えようとは思わなかった。

──たとえずっと奴に想いを告げる事はなくても今よりはマシな自分になって奴に恋をしたい。

その気持ちは変わらなかった。
そうする事によってますますS(以前の彼氏)とTを裏切る事になると判っていても、オレはもう、奴と一緒に過ごす事に未だかつて感じた事のない安らぎを覚えるようになっていた。

奴と結ばれることは決してないのだから。あるいは、もしかするとオレはTに押されてTと付き合う事になるかもしれなかったが。
それでもオレはこの数年間ずっと求めていた心の安堵を奴の中に見つけてしまった。酷い身勝手だと罵られても。

「また話そう。出来れば今月中にね」
「ごめん」
「え?」
「いや、連絡する」
「必ずだよ」
「ああ、その時はまた潰れるまで飲もうな」

やがて会場にパーティが終了するアナウンスが流れた。

奴はオレの背中に手を置いた。
オレは最後にウイスキーグラスを持ち上げて奴を見詰めた。

その時、オレの心はとても鮮明に晴れていたからなのかもしれないが、全てが上手く行くように感じた。
誰もが幸せになれる円満な結末を迎えられると。

あるいは、そういう結末にしようとオレが決心したのかもしれない。何が何でもそうしようと。

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祭りの灯りはまだ消えず
Sun.14.07.2013 Posted in 恋愛
奴の一言は凄い。
先日、あんなに肥満していた母がガクリと痩せていた。

オレが子供の頃から母は『外国から来た王子様』に憧れているようだったが、まさか奴の「健康の為にちょっとだけ頑張りましょう」の一言があんなにも効くとは。オレが100回言っても絶対にストレッチもダイエットもしなかったのにな(汗)

あと、奴のニコニコ顔に上手く乗せられた部分もあるような気がする。
それと、母もオレと同じように物凄く外面が良い人間だったのかもしれん。

まあ、何はともあれ良かった。不健康に肥満した時はどうしようかと思ったが、ほとんど戻ったので福島の叔母さんに心配を掛けずに済みそうだ。

「貴方の言うことなら何でも聞きそうだ」
「お前もニコニコしながら楽しそうに話せば良いんじゃない?」
「難しい。顔が強張る」
「ベタなラブロマンス小説みたいだけど、今夜から笑顔の練習をしてあげようか?」

オレは「NoNo」と辞退した。
奴は奴の顔と雰囲気だからニコニコ顔が似合うんだ。急にオレがそんな顔をしても胡散臭くて母を怖がらせてしまう。

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無事に母の面会を済ませて最寄りの駅に行けば、この地域での夏祭りが始まるところだった。

今は本当にシーズンなんだな。神輿も出ていて賑やかだった。
今夜はブッフェタイプのビアガーデンを予約していたのでたこ焼きは食べられなかったが、オヤツとしてあんず飴の類似品のメロン飴を買って食べた。

これも夏の風物詩。
しかしツイッターでもリプライを頂いたが凄い鮮やかな色だよな(笑)

だが、食べた後に奴の舌を見せてもらったが青い舌にはなっていなかった。
着色料は天然のものを使っているのだろうか?
いっその事、真っ青になった舌でイロエロな事をして欲しかったような気もする。妖怪ニャンコごっこでもして、ヒンヤリした舌で唇をぺろりと。ついでに別の箇所もぺろりと。

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それから実家に寄って、妹と話をして、ガーナ子の昼寝の邪魔をして(撫でたら睨まれた)、いよいよビアガーデンへと移動した。

念願のウインナーやポテトやエビマヨや飲茶や蒸しシャブなどがいっぱいあった。スイーツも、数種のケーキや冷えたスイカが。

ビールで乾杯した後(オレは運転があるのでノンアルコールビールで悲しかった・泣)、オレも奴も空腹だったので熱心に料理を取ってきて食べた。
それまでなかった新しい料理が追加されるとすぐに取ってきて、「美味い!」「ようやくビアガーデンに来れたよ!」と上機嫌で笑った。

爽快で楽しかった。
予約が混雑していた関係で早い時間の入店だったが、飲み食いしている内に良い具合に空が暗くなっていった。

たまにそよぐ夜風が気持ち良くて、これでアルコールが飲めたらもっと最高だったとオレは思った。
奴もずっとそれを気にかけてくれた。「近いうちに電車で来よう。その時はオレがご馳走するから」などと言ってくれて。

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そんなに遅くない時間にビアガーデンを後にした。
そのビアガーデンは実家の近くだったので、自宅に帰るまで良いドライブになった。空を見あげればおぼろな三日月も浮かんでいて良いムードだったしな。

「今年もほおずきが欲しい」
「そういえば今年はほおずき市に行けなかったな」
「あ、もう終わっちゃったんだ?」
「ああ、だから買って部屋に飾ろう。今年こそ上手にほおずきを鳴らしてな」
「ふふ、そうだね。今年は中をキレイに繰り抜いてね」

車の中ではそんな話ばかりしていた。
奴が「妖怪が出るってところにも行ってみたい」と言ったが、まあ幽霊じゃないから良いだろう。それに自宅の近くとか、某SMホテルの近くに妖怪スポットがあるようだしな。

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自宅まであと少しのところに来た。
すると祭り囃子が聞こえて、「あ、昨日お祭り今夜もやってる!」と奴が言った。

ビアガーデンで満腹まで食べたオレ達はちょっと躊躇したが、せっかくなので車を自宅の駐車場に停めてから盆踊りを見物する事にした。昨夜は悔しい思いをしたからな。奴と一緒に行きたかったと。

何も食べたいつもりだったが、場内はムシムシと暑かったのでかき氷を食べた。
オレはイチゴ、奴はメロン。
それを食べながら河原に座って盆踊りを眺めた。車での雑談の続きをしながら。

「凄い、賑やかだね。ここだけ明るくて」
「ああ、橋の向こうは静かなもんだぜ。この辺の賑やかさが全部ここに集まってるな」

そんな話をしている内に静かな川縁(かわべり)を散歩したくなった。
祭りのお囃子と照明と歓喜の声、それらの暑さから逃れるように。

「こっちの方が涼しく感じる」
「実際涼しいと思うぞ。あっちはあんなにたくさんの提灯をぶら下げていたから」

オレはそう言って明るい祭り会場の方を指差した。
すると奴はオレのその手を取って、突然と唇にキスをした。

ホタルが飛んでいたら本当に情緒たっぷりの光景だったのかもしれん。ついでにオレ達が浴衣を着ていれば(笑)

オレも奴にキスを返して奴を抱きしめた。
何故だかとても楽しくて、奴を抱き上げるように何度もぎゅっと腕に力を込めた。

「イチゴの味はしたか?」
「イチゴ?」
「かき氷を食べたから」
「ああ! あはは、残念だけどしなかった」
「こっちで食べれば良かったな」
「うん、こっちの方が涼しくて……食べながらキスをしたらイチゴの味がしたね」
「貴方はメロンだったから、イチゴとメロンの味だ」

今日は、『ようやく』が2つもあった。
1つは、ようやくビアガーデンに行けた。
そしてもう1つは、ようやく奴と夏祭りに行けた。しかも二箇所も(笑)

「楽しい休日だったよ」
「凄く楽しかったな」
「明日もこうして過ごせないのが残念だ」
「オレも残念だ」

川縁を手を繋いで歩いて自宅へと帰った。
繋いだ手をぶらぶらと揺らして。

祭り囃子はずっと聞こえていた。
それはとても楽しそうな音だったが、次第に遠くなってゆく祭りの灯りを見やれば、どことなくノスタルジックな気持ちになっていった。

祭りは今夜で終わり。
明日は奴とは過ごせない。
──だからなのかもしれん。

だが東北に行けば『うねめ祭り』がある。
今度はそれを楽しみにしながら、明日も一生懸命に仕事を頑張ろう。

==========

今夜も長々とした雑談を聞いて下さってありがとうございました。

明日は連休三日目。
皆さんにとって楽しい1日となりますように。
そして明日もたくさんの楽しい出来事がありますように。

では、今夜も心地良く眠ってステキな夢を。
おやすみ。

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今年一番最初の夏祭り
Sat.13.07.2013 Posted in 恋愛
今日はとにかく忙しくて、昼ごはんを食べたのは19時頃だった。
どうやらオレは7時間ほど時差のある外国にいたようだ。町並みはまんま西新宿だったかた異次元との時差だったのかもしれん。

とにかく空腹で、蒸し暑さと歩きまわった疲労もあって目眩がした。
だがゆっくりとレストランで外食するよりも早く帰宅したかったので、ベーカリーでハムロールパンなどを買って、車の中で1個だけ食べて残りの仕事に集中した。

『ようやく終わった。今から20分ぐらいで帰る』

やがて仕事は終わって、奴にそんなメールを送った。
すると、すぐに奴から『お疲れ様! 早く帰って来て。さっきまで◯◯で小さなお祭をやっていたから、たこ焼きを買っておいたよ ;-D』という返信が来た。

たこ焼き!?

今日の疲れの全てが吹き飛ぶようだった。
もちろん、たこ焼きは出来立てが一番旨い。
だが奴がオレの為に買っておいてくれたたこ焼きは、凍り付いていたって美味しいに決まっていた。

『ありがとう! まっすぐに帰る。あと10分で』
『冷めない内に帰って来てね』
『ところで、どこの祭りだ?』
『ここに引越して来て初めて見たお祭りだった。町内会のかな? 盆踊りをやっていて、たこ焼き、トウモロコシ、かき氷、フランクフルト、焼きそばのお店が出てた。オレはフランクフルトを食べたんだ』

なんと、オレも初耳の祭だった。
今年から始まったのかもしれん。今夜それがあると判っていたら何としてでも一時間早く仕事を終わらせて奴と一緒に行ったのにな。

そんな訳で、オレは車を飛ばして(安全運転は守った)帰宅した。
そして上機嫌で「ただいま!」と言って、玄関まで出迎えてくれた奴に何度もkisskissした。

「疲れたでしょう?」
「いや、元気。たこ焼き、ありがとうな。ここまで匂いがするぜ」
「あはは、たこ焼きがあるから元気なんだ。まだほんの少し温かいけど、レンジで温める?」
「いや、すぐに食べたいからそのままで良い」

奴と一緒にその夏祭りには行けなかったが、オレの中ではそれが今年一番最初の奴との夏祭りだった。

奴が出してくれた冷たいビールと一緒に食べるたこ焼きは最高だった。
車の中でパンにかじり付いている時には侘しい気分になったが、レストランで食べなくて正解だった。

乾き切った喉に冷たいビール。
空腹の虫が鳴り止まない腹にふわとろの屋台のたこ焼き。
真夏にこれ以上のご馳走はないぜ(笑)

「ああ、もう最高。死んでも良い」
「明日はビアガーデンだからまだ死んじゃ駄目」
「ははは、そうだったな。じゃあ言い直す。最高だ、Y。愛してるぞ」

奴は両手で頬杖を付いたまま猫みたいにニンマリと笑った。

今日も良い日だった。
明日こそはビアガーデンでウインナーとポテトを食べるぞ。
あと、明日こそゆっくり買い物をしてゲロルシュタイナーのムーミン缶バッチをコンプリートさせる(汗)

それにしても忙しいぜ。
明後日も夕方以降から仕事が入って、来週は今週よりもずっとスケジュールがいっぱいになった。

まあ、母親を無事に福島に送り届けるまでの忙しさだ。
特別に休暇を貰うのだから頑張ろう。
しっかりと美味しいものを食べて、暑さに負けないようにしてな。

皆さんも毎日元気に過ごしてくださいね。
暑い日にこそ味付けのしっかりとした食事を! そして適度な運動と、楽しい時間を過ごす事もお忘れなく!

では、今夜もゆっくりと幸せな夢を。
おやすみ。

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官能小説
Sat.13.07.2013 Posted in 恋愛
その小説を読み切るのはあと少しだった。
残り1ページ。
オレは一気に読んでいた物語のクライマックスシーンに夢中になっていた。

けれど、
その酔いしれるような感覚を破るようにドアがノックされた。
オレは本の文字から目を離せぬまま「ああ」と返事をした。
するとドアの向こうで、「終わったよ」という奴の声がした。

『早く終わったな』と言おうとして時計を見たら、自分が思っていた以上に時間が経っていた。
一気に読んでいたつもりで、実は物語の要所要所で様々な妄想を抱いて時間を費やしていた事に気付いた。

オレは本をデスクの上に放ってドアを開けた。
「お疲れ様。退屈して待っていたぞ」と言って、奴を抱きしめた。

「ごめんね。何をしていたの?」
「小説を読んでた」
「どんな?」
「官能小説。ポルノ小説だ」

奴は笑ってオレにキスをした。
オレは奴を自分の部屋の中に誘いながら、『もうこれ以上待てない』とばかりに奴の身体に手を這わせた。

「ポルノ小説を読んで興奮してたんだ?」
「いや、そんなに熱心に読んでいた訳じゃない。ボンヤリ眺めながら貴方とする事を妄想していた」

熱心でなかった訳ではない。
だが嘘でもなかった。

なにしろオレは、本にではなく、本に書かれている以上に淫らな事を奴としている妄想の方に熱中して興奮していたのだから。

読書の続きはオレのベッドで。
官能小説よりも淫らに、激しく。

「意識を失くすまで」
「眠りにつくまで」

ベッドの中でオレ達はそう囁き合った。
その言葉を最後に獣になって、噛みつき合うようなキスをした。

==========

そして今朝の目覚めは極上。
これから深夜まで仕事だが良いテンションを保っていられそうだ。

皆さんも充実した3連休最初の土曜日をお過ごしください。
オレと同じく仕事の方はお互いに頑張りましょう(笑)

今日もたくさんの幸運に出会えて、楽しい一日になりますように。

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デートで一番嬉しい事
Fri.12.07.2013 Posted in 恋愛
豚しゃぶ、鍋焼き和牛ステーキ、生牡蠣、カレイのフライ、ミートとナスのグラタン、6種の蒸し野菜、お造り、鰻と牛トロの寿司、五穀米のコロッケ、抹茶のアイスクリーム。

今日の夕食も美味しかった。
特に和牛は口の中でとろけるようで、奴がとても幸せそうな顔で食べていた。

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「美味しくて食べ過ぎちゃった」
「いくらなんでも食べ過ぎたな。最後の一皿は多かった」
「でも美味しかったから食べて良かったよ? それに、あんなに食べたからビアガーデンに行けなかったストレスも発散できた」

……ああ、行けなかったんだ。
最初に行ったところは『本日貸切』
次に行ったところは『満席で1時間待ち』

まあ、連日の猛暑だからな。
オマケに今日は金曜日だ。
都内に住む97%の大人達が都内にあるビアガーデンとビアホールに押し寄せたに違いない。こんな日にビアガーデンデートを計画したオレが悪かった。

「日曜日の早い時間なら入れると思う。始まる時間と共に行けば」
「日曜日にまた行ってみる? ビアガーデンではビールを飲んで、ウインナーとポテトが食べられたら満足だから、そんなにお金は掛からないし」
「そうしようぜ。やっぱりどうしても行きたい。行かないと気が済まん」
「そんなに行きたかったんだ……」

ビアガーデンに行くのも奴の為! などと思いつつ、いつのまにかオレの方が執着していた(笑)
とりあえず日曜日に期待しよう。
その時こそ奴と一緒にマスタードをたっぷりと付けたウインナーにかぶり付くぞ! あと、たこ焼きもあったら嬉しい。

そんな訳で、今日は普通の居酒屋でご飯を食べて帰宅した。
予定は変更になったが奴はご機嫌だったのでOKとしておこう。帰宅して玄関に入った時、「今日も美味しかった、ごちそうさま」と奴にキスして貰ったしな。

奴にお礼のキスをしてもらうのはもう数え切れない程だが、今でもそれが何よりも嬉しいなんてオレも単純だ。
だが男側(ご馳走する側)の心理として、そんな風に言ってもらうと次回も楽しんでもらいたくて頑張りたくなるものだと思う。それ以上の言葉やプレゼントなんかは要らない。ただ笑顔でお礼を一言だけ貰えたら十分に嬉しいんだ。相手を愛しく気持ちも満タンにチャージされてな。

明日は仕事だから、今夜は楽しく過ごせて良かった。
今夜は奴もオレの為にちょっと夜更かしをしてくれるそうだしな。
何の為に? って、それを聞くのは野暮だぜ(笑)

皆さんも楽しい金曜日の夜を。
今週もお疲れ様でした。今夜は週末の開放感を楽しみながらお過ごし下さい。

そして眠られる時にはステキな夢を。
おやすみ。

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それでも約束するのは
Fri.12.07.2013 Posted in 恋愛
ちょっとサボりながら、ごきげんよう。

今日の昼は美味しいと話題の欧風カレーを食べてきたが、甘さが強くてオレの口には合わなかった。
きっと奴も駄目だろう。
玉葱と人参の仄かな甘味なら好きだが、それ以上に甘いカレーはどうも受け付けない。

素直にインドカレーに行けば良かった。昨夜から食べたかったしな(汗)

だが奴は欧風カレーの方が好きなので、もしも話題通りに美味しかったら(美味しいのだろうがオレ達の口には合わなかった、と書くべきか)、連休中に奴にご馳走しようと思って味見の為に行ってきた。

自分で言うのもなんだが、オレはそういうところは結構マメだ。
評判の店や高級な店は山ほどあるが、自分の口で確かめた上で奴にご馳走している。たまに『一緒に初めて入る店を楽しむ』という例外の時もあるが。

しかし、大切な人との付き合いに於いては、誰しも少なからずそんな努力をしているものだよな。

約束するのは簡単だ。
「今度の週末に遊びに行こう。レストランに行こう。プールに行こう」

だが、その約束を果たす為に残業をしてでも仕事のノルマを達成させなくてはならないし、美味しいレストランを探して予約をしなくてはならない。
もしも約束が果たせない状況になったら、「ごめん」と謝って、その埋め合わせを考えなくてはならない。

しかし、それでも約束を交わすのは、好きな相手と約束を交わすのが楽しいからだ。
約束した時間に待ち合わせて一緒に楽しんで、あるいは、相手の喜ぶ顔を見て悦に浸る。自分にもそんな楽しみがあるから約束を交わさずにはいられない。

オレなど根っからのマゾ体質で相手に尽くすのが好きだから、それが人生の中心になりかねない。
自分の欲しいものを買って自分の食べたいものを食べるのも嬉しいが、それ以上に、奴が欲しがるものを買って奴が食べたがるものを食べに行く方に喜びを感じる。

『今夜、ビアガーデンに行ける? 忙しそうだけど大丈夫?』

お昼過ぎに奴からそんなメールが来た。
オレは『大丈夫だ』と余裕の返信をしたが、さて夕方からの交渉をどうやって少しでも早く円満に成立させるか?(笑)

もっとも人生そのものが常にそんな感じだ。
オレは億万長者でもズバ抜けた才覚の持ち主でもないのだからしょっちゅう余裕の無さに悩まされるが、それでも余裕を持っているフリをして強気で日々を過ごさなくてはなくてはならない。

それでも何とかやっているのだから、きっと今夜も大丈夫だ。
そして今夜こそゲロルシュタイナーのムーミン缶バッチ全12種類を手に入れる! と、自分の強気を信じて宣言しておこう。

まあ、たまに、昨夜のプールの件のように、どうにもならない事もあるがな(笑)
とにかく今夜も奴の猫のような笑顔が見たいぜ。

皆さんの強運と強気を応援しています。
どんなに余裕がなくても自信がなくて怖くても、毎日なんとかなる場合も多いのだから楽しく過ごそうな。

では、また時間があれば夜に。
ビアガーデンのウインナーやポテトの写真を掲載したいです。

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真夏になってもオレの趣味は変わらない
Thu.11.07.2013 Posted in 恋愛
自宅での仕事の後に、ごきげんよう。

今日もオフィスで色々な事があったが、同僚がアレルギーを起こして具合が悪くなったのには驚いた。というか心配した。

彼はキノコが駄目らしい。
しかしいつも駄目なワケではなく、体力が低下している時にだけ吐き気・頭痛・腹痛・目眩などの反応が起こる為、今日はつい油断して食べたら酷い状態になってしまったそうだ。

暑さで抗体力が落ちていたのかもしれんな。
可哀想に。
今にも倒れそうな真っ青な顔をして、しきりに腹や口元を押さえていた。

皆さんも3食しっかりと食べて栄養をとって、夜はぐっすりと眠って、猛暑の間接的な被害にも遭わないようにご注意ください。

奴もかなりの暑がりなので大変だ。
奴が炎天下の外回りに行く度にオレは『ちょっとでも具合が悪くなったら休むんだぞ』というメールを送ってしまう。

==========

今夜は奴と一緒に帰宅した。

クラシック音楽の流れる古風な喫茶店で待ち合わせて、凍るように冷えた銅のカップに注がれたアイスコーヒーを飲んだ。「今夜はどこで何を食べようか?」と話しながら。

「あんまり食欲が湧かないから、◯◯ベーカリーのパンを買って食べたい」

奴はそう言った。
オレは本当は『インドカレーが食べたい。バターチキンカレー』と言いたかったが、これから奴に『ある事』を打ち明けなくてはならなかったので奴の希望に従った。

ある事とは……。

「暑いね。でも明日頑張ったら休日だ」
「そうだな……で、あの、実はな」
「うん?」
「土曜日だが、昼から夜まで仕事になったんだ。どうしても断れない仕事が入って。だから……」

オレがそこまで言うと、奴は銅のカップをコースターの上にタン! と置いた。

その時の奴の顔が、怖いというか強張っているというかガッカリしているというか、とにかく複雑だったのでオレは奴の顔を直視できなくなった(汗)

「じゃあ、プールは中止?」
「すまない、来週は絶対に大丈夫だから。いや、明後日は貴方一人で行ってきても良い。まだホテルの部屋はキャンセルしてないから」
「一人で泳いでも退屈だよ」
「そうか。ごめん」
「……いや、仕事だから。でも凄く楽しみだったんだ。ずっと暑かったから、あー……」

奴の最後の声が情けないぐらいか細くて、オレは物凄い罪悪感に捕らわれた(汗)

申し訳ない。
本当に申し訳ない。
その代わり来週は必ず。
あと真夏にも『Y君をめいっぱい楽しませよう!』計画をちゃんと考えているからな。オレの趣味は奴を退屈させずに猫可愛がりすることなのだから。

2013_7_11_1.jpg

そんな訳で、無事に告白を終えてベーカリーに行った。
奴はミートっぽいパイを、オレはカレーっぽいパイを買った。

自宅に帰ってそれらを冷えたビールを飲みながら食べたが、物凄く美味しかったぜ!

「シーザーサラダとポテトサラダを半分ずつ食べよう」
「ああ、ビールをもう一缶開けて良いか?」
「飲みたい。ミートの塩辛い味とピッタリで物凄く美味しいんだ」
「オレのカレーにも合うぞ。今日はベーカリーで買い込んで正解だったな」

奴は猫のようにニッと笑った。
『オレの言うとおりにしてよかったでしょ?』と生意気に語るように。可愛かった。

明日の金曜の夜は何を食べるか?
明日も暑そうだからビアガーデンも良さそうだ。
今日は大人しく部屋でパンを食べたから、明日はビルの屋上で夜風に当たりながらウインナーやポテトにかぶり付きたい。

皆さんも明日は楽しい夜を!
今週の締め括りとなる明日は、いつもよりたくさんのラッキーな出来事があるように応援しています。

では、今夜も心地良く楽しい夢を。
おやすみ。

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約束のキスは足に
Wed.10.07.2013 Posted in 恋愛
今夜は冷えた白ワインだった。
一杯だけ飲んで終わる筈が飲み過ぎて、酔ってカーペットの上に身体を倒した。

カーペットはヒンヤリした。
心地良くてオレは笑った。
「こうすると気持ちが良いぜ」と言って、奴に向けて手を伸ばして。

「飲み過ぎ」と奴は言った。
そしてオレの手を握って立ち上がり、オレの胸に片足を乗せた。

「平日なのに飲み過ぎたお仕置きか?」
「そう。こうやってお前を押さえ付けて」

奴はシャワーを浴びた後で素足だった。
オレを見下ろす静かな眼差しは、己の所有する獲物に慈悲を掛けているようでもあり、獲物の喉笛に食い付くタイミングを図っているようでもあった。

オレは奴の足を両手に包んで身体を仰け反らした。
性的に興奮したからではなく、安堵の息を吐く為に。
拘束されて支配されている感覚が全身に満ちてたまらなく心地が良かった。

「今夜も仕事?」
「ああ」
「明日は一緒に眠れる?」
「明日は大丈夫だ」
「命令だよ」
「従う」

貴方が望むならば、何だって。

オレは身体を起こして奴の足にキスをした。
奴は小さく笑い声を漏らした。
オレはその声を愛しく思い、指の先にも足の裏にもキスをした。
愛してる、大好きだ、と胸の中で囁きながら。

==========

という訳で、今夜も持ち帰った仕事を頑張る。
頑張って奴と楽しい夏を過ごすぞ。

皆さんも暑い中お疲れ様でした。
今年の夏は一体どこまで気温が上がるのか判らないが、夏バテなどに負けないで元気で楽しい日々を送って下さい。

では、今夜もゆっくりと楽しい夢を。
おやすみ。

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FC2のiPhone用アプリで更新する際、どうしてもバナーの設置がエラーとなる為、本日よりテキストリンクに換えさせえて頂きます。解決したら元に戻します。
と思いましたが単純な対策でどうにかなるので戻します(汗) ついでにバナーも初期に使っていたものに戻しました。懐かしい!

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いつかここで貴方のスーツを脱がせたい
Wed.10.07.2013 Posted in 恋愛
『今日のランチは?』
『サンドイッチを買って来てオフィスで。調べ物があるから資料室で』
『本当は資料室は飲食禁止だけどな』
『haha!:-D 忙しいから大目に見て。誰も守ってないし』

午前中に奴とそんなチャットをして、オレもそれに付き合う事にした。
別々にベーカリーでパンを買って来て(オレは弁当屋で幕の内)、偶然に資料室で一緒になったフリをした。

「Rさん、お疲れ様です」
「Y君もお疲れ。昼休みなのに頑張ってるな」

そんな白々しい挨拶を交わしてオレ達はニヤリと笑った。
昼休みなので周囲には誰もいないのに、『偶然に会ったね』ごっこをするのが楽しくて、嘘の挨拶をせずにはいられなかった。

だが、奴は本当に仕事での調べ物があったので真面目に試料を漁った。
オレが手伝った甲斐あって、奴の用事は15分ほどで終わった。

昼休みが終わるまでまだ余裕があった。
オレ達は廊下にある販売機でコーヒーを買って、引き続き資料室に篭った。

今度はプライベートな話ばかりをした。
マンションの隣人の中国籍らしい一家がずっと帰って来ない事とか、
奴の実家へのTDR土産の発送がようやく完了したとか、
先日注文した仕事用のテーブルが到着するのが楽しみだ、とか。

やがて缶コーヒーはカラになって、
昼休み時間も終わりに近付いた。

「午後も頑張るか」

とオレは言って奴の肩に手を置いた。
すると奴は首を傾けてオレのその手にキスをした。チュっと大きく音を鳴らして、それから吊り上がった大きな目でオレを見てニッと微笑んだ。

不意打ちでそんな事をされたのでオレは驚いた。
だが、一瞬の内にそそられて、今度はオレの方から奴の唇にキスをした。

「隠しカメラは大丈夫?」
「ない。あったとしても、もう貴方がオレにキスをしたのを撮られているから今更隠しても無意味だ」
「ふふ、そうだね」
「いっそ最後までするか? ドアの鍵をかけて」
「……ふ、あっはっは! 無理」

奴は笑い出して身体を離した。
奴のスレンダーで魅力的な身体がオレから離れていって、昼間の淫靡な蜜の時は終わりを告げた。

愛しくて名残惜しくて、『もう行ってしまうのか』とオレは心の中で奴に囁いた。
鍵をかけた所で誰かがスペアキーを持って来ればドアは簡単に開けられてしまう。だがそれでも、鍵をかけようと思った気持ちは半ば本気だった。

「次回は最後まで抱かせてくれ」
「その時を作って」

オレ達は向い合ってそんな約束を交わした。
それから離れがたい気持ちを飲み込んで別れた。ちゃんと食べたものの後片付けをしてから(笑)

オレの性は奴に振り回されている。
昨日の『no性欲』はどこに行ったのやら、奴の好奇心の爪に引っ掻かれたらたちまち刺激されて疼き出した。オレは奴の玩具か?

という訳で、今日もオレは幸せに生きてるぜ。
ありがとうな。

皆さんも楽しく過ごされているか?
今日も暑いので外を歩く際には水分補給をお忘れなく。
引き続き午後も、たくさんの幸運な出来事があるように応援しています。

では、また時間があれば夜に。

引き続きRのオフィスラブを応援します! と思って下さる方はクリックをお願い致します。 資料室の床に奴を押し倒したかったです。スーツを乱して、手で口を押さえながら、激しく……と、午後はそんな妄想に取り憑かれそうです。
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真夏のベッドで出会った夜には
Tue.09.07.2013 Posted in 恋愛
オレはベッドの中で奴の帰りを待った。
奴からの宿題をやり遂げて、そのままの姿で。

やがて奴は帰って来た。

だがオレはいつものように玄関へ出迎えに行かなかった。
奴がオレの名前を呼んでも黙っていた。
かくれんぼをするみたいに布団に包まって、奴がオレを見つけ出してくれる瞬間を想像して笑いを堪えた。

「R、ここでしょ」

奴が寝室に入ってきた。
オレは布団と一体化したように微動だにせずに息を押し殺した。

オレは薄いブランケットを掛けていただけだったので、ベッドにいる事は一目瞭然だった。
だから、すぐに「見付けた」とブランケットを剥ぎ取られるかと思った。
だが奴は暫く沈黙を守って、オレの足元に掛かっているブランケットをそっとめくった。そして何やら冷たいものを足の裏にピタリと当てた。

「つめた!」
「あはは、お土産だよ」

驚いて起き上がったオレを、奴は抱き締めた。
一体足に何を付けられたのかと見てみれば、奴の手には2本のアイスバーが握られていた。

「あ、嬉しい」
「でしょ? 冷たいものが欲しいんじゃないかと思って、そこのスーパーで買って来たんだ」
「欲しい、ここで食べて良いか?」
「裸で食べたらおいしそうだね。オレも脱ごう」

奴はそう言ってアイスバーをオレに渡してスーツを脱ぎ始めた。
「どうせこれからシャワーだし」と言って、靴下もパンツも脱いですっぽんぽんになった。

「一緒に裸でアイスを食べるのって初めてだな」
「こんな機会って今までなかったからね」
「旨い。部屋を涼しくしても冷たいものが欲しくなる日だよな」
「うん。ところで、そんな格好でベッドにいたのはオレの言うことを聞いたから?」
「ああ」
「もう終わっちゃったんだね。アイスを食べながら見物しようと思ってたのに」

しかしオレはアイスの冷たい美味しさに酔いしれて、再び性的興奮を掴むのは難しい状態になっていた(笑)

だからそれは日を改めてする事にした。
その時にはアイスではなく、凍結する寸前まで冷やした白ワインを飲みながら、互いに見学し合いながらしようと。……ああ、久々にオレ達の大好きなあのパターンを楽しみながらな(笑)

「オレも今日は暑くて元気を吸い取られた」
「こんな夜はアイスを食べてリラックスしようぜ」

2人で全裸でベッドでアイスを食べた。
食べ終わったら冷たい余韻に心地良く浸りながら、今日の出来事などを話した。

奴の気の利いた土産に感謝。
シャクシャクとした冷たいミルクバーは物凄く美味しかった。

今度はオレがスイカバーを土産に買って来てやろう。
激しい快楽に燃えた後に冷たいアイスで体温を冷ますのも真夏の醍醐味だからな。

という訳で、今夜は亡霊の恐怖に脅かされずに留守番できたぞ。
『夏にはビール』派の奴が急にアイスを買って来てくれたのは、オレが怖がっていると思ったからなのかもしれんな(笑)

皆さんも美味しいアイスの日々を。
けれど早くも夏バテや熱中症の方が続出しているので、適度に塩分と水分の補給もお忘れなく。

では、今夜もゆっくりと快適な夢を。
おやすみ。

■ca~kさんへ。いつもコメントをありがとうございます。ほとんど返せなくてとても申し訳なく思っております。お化けの歌、懐かしいです(笑)怪談を聞かせてくれてお礼に奴に歌ってやろうと思います。そしてお化け屋敷に入って一緒に歌いたいです。

宿題の後にご褒美があって良かったね。明日も猛暑だけど頑張れ! と思って下さる方はクリックをお願い致します。 本当に美味しいミルクバーでした♪奴がバテないように栄養のあるご飯をご馳走したいです。
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夏場のデートは、お化けアイランドへ
Tue.09.07.2013 Posted in 恋愛
今日も暑かった。
社内ではずっとエアコンを付けていたが、日中は窓辺に立つと外の暑さがムンムンと伝わってきた。
こんなにも早い時期に猛暑になるのは珍しくて体調を崩している方もいるようだが、皆様は大丈夫だろうか?

オレは、昨日の悪酔いをちょっと引きずっている。というか、昨夜は何故か夜中に数回起きてしまったのでちょっと寝不足だ。

「寝苦しかった?」
「いや、涼しかったけど、何でだろう?」
「判った」
「何?」
「地獄の蓋が開いちゃったんだ。真夏みたいに暑いから、もうお盆が来たって亡者達が勘違いしてお前の枕元にぞろぞろと並んだんだよ」

と、今朝は起きてすぐに奴とそんな話をしたが、
や、止めてくれ(汗)

だが実は昨夜、奇妙な話を聞いたので、奴の台詞が偶然ではないような気がしてゾッとした。
昨夜オレ達の席に就いたホステスのお客さんが『見たことがある』と言ったらしい。

蒸し暑いお盆の深夜、朝まで営業している地下のバーに入ろうとして階段を降りたら自分の後ろに続く者がいた。
階段のライトが二人分の影を壁に作ったので気付いた。
背後にいるのは細身の女性で、手に傘を持っていた。

『今日は天気が良かったから日傘』

と、その方は思い、それを確かめるべくチラリと後ろに視線をやった。
だがそこには誰もいなかった。
おまけに、さっきまであったハズの壁の影もなくなっていた。

「たいして怖い話じゃないじゃない。襲ってきたワケでもないし、血まみれの姿を見せたワケでもないんでしょう?」

と奴は笑ったが、オレには十分にゾッとする話で、これを聞いた時には得体のしれない寒気を感じて身体がブルリと震えた。

「怖い。もう歌舞伎町に行けない」
「行く時はオレも付いて行ってあげる」

オレが布団を被って怖がると、奴は布団の上からオレを抱き締めてくれた。
だが、「そういえば子供の頃にこんな話を聞いたよ」と怪談を始めた。母国の麦畑に現れる、白い影の幽霊の話を。

結論。
やっぱり奴はサディストだ。楽しそうにオレを虐める。

「暫く一人じゃ眠れないぞ」
「それは困ったね。今夜と明日はオレの帰りが遅いし」
「猫様かムーミンを抱き締めて待ってる」
「それじゃダメだよ」
「ダメ?」
「オレの事を考えながら一人で……ね? そうすれば時間なんてあっと言う間に過ぎるから。亡霊が来ても怖くないよ」

そう囁きながら奴は、今夜オレはどんな風に過ごせば良いのかを教えてくれた。
ブランケットの中でオレの手を取って、その手をオレ自身に触れさせて……。

奴に優しいキスをされながらオレは頷いた。
何となくその状況は、ずっと昔に観たエロティックなホラー映画を思い出させた。
バケモノ屋敷に棲む妖魔の物語で、とんでもないB級映画だったが、子供の頃に胸をときめかさせた独特のエロティシズムな美しさは今もなお忘れられない。

亡霊は目に見えないから怖い。自分が存在しない世界のものだから怖い。
ならば自ら飛び込んでみれば怖くなくなるのかもしれない。
この夏、奴とバケモノ屋敷ごっこをしながらエロティックな性愛に耽溺しようと思う。

という訳で、
本当は実家でのフェチ話を書こうと思ったが、この暑さはオレの性欲までも枯らせてくれたようで、まったく書く気になれない(汗)

一時のあの盛りに盛った発情期は露のように消えてしまったぜ。
そういえば猛暑になってから野良猫の鳴き声も聞こえなくなった。さすがの猫ちゃんも炎天下や熱帯夜の中でまで発情は出来ないようだ。

この時間になっても暑いな。
帰宅したら冷房を利かせた部屋で奴の言い付けを守ろう。
青いライトを灯した寝室で服を全て脱いで。

皆さんも楽しい夜を。
今夜もビールやかき氷が美味いだろうな。

お化けは出ないから安心して奴が帰ってくるまでにちゃんと宿題をやっておくんだよ! と思われる方はクリックをお願い致します。 亡霊が出たら荒縄で縛ってやります。逆に縛られてしまうそうなヘタレですが(笑)
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kiss me thru the phone
Mon.08.07.2013 Posted in 恋愛
ちょっと具合を悪くしながら、ごきげんよう。

空腹のところに強いアルコールを入れたのが悪かったようだ。
いやその前に、強烈に煙草臭い車に押し込められて長時間移動したのが悪かった。おまけにその車の運転手はブレーキの掛け方が下手でな。止まる度にキキッとやるものだからマジで込み上げそうになったぜ。

ああ、具合が悪い。
一緒に飲んだ相手はメガネの似合う中年紳士だったが、それでハイになれるほど今日の悪酔いは軽くなかった。

だが、記録係として一緒に来てくれたバイト君が親切だった。
「悪酔いした」とキャバクラを出た後にオレが言ったら、
「大丈夫ですか? 肩を貸しますよ」だって。可愛いな。20歳のメガネのイケメン男子にそんな事を言われたら乙女みたいに心がときめくぜ。

あ、
今の嘘。酔った上の冗談なので奴には内緒で。
肩も借りなかったし、タクシー代を渡して先に帰らせたし、一人になったらすぐに奴に電話したしな。

「調子に乗って飲んでたら頭が痛くなった。助けて」
「また格好付けてガバガバ飲んだんでしょ? 早く帰って休みなさい」
「うん、ごめん。愛してるから許して」
「女の子にメールを教えた?」
「会社のしか教えてない」
「じゃあ許してあげる。オレは21時頃には帰るから、帰ったらキスしてあげる」
「今してくれ、今して欲しい」
「もう、甘えちゃって。Kiss」
「愛してる、もっと」
「Kiss Kiss」

電車に乗る前、駅の壁に凭れ掛かってそんな会話をした。
どうもオレは最近、酔うと奴に甘えたくなる傾向が強い。
いや、2人で飲んでいる時にはオレが奴を猫可愛がりしているのだが、今日みたいに離れた場所で酔うとなぜだか判らないがデレデレに甘えたくなる。不思議だ。

で、帰宅して奴を抱きしめたら、
奴は「煙草臭い!」と言って顔を背けた(汗)

せっかく天国に帰還したつもりで奴を抱き締めたのにな。
飲み屋でも禁煙を流行らせるべきだ。

「キスしてくれるって言ったのに」
「だって煙草の匂い嫌いなんだもん。シャワーを浴びてきたらしてあげる」
「帰ってすぐにして欲しかった」
「急げば3分で浴びられるでしょ?」
「キスキス」
「ほら、早く」

オレは奴に尻を叩かれてシャワーを浴びた。
帰宅したら奴とキスをして、それからファミマで買ったたこ焼きを食べて(コンビニたこ焼きならファミマのが一番好き)……などと思っていたが、煙草のせいでその予定は総崩れしてしまった。

もっともオレも煙草の匂いは苦手だ。
先日の親父の誕生日の時も、一口吸ったらクラっとした。
以前は日に2~3箱も吸っていたのに、人間って変われば変るものだ。

変るといえば、歌舞伎町にあった老舗のSM喫茶がなくなっていてショックだった。
かなり昔に(遊びの)先輩に連れられて行ったが、バーやパブではなく喫茶でSMのショーが見られるのが面白かった。SMがもっとも栄えた妖しい昭和時代の雰囲気を漂わせていたしな。

「浴びてきたぞ!」
「お帰り!」

シャワーの後、オレはさっそく奴に抱き付いてキスをねだった。
奴はオレの頭を撫でながら「まだビチョビチョじゃない」とか言いながらもキスをしてくれた。

ああ、ようやく。
一安心。
これで今日の煙草による苦痛は全て癒された。ついでにストレスも吹き飛んだ。

今夜はお茶の代わりにゲロルシュタイナーを飲んだ。
歌舞伎町でもムーミンの缶バッチ付きのゲロルを探そうと思ったが気分が悪くてさっさと帰宅したので、自宅にあるものを開けて飲んだ(一体いつになったら手に入るんだムーミンの缶バッチ・泣)

そして歌舞伎町での話をした。
相変わらずの雰囲気だったが、アメリカ人が何人か歩いていた事や、SM喫茶がなくなってしまった事などを。

「歴史のあるお店がなくなって残念だったね」
「あの喫茶の1階にあるアダルトショップはどうだったかな? あのショップには貴方と一緒に行ったぞ」
「え? ああ……もしかして、水色のエッチなパンツを買ったお店!」
「そう、そこ。おちんちんを象さんの鼻みたいなところに入れるあのパンツな」
「優しい男性の店員さんがいたよね。今もあれば良いけど」

だが、奴とはもう歌舞伎町には行かないだろうな。行きたい店が全てなくなってしまったから。

と、気分が悪いので短信にしようと思っていたのに長くなった。
具合が悪い時には惚気るのが一番の薬になるのかもな。

今夜も長々と読んで下さってありがとうございました。
いつもご親切な皆さんに、明日もたくさんの良い事がありますように。

では、今夜もゆっくりと幸せな夢を。
おやすみ。

今日は暑かったね!暑いのが苦手な奴が熱中症に罹らないように注意してあげるんだよ! と思って下さる方は是非ともランキングバナーのクリックをお願い致します。 ありがとうございます、そうします。今週はずっと暑いようなので皆さんもお気をつけ下さい(今年は40度以上になる予報もあるとか?!)
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