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一緒に傘をさして東京タワーを眺めよう
Fri.31.05.2013 Posted in 恋愛
昨夜は奴と待ち合わせて、西麻布交差点にある居酒屋『権八』に行ってきた。

小泉元首相がブッシュ前米大統領を接待した事と、映画「キル・ビル」のセットの元となった事で有名な店なので、知っている方もいらっしゃるかもしれない。

2013_05_031_1.jpg

巨大な店内や存在感のあるカウンターに目を奪われるが、客の半分が外国人で写真撮影のフラッシュが止まない事にも、焼き鳥を焼いたり寿司を握ったりする板さんの中に多くの外国人がいる事にも注目してしまう店だ(カウンターの中は炭火焼の煙でモクモク)

料金はリーズナブルで料理もなかなか美味しい。
オレのオススメは『昭和コロッケ(380円だが絶品!)』と『だし巻きたまご』と『本マグロの中トロ串』 昨夜は行かなかったが3階の寿司もオススメ。

一種のテーマパークのような店内に奴は大喜びしていた。

オーダーを取るスタッフにも外国人がいるのだが、その方に幾つかの質問をしたり、帰る時には「また来るね♪」とか言っていた。ちくしょう、可愛かった! オレの所にも来てくれ!(笑)

本当はもっと早く奴を連れて行きたかったが、この店は仕事で度々使っていたので何となくデートでは使わないでいた。
だが、やはりもっと早く連れて行けば良かった。奴は楽しそうに酔っ払って無邪気な子供のようになっていたから。

「こういうお店で食べると凄く美味しい!」

そんな事を言ってくれる奴を眺めながらオレは幸せな気分になっていた。

オレが「貴方が美味しそうに食べてくれると嬉しいぞ」などと言えば、奴はニコニコしながら「お前はいつも美味しいところにオレを誘ってくれるね」などと言ってくれて、ますます嬉しくなった。

奴はクールな顔をしている時も多いのだが、たまに物凄く甘くオレのツボを突く。
きっと恋愛上手なのだろう。相手(オレ)を喜ばせて奴隷化させるのが上手い(笑) いや、奴に本当に愛されている心地になれて物凄く嬉しいからそうなるのだが。

思えば、もしも奴がいなかったらオレは副業なんてしなかったかもしれない。
独りなら自分の人生だけを考えれば良いが、奴がいると、奴との生活を豊かにしたいという欲望が半端無く生まれてしまう。

2人で手を繋いで散歩ができれば幸せだが、オレは(父親が独立したばかりの頃に)酷く貧しい生活を経験した事もあって、奴にはそれなりに贅沢な暮らしをして欲しいと思っている。
美味しいものを食べさせたいとか、似合う服を着て欲しいとか。まあ、それは結局、オレ自身の欲求を満たす事に繋がっているのかもしれないがな。

2013_05_031_2.jpg

最後にデザート『自家製フォンダンショコラと黒胡麻アイス』を奴と半分ずつ食べて居酒屋を後にした。

少しだけ雨が降っていた。
傘を差すまでもない小降りだったが、先週体調を崩した奴を雨に当てたくなくてオレは傘を開いた。

「濡れるな」と傘を奴の頭上に掲げると、
「ありがとう」と奴は言って傘の手元を握るオレの手を握った。

タクシーはたくさん目の前の道路を走っていた。
だが六本木駅まで歩くことにした。
ちょっと湿気はあったが夜の空気が気持ち良くて、ヒルズに寄り道をしてそこから眺められる東京タワーを見る事にした。

「楽しかったね」
「ああ、またあの店に行こうな」
「ふふ、美味しかったよ」
「良かった」

奴とはもう何度もセックスをして、それ以上の事も何度もした。
だが昨夜のような時はいつも、照れくさいような初々しい気分に引き戻される。

もう30を超えた人間なこんな事を言うのは物凄く恥ずかしいが、今も今でちゃんと人生の青春を過ごしているのだな……と、そんな心地になる。ああ、物凄く恥ずかしい(笑)

という訳で、今夜も奴とデートをしてハッピーなオレのノロケでした。
今夜の事は、深夜にも時間があれば書かせて頂きます。

それにしても、やはり金曜日の夜の空気は最高だ。
日が落ちるに連れて血が騒ぐ。
空が真っ暗になって街のネオンが華やかに点くと、さっき帰宅したばかりなのにまた外出したくなる。

来週はもっと時間が取れたら良いな。
もっと奴といろんなところに行って遊びたいぜ。

皆さんも楽しく過ごされているか?
金曜日の夜はまだまだ続く。
楽しくお酒を飲んで、愉快に過ごして、今週の疲れを癒して下さい。

では、また深夜か明日に。

■『今日の追記を見る』に27日~本日までに頂いたコメントに返信させて頂きました。全ての方に返せなくて物凄く申し訳なく思っております。今後は可能な限りお返事させて頂きます。

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クグロフ・サレを差し入れに
Thu.30.05.2013 Posted in 恋愛
仕事が一段落して、ごきげんよう。

外は涼しいが室内に入るとムシムシする。
関東は梅雨入りしたそうだが、暫くこんな気候が続くのかと思うと気が滅入るぜ。

ハワイに行って青い海の続くビーチを歩きたいな。
ナイスバディのお兄さまやおじ様の海パン姿で目の保養をしながら。

ああ……チラッとそんな妄想をしたら物凄くハワイに行きたくなってきた(汗)

まあ、取り敢えず今夜だ。
今夜は奴とデートだから、それを励みに残りの仕事を片付けてしまおう。


奴と言えば、今朝は珍しく寝起きが悪かった。

目覚ましが鳴ってもスッキリと目を開けられなくてな。
やがて寝室に入ってきた猫様に顔をふみふみされていた。耳元でクルルルと鳴かれて朝ご飯の催促もされていた。

その間オレはずっと奴を眺めていたのだが、今になって思えば、オレが奴の代わりに猫様にご飯をあげれば良かったな。
『朝、猫様にご飯をあげるのは奴の役目』という観念を何時の間にか持っていたが、そういうのって良くないよな。

言い訳を正直に言えば、オレは寝起きの奴の顔が好きなんだ。
頭が毛の乱れたヒヨコみたいなっていて(そんなのは実在しないのだろうが)、赤ちゃんみたいに唇を赤くしてフニャフニャしているのが物凄く可愛くて。

もっともそんなものは免罪符にはならない。
そんなものに見とれていたくて共同責任を放棄した罪は大きかった。

オレは今日、朝から昼前までずっと外で仕事をしていたが、会社に戻る時に奴の好きなベーカリーに立ち寄る事にした。
奴にメールで「ベーコンのクグロフでもどうだ?」と訊いたら、「お昼に食べたいからお願い!」と返事が返ってきたので。

クグロフの他に数種のデニッシュを買って奴に届けた。
物凄く美味しそうなパンがたくさんあったのでつい買いすぎてしまったが、奴は渡された袋の大きさに驚いていた。

「お前の分も入ってるの?」
「いや、オレはこれから外で食べるんだ」
「何個入ってる?」
「6つぐらい?」
「美味しそうだと思ったパンを全部買ったんだ?」
「ははは。残ったら持ち帰って夜食しよう」
「そうだね」

奴はニコニコしながら靴の先でオレの足をツンツンと突いていた。プチお仕置き?(笑)

だが、夜食で良いんだ。
オレは外食が大好きな人間だが、何故か奴と一緒に外食すると、食べ足りなくてまた自宅でも何か摘みたくなってしまうから。

家での食事は『憩い』だが、
外食だとあんまり『憩い』を感じないから物足りなく思ってしまうのかもしれん。

「今夜、楽しみにしてるよ」
「ああ、今夜な」

奴はパン屋の紙袋を持った方の手でオレに手を振った。
ガサガサと音がした。
それが何だか子供っぽくて可愛くて、オレは暫く顔をニヤけさせていた。

幸せだ。

という訳で、残りの仕事を頑張るぜ。

皆さんもお疲れ様です。
今日が終われば明日は金曜日!
今日も明日も良いことがあると信じて仕事や勉強に励もうぜ!

では、また時間に余裕があれば夜に。

今夜のディナーデートを楽しんで来てね! と思って下さる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 ありがとうございます。奴を初めて連れて行く店なので物凄く楽しみです(笑)皆さんも今夜は楽しい夜ご飯を!
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フェイクキャット
Wed.29.05.2013 Posted in 恋愛
「頼みたい事がある」
「何?」
「履いて欲しいものがあるんだ」
「パンツ?」
「いや違う」
「何?」
「タイツ」
「……パンツとそう変わらないね」

そうか? パンツとタイツではかなり違うような気がするぞ。
パンツは脱がす時に初々しい興奮を感じるが、タイツ(正確にはストッキングだが)だとローションプレイとか引き裂きプレイとかフェチっぽい興奮を感じる。

まあ、それは横に置いて(そろそろディープなフェチの話を書きたいぜ)

実は、神様のようにご親切な方が、あの、猫のタイツをゲットされて、それをオレに贈って下さったのだ!!!

これはもう奴に履いて貰うしかないよな?

ただし、この猫タイツのサイズはM~L(身長150~165cm)だということを忘れてはならん。
およそ20cmも身長をオーバーしている奴の足に、果たしてちゃんと収まってくれるか疑問だ。

無理やり履かせて猫の顔が伝線したら嫌だしな(泣)
ヒザ下のハイソックスとして履いてもらうかないか。あるいは、伝線したら開き直ってフェチプレイに突入するか……。

いや、やっぱり正しい履き方で履いて欲しい。
そしてその姿で6月にはTDRインパデートをして欲しい。

どうか、たかが20cmぐらい身長がオーバーしたぐらいでヒザ下タイツになりませんように。

「へえ、あの猫タイツが手に入ったんだ?」
「まだ手元にはないんだけどな。あれを履いたら女装パーティでも目立てるぞ」
「タイツの上に革のロングブーツを履いて、猫の顔の部分だけを出すのも良いね」
「良いな、凄く可愛いだろうな」

オレ達はそんな夢を膨らませながら今夜のティータイムを過ごした。

今週の奴の山場は今日が最後だった。
明日も忙しいが、早朝に出て夜中に帰ってくる程ではない。

週末に高熱を出したせいで心配したが、どうにか元気で乗り切ってくれて良かった。
明日はディナーを一緒に食べる約束をしているので、ようやくワインを飲みながらゆっくりと語らえる。物凄く嬉しい。

ところで今夜は、奴が学校の近くにあるベーカリーでバームクーヘンを買って来てくれた。
何でも600円のものが300円で売られていたからオレの為に買ったらしい(さすが倹約家だ)

「美味しい?」
「ああ、優しい味で美味しいぞ」
「お前の淹れてくれたお茶も美味しい。何のお茶?」
「番茶」
「ふうん」

奴にとって、ほとんどの日本茶は同じ味に感じるようだがな(笑)
番茶はカフェインが少ないので、たまに夜に飲む事がある。あと、ノンカフェインで眼精疲労・胃弱・お通じに良いとされるハブ茶も。

今日もお互いに忙しかったが、今日も一緒にお茶が飲めて良かった。
奴がお茶の為にバームクーヘンを買って来てくれた事が嬉しかった。売れ残りの半額値引き品であっても(笑)

「バームクーヘン、凄く美味しかったぞ」
「そんなに気に入った? また買ってくるよ」
「ああ、だがまた安売りしていたらで良いぞ」
「ふふ。安くなったものをオレに与えられてマゾのツボに入った?」
「ははは、早く寝ろ」
「誤魔化した」
「良いから、おやすみ」

クスクスと笑っている奴に「おやすみ」とキスをした。
奴は笑顔のまま目を閉じた。
オレは奴の瞼にもキスをして、照明を落として、そっと寝室を後にした。

奴の推測は否定しないでおこう(笑)
というか、奴は判っていてあんな事を言うなんてサドだよな。
オレはマゾ心をくすぐられて思わずおねだりをしたくなった。貴方の身体を奉仕したい、と。

寝ている奴にやってくるか? 夜這いプレイ。
だがそれで奴を起こしたら容赦なく蹴り飛ばされて怒鳴られそうだ(汗)

早く金曜日になって欲しいぜ。
皆さんもそう思うよな?
明後日には金曜日だから、この長く感じる一週間をお互いに元気に乗り越えような。

では、今夜も楽しくて幸せな夢を。
明日も皆さんにたくさんの幸運な出来事があるように応援しています。

おやすみ。

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次の時間を探す2人
Tue.28.05.2013 Posted in 恋愛
およそ2日にぶりに、ごきげんよう。

新しく始めた仕事が忙しかったせいもあるが、日曜日に観たスプラッタ映画の精神的疲労でブログを書く気力がなくなっていた(汗)

しかし、そろそろ更新ペースを落とさなくてはならない。
これからは時間に余裕がある時に書こうと思っている。とはいえ、ブログは習慣だから今までとそれほど変わらないかもしれない。

何にせよ、
愛する皆様、これからもよろしくお願い致しますm(__)m

昨日と今日は初めて携わる業務に頭をフル回転させていた。
今はやることが多くて、仕事の昼休みも、帰宅してからも、ずっと掛かり切りだった。

だが、奴が学校から帰宅するとオレはポーンとそれを放棄した。
「お茶の時間だぜ」と言いながら猫様を抱っこして玄関まで奴を出迎えた。

「遅くなってごめんね」と奴は言って、先に猫様の額にキスをして、次にオレにキスをした。
以前奴が言っていたが、そうする事でオレも猫様に間接キスをするので、3人で仲良くキスをした事になるらしい(笑)

奴がシャワーを浴びている間、オレはハーブティを淹れた。
そして買って来た2個のマカロンをテーブルに置いて、それを摘みながら夜のティータイムを始めた。

「今日も忙しくて大変だったろう?」
「2年目だから試験が多くてね。あと課題を勧めるペースも早くて頭が混乱しそうだ」
「応援してるからな」
「ありがとう。お前も凄く忙しかったでしょう?」
「貴方に比べたら楽なもんだ。ところで貴方はどっちのマカロンが良い?」
「ローズ風味のを貰って良い?」
「良いそ。じゃあオレはピスタチオ」

今日の忙しかった出来事を夜に語るのはなかなか楽しい。
かつて同じ部署だった頃を思い出す。
あの頃も良くお互いを励まし合っていた。そして遅くまで仕事をする日は、相手の為にお茶を淹れたり眠気覚ましのキャンディなどを差し入れたものだった。

もう会社の中でオレと奴が同じ仕事をする事はないだろう。
けれどまたいつか、お互いに独立したらあの頃のように仕事をすることになるのかもしれない。オレと奴の受け持つ分野は違っていても。

今朝は早くから仕事に出ていた奴は(学校の時間を取る為にたまに早く出勤する事もある)、お茶を飲み終えると眠たそうなアクビをした。
オレが早く眠るように勧めると、奴は「まだ紅茶が残っているから」と言った。

ティータイムが始まって既に30分は経過していた。
当然だがハーブティは冷えていた。
だが奴はその冷えたハーブティをゆっくり飲んだ。一口飲んでは暫くオレと話をして、忘れた頃にまた一口だけ飲んで……。

嬉しかった。
奴にとってオレとの会話が憩いになっているのなら、眠くてもオレともっと話がしたいと思ってくれているのなら、それはとても嬉しい事だった。何しろオレは奴に、そんな思いを抱いていたから。

夜の時間は楽しいが早い。
30分なんてあっという間に過ぎてしまう。
もう22時半だったから早く話を止めるべきだったが、奴の紅茶がなくなるまで話を続ける事にした。

「明日のお昼は?」
「明日はお客さんの見舞いなんだ」
「そう。じゃあ一緒に食べられないね」
「明後日のランチは? またピラフでも食べに行かないか?」
「ごめん、明後日はオレが……」
「ああ……」

もう終わろうとする時間の中、オレ達は次の時間を見つけようとした。
だがお互いのスケジュールはすれ違ってばかりだった。

けれど、どうにか木曜日の夜に外で食事をする約束を交わせた。
今週は金曜日までずっと一緒に食事が出来ないかと思ったが、木曜の夜ならオレのスケジュールを変更できたので助かった。

レストランに予約を入れた後、ようやく奴は「ありがとう。美味しかったよ」と言って微笑んだ。
オレも満足して笑い返した。そして奴に休むように言った。また先日のように熱が上がっては大変なので。

「おやすみ。初めて行くところだから明後日が楽しみだ」

寝室に行く前に、奴は甘えたような声でそう言ってオレに抱き着いた。
楽しみなのはオレもだから、同じような台詞を言って奴にキスをした。

「良い夢を見るんだぞ」
「うん。お前もね」

3回ぐらいキスをして奴は寝室に入った。
オレは奴の背中を見送って、それからカラになった2つのティーカップを片付けた。

明日も奴は帰宅が遅い。
だから明日もオレは仕事をしながら猫様と奴の帰りを待っていよう。奴が帰ってきたら温かなハーブティーを淹れてやれるように。

それとも明日はビールが良いか?(笑)

それにしても、自分の指を紙で切ったぐらいでクラクラするオレにR18+スプラッタ映画は余りにも無謀だった。

奴に言われた。
「性懲りもなくまたあんな映画を観たいって言ったら、SMホテルでお前をスプラッタにしちゃうからね!」と。

オレをスプラッタとはどういう状態だ?

という訳で、皆さんの明日もたくさんの幸運に恵まれますように。
そして皆さんの大切な方々もいつも幸運であるように祈っています。

では、今夜もゆっくりと楽しい夢を。
おやすみ。

Rも奴も遅くまでお疲れ様!明日の武運も祈ってるよ! と思って下さる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 ありがとうございます!皆さんの応援は大きなエネルギーになります!感謝を込めて明日も更新できたら良いな(笑)
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胸の高鳴りが止まらない日曜日
Sun.26.05.2013 Posted in 恋愛
「気分はどうだ?」
「良いよ。とても良い気分だ」

今朝は2人で同じぐらいの時間に起きた。

いや、正確にはオレが奴を起こしてしまった。
奴の体調が気になって顔を覗き込んでいたら奴は目を覚ましてしまったから。

奴の顔色はとても良くなっていた。
オレは血色の良い白い頬にキスをした。赤い唇にも。
そうしている内に、このところ大人しくしていたものが沸き起こってしまった。

「……まだ無理をしない方が良いな」
「大丈夫だよ」
「揺さぶったらまた具合が悪くなるしれない」
「もう完全に治った」
「だけど」
「大丈夫、欲しいんだ」

優しくキスをして、ずっと最後まで優しく愛撫するつもりだった。
だが、久しぶりのセックスはとても気持ちが良くて、気付けばオレはどんどん奴の「大丈夫、平気だから」という言葉に流されて行った。

奴に負担を掛けないようにすぐに達してやろうと思ったハズなのに、すぐに終わらせてしまうのが惜しくなった。
少しだけ奴を焦らして虐めてしまった。
奴は全身に汗を浮かべていた。オレは背中に浮かぶ汗を舐めて何度も囁いた。愛している、と。

「辛くなかったか?」
「大丈夫だったよ」
「すまない」
「謝るよりも楽しかったって言って」
「ああ……。楽しかった。凄く気持ち良くて、幸せだった」

繋いだ互いの手のひらは汗で濡れていた。
暫くそうしていたかったが、病み上がりの身体を汗で冷やしてはならないので、奴にバスタオルを渡してシャワーに行かせた。

まだ夢から醒めきっていないような休日の朝だった。
今日はずっとこんな風に1日を過ごすのだと思っていた。

……ところが。

近頃はオレも若い世代の集まる企業のお客さんを持つようになって(若いと言ってもアラフォー世代だが)、そうした方との交流を円滑にする為に、今かなり話題になっているアニメ『進撃の巨人』を今日の午前中に観たのだが……。

噂に違わず確かに酷く残酷でグロテスクだったが、オレも奴も可哀想だと思う気持ちの方が大きくてジンとしてしまった(汗)

ちなみにまだ2話までしか観ていない。
本腰でアニメを観るのはかなり久しぶりだが(子供の頃は『優良・推薦』とされる漫画やアニメ以外を観るのは禁止の家庭で育った)、お客さんも友人も「面白い」と絶賛しているので続きを楽しみにしておこう。

観終わって、「怖かったな」とか「グロテスク過ぎるよ」とか話をしている内に、何故か『死霊のはらわた』を観に行く事になってしまった。

一応オレは止めた。「来週でもいいんだぞ? 完全に体調が良くなってからで」と奴に言って。
だが奴は「もう完全に治った。今朝はそれが良く判ったでしょ?」と言って、お出かけの準備を始めた。

で、オンラインで座席を予約して観に行ったのだが……。

観ている最中、オレは貧血を起こして吐き気に襲われた(ヘタレ)
これでもか! まだまだ序の口! というぐらい残酷でグロテスクなシーンが続いて、しかもクライマックスは執拗でなかなか終わってくれなかった。最後の方など『もう十分に観たから早く終わってくれ!!』とマジで思ったぐらいだった。

始めから心臓をドキドキさせながら観ていたオレは(観ている間ずっと鼓動が大きかった)、とりわけて非常に残酷なシーンで思わず奴の腕を掴んでしまった。
奴はオレの手を握ってニコリと笑ったが、きっと奴は全く怖く思っていなかったに違いない。

映画館から出た時には頭がクラクラしていた。「目眩が……」とか言って倒れても可笑しくなかったかもしれん。
本当は映画の後にホットケーキを食べる予定だったが、食欲が無くなって紅茶だけを飲むことにした。

「暫く肉料理が食べられない」
「頭痛は平気? オレはすぐにでもローストビーフを食べられるけど……」
「う(口に手を当てた)」
「ごめん、暫く肉の話は止めよう」
「さすがR18+の映画だった。怖かった」

オレがテーブルに顔を伏せると、奴はオレの頭を撫でてくれた。

オレは生き返る思いがした。
けれど奴は「iPhoneでレビューを観たけど、オリジナル版の方が怖いんだって。今度の週末に借りて観ようよ」と言って、再びオレを奈落へと突き落としてくれた。

まあ、怖がりなくせに怖いのを観たがるオレの事なので、きっと観てしまうのだがな。
本当にオレはどこまでマゾに出来るのやら。
だが自宅で観るなら奴に抱き付き邦題なので良いかもしれない。ホラーにエロスは付き物だしな(今日の映画にはエロティックなシーンは一箇所もなかったが)

「ケーキを買って帰ろうか? 映画に付き合ってくれたお礼にオレがご馳走するよ」
「オレも観たかったから良いぞ」
「良いから買おう。甘いものなら気持ち悪くないでしょ?」

家に帰る前にケーキ屋に行って、奴のおごりでシュークリームを買った。
帰宅したら奴と紅茶を飲みながら食べる事にした。
昼と夕方には神経を騒がせるものを観たが、夜はようやくまったりと過ごせそうでホッとした。

だが、こんな日も悪くないと思った。

オレが弱ると奴は決まって優しくしてくれる。
手動でドアを開ける店に行くと、必ず奴がドアを開いてオレを先に店の中に入れてくれる。今日も病み上がりのくせにケーキ屋でそれをやってくれた。
猫のようにオレに甘える奴も大好きだが、逆にオレを甘えさせてくれる紳士然とした奴も大好きだ。

しかし、今日はちょっと疲れた(汗)
そして今になって思う。やはりホットケーキを食べてくれば良かった……と。

「ホットケーキが食べたい」
「じゃあ明日の帰り……は駄目だ。木曜日まで学校で帰りが遅い」
「そうだったな……」
「金曜日に食べようか? またオレがご馳走するよ。一昨日はオレのせいで予定が狂ってしまったから」

いやいや、オレはそんな事はまったく気にしていないぞ。
だが週末は花(楽しみ)があった方が良い。
それに、今週は貴方の方から週末のデートに誘ってくれて嬉しかった。

だからオレは了解した。
早くも週末を待ち遠しく思いながら。

という訳で、皆さんも充実した日曜日を過ごされたか?
楽しい事があったなら何よりです。
オレのように怖い思いをされた方は、オレと一緒にマゾヒスティックな快楽に浸る事にしましょう(笑)

では、今夜もゆっくりと幸せな夢を。
明日もたくさんの幸運に恵まれる1日になるように祈っています。

おやすみ。

■Li~aさんへ:覚悟して観たハズなのですが、この有様でした。もっとご忠告を真摯に受け止めれば良かったです(泣) 本当にグロテスクでしたね。オレ達の周囲にもたくさんのカップルがいましたが、ほとんど彼氏の方がグッタリしていました(笑)

マゾ的に楽しい週末んびなって良かったじゃない!次の週末を目指して今週も頑張ってね! と思って下さる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 うう、ありがとうございます(汗)今週も楽しい一週間にしましょう!たくさん良い事がありますように♪
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団子の代わりに葡萄を供えて
Sat.25.05.2013 Posted in 恋愛
夜になる連れて奴の体調はどんどん良くなっていった。
昼間は少しフラつきが残っていたが、夜ご飯を食べる頃にはすっかり治っていた(笑)

「昼間のフラつきは腹の中が空っぽだったからなのかもな」
「きっとそうだよ。食べたら力が出た」
「良かった」
「心配かけたね。ごめんね」
「いや、食欲があって良かった」
「今夜もたくさん食べて元気になるよ」

オレは猫足の椅子に座る奴の髪を撫でた。
何気なく窓の外を見れば幻想的な満月が浮かんでいたので、オレ達はそれを見上げながら色々な話をした。

途中、奴がオレの腹に頬を寄せてきた。
「疲れたか?」とオレは訊いたが、「ううん。こうしていると心地が良いだけ」と奴は言って笑った。

休日の部屋の中、ゆったりと語れる相手が居る事にオレは安堵を感じた。
奴の膝の上には猫様がいたが、きっと猫様も同じように思った筈だ。休日に自分をゆったりと撫でてくれる相手がいるのはとても幸せだと。

今夜の月は本当に綺麗だった。
窓から眺めるだけでは勿体無くて、やはり散歩に出る事にした(夜になって風が冷たくなったので中止にしたが、やはり気が変わって)

「月見日和な夜だな」
「あの月を眺めながら乾杯したいね、十五夜の夜みたいに」
「帰ったらするか?」
「うーん、今夜はアルコールは控えておく。明日飲みたいから」
「そうか。でも何か炭酸を飲みたいからノンアルコールのジュースを買って乾杯するか」

オレ達はスーパーに行った。
すると美味しそうな葡萄が売られていたので、ジュースは止めて葡萄を買うことをした。皿に盛って十五夜の団子の代わり、名月の前に飾ることにして。

「今夜も楽しいよ」

スーパーからの帰り道、奴は急にそう言った。
オレもそう思っていたから同意した。

昨夜は奴が酷い具合になって大慌だったのに、それなのに今夜はちゃんと楽しい休日だった。
とても変化に富んだ週末だった。
今日はいつものように贅沢な外食などは出来なかったが、元気になった奴と夜道を手を繋いで歩くのは、それ以上に楽しくて幸せなことだった。

「明日も楽しみだな」
「うん、明日はきっと朝から元気だよ」

無理をしなくても良いのに、奴はオレの為にそんな事を言ってくれた。
オレは奴との週末を大切にしているので、奴はオレに付き合えなくなる事を申し訳なく思っているんだ。嬉しいが、そんな事は考えなくても良いのにな。

さて、明日はどんな休日になるだろう?
皆さんも楽しい予定をされているか? お互いに充実した日曜日にしような(笑)

明日に備えて今夜はゆっくりとお休み下さい。
それとも朝まで遊ぶのも良いな。オレも奴が完全に元気になったら、またちょっとハメを外した遊びがしたいです。

では、眠られる時には幸せな夢を。
おやすみ。

<ありがとうございます>
奴を案じてくれたたくさんのコメントやクリックに、そして回復した事をオレと一緒に喜んでくれたコメントやクリックに、改めて深く感謝を申し上げます。物凄く嬉しかったです。本当にありがとうございましたm(__)m

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ニャンコの具合はかなり良くなりました
Sat.25.05.2013 Posted in 恋愛
この度はたくさんの方々に奴の回復を願って頂きました。

ありがとうございます。
心から感謝を申し上げます。

お陰で今朝の奴の体温は36.9℃まで下がっていました!
食欲も出て「豚丼が食べたい」と言ったぐらいです。さすがにOKとは言えなかったですが(笑)

猫様も喜んでいました。
奴に抱っこされて撫でられながら、頭を奴の腕や胸にスリスリして(身体の大きなノルウェージャンなのでスリーッ!スリーッ!と力が篭っています)、指に甘咬みをして幸せそうでした。

奴を案じて下さった全ての皆様に感謝を申し上げます。
ブログでしか知らないオレ達の為に優しい気持ちを傾けて下さってありがとうございました。
昨夜はオレも不安だったので、目頭がジンとするほど励みになりました。

それにしても、あんなに熱を出して具合が悪かったのに一晩で回復するなんて、さすが健康で体力のある男だなと関心しました。

「買い物に行くけど何か食べたいものはあるか?」
「オレも行く」
「ダメだって、今日は休んでろ」
「退屈だから行くよ。もう完全に治ったし」

と奴はニコニコしていたが、車から降りて暫く歩くと、疲れた顔付きになってしまった。

「やっぱり辛いだろう?」
「あはは、完全に治ったと思ったけど90%だったみたい」
「無理するなよ。食品を買ったら帰ろう。外食は止めて家で食べた方が安心だろう?」
「そうだね。残念だけどそうする」

デパ地下で美味しそうな惣菜をたくさん買って(マシュマロも買って)、それで今日の外出は終わりにした。

微妙に体調が悪い時って、外に出て歩いてみないと判らない時もある。部屋で座っている分には完治したと思ってもな。

「本当は今日は映画を観る予定だったのにね。ごめんね」
「来週行けば良い。そんな体調でゾンビ映画(死霊のはらわた)なんて観たらまた悪化するぞ」
「あははは、そうかもね」

そのまままっすぐに帰宅するつもりだったが、今日も天気が良かったので少し車を走らせた。
奴はまだ少し身体がダルそうだったが、気分の悪さはすっかり治ったようで、ずっと楽しそうに話をしていた。

公園のベンチで食べたサンドイッチ(PAULの)は美味しかった。
「ゆっくり良く噛んで食べるんだぞ」とオレが言うと、奴は本当にモクモクと良く噛んでいた。

素直で可愛かった。
食後にはビタミン豊富な生ジュースを買ったが、本当はオレの手のひらにジュースを注いで猫みたいに甜めてもらいたかったが、さすが公園では出来なかった(笑)

帰宅して、奴はベッドに横になって音楽を聴いたり本を読んでいる。
夕方にまた少しだけ外出(散歩)する約束をしたが、無理はさせないでおこう。

皆さんも楽しく過ごされているか?

この度は本当にありがとうございました。
皆さんの応援があったからこそ奴の回復は早かったのだと信じています。

オレも皆さんの幸運を心から祈ってます。
この週末にたくさんの嬉しい出来事がありますように。そして平日の疲れが癒されますように。

時間があればまた夜に。

もっと元気になったら美味しい豚丼を作ってあげて! と思って下さる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 そうします。今から物凄く美味しそうなレシピを探して準備しておきます(笑)
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オレの愛猫は具合を悪くして寝込んでいます
Fri.24.05.2013 Posted in 恋愛
金曜日の夜が終わる頃に、ごきげんよう。

今夜は短信のみで失礼します。

奴が38.9℃という高熱を出してしまった。
原因は風邪と疲れだと思う。

夕方ぐらいまでは元気で一緒にオムライスを食べたのだが、その後で急に具合が悪くなって帰宅してすぐにダウンした。

あんなにも具合の悪そうな奴を見るのは初めてだった。
けれどオレに出来る事といえば、湯冷ましを持って行ったり(だが飲むともっと気分が悪くなった)、頭を撫でて心配するぐらいで、とても歯痒い。

だが10分ぐらい前に再び熱を測ったら3分下がっていた。
気分の悪さも少しだが良くなったように見える。全て吐き出して、随分と汗をかいたが、それが良かったのかもしれない。

今夜はこのまま熟睡して、明日にはもっともっと良くなって欲しい。
奴が弱るとオレは何も手に付かなくなる。定期的に部屋を覗いて様子を見ているが、気掛かりで今夜は眠れないかもしれない。

「ドア、閉めないでおいて」

オレが寝室から出る時、奴はそう言った。
ドアを閉めてしまうとオレの居るリビングの灯りが見えなくなって心細いと言って。

ずっと手を握ってやりたいぐらいだった。
奴がオレに風邪をうつす事を心配しなかったら。

猫様はずっと寝室で静かに丸くなっている。
オレも奴が心配だが、猫様も物凄く心配しているのだろうな。小さな猫のああいう健気な姿を見るとマジで泣けてくるぜ。

という訳で、皆さんも体調の変化にご注意下さい。

奴が風邪をひくのは1年(2年?)ぶりだ。
毎日ずっと元気だったが、急に気候が暑くなって、疲れている時にエアコンに当たり過ぎたのが悪かったのだと思う。

仕事やストレスなどでお疲れ気味な方は身体を大切にして下さい。
元気だと思っていても、ふとした時に酷い風邪を引いてしまうものだから。

今夜は金曜日だが、楽しまれた後にはゆっくりとお休み下さい。
そして明日は元気に休日をお過ごし下さい。

おやすみ。

奴が早く良くなりますように! と思って下さる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 ありがとうございます。今夜は猫様と共に奴を見守ります。皆さんの優しいお気持ちは心を通して奴に伝えておきます。
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貴方の真剣な横顔に鼓動を乱されて
Thu.23.05.2013 Posted in 恋愛
シャワーの後に、ごきげんよう。

絵本は怖かった。
リアルに見られているような気分になる描写があって鳥肌が立った。
いやそれ以上に、夜に独りで風呂やトイレに入った時に思い出してしまいそうなフラグ満載な絵本だった(汗)

布団の中に潜って(最近のマイブーム)、奴が低い声を震わせながら読んでくれたのだが、それがまた怖かった。

「サラっと読んでくれれば良いのに!」
「そんなに怖かった?」
「絵本よりも貴方の横顔が……何かに取り憑かれたように読んでいる貴方の顔が怖かった」
「やった!」
「やったじゃないだろ!」
「だってお前って怖くないと『期待して損した』とか言うじゃない。だから怖く語ってあげたんだよ」

確かにそうなんだが……。
だが奴があんなに上手に読んでくれるなんて思わなくてな。

想像してみてくれ。
もしも一緒に布団に入って絵本を読んでいる恋人がいきなり亡霊に取り憑かれて襲ってきたら物凄く怖いだろう?
いくらオレがマゾでもこの状況は頂けない。奴に喰われる前にショック死する。

オレは本当に怖がりなのでマジでそんな心配をしてしまった。
情けない話だが、本当に怖がりな人間って必要以上に想像力を働かせてますます自分を怖がらせてしまうものなんだ(全国の怖がりさん、そうだよな?)

「トイレに行けない。便器の中に顔があってオレの尻をじっと見てるんだ」
「あっはっは!! ギャグだよ、それ! でもシャワーはもっと怖いんでしょ? 全裸でシャンプーをしている時に薄目を明けたら、すぐ目の前に亡霊の顔が……」
「止めてくれ、最悪の想像だ!!」

オレは再び布団に潜って頭を抱えた。
奴は笑いながら「ごめん、怖くなくなるまでオレも一緒にシャワーを浴びてあげる」と言ってくれたが、本当だろうか?

本当なら、まあ、許そう。
ついでにソープであわあわ遊びをしてくれるならシャワーの後のシャーベットも奢ろう。

だが家の風呂場は狭いからな。
古いマンションでも良いからラブホテルみたいに広い風呂のある部屋を借りたいぜ。そういう物件って絶対にないのだがな。

「昼間も天井を見たら思い出しそうだ」
「本当に怖がりなんだね」
「怖い、なんとかしてくれ」

オレは奴に抱き付いた。
奴はオレを抱き留めて背中を撫でながら「オレがついてるから大丈夫大丈夫」と言ってくれた。

そうだな。
奴はああ見えて骨の太い強い男の子なので頼りにしてしまおう。

怖い絵本だったが奴のお陰で楽しかった。
もう少しして今日の恐怖が薄れたら、また同じぐらい怖い本を買ってこよう。懲りないヤツだと笑ってくれ。

ところで、
今夜のレバーペーストだが、臭みはほとんどなかったが、やはりあの味は苦手だった。

だから出来るだけうすーくパンに塗って、その上からハーブのクリームチーズを塗りたくって、味を誤魔化しながら食べた。

せっかく作ってくれた奴には申し訳なかったが、そうやれば「美味い、かなりイケる」とパクパクと美味しそうに食べる事が出来た。

奴よ、すまない。
『レバーは食べている内に味に慣れる』、という話を聞くので、今後は焼き鳥を食べる時には必ずレバーを一本入れてもらうことにするぜ。

レバーペーストなんて滅多に家では食べないが、次回食べる時には本当に『美味い』と思いながら食べたい。
だからレバー調教を自主的に頑張るぞ。

という訳で、そろそろ戻らなくてはならないのでこの辺で。

今夜は奴と一緒にベッドに入るんだ。
ノロノロしているとまた置いて行かれるぜ。

では、皆さんも楽しい夢を見て下さい。
ぐっすりと眠って、明日の朝は心地良く起きられますように。

おやすみ。

本当に懲りないマゾだね。でもまた怖い本の肝試しをやったらエントリーに書いてね! と思って下さる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 怖いくせにまた怖いものを買って(観て)しまう。そして後悔する。もうそれを何度繰り返している事か……。オレはそういう部分でも真性マゾヒストなのでしょうね(汗)
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今夜のメニューは赤ワイン風
Thu.23.05.2013 Posted in 恋愛
夜の業務の前に、ごきげんよう。

今日もとても良い天気だったので、奴を誘ってテラスでランチを食べ……たかった。

生憎オレは他の部署の上司と一緒に食べる約束をしたので、その方とテラスで食べた。
幕の内弁当を、テラスとは名ばかりの会社のとあるビルのベンチで(笑)

奴とならそれでもロマンティックな雰囲気になれるんだがな。「この後にカフェでもどうだ?」とか「猫のカプチーノが飲みたい」とか言って。

だが、その方の娘さんの話を聞くのはなかなか楽しかった。
少し前に二人目のお子さんを出産されたそうだが、それを語る時のその方の目元が本当に優しげでな。

親子の絆も良いものだなと思った。それはどの家庭にも恵まれる訳ではないが。
オレと奴の間に出産の機会はないが、この先何年も経っても、家族(奴)の喜びを自分の事のように嬉しく思える関係でいたい。

だが、奴が他の人間と結ばれて物凄く幸せになった! というのは永遠に遠慮したい(笑)

『お花見みたいだったね』
『あんな風に幕の内弁当を食べるのは初めてだったが美味しかったぞ。ところで今夜は何か食べたいものはあるか?』
『お肉でも良い?』
『良いぞ。ビーフシチューなんてどうだ?(昨夜からオレが食べたい)』
『美味しそう。でも今夜はレバーペーストを塗ったパンが食べたいな。オレが作っても良い?』

午後の休憩時間に奴とテキストチャットをして、そんな流れになった。

奴が作ってくれるなんて、願ってもない!!

……と言いたいところだったが、実はオレはレバーが苦手だ(汗)
しかし、この歳でレバーが嫌いだなんて恥ずかしくて言えなかったので、今夜は嬉し恥ずかし初の『レバー調教』が決定となった。

この調教のルールは簡単だ。
せっかく奴が作ってくれたレバーペーストを、心の底から美味しそうに食べることだ。
奴の愛の篭った調教だと思えば、案外オレは今日を境にレバー好きになれるかもしれん。

奴の事だからきっと豚のレバーだろうな。
セロリや玉ネギやワインをたっぷりと使って、あの臭みと味を完全に消してくれたら嬉しいのだが……いや、どんなレバーが出てきても美味しく食べてみせよう。たとえ生でも(救急車の手配が必要になるかも)

『じゃあオレはバケットとクリームチーズを買って帰るぞ』
『楽しみだね。ワインで乾杯しようね』

オレも楽しみだ。
週末前なのでワインは一杯しか飲まないが、それでもオレは奴との乾杯が好きだからな。

今夜は『怪談えほん』を読む約束だ。
オレはまだ半分までしか読んでいないが、その先はかなり怖いとの評判なので、布団の中でしっかりと奴に抱き付いて読もう。

あと少しで仕事が終わる。
最後に書類を上げなくてはならないが上の空になりそうだ(笑)

皆さんも引き続き充実した夜をお過ごしください。
今夜も楽しい事がたくさんありますように。

今夜も楽しく調教されますように! と思って下さる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 昨日も今日も調教続きで幸せです。お礼に今夜も奴を撫でくり回します(笑)
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明日の夜を楽しみにしながら過ごす夜
Wed.22.05.2013 Posted in 恋愛
今夜も良い気候だったが奴は学校でいない。
レトルトのビーフシチューか、それとも15分で作れる牛丼か迷った挙句に作った牛丼は美味しく出来たが、それを「美味しい!」と言って食べてくれる奴はいない。

自分で「美味しい!」と奴の真似をして言ってみたが嬉しくないし愛しさも沸かなかった。
いきなり言ったものだからソファで眠っていた猫様を驚かせてしまって、申し訳ない事をした。

だが、明日は学校が休みだ。
それどころか今週は週末まで休みなので、夜にはまたお茶やワインを飲みながら、映画や本に関する話や、セクシャルな語らいが出来る。楽しみだ。

明日の夜はさっそく『怪談えほん』を一緒に読もう(笑)
昨夜も奴は「一緒に読んであげるよ?」と言ってくれたが、その笑顔がやつれていたので「明後日ゆっくり読もうぜ」とオレは言った。

奴も何かとオレを甘やかそうとするからな。
オレが猫耳を付けてゴロニャ~ンとやっても、奴なら物好きにも可愛がってくれるのかもしれない。いつか試してみよう。

今日の昼間は少しだけ奴と話をした。
余りにも眠くなって『資料室で10分だけ目を瞑りに行く』と奴にメールしたら、『帰る時にオレの部署に寄って』という返信が来た。

オレは10分眠った後(間違いなく5分は熟睡していた)、奴の部署に顔を出した。「Y君いる?」と奴を呼び出してもらって。

奴は手に小さな缶を持ってニコニコしながらオレに近付いた。
そしてさり気なく廊下の窓の方に寄って、オレにその缶を差し出した。

「眠気覚ましになるかな?」
「コーヒーか。わざわざ買ってくれたのか? ありがとう」
「それとね」

オレはさっそく缶コーヒーを飲もうと思ったが、奴はさっとオレの右手を取って、その手のひらの中央辺りを親指でぎゅぎゅーっと押した。

「っつ!」
「あはは、眠気と肩こりがなくなるツボなんだって。さっき向かいの席に座ってる同僚に教えてもらったんだ」
「痛みで眠気を飛ばすツボの間違いじゃないか?」
「眠気は飛んだ? 効果があって良かった」

奴は得意そうな顔をした。
どうやらオレを睡魔から救う為に同僚から教えてもらったようだが、いやはや、ツボ調教というのもなかなか悪くない(そこに落ち着くマゾヒスト)

ああいうのなら社内で堂々とできるしな。
周囲からは『健気な部下が疲れた上司のツボを押して労っている姿』に見えるのだろうが、実は調教なのだからビックリだ。

なんて事を奴に話したら……。

「調教じゃないよ、労ってるんだよ」と奴は言って笑った。
本当か? 痛いツボだって知ったからオレにやったんだろう?(笑)

そのまま少しだけ奴と話をした。
オレが缶コーヒーを飲み終えるまで。10分にも満たない時間だったが楽しかった。

そのツボの効果なのか、奴の調教の効果なのか、夕方からはなかなか調子よく仕事が出来た。

今日のお礼にオレも奴のツボを押してやるか。
奴は規則正しい生活を守っていて健康なので、感度が上がるツボでも。

さて、奴が帰ってくるまであと30分ぐらいだ。

それまで何をしてるか?
奴の明日の弁当の中身でも決めておくか。卵もハムもウインナーもジャガイモもあるから、明日はちょっと豪華な弁当にしてやろう。

そして明日は奴と夕食が食べられるので久しぶりに頑張って作るぞー!

という訳で、皆さんも楽しい夜をお過ごし下さい。
明日も皆さんにたくさんの楽しい出来事があるように祈っています。

では、今夜もゆっくりと幸せな夢を。
おやすみ。

<余談>
昨夜は遅くに帰宅した奴の頭をいっぱい撫でました。奴は「何かあった? あはは!」と笑いながらもゴロニャンしてとても可愛かったです♪

今夜もノロケお疲れ様。明日も聞いてあげるよ! と思って下さる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 明日はゆっくり奴と過ごせるので、ノロケまくれる夜を過ごしたいと思っております(笑)
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いるの? いてほしい。
Tue.21.05.2013 Posted in 恋愛
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「箱の中って安心するのかもな」
「鳥みたいに巣の中に守られている感じなのかも」
「オレも箱の中に入ってダラーンとしたい」
「お前が入れるぐらい大きなダンボールなんてないから、布団に潜る?」

実家に泊まったある日の事、オレ達はシロ子と遊んだ後、夜更かしをして布団の中でじゃれ合った。

お化けごっこをしたり(子供)、相手の耳に口をくっ付けて「にゃー」と鳴いたり(適度にくすぐったいのが面白かった)、キスをしたり、愛撫をしたり。

暗闇の中に潜ると何故か楽しい。
夜道は怖くても、狭くて暗い場所に入ってしまえば逆にワクワクする。

今夜は奴の帰宅が遅い。
だからオレは退屈な気分を紛らわせる為に、布団の中に潜って、先日購入して袋に入れたままにしていた『妖怪えほん いるのいないの』を読んだ。

だが、怖いばかりだったので途中で止めた。
絵本の続きは奴が帰ってきたら読む事にして(猫がたくさん描かれているので喜ぶだろう)、オレは布団から出て猫様を抱っこした。

以前はシンと静まり返った部屋が好きだった。
実は奴と暮らし始めた頃も、ずっと独りですごす事に慣れていたせいで息苦しく感じる時もあった。

だが今では、もしも猫様もいなかったら静かすぎて虚しくなったかもしれない。
退屈ならば車を出せば良いのだが、その気になれなくて、ひたすら時間を潰すように奴の帰りを待ってしまう。

奴が帰ってきたら「遅くまでお疲れさま」と出迎えるつもりだが、きっと奴の身体からは夜の匂いがするだろう。

夜の空気が奴の身体に染み込んだ匂いだ。
ヒンヤリとしていて、艶かしくて、懐かしい、そして奴の体臭と交じり合った、オレの大好きな匂いだ。

早く帰ってくると良い。
いつもより貴方を労って、貴方の帰宅に喜んで抱き締めたいから。

……だが、猫様を優先にしないとな。
猫様は一日中一人きりでずっと奴の帰りを待っているのだから、オレは2番目に引き下がろう(笑)

奴が帰ってくるまであと30分ぐらいだ。

なあ、猫様。早く帰ってくると良いな。
今夜は奴が帰ってきたらすぐに寝なくてはならないが、それでも早く顔が見たいよな(膝の上の猫様を撫でながら)

という訳で、皆さんに心安からな夜をお過ごし下さい。
そして眠られる時にはゆっくりと幸せな夢を。

おやすみ。

<余談>
『トモダチコレクション』だが、奴は擬人化したガーナ子(年齢13歳)に惚れたと言うし、オレは適当に作ったキャラクターの親友になってしまうし……。本当にプレイヤーの意のままにならないゲームだな(汗)

奴が帰ってきたら頭を撫でて肩を揉んで、猫可愛がりの一時を楽しんでね! と思って下さる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 もっと時間があれば全身マッサージもしたかったです。皆さんも今日もお疲れ様でした!
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キスで判る健康診断
Tue.21.05.2013 Posted in 恋愛
昨日は頭の冴えない1日だった。

一昨日の夜は全裸で、布団を足元にしか掛けないで眠ったので微熱が出たのかもしれん。
奴と戯れた後に、汗をかいたままそんな風に寝たのがマズかったな。

お陰で昨日のボンヤリ感はかなりのもので、オレはうっかり女性のアルバイトさんの服に紅茶を掛けてしまった。すぐ隣に彼女が居た事に気が付かず、紅茶を持っている手を横に振ったらバシャリと。

幸い、紅茶は冷めていたので彼女に火傷を負わせずに済んだ。
だが洋服はシミになってしまったのでクリーニング代を請求して貰う事にした。
「高価な服ではないから大丈夫」と言われたが、やはりそれでは気が済まないからな。今日の仕事が終わったらマカロンを渡すつもりだ。

『今日は不調だ』
『今夜、オレの帰りは遅くなるけど大丈夫? オレの帰りを待っていないで早く眠って』
『大丈夫だ。風呂に入って映画でもしてる』

昨夜は奴は学校だったので、そんなメールの遣り取りをしてから帰宅した。

まずは猫様にご飯をあげて、次に自分にご飯をあげて(ハムと卵の炒飯)、持ち帰った仕事をして、友人にメールして、シャワーを浴びて、Huluに『時計じかけのオレンジ』があるのを発見してそれを観た。

映画終わる前に奴は帰って来た。

奴は当時のマルコム・マクドウェルを見て「お前のタイプだね」と言ったが、そうか?(笑) 確かに好きな俳優だが、容姿よりも演技だ(もっとも『時計じかけのオレンジ』の完璧すぎる演技に関してはキューブリック監督だったからこそ……という感は拭えない)

「シャワーを浴びてくる」
「浴びた後に白ワインを飲むか? 冷やしてある」
「お願い」

奴はオレにキスをしてからバスルームへと向かった。

奴の唇が少し乾燥していた。
疲れているようだったので、ワインを飲んだらベッドでくつろごうと思った。……唇で健康状況を判断するなんて、まるで猫の鼻の湿り気でそうしているみたいだが(健康な猫の鼻は眠い時や眠っている時以外は適度に湿っていてヒンヤリする・笑)

奴がシャワーを浴びてお肌のお手入れなどをしていいる間、オレは短文のエントリーを書こうかと思った。
だが昨夜はボンヤリしていたくてお休みした。購入してもう3日も経つのにまだプレイしていない『トモダチコレクション』も気掛かりだった(笑)

「あ、始めたんだ」
「Mii(キャラクター)を作り終えたところ」
「あはは、可愛いね。これはお前だよね? じゃあこっちはオレ?」
「パーツが少なくて色々と違うが気にしないでやろう」

眠る前で1時間ぐらいしか遊べなかったが、なかなか楽しくて笑えた。
だが、あのゲームはプレイヤーの意思は余り反映されずにゲーム側が勝手にキャラクターを動かすので、予想に反した行動ばかりされた。

奴がオレ以外の男と仲良くなってしまった(汗)
だがオレも奴の部屋で仲良く猫を可愛がったので今後に期待しよう。このゲームは男同士では恋人になれなくて残念だが。

tomokore1.jpg
実物の奴とはデザインが違っておりますが、猫毛をカーペットや服に付けているところは同じです。

ゲームを終えて、部屋の照明を切って、今夜は心地良く眠れそうだと思った。

オレは何気なく奴の髪を撫でた。奴にも心地良く眠って欲しくて。
すると奴もこちらを向いてオレの髪を撫でた。「良い夢を見よう」と優しく囁いて。

奴にそう言われると本当に良い夢が見られそうに思う。
奴の言葉はオレを安心させてくれるから好きだ。どんなに疲れている時も、動揺している時も、奴の声を聞くと安堵を覚える。

奴はシャワーを浴びた後は良い匂いがするしな……。
セックスの時の生々しい匂いも興奮して好きだが、眠りの辺りに居る時には穏やかな香りが良い。
さすればオレは毎夜、幸せな世界で昼寝をする犬になった夢が見られる。

今日も眠いせいか奴の匂いが恋しくなってきた。
ランチを食べたらご主人様に甘える為に奴の部署を覗いて来よう。

皆さんも楽しい午後を。
今日もたくさんの幸運な出来事に恵まれるように応援している。

では、また時間があれば夜に。

眠気に負けないで頑張れ♪ と思って下さる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 春眠の季節だからなのか物凄く眠いです(汗)皆さんは平気ですか? 適度に息抜きをしながら頑張りましょうね。
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someday oneday
Sun.19.05.2013 Posted in 恋愛
日曜日の夜に、ごきげんよう。

今日は二度寝をしたら1日中眠くて困った。

二度寝は良くないと聞くが本当だな。
奴と一緒に起きて、ベッドの中でいちゃついた後に、一緒にシャワーを浴びて爽やかに目を覚ませば良かった。

今朝は成田空港に行ってきた。
ボストン君とオレと奴の3人で空港内のカフェバーで乾杯した。オレは車だったのでオレンジジュースだったが(笑)

ボストン君は元気に出立した。
ただ、バーで色々と話がしたかったが彼の携帯は鳴りっぱなしだったので(メール&電話で)、ゆっくり語らう事は出来なかった。

「(ボ)落ち着かなくてすまないな」
「(俺)今日は仕方がないって」
「(奴)Rから聞いてたけど本当に忙しいんだね」
「(ボ)こんなに忙しいのは今月までだ」
「(俺)忙しいのが終わったらゆっくりできるのか?」
「(ボ)ハワイに行ってくる。上司のお供だが」
「(奴)良いな! オレも行きたい」
「(俺)オレ達はTDRで有給を取ってるだろ」
「(ボ)その内、お互いに長く休める時があったら一緒に行きたいな」

そうだな。本当にそう出来たら楽しそうだ。
数年前には何度か一緒に海に行ったりホテルに泊まったりしていた。ホテルに泊まった時、オレは奴とボストン君に物凄い羞恥責めをされたが(旧ブログに書いたよな・汗)、今となってはそれも良い思い出……にはならないな、あれは。いまだに恥ずかしい。

何はともあれ、ボストン君は無事に遠い国へと飛んで行った。
また土産を買ってくると言っていたが、先日もらったばかりだから良いのにな。

それよりも実り多い仕事をしっかりとやってきて欲しいぜ。
それから、元気に帰ってきて欲しい。オレはそれが一番嬉しいのだから。

空港を後にして、オレ達はランチの時間になるまで車を走らせる事にした。

今日も天気が良かったので空気の美味しい山の方へ行った。
人が出ているかと思ったがそうでもなく、オレ達は静かな遊歩道を手を繋いで歩いた。

池の畔に立ち止まってキスをした。
今日は良い休日になったとお互いに口にしながら。

「こんなに素敵な場所なのに誰もいないなんて勿体無いね」
「不便な場所だからな」
「いつも人がいない?」
「さあ、どうだろう?」
「いつもいないなら、ここに来ればいつもこうしていられるんだけどね」

奴はそう言ってオレを抱き寄せた。

2人で乾燥した木の根上に座った。
樹の葉の木漏れ日がキレイで、「弁当とお茶を買って来れば良かった」等と話した。

「秘密基地って事にしておくか?」
「あはは、良いね。秘密基地を持つなんて何年ぶりだろう?」
「貴方の国でも子供はそういうものを作りたがるんだな」
「そうだよ。みんな冒険が大好きだった。オレと友達は公園の隣にある森の中に作ったんだ」
「オレは低い山の上にある祠の近くだった。貴方の国の森ってキレイなんだろうな」
「日本の山も素敵だよ。でも、そうだね。お前をオレの秘密基地に案内したい」

いつか必ず、ね。

奴はそう約束してくれた。
オレの秘密基地は土地開発によってもうなくなってしまったが、奴の方は残っていると良いな。
いつか本当に一緒に行けたら、秘密基地の中で……さて、何をするか? 初々しい気持ちになって、奴への愛を誓うかもしれんな。

静かで楽しい休日だった。
だがら、二度寝をしなければ良かったとオレは後悔した(笑)
頭がボンヤリしていなかったらもっと楽しかったかもしれないからな。ボストン君の見送りも、奴とのデートも。

今夜は早く寝よう。
一昨日に3DSの『トモダチコレクション』を購入したが、仕事やデートや見送りで忙しくていまだにプレイしてない。だから今夜はちょっと遊ぼうと思ったが……。

やはり今夜は奴に寄り添って過ごそう。
明日から奴は学校で、家に居る時間が短くなる。だから、「今夜は貴方が欲しい」ときっと言ってしまうだろう。

皆さんも今日は楽しい休日を過ごされたか?

今夜はゆっくり眠って、夜更かしをして遊びまわった疲れを癒そうな。
そして明日は心地良く週の始まりを迎えられるように。

引き続き楽しい日曜の夜を。
明日もたくさんの幸運に恵まれるように応援しています。日頃、オレ達を応援して下さる温かなお気持ちに深くを感謝を込めて。

いつもありがとうございます。

今夜も幸せな夢を。
おやすみ。

<余談>
31アイスクリームの『コットンキャンディ』という期間限定のフレーバーを初めて食べたが美味しかった。期間が終わる前にまた食べたい。出来れば奴と一緒に。

いつか本当に秘密基地でキスが出来ると良いね♪ と思って下さる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 照れますが物凄く嬉しいです。新婚旅行のように行けるように仕事を頑張ります(笑)
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八つ当たり - 過去語り act.18
Sat.18.05.2013 Posted in 過去語り
■これは奴と付き合う以前の過去を語っているエントリーです。

Tの彼氏(以降D氏)は芸能関係の企業に勤める人だった。
ほんの一時だったがオレも殺陣やアクションをメインとしたプロダクションに所属していた事があったので、業界の裏話などを折り込んで話はかなり盛り上がった。

楽しい飲み会になりそうだった。
D氏はとても落ち着いた風の人だったが好奇心は強く、オレの知るアブノーマルな世界にとても興味を示した。

TはD氏の隣で、しゃべるよりも食べる事に夢中になっていた。
だがオレがフェチやSMに関するシークレットな話をすると、箸を止めて顔をニヤリとさせた。

2時間もすると酔いが回った。
そんな時、不意にD氏の携帯電話が鳴った。
D氏は「ちょっと失礼します」と言って席を立った。

Tと2人だけになったオレは、さっそくお決まりな質問をTに振った。
「随分良い人だな。どうやって知り合ったんだ?」と。

「あんたにゃ関係ねー」
「やばい場所で知り合ったんだな」
「決め付けんな」
「じゃあ言ってみろ。やばい場所じゃなかったら謝ってやるぞ」

そんな風にオレが挑発すると、Tはオレに手招きをした。『もっと傍に来い』と言うように。
オレは斜め前の席に座っているTに顔を寄席た。何か耳打ちをされるのかと思って。
だがTはオレの顔を両手に挟み込むと、いきなりオレにキスをした。

驚いて身体が固まった。
Tはかなり酔っていたので、悪ふざけでそんな事をしたのだと思った。

だが、唇を離してみればTは泣いていた。
「そんな質問するんじゃねえよ」と呟いて、テーブルの上に腕を組んでそこに顔を伏せた。

「酔ったな」
「ああ……」
「水を頼むか?」
「放っておけ」
「心配なんだ」
「……」
「放っておけないぞ」
「……うん」

オレはTの茶色い髪を撫でた。
本当はこんな状況の時にそんな事はしない方が良かったのだろうが、オレの悪い癖でしてしまった。
あとでまたTに怒られそうだと覚悟した。『その気がないならもう優しくするな』と。

「吐きそう。食べ過ぎた」
「トイレに行くか?」
「もう帰る。おっさんに送らせて」
「判った」
「……なあ」
「ん?」
「また会いたい」
「……ああ」

そう返事をするべきではなかった。
オレはTを大切だと思っているが、さっきのキスは戸惑いと罪悪ばかりをオレに感じさせた。

オレはTとD氏を応援するつもりだった。
さっき2人が楽しそうに寄り添っている姿を見た時は泣けるぐらい嬉しかった。

だが、オレはもしかするとD氏を裏切ってしまうのかもしれなかった。
Tが望むなら、どんな事でも、オレはTを拒めそうになかった。

『流されるな。それがお前の一番悪いところだ』

ふと、『彼』がかつてオレに言った言葉を思い出した。

出来るかな? とオレは心の中で彼に問った。
彼は、『やらなくちゃならないんだ』と答えた。当然、その声はオレ自身の決断だったのだろうが……。

TとD氏と別れた。
時間はまだ22時だった。

愚かなのはオレで、すべての元凶もオレだった。
だがオレはそれを認めながらも何かに八つ当たりしたい気分になっていた。

知人が経営する飲み屋に行った。
そこでクセの強い焼酎をボトルで頼んでかなり飲んだ。

嫌な酔い方をした。
全ての人間がオレを責めているように思えて、Tもオレを苦しめる為にあんなキスをしたのだと決め付けた。……いや、本当にそう信じた訳ではなかった。自分のネガティブな不安や自信の無さがそんな風にオレを脅かした。

飲み屋のママ(胸だけを手術しているニューハーフ)に「もう帰れ」と言われた。
オレは反抗したが、手荒く酒も料理も取り上げられたので渋々と外に出た。

タクシー乗り場まで来たが、そのまま帰るのは癪だった。
激しい憤りが腹の中で煮えたぎっていて、それを吐き出さなくては、とてもじゃないが帰れなかった。

オレは携帯を取り出した。
そしてアドレスを開いてオレの親友(ボストン君)に電話した。

なかなか出なかったが何度も掛けてやった。
週末だから彼氏と暢気にセックスでもしているのかと思えば、オレの腹ただしさは何倍にも膨れ上がった。

しつこく4回目に掛けた時にようやく彼は出た。

「ずっと出なかったけど何をしてたんだ?」とオレは不躾に訊いた。
「風呂に入っていた」と彼は答えたが信じなかった。「彼氏が来てるんだろう? なんで隠すんだ?」と、何の根拠もなく決め付けて彼を問い詰めた。

「じゃあ来るか?」
「行かない」
「酔っ払ってるな?」
「シラフだ」
「今、どこだ? 動けないぐらい酔ってるなら何とかしてタクシーを拾ってオレのところに来い」

ボストン君は相変わらず面倒見が良かった。
だがオレはそれにムカムカした。

オレは心の中で彼に当たり散らした。
そんな優しい言葉を掛けたって貴方はオレを愛しちゃくれない。家に行ってもキスすらしてくれない。そもそもオレがこんな立場になったのは誰のせいだ!? ──等と。

「眠ったか? 聞こえているか?」

オレが黙り込んでも彼はオレを案じてくれた。
だがオレにはそれが物凄く辛かった。
自分から電話を切る事は出来ないくせに、彼には『早く電話を切っちまえ!』と望んだ。

「起きてる。このまま死ぬかも」
「早くタクシーに乗れ。それとも拾えないのか?」
「走ってる、さっきからいっぱい」
「乗れ」
「嫌だ」
「どうした?」

「うるさい」とオレは口にした。
彼にそんな言葉を利いたのは初めてだったが、それまでずっと腹の底に隠してきたものを少しでも外に出してしまえば、後は機関銃を撃ち放つように次々と言葉が飛び出してしまった。

「あの時、何で貴方はあの人を選んだ? なんでオレの心にもない言葉を信じた? 貴方はオレの本当の気持ちを判っていたはずだ! 貴方が待ってくれたらオレはこんな事にはならなかったんだ!」

それは酷い八つ当たりだった。
素直に本当の気持ちを言えなかったオレが悪かったくせに、何年も経った今になってそんな事をいきなり言うなんて気が狂ったとしか言いようがなかった。

ボストン君はそれでも家に来るようにと言った。
だがオレは「行けるか、馬鹿! 二度と会うか!」と怒鳴って電話を切った。

馬鹿はオレのくせに。しかもこれ以上ない最低の馬鹿のくせに。

彼にそんな電話をしてしまって物凄く後悔した。恥ずかしかった。
電話を切った後、彼から数回電話が掛かって来たが、とてもじゃないが出られなかった。

終電もなくなってしまったので道の端に座り込んだ。
いわゆる体育座りをして、膝の上に頭を乗せて泣いた。

Tはオレのような馬鹿ではない。
だが、今のオレとTの言葉(気持ち)が重なっているように思えて、Tへの申し訳なさが深まった。

少しだけ奴の事が頭に浮かんだ。
だがこんなオレが奴の事を思ったら、それだけで奴を汚してしまいそうですぐに頭から消し去った。

今夜はそのまま頭を冷やす事にした。
だが、途中で警官に起こされてしまった。

仕方がなくファミレスに入った。
飲みたくもない珈琲を頼んで、テーブルの真ん中にそれを置いて、朝が来るまで呆けたようにボンヤリと過ごした。

始発が動く時間になって、オレは迷った末にボストン君にメールした。
『昨夜のことを許して欲しい。あの時も昨夜もオレが悪かった』と書いて。

自宅に到着する前に彼から返信があった。
『眠れたか?』と、昨夜のオレの発言には全く触れずに。

オレはホッとした。
昨夜の事はなかったことにすると、彼に言ってもらえたように思えて。

だが寂しくなった。
もうずっと長い間、たまに唐突に燃え上がったり冷めたりを繰り返してきた彼に対する密かな憧れは、これで完全に幕を閉じてしまわなくてはならないように予感して。

彼は見事なまでに過去を振り返らない人だった。
オレにとても優しく接してはくれたが、オレに先(未来)へ進むように勧める人だった。一度たりとも『一緒に立ち止まろう』と言って手を取ってくれたりはせずに。

彼との付き合いはまるで絵に描いたように、すれ違い、すれ違い、すれ違いだった。
彼に彼氏が居る時にはオレは独りで、オレに彼氏が居る時には彼は独りだった。

部屋の中でも体育座りをして涙を零した。
Tの事もボストン君の事も悲しかった。
だが2人の事を考えながらそうしている内に、オレもボストン君のように振る舞うべきなのだと思った。

誠実に、優しく、けれども、どんなに愛情や同情を感じても流されたりはせずに。
オレは彼にそんな風に接されて、寂しくはあったが居心地が良かったから。そして良い関係を続ける事が出来たから。

更新が遅くなって遅くなって申し訳ありません。続きは必ず近日中に掲載しますm(__)m
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テーブルの下の犬
Fri.17.05.2013 Posted in SM・フェチ
結局、今夜は外食にした。
週末の開放感に逆らえずに、心地の良いレストランで乾杯する誘惑に負けた。

だが奴は疲れていたようで、ワインを一本空ける前に眠たそうな顔をした。

「早く帰ろう」とオレは言ったが、
「もう少し金曜の夜を楽しみたい」と奴は言って、食事の後も行き付けのバーに行くことにした。

奴は嬉しそうにしていたが、何時もより口数が少なくて、細めた目でボンヤリと店内を眺めていた。

「あはは、見て。面白い」

狭いスペースで米国人の男同士のカップル(悪ふざけだが)がコサックダンスのようなものを踊り始めた。

奴はそれを見て笑った。
オレも笑った。
だが、そのダンスは確かに滑稽で可笑しかったが、オレは何となく奴の横顔に視線を留めてしまった。

「オレ達も踊ってこようか? BGMに北欧メタルをリクエストして」

奴はそう言ってオレの腕を掴んだ。
オレは奴の頭を撫でて、「今の貴方がそんなのを踊ったら眠気と酔いで倒れるぞ」と言ってやった。

奴はフーっと息を吐いた。
そして少し充血した目でオレの顔を覗き込んで、「倒れたら抱いて」と言った。

その場で抱き締めてやりたかった。オレの胸に奴の顔を押さえ付けるようにして。
だがそれは出来なかったのでオレは素早く奴の唇にキスをした。

店内の視線はコサックカップルに向けられていた。
それでも奴はビックリした顔になった。
その顔が可愛いかったのでオレはもう一度奴の髪を撫でた。

「大胆。お前ってたまに大胆だよ」
「こっそりやっただろう?」
「隠れてなかった。お前って照れ屋のくせにたまに大胆なんだ。オレはこのぐらいの事しか出来ないのに」

奴はそんな事を言って手のひらにオリーブの実を乗せた。
そしてテーブルの下にその手を潜らせて、「さあオレの猫、ご飯だよ」とオレに向かって言った。

オレはハッと笑ってテーブルの下に顔を潜らせ、奴の手に乗せられたオリーブの実にパクリと食い付いた。
ついでに奴の手のひらにキスをして、指先を軽くチュッと舐めた。

「うふふ、くすぐったい……」
「美味しかった。だがオレは猫ってイメージじゃないだろう。猫は貴方だ」
「そうでもない。忠実なワンちゃんの時もあるけど、猫みたいな時もあるよ。猫を愛しているオレが言うんだから間違いない」

そうか? と言い返そうかと思ったが、犬でも猫でも馬でも奴に気に入られているならそれで良いと思った。

さり気なく奴に身体を寄せてグラスのカクテルを飲み干した。
賑やかなコサックダンスと笑い声はまだ続いていて、お陰で奴の眠気は少し覚めたようだった。

そろそろ帰ろうかと思った。
だがもう一杯飲みたくて、奴と奴は同じカクテルを注文して2度目の乾杯をした。
今週も無事に仕事を終えられた事に対して、それから楽しい週末に対して。

タクシーに乗って、オレは少しだけ気になっていた事を奴に訊こうと思った。
一体どんな時にオレは猫っぽくなるのか、それが知りたくて。

だが、奴はタクシーに乗るなりオレにもたれ掛かって目を閉じた。「おやすみ」と言って。

奴は現実的で計画性のある男だが、たまにとても自由で奔放になる。
そんな時の奴はまるで猫に見える。クールな青い目に笑みを浮かべてオレを好きなように扱う様は猫のようで悩ましい。

「シャワーは?」
「明日で良い……」
「歯磨きも?」
「……夕方磨いたから……明日……」

帰宅して寝室で奴の服を脱がせた。
今夜も少々蒸し暑くなりそうだったので全裸にして布団を掛けてやった。いや、布団をかける前にiPhoneでその姿を写真に撮った。

そしてオレは奴の髪を撫でた。
額と頬にキスをして、「おやすみ、オレの猫」と囁いて、奴の眠りを見守った。

オリーブは美味しかった。
オレは奴の手からあのように餌を与えられる生き物になりたい。

皆さんも今夜はゆっくりとおすみ下さい。
楽しい夢を見て、心の底から安らかに。

明日もたくさんの幸運に恵まれますように。

おやすみ。

<余談>
今気付いたが、今朝のエントリーに写真を貼るのを忘れていた。
まだ連休明けのボンヤリが抜けていないのかもしれん(笑)

今日の楽しい思い出に浸りながらRも良い夢を見てね! と思って下さる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 ありがとうございます。寝る前にもう一杯だけ飲んで、奴の隣に幸せな夢を見ます。明日は過去語りを書きます。毎度遅くなって申し訳ありませんm(__)m
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窓の外を流れてゆく景色のように
Fri.17.05.2013 Posted in 恋愛
赤ワイン、バケット、バーニャカウダ、ラタトゥイユ、タリアテッレ、フライドポテト、スズキのポワレ。

昨夜はこの数日間の少食を打ち破るように良く食べた。
少食と言っても眠気を抑える為にランチを控えて、夜は炭水化物を半分抜く程度だったが。

2013_05_016_1.jpg

予想した通りレストランはガラガラだった。
オレと奴は広い店内の窓際のテーブルに就いて、食事をしながら様々な話をした。

日本の幽霊の話からボンテージファッションの話になって、そこから猫の模様の話になった。

「いつかオオヤマネコを飼いたい」と奴が言ったので、
「飼ったら名前は『大山さん』だな」とオレは言ったのだが奴に呆れた溜息を吐かれてしまった。あの、肩をきゅっと上げてヤレヤレとする溜息だ。

良いと思うのだがな、大山さん。
あれは風格のある大きな猫だから、それに見合うようにちゃんと『さん』付けにしているのにな。シロ子やガーナ子のように『子』ではなく。

ワインを一本空けた。
軽く酔いを感じながら語らいは楽しかった。

けれど窓の外はまだ雨だった。
暫し2人で口を噤んで外の景色を見ていると不意に物淋しい気持ちが混じり込んできた。

レストランも外も閑散としていたせいかもしれない。
最近はずっと天気が良くて街は賑わっていたのに、急に侘しくなって、それで少し人肌恋しい心地になったのかもしれない。

2013_05_016_2.jpg

「そろそろ出るか」
「そうだね。今日は猫に早く帰るって言ったんだ」

外に出てオレは傘を開いた。
奴も開こうとしたが、数歩あるけばタクシーが拾えそうだったので、軽く奴の肩を抱いてオレの傘に入れた。

タクシーの中でオレ達はほとんど話さなかった。
互いに窓の外を見ていた。
オレは取り留めのない事を考えていたが、奴もそうだったのかもしれない。
オレが1日の中で物凄くたくさんの事を考えるように、奴も同じぐらいたくさんの事を考えているのだから。

もっともオレはタクシーの中で特別意味のある事を考えている訳でもなかった。
日曜日には成田空港に行くことを決めて、それから『大山さん』の事を思い出していた。
他愛もない事だった。まるで窓の外を流れて行く景色のように。

帰宅して、着替えなどをして、奴は猫足の椅子に座って猫様を抱いていた。
オレはその傍にあるソファに座って奴に話しかけた。

「大山さん、良いと思うぞ」

そう言った途端、奴は笑い出した。猫様の首周りのフサフサとした毛に顔を埋めて。

「まだ考えていたの?」
「ああ。だって可愛いだろう、大山さん」
「判った、候補に入れておいてあげるから」
「良し、満足した」
「あはは、悔しかったの? でもお前もまだ考えていたなんて。オレもタクシーの中でボンヤリしながら考えていたんだ」

今度はオレが笑い出す番だった。
タクシーが走っている間は一言も口を効かなかったのに、実は2人で同じ事を考えていたとは。

だが、そんなものなのかもしれない。
2人の間を流れて行く時間はほとんど他愛もなく穏やかだ。
いつもそんなありふれた平穏があるからこそオレ達は、いきなり何かに脅かされるのではないかという不安に駆られることなく、安心して一緒に居られるのかもしれない。

もっとも、奴もオレと同じように、『大山さん』の名前を考えながらも、大切な友人の事や、最近出会ったイケメンの事やエロティックな事も考えたのかもしれないがな(笑)

頭の中は現実以上に一定していないものだ。

だが貴方も、そんな浮気症な頭の中でオレの事を何よりも一番長く思ってくれているなら嬉しい。オレが貴方の事を一番長く考えているように。

さて、今日は暇な金曜日だ。
定時で帰れるようなので今夜も奴をデートに誘おう。
だが昨夜も外食だったので、今夜は自宅で食べるべきか? 午後もそんな平穏な葛藤で悩ましく過ごせそうだ。

皆さんも楽しい午後をお過ごし下さい。
早く今日の業務が終わると良いな(笑)

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ちょっとホラーなデートの予定が入りました
Thu.16.05.2013 Posted in 恋愛
仕事が終わる前に、ごきげんよう。

夕方から風が強くなって雨になったな。
今夜は奴と会社帰りデートだが、きっとどこの飲食店もガラガラだ。

だがオレは雨の夜にどこかで飲むのが好きだ。
出来ればキャンドルが灯る静かなバーで、声を潜めて怪談か猥談を語らいたくなる(笑)

怪談といえば、近々オレは父方の爺さんの実家に行かなくてはならなさそうだ。
埼玉県の山の方にあって、祖父も祖母も亡くなって数年間誰も住んでいなかったが、亡くなった父の私物があるので整理しなくてはならない。

そこはとても古い家だ。
今は使われていない畑と森林に囲まれていて、庭には古い井戸と、裸電球がぶら下がっている暗いトイレがあって、家の中の廊下や台所の床は黒土なので靴を履いて移動しなくてはならない。

子供の頃、夜にそのトイレに行くのが死ぬほど怖かった。裸電球は薄暗くて、真っ暗な便器の中から本当に亡者の顔や出が出てきそうだった。
おまけに真夏には巨大な蛾も出てな。それがこっちに向かって飛んできた時には半泣きしながら悲鳴をあげたものだ(汗)

自然に囲まれた景色は好きだったが、あとは怖い印象ばかりが残っている。
だから今回も余り行きたくないが、仕方がないので昼間の明るい内に行ってきてしまおう。トイレと井戸は見ないようにして。

妹に行って貰おうかと思ったが、「あたしは行きたくないからRちゃん行ってきて」とストレートに言われた。
昨夜はボストン君にも「時間があったら一緒に来てくれないか?」と(冗談で)言ったら、「夜しか時間がない」と言われた。夜は無理だ。それ以前に、あんな忙しい人をそんな用事に付きあわせてはいけない。

「一緒に行ってあげるよ?」

奴にそう言ってもらえてホッとした。
そんな場所に(周囲には何の見どころもないし店もない)奴を連れて行くのは気が引けるが、休日に一人で都外に行くのも退屈なので付き合ってもらうことにした。

「どうせならその家に一泊しない?」

と、奴は言っていたが遠慮しよう。
布団は湿気ているだろうし、トイレに行く度に肝試しになってしまう。そんな中でセックスなどをしたらホラー映画のカップルの運命をたどってしまいそうだ。

それとも、裏山には祖父の家系のお墓があるので、いっそボストン君や奴の友人も誘って本格的な肝試しキャンプをしてしまうか? なんて、それはちょっと罰当たりだな(笑)

「一泊するならホテルに行こうぜ」
「どんなホテル?」
「シティホテルじゃなくてお風呂が広いホテル」
「良いね。一緒に泡風呂に浸って映画を観ようか? ホラー映画」
「賛成。シャンパンとグラスも持って行こうな」

オレは奴を抱き寄せて可愛らしい巻き毛を撫でた。
埼玉の田舎に行くのはまだ少し先の話だが、奴と一緒ならちょっとした旅行気分が味わえそうだ。

好きな人の存在って凄いな。
気の進まない場所に行くのだって楽しくなる。
それでも、あの裸電球のトイレにだけは行きたくないがな(笑)

オレの今週の山場は超えた。
明日の夜にはまた週末を迎える。もうちょっとだから頑張ろう。日曜日にはまたボストン君を見送りに行こうかと検討中。本人は来なくて良いと言っているが、オレは成田空港が好きなんだ。

皆さんも楽しい夜をお過ごし下さい。
雨の日に飲むのがお好きな方は、心の中でオレ達と一緒に乾杯しましょう。

では、また時間に余裕があれば深夜に。

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安堵という名の贈り物
Wed.15.05.2013 Posted in 友人や家族
ボストン君は元気だった。

だがちょっと目が疲れているようだった。
それなのにまた週末には海外出張で、それが終わったら別の国に移動して、それが終わって帰国したら国内出張なんて大丈夫なのだろうか?

ボストン君は「長時間の飛行機の中で映画を観て休んでいるから大丈夫だ」と言っていたが、それが本当なら相変わらず体力があるんだな。
父親もそんな環境で生きてきたようだから、長期間出張が平気なDNAを持って産まれたのかもしれない。

ところで土産だが、物凄く良いものを貰った。
スイスのブランドの長財布と、国産の白山陶器のレンゲだ。

2013_05_015_1.jpg

「……このレンゲもスイスで買ったの?」
「いや、帰国した日にお客から貰ったんだが、10本もあったからお前と彼(奴)にもやる。これで雑炊を食べたら美味かったぞ」

なるほど。
白磁のカトラリーを持ったのは初めてだったが、確かに唇に触れるとなめらかで良い感じだった。風邪を引いた時にこれでお粥を食べたらすぐに治りそうだ。

そして長財布だが、オレに贈ってくれた理由を知ってとても嬉しくなった。

「どうして急に財布?」
「新しい副業を始めるんだろう? だからちょっと良い財布をやりたくなってな。成功して収入に繋がるようにと、ゲン担ぎみたいなものだ」

オレは感動の余りに、「ありがとう兄さん」と熱く抱擁したくなったが、それは堪えて喜びを噛み締めた。

今日もボストン君に奢ってもらった。
だが、副業での初めての収入が入ったらオレからご馳走したい。もっとも彼はそんな状況になると必ずオレに奢ろうとするのだが(笑)

「ありがとう。大切に使う」
「ああ」

オレは感謝を込めてボストン君のグラスに赤ワインを注いだ。
素敵なプレゼントを貰ってとても嬉しかった。だが実はそれ以上に、彼が無事に帰国してくれた事を嬉しく思っていた。

オレは親しい人間に対して物凄く心配性になる。
数ヶ月前の奴の出張の時もだったが、『向こうで事故が起きてもう会えなくなったらどうする?』と、少々神経質なまでに心配してしまう癖を持っている。

事故なんて滅多に起きるものではないが、絶対に起きないという保証もない。
帰ってくる筈の人間が戻らない不安は子供の頃に何度も味わった。その時の不安は『悪い癖』となって今もオレに取り憑いているのかもしれない。

奴が無事に帰国した時も、今回ボストン君が無事に帰国した連絡をくれた時も、物凄く安心した。
土産を買ってきてもらえて嬉しかったが、本当にその何倍も嬉しかった。

「元気で良かった」

学校から帰って来た奴にボストン君の帰国を話すと、奴はニコニコしながらそう言った。
そしてボストン君から預かってきた土産(白磁のレンゲと文具)を渡すと、「オレも会いたかったな。学校がなかったら」と言った。

これからまた当分の間はボストン君に会えなくなる。
だが奴と計画した。
国内の出張が終わったら彼の家に遊びに行こうと。

「パンを焼いて持って行こうかな。ワインと一緒に」
「じゃあオレはケーキでも」
「どんなケーキ?」
「ティラミス」
「オレはお前の作ったティラミスを食べたことがない。近いうちに作って欲しい」
「ある親切な人にレシピを貰って、まだ作ったことがなかったからな。良いぞ、味見してくれ」

オレと奴の2人で押し掛ければ、彼の寂しい休日は賑やかになるだろう。

と言うのも実は……付き合っていた欧州人の彼氏と別れたみたいでな。
原因は『忙しくて構ってやれなかった』らしい。ちなみに前回の離別の理由も同じだった。

次回はボストン君と同じぐらい忙しい人間か、あるいは放置プレイが好きな我慢強いマゾヒストと付き合ったら良い。
なんて、そんな都合の良い相手はなかなか現れるものではなく、恋なんてそんな計画的に落ちられるものでもないのだがな。

という訳で、今日はホッと安心した。

奴が淹れてくれた薔薇の香料入りの紅茶がとても美味しかった。
今夜もゆっくり眠れそうだ。
奴と一緒に良い夢を見よう。2人でダッフィーとシェリーメイを抱えて、楽しく遊園地で遊んでいる夢でも。

もしも皆さんにも何か不安な事があるのなら、それがすぐにでもなくなるように祈りたいです。

今夜も皆さんが楽しい夢を見られますように。
そして今日の疲れを癒して、目覚めの良い明日を迎えましょう。

おやすみ。

ボストン君に宜しく伝えておきました。ワインで乾杯する時に心の中で(笑)気が向かれましたらランキングバナーのクリックをお願い致します。いつもありがとうございますm(__)m
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キラリと光る笑顔
Wed.15.05.2013 Posted in 恋愛
今日も良い天気で本気で仕事をフケようかと考えながら、ごきげんよう。

3日間天気の良い日が続いたら祝日にするべきだ。
もしもオレが総理大臣ならそういう法律を作ります(子供の作文)

今の段階で夕方以降の仕事を放棄する気は39%だ。
既に高い数値だが、このエントリーを書き終える頃には何%上昇しているだろうな?

ところで、昨夜の話。

オレは約束を守って23時に寝室に入った。
奴はまだ来ていなかったが、3分ほどでニコニコしながらやって来た。

オレは奴の肩を抱いて冷えた白ワインを差し出した。
そしてさり気なくスタンドライトの灯りを小さくして、ワインを飲んでいる奴の真っ白な首筋にキスをした。

「良い香りだ」
「無香料のシャンプーにジャスミンの精油を入れて髪を洗ったんだ」
「ああ、それで……」
「お前も使ってみたら良い」

奴はワイングラスをテーブルに置き、オレを抱き締めてキスをした。
匂いというものに酷く敏感なオレはとても悩ましい気持ちになっていた。
オレもグラスを置き、ジャスミンの香りのする奴の髪を撫でながら共にベッドに身体を沈めた。

「おやすみ。良い夢を見て」

けれど、もう一度キスをした後、奴はそう言って天井を向いて目を閉じた。

オレは途端に『待ってくれ!』という思いに駆られて奴に食い付いた。「駄目か?」と。
すると奴は天井を向いたままクスクスと笑って「駄目」と答えた。「今夜は早く寝た方が良いよ」と。

奴はオレの手を握った。
奴の手は暖かくて、置いてけぼりを食らった寂しさをなだめられたような心地になった。

『まあ、良いか……』と、オレも目を閉じた。
奴の温かな手の温もりを眠りの羊のようだと思いながら。

今朝の目覚めはとても良かった。
昨夜は早く眠ったのと、窓から入ってくる爽やかな風が相まって、久しぶりに心地良く目覚められた。

「良い朝だな」

オレがベッドで身体を伸ばしていると奴が顔を覗き込んできた。
そしてこう言った。

「だから昨夜は早く寝た方が良いって言ったでしょう?」

とても生意気そうな笑顔だった。
だがオレは、奴のそんな小生意気で得意そうな顔が大好きなのでキスをした。「その通りだな」と素直に言って。

という訳で、今のフケたい気持ちは69%になった。
今夜は奴と69がしたいと意識した訳ではないが、無意識でそう思った可能性がある事は否定しないでおこう。

今日の仕事は16時で終わらせる。

奴は夕方から学校なので、奴が会社を出る前に一緒に販売機の珈琲が飲みたい。
そしてオレは一旦帰国したボストン君と待ち合わせだ。オレと奴に土産があるそうだが、何だろうな?(笑)

では、皆さんも楽しい午後をお過ごし下さい。
夕方にも夜にも幸運な出来事があるように応援しています。

Rも楽しい午後を。忙しいボストン君に宜しく! と思って下さる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 心の中で熱く伝えておきます(笑)そして彼に代わって、その温かなお気持ちに感謝致します。
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23時にまた会いましょう
Tue.14.05.2013 Posted in 恋愛
今日は肉じゃがを作った。
それを赤ワインと一緒に食べたのだが、オレは眠気によるハイテンション現象が来てとても陽気だった(笑)

2013_05_014_1.jpg

「でも顔が眠そうだよ。今にも目が閉じちゃいそう」
「大丈夫、今夜も貫徹できるぞ」
「駄目。ちゃんと寝て」

食事の後、奴に抱き締められてベッドに強制直行させられた。
夕飯の後片付けも、明日の準備も、歯磨きもまだだったのに(笑)

だが、奴に覆い被されてベッドに転がるのは気持ちが良かった。
オレは奴を両腕で抱き締めた。奴の程良い体重に伸し掛かられると、一晩中仕事をして硬くなった身体がじんわりと解れるようだった。それに、そうやって間近で奴の髪の匂いを嗅いでいると気持ちが安らいだ。

おまけに奴が「先日のマッサージのお礼ね」と、オレに『肉球マッサージ』なるものをしてくれた。オレには肉球はないので、ただ手のひらをモミモミと揉むだけだったが。

その後、「今度は足ね」と、足の裏まで肉球マッサージをしてくれた。
こちらもただ足の裏を闇雲に揉むだけだったが、意外にも気持ちが良くてそのまま眠ってしまいそうになった。

「気持ち良い……」
「お前の肉球の歓喜のツボに当たってる?」
「ああ、肉球のツボが気持ち良い……」
「このまま寝る?」
「……明日の準備と歯磨きをしたらまたやってくれるか?」
「良いよ。オレも学校の課題を片付けてしまうから」

オレはベッドから降りようとした奴の腕を掴んでキスをした。「また後でな」と言って。
奴もキスをして言った。「うん、後でね」と。

23時になったらまた寝室で奴に会おう。
マッサージのお礼に、今夜は蒸し暑いので良く冷たいワインを持って行って。

眠る前に一杯飲んだら良い夢が見られそうだ。

だが、用心しなくてはならない。
今夜はとても気怠くて気持ちが良くて、オレはこんな夜には必ず欲情するから。

奴に狼にならないように戒めよう。
今夜はオレも疲れているのだから仔猫のように大人しく眠らなくてはならない。
実は既に奴の肌が恋しくて、着ている服を全て脱ぎたくなっていたとしても。

それとも、先にベッドに入って奴を待つか?
待ち伏せるように、服を脱いで息を潜めて(笑)

という訳で、皆さんも引き続き楽しい夜を。
今夜も皆さんが幸せな夢を見て、それが正夢となるように祈っています。

おやすみ。

狼になっても今夜はちゃんと眠って身体を休めるんだよ! とご親切に思って下さる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 睡眠よりも奴とのセックスが好きなのも困ったものです。でも今夜はかなり深く眠れそうです。皆さんもゆっくり眠って今日の疲れを癒して下さいね。
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昨夜の出来事、今朝の出来事
Tue.14.05.2013 Posted in 気軽な雑談
昨夜から3つの仕事を終えて、ごきげんよう。

会社に泊まり込みで1時間半しか眠っていないので眠い。

昨夜は蒸し暑かった。
歌舞伎町に務めるオレの友人から『今年初めての蚊が出たー!』というメールまで受け取った。どうやら刺されたようだが、メールを打っている暇があるならさっさと蚊取り線香を焚けば良いと思った。

オレも昨夜は密閉されたコンクリートの一室で暑苦しくなって上着を脱いだ。
ついでにネクタイを解いて、ワイシャツのボタンを3つ外した。
そして販売機に行って、息抜きのボルヴィックを飲んだ。

ビルの中はとても静かで(少なくてもそのフロアには)オレ以外の人間は誰もいないように思えた。
けれど不意に、これから帰宅する他部署の上司が階段を降りて来て、オレの姿を眺めて「R君、スーツを脱ぐと良い身体をしてるね」と言った。

オレはその上司にお疲れ様の挨拶を言いながらこう思った。『貴方が来なかったら全部脱いでいたかもしれません』と。

深夜の会社の中で全裸になってみたい。
下着の靴も脱いで裸足でペタペタと廊下を歩いたら、蒸し暑い夜にはとても気持ちが良いだろう。

それだけでは足らずに床に転がってしまうかもしれない。
きっと床はヒンヤリとしている、
転がって床と戯れたい。子供の頃に学校の体育館でしたように。

『お前は子供の時に全裸で体育館で転がって遊んだの? 見つからなかった?』

昨夜のオレの気持ちを奴にメールしたら、奴からそんなメールが着た(笑)
いや、流石に全裸ではなかった。物凄く暑い日に上半身を脱いでそれをやったら気持ちが良かった。

普段は柔らかくて温かなものに触れる(包まれる)事を心地良く思うものだが、夏になると固くて冷たいところに寝そべりたくなる。フローリングも良いが、和風の家の板の間が最高だ(父方の爺さんの家がそうだった)

連休辺りから夏らしくなったな。
スーパーに行けばスイカは売られているし、今朝は奴がアメリカンチェリーを差し入れてくれた。

「今日もお昼ごはんを食べに行く時間がないって言ってたから」

奴はそう言って、こっそりとオレにアメリカンチェリーの入った袋を渡してくれた。
オレはそのお礼に、今夜の料理を作る約束をした。

「何を作るの?」
「リクエストはあるか?」
「任せるよ。お前の食べたいものが良い」
「判った」

ならば今夜は、一昨日作ろうと思ったものを作ろう。
ジャガイモと牛肉を使う料理で奴も大好きなものだ。

それにしても今朝の風は気持ちが良かった。
奴と廊下の窓辺で話をしたが、余りにも気持ちが良くて余計に眠くなった。奴の低くて静かな声が子守唄みたいだったしな。

その眠気はいまだに続いているので困った。
今日は定時に帰れるのだが、これからまた数時間も背筋を伸ばしてお客さんと話をするのが辛い。
だからお客さんを猫カフェに誘って猫達と一緒に昼寝をしながら商談したいのだが、そういう接待は駄目なのだろうか?(笑)

皆さんも仕事や学校が終わるまで頑張って下さい。
今夜飲むビールはきっと美味しいので、それまで忍耐プレイを楽しみましょう(笑)

では、また時間があれば夜に。
今日も皆さんにたくさんの良い事がありますように。

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猫のマッサージ
Mon.13.05.2013 Posted in SM・フェチ
実家で過ごした週末の夜、オレ達は布団に入って雑誌やウェブサイトをプリントアウトしたものを眺めていた。

いずれも『猫』に関するものだった。妹がリビングのテーブルの上に出しっぱなしにしていたので勝手に拝借した。
オレも奴も猫の飼育に関する雑誌(&サイト)を見るのは久しぶりだったので、目新しい情報もあって興味深かった。

「猫のマッサージだって」
「へえ……帰ったら◯◯(奴の猫の名前)にやってみよう」
「まずはシロ子で試してみるか?」
「押入れの中から引っ張り出したら可哀想だよ」

シロ子は押入れの布団の山の上で熟睡していた。それを見てオレは確かに可哀想だと思った。

だから、目の前で寝転んでいる大きな猫に試す事にした。
まずはブラウニッシュブロンドの頭毛を優しく撫で、次に毛の流れに添って優しく耳へと指を滑らせた。

「あっ」

と猫が声を漏らした。
どうやら気持ちが良かったようだ。
オレの顔を見上げてニッと微笑んだ。吊り上がった青い目を細めて、赤い舌をチロリと出して。

それから項から腰に向けて指を滑らせた。
衣服が邪魔だったので、それをめくり上げて、背筋の真っ白なラインを触れるか触れないかの感覚でつーっと撫で下ろした。

猫は気持ち良さそうに身体をピクピクさせた。
オレはもっと可愛い愛猫に気持ち良くなって欲しくて、下衣も下着と共にずらして、今度は尾てい骨まで指を辿らせた。

「あ、くすぐったい……」

猫はそんな呟きを漏らして腰をひくっと震わせた。
オレは嬉しくなって猫が気持ち良さそうにする箇所を撫で回した。あくまでも指がスレスレに触れるフェザータッチで、指先に触れる滑らなかな感触が傷つかないように、項から腰へ、腰から尾てい骨へ、尾てい骨から左右の尻の膨らみへ、尻の膨らみから尻の窪みの周囲へ、窪みの周囲から足の合間へ、……時間を掛けてじっくりとマッサージを繰り返した。

下衣と下着を完全に脱がしてしまった。
そして真っ白でスラリとした足もマッサージした。

けれど猫の足の指先を見た時、オレは手だけでは物足りないように思えて口も使うことにした。
舌で指先を舐めて、それから一本一本の指を口に含んで丁寧に舐め回した。

猫は「あ、あっ」と小刻みに声を漏らして、身悶えるように身体を揺すっていた。
オレはその様子を見ながら、指を舐めたまま足の内側を撫で上げた。

猫は自ら足を開いた。
そして「もう来て……」と、オレに両手を伸ばした。

猫の身体を仰向けにすると、猫の身体の中心は透明の液で濡れていた。
猫は今度は身体の表面のマッサージを望んでいるようだった。特に濡れている部分をすぐにでもして欲しいようだった。

けれどオレはそこを後回してにして、耳から首筋へ、首筋から乳首へ……と、じっくりとマッサージをする事にした。
たっぷりと焦らす事で全身を快楽で占領させて、それからお互いに思い切り淫らになって楽しめるように。

その夜は猫の発情した声で家の中は賑やかだった。
その声に刺激されたオレは獰猛に猫を搖さぶった。
激しく揺さぶる余りに布団の外から出てしまったが、それでもオレ達はカーペットの上で夢中で絡み合って情欲を滾らせた。

翌朝、マッサージの効果があったようで猫はとても元気だった。
おまけに悩ましくオレに囁いた。またマッサージをして、と。

了解、今度は薔薇の香料を使ってしてやろう。
オレの大切な猫が心身共に大満足してくれるように。本当は薔薇の香りのする低刺激なパウダーがあれば良いのだがな(低刺激のベビーパウダーはフェザータッチの性感マッサージの常識)

月曜日のオレの細やかな楽しみは、休日のエロティシズムを回想することだ。

今日は深夜まで忙しい。
だがエロティックな思い出に下半身を元気にさせられるなら余裕でこなせる。
今週もそんな自分を信じて頑張ろう。

皆さんも良い一週間を。
今週もたくさんの幸運が皆さんに起きるように応援しています。

では、時間があればまた夜に。

早く週末になると良いね。この一週間Rも頑張ってね! と思って下さる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 ありがとうございます。平日も楽しい事があると良いですね。エロスな妄想をしている事が同僚や奴にバレないように頑張ります(笑)
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途中で別れた貴方の買い物
Sun.12.05.2013 Posted in 恋愛
今日はフレンチレストランでランチを食べた。
天気が良かったのでテラス席に案内してもらったが、庭を眺めているうちにどこかへ行きたくなってしまった。

「空気の綺麗なところに行きたい」
「山? 海?」
「両方。森や寺院も良い」
「これから出かけようか?」
「すまない、夜までに仕上げないといけない仕事がある」

オレの白けるその台詞は奴をガッカリさせた(「ああ……」と言った程度だが)
先週は連休明けで仕事が忙しかったが、それでも無理やり全ての仕事を終わらせておけば良かったと後悔した。

2人でシャンパンボトルを空にしてレストランを出た。
気晴らしの買い物をして、本とCDを見て、公園のベンチでラテを飲んだ。

出来ればもっと奴と遊んでいたかった。
だが夕飯や明日の支度の事を考えれば、オレの自由時間はそろそろ終わりにしなくてはならなかった。

「今週も連休だったら良かったのに。休みが少ないよ」
「そうだよな。まあ、オレ達の6月の連休の為に頑張るか」

ベンチから立ち上がって奴と一緒に帰ろうとした。
だが、奴は「まだ買いたいものがある」と言ったので、ここで別れてオレだけ先に帰宅する事にした。

自宅で仕事を始めて30分ぐらいで奴は帰って来た。
「ただいま。仕事の区切りが付いたら声をかけて」と言って。

それから2時間して仕事の区切りが付いたのでオレは奴に声を掛けた。「終わったぞ。後は夜の連絡が来てからだ」と。

「入っても良い?」
「良いぞ」

ドアが開いて奴が部屋の中に入ってきた。
オレは背後を向いて、薔薇の花束を抱えている奴の姿を見てギョッとした。

また薔薇で手酷く折檻されるかと思った。
だがそうではなかった。
奴は椅子に座ったままのオレの背中を抱き締めて、薔薇を差し出して「Happy Mother's Day」と言った。

「母の日? オレに?」
「うん。お前は今オレが一緒に住んでいるただ一人の家族だから感謝したくなったんだ。それに今日は街中で綺麗な花束が売られていたからプレゼントしたくなった」

オレは驚きと嬉しさを混じらせながら花束を眺めた。
『オレもそういう理由で奴に花を贈れば良かった……』と、自分の気の効かなさを悔しくも思いながら(苦笑)

奴はなんて素敵な紳士なのだろう。
まさかこのオレが母の日に花束を貰うとは。母の日も父の日も、子供の頃から縁が遠くてほとんど忘れたフリをして過ごしてきたのにな。

2013_05_012_1.jpg

「ありがとうな。凄く嬉しいぞ」
「良かった。家族としてもお前を愛してるよ」
「オレもだ。大好きだぞ」

奴に背中を抱き締められたままキスをした。
その花束を抱えながらのキスは、繰り返される毎日を共にするパートナーとしての絆をより深めてくれたように思えた。

父の日にはオレから必ずプレゼントを贈ってやろう。
奴の温かな父性に惜しみない感謝を捧げて。

オレば母性を磨くために料理の腕を上げよう(笑)
そうだ、明後日の夜(明日は接待があって帰宅が遅いので)には母の味のあの料理を作るか。良し、今日のお礼にそうしよう。

という訳で、皆さんも充実した休日を過ごされただろうか?
きっと母親にカーネーションを贈られた方も多いのだろうな。それを受け取った全ての母が必ずや幸せになるように心の底から祈らせて頂きます。

皆さんにもたくさんの幸運がありますように。
そして皆さんの愛する方々にも数えきれない幸運がありますように。

では、今夜もゆっくりと楽しい夢を。
おやすみ。

思い掛けない花束のプレゼントは嬉しかったね。これからもパートナーを大切にね! と思って下さる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 ありがとうございます。仕事以外で花束を貰うなんて物凄く久しぶりで嬉しかったです。オレにそんな愛情まで注いでくれる奴を生涯大切にしたいです。
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潮騒に解かれて:後編
Sat.11.05.2013 Posted in SM・フェチ
■このエントリーには痛みや出血を伴うSMの描写が含まれております。

「もう良いよ。ちゃんと出来たからご褒美をあげないとね」
「何を?」
「後ろを向いて」

もしも奴の命令『目を逸らすな』がなかったらオレはずっと目を閉じていたと思う。
見詰められる事は裸になる以上に羞恥心を刺激する。それを知っていて奴はオレに目を閉じるなと命令する。

背中を見せる事もそうだ。性器がぶら下がっている前を見せるよりも恥ずかしい上に、これから何をされるか判らない恐怖に襲われて緊張する。

だからオレは躊躇しながらゆっくりと後ろを向いた。
けれどその緩慢な動作が奴には不満だったらしく、いきなり薔薇の花束でオレの背中を打ち据えた。

奴の手には思い切り力が込められていた。
背中が切れたように傷んで、オレは倒れこむように車の窓に両手を就いた。

しかし、薔薇の鞭打(べんだ)は一撃では終わらなかった。
奴は容赦なく、何度も、オレが車に身体を伏せて息を切らすまで打ち続けた。

何発打たれたのか?
50回ぐらいだったったかもしれない。

途中、オレは余りにも痛みが酷くて『待ってくれ』と奴に懇願しようと頭を上げた。

けれどその時、オレが打たれる度に赤い花弁が空に散るのを見た。
残酷な鞭打の音と共に、血を思わせる花弁が不規則にバラバラと散っていた。
それを見たらオレは何も言えなくなった。酷い痛みに身悶えながらも、赤い花弁が散る様を中断させてはならないように思えた。

苦痛も、自分の呻き声も、全て潮騒に消されてしまったようだった。それは苛虐されて快感を覚えるオレの本能を掻き立てる、残酷だがとても美しい光景だった。

「お前の背中に薔薇が咲いたみたいだ」

鞭打を終える時、奴はそう囁いてオレの背中を花束でなぞった。
電気が走ったようにビリビリした。きっとそこは奴は言ったように、無数の傷が出来て薔薇が咲いたように血が滲んでいるのだろうとオレは想像した。

運転を再開して、ホテルに入った。
奴に勧められて入り口にある大きな鏡に自分の背中を映して見ると、そこは予想以上に酷い状態になっていた。

「ごめんね。夢中になってしまったんだ」

奴はオレの背後に立ってオレの背中にキスをした。
そして、「でも素敵だった。苦しそうな声も、震える身体も。それらを見ていて感じたよ」といった事を囁きながら、キスとキスの合間に舌を出して傷をペロリと舐めた。

「傷なんて舐めるな」
「薔薇のエッセンスの味はしないね」
「当たり前だ。傷は生臭いだけだ」
「夏も近いから、こうした方が早く治るかと思ったんだ」

奴は笑って傷を指先でなぞった。
ピリッとした痛みが走った。だが奴の指の感触は優しくて、もっとそんな風に戯れていて欲しいとオレは心の隅で願った。

「消毒をするからベッドに横になって」
「消毒液なんて持って来ていたのか?」
「だって針も持って来たじゃない」
「ああ……」

さっきの砂浜での緊張に満ちた雰囲気はすっかりとなくなっていた。
今日はもう、このまま穏やかに話をして、そして普通にセックスをして終わるのかと思っていた(ホッとするような残念なような気持ちになっていた)

だが、オレの消毒が終わると、今度は仰向けになるようにと奴は言った。
オレがその通りにすると、奴は笑みを浮かべて「見て」と言ってオレの目の前に何かを差し出した。

「薔薇? ……針?」

暫し、オレはそれが何であるのか的確に把握できなかった。
けれど良く見れば、それはまち針である事が判った。
まるでアンティークなアクセサリーのようだった。銀色の細い針の頭部には金色のビーズと赤い薔薇が飾られていた。

──まさか今度はそれでオレを?

それの正体が判れば、オレは咄嗟にそんな不安に襲われた。
そして案の定、その不安を現実的に煽り立てるように奴はこう言った。

「こんな遊びはどう? お前はオレに口で奉仕をしながらオレに乳首をこの針で突かれるんだ。左右の乳首に薔薇を飾った時にオレが満足していたらご褒美をあげる。でも満足していなかったら罰をあげる」

オレに取って、乳首を針で突かれる事事態が既に恐ろしい罰だった。

拒否したかった。
けれど奴は興奮していた。
恐らく砂浜でオレを酷く甚振った時からずっと。

結局オレは逆らえなかった。
調教の時のオレの存在価値とは奴の残酷な歓喜を満たす事にあるのだから。

これ以上の事は余りにも残酷なので書くのは止めておこう。
血が滲むぐらいの事ならまだしも、血が流れた事を詳細に書くのは気が引ける。

だが誤解しないで欲しい。
奴はとても綺麗だった。
残忍な行為に醜く顔を歪めたり言葉を汚くする事もなく、最後まで天使のように微笑んで、紳士然とした優雅な仕草でオレを苛んだ。

(そして慈悲もあり、乳首の中央への貫通は避けてくれた・苦笑)

だからオレは従った。
最後にはもっと酷く扱ってくれても良いとすら思った。
肉体の限界などなくなってしまえば良かった。
オレは苦痛の声を上げながらも、胸が張り裂けそうなほど奴を愛していると全身で訴えていた。

罰を受けた後にシャワーを浴びて、レストランに行く為にスーツを着た。
その時になってオレはようやく、何の為にここにスーツを持って来たのかを思い出した(苦笑)

貧血を起こして頭が動かなくなっていたのかもしれない。
それとも、奴隷ふぜいが主を良いように扱おうとしたのが間違えだったのかもしれない。

とにかくオレは失敗した。
奉仕も、計画も、両方とも失敗した。

オレが自己嫌悪と貧血に頭を抱えてベッドに座っていると、ヘアスタイルを整えた奴がバスルームから戻ってきた。

貧血を起こしたと言って今夜のディナーはキャンセルしようかと思っていた。
だが、奴の大満足したようなご機嫌な顔を見たらキャンセルなんて出来なくなった。

「準備OKか?」
「普段着になって、ドレスを着て、スーツを着て。面白い日だね」
「はは、今夜のディナーはきっと美味しいぞ」
「そうだね。お腹がペコペコだ」

『早く行こうよ』と、オレの手を引っ張る奴をオレは抱き締めた。
そして首筋にキスマークが残るぐらい強くキスをした。
そうすれば奴の生き生きとした血を啜っているようで、少し元気を貰えるような気がして。

……かくして、プラシーボ効果なのかもしれんが本当に元気になったように思えた。
あの時の奴は散々オレを甚振って、魂の奥からリフレッシュして、身体の外まで元気なパワーを漲らせていたのかもしれんな。

==========

オレは駄M(駄目なマゾ)だった。

恐らく計画は完璧だったが、土壇場になって頭が回らなくなって計画そのものを忘れてしまった。

だがまた頑張ろう。
今度は会社帰りにホテルに誘ってみるつもりだ。最近はそういう会社帰りデートをしていなかったからな。

その時こそは、あのストイックかつセクシーなビジネスシューズに踏んでもらおう。
「この変態上司。この姿を皆に見せてやろうか?」等と罵られながら。

それにしても、オレは状況に流されやすいこの性格を少しなんとかしないといかんな。
まあ、奴に翻弄されて自分の目論見が失敗に終わるのも、それはそれで精神的にとても快感なのだかな。

という訳で、
長い趣味の文章を読んで下さってありがとうございました。
ご親切で寛大な皆さんに、いつもたくさんの良い事がありますように。

では、今夜もゆっくりと楽しい夢を見てください。
明日も幸運に満ちた1日となりますように。

おやすみ。

今回は残念!会社帰りデートで成功したらエントリーに書いてね! と思って下さる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 スーツ姿の奴に虐められる為なら何でもする覚悟で頑張ります。なんだか今夜は奴が恋しくて思い切り踏まれたいセンチメンタルな気分です。
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今夜は太陽の花にキスをする
Fri.10.05.2013 Posted in 恋愛
実家の書斎より、ごきげんよう。

旅行に行った妹が置いて行ってくれたワインはなかなか美味い。
これからシャワーを浴びるので余り飲むの良くないのだが。

今夜は妹が留守なので奴と一緒に実家に来た。

実家に来る前に母の介護保険継続の手続きを済ませて、それから母の居る施設に行った。12日は母の日なので花束を持って。

2013_05_010_1.jpg

母に花を贈るのは一年ぶりだった為か、母は喜んでくれた。
少しでも精彩な気持ちとなってくれたなら良い。
今はベッドしか置かれていない白い部屋で日々を送っているのだから。

奴は1階のフロントで待っていてくれた。
オレが戻るとすぐに気付いて、ソファから立ち上がってオレの肩を抱いた。

「もう良いの?」
「ああ、今日は花を花瓶に生けてきたから少し遅かっただろう?」
「何時もと変わらないよ」

オレは奴に肩を抱かれたまま駐車場に向かった。
外の空気は生ぬるかった。
開放的な夏の夜を思わせる気候だったせいか、これから何処かへ遊びに行きたくなった。
そこが都心から離れた静かな郊外ではなかったらクラブにでも行っていたかもしれない。

「妹が北海道のワインを置いて行ってくれたそうだ」
「赤ワイン?」
「いや、白の貴腐ワイン。仕事の付き合いで半額で買えたと言っていた」
「妹さんにお礼をしないと」

車を運転しながら奴と話をした。
「今日の昼間は暖かくて眠かった」と言ったら、奴はミントのガムを出して「眠気覚ましに」と言って食べさせてくれた。その時はもう眠気はまったくなかったというのに(笑)

空は曇っていたが車の窓から入ってくる風が気持ち良かった。
さっきはクラブに行きたいと思ったが、閑散とした田舎道を悠々と走るのも良いように思えてきた。

おまけに奴が何やら期待させる事を言ってくれた。
「お前を待っている間、可愛いパンツを買ったんだよ」と(母の施設で待っている時の事ではなく、仕事が終わった後に待ち合わせをした時の事)

「どんなパンツだ?」
「内緒」
「気になるからヒントをくれ」
「今日の天気」
「え?」

実家に着いても奴はパンツの柄を教えてくれなかった。
「シャワーを浴びたら穿いて見せるよ」と言ったので、オレは実家に着くなり奴にシャワーを勧めた。「今日は暑くて汗をかいたから早くシャワーを浴びたいだろう」と白々しい事を言って。

奴は少々オレを焦らして、着替えて、少し休んで、炭酸水を飲んだ後にシャワーを浴びてくれた。

ワインとオードブルの準備をしていると、程なくして奴が身体にタオルを巻いた姿で現れた。
オレがヒュー!と口笛を吹いて「待ってたぜ」と歓迎すると、奴はニコニコと笑いながらタオルを左右に開いた。

「ほら、可愛いでしょう?」
「ひまわりか! ああ、今日の夏日な」
「そういう事」

ヒマワリのイラストがプリントされたローライズボクサーのパンツは本当に可愛かった。
けれどもそれ以上に、ヒマワリの柄に包まれた奴の『膨らみ』が死ぬほど可愛くて「おおー!」となった(笑)

「頬ずりしたい」
「まだ駄目」
「食事をしてからか?」
「うん、お腹が空いちゃったから先に食べさせて。あとでゆっくり頬ずりをさせてあげるから」

金曜日の長い夜に乾杯しよう。
奴の膨らみに頬ずりをしてキスをした時からオレ達の夜は始まる(笑)

皆さんも楽しい夜を。
明日の朝日が登るまでずっと楽しく夜を過ごして、そしてハッピーな夢が見られるように祈っています。

おやすみ。

<けしからん余談>

みんなのパンケーキ部
このようなサイトをツイッターで教えて頂いたのだが、実にけしからん。

パンケーキは奴のように愛らしくて美しく、
鞭のように誘惑的で、
ビンタのように蠱惑的で、
蝋燭のような情熱を心に灯す。

なんてポエムを書くようになったらオレのパンケーキ中毒も末期だな。せめて太らない程度に食べよう(笑)

ちなみに、クラシックなパンケーキは普段&スーツ姿の時の奴で、トッピングがバラエティでゴージャスなパンケーキは女装しているの奴な。

パンケーキでノロケてないで早くシャワーを浴びて来なさい! と思われた方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 これからヒマワリの膨らみにキスが出来るかと思うと、嬉しくてノロケずにはいられませんでした(笑)
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王子様の椅子
Fri.10.05.2013 Posted in 恋愛
「今日の暑くなりそうだな」
「もう上着はいらない」

今朝、奴は猫足の椅子に座りながら着替えをしていた。
昨夜は学校の課題の為に珍しく夜更かしをしたので少し眠そうな顔をしながら。

ワイシャツの袖のボタンを留める時、「あ」と奴は声を出した。そして間もなく、小さなものが床に落ちる音がした。

「どうした?」
「見て、袖のボタンが取れちゃった」

奴は苦笑して袖をオレの方に向けた。
オレはボタンを拾い上げた。そして「付けてやる」と言って携帯用のソーイングセットを持って来た。

「自分で出来るよ」
「良いから。これは得意なんだ」

オレは猫足の椅子に座る奴の前に跪いて、取れたボタンを縫い付けた。
本当は得意な訳ではなかった。
奴にそんな風に接するのが好きだからそうしたまでだった。

「ありがとう」

ボタンを付け終わると、奴は優しく微笑んでオレの頬にキスをした。

良い朝だった。
やはり奴は王子様のようにオレにかしずかれているのが似合うと思った。

相変わらず猫足の椅子はお気に入りだ。
朝の日差しを浴びて輝く奴のブラウニッシュブロンドと白い肌もお気に入りだ。

もしかすると奴は気付いていないのかもしれない。
オレはまだ一度もその椅子に座っていない事を。
そこは王子様の指定席だから。

==========

さて、今日の業務が終われば週末の始まりだ。
皆さんも今しばらく仕事や勉強をされて、今夜は心地の良い開放感をお楽しみ下さい。

今日も皆さんにたくさんの良いことがありますように。
では、時間があればまた夜に。

Rも良い1日を。今夜は猫足の椅子に座る奴に「今週もお疲れ様」の珈琲を淹れてあげてね! と思って下さる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 学校再開と多忙に挟まれた奴を、今夜はたっぷりと労いたいと思います。夕飯は何を作ってあげようかな。
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潮騒に解かれて:前編
Thu.09.05.2013 Posted in SM・フェチ
シャンパンとグラス、ピンヒールのブーツ、エナメルのドレス、化粧品、ウィッグ、スーツ、ビジネスシューズ、ロープ、キャンドル、数種の鞭、針……。

オレ達はそんなものを車に積んで出発した。
まずはランチを食べた。これから少々体力を消耗する遊びをするので軽く、シーザーサラダにパンと紅茶を添えたもので済ませた。

その後に都外に向かう予定だった。
車を出す前にオレは奴に確認した。「他に必要なものはないか?」と。

今日は時間を掛けてホテルで遊ぶつもりだった。
思いつく限りの事がしたかった。だから心残りを作らないように、遊びに必要な『玩具』も一つとして忘れないようにしたかった。

「行く途中にフラワーショップはある?」
「何軒かある」
「寄って」
「判った」

奴はシャネルの黒いサングラスを掛けていた。そして何時もより表情も口調もクールだった。
そのツンとしたサディスティックな横顔から察すると、どうやら胸に飾る花が欲しい為に花屋に寄りたい訳ではなさそうだった。

S区の駅前にある大きな花屋の前で車を停めた。
奴は言った。「薔薇を買ってきて。大きな花束にして」
オレは了解した。花屋には真紅の薔薇がたくさんあったので、それで大きな花束を作って貰った。きっと今日の奴なら黄色やピンクよりも赤を好むだろうと予想して。

車に戻って奴に花束を渡した。
奴は「素敵な色だ」と満足そうに言った。
奴の目はサングラスで隠れていたが、その奥にある瞳は猫科の肉食獣の輝きが宿っているようにオレには思えた。

都内を出て暫く山々に囲まれた道を走り、それを過ぎれば風車と海が見えた。
オレはふと思い出して奴に言った。「2年ぐらい前にそこの砂浜で遊んだな」と。

「懐かしいね。あの時は早朝で、オレ達は(口で)セックスをした」
「そうだったな」
「今も入れる?」
「あの敷地の所有団体の人達がいなければこっそり入れる(*1)」
「行ってみたい」

(*1)日本ではプライベートビーチの所有は認めらていないので、その砂浜に通じる土地を所有してる事を意味しています。

草木が茂った細い道路を抜ければ砂浜が見えた。
誰もいなかった。
見渡す限りに砂浜と海と空が広がり、湿気を含んだ風と穏やかな波がオレ達に向かってくるばかりだった。

オレ達は海辺へと歩いた。
暫く、誰一人として居ない雄大な自然に心を奪われて何を語らずに歩いていた。

「誰も居ないね」

不意に奴がそう言った。
オレが立ち止まって背後を見れば、奴の手には薔薇の花束が握られたままだった。

「季節外れだし、連休中だから使われていないんだろう」
「誰もいないから何でも出来そうだ」
「この前みたいに? それとも今度は脱ぐか?」
「ふふ、脱いで」

奴は冗談で言ったのだと思った。
だがもう一度、薔薇の花束に顔を寄せて言った。「脱ぐんだ」と。

それは冗談ではなく『命令』であるとオレは気付いた。
けれど躊躇した。
確かに今は無人だが、絶対に所有団体の関係者が来ないとは限らなかったし、(誰も所有権の持てない)砂浜をバイクや車で横断する暇人が来る可能性もあった。

全裸でいる姿を見られたら、おそらく場所が場所なのでその可能性は低いが、不審者として通報されるかもしれなかった(苦笑)

しかしオレという人間は非常に愚かで、理性的(知性的)に危険を避けるよりも、ここで奴の玩具にされる誘惑に心惹かれてしまった。
滅多に出来る事ではなかったから尚更。
これ以上ないぐらい開放された世界の中で、自分が人間である事を捨てて奴に鞭打たれたらどんなに陶酔できるだろうか……と、アッサリと誘惑の穴の中に理性を放り投げてしまった。

「判った。だけど一つ頼んで良いか?」
「言って」
「車をここに持って来たい。誰かが来たらすぐに逃げられるように」

奴は笑って了解してくれた。
オレはすぐに車を持って来た。
そして奴に眺められながら服を脱いだ。下着も靴も、全て。

「素敵だよ。海だとそんなに不自然じゃない」
「そうでもない」
「そうかもしれないね。お前はもう勃ってる」
「仕方がないだろう」
「ふふ、後ろに下がって。車に背中がつくまで」

オレは奴の言葉に従って背中を車に張り付いた。
奴は薔薇の花束でオレの胸を撫でた。胸だけではなく、花束をゆっくりと下方へ移して、腰も、太腿も。

ギザギザとした葉と小さな刺は、冷たい感触と共にオレの皮膚を刺激した。
仄かな痛みが心地良かった。奴が少し力を加えれば肌に薄く傷が付いた事が判って興奮した。

感じてくる程に奴に見詰められている事が恥ずかしくなった。
だが、オレが思わず顔を背ければ、奴はそれを否定するようにいきなり薔薇の花束でオレの男根を叩いた。

痛みと驚きに声が出た。
奴はそんなオレにお構いなしに男根に花束を押し付けて、尖った葉と刺の痛みを味あわせてくれた。

「顔を背けられるのは嫌いなんだ。オレを見ていて。オレ以外のものなんか見ないで」

奴はサングラスを外して、そう囁きながらオレにキスをした。
オレは頷いた。いまだ男根に押し当てられた痛みに堪えながら、頷いた後に奴に優しくキスを返した。

「痛かった? 萎えてしまった?」
「……いや」
「見せて」
「あはは、本当だ。勃ったままだ。それに見て、薔薇の花弁が濡れてしまったよ」

奴はさっき外したサングラスを砂浜に落として薔薇の花束をオレの眼前に差し出した。

確かに濡れていた。
赤い花弁のところに、粘膜の滴りと判る液体が太い筋となって付着していた。

それを見た瞬間、オレは羞恥と興奮に襲われてゾクリとした。
そしてほとんど無意識に顔を背けた。
だがそれは再び奴を不機嫌にさせる事となり、奴はオレの頬を思い切り手で打った。

「すまない」

オレはすぐに詫びて奴の顔を見詰めた。
すると奴は意地悪そうに目を細め、薔薇をオレの口元に寄せてこう言った。

「舐めて」

従わない訳にはいかなかった。
オレは薔薇に顔を寄せて、自分が滴らせたものを舌を出して舐めた。

「美味しい?」
「ああ……」
「卑猥だね。自分のを舐めてこんなに悦ぶなんて」

濡れた花弁を舐めているオレの耳元で、奴は羞恥を煽る言葉を言い続けた。
オレの興奮してはちきれそうになっている男根を手の中に握って、面白そうにそれを弄びながら。

■すみません。一話完結のつもりが長くなったので二話で完結とさせて頂きます。二話目となる後編は明後日の土曜日に公開致します。

後編も待ってるよ! と思って下さる方はランキングのバナーのクリックをお願い致します。 ありがとうございます。また『やるやる詐欺』にならないように頑張ります。そして今日も読んで下さってありがとうございました。今夜も楽しい夢を見てください。明日も皆さんに幸運な事がたくさんありますように。
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もう一度ここに来て、灯りを消して
Wed.08.05.2013 Posted in 恋愛
「おやすみ」
「おやすみ。良い夢を見てくれよ」

オレは先にベッドに入った奴の髪を撫でた。
奴はすぐに眠る訳ではなく、これから少し本を読むつもりだった。

オレもそうしたかったがサイズの大きな書類を仕上げなくてはならなかった。それで眠るのが遅くなりそうだったので、先に奴におやすみのキスをしてから自分の仕事部屋に戻ろうとした。

寝室から立ち去ろうとした。
けれどドアを開いた時、奴はオレの名前を呼んだ。

振り返れば奴が手招きをしていた。
もう一度自分の傍に戻って来るようにと。

「どうした?」と、オレは奴の元に戻った。
すると奴は枕元に本を置いて、オレに抱き付いて耳元でこう言った。

「やっぱりもう寝るよ。お前の仕事が終わるまで待っていようかと思ったけど……だから灯りを消して行って」

オレは奴を抱き締めた。
頬にも唇にも耳にもキスをして、「愛してる」と囁いた。

連休明けの多忙の最中にトラブルがあって(奴個人にではなく部署全体で)、学校も始まって慌ただしい日々が再開されて、奴は少し心細くなったようだった。

部屋の灯りを消せはとても穏やかな闇がやって来た。
オレは暫く奴の髪を撫でた。
奴が「もう大丈夫」と呟いて、今にも眠ってしまいそうなアクビをするまで。

安心して楽しい夢を見ているか?
明日は晴れやかな気落ちで目覚められると良いな。

また2人でどこかへ行こう。
休みになったら、自然の中に放たれた獣のようになって。

皆さんもゆっくりと楽しい夢を。
明日が終わったら、また週末の開放感を楽しもうな。

おやすみ。

Rも良い夢を!明日は奴に良い事がありますように! と思って下さる方はランキングのバナーのクリックをお願い致します。 ありがとうございます。感謝を込めて、オレも皆が夢の中でも現実でも幸運であるように応援しています。
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朝日を浴びた白いシーツ、白い枕
Wed.08.05.2013 Posted in SM・フェチ
目覚ましはちゃんと鳴ったがオレは起きられなかった。
取り敢えず目は覚めたが身体が付いて来なくて半覚醒の夢の中を彷徨っていた。

けれども、「起きて」と、ハッキリと現実のものと判る声がした

まだ半分眠りの中にいたオレはそれに反応できずにいると、声の持ち主はオレの肩を揺さぶって「時間だ、起きて」と言った。

仄かにフレグランスの香りが漂ってきた。
気だる頭の中で感じるその香りはとても甘くて、ますますまだこうしていたい欲求をオレに与えた。

「起きて」
『……嫌だ』
「起きないならずっと寝ている?」
『そうする』
「……本当に起きないつもり? それなら寝てると良い」

返事もせずにまるで無反応なオレに、奴は痺れを切らして強硬手段を取った。

奴はたっぷりと羽の詰まった枕を取って、それをオレの顔に押し付けた。
無論、軽く息苦しさを感じる程度に。
そしてオレの耳元で「早く起きないと強く押し付けて起きられなくするよ」と囁き、目覚めのキスを耳や頬に繰り返した。

オレは興奮を覚えた。
『ごっこ』とはいえ、奴に自分の命を晒して弄ばれている状況に被虐欲を掻き立てられた。

ほとんど無意識に奴の背中に腕を回した。
もっと強い刺激を与えて欲しいと願うように。

「……そう、まだ起きないんだね?」

奴はそう囁いて枕を押し付ける手に力を加えた。
オレは少し顔の角度を替えて呼吸を確保した。それから手探りで奴のパジャマのボタンを外して両方の乳首を愛撫した。

奴の感じている吐息が聞こえた。
オレの欲情を滾らせた男根は奴の手の中に握られて上下に扱かれた。

オレも奴の下着の中に手を入れて奴のそれを擦った。
加虐欲を露わにさせた奴に強く枕を押し付けられながら、息苦しさと快楽に肉体を悶えさせられながら。

はっ! と息を弾ませて快楽の迸りをまき散らした。
酷く興奮したせいかそれは自分の喉元にまで飛んだ。

奴は身体を起こして、濡れたオレの身体を自分の男根で撫で付けた。
腹から胸へ、胸から乳首へ、乳首から喉へ、ぬるりと滑らせながら。

「舐めて。犬みたいに。そして喉の奥まで咥えて」

奴はそう囁いてオレの顔から枕を退かせた。

オレが放った体液に濡れた奴のものはオレの唇へと寄せられた。
オレは奴の囁きに従った。朝から与えられた快楽にいまだ心を束縛されながら。

==========

毎朝、そんな風に目覚められたら良い。
だが、枕を顔に押し付けたり、首絞を締めながらのセックスは刺激的だが危険だ。

過去に一度だけオレは首を締められて走馬灯を見たことがある。
臨死体験をした方の話は何度も耳にしていたが(皆さんもそうだろうが)、本当に過去の情景が流れて、首を締められている苦しさなどまったくなくて、得も言われぬ気持ちの良さを感じたので驚いた。

いや、恐ろしかったと言うべきか。
あともう少し長く首を締められていたらオレはソウルドアウト(Soul would out)だったのだから。
相手も物凄く戸惑っていた。オレの頬を打って、「大丈夫か? しっかりしてくれ」と真顔で言っていた。

愛してる人からのサディスティックなセックスに押し流されるのを最高の快楽だと思うオレはますます注意しなくてはならない。
フェティッシュなセックスをしている時なんておおかたの理性を失くしているのだから、オレが迂闊に「もっと」などと言えば、相手はその気になっていくらでも力を加える。

その点、奴はセックス中でも完璧主義だから助かっている。
もしもオレが長生き出来たら奴のお陰だ。

感情と雰囲気に生きているようなオレとは対照的に、とても現実的に生きている奴の存在は不可欠なのだと思う。
奴は良い意味でオレの錘(おもり)だ。
対照的な故に、たまにすれ違うと酷い喧嘩になるがな。

さて、これから役所にお出かけだ。
今日も晴れていて良かった。
用事が済んだら少し喫茶店でサボってiPhoneで『マイ・プライベート・アイダホ』の途中を観よう。

では皆さんも充実した午後をお過ごし下さい。
今日もたくさんのハッピーな出来事がありますように。

ちょっと危険でもフェチの話は好きよ! と思って下さる方はランキングのバナーのクリックをお願い致します。 そう言って頂くと色々と書きたくなります。連休中のフェチ話は明日に書かせて頂きますm(__)m
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