夜の部屋
Wed.20.03.2013 Posted in SM・フェチ
昨夜は車で実家に行って、それからお気に入りのスペイン料理の店に向かった。

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この店の生ハムやパエジャの為ながらズボンが脱げます。

奴の大好きなスパニッシュオムレツ、オレの大好きな生ハム、二人とも大好きなバレンシア風パエジャ(鶏肉と兎肉とカタツムリの入ったパエリア)

スペイン産の美味しい赤ワインで乾杯した後、オレ達は心ゆくまで料理を味わった。
もうこれ以上は食べられない! と思うぐらい食べたが、パエジャを食べ終わった時に奴が「デザートは?」と訊いてきたので、オレは素直に「プリン」と追加注文した(笑)

「この前のイタリアンもそうだったが、オレが甘いものを食べる事に寛容になったのか?」
「誕生日の3日前後はケーキOKにする。このクリームも美味しそうだけど、頼む?」

さすがに断った。
本当は食べたかったが、次回のお楽しみにした。

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この店のプリンの為ならパンツが脱げます。

店を出て、駅前で飲み物などを買って、タクシーで実家に戻った。
玄関を開けるとシロ子が「にゃー」と鳴いた。オレの顔を見てさっそくオヤツのおねだりをしたようだ。

昨夜は実家には誰もいなかった。
いつもなら実家にいる妹は友人と温泉旅行で、オレ達に留守番(猫の世話)を押し付けて行った。

だが、オレは今の実家に帰るのは結構好きだ(本当の実家は別にあるのだが、この実家は母が父と離縁する時に借りたもの)
可愛くてモフモフのシロ子がいるし、勝気で女王様気質なガーナ子もいるし、奴と2人だけになれば新婚さんごっこも出来る。

まずはシャワーを浴びて、それからオレ達は寝室で飲み直した。
成城石井で買ったオリーブとチーズを出して、都心から離れた静かな部屋で語りながら。

「この辺りにも桜はある?」
「少し歩いたところに公園があって、そこが花見会場になっている。屋台も出てな」
「今日も行けば良かった?」
「それも良かったな。まだそんなに咲いてないから人も居なくて、桜の木に貴方を縛って遊べたかもな」

オレがそんな不埒な事を言うと、奴は笑って、「縛られるのはお前の方だ」と言った。

けれどその夜は、少々過激に奴を愛撫したい気分だった。
桜とワインの色気にサディズムが刺激されたのか、久々に奴が失神するまで寸止めを我慢させてやりたくなった(オレはプロフェッショナルな性感師ではないので失神というのは過剰表現だが)

「去年、○○公園の野外調教の話をしたら興味を持ったじゃないか」
「でも本当に縛られたら周りが気になって集中できないよ」
「まあ、そんな調教のほとんどは雰囲気を楽しむだけであって、本当にイったりするのは難しいようだがな。気分が盛り上がったらホテルに行ってフィニッシュって感じで」
「桜の木に縛られているのを警察に見つかったら恥ずかしいよ」

そんな会話をして2人で笑った。
だがその間もオレの情欲は静まらなかった。奴の身体を快楽で責め立てたくて、ワイングラスがカラになったのをキッカケに奴にキスをした。

実家に奴と一緒に泊まる時には部屋に二組の和布団を敷く。
オレ達はその布団の上で寛いでいたが、そのままもつれ合うという流れには持って行きたくなかった。それどころか、実家のリビングに入った時から目を付けていたものがあり、それを奴に身に付けさせようと目論んでいた。

「もうちょっと飲みたいな」
「うん、今夜はもっと飲みたい」
「白ワインを持って来る。オリーブも欲しいな。あと、白ワイン用のグラスも必要か」
「オレも付き合うよ」

一度に幾つもの要件を口にすれば、親切な奴は必ず『オレも』と言うと思っていた。
案の定、奴は一緒に来てくれた。仄明るい照明が一つだけ付いているリビングに。

まずは白ワインを冷蔵庫から取り出した。それからソムリエナイフでコルクを抜いて、グラスに注がずにラッパ飲みした。

「グラスは必要ないじゃない」

奴は笑った。
オレは笑い返して奴にボトルを差し出した。「ずっと布団に座ってたら疲れた」と言って。

「じゃあここで立って飲む?」
「こういう暗い場所で飲むのも良いな。ここには桜はないが、ライトアップされていない夜桜を見て飲んだ時を思い出す」
「こんな暗さだったね。今年も夜桜を見に行こう」

奴はボトルを受け取って口を付けて飲んだ。暗がりでも判る白い喉を上下に動かして。
その間オレは非常にわざとらしくカウンターの上にたたんで置かれているものを手に取った。「なんだこれ?」と呟きながら。

それを広げてみればエプロンの形になった。
オレは最初から判っていたが、妹がたまに着けているシンプルだが裾のドレープが印象的な真っ白なエプロンだった。

「可愛いね」

奴が身体を寄せて来たので、オレはエプロンを奴の身体に当てて言った。「似合うから着けてみろ」と。
すると奴はエプロンを受け取って、自ら服の上からそれを当てて「似合う? フェティッシュパーティでこういう恰好をするのも良いね」などと言った。

オレは「やれよ」と言い、ワインボトルを奴から取り戻して、飲み口を奴の唇に当ててもっと飲むように促した。

奴はもっと恥ずかしがるかと思った。
だが既にピンク色のラバーのミニスカートもナース服も着たことのある奴にとって(しかも人前で)、普通の布地で出来たエプロンぐらい何てこともなかったようだ。

「服の上からじゃ駄目だろう」
「脱ぐの? え、全部?」
「パンツも没収」
「ああ! あははは、足が寒いよ」

白ワインを回し飲みしながら夜の部屋で戯れた。
酔いが回れば回るほど陽気になって、大胆になった。奴は滅茶苦茶に淫らに振るまいたがり、オレも滅茶苦茶に欲情に耽りたくなった。

「変態、一晩中こんな恰好のオレに打たれながらそれを舐めてるつもり?」
「オレの顔におしっこを引っ掛けて喜ぶ貴方に変態呼ばわりされたくない」
「ふふ、今度は口の中にしてやる。今ここでしようか?」
「ここじゃ駄目だ。零したら妹に叱られる」
「お前が零さずに飲めば良いだけじゃない」
「初心者に無茶を言うな」

たまに奴はオレに口奉仕をさせて獣のように凶暴になる。
猫みたいに吊り上がった目を楽しそうに輝かせて、ぽってりとした赤い唇を舌で舐める。

オレの背中は奴の革のベルトで叩かれて熱を帯びていた。
奉仕する口の動きをおろそかにすれば、奴はすぐさまオレの背中を爪で引っ掻いた。その傷跡に汗が浮かべばビリビリとした痛みが走った。

やがて奴は興奮を最高潮にさせて、オレの口の中で達する事を望んだ。
だがオレは焦らした。
奴のそれに射精寸前の躍動が起きると口や手の動きを止めて、何度も何度も寸止めの快楽を味あわせた。

徐々に奴は狂ったように、それこそ猫のようで人間ではないような喘ぎを漏らしていった。
オレはその声に酷く興奮させられた。今夜は口だけで奴を追い詰めるつもりが我慢できず、エプロンを着けたままの奴をテーブルに乗せてインサートした。

出来るだけ奴の負担にならない体勢で様々な角度から突き上げた。
最後にはオレも奴のぬめりの中に夢中になって、一緒にテーブルに上がって激しく腰を搖さぶった。

本当は一方的に奴を楽しませるもつりだったが……。
そして妹に謝らなくてはならなくなった。奴のものをジェルまみれにさせてエプロンに包んで扱いたので、もうとてもじゃないが返せない有様になった(汗)

「妹さんに怒られちゃえ」
「オレだけが悪いのか?」
「うん」
「そ、そうかもな……」

2人でシャワーを浴びながら、取り敢えず明日は妹に新しいエプロンを買おうと思った。
そして奴が行為中に言ったことがいつか現実になるのだろうかと思えば胸がざわめいた。

もっとも、春とは朧気な季節だ。
そんな季節にセックスをしながら言ったことなど、ただの戯れで終わるのかもしれん。

……なんて思ってしまえばホッとするが、不思議と寂しさまで感じてしまうから困ったものだ。
マゾヒストにとって春とは、主人様に誘惑されてはお預けされる、そんな理不尽な弄ばれ方をされる季節なのかもしれん。

そして今日、妹にエプロンを買った。お詫びを込めて、前よりも良い物を。
それを渡す時、オレはこんな言い訳を付けた。「赤ワインを零して洗っても色が落ちなかった」と。まさか本当の事は言えないからな。

さて、休日はもうそろそろ終わりだ。
今日は奴と桜を見に言ったが、それはまた後日に語らせて頂きます。

というか、今週と来週は花見シーズンだ。
来週だけで5回は行くだろう。会社の同僚や友人達との花見も合わせて、だがな(笑)

皆さんも桜の季節をお楽しみ下さい。
静かに花の下に佇み、賑やかに花の下で酒を飲んで、色々な気持ちで花を見たいな。
皆さんにとって楽しい春の訪れの時期となりますように。

では、今夜も楽しくて幸せな夢を。
おやすみ。

<追記>

誕生日と、BL漫画のご紹介と、共に沢山のコメントを送って下さってありがとうございました。
只今なかなか個別に返信が出来ない状況で大変に申し訳ありません。時間に余裕がある時に、少しずつでも返せたらと思っております。

本当にありがとうございました。
大変に嬉しくて、とても参考になりました。
ご親切な皆さんに心からの感謝を申し上げます。どうか皆さんにたくさんの良い事がありますように!

ピグのオレ達からも感謝を!
こんなにたくさんのケーキに囲まれて物凄く幸せです!!(この部屋だけでなく庭にもたくさんのケーキが・笑)

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楽しい実家デートになって良かったね♪お花見デートの様子と写真も待ってるよ! と思って下さる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 奴と飲む酒は美味しくて困ります。花見も楽しみです。奴とはもう5箇所の名所に行く約束をしています(笑)
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