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怒っても寂しくなるだけなら
Sun.31.03.2013 Posted in 恋愛
久しぶりに自宅でご飯を食べた後に、ごきげんよう。

まずはお詫びを。
今日は過去語りが書けませんでした(縛られて土下座)

昼間の内に書いてしまおうかと思ったのだが、奴と生ゴミ処理の事で喧嘩をして、切ないラブストーリーを書く気分ではなくなった為です。

申し訳ありません。
明日から本気を出して、最低でも2回は続けて更新いたします。

もしも出来なかったら、会社の応接室で全裸になった写真をここに公開します。
そっちの方が面白いから今回は更新よりそれをやれというリクエストはお送りにならないようにお願い致します。マゾなので言われるとウズウズしてしまいますので。

それで、その喧嘩だが、
奴の生ゴミの処理が甘かったせいで袋から水気が漏れて、オレがそれを踏んで靴下とボトムの裾を汚されてしまった。

普段はオレもそんなことでは怒らないのだが、禁酒でイライラしていた上に(早く抜けてくれ)、先日も片付けの事で奴に注意したばかりだったので、ついしつこく小言を言ってしまった。

奴は最初から謝っていたのだから、それで終わりにすれば良かったのだがな。イライラのせいで八つ当たりっぽくなってしまった。今回の事に関係のない事まで言って。

「オレが悪かったけど、そんな事まで言わなくたって良いじゃない」
「こういう事はいつもオレがやってるだろう? 休日ぐらいしっかりやろうって思ってくれないのか? 腹が立つ」

……こうして後になって自分の発言を読むと、大袈裟だよな。
普段やってるから何だというか、それがそんなに偉い事なのかと、そして生ゴミに汚れて大騒ぎするほどオレは高貴な人間なのかと、自分のチンケさに赤面してくる(汗)

奴が怒ってしまった後は、オレも暫くは怒っていたが、すぐに寂しくなってしまった。
今日は折角の休日だったしな。
シーンとした部屋で退屈だった。なんでイライラを我慢できなかったのかと後悔した。喧嘩さえしなければ今頃3DSで楽しく遊んでいたのに……と。

キッチンに奴が入った時、オレはさり気なく奴の背後に立って今夜の食事の事を訊いた。「今夜は本当に自宅で食べるのか?」と。
もう限界でな。奴と喋りたくて、我慢できなかった。

奴はコチラを見ないで「材料を買ってしまったからね」と答えた。
オレは「判った」と言って、「さっきは関係のないことまで言ってすまなかった」と謝った。
奴はオレの顔をチラリと見て、それから「オレもごめんね」と嬉しそうな笑みを浮かべて謝った。

元よりオレは怒りの続かない人間だ。
どんなに激しく怒ってもせいぜい3時間ぐらいしか気に留めない(例外もあるが) そのうちに他の事に関心が移って(不安感は長引いてしまうタイプだが)

ましてや相手が奴だと1時間もすると寂しくなってくる。
今日みたいに折角の休日だと余計に。
喧嘩の勝ち負けなどどうでも良くて、早く話がしたくなる。
だったら最初から怒らなければ良いのだが、つい感情的になって大袈裟になる甲斐性のない男だ。

「チーズを乗せて温めるパスタだよね」
「ああ、貴方が気に入ったようだからな」
「スープやカトラリーを先にテーブルに持って行くよ」
「頼んだ」

お互いに謝った後は、いつものように仲良く食事の支度をした。
オレも奴も後に残さないタイプだったのは幸いだ。

2013_03_30_1.jpg

ナスと鶏の挽肉とチーズのスパゲティ。
ほんのり和風味でヘルシー(レシピは、このエントリー最後の<今日のレシピを見る>からどうぞ)

「さっきは一人で何をしていたんだ?」
「仕事をやる気になれなくて、ゲーム。とび森でイースターのイベントをやっていたから、それを」
「そうなのか! オレも後でやる」
「早くしないと終わっちゃうよ」

そんな訳で、今夜は早く寝室に入って、ベッドでゴロゴロしながら奴とゲームをしよう。

それにしても、奴も仕事をする気になれなかったんだな。オレも何も手に付かなくてツイッターで呟いたり友人のサイトを眺めたりした。少しは仕事をしたが集中できなくて途中で放り投げてな。

オレにとって喧嘩は時間の無駄遣いにしかならない。
喧嘩している時の自分は、自分を正当化してばかりで好きじゃないしな。本当は心の奥では自分も悪かったと判っているくせに、相手を負かせたい気持ちがあって認めない。

いや、今日も禁酒のイライラがなければあんなに怒らなかった筈だ。禁酒は思った以上に辛いぜ(汗)
飴でも甜めてりゃ少しは落ち着くかな?
誰か助けてくれ。

……こんな状態の時でもエロい事が浮かぶオレは流石だ。

奴の○○に葡萄ジュースを掛けて舐めたいなんて、はははは。
もしくは、奴の○○の先にスポイトを使って数滴のジンを……と、これはちょっと痛そうだからオレがされるべきだな。ちなみに、もうずっと使っていないがそういうスポイトも所有している。酒で酔えないなら奴に虐められて酔いたいぜ。

さて、酒の代わりに紅茶でも飲みながらゲームをするか。

皆さんも引き続き楽しい日曜日の夜を。
今夜もまだまだ良い事がありますように。
そして今週はずっと幸運な事に恵まれますように。

では、おやすみなさい。
今夜もゆっくりと幸せな夢を。

<レシピの余談>
慌ただしくてすっかり忘れていましたが、過去のお菓子の二種類のレシピを掲載しています。ご興味のある方は是非♪
Every Breath You Take(苺のギモーヴ)
珈琲タフィを持っている猫(ミロのクッキー)

早く禁酒の禁断症状がなくなるように本気で応援するよ!明日の過去語りの更新も待ってるね! と思って下さる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 今日は本当に申し訳ありませんでした。明日と明後日は続けて更新させて頂きますm(__)m 禁酒がこんなに辛いとは、本当に「辛い」の言葉しか出ません(泣)
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艶やかな桜に、今年もありがとう
Sat.30.03.2013 Posted in 恋愛
花見の日は和食デート。
ということで、夜は銀座で広島牡蠣を食べてきた。

2013_03_30_3.jpg

奴も牡蠣なら、ブルゴーニュ焼きとか、オイル漬けとか、グラタンとか、大好きだからな。
ちなみにオレは、生牡蠣にレモンを絞ったものと鍋が好きだ。

「さつま揚げも香ばしくて美味しいね」
「ああ、焼酎が飲みたい。癖の強い芋焼酎」
「白ワインにも合うよ」
「……ほう」

今日も禁酒を守ったオレは恨めしい気持ちで奴を見た。
奴はキリっと冷えた白ワインを美味しそうに飲んでいた。しかもおかわりまでして……ちょっとは遠慮しろよ(泣)

オレは酒を忘れる為に食欲に走った。
牡蠣がどっさりと入った鍋を黙々と食べて、それの出し汁で雑炊を作ってもらってパクパクと食べた。デザートの代わりにフグとアナゴも頂いた。

「朝はダルそうだったけど、今は食欲があって元気そうな顔になったね」
「ははは、美味いからな」
「ふふふ、良かった。本当に美味しいねー♪」

奴の顔を強引にこちらに向けてヂューー!!とワイン味のする口を吸ってやりたくなった。
まあ、奴にニコニコと喜んで貰えたから良いのだが。
しかし禁酒を始めて間もないこの次期が一番辛いな。何をしても酒が飲みたくなって困った。こうしてブログを書いている今も飲みたくて飲みたくて頭が破裂しそうだ。

2013_03_30_4.jpg

「あとは帰るか?」
「用事はもうないけど……」
「桜か?」
「うん、やっぱり見たい」

銀座もまだ桜は残っていた。
それに土曜日だった事もあって街は賑やかで、すぐに帰ってしまうのは勿体無く思えた。

オレ達は週末はシャッターを閉めているナイトクラブの並ぶ裏道を歩いた。
そこなら手を繋いで歩いても奇異の目を向けられる事がないから。

「今日は車じゃないんだし、一杯だけでも飲めば良かったのに」
「一杯飲んだら10杯飲みたくなるから我慢したんだ」
「ああ、お前はそうだよね」
「貴方が飲む姿が美味しそうで辛かったぞ」
「あはは、ごめんね」

オレは悪びれなく笑っている奴の頬をつねった。
けれど、そうすると奴はますます笑って、オレまで可笑しくなって笑ってしまった。

楽しくて夜の花冷えも忘れた。
暗い通りに佇む桜を見上げて、それでオレ達の今年の花見デートは締め括られた。

今年もたくさんの桜が見られて満足したとオレは言った。
また来年もたくさん見ようと奴は言った。

一年先の約束なんて早いと思うか?
オレはそうは思わない。
遠い先の約束は2人の関係が未来も変わらないという安堵を感じさせるものだし、時間はめまぐるしく流れて行くのだからきっとすぐに来年の桜の季節になってしまう。

「じゃあ、帰るか」
「うん」

奴は桜の木に手を振った。
オレも真似をして手を振った。
今年も艶やかな姿で2人の時間を満たしてくれた事に感謝して。

2013_03_30_5.jpg

帰り道を歩きながらオレ達は明日の話をした。
明日はまだ特に予定を考えていなかったので、どんなに風に楽しく過ごそうかと相談した。

「酒の美味そうな店は禁止な」
「ホットケーキでも食べに行く?」
「それも良いな」
「あ、待って。でも明日は自炊するよ。自宅で生野菜をバリバリ食べたい」
「判った、オレも何か作る」

明日は自宅でのんびりと過ごすかもしれん。
このところ休日といえば外出ばかりしていたからな。4月の多忙期を前に身体を休めておくのも良さそうだ。

ここでちょっとお知らせを。

4月に入ったら一時ブログをお休みするかもしれません。
不定期に連載(過去語りなど)を更新するだけになるかもしれません。

何やら今年の春は忙しくなりそうなので、もしもそんな状況になっても変わらずお付き合い頂けたら嬉しいです。

そして連載ですが、更新の曜日や日にちを決めて書いてはどうか? というご意見を今までに何度か頂いたのですが、特に『過去語り』は当時の気持ちに思いっ切り浸らないと記憶が戻らない部分が多いので、残念ながら時間に余裕のある日にしか書けません(汗)

申し訳ありません。
本当はサーッと書いてしまって早く終わりにしたいのですが、それが出来なくていつも歯がゆい思いをしております。

待って下さっている皆様には真に申し訳ない限りなのですが、この先もローペース進行にお付き合い頂けたらと思っております。

いや、今度は少しは早くしよう。
そうしないとこの先が不安だ。未完のまま放置するのはオレも嫌だしな。

ですので今後も遠慮なく、『更新を早くしないと鞭で折檻するぞ!』というコメントを送って下さい(受け取った事はないですが・笑)
オレは鞭で叩かれてナンボの怠惰で我侭なマゾヒストですから。

では、明日は皆さんにとっても楽しい日曜日になりますように。
お花見に行かれる方は花に酔うほど楽しんで来て下さい!

今夜もゆっくりと幸せな夢が見られますように。
おやすみ。

Rも奴と楽しい日曜日を。外出も楽しいけど、自宅デートも楽しいよ♪ と思って下さる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 明日は2人で猫状態になってゴロゴロしたいです。そして過去語りも書いてしまいたいです。本当にすみませんm(__)m
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休日の朝のキスは胸に
Sat.30.03.2013 Posted in 恋愛
今朝は目覚めたら8時50分だった。

隣に奴はいなかった。
足元には猫様が丸くなって眠っていた。

寝転んだまま大きく伸びをして「今起きた」と、隣の部屋に聞こえる声で言った。
少しして寝室へと向かってくる足音が聞こえた。奴はドアを開けて「おはよう」と言った。

「ゆっくり眠れたみたいだね」
「猫様が居なかったらもっと眠ってた」
「お前の足にジャレた?」
「いや、猫様の身体の半分ぐらいが足の上に乗っていて重かったんだ」

目は覚めたが、身体は少しダルかった。
オレがいつまでもベッドに横になっていると、奴は「退屈だよ」と言ってオレのパジャマを脱がしに掛かった。

奴はオレを着替えさせようとして脱がしたのだと思う。だがオレは興奮した。奴に服のボタンを外されるのは久しぶりだったし、先週は一度もセックスをしていなかった為に、すぐに性的な欲求に結びついてしまった。

「まだ眠い」
「二度寝すると頭がぼーっとするよ。今日は昼も夜も出掛けるんでしょう?」
「起こしてくれ」
「こうやって?」

布団を退けた後、奴はオレの胸を肌蹴させて乳首を爪の先でつねった。
チクリと痛みが走って、オレは身体はぴくりと反応した。
すると奴は目ざとくそれに気付いて、「お前のペニスを起こしちゃった」と言って笑った(オレはほぼ決まって朝勃ちするので、そんな状態の時にそんな事をすればそうなる事を、判っていて奴はやったのだと思う)

オレは奴の両手を掴んでベッドに引きずり込んだ。
そして奴のシャツをめくり上げて乳首にキスをした。

まずは優しく吸い上げて、
舌先で軽く転がして、
今度は強く吸い上げたまま唇を離して、
舌先を押し付けるように舐めまわして、奴がオレと同じぐらい感じるように。

奴の笑い声は喘ぎに変わっていった。
さっきまで足元にいた猫様は何時の間にかいなくなっていた。オレと奴が身体を重ねて腰を揺らし合って、寝心地が悪くなったから行ってしまったのだろう。

「もう乳首は完全に性感帯だな」
「お前がいつも舐めるからだよ」

奴はずっと乳首を愛撫して欲しいとオレに言った。
乳首を舐め回しながら肛門から睾丸を撫で付け、乳首を吸い上げながらそそり勃った陰茎を扱いた。
そして時折、腋の下を舐めてくれと言った。濡れた舌で舐め上げられるゾクリとする感覚がとても良いと。

1時間ぐらいベッドを激しく軋ませた。
久しぶりの淫らな愉しみに没頭して、最後は互いに声を上げて達した。

朝から満ち足りた気分だった。楽しくて幸せな朝だった。
オレはそう奴に伝えると、奴は微笑んで同意した。「お前とのセックスが好きだよ」と言って。

シャワーを浴びて、上野に行ってご飯を食べた。
今日は生憎の雨模様だったが、雨に濡れる桜も情緒があって悪くなかった。

2013_03_30_2.jpg

今日は和食の日。
昼間は上野の釜飯の名店へ。夜は?

「この後はあんみつを食べるの?」
「友人が桜の塩漬けの入ったあんみつを食べたそうなんだ。美味しかったって」
「へえ、行きたいね」

起きたらベッドで楽しんで、ゆっくりと支度をして桜を眺めて、昼まで何も食べていなかったのでオレ達は食欲旺盛だった。
昨日まで神経を使う事が多かったので、今日はそんな風に過ごしたかった。
だらしないぐらいのんびりして、何にも気を使わないで、美味しいものを食べて。

だがちょっとダラダラし過ぎたかも。気がつけばもう17時を過ぎていて、そろそろ夜遊びに行く時間だ。

今夜は、仕事用の靴を買って、それから晩ご飯。
最近また外食が多くなったが、今日はどうしても自分で作る気にはなれないので明日がんばりたい(笑)

しかし今日は晴天の花見を期待していたのでちょっと残念だ。昨日の天気が嘘だったみたいに寒いし雨も降っている。
明日は、今日よりも寒い雨日になりそうだしな。今日と昨日の天気が逆なら良かったのに(泣)

だが悪天候に負けずに楽しい休日にしようぜ。
今日も皆さんにたくさんの楽しい出来事があるように祈っています。

では、また時間があれば夜に。
今夜は予告通りに更新できると思いますm(__)m

週末を楽しんでね!夜の更新も待ってるよ! と思って下さる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 寒い夜桜になりそうなので甘酒を飲みながら歩きたいです。皆さんも楽しい週末を♪
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夜桜に浮かぶ丸い月
Fri.29.03.2013 Posted in 恋愛
■昨夜はこれを書いている途中で寝潰れた為、昨夜書いたかのような文章になっておりますm(__)m

20時頃に花見は終わった。
今夜もそれなりにお客さんに楽しんでもらえて充実感を得られた。

だが、そもそも内向的な面も持ち合わせているオレは、賑やかさの後には暫く誰とも口を利きたくなくなる。
別に疲れて不機嫌になる訳ではない。
子供の頃からのパターンみたいなものだ。
賑やかに楽しんだ後には決まって孤独感に浸れる静寂が欲しくなる。

「後の事はオレがするので」
「そう? じゃあR君に任せようかな」

オレは早く一人になりたいが為に花見の後の雑務を引き受けた。
そうすれば一人で黙々と書類のチェックなどをして、それが終われば一人で会社に戻れる。

寝不足の眠気があった。
花見会食なのにオレだけが酒を飲めなかったストレスもあった(笑)
早く会場を去って帰宅したい気持ちは山々だったが、それを我慢してでもオレは一人で黙りこんでいたかった。

21時前に全ての雑務は終わった。
「ありがとうございました」と料理の準備をしてくれた女将さんに挨拶をして会場を後にした。

何時もの癖のようにiphoneを懐から出した。
奴や友人からメールが届いていないかチェックをする為に。

4通のメールが届いていた。

1通目はボストン君から。
海外から戻ってワインの土産があるとの事。
いつもはだいたい雑貨を土産にしてくれるのに、禁酒している時に限ってワインをくれるなんてさすが天然サドだ。いや、嬉しいが。それともこれは調教なのか?(泣)

2通目はダンスの内容で、
4通目は歌舞伎町の内容。

3通目は奴から。
今夜の月はキレイだから見て! との事。

さっそくオレは空を見上げた。
するとそこには、桜の枝々から顔を覗かせるように丸い月が照っていた。

iPhoneで月の写真を撮ってメールに添付して奴に送ってやった。『ありがとう、気が付かなかった。貴方も見てるか?』と本文を書いて。

会話をするのは億劫で暫く黙り込んでいたい気分だったが、親しい友人達や恋人からのメールを読むのは楽しかった。
疲れた顔を緩ませてニヤけた顔でメールを眺めた。
花壇のレンガに座って、酒の代わりに貰った炭酸水を飲んで、全身から緊張が抜けた開放感に浸った。

10分ぐらい桜と月を眺めて帰宅した。
奴は猫様を抱っこしていつものように出迎えてくれた。「お帰り」と笑顔で言って(オレが帰ってくると、「Rが戻ったよ!」と猫様に話しかけて抱っこして玄関に来てくれるらしい)

「ずいぶんキレイだったな。満月か?」
「満月は昨日(27日)だったみたい。でも今夜の月も満月みたいに大きかったね」
「会場の近くで見惚れてた」
「オレもね、近所の桜のところまで行って見たんだよ。そこで見た方がキレイだと思ったから」

塞ぎ込んでいた気持ちは何時の間にか晴れていた。
月がキレイだったからだ。黙っているよりもその話がしたくて(その話をキッカケに今日の仕事や花見の話もしたくなって)、帰宅してからはずっと奴としゃべっていた。

昨夜は奴も少しだけ夜更かしをした。
近所の桜も燃え上がるように絢爛で、その美しくも豪華な姿が頭に焼き付いて、帰宅してからも花見気分に浮かれていたようだ。

「紅茶を淹れようか?」
「でも貴方はそろそろ寝るんだろう?」
「もうちょっと起きてる。お前が撮ってきた写真も見たいし」
「判った。じゃあ紅茶はオレが淹れてくる」

オレ達の住んでいるマンションの窓からはほんの小さくしか桜は見えない。
だが昨夜は2人で夜更かしをして自分たちの部屋で花見をした。

酒の盃の代わりに紅茶に桜の花びらを浮かべて、それぞれが外で見てきた桜と月の感動を語った。
『土曜日の花見も楽しみだね』と、今年最後となるオレ達の花見にも楽しく思いを馳せて。

「明日の(仕事での)花見も楽しんできて」

奴は眠る前にそう言ってキスをした。

仕事での花見は気を使うばかりで楽しむのは難しいが、奴がそう言うなら、少しはのん気に花見料理を味わうのも良い。
酒が飲めればちょっとは楽しいのだが、しかし今はそれを試練だと思って、酒が一滴も飲めないストレスすらもマゾ的に楽しめるように精進努力しよう!

では、皆さんも今日も充実した1日を。
今日の都内は曇り空だが、桜を眺めて晴れ晴れしい気持ちで頑張りたい。

時間があったまた深夜に。
昨夜みたいに寝潰れる可能性もあるが(汗)

昨夜は奴とお花見とお月見が出来て良かったね!今日で今週の仕事は終わりだから頑張れ! と思って下さる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 夜桜に満月が浮かんでいると恍惚とせずにはいられませんね。奴のお陰で昨夜も楽しい花見になりました。今夜もストレスに負けないで頑張ってきます。
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夢の中の不思議君
Thu.28.03.2013 Posted in 恋愛
「聞いて。倉庫と視聴覚室だったんだ。だからラブ、良いでしょう?」

奴が何を言っているのか、夢から覚めた後のオレはまるで判らなかった。
倉庫と視聴覚室でラブ? LOVE? なんでだ? まったく判らん。

しかし夢の中のオレは、夢の中でそんな奇妙な事を言っている奴に同意して『うんうん』と頷いていた。「そうだな、良いな」などと嬉しそうに言いながら。

もっとも、夢の中でも幸せならばそれで良い。
夢とは人智では計り知れないファンタジーの世界なのだからな。

「ラブ? 面白い夢を見たね」

今日の夕方のミーティングの後、オレと奴は社内の販売機の缶コーヒーを飲みながら少し無駄話をした。
窓から見える桜の3分ほどは散っていたが、まだまだ十分に艶やかで花見気分を味わえた。

「貴方が物凄く嬉しそうに言うから、オレも理解した気になったのかも」
「そんなにオレは嬉しそうだった?」
「ああ」
「夢は普段から抱いているイメージや願望が現れることもあるそうだから、もしかしてお前のオレに対するイメージって、そういう嬉しそうな姿なのかな。だったら良いな」

なるほど。
そうなのかもしれん。

オレは度々奴の姿を思い浮かべるが、そのほどんどは笑顔であるような気がする。猫みたいに吊り上がった目を細くさせて顔いっぱいで笑う奴の顔が大好きでな。
気分によっては鞭を持っている姿だったり、鬼のような怒り顔だったり、ケバケバな化粧顔だったりもするが(笑)

「そうかもな。じゃあ、貴方が意味の分からない事を言うのも、オレの貴方に対するイメージの一つなのか?」
「それは酷いな。意味が通じなくても良いからお前にラブって伝えたかったんだよ」

会社でそんな口説き文句を言われても困るのだが、オレは胸がキュンとするほど嬉しくなった。
奴は笑っていたので、冗談半分の軽い気持ちで言ったのだろうがな(笑)

奴と缶コーヒーを飲んだ時間はおよそ7分。
別れ際に奴は、「倉庫と視聴覚室は、お前がそこでしたい願望なのかも」と言ってオレにウィンクを残して仕事に戻ったが、それもあながち間違いではないかもしれん。

倉庫には性的なイメージがあるしな。ちょっとばかり暴力的で強引な感じだが。
とある山中の倉庫で車を停めて……というのはもう奴と体験している。

そして視聴覚室。
学生の頃はその部屋の明かりが暗くなると、好きな人の傍に行って手を繋ぎたくなった。暗いところに行くと胸がときめくのは男の子の習性なのか、そんな想像をしてはワクワクしていた(笑)

倉庫と視聴覚室でラブ。
そうやって考えてみれば、夢の中の奴は非常に的確な事を言っていたのかもしれん。オレの好みや習性を見抜いて誘惑してくれたのかも。

オレは余り夢を見ない方だが、夢を分析してみると自分の心理状態が何となく判って面白い。

昨夜のような夢を見た今のオレは花見と禁酒のストレスで頭が破裂しそうで、奴と倉庫や視聴覚室に行って、激しいのやら初々しいのやら、色々なパターンのセックスがしたいのだろう。でもって、奴にそれを喜んで受け入れて欲しいと。なかなかエゴに満ちてるぜ(笑)

まあ、明日が終われば仕事上での花見は終わりだ。
そうしたら静かにエロティックに奴と2人だけの花見を楽しむぞ。

2013_03_28_1.jpg
桜の花びらが舞う中に佇む鳥さん。

おっと、そろそろ花見会場に行く時間だ。
半端な締め括りで申し訳ない。

都内の桜はまだキレイだ。
皆さんも引き続き艶やかな桜をご堪能ください。

では、また時間があれば夜に。

今週末はプライベートなお花見を思いっ切り楽しめたら良いね!倉庫にも行けたら良いね! と思って下さる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 花見と禁酒のダブル攻撃は思った以上にストレスに来ました。倉庫、行きたいですね。一晩中過ごしたいぐらいです。鞭やロープも持って行って(笑)
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最後の桜まで見送ろう
Thu.28.03.2013 Posted in 恋愛
自宅のデスクより、ごきげんよう。

今日は仕事は暇だったが、同僚や先輩との雑談が多くて忙しかった。

だが、たまには和気あいあいと出来る日があるのも良いな。
お陰で今日は、ある先輩の事を随分と誤解していたと判った。
素っ気なくて冷たい人だと思っていたが、実は無言で親切な手を差し伸ばてくれるような人だった。

それで惚れたりはしないが(笑)、そういう発見はとても嬉しい。
これからは親しく接する事が出来そうだ。今まであった苦手意識という壁が取り払われて。

たまに人間関係を煩わしく思ったりもするが、誰かと理解し合えた時(ただ趣味が同じで盛り上がっただけでも)の喜びは大きい。

人間関係が盛んになると人脈や知識の幅が広がるしな。オレももっとたくさんの人と交流して、SMやフェチ以外に分野でも才能を発揮できる人間に成長したい。なんて、相手をその世界に引きずり込んだりしてな(笑)

そして今日は定時で退社できたので、奴と一緒にiPhoneの機種交換をしてきた。

ようやく替えたぜ、iPhone5。
iPhone4の3GからiPhone5のLTEに替わって、その速度の速さに驚いている。

2013_03_27_3.jpg

今回のおまけは、お父さんのフタ付きのマグカップだった。

しかし我が家はマグカップだらけで(ムーミンとかニャンコ先生とか、その他いろいろ頂いたものとか)、iPhone4を購入した時に貰ったお父さんカップすらまだ使っていない。このカップが使われるのは5年後ぐらいかもしれん。

帰宅して奴と一緒に新iPhoneを弄りまわしたが、5は検索機能が凄いな。マイクを通してボイスで検索が出来るのか。

「猫。あ、ちゃんと出た!」
「おお、凄いぜ。スマホ。出た、賢い!」
「鞭!」
「何を急に」
「ふふふー。出たよ」
「じゃあ、浣腸器!」
「お前! して欲しいんだ!?」
「違う! 思い付いただけ!」

オレ達はどんどん過激な用語を検索して、『お前!』『それは!』と大笑いした。
そのうちに検索する目的はどうでも良くなって、ただ猥褻な言葉を大声で言いたいだけになっていた(笑)

昨日の気疲れがあってか、今日は甘い物が食べたかった。
ボイス検索で遊んだ後は奴が紅茶を淹れてくれたので、オレはバレンタインに貰った板チョコを齧っていた。

「アルコールを飲むよりは良いね」
「本音を言えば甘口のワインが飲みたいけどな」
「胃の具合いが良くなったら美味しいワインをご馳走するよ」
「楽しみだから我慢するぜ」

奴が眠ったらこっそりと一杯だけ飲もうとしたが止めていこう。

だって奴は本当にオレを心配してくれているからな。
今夜もオレを抱き寄せて腹を撫でてくれた。
優しくしてくれる人に嘘を言ってはならん。どんな人間になってもそれだけは守りたい。

……なんて恰好を付けて言ってみたが、オレは早寝早起きの約束を破ってばかりだな(汗)

駄目だ。
これからますます仕事が忙しくなって行くが、可愛い彼氏を心配させては駄目だな。明日から心を入れ替えて頑張ろう。
春からは暫し残業が増えそうだが、せめて無意味な(時間を無駄にするような)夜更かしだけはもう絶対にしないぜ。

「でもオレ達の花見の時は、ちょっとだけなら飲んでも良いよ」

奴はオレの耳(というか耳の上の髪)をこちょこちょしながらそう言った。
だがオレは遠慮した。どうせなら1週間とか10日とか、まとめて我慢してさっさと治したくてな。

2013_03_27_1.jpg

「美味しいものが食べられるならそれで良いや」
「今度はお花見らしく和食にする?」
「そうするか。デザートもあんみつとか食べたい」
「楽しみだね。早く金曜日の夜にならないかな」
「オレも凄く楽しみだ」

奴が「眠くなってきた」とあくびをするまで、オレ達は手を繋いで週末の話をした。
もしも今のオレにこんな一時が無かったら、きっと禁酒なんて永久に出来なかっただろう。

去年は散って行く桜を酒を飲みながら眺めた。
今年はお茶を飲みながらになりそうだが、それでも花の散る風情は去年と変わらない。

今年もまたオレは言うのだろう。来年も一緒に花見をしような、と。
奴もそう言ってくれたら嬉しい。
最後の花見の日に「また来年も来ようね」と。

しまった、もう1時を過ぎてる。
だがブログは『時間の無駄』ではないので大目に見てくれ(笑)

皆さんも桜を堪能されているか?
まだ咲いていないところに住んでいる方はこれからが楽しみだな。

この桜の時期にも皆さんにたくさんの楽しい出来事がありますように。
コメントや拍手や来訪などでオレに温かな気持ちを寄せて下さる感謝を込めて祈らせて頂きます。

では、今夜も楽しくて幸せな夢を。
おやすみ。

夜更かし習慣も治るように応援してるよ! と思って下さる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 禁酒よりも夜更かし改善の方が難しいかもしれません(笑) そんな一番の悪癖を直すには、奴の鞭の力を借りないと無理でしょうね。
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春はそんな季節でもある
Tue.26.03.2013 Posted in 恋愛
今日の昼間はお客さんを上野の花見に案内した。
その方は海外に住まわれていて滅多に日本には来ないので、アメ横での買い物や食事にもお付き合いした。

桜真っ盛りの時期のアメ横は賑わっていた。
お客さんは60代の方だったが、たくさんの店を興味深く覗いていた。暖かな日差しに晒されて鮮度が心配な魚や蟹が売られている店、毎日閉店セールをやっている名物店、ゴキちゃんが壁を走っている飲食店、1000円のロレックスが売られている店など。

モデルガンやナイフが陳列されているミリタリーショップに入った時、オレはあるものの前で足を止めた。
そして『欲しい』と思った。お客さんと一緒だったので流石に個人的な買い物は出来なかったが。

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手錠。

欲しい。
こんな本格的な手錠を嵌められたら罪人として拘束されたようで身体が震えそうだ。
手錠の手前にあるカイザーナックルで殴られるのは嫌だが。

現在オレが所有している手錠は2500円程度の華奢なものと、8000円程度の太い手枷だ。
手枷は重みがあって良いのだが窮屈で長時間嵌めていると血が止まる(汗) そして華奢な手錠は玩具っぽくて物足りない。

春なのだし、そろそろ手錠の買い替え時かもしれん。
手錠の買い替えに季節を感じている人間はきっと少ないと思うが、身に付けるものには常に『旬』の時期というものがあるはずだ。

古い化粧品は女(オカマ)の価値を落とすと言われているように、古い手錠はマゾの価値を落とすのだ。

お客さんとは夕方前に別れた。
その後、オレはさっそく奴にメールした。

『こんな手錠があった。頑丈で絶対に逃げられそうになくて素敵じゃないか?』と、お客さんが6000円の爪切りを買っている隙に撮った写真を添付して。

3時間ぐらいして奴から返信が来た。
『良いね。今夜使おう』

いや、買ってないのだが(汗)
奴ってなんてせっかちなんだろう。そんなにオレを拘束して虐めたいのか? 凄く幸せだぜ。

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それにしても上野の桜は見事だった。
入り口付近の早咲きの桜は完全に葉桜になっていたが、中(特に不忍池の周囲)は満開~1分葉桜ぐらいだった。

今日は天気予報に反して暖かかったので、園内は昼間から凄い賑わいだった。
海外からの観光客も多くて、オレのニンテンドー3DSに、初めてドイツ人とカナダ人の方がすれ違いで参加してくれた。ついでに、外国人の超イケメンのお兄様&叔父様もたくさんいた(笑)

夕方からも花見がなければ、またアメ横に戻って手錠を買ったのだがな。
まあ、奴と一緒の時に買えば良いか。そしてそのまま鉄格子のあるホテルに直行だ!

上野から一番近いそういうホテルは大塚にあったと思うが、今でもやっていたら良いな。確か和風の牢屋の部屋もあった筈なので、手錠を嵌められて監禁されたい。そして鞭で意地悪くツンツンと突かれたい。

ああ、ストレスですっかりそういう事しか頭に浮かばない(汗)

「今日は2回も花見接待をお疲れ様!」

帰宅すると奴がそう言ってオレを出迎えてくれた。
その明るい笑顔は、昼間に見た桜の花よりも華やかに見えた。
今日の接待は普段よりも少しばかり長時間で困難で、だから奴の顔を見た途端に緊張のスイッチが落ちてホッとしたのだと思う。

「上野の桜の写真を撮ってきたぞ」
「見せて。オレも上野に行きたかったな」
「週末に行こう。夜桜で」
「うん」

奴からの『おかえり』のキスと抱擁が心地良かった。
奴は紅茶を淹れてくれると言ったが、まだ暫く抱き締めていて欲しくて、紅茶はシャワーを浴びてから自分で淹れると答えた。

疲れた日に我が家に帰れるのは良いものだ。
そして出迎えてくれる人がいるのは幸せだ。

奴と知り合う前のオレは1人で居るのが好きで誰とも一緒には住めないと思っていたが、今では2人でいる安堵に慣れてしまって過去には戻れなくなってしまった。

今週は明日を除いて毎日が花見だが、オレには寛げる場所があるのだと思えば何とかテンションを下げずに頑張れそうだ。

帰ったら奴に抱擁してもらって、温かい風呂に入る。
酒がなくてもそれで生きていける。
それではどうにもならなくなったら、奴に手錠を嵌めて鞭でぶってもらおう。……と思ったが、やっぱり疲れている日には優しくして貰いたいな(笑)

という訳で、奴はさっき眠ってしまったが、眠るまでオレの傍にいてもらった。
ソファに並んで他愛もない話をしただけだったが、それだけで疲れが随分と癒えたように思う。

明日は接待も忙しい要件もないのでサボり気味に仕事をしよう。
週末の奴との花見デートを計画しながら。

まったく今年は桜の開花が早かったせいで想定外の忙しさになったぜ。
オレと同じ思いをされている方は少なくないだろうな(汗)
詰め込まれた花見のスケジュールに負けずに頑張ろうな!

明日も楽しい1日になりますように。」
明日も皆さんの幸運を祈ってます。

では、今夜もゆっくりと幸せな夢を。
おやすみ。

Good Night Baby! 明日は手抜きに仕事を頑張って、久しぶりに奴との晩御飯を楽しんで! と思って下さる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 今は奴の学校は春休み中なのだが、オレが忙しくてなかなか一緒にご飯が食べられません。早く落ち着きたいです。
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ばぶばぶ
Mon.25.03.2013 Posted in 恋愛
実は今朝から胃が痛かった。

半年ほど前の内視鏡検査ではポリープが1個あるだけという診断だったが、神経性ストレスと酒のせいでたまに胃痛が起きる。

「暫くお酒をやめたら?」

と奴に言われた。

だがオレは根っからの酒好きだ。
幸いビールは普通に好きという程度だが(これのプリン体で痛風になるお客さんが何人かいてな)、ワインとウイスキーとジンとウォッカが好きでたまらない。

「やめられるかな?」
「やめないと」

奴はオレの腹をくるくると撫でた。
奴の手は温かくて、その手で優しく撫でてもらうのはとても気持ちが良かった。

オレは目を閉じて、酒好きを我慢してでも身体を労るのも悪くないように思えた。
今まではずっと酒と睡眠不足とストレスで酷使してきたからな。

「取り敢えず、痛みが完全に収まるまでやめる」
「お花見の時も我慢できる?」
「…………口が寂しいから貴方のをしゃぶらせて」
「赤ちゃんの乳首を買ってあげるから、それを咥えてお花見をしなさい」

花見で幼児プレイ。
なかなか前衛的な変態だな。
だが本当は全身の神経を緩めきってばぶばぶと駄々をこねたい気分だぜ。乳首をちゅーちゅー吸ってな。

明日は昼と夜の2回も花見があって辛い。

早く春の多忙な時期が終わりますように。
そうしたらまたちょっとだけサボりながら仕事をしよう。たまに奴と仕事中にホテルで会ったりもしてな。

さて、今夜はもう寝よう。
今夜も寒いので奴の背中にくっついて寝る。
それが今の、せめてものストレス解消法だ。本当はちょっとだけでも甘ったれた事を言いたいけどな。

皆さんも良い眠りを。
ストレスで疲れている方は一緒に幼児プレイをしようぜ。ばぶばぶ!

おやすみ。

奴と行く花見の日には晴天になりますように。
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ゆっくりお休み!幼児プレイをしたらブログで報告してね! と思われる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 乳首を咥えて奴のお尻ぺんぺんされたいです。そしてミルクを♪
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桜の一枝 2
Mon.25.03.2013 Posted in SM・フェチ
■このエントリーは桜の一枝の後半です。フェティッシュ要素が含まれているので苦手な方はご注意下さい。

「ない」とオレが答えると、
「桜の枝を持っても?」と奴は言って、桜の枝をオレの手に握らせた。

オレは子供の頃から桜の木にこんなイメージを抱いていた。
花は艶やかで優美であるのに、木は黒っぽくてごつごつとして花とは裏腹に何か恐ろしいものを潜ませているようであると。平たく言えば、花は女神のようで、枝は妖魔のようだと。共に女性のイメージだが。

オレは桜の枝をと奴の顔を交互に眺めて、それを奴の首元に寄せた。
奴は好奇心に満ちた目でオレを見ていた。『そしてどうするの?』と語りかけるように。

奴の真っ白な肌をピシャリと打って赤い筋を付けるのも良いかと思った。
硬い桜の枝ならさぞ鮮明な痕となってくれるだろうから。

奴のシャツのボタンを外した。
一番下のボタンまで外して胸から腹まで曝け出させた。
そして枝の先を胸に押し付けて、軽くしならせたまま腹の方へと辿らせた。

薄らと赤い痕が付いた。数分の内に消えてなくなる程度のものが。
オレにはそれが限界だった。
ふと笑って枝を奴の手に返した。

「打てと命令しても出来ない?」
「出来ない」
「オレがお前を1000回打っても逆上して打ち返したりしない?」
「しない」

そんな事を語りながらオレ達はキスをした。
キスをしながら奴はオレの服のボタンを外した。そして枝の切り口をオレの足に食い込ませた。

「お前がオレを打ったら、オレはお前のここに一生残る痕を付けたかもしれない」

奴はそう囁いてオレの耳に噛み付いた。
奴はオレの足を突き刺すつもりだったのか?
そんな酷い仕打ちから逃れられた事にオレは安堵した。だが、果たして本当に安堵すべき事だったのかと疑問が浮かんだ。

全身に戦慄が走るような酷い罰?
それとも、所有された証を生涯残してくれるご褒美?

オレにとっての答えは後者だった。たとえ奴にとってはただの『罰』であったとしても。

主従恋愛は永遠の片思いである要素を持つ。
どんなに息の合ったプレイで燃え合う事ができても、その翌日にはまた底のない欲望に駆られて相手が『その気』になるのを切なく待つ。
オレがこんなにも健気に奴に傷付けられる事を望んでいるなんて、きっと奴は永遠に判ってはくれないだろう。

ほんの少し、奴が憎く思えた。
もう一度奴の手から枝を奪い取って、力の限りに胸を打ってやろうかと思った。
けれどそんなタイミングはとうに過ぎていた。オレもまた、本気でそんな事など出来やしなかった。

「1000回打ってみようか?」
「良いぞ」
「お前は本当にオレに忠実で、オレを愛してくれているんだね」

奴は優しい声音でそう囁いた。
だがそれには意地の悪い影を帯びているように思えた。

案の定、奴はオレの服を脱がして容赦のない折檻を始めた。
流石に1000回までは行かなかったが、桜の硬い枝が折れるまで、赤い口元を歪ませながらオレの肉体をいたぶり続けた。

「赤い痕が枝みたい。花も散らしてあげる」

奴はそう言って深紅の和蝋燭に火を灯した。一本だけでなく、まとめて三本。

オレは両腕を縛られた姿で奴に見下され、胸にも腹にも足にも赤い蝋を垂らされた。
その熱さに顔を歪めて身体を捩っても許してはもらえずに。それどころか、「動かないで」と言われて腹を足で踏み付けられて。

やがて奴の興奮はピークに達して、いつものようにオレに奉仕を命令した。
オレは奴が満足するまで口で奉仕し、それから奴の入り口をジェルでまみれさせた。

その時、ベッドの上に散らばる桜の花を見てちょっとした遊び心が浮かんだ。
オレは花の一つを取って、そっとそれを奴の入り口に飾った。

一年ほど前になるが、バリ風のリゾートホテルに奴と泊まった時、ベッドの上に置かれていた南国の花で遊んだ事があった。
その花を奴の入り口に軽く挿して写真を撮ったらとても猥褻な写りになった。まるでそこの淫らさを強調しているようで。

桜はその花よりもずっと小さいが、あの時と同じような興奮をオレに感じさせた。
オレは心底夢中になって奴の中を貫いた。桜の花びらを裂いて散らすように。

「素敵だった、愛してる」
「貴方こそ、オレも愛してる」

欲情を燃え尽きさせた後、オレ達は汗まみれの身体を寄せてキスをした。
ベッドの上は乱れきっていた。
だが桜の花びらと蝋にまみれたその光景は、まるで宴の後を思わせて悪くはなかった。

シーツは、クリーニングに出すのも無駄で捨てたがな。
これで何枚目だ?
もう高いシーツは買わないようにしよう(笑)

==========

長々とフェティッシュなエントリーを読んで下さってありがとうございました。

昨夜は予告をしながらも更新が出来なくてすみませんでした。
急に奴の友人が自宅に遊びに来て、紅茶や軽食などを出していたら書いている時間がなくなっていました。

その友人は今日、花見に行くと言っていたが、この天気(気温)では残念だったな。
だが桜はかなり散り始めているので、今週中に行っておかなくては堪能することが出来なくなるだろう。

オレはこれから花見だ。
悪天候で中止になって欲しかったが、室内の会場でやるそうだ。まあ、これも大切な仕事だよな。

皆さんは楽しい花見を!
桜の女神様が皆さんの願い事を叶えてくれますように。

今日ぐらいの話は大丈夫。もっと危険な話でもきっと大丈夫♪ と思って下さる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 フェチストの欲望って本当に際限がないです。特に仕事が忙しくなると歯止めが効かなくなってもう大変!
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美しい桜を愛でた夜は最後まで美しい気持ちでいたかった
Sun.24.03.2013 Posted in 恋愛
花見業務の後に、ごきげんよう。

昨夜は六本木ヒルズの桜祭りに行ってきた。
毎年、アークヒルズと六本木ヒルズの花見に行っているのだが、近いし毎年行っているからという、ほとんど惰性の習慣だ。

こんな事を言ってはなんだが、桜そのものを観るなら上野公園や千鳥ヶ淵や目黒川や墨田公園や新宿御苑とか、その辺りで豪華絢爛に狂い咲きした桜が良い。あの辺りは散り行く桜の姿も優美だ。
それから、近所に静かに佇むように咲いている桜も好きだ。

しかし『都心のお祭り感覚』で見たいならヒルズの桜も良いものだ。
ライトアップやディスプレイは美しいし、昨夜は何やら賑やかなイベントをやっていた。芸能人も居たようだがオレはとにかくテレビを見ないので日本国民の誰もが知っているクラスの芸能人しか知らないので誰なのか判らなかった(汗)

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屋台の料理が美味しかった。

昨夜は寒かったので、アツアツの海鮮カタ焼きそばとニラ饅頭が最高だった。ホットワインも♪ 寒かったがキレイなドイツ女性が販売していた冷たいドイツビールも美味しかった。
それぞれ奴と半分づつ食べたのだが、お互いに「美味い! 最高!」とばかり言っていた(笑)

都内にはたくさんんお花見会場があるが、それぞれ個性(&楽しみ方)があってどこに行っても良いものだ。

今週はあと、上野とアークヒルズと八王子と墨田公園と新宿御苑と目黒川に行く予定だが(千鳥ヶ淵はもう2回行った)、きっとそんなに行けない。友人からの誘いはキャンセルしよう。大変に申し訳ないが。

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そんな訳で、今週はブログの更新もローペースになります。夜は毎日花見になるので、花見シーズンが終わったらまた通常の更新ペースに戻します。よろしくお願いしますm(__)m

それにしても昨夜のヒルズは物凄い賑わいで、祭りを楽しんだ後に軽く何かを食べる事にしたが、ヒルズ内の飲食店がどこも超満員!

奴とあちらこちらの店をウロウロしたが、どこも並んで待たなくてはならなかった。
ヒルズ内にあるグランドハイアット東京のレストランかバーなら空いているかも……と思って行ってみたら、僅かながら席があってようやく座れた。

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席に座ると奴は両手で頬杖をついて「ふう」と息を漏らした。
オレは足と手を組んでボンヤリした。
大した距離を歩いた訳ではなかったが、2人共疲れきっていた。人混みに酔ったのかもな(笑)

「食欲はそんなにないから軽いものを」
「オレはケーキと紅茶だけで良い」
「喫茶店に入れば良かったね」
「だけど、どこも満席で並んでいたから」

安いものを数点オーダーするだけでは申し訳なくてボトルワインとチーズもオーダーした。
去年はあんなに混んでなかったと思うが、麻布祭りといい、あの界隈の祭り事は年々人が増えているのかもしれんな?

「もう22時だね。今夜は帰宅したらお前を桜の枝で調教しようと思ったのに」
「そんなボンヤリした顔じゃ力も入らないだろう。代わりにオレが貴方を調教するぞ? オレはまだ元気だからな」
「ふふふふ、出来ないくせに」

ああ、まるで猫を虐めるみたいで出来ないな。貴方に虐められている姿は似合わなくて、余り美しさを感じられない。

だが、桜の枝を使った変態行為しならしたいぞ!
例えば桜の小さな枝を……とマジで書くと流石に皆さんに引かれそうなので止めておこう。それとも引きませんか?

そんな感じでヒルズの花見デートは幕を閉じた訳だが、相変わらずヒルズには外国人の美男子が多いな。

モデルをやっていそうな若い人もだが、40代ぐらいの渋みのある俳優のような人もいて、ついつい奴の目を盗んではチラチラ盗み見してしまった。
中でもスバ抜けて恰好良い中年男性がいた。若き頃のハリソン・フォード風。日本人の若い青年と親しげに祭りを見て回っていたが、どういう関係なんだ? 羨ましい!!

いや。
だからオレは余りヒルズには行かないようにしている。イケメンへの目移りが酷くてな(本当はミッドタウンの方が好きだから行かないだけだが)

それにオレは奴の容姿と中身がこの世で一番好きだからな。

昨夜はレストランから出ると風が冷たくて、奴と身体を寄せあって手を繋いで歩いたぞ。
花見中に屋台で焼きそばを食べている時には『寒い! 昨日来れば良かった!』と思ったが、ワインでほろ酔い気分で手を繋げば、冷たい風に吹かれて歩くのも楽しく思えた。

「明日は、オレは昼間は花見だが、貴方はどうする?」
「付き合いも大変だね。オレは買い物。猫のトイレ用品とか買ってくる」
「判った。夜は外食と自炊、どっちが良い?」
「ホタテのスパゲティを作って。オレはサラダとスープを作るから」
「良し」

オレ達は和気あいあいと駅へと向かった。
寒かったし、混雑していたし、飲食店になかなか入れなかったが、それらに対して漏らした愚痴を含めて、とても楽しい夜だった。奴が一緒にいてくれたお陰でな。

が!

電車に乗った途端、そんなハッピーな気持ちを吹き飛ばす事件が起こった。
汚い話なのでハッキリとは書かないが、花見で浮かれても具合が悪くなるまで飲むな!! オレも奴も危うく踏みそうになったじゃねえか!(汗)

汚い締め括りになって申し訳ない。
皆さんもお酒は適量を守って楽しくお飲み下さい。

では、今日も楽しい休日を。
夜桜を見に行かれる方は、風邪をひかないように温かくして外出してください。

また夜に。
今夜は昨夜の続きでフェティッシュの話になります。

最後の締め括りはともかく、楽しいお花見デートになって良かったね!今夜は奴と一緒にゆっくり自宅ご飯を♪ と思って下さる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 明後日も奴と花見デートを予定しているので楽しみです。皆さんも艶やかな桜をご満喫ください!
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桜の一枝
Sat.23.03.2013 Posted in SM・フェチ
花見会場で希望者先着○○○名様に桜の枝をプレゼントしてくれるキャンペーンをやっていた。
幸運にも奴は貰うことができた。
とても気に入った様で、花を眺めている間も、花見が終わった後も、大切に手に持っていた。

「気に入ったんだな」
「良い香りで素敵な気分になれる」
「桜の情緒を味わってるのか」
「うん、それと、ちょっと意地悪な気持ちになる」

奴は車を運転しているオレの股間を桜の枝でなぞった。
オレは笑った。以前、誰かも言っていた。『桜の枝はたおやかで美しいが何故かサディスティックな気持ちをも湧き起こさせる』と、それを思い出して。

「帰宅したらそれでオレを打つのか」
「桜が散ってしまう」
「またもらってくれば良い」
「そうだけど、勿体無い」

そんな会話をしている内に自宅(奴宅だが)に着いた。
昨夜の花見は屋台の出ない静かなところでおこなったので、簡単な料理を作ってワインを飲むことにした。

料理は、ナスとアスパラと鶏肉に溶かしたモッツァレラチーズを乗せたスパゲティ。
ワインは、去年のボジョレー・ヌーボーの時期に買ってまだ栓を開けていなかった、若々しい味のもの。咲き誇る桜を見た後にはお似合いの味に思えた。

簡単だが美味しい夜ご飯だった。
今夜の花見に盛り上がり、明日に予定の花見に盛り上がり、気づけば2人でワイン一本をカラにしていた。

食べ終わって、食器を片付けて、食後の紅茶を飲んでいる時。奴は再び桜の枝を手にしてこんな事をオレに言った。

「確かお前は、以前はサディスト役しかしていなかったんだよね? 今は止めてしまって、急にしたくなったりしないの?」

オレは少々微妙な気持ちになった。というのも、過去を懐かしんで「またやりたい」という気持ちがまったく浮かばなかったからだった。「マゾで居られる今が幸せ」としか。

以前はこれでも調教上手とおだてられたものだが(笑)
何も知らなかった奴に調教の数々を教えたのもオレだった。
もっとも、SM業界では当たり前のように言われているが、マゾだからこそマゾがして欲しい事を知り尽くしてツボを心得たプレイが出来るらしい。とある伝説的な女王様も実はどマゾだった、という話も珍しくない。

大学を卒業する頃には、自分は本当は真性マゾヒストであるという自覚があった。
自覚しても暫くサド役だけに徹していたのは、気に入ったマゾの男の子にサド風の奉仕サービスをする感覚が楽しかったからだ。

オレは外見が完全にサド風だから、サドぶっている方が受けが良いんだ。20代半ばぐらいまでは今のように外専ではなく、付き合うなら自分を頼りにして甘えてくれるような可愛い系のネコの男の子(ど派手な女装子も含む)が好きだったから、サド役でいた方が都合が良かった。

身体を縛った相手を鞭で打ってオラオラと背後からレイプするようなセックスをしても、それは相手の願望を満たす為にやっていた。
相手にそんな事をやりながら、耳元で猥褻な言葉責めをしたり、寸止めで虐めまくりながら、自分がそうされている妄想に取り憑かれて勃起したものを濡らしていた。

けれど、苦痛系を好む真性マゾヒストとは自分が望んだ以上(想定外)の強引さや残酷さを求めるものなので、過激な行為を行う時は辛かった。やっている内に可哀想になってな。それなのに相手はもっともっととエスカレートして、ここには書けないような要求をする相手も居た。

(たまに思うが、本当に真性の域に入るとマゾヒストの方が過激じゃないか? 度々マジなヤバさを感じたことがある。普通のサディストでは尻込みするようなレベルの行為をねだったりな)

血を見るのも大の苦手で、残酷な行為を平然をした顔でやり遂げるのは心臓に悪かった。
足腰の神経が尖ったようにわざわざしてな。しかし男の(女性も?)の性的衝動とは非常に複雑なようで、確実に心は怯えてヘタレているのに何故かオレは勃起していた。あるいは、恐怖や嫌悪でも勃起するというのは本当なのかもしれん。ヘヴィな鞭で打たれている最中に勃起して失禁した挙句に気を失った男も直に知っている。

あと、奴と付き合うまでは、何が何でもマゾ願望を満たしたいという欲求がなかった。
妄想(自慰)の中で自分がマゾとして調教されて射精すれば、まあそれなりに満足できるといった具合で。

思えばオレがマゾとして付き合うのは奴が初めてだった。
奴には隠せなかった。本当の事を告げて、自分が理想とする関係を築きたかった。それは奴の感性とか性癖とか雰囲気とか、様々にオレの『モロ好み』だったからなのかもしれない。

(ちなみにオレの容姿的な『モロ好み』には二通りあって、一つは奴の様に贅肉も筋肉もない完璧なスレンダー系、あと一つは重そうな彫刻のようなマッチョ系。しかしいつも前者タイプとばかり付き合って、後者タイプとは一度も付き合った事がない。後者は自分がそうなりたい理想像化しているのかも)

おっと!
思い切り話がそれている間に外出の時間になってしまったぜ。

すまない、続きは夜に。

今日はこれから六本木で花見だ。
昨日は静かな花見だったので、今夜は飲んで食べて騒ぐぞ。

「そろそろ準備してー」と奴が言っている。
判った判った、オレの愛しい猫ちゃん。ちょっと待っていてくれ。

では、皆さんも楽しい休日をお過ごし下さい。
花見に行かれる方は、今夜は少し冷えるかもしれないので、お風邪など召しませんように。

今日も楽しい1日となりますように!

続きを待っているからちゃんと書くんだよ! と思って下さる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 本当に申し訳ありません。脱線はオレの治らない悪癖です(汗)
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we love プーさん
Fri.22.03.2013 Posted in 恋愛
「おはよう。昨夜は良い夢を見たか?」
「おはよう。お前は?」

早朝の喫茶店でオレ達は落ち合った。
奴の少し頼りない笑顔を見れば、昨夜は余り眠っていない事が伺えた。

きっと奴は昨夜、オレが予想したように根を詰めて仕事のやり直しをしたのだと思う。
オレは敢えて『昨夜は頑張ったんだろう?』と尋ねはしなかったが、果たしてそれで(貫徹で心行くまで仕事をして)、奴が気力を取り戻したかどうかは気になっていた。

「モーニングの和食セットで」
「モーニングのオムレツセットで。ヨーグルトも追加で」

取り敢えず食欲はあったようだった。
それならそれほど心配する必要はないかと思ったが、奴は強がりが得意なのでやはりさり気なく聞いてみる事にした。

しかし、奴はオレの心を読んだかのように自ら昨夜の事を話し始めた。
トーストとパンを元気にもぐもぐと食べながら。

「昨日はやっぱりショックだったよ」
「ああ」
「お前は心配してくれてたね? ありがとう」
「いや、何も出来なかった。パンツを頼むしか」
「あはは。昨夜は一睡もしてないんだ。夜通し仕事のやり直しをした」
「満足する仕事になったか?」
「うーん、自分の今の力量を知ったかな。あ、お前に謝らないと」
「何を?」
「お前が誕生日に友達からもらったプーさんのカップ、オレが先に使っちゃった。あのカップでホットミルクを飲んだら気持ちが落ち着くように思えて。カップの絵を見ていたら、そんな気になって」

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==========
左のあんペーストと、手前のキャットジェンガ(バランスを取りながら積み上げて遊ぶ英国生まれの積み木)も誕生日に頂いたもの。
奴は昨夜(というか仕事明けの今朝)、プーさんのカップでホットミルクを飲みながらこのキャットジェンガで遊んでいたらしい。で、集中している内に楽しくなって仕事へのやる気も戻ったとか。気力が戻るキッカケって、こういう単純な事も多いな(笑)
==========

オレは笑って、「良いぞ」と言った。
挫けたりはせずに、健気に前向きに仕事を頑張っている奴が可愛くて、出来る事ならその場で抱きしめて頭を撫でてやりたかった。

そもそも、オレにプーさんのカップを下さった方は、『オレに』というよりも『オレ達に』といった感じで贈ってくれたのだろうしな?(笑)

あのカップのプーさんは確かに優しげだ。
だからオレは奴に約束した。今度はオレがホットミルクを作ってやると。普通のホットミルクではなく、その中にプーさんの『蜂蜜&黒ごまのあんペースト』を入れて使って作ってやると。

奴はオレの話をニコニコしながら聞いていた。
すっかり元気になってくれたようだった。
オレも頑張ろう。あんペースト入りホットミルクは思い付きで言ってしまったので、本当に美味しいホットミルクになるように頑張って試作&試飲してみよう。まったくオレはこういう時にとてもお調子者になるから困る(汗)

おっと、今日も慌ただしくてもうこんな時間だ。
あと数十分仕事をしたら奴と花見!

そうそう、奴はスカイブルー色のパンツを持って来てくれた。
「本当は象さんパンツ(本当に持ってます。象の鼻のデザインにはなっていないがシースルーの・笑)にしようと思ったんだけどね」と笑いながらオレに渡してくれた。

象さんパンツでも良かったけどな。
今夜の花見で暗がりに隠れながらエッチな遊びを……と思ったが、それは別の日にしよう。今夜は奴と陽気に笑いながら過ごしたいぜ。

それにしても今年の桜は早い。
今週末が花見のピークで、あとはどんどん散ってしまいそうだな。

お陰で、再来週に予定していた花見の約束が今週に集中してえらく多忙になってしまった(汗)
上野、六本木、新宿、九段下、墨田、八王子……と、全て行けるのだろうか? 取り敢えず頑張ってみよう。花見で食べるたこ焼きは最高だからな。

という訳で、皆さんも楽しい週末を!
この桜の季節にもたくさんの楽しい出来事があるように応援しています。

では、また時間があれば深夜に。

美味しいホットミルクが作れるように応援するよ!夜桜も楽しんできてね! と思って下さる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 バター&あんの組み合わせが合うように、ミルク&あんも絶対に合うと思う。美味しいあんこミルクになるように頑張るぜ♪
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中華調味料め、切れやがって
Thu.21.03.2013 Posted in 恋愛
エレベーターから降りた奴を見付けて、オレはすかさず歩み寄った。
奴はオレに気付いて驚いた顔をした。
ビックリした時の奴の目元はいつ見ても良い。目を丸くした猫みたいだし、キレイな眼の色が良く見える。

周囲からは、上司であるオレが部下の奴を仕事の要件で呼び止めたように見えただろう。
その実オレは奴に、パンツを持って来てくれるようにとお願いしたのだが(笑)

「今夜は寒くて外出したくない。忙しいしな。だから明日の朝、オレのパンツを持ってきてくれ」
「ぶっ、何の要件かと思ったら……良いよ、オレの趣味で選ぶけど?」
「ああ、何でも良い」

まあ、そんな要件を言ったところで、本当はオレが心配して待ち伏せていたという事を奴は気付いただろうがな。
さすがのオレも社内ではそんなふざけた要求をしたりはしない。会社から徒歩1分のところにコンビニもあるしな。

22時まで一気に仕事をした。
10分ほど珈琲を飲んで休息を入れることをして、奴に電話を入れた。

「パンツは選んでくれたか?」
「うん、もうカバンに入れたよ」
「ありがとう。2日間同じパンツを穿かなくて済む。ところで今夜は何を食べた?」
「チャーハン。玉ねぎと卵とハムがあったから」
「へえ、美味そうだな」
「そうでもなかった。中華味の調味料が切れていてね、他の味付けでどうにかなったけど、悔しかったよ」

奴の最後の言葉が物悲しく思えた。
オレの思い込みかもしれないが、奴は今日の仕事での悔しさを漏らしてしまったように聞こえた。

やはり今日は家に帰りたかった。
オレが居たところで何の解決にもならなかっただろうが、中華調味料をスーパーまで買いに行って美味しいチャーハンを作ってやりたかった。

「……明日、花見の屋台で美味しいものを食べような」
「うん、今夜は仕事を頑張るから。明日の夜は楽しく過ごそう」

奴の声は電話を切る時まで静かだった。涙ぐみやしないかと心配になるぐらい。

明日は元気になっていれば良いな。
今は落ち込んでいても、その悔しさがバネになって、今まで以上にやる気を起こしてくれたら良いな。

どんな応援でも厭わずにするから元気になって欲しい。
オレは奴の低くて静かな声が大好きだが、落ち込んでいる様子を見て喜べるほど悪趣味にはなれない。

猫になって奴の顔や指先を舐めたい。
犬でも良いや。
離れていて何も出来ない状態は歯がゆいもんだな。

さて、オレも仕事を片付けてしまおう。
明日の朝には奴の顔が見られるから、寝坊をしないようにさっさと片付けて休もう。

明日は金曜日だ。
楽しい週末にしたい。
皆さんもそうなるように祈ってます。

では、今夜もゆっくりと幸せな夢を。
おやすみ。

寝坊して早朝の待ち合わせに遅れないように仕事を頑張れ! と思って下さる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 ありがとうございます。明日はモーニング珈琲の美味しい店で奴を撫でたいです。そして奴がどんなパンツを持って来てくれるか楽しみです(笑)
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強がりな横顔
Thu.21.03.2013 Posted in 恋愛
休憩時間に、ごきげんよう。

今日はずっと忙しくて、さっきようやくお昼ごはんのバナナを食べた。
あれだけ働いてバナナ……。ご飯を買いに行くのも面倒で、給湯室で余っていたものを貰った。だがオレはバナナの曲線を愛しているので満足した。

それにしても今日は寒い。
急に暑くなったり寒くなったり。
こうも気候が落ち着かないとオレも心のバランスを崩して思い切り虐められたくなってしまう。オレの少ないサド性やノーマル性が完全に失くなってしまってな。

(オレの言うアブノーマルとは一般的に多数の方が生理的に目を背けるような醜悪性や残酷性を漂わせるものであり、その中に同性愛志向は含まれておりません)

『極太のゴム鞭で思いっ切り打ってくれ』

昼休みにそんなメールをオレから受け取った奴はさぞ驚いただろう。
真性マゾヒストの鞭マニアの方ならご存知だろうが、ゴム鞭は痛い。革のような軽さがなくて肉と骨にまで重く痛みが響く。

だが、予想に反して、オレと付き合ってもう3年以上となる奴は理解を示してくれた。
『忙しくてストレスが溜まってマゾの虫が騒いでいるんだね。今からロシア大使館の裏(SMホテル)に行く?』という返事をオレに寄越してくれた。

行く!

と、オレは尻尾を振りたかった。
だが今日のオレには昼休みがなかった。だから奴の深い愛情だけを有難く受け取った。

明日の仕事が終わればマゾの虫のざわめきは鎮まるだろうか?
それとも、奴にやってもらわない限りは騒いだままだろうか?

ロシア大使館裏のホテルには狭苦しい檻が置かれている部屋があるのだが、ギンギンに着飾った奴にその中に閉じ込められて、蹴られたり蝋燭を垂らされたりしたい。

真夜中になったら奴にメールしようと思った。オレのそんな願いを叶えて欲しいとおねだりをする為に。どうやらオレは今夜、会社に泊まり込みで仕事になりそうなので、手が空いた時にでも。

しかし奴は、さっき仕事でちょっとした計算ミスをしたらしい(計画が狂ったという意味でな)
それで落ち込んでいる。
損害はなく、強がって「大丈夫、平気」と言っていたが、実はショックを受けているのがオレには良く判った。

おねだりメールはやめた。
その代わり、今夜は美味しいものをご馳走して励ますことにした。……なんて、もしも今夜オレが残業でなかったらそう出来たのに。悔しいな。

奴の事だから、今夜は食事もとらずに根を詰めて頑張ってしまうのだろう。そこまでする必要はないのだが人の何倍も負けず嫌いだからな。

オレが猫様とメールの遣り取りが出来れば、今夜は奴に旨い酒を注いでくれと頼めたのにな。まあ、仕事でミスをした時には気の済むようにさせるのも悪く無い。

……いや、やっぱり気になる。
オレは好きな相手には物凄くお節介になるんだ。

放おっておけないから、奴が会社を出る時に入り口で待ちぶせてやろう。奴を驚かせてやる。

今日は寒いからな。
昨日まで暖かかったのに急に寒くなると、心の痛みが余計にしみて感じるもんだ。

という訳で、オレはどうしようもなくマゾで変態でふしだらな男だが、奴の為なら良い子ちゃんになるぞ。
奴はオレを理解してオレの変態性でも何でも受け入れてくれるから、オレはいつでも奴に礼がしたい。

さて、そろそろ1階に行って待ち伏せるか。

では、また時間に余裕があれば深夜に。
今夜も皆さんにもたくさんの楽しい事があるように祈っています。

明日の仕事が終わったら花見だ。
夜桜を見て美味しい屋台で食事だ。
奴がそんな楽しい時間を迎える時まで元気で頑張れますように。

奴もRも良い夜を!今夜は頑張って明日はお花見を楽しもうね! と思って下さる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 桜はまだ5部咲きぐらいだったが、これから満開となる木を眺めるのも好きです。皆さんも情緒たっぷりに、華やかに、お花見を楽しんで下さいね!
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夜の部屋
Wed.20.03.2013 Posted in SM・フェチ
昨夜は車で実家に行って、それからお気に入りのスペイン料理の店に向かった。

2013_03_20_1.jpg
この店の生ハムやパエジャの為ながらズボンが脱げます。

奴の大好きなスパニッシュオムレツ、オレの大好きな生ハム、二人とも大好きなバレンシア風パエジャ(鶏肉と兎肉とカタツムリの入ったパエリア)

スペイン産の美味しい赤ワインで乾杯した後、オレ達は心ゆくまで料理を味わった。
もうこれ以上は食べられない! と思うぐらい食べたが、パエジャを食べ終わった時に奴が「デザートは?」と訊いてきたので、オレは素直に「プリン」と追加注文した(笑)

「この前のイタリアンもそうだったが、オレが甘いものを食べる事に寛容になったのか?」
「誕生日の3日前後はケーキOKにする。このクリームも美味しそうだけど、頼む?」

さすがに断った。
本当は食べたかったが、次回のお楽しみにした。

2013_03_20_3.jpg
この店のプリンの為ならパンツが脱げます。

店を出て、駅前で飲み物などを買って、タクシーで実家に戻った。
玄関を開けるとシロ子が「にゃー」と鳴いた。オレの顔を見てさっそくオヤツのおねだりをしたようだ。

昨夜は実家には誰もいなかった。
いつもなら実家にいる妹は友人と温泉旅行で、オレ達に留守番(猫の世話)を押し付けて行った。

だが、オレは今の実家に帰るのは結構好きだ(本当の実家は別にあるのだが、この実家は母が父と離縁する時に借りたもの)
可愛くてモフモフのシロ子がいるし、勝気で女王様気質なガーナ子もいるし、奴と2人だけになれば新婚さんごっこも出来る。

まずはシャワーを浴びて、それからオレ達は寝室で飲み直した。
成城石井で買ったオリーブとチーズを出して、都心から離れた静かな部屋で語りながら。

「この辺りにも桜はある?」
「少し歩いたところに公園があって、そこが花見会場になっている。屋台も出てな」
「今日も行けば良かった?」
「それも良かったな。まだそんなに咲いてないから人も居なくて、桜の木に貴方を縛って遊べたかもな」

オレがそんな不埒な事を言うと、奴は笑って、「縛られるのはお前の方だ」と言った。

けれどその夜は、少々過激に奴を愛撫したい気分だった。
桜とワインの色気にサディズムが刺激されたのか、久々に奴が失神するまで寸止めを我慢させてやりたくなった(オレはプロフェッショナルな性感師ではないので失神というのは過剰表現だが)

「去年、○○公園の野外調教の話をしたら興味を持ったじゃないか」
「でも本当に縛られたら周りが気になって集中できないよ」
「まあ、そんな調教のほとんどは雰囲気を楽しむだけであって、本当にイったりするのは難しいようだがな。気分が盛り上がったらホテルに行ってフィニッシュって感じで」
「桜の木に縛られているのを警察に見つかったら恥ずかしいよ」

そんな会話をして2人で笑った。
だがその間もオレの情欲は静まらなかった。奴の身体を快楽で責め立てたくて、ワイングラスがカラになったのをキッカケに奴にキスをした。

実家に奴と一緒に泊まる時には部屋に二組の和布団を敷く。
オレ達はその布団の上で寛いでいたが、そのままもつれ合うという流れには持って行きたくなかった。それどころか、実家のリビングに入った時から目を付けていたものがあり、それを奴に身に付けさせようと目論んでいた。

「もうちょっと飲みたいな」
「うん、今夜はもっと飲みたい」
「白ワインを持って来る。オリーブも欲しいな。あと、白ワイン用のグラスも必要か」
「オレも付き合うよ」

一度に幾つもの要件を口にすれば、親切な奴は必ず『オレも』と言うと思っていた。
案の定、奴は一緒に来てくれた。仄明るい照明が一つだけ付いているリビングに。

まずは白ワインを冷蔵庫から取り出した。それからソムリエナイフでコルクを抜いて、グラスに注がずにラッパ飲みした。

「グラスは必要ないじゃない」

奴は笑った。
オレは笑い返して奴にボトルを差し出した。「ずっと布団に座ってたら疲れた」と言って。

「じゃあここで立って飲む?」
「こういう暗い場所で飲むのも良いな。ここには桜はないが、ライトアップされていない夜桜を見て飲んだ時を思い出す」
「こんな暗さだったね。今年も夜桜を見に行こう」

奴はボトルを受け取って口を付けて飲んだ。暗がりでも判る白い喉を上下に動かして。
その間オレは非常にわざとらしくカウンターの上にたたんで置かれているものを手に取った。「なんだこれ?」と呟きながら。

それを広げてみればエプロンの形になった。
オレは最初から判っていたが、妹がたまに着けているシンプルだが裾のドレープが印象的な真っ白なエプロンだった。

「可愛いね」

奴が身体を寄せて来たので、オレはエプロンを奴の身体に当てて言った。「似合うから着けてみろ」と。
すると奴はエプロンを受け取って、自ら服の上からそれを当てて「似合う? フェティッシュパーティでこういう恰好をするのも良いね」などと言った。

オレは「やれよ」と言い、ワインボトルを奴から取り戻して、飲み口を奴の唇に当ててもっと飲むように促した。

奴はもっと恥ずかしがるかと思った。
だが既にピンク色のラバーのミニスカートもナース服も着たことのある奴にとって(しかも人前で)、普通の布地で出来たエプロンぐらい何てこともなかったようだ。

「服の上からじゃ駄目だろう」
「脱ぐの? え、全部?」
「パンツも没収」
「ああ! あははは、足が寒いよ」

白ワインを回し飲みしながら夜の部屋で戯れた。
酔いが回れば回るほど陽気になって、大胆になった。奴は滅茶苦茶に淫らに振るまいたがり、オレも滅茶苦茶に欲情に耽りたくなった。

「変態、一晩中こんな恰好のオレに打たれながらそれを舐めてるつもり?」
「オレの顔におしっこを引っ掛けて喜ぶ貴方に変態呼ばわりされたくない」
「ふふ、今度は口の中にしてやる。今ここでしようか?」
「ここじゃ駄目だ。零したら妹に叱られる」
「お前が零さずに飲めば良いだけじゃない」
「初心者に無茶を言うな」

たまに奴はオレに口奉仕をさせて獣のように凶暴になる。
猫みたいに吊り上がった目を楽しそうに輝かせて、ぽってりとした赤い唇を舌で舐める。

オレの背中は奴の革のベルトで叩かれて熱を帯びていた。
奉仕する口の動きをおろそかにすれば、奴はすぐさまオレの背中を爪で引っ掻いた。その傷跡に汗が浮かべばビリビリとした痛みが走った。

やがて奴は興奮を最高潮にさせて、オレの口の中で達する事を望んだ。
だがオレは焦らした。
奴のそれに射精寸前の躍動が起きると口や手の動きを止めて、何度も何度も寸止めの快楽を味あわせた。

徐々に奴は狂ったように、それこそ猫のようで人間ではないような喘ぎを漏らしていった。
オレはその声に酷く興奮させられた。今夜は口だけで奴を追い詰めるつもりが我慢できず、エプロンを着けたままの奴をテーブルに乗せてインサートした。

出来るだけ奴の負担にならない体勢で様々な角度から突き上げた。
最後にはオレも奴のぬめりの中に夢中になって、一緒にテーブルに上がって激しく腰を搖さぶった。

本当は一方的に奴を楽しませるもつりだったが……。
そして妹に謝らなくてはならなくなった。奴のものをジェルまみれにさせてエプロンに包んで扱いたので、もうとてもじゃないが返せない有様になった(汗)

「妹さんに怒られちゃえ」
「オレだけが悪いのか?」
「うん」
「そ、そうかもな……」

2人でシャワーを浴びながら、取り敢えず明日は妹に新しいエプロンを買おうと思った。
そして奴が行為中に言ったことがいつか現実になるのだろうかと思えば胸がざわめいた。

もっとも、春とは朧気な季節だ。
そんな季節にセックスをしながら言ったことなど、ただの戯れで終わるのかもしれん。

……なんて思ってしまえばホッとするが、不思議と寂しさまで感じてしまうから困ったものだ。
マゾヒストにとって春とは、主人様に誘惑されてはお預けされる、そんな理不尽な弄ばれ方をされる季節なのかもしれん。

そして今日、妹にエプロンを買った。お詫びを込めて、前よりも良い物を。
それを渡す時、オレはこんな言い訳を付けた。「赤ワインを零して洗っても色が落ちなかった」と。まさか本当の事は言えないからな。

さて、休日はもうそろそろ終わりだ。
今日は奴と桜を見に言ったが、それはまた後日に語らせて頂きます。

というか、今週と来週は花見シーズンだ。
来週だけで5回は行くだろう。会社の同僚や友人達との花見も合わせて、だがな(笑)

皆さんも桜の季節をお楽しみ下さい。
静かに花の下に佇み、賑やかに花の下で酒を飲んで、色々な気持ちで花を見たいな。
皆さんにとって楽しい春の訪れの時期となりますように。

では、今夜も楽しくて幸せな夢を。
おやすみ。

<追記>

誕生日と、BL漫画のご紹介と、共に沢山のコメントを送って下さってありがとうございました。
只今なかなか個別に返信が出来ない状況で大変に申し訳ありません。時間に余裕がある時に、少しずつでも返せたらと思っております。

本当にありがとうございました。
大変に嬉しくて、とても参考になりました。
ご親切な皆さんに心からの感謝を申し上げます。どうか皆さんにたくさんの良い事がありますように!

ピグのオレ達からも感謝を!
こんなにたくさんのケーキに囲まれて物凄く幸せです!!(この部屋だけでなく庭にもたくさんのケーキが・笑)

pig3.png

楽しい実家デートになって良かったね♪お花見デートの様子と写真も待ってるよ! と思って下さる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 奴と飲む酒は美味しくて困ります。花見も楽しみです。奴とはもう5箇所の名所に行く約束をしています(笑)
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春の花が咲き始めて
Tue.19.03.2013 Posted in 恋愛
午後の休息時間に、ごきげんよう。

今日も天気が良い。
午前中に千鳥ヶ淵を歩いたが少しだけ桜が咲いていた。

明日の休日は花見デートだな。
今夜はどこで花見をするか奴と相談しよう。今日は仕事が終わったらお気に入りのスペイン料理屋で食事をする約束をしているしな。

ところで昨夜は蒸し暑かった。
オレはまた少々夜更かしをしていたのだが、先に眠っていた奴が「暑くて喉が乾く」と言って起きて来た。

「ゲロルシュタイナーが冷えてるぞ」
「飲みたい」
「持ってきてやる」
「ありがとう。でもお前もそろそろ寝るんだ。23時半を過ぎてる」

ゲロルシュタイナーをグラスに注いでやる事で見逃してもらえるかと思ったが、やはり奴に「寝ろ」と言われてしまった(笑)

奴の飲み残し(およそ3口分)を飲んで一緒に寝室に入った。
すると奴はいきなりパジャマを脱いでベッドに潜り込んだ。

『セックスしようね』の合図かと思ったが、単に『パジャマを着てると暑い!』だった。

奴がオレを誘う時にはもっとさり気なく乳首を強調するような色気ある脱ぎ方をする(乳首フェチのオレが勝手にそう感じているだけかもしれんが)
おまけに、ボトムも脱いで『触りたいでしょう? 踏まれたいでしょう?』とオレを誘惑するように足を見せ付ける(足フェチのオレが…以下略)

「そんなに暑いか?」
「暑い」
「暑がりだな」

奴は丸めた背中をコチラに向けていたので、オレはその背中を抱き締めた。だが、暑がっている奴にそれはしてはいけない行為だったようで、奴は猫するように「ハーッ!」と威嚇した(オレに背中を向けたままな)

「猫。怒っている猫」

オレはそんな呟きを漏らして、もう一度奴を抱き締めた。
すると奴はまた「ハーッ!」と言ってくれた。

可愛くてオレは何度もやってしまった。
その度に奴は「ハーッ! ハーッ!」と言ってくれたが、5回目ぐらいになるといい加減に腹立たしくなったのか、腕を後ろに振ってオレの顔にビタン! と猫パンチを食らわせた。

「ぶたれた」
「寝なさい」

仄かにジーンとする頬は、痛いというよりも楽しかった。
ああ、真性マゾヒストの性の所以か、たまに痛みが楽しく感じるんだ。嬉しいとか気持ちが良いとかいうよりも。

「おやすみ」

オレはワクワクした心地で目を瞑った。
そんな時に奴を抱き締められないのは残念だったが、その『お預け』を食らったような少し満たされない気持ちも悪くはなかった。

しかし、今夜と明日は生殺はやめて、春らしく盛んにまぐわりたいぜ。
今夜は美味しい赤ワインとパエジャを奴に振舞ってその気になってもらおう。夜桜にはまだ早いかもしれんが、夜に桜を見て呑んだくれてもつれ合うのも楽しそうだ。

今日は春分の日の前日だ。
皆さんも春めいた楽しい1日をお過ごし下さい。
今日も沢山の幸運な出来事があるように応援しています。

では、また時間があれば夜に。

今夜は楽しい花見デートを♪でもまたしつこくして叱られないようにね! と思って下さる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 美味しいお酒を飲んできます♪奴に面倒臭そうに扱われるのが大好きで困ったものです(笑)
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迷子の子猫ちゃん
Mon.18.03.2013 Posted in 恋愛
昨日の朝、オレは寝坊した。
起きたら8時半で、横に寝ていた奴はいなくなっていた。

奴の部屋、リビングルーム、サービスルーム、バスルーム、トイレ。
どこを覗いても奴はいなかった。いや、トイレはノックしただけだが。

きっと散歩に出たのだろうと思った。
奴は休日の朝に外を歩くのが好きだから。

けれど、11時半になっても奴は帰って来なかった。
もう3時間だ。3時間も散歩をするとは考え難かった。オレに何の連絡もなし買い物や食事に行く事も考えられなかった。

オレは急に不安になった。
まさか散歩中にまたアレルギーを起こしてアナフィラキシーショックで倒れたのではないかとか、事件に巻き込まれたのではないかとか、そんな不安に襲われた。

奴の携帯とiPhoneに電話した。
それぞれに10回ぐらい掛けたが出なかった。
もちろんメールも送った。だが返信も返って来なかった。

オレの不安は膨れ上がった。心臓がドキドキしてきた。
外に出て探しに行くことにした。奴が歩きそうなところを回れば見付けられるかもしれないと思って。

時刻は12時を回っていた。
オレは玄関で靴を履いてドアを開いた。
その時、何となくもう一度奴に電話をした。これで出なかったら本当に悪い事態を覚悟しなくてはならないかもしれない、と思いながら。

5回目のコールで奴のiPhoneは留守録に切り替わる。
今回もそうだと思っていた。
が、3回目でコール音が切れた。そして、「R?」と言う声が聞こえた。

「お前、どこにいるんだ!」

オレは思わず大声で言った。当たり前だが怒っていた訳ではない、心配していたからだ。
けれど奴は「え? 学校だよ?」と平然と答えた。だからオレはついカッとなって責めるような口調で言ってしまった。

「今日の昼間に学校があるなんて聞いてなかったぞ? いきなりいなくなって、どれだけ心配したか」
「言ってなかった? 昨日言ったと思ったけど……」
「聞いてない。昼間だって事は」
「……そう、ごめん。そうだった、時間を言い忘れていた」
「寝坊したオレも悪いが、書き置きぐらい残してくれ」
「ごめん、そうすれば良かった」

学校が昼休み時間になった為に奴はようやくオレの電話に出る事が出来たらしい。
それまで何十回もコールが続いて、オレの方こそ何かあったのではないかと心配してくれたそうだ。

とにかく、何事もなくてホッとした。
『書き置きぐらいしていけ!』という気持ちこそ残ったが、早寝早起きが出来ないオレも悪かったので、お互いに謝って仲直りをした。

「じゃあ、学校を頑張れ。今夜はどうする?」
「オレの帰りは夕方ぐらいになるけど、待ち合わせする?」
「ああ、外で食べたい」
「判った。お昼は何を食べるの?」
「うどんがあったから、アスパラとニンジンとホタテを炒めて乗せて食べる」
「健康的だね。オレはチキンと豆腐のハンバーグを食べようかな」

最後はそんな会話をして穏やかに電話を切った。

迷子になったかと思った猫ちゃんは学校でお勉強をしていた。
事件なんてそんなに簡単に起こるものではないが、それが判っていても急に居なくなればバカみたいに心配になるものだ。
事件なんて自分には関係ないと思っていても、絶対にないという保証はないのだからな。

奴が帰宅したらくすぐり回して虐めてやろうと思った。
で、実行した。
食事をして帰宅した後、奴が着替えている時にいきなり襲ってやった。

「にゃー!! にゃーっはっはははは! やめて~~~!!!」

と、奴はクレイジーに足をバタバタさせて笑い転げた。
腕を縛ってもっとくすぐってやろうかと思ったが、違う方向にズレていったので止めた。
奴が笑いながらもオレの頭を抱えてキスをするものだから、そっちの方が良くなってな(笑)

「ずっと前に買おうとしたメッセージを刺しておけるボード、やっぱり買おうか?」
「必要か? メールも日記(3DSの交換日記)もあるから、買っても滅多に使わないぞ」
「そうだね。それより黒猫のブーツキーパーが欲しい」
「黒猫って言えば、そろそろキーホルダーが届くかも」

ベッドで一戦交えた後は猫の話をした。猫グッズから始まって、飼い猫が家に帰ってこなくなる理由を語った。

それから、セックスに於いてのネコ(ボトム)の話題になって、BL漫画の話になった。
奴はちょっと興味があるようだが、残念ながらオレには『BLならこれが面白いぞ』という知識がない。

もしも『これは面白いから読んだ方が良い!』という作品があったら教えて下さい。
今までにも周囲から『面白いBLもあるぞ』と言われた事はあったが何となく手が出せないでいた。それはオレが全ての創作作品に対して、『自分好みの男』そのものに惚れ惚れとする事があっても、『男と男の人間関係』にはそんなに興味が持てない性質であったからだと思う(リアルでは人間関係の遣り取りを最も楽しみにしているのだが)

だが、オレの敬愛するブロガーS氏も、大先輩B氏も読まれているようだしな(汗)
オレは今まで視野が狭かったのかもしれん。だから今後は奴と一緒にBLも読んでみようと思う。
なので、お薦め作品のある方はぜひとも教えて下さい。よろしくお願い致しますm(__)m

週末とは色々とやっている内に終わってしまうものだ。
楽しい週末だった。
休みがこんなに楽しいと月曜日が来るのが苦痛に思えてくる(笑)

だが今週は水曜日が休みなので頑張ろう。
実家のシロ子も、エサを替えてオヤツを控えて、本格的にダイエットを開始したようだしな。

2013_03_17_3.jpg

先日、実家に戻ったら少しだけほっそりしたように見えた。
多分、見間違いではない。お腹はまだタポタポだが、このまま頑張ればスレンダーな猫ちゃんに変身できるかもしれん。
シロ子よ、お互いに頑張ろうな!(こういう書き方をするとまるでオレもダイエットしているようだ)

話は変わって、皆様にお礼です。
「お誕生日おめでとう!」のメッセージや拍手やクリックなどを送って下さってありがとうございました!!

オレなど暢気にノロケを書いているだけの人物なのですが、そんなオレにお祝いや励ましのメッセージを下さって本当に嬉しいです。

皆さんの温かなお気持ちにはいつも励まされます。お陰で様々な事に挫折することもなく31歳を迎えられました。
なかなか約束事も守れない不束なブロガーですが、これからも見守って頂けたら嬉しいです。どうかこれからもよろしくお付き合い願います!

たまに思います。
皆さんの応援がなかったら、オレはもっと奴を泣かせていたかもしれません。
皆さんの支えを無駄にしたくなくて、『もっと大人になって奴との人生や自分の幸せを考えろ』と自分に言い聞かせて頑張れています。

生きていれば色々な事があり、辛い時も必ずあります。
けれどオレに優しくしてくれる皆さんはいつも幸せで、辛い問題は全て解決してすぐに良い状況になって欲しいと願って止みません。

31歳になっても、日々常に皆さんの幸せを祈らせて頂きます。
お互いに満ち足りた幸せな日々を送りたいですね。

今日も良いことが沢山ある1日になりますように。

改めて、皆さんに深く感謝を申し上げます。
ありがとうございます。

<余談>
一つ前のエントリーに書いたフライヤ・ベハ・エリクセン(プライベートでは同性愛者を公言している)の魅力に付いては、こちらのブログさんがカール・ラガーフェルド(シャネルのデザイナーで溺愛猫家で同性愛者)の言葉を引用して紹介しています。特定の女性達を最も魅了する存在とは、男性ではなく、中性的な魅力を備える女性なのではないかと、オレも密かに思っています。

誕生日おめでとう! これからも読みに来るから仕事も私生活もシロ子のダイエットも頑張ってね! と思って下さる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 ありがとうございます!!心からの感謝を贈ります!一番の難関はシロ子のダイエットだったりして(笑)
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バースデイ・ソング
Sun.17.03.2013 Posted in 恋愛
自宅のパソコンの上にマリンブルーのカードが置かれていた。
中を開けば白い文字で、店の名前と、時刻と、ドレスコードが書かれていた。

オレはネイビーブルーのスーツを着てミッドタウンへ向かった。
そして眺めの良いテラス席のあるイタリアンレストランに入って、予約者である奴の名前を告げた。

奴はまだ着ていなかった。
オレは待っている間にメニューを眺めていた。以前、奴と来た時に食べたコースなどを思い出しながら。

5分ぐらいして奴が到着した。
ベージュ色のスーツを着て、「遅れてごめんね」とオレに顔を寄せて囁いて、それから席に着いた。

まずはグラスシャンパンをオーダーして乾杯した。
「誕生日おめでとう」と奴は言って、その後に小声で「愛してるよ」と続けた。
オレは嬉しくて笑った。「ありがとう、オレもだ」と告げて、奴とシャンパングラスをチンと当てた。

トマトとモッツァレッラチーズのカプレーセ、カツオのカルパッチョ、レモンのクリームソースのタリアテッレ、生ハムとルーコラのピザ、そしてチーズとドルチェ。

イタリア産の赤ワインを飲みながら美味しい料理をたっぷりと食べた。
今夜は奴のおごりだったので遠慮しようと思ったが、奴が「遠慮は駄目!」と言ったので甘える事にした。

料理を食べ終わる頃、「ドルチェは何が良い?」と奴に訊かれた。
オレはウェイターにデザートのサンプルを持ってきてもらったのだが、どれも物凄く美味しそうで1つに絞る事が出来なくて2つオーダーした。奴が半分食べてくれると言ったので(笑)

2013_03_17.jpg

スタッフが教えてくれた、この店(Napule・ナプレ)のドルチェの中でもお薦めの2品。
イタリアン・ドルチェの定番であるティラミスと、……もう1品の名前は忘れてしまった。次回行った時にまた聞いてみよう(汗)

「美味しい?」
「美味しいぞ」
「ふふ、幸せそうな顔をしてるね」
「貴方がお祝いしてくれるから凄く幸せだ」
「良かった」

食事をしている時に、たまに奴と幸せを語るが、決まってオレの胸はじわりと温かくなる。
本当に幸せだからなのだろう。奴とそんな一時を過ごせるのが本当に嬉しくて、幸せな気持ちで胸の中がいっぱいになる。

奴もオレと同じ気持ちでいてくれたら嬉しい。
同じ気持ちである限り、何度でもそんなかけがいのない時間を共有できるのだろうから。

食後の珈琲を飲んでいる時、ギターの弾き語りを披露してくれるイタリア人の男性(おじさんです)が客席にやって来た。

奴はすかさず彼に話しかけて、ギターに付いているゴムベルトにチップを挟んだ。
オレは、親しげに言葉を交わしている2人を羨ましそうに眺めた。2人は英語かイタリア語で語っていた為に何を話しているのかまるで判らなかった(笑&泣)

やがて弾き語りの男性は、オレの方を向いて「ハッピーバースデートゥーユー♪」と歌い出した。
奴はさっきの会話で、オレが誕生日である事を彼に伝えて誕生日ソングをリクエストしてくれたのだった。

オレは嬉しくて、奴と弾き語りの方の顔を交互に見詰めた。
ずっと笑顔でいた。
その曲の後に続けて歌ってくれたオーソレミーヨが終わった時には、心からの感謝を込めて拍手を送った。

「最高の誕生日になった。ありがとう」
「まだプレゼントを渡してないよ」

レストランを後にして、オレ達はタクシー乗り場に向かいながらゆっくりとミッドタウンの中を歩いた。

2013_03_17_2.jpg

出口の近くにフライヤ・ベハ・エリクセン(デンマーク出身の女性ファッションモデル)のパネルを飾っているハリー・ウィンストンというジュエリーショップの前で足を止めて、世界有数の宝石商に相応しい美しいアクセサリーの数々を眺めた。

「そういえば○○の社長がここで奥さんに宝石を強請られて金額を聞いたら1千数百万円だって言われて驚いた、とか言ってたぞ」
「それで買ってあげたの?」
「いや、買わなかったって」
「あんなにお金持ちでも1千万円を超えると躊躇するものなんだね」
「あの人は財布の紐が固くて有名だ。と言うか、あの店の宝石の価値が理解できないのに金額と知名度だけで欲しがっていたから買わなかったらしい。オレなら貴方にポンと買ってあげるかもな。それだけのお金があったら」
「オレも。仕事が成功したらここの指輪をお前の誕生日に贈るよ」
「あはは、ありがとう。じゃあオレもそうする」

(千万単位のアクセサリーには大きな宝石が入っているが、シンプルなリングなら数十万円から買える。オレ達が「お揃いでこんなの欲しいね~」と言ったのはシンプルなリング)

その晩、指輪を買うことは出来なかったが、オレ達はそんな約束をして指切りをした。
いつか本当に、あんな素敵なプレゼントが出来たら良いな。オレと一生を共にして欲しいという言葉と一緒に。

という訳で、誕生日はまだちょっと先だが、奴がそんなお祝いをしてくれた。
30歳を超えると誕生日に有り難みを感じなくなってくるものだが、祝ってくれる人がいるのはとても嬉しいものだな。

今回は奴の演出に負けたぜ!
あの頑固で少しジジ臭くて浪費を嫌う奴が、まさかあんなにロマンティックなディナーやプレゼントの約束をしてくれるとは! 感動した!(笑)

31歳になってもオレは喜んで奴に尽くす。
大好きな奴に愛してもらったら何倍にもして愛し返してやるんだ。
奴に愛されて自分からも愛そうと思った時、そんな時こそが一番愛情深くなれるし幸せを感じる。
だから、オレをそんな気持ちにさせてくれた奴に感謝しよう。

幸せな誕生日祝いをありがとう!
愛してるぜ!

さて、これから晩御飯を食べに外出だ。
週末に自炊するのは難しい。明日から仕切りなおそう(笑)

では、皆さんも引き続き楽しい日曜日の夜を。
今夜も良い事がたくさんあるように応援しています!

ステキな誕生パーティをプレゼントして貰えて良かったね!31歳になっても奴と仲良くね! と懲りずに思って下さる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 ありがとうございます!今ある幸せを大切にする為にも、これからも奴を愛し慈しみます!
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歯止めない欲望 - 過去語り act.14
Sat.16.03.2013 Posted in 過去語り
■これは奴と付き合う以前の過去を語っているエントリーです。

春も近くなって、奴はすっかり会社の環境に慣れたようだった。
仕事も覚えて他の部署の人間との遣り取りも難なくこなすようになった。

奴にはちょっした目標があって、その為にとても仕事熱心だった。
少々頑固な気質があるが物覚えが良くて、口では説明し切れない微妙な部分(特定の人物や組織への対応)も直感的に理解してくれた。

上司としての立場から見て、奴はとても可愛い部下だった。
応援したくなるのは当然だった。
だがオレの場合、個人的な感情が大きくプラスされて必要以上に目を掛けたくなるから困ったものだった(苦笑)

==========

冬季プロジェクトの結果が出た後、オレは自分のチームのメンバー達を誘って飲みに行った。
何故かオレのチームには酒が好きな者ばかりが集まっていたので、成績が良かった事に祝杯を上げて、好きなものを好きなだけ飲んで楽しんでもらう事にした。

だが、そんな陽気に楽しむ為の飲み会が、刻々と悪化して行く不景気のせいで、いまいちノリの悪いムードになってしまった。
今回の成績は今の業界の平均を見ればそこそこ良い数字と言えたが、一昨年や昨年と比べれば楽観できないものだったから。

誰かが不安を漏らせば全員に影響した。実際、身近な範囲で倒産の危機に面している会社も幾つかあった。
そんな話題があった後に『不景気は長引かない』といったポジティブな発言を誰かがしたところで、今の社会を見ればリアリティに欠けていた。

まあ、それでも乾杯や楽しい話題を振ることで何とか雰囲気を盛り上げられたが……。
その場にいた多くの者がそうであったように、奴も不安を消し切ることが出来なかったようだった。

そろそろお開きにしようと思った頃、奴はオレの隣でポツリと言った。「○○(他の部署の名称)に移るには思ったより時間が掛かるかな」と。

オレは反射的に思った。オレに出来る事ならなんでもするからそう決め付けるな、と。
しかしそれは、特定の個人を贔屓するという上司としてあるまじき意味合いも含んでいた。奴を必要以上に上役や顧客に推薦する事も出来る……と。

もっともオレは、そんな事が出来るほど融通の効く人間ではなかった。奴を推したいと思いながらも、奴よりもずっと長い期間に渡って部署を支えてくれた人達の事も忘れることの出来ない生ぬるい人間だった。

「景気の良かった頃よりは時間が掛るかもしれないが、Y君は評判がいいぞ。良い人材が来たって○○の上役も言っていたしな」
「本当に? それなら希望を持っていても良いかな」
「ああ。Y君が今の部署に居るのは試用期間みたいなものだしな。不安に思う事があるなら何でも言ってくれ」
「不安な事ではないけど、相談したい事があるからまた飲みに行かない?」

奴と最後に飲みに行ったのは、もう2ヶ月近くも前だった。しかもその時は2人ではなく他の人間も一緒だった。

春の慌ただしい時期が終わったばかりだった事もあって、久しぶりにのんびりと飲みたくなった。奴の相談とやらを聞きながらじっくりと飲むのも良いように思えた。

「都合の良い時に声を掛けてくれ」
「今週の金曜日でも?」
「大丈夫だ」

かつては週末に予定が入っていない事を恥ずかいと思ったオレだが、今は週末暇人であって良かったと思った。
例え予定が入っていたとしても奴との約束を優先してしまうのだろうがな。『男は友情を優先する』といった言葉をたまに耳にするが、あんな類のものは男女差関係なく個人や状況に依るものだ。

「帰ったらメールする」
「待ってる」

駅で別れる時に奴と週末の予定を決める約束を交わした。

帰宅して、オレはそそくさとバーを探した。長居してじっくりと話し込める雰囲気の良いバーはないかと。
10分ぐらいで決めて、電話で予約を入れて、奴にメールした。『金曜日の仕事が終わったら、○○駅前○○口の改札で落ち合おう』と。

==========

その日は冬に戻ったように寒かった。
奴と2人でバーに入れば、まだ時間が早かった事もあって店内には一人の客も居なかった。

「貸切状態だな」
「ずっと暇だったらサービスしてくれないかな?」
「他の客の分も金を落とせって、高いボトルを勧められるぞ」
「あはは、それは嫌だな」

東京タワーを中心に都心の景色が一望できる席に案内された。
そんな景色を眺めながら飲むのが好きなオレと何度か飲むようになって、奴もそんな雰囲気の店が好きになってくれた。

「寒いと夜景がキレイに見えるだろう?」
「うん、いつもより照明が鮮明に見えるね」
「何を飲む?」
「……シャンパン、で良いかな? こういうお店だとシャンパンが飲みたくなる」

奴は遠慮がちにシャンパンリストの中からグラスシャンパンを選んだ。
オレは「同感。一緒に飲もう」と言って、奴が指さしたシャンパンをボトルでオーダーした。それは口当たりの良い辛口で、料理にとても良く合うものだったから。

一杯目のシャンパンで乾杯を交わして、お互いにそれを飲み干した。
奴は軽く苦笑して「贅沢な味」と言った。
オレは胸の中で呟いた。他の誰でもない貴方と過ごしているから贅沢なものを飲んでいるんだ、と。

料理は、前菜、スープ、魚、肉、パスタと、色々なものをオーダーして、取り皿に分けて2人で半分ずつ食べた。
それが美しい夜景と相まってまるでデートのようで、ちょっと照れ臭い思いをした(笑)

「いつもこんなお店で飲むの? 友達とも?」

と、奴は以前にもした質問をオレに振った。
「好きだからな」とオレは答えた。もっと判りやすい答え方はたくさんあったが、奴に向かって「好きだ」という言葉を投げ掛けたかった為にそんな答え方を選んだ。

「パブや小料理屋で飲むこともあるぞ」
「料理は何が一番好き?」
「和食。でもイタリアンもフランチもスパニッシュも好きだ。Y君は?」
「北欧料理」
「ああ! そういえば行ってみたい北欧料理のレストランがあるんだ。一緒に行かないか? 本場の味が判らないから色々と教えてくれ」
「良いよ。でも今度はオレにご馳走させて」
「判った」

奴の相談を聞く筈が、気付いてみればそんな話をしていた。
『ところで相談はいいのか?』とオレの方から切り出そうかとも思ったが、仕事の話よりもプライベートな話をしていたかったので、敢えてそうしなかった。

バーに入って1時間も経てば、ガラガラだった席が徐々に埋まっていた。
オレ達はシャンパンを飲み干して赤ワインを飲んでいて、心地良く酔いが回りだした頃だった。

「少し暑いね」

今日は寒くて暖房が効いていた為か、奴はそう言ってスーツの上着を脱いだ。
オレはその様を眺めていた。ダークグレーのスーツを脱げば細身のワイシャツ姿となって、奴のスレンダーな身体のラインを伺わせた。

「Y君は細いな」
「鍛えていないから。筋肉を付けても似合わないって判っているから、簡単なストレッチとウオーキングぐらいしかしないんだ」
「ああ、その方が良い。今のY君の雰囲気が好きだ」

酔いと雰囲気に任せて、オレはそんな事を言ってしまった。
肉体や容姿の事に触れたらオレの気持ち(下心)がバレしまいそうで、だから今まで一言も言わなかったのに。

だが、不思議と平然としていられた。
ワイングラスを手放す事は出来なかったが(何かを持っていると安心しないか?)、そのままソファに凭れて、ずっと奴を眺め続けていられた。

けれどそれで良かったのかもしれない。その様子は、あくまでも奴のファッションセンスを見ている様に思えただろうから。……多分な(苦笑)

「嬉しいな」

奴ははにかむように笑った。
その時の、少し俯きながら下唇を噛んでニコニコとした顔が可愛くて、出来れば携帯カメラで写真に残しておきたい程だった。

その晩は2人で1本のシャンパンと、2本の赤ワインを空けた。

2本目を飲んでいる最中、オレもスーツの上着を脱いだ。
奴はネクタイを解いて喉元の白い肌を露わにさせた。オレはそれを無視する事ができなかった。

それどころか、奴が隣に居るというのに奴の肉体を想像した。
全裸にしたらどこまでも白い肌が続いているのだろうと想像したら欲望が込み上げて、奴に対してエロティックな話題を振りたくなった。

だが相手は部下で、指向はストレートだった。決してオレが性的な興味を抱いている事を悟られてはいけない相手だった。
馴染みの飲み屋でならいくらでもエロティックなゲーム(言葉遊び)を仕掛ける事が出来たのに。ストレートに「お前が好きでたまらないからお前とセックスしたい」と言うことだって出来た。

しかしこうした欲望とは厄介なもので、抑さえ付ければ抑え付けるほど昂ぶる。
お陰でオレは妄想の中での奴の肉体の虜になった。
奴の白い裸や薄桃色の乳首を想像しては興奮して、何度も自分の手の中で自分の欲望を満たした。

そんな紳士的な妄想のみでは収まらず、もっと淫らで不道徳な想像もした。

例えば奴の顔にも身体にも気が狂ったようなペインティングを施して、その肉体を前から後ろから激しく突き上げる妄想もした。あるいは、奴を雑木林の木に縛り付けて全身を舐め回した挙句に立ったまま揺さぶる妄想もした。

けれど、オレが頭の中をそんなものでいっぱいにしていると言うのに、奴は何も知らずにオレに限りなく親しく接するようになっていった。
2人で合う回数が増えて、随分とプライベートな話もするようになって、奴に信用されて頼られている事すら実感した。

それはゲームをしているような楽しい感覚もあったが、罪悪感の方が大きかった。妄想は決して叶えられないまま終わるという結論も判っていたので虚しさもあった。

だがオレは、そんな自分を恥じながらも奴と親しく接する事を選んだ。
奴と過ごすのはとても楽しくて、急にそれを止めるなど到底できなかった。

案外、結ばれる事のない相手だったからオレはそこまで奴を好きになれたのかもしれない。
オレはもう誰のことも好きにならないと決めた人間だったから、奴がオレの手に届きそうな相手なら逃げていたように思う。

誰のことも好きにならないという誓いは果たせなかったが、永遠に結ばれることのない奴に片思いをし続ける事で、オレは自分の罪を見逃そうとしたのかもしれない。

==========

『連休中に会えない?』

休日の朝に自慰をしている時、携帯メールの着信音が鳴った。
オレは差出人が奴であると直感して携帯を開いた(休みのそんな時間にメールを寄越すのはほんの数人しか居ない)

案の定、奴からだった。
だがオレは自分のものを扱く手をそのままにして奴の文章を眺めた。

そしてフと、可笑しな衝動に取り憑かれた。
『お前を思ってオナニーをしている。真っ白で細い身体を撫で回して、薄ピンク色の乳首に吸い付いて、お前の○○○○の中は凄く気持ちが良い』と淫らな乱文を打って、奴に返信してしまう前に削除した。

何故か酷く興奮した。
猛烈に奴を突き上げたい欲望に駆られた。

果てた後、奴を抱けるならオレは何でもするかもしれないと思った。
そして、本当にオレはこのままこの想いを秘めていられるのだろうかと不安になった。

この度も大変に遅くなって申し訳ありません。言い訳となりますが、奴がオレの誕生日を祝ってくれました。誕生日はまた少し先なのですが、週末に祝ってしまいたいと言って。 「もう!仕方ないね!これからも続きを待ってるよ!」 と懲りずに思って下さる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 予告をしておきながらのこの体たらくで真にすみませんm(__)m
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Every Breath You Take
Thu.14.03.2013 Posted in 恋愛
■苺のギモーヴのレシピを追加しました。

ホワイトデーは今日だったな。
うっかりしていた。
明日かと思っていた(汗)

今朝、「今夜は予定通りで良いよね?」と奴に言われて今日が14日である事に気付いた。
オレはまさか忘れていたとは言えなくて、「ああ」と答えた。

会社に行ってから大変だった。今日の夕方以降の予定を別の日に移動させてスケジュールを調整しなおした。
お陰で今日は物凄く忙しくて休憩時間が取れなかった。けれど、頑張った甲斐があって定時で帰る事ができた。

奴と書店で待ち合わせて、それからバーに行った。
80年代の洋楽を好んで流しているその店のマスターにある曲をリクエストする為に。

カウンター席に座って、まずはウイスキーで乾杯した。
仄かに口に残るウイスキーの甘さをホワイトデーのお菓子の代わりにして。

暫くは他愛もないおしゃべりをした。
マスターを交えて、音楽のことや、アルコールのことや、近頃この近辺で起きた出来事などを。

1時間ぐらい飲んだ。
それからマスターにリクエストした。
まだ付き合う前に、オレと奴が初めて踊った曲を。

バーは少しずつ混み合ってくる頃だった。
程良い賑やかさの中にメロディーを刻むベースの音が染み込んで行くようだった。

オレは椅子の肘掛けに片肘をついて奴に身体を寄せた。
あの日の事を胸に蘇らせながら、踊るように足でリズムを取って。

『踊りたいな』

オレは軽く笑って心の中でそう呟いた。
奴はそれに気付いてこちらを向いて微笑んだ。オレ達の思い出に乾杯するように、手にしていたグラスを持ち上げて。

「あの時、いきなりお前に踊ってくれって言われて驚いた」
「オレの気持ちがバレたら困るから他の人にしようかと思ったが、やっぱり貴方と踊ってみたかった」
「他の人にしちゃ駄目だ」
「そうしなくて良かった」
「あの時はもうお前は気持ちは知っていたし、オレもお前の事が好きだった。だから妬くよ?」
「そうだったな……」

店の中で抱擁を交わす事は出来なかったが、腕から伝わる奴のぬくもりが胸の中にまで流れ込んでいるかのようだった。

すぐ隣にいる奴に視線を向ければ、奴もこちらを向いて淡い笑を浮かべた。
あの頃のオレはそんな状況を切望したものだった。奴がオレの視線に気付いて優しい笑顔を浮かべてくれないものかと、何度も望みながら奴を見つめていた。

どうしても奴を抱き締めたくなって店を出た。
雑居ビルの廊下に出てオレはすぐに奴を抱き締めた。「愛しているぞ。踊りたかった!」と言って。

奴は笑ってオレを強く抱き締め返した。
そして、「愛してるよ、愛してる。今度は踊れる店に行こう!」と言った。

今度あの曲をリクエストする時にはずっと奴を抱き締めていたい。
貴方だけを見つめて、貴方の呼吸が判るぐらい身体を寄せて踊りたい。

曲が終わってしまってもそうしていられたら幸せだろうな。踊るのを止めても貴方を見詰めて抱き締めていたい。
あの頃のオレが望んだように。

駅前で買い物を済ませて、タクシーで帰宅して、オレは30分ほどキッチンに閉じ籠った。
作るのは明日にしようかと思ったが、やはりホワイトデーである今日中に奴に食べて欲しかった。

2013_03_14.jpg

先日のエントリーに書いた、ギモーヴ。
この日の為に買っておいたムーミンの皿とフォークと容器をセットにして奴にプレゼント!

レシピを見たらとても簡単そうだったので苺のギモーヴを自分で作ってみた。
甘さを控え目にしたので奴の口にも合ったようだが、今夜はそろそろ寝る準備をしなくてはならないので、レシピや続きはまた明日か明後日に。

そして今夜は、ホワイトデーだという事をすっかり忘れて『過去語り』の予告をしておりました。申し訳ありません。今日は書けませんでしたので明日には必ず更新しますm(__)m

皆さんも今日は楽しく過ごされたか?

オレは夜は楽しかったが、昼間は切羽詰まって目が回った。ホワイトデーのお返しは奴と一緒に買って数日前に会社に持ち込んでおいて正解だった。色々と立場的なものもあって返さない訳にはいかないからな(汗)

明日はゆっくりしたいぜ。この数日は頭が混乱するぐらい忙しかった。
明日は金曜日だから、出来れば仕事の後には奴と一緒に飲みに行きたい。だが残業になりそうだ。

皆さんにも明日は楽しい事がたくさんありますように。
お互いに良い週末を迎えましょうな!

では、今夜も楽しくて幸せな夢を。
おやすみ。

思い出の曲でまた踊れたら良いね。その時はここでこっそりと教えてね! と思って下さる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 以前は知り合いのバーで奴と踊っていたのですが、今はそこがなくなって寂しい&困った思いをしています。友人と内輪のダンスイベントを企画してそこで踊ろうかな。
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感じていたい
Thu.14.03.2013 Posted in SM・フェチ
フェチイベントを途中で抜け出した夜、オレは少し脱力した心地で床に座ってワインを飲んでいた。

奴はオレのすぐに後にあるソファに座っていた。
まだドレスを着てピンヒールを履いたまま、たまに足でオレの背中を軽く踏み付けたりしていた。

静かな声で話していた。
過去の出来事を語ったり、明日の予定を語ったり。

その内、奴がオレの肩に腕を回して囁いた。
『お前を抱いて良い?』と。

オレは頷いた。『抱いてくれ』と言って。
こんな夜にはそうして欲しかった。遠い過去を思い出して物悲しい気分になっていた訳ではなかったが、こんなにもボンヤリとしてしまう夜には、言葉を交わすよりも肉体を交えさせたかった。

奴はモルフォ蝶のようなカクテルドレスを着たままオレに覆い被さった。
そして、太いアイラインと付けマツゲに縁取られた青い瞳を輝かせながら、オレの唇から男根へとキスをしていった。唇で触れるだけではなく情熱的に舌を蠢かせて。

オレは感じてゆきながら奴の顔を眺めていた。現実的ではないその厚化粧や綺羅びやかな衣装に、切ないぐらいの愛しさを感じながら。

そんなオレと目が合えば、奴も吊り上がった目でオレを見詰め返してオレの男根に歯を立てた。甘咬みより強く、思わず声が上がってしまうぐらい痛く。

針を突き立てられたような痛みだった。
だがオレは奴の髪を撫でた。尖った牙を持つ猫を必死に自分に懐かせようとするように。もっと噛み付いてくれないかと懇願するように。

「濡れてるよ。オレの舌にお前の垂らした液ががたっぷり付いた」
「感じるんだ。凄く良くて」
「玩具。ふふ、オレの玩具」

オレ達は異様な興奮に包まれていった。
奴は厚塗りしていた口紅を滅茶苦茶にしながらオレの体中に噛み付いた。オレが身を捩って喘げば喘ぐほど欲望をヒートさせ、オレの両腕をショルダーバッグの紐できつく縛り、オレの下腹部に口紅でslave(奴隷)と殴り書いた。

発狂したようだった。
最高だった。

オレはもうこれ以上は堪えきれなくなって、縛られたまま身体を起こして奴に覆い被さった。
奴はニヤリと口元を歪ませた。額にも鼻にも頬にも乱れた口紅の色が付いていたが、それすらも理性を失わせる魔力を秘めているかのようだった。

「早くするんだ。もう待てないよ」

奴は喘ぎ混じりの声でそう言ってオレの男根にコンドームを被せた。そしてジェルを垂らし、強かに尖った付け爪を食い込ませて上下に扱いた。

オレは激痛に高く声を上げた。
けれど燃え上がるような興奮に襲われ、ほとんど条件反射のように、モルフォのドレスに隠されていた奴の足の合間に腰を割り込ませた。

足はラインストーンの入った黒いガーター・ストッキングに包まれていた。
それとお揃いで揃えたようなレースのショーツは乱暴に剥ぎ取った。

オレは奴に包まれる為に奴の中に挿入した。
奴の身体の中で最も深く熱くオレを抱いてくれるその中へ。

行為の後は、そのまま眠ってしまった。
そのお陰で翌朝は、奴の顔もベッドも酷い有様だった。

「顔が干からびたみたいにゴワゴワする」
「目がパンダだ。早く洗顔してローションを塗った方が良いぞ」

奴をシャワーへ見送って、オレは口紅が付着しまくったシーツの上に腰を下ろした。

ぐちゃぐちゃだった。
だが、楽しくて心満たされる光景だった。

オレは自然と笑っていた。
シーツに付いた口紅は洗濯で落ちるものなのかと悩みながら。

激しいセックスほどオレを慰めてくれるものはない。
苦痛に嬲られるぐらいがちょうど良い。皮膚を通り越して魂までも愛されているようで安らぐ。

恋をしたらそのぐらい好きな人の事を感じていたくなる。
いや、本当はもっと、今よりももっと酷い苦痛を与えられたいのかもしれない。

マゾヒストは本当に貪欲な生き物だ。欲しがってばかりでな。

==========

おやすみ。
今夜も誰もが幸せな夢を見られますように。

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マシュマロのベッドに寝てみたい
Wed.13.03.2013 Posted in 恋愛
昨日から飛び込みの要件が続いて物凄く忙しい。
今日は窓の外を眺めながらのんびりとデスワークの予定だったが、朝からアチラコチラへ飛ばされて昼ご飯を食べている暇もない。奴と『どう森』メールを交わしている暇もない。

そんな状態で会社に戻ってみれば、なんと、同僚の皆様は美味しそうなギモーヴ(メレンゲを使わないフランス製のマシュマロ)を食べていた。
上司がお客さんから貰ってきたもので、皆さんは口々に「美味しい!」と言っていた。

オレも食べたかった。
だが箱の中はもうカラだった(泣)

酷いよな、先輩もバイト君も。
1個ぐらいオレの為に残しておいてくれたって良いじゃないか。もっとも6粒しか入っていなかったそうなので、オレを始めほとんどの同僚は食いっぱぐれた。

良いさ。自分で買う。パッケージの美味しそうな写真を見たらどうしても食べたくなった。

美味しい紅茶を淹れて奴と摘みたい。
マシュマロ系のお菓子は夜の団欒に合うような気がする。
オレがそんなイメージを抱いているのは、キャンプで食べる焼きマシュマロのせいなのかもな。

『今夜のご飯は焼きマシュマロ』

とオレは電車で移動している間に奴にメールを打った。
そして1時間ぐらいでその要件が終わってiPhoneを見ると、奴から『それだけ!?』というメールが来ていた。

『冗談。マシュマロは食後のデザート。リクエストは?』
『お前のことだから何かヤケを起こす出来事があって本当にマシュマロがご飯になるのかと思った。カレーが食べたい。カレーが凄く食べたい』

オレは奴にそういう人間だと思われるようだが、本当に度々そういう事をやっているので反論できない。

奴の方こそ随分とカレーに執着していた。
きっと何かあったのだろうが、何があったのかは今夜マシュマロを摘みながら訊こう。もしかすると猫がカレーを食べていたのかもしれん。

今夜のカレーは普通のカレーで良いか。
カレーオムライスにしたかったが、残念ながら今夜はそこまで手が回せない。

で、ここから上の文章を書いた後にまた外出の要件があって暫し離席していたが、その間にオレがマシュマロを買って来た。

だが、大失敗した。
うっかりチョコレートが掛かっているマシュマロを買って来てしまった。これでは割り箸に刺してコンロで焼けないじゃないか(汗)

チョコレートがとろりと掛かっているパッケージの写真が美味しそうで釣られてしまった。
昨日も今日も頭の中が煮詰まるような多忙だったから疲れているのだろうな。

今夜の残業は早めに切り上げて、残った仕事は明日やろう。明日は午前中は忙しいが、その後は暇になるだろうからな。
そしてその時に、今夜予定していた『過去語り』を書かせて頂きます。何度も延期になって申し訳ありませんm(__)m

では、また夜に。

今夜も皆さんに沢山の楽しい事があるように応援しています!

カレーが美味しく出来るように応援してるよ!そして今夜の更新も待ってるね。 と思って下さる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 ありがとうございます。カレーを作りながら今夜のエントリーを書きます。ちょっとアダルトな内容になるかもしれません。
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コロコロ性感マッサージ
Mon.11.03.2013 Posted in 恋愛
今日も23時に眠る予定で、ごきげんよう。

あと15分。間に合うのか?(笑)

今夜は予定より1時間半も早く奴が返って来た。
オレはご飯を焚いただけで、まだ食事の支度は何もしていなかった。何せオレも帰宅したばかりだったので。

「これから作るけど、良いか?」
「ゆっくりで良いよ。黒いデニムを買って来たから、それを履いてくる」
「履いたら見せてくれ」

1cm角に切ったジャガイモを5分ほど蒸して、3切れのサーモンを一口大に切って塩コショウを振って薄く片栗粉をまぶして、多めのオリーブオイルで最初にサーモンを炒めて、その中にジャガイモを加えてカラリと揚げるように炒めたら、塩で味を整えて刻みパセリを散らして出来上がり。

という超かんたん料理を作り終わった頃に奴がキッチンに戻ってきた。猫様を抱っこしながら。

「これなんだけど、どう? リーバイスなんだ」

と奴は言って、デニムを履いた足の片方をコチラに出した。

ビッタリだった。色もデザインも良い感じだった。
しかし! 真っ黒なデニムの表面には猫様の真っ白な毛がいっぱい付いていた(汗)

「似合っているが毛だらけだぞ」
「あ! 本当だ……やっぱり黒は目立つね」
「黒でもそんなに付かないデニム生地はあるが、それは物凄く付くタイプだな」
「部屋の中じゃ履けないね」
「毛まみれになっても構わないなら……」
「OMG……」

奴は履いたばかりのデニムを脱いでパンツ姿でソファに座った。
可哀想に。オレが一緒なら猫毛が付きにくい黒デニムを選んでやったものを。

だがものは考えようだ。
部分的に猫コスをしているのだと思えば良い。足にリアル猫の毛が生えたぞ! と。……無理があるな。

「外出する時にはコロコロを掛ければ大丈夫だ。で、出来たぞ」
「そうするしかないね。あ、他のズボンを履いてくる」
「そのままで良いぞ。寒くないなら」
「こんな恰好で食べるのは行儀が悪いよ(夏はやっているくせに)」
「良いんだ。オレはテーブルの下に皿を置いて食べるから」
「踏み付けてやる」

今夜は簡単な料理だったが、それでも奴は美味しいと言ってくれた。
パンツ姿で細長い足を出したまま、切ったフランスパンの上に乗せて残さずに食べてくれた。

明日は、そろそろ無くなりそうなコロコロを買って帰ろう。
奴があの黒デニムを履いて外出する時にはオレがコロコロを掛けてやりたい。コロコロで某所をコロコロさせると案外気持ちが良いからな。

という訳、くだらない話で申し訳ない(笑)
明日も外に出る仕事ばかりなので雑談になるが、明後日は暇なデスクワークなので過去語りの続きを書かせて頂きます。長らくお待たせしまって申し訳ありません。

おっと、もう寝る時間だ。
23時にベッドに潜り込んだから3DSを開いたりしないで目を閉じるぞ。

皆さんもゆっくり良い夢を。
明日も沢山の幸運な出来事に恵まれるように祈っています。

おやすみ。

●to~nさん:表示が正常にされないのはこのブログが置かれているサーバーが重くなるせいかもしれません。夜になると急に重くなる事があるようです。明日の昼間にブログの運営先(FS2)に問い合わせてみますので、対処方法などはもう少々お待ちください。こちらこそブログを読んで下さって、嬉しい言葉まで下さってありがとうございます。楽しく書かせて頂いている事に感謝しております。

黒デニムの奴にコロコロできる日が楽しみだね♪ と思われる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 コロコロに夢中になって外出は取り止めになるかもしれません。そういえば性感の世界も面白いのでいつかエントリーに書いてみたいです(笑)
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早寝も悪いものじゃないと思える理由
Mon.11.03.2013 Posted in 恋愛
今日の休息時間に3DSの『どう森』で遊んでいたら『ネコぐるま』なるアイテムをゲットした。

ネコぐるま!
部屋に飾って奴に自慢できる!!

と、オレは嬉々としてそのアイテムを見てみたら……。

doumori1.jpg

あ、あれ?
普通の押し車?
猫耳とか猫尻尾は?

そういえば『手押し車』の事をネコぐるま(猫車)とも呼ぶんだよな。
てっきり猫がモチーフになっている可愛い車なのかと思い込んでしまったぜ(汗)

猫車という名前の由来
猫足場、ゴロゴロ、なるほど。

で、オレはそれを笑い話として奴にメールで伝えた。すると、『オレもそのアイテムが欲しい!』という返信が返って来た。

猫と名の付くものなら何でも良いのかもしれん。
オレも猫の付く名に改名するか。猫助とか猫三郎とか猫左衛門とか。

そこまで猫大好きな奴は当然のように猫に詳しい。
先日、実家のシロ子が度々食べたエサを吐くようになったので奴に相談したら、

「粒が小さいシニア用に替えたらどうだろう? シロ子は8歳だから消化の良いエサに替えたほうが良いかも知れない」

といったアドバイスを貰ったので妹に試してみるように頼んだら、本当にそれ切り吐かなくなった。

そういばその時のお礼はまだだった。
美味しいランチに誘うか。もう少し時間に余裕のある時期になったら、仕事サボりデートもやりたいしな。

ところで昨夜は23時に寝たぞ。
そんなに早く寝るなんて数ヶ月ぶりだった。

奴は驚きながらも喜んでくれた。
奴は何十回も言ってくれていたからな。「早く眠ればお前の身体の不調のほとんどは治るのに」と。

オレは一時ちょっとした睡眠障害になっていたのだが(今も多少はそうだがかなり改善した)、正直なところ、症状が酷い時に奴にそう言われるのは苦痛だった。

『早寝するって決めた途端に障害が治るなら楽なもんだ』と悪態を付いたり、『起きていたい気分の時もあるのが判らないのか?』と冷たく言い放ったり、それで奴を泣かせてしまった事もあった。

だが、その後は物凄く重い気分になった。オレの為を思って言ってくれる奴にそんな事が言える自分が嫌になってな。
奴の泣き顔は可愛かったが、奴を惨めで悲しい気持にさせてしまったのは物凄く辛かった。胸が傷んで泣きたくなるぐらい。

仕事が行き詰ったタイミングと合わさって、それで酒の量が増えて、胃と十二指腸が傷んだ時もあった(今は治った。が、ハメを外すと極々たまにチクリとするが、すぐに治るので奴には内緒にしている。皆さんも内緒にしておいて下さい・笑)

だが、「早く眠った日には体調が良い」とオレが言うと、奴はとても喜んでくれる。
そうなるとオレは、自分の体調が良くなった事よりも、奴に喜んでもらえた事に嬉しくなってしまう。

まあ、それでも懲りずに夜更かしをして奴に注意されるのだがな。
一度付いてしまった悪癖を治すのは容易でない。それこそ本当に拘束台と足枷を奴に使ってもらわなくては完治できないのかもしれん(笑)……買うかな。

さて、そろそろ今日のまとめに掛かって、明日の準備が終わったら帰宅だ。

奴は今夜も学校があって帰りが遅い。
今夜は何を作っておくか? 久しぶりにサーモンとジャガイモのフライでも作ってみるか。

という訳で、皆さんも引き続き楽しい夜をお過ごし下さい。
今夜は風が冷たいので、体調にはお気をつけて。

今夜も早く眠れたら良いね。学校を頑張っている奴にも良いことがありますように♪ と思って下さる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 ありがとうございます!今夜はアツアツの料理で帰宅の遅い奴を出迎えたいです。
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貴方が好きだから今週も頑張れる
Sun.10.03.2013 Posted in 恋愛
寒かった!

昼間の夏日が嘘みたいだな。
今日は昼と夜で15℃ぐらいの気温差があったと思うが、こんなにも差が出たのは観測史上初めてじゃないのか?(判らんが)

だが、今夜は鍋を予定していたオレ達は好都合だった。
夏場の鍋も美味いが、オレとしてはどちらかと言えば冬に食べたいご馳走だ。

2013_03_10.jpg

鶏肉や海鮮がたっぷりのうどんすき、天麩羅、刺身、フルーツ盛り合わせと、もうこれ以上は食べられない! っというぐらい奴とたくさん食べた。

鍋の時だけは腹が出る事を気にしないようにしている。
だからビールと焼酎も随分と飲んだ。ムーミンのようなポンポンのお腹になるまで(笑)

鍋の具に関してはいえば、奴は鶏肉と海老が気に入ったようだった。
だからオレは「面白いメニューがあるぞ」と言って、生きたままの海老を2匹オーダーして煮立っている鍋の中に入れた。

しかし奴の反応は、「ちょっと残酷だね……」(汗)

海老は鍋の中に入れるとすぐに意識を失くしてしまうそうだが、箸で強く押さえ付けていないとビチビチと暴れる。そんな様子もまた残酷に見えたのだろうな。

「でも美味しいんだぞ」
「ふふ、判ってる。お前はオレに美味しいものばかりご馳走してくれるから」

奴はニコリと笑って海老を食べた。そして今度は「美味しい!」と言ってくれた。しかし殻だけになった海老に向かって、「お前に熱い思いをさせたRはオレがしっかりと虐めておくからね」と言っていた。可愛いのだか意地悪のだか(笑)

食べ終わって外に出ればますます寒くなっていた。
薄い上着だけで来てしまった奴は、「冬に戻ったみたい」と言って自分の頬を擦った。

「大丈夫か?」
「うん。そんなに寒くはないから」

奴はそう言ったが、真っ白な顔をした奴が薄ピンクの上着を着ていると寒く見えて仕方がなかった。
だからオレは奴に寄り添って歩いた。タクシー乗り場に着くまで、休日らしい他愛もない話をしながら。

「今週も頑張ろうな」
「忙しい時期が終わったらまた乾杯しようね」
「楽しみだ」

オレは本当に楽しみで、向かい風に顔を冷たくしながらも胸を温かくしていた。

今夜のビールで交わした乾杯も楽しかった。料理も美味しかった。
また来週もそんな陽気な時間を奴と分かち合えたら嬉しい。そしてその日を思えば今週のハードな仕事も頑張れそうだ。

……オレ個人の副収入などの確定申告もまだだが頑張るぞ(汗)

という訳で、皆さんも楽しい一週間をお過ごし下さい。
明日からまた気温が下がったり上がったりするようなので、体調にもお気をつけて。

今週も皆さんが幸運で楽しい毎日を過ごされるように祈っています。

では、今夜もゆっくりと幸せな夢を。
おやすみ。

<お詫び>
レシピも過去語りも渡辺さんも、全て放置してしまって申し訳ありません。今週はそちらの更新も励みます!

Rも良い一週間を!奴と楽しくね♪ と思って下さる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 ありがとうございます♪お互いに楽しい事がたくさん起きる一週間になると良いですね(笑)
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さようならオレのサディズム
Sun.10.03.2013 Posted in SM・フェチ
様々な法律で縛られてしまった今、本当に欲望をむき出しに出来るイベントは開催が不可能となった。

『汝の欲することをなせ』などとパーティを始める際に主催者がアレイスター・クロウリーの言葉を持ち出したところで、実際には失笑するほど控え目で人目を気にした行為しか出来やしない(この言葉の本当の意味は「好き勝手にやれ」ということではなく「自分の本当の真意」を見つけ出してそれに従えといったもの)

だからオレはこうした集いに退屈を感じ始めていた。
相変わらず苦痛と醜悪と甘美が融合する世界は好きであっても、それを行える場所はもう日本にはないのだから。極秘でやっているところはたくさんあるようだが。

そもそもオレは、他者が普通に行なっているセックスを間近で見ても何とも思わない。複数人の乱交を見たこともあるが無感動だった。

感じまくっている本人達に「混ざらない?」と誘われた事もあるが一度も混ざった事はない。彼等はいつも男根をねじ込まれた性器を指で広げて見せつけながらそう言う。彼等はエロ動画のような『見せる為のセックス』はしていなかったので本当に最高値にまで気持ちを高揚させていた。

そんなオレがイベントに参加していた理由は幾つかあるが、その最たるものは陰気な衝動を満たす為だった。

彼等の前に椅子を持ってきて座って眺めれば、男根を挿し込まれている側の人間がオレのモノを欲しがって手を伸ばし、そんな時だけはオレは無関心では居られずにその人間の手を靴を履いたままの足で踏み付ける。

するとおかしな事に、その人間はそれまでマゾヒスティックなセックスをしていた訳でもないのに急にマゾヒスト化して、もっとしてくれと懇願し始める。

だが、オレはそれ以上の事には興味が無かった。ただ、喘ぎながらオレの方に伸ばされる手を踏み付けたいだけだった。
だから後の事は他の人達に任せた。鞭を渡して、強く尻を叩くように教えて、オレは椅子から去った。

それは一種のサディズムでありフェティシズムだ。
それは、オレが幼少の頃から抱いている嫌悪とも興奮とも区別のつかない感情からやってくる、無意識の内に起こる混沌とした衝動だ。

──と、そんな話を奴にしたら、
「オレにそんな事をしたら承知しない」と言ってオレを抱き締めた。

奴だってサディストのくせに、まるでオレを哀れんでいるかのようだった。奴だってそんな無意識の衝動を持って、それをオレにぶつけているくせに。

「ねえ、こういうイベントに参加するのは終わりにしない?」

部屋の片隅で、床に座り込むオレを抱き締めたまま奴はそう言った。

「オレの事は気にしなくて良いんだぞ? 今はそんな事(手を踏みつける事)をしたいとは思わないし、貴方は好きな恰好でいられるこういうイベントを楽しんでいるだろう?」
「もっと穏やかなイベントの方が落ち着きそうだなって、本当は前から思っていたんだ。知り合いと一緒にこじんまりとしたパーティを開いて楽しむ程度で良いんじゃない? 調教は2人だけでやって」

それも良いかもしれないとオレは思った。
こんな世界を覗くようになってもう10年以上になるが、本当にオレはこうした集いに参加して楽しかったのかどうか判らなくなった。

始まりの挨拶を交わす時だけは笑っていた。
だが後は、自分の中にある嫌悪に取り憑かれて、それを踏みにじる機会を伺っていた。誰かがオレに手を伸ばす時を。

「それも良いな」
「新宿のT君とか、赤坂のMさんとか、そういう人達を呼んでパーティをしようよ。T君なんて前からそういうのをやりたがっていたし」
「そうしよう」
「じゃあ、出る?」
「もう少し」
「名残惜しい?」
「ちょっとな」

うそ臭い乱痴気騒ぎの部屋の中、奴に覆い隠される様に抱きしめられているのが心地良かった。
だからもう少しそのままで居たかった。もう何十年も引っ張られていた神経の緊張が少し緩んだような感覚に浸りながら。

会場を出た後は買い物をした。奴はドレスを着たまま会場を出たのでオレが買った。
本当は鍋屋に行く予定だったが、今夜は自宅で奴と静かに過ごしくなったので変更した。

パンに乗せる生ハムやチーズと一緒にシャンパンを買った。
オレ達はそれで乾杯をした。
奴がパーティの主催者になる事と、オレの心が晴れている事を祝して。

==========

今日はこれから奴と鍋屋に行ってくる。
鍋にワインは合わないのでビールで乾杯しよう。

それにしても今日の煙霧には驚いたな!
オレ達は自宅近辺で買い物をしていたのだが、急に曇って気温も下がって、空も視界も黄色く濁っていったので驚いて自宅に戻った。

黄砂ではなく煙霧との事だが、あんな不気味な色の煙に包まれるのは気持ちの良い物ではない。埃の中には身体に良くないものも含まれていそうだしな。肺にも悪そうだ。

今は空が晴れてきた。
やっぱり青空って良いな。

今夜は楽しく奴と鍋を突くぜ。
店の女将さんと煙霧の驚きを分かち合いながら(笑)

では、皆さんも楽しい休日の夜をお過ごし下さい。

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ホテルX号室に行く前の時間潰し
Sat.09.03.2013 Posted in 恋愛
■すみません<余談>に書いた事(更新頻度を下げるかもしれないという内容)はもうちょっと考えることにしましたm(__)m

休日の夜に、ごきげんよう。

今朝、奴とちょっとした諍いを起こした。
昨日のエントリーに書いた、『大きなパフェを食べに行く時には奴を誘わないで他の人(若い男の子)を誘って行く』という事を奴に伝えたら、奴が不機嫌になってしまってな(汗)

「甘いものを食べに行くのに貴方を誘ったら無理をするかと思ったんだ」
「その店は甘いものしか置いてないの?」
「いや、色々あるが」
「じゃあオレを誘っても良いじゃない。それにオレだってそんな珍しいパフェなら見てみたいよ」

オレは奴に1000回ぐらい頭を下げて(100倍ほど大袈裟に言っておりますが気持ちの上ではそんな感じでした)、ようやく機嫌を直してくれた奴と共に巨大なパフェが食べられるカフェに行ってきた。

このカフェを知ったのは友人から教えて貰ったからなのだが、カフェのHPの写真を見た時には驚いた。

けれど、どうせ撮影用のパフェは実物よりも多少ボリュームを増やしているのだろうと思っていたのだが(某ハンバーガーショップのハンバーガーのボリュームが写真と実物で大きく違っているように)、テーブルに運ばれてきた実物のパフェは本当に写真と同じボリュームだったのでまた驚かされた。

2013_03_09_4.jpg

このカフェ一番の人気パフェの『社長』
チョコレートケーキ、抹茶ケーキ、チョコバナナ、3段バニラアイス、生クリーム、傘、夜には花火という、それまでのパフェの形態を無視した前衛的な盛り付け。

パフェそのものにも感動したが、これをキレイに作り上げる職人さんの腕にも感動した。良く崩れないように作れるものだよな!

「クレイジー……」
「2人で食べ切るんだぞ」
「頑張る!」

奴は「絶対に食べるんだ!」とプリプリしながら来たので引っ込みが付かなかったようだ(笑)
結局オレが3分の2近く食べてあげたけどな。奴は別に注文したロコモコなどを多めに食べて。

「でも、思ったよりは甘くなかった」
「一人でも食べ切れる味にしているのかもな」
「これを一人で食べるのはお前も無理でしょう? ところで、今朝はごめんね。そんなにお前が行きたがっている店に誘ってもらえなくて寂しかったんだ」
「流石に無理だな。いや、オレの方が悪かった。迷惑になるって決め付けないで誘えば良かった」

パフェと料理を空にした後、オレ達は珈琲を飲みながら仲直りをした。

パートナーの事は何でも知っていたい。
何でも知るのは無理だから、知り得る事が出来る範囲で教えて欲しい。

感心のある事は何だ?
誰の事を一番に好きだ?

それが判らなくなると不安になって喧嘩をしてしまうのは判っている筈だったが、それでも見落としてしまったオレの包容力はまだまだだな。

「次回は『嵐(これも大ボリュームのパフェ)』が食べたいな」
「今日のより凄くない?」
「周りのシュークリームを半分ずつ食べような」
「太っても知らないよ」

カフェを出た後は、南新宿は良く判らないので西口に出た。

そして今日の夏日に触発されたように薄手の普段着を何枚か買った。
それからPAULでパンを買って、次はイベントが開催されるホテルへ。

イベントの内容は、またいずれの機会に。

そういえばカフェに入る前にちょっとした要件があって、その待ち合わせ時間の調整をする為に南新宿の駅ビルの中を見て回った。

「西新宿には良く来るし、東新宿にもたまに来るが、南新宿は用事がなくてまったく来ない」と、そんな事を奴に話したら、「じゃあ面白い発見があるかもね」と言われて。

そうしたら、本当にあった。
いつもとはちょっと違った感じの面白いムーミンを発見。

2013_03_09_1.jpg

目が小さい。
トロールというよりもカバに見える(笑)
だが豚革で出来ているのでぬいぐるみには無い雰囲気がある。アダルティなムーミンマニアならきっと欲しがる逸品だ。

「わあ、欲しいな。買っちゃおうかな」

オレの隣にもいた。
ムーミンを愛する余りに渋好みのムーミンを求めるようなった男が。

「買うか?」
「自分で買うよ。これから部屋の模様替えをするから、それが終わってから買う。飾る場所を決めて」
「そうか」

これで来月のプレゼントは決まったぜ。

来月は奴の学校が2年目になるし、仕事での立場もちょっと上がる。だから何か良いプレゼントはないものかと悩んでいたがタイミング良くこのムーミンに出会えた。
きっと運命だ。ムーミン、ムーミンママ、ムーミンパパ、一家揃えて奴に贈るぞ(笑)

春にもたくさん奴との予定がある。
今は自宅や飲食店で2人で3DSで遊んでいることが多いが、来月になればまた慌ただしく外で遊び回る事になるだろう(遊び回るというほど時間はないが)

だが、3DSに大ハマリしている奴の友人はクラブやパブでも3DSを開くようになった。もしかするとオレ達もそうなるのかもしれん。
正直なところ、はじめはちょっと退屈だと感じていた『どう森』だが、少し先を進めてみたら面白くなってな。会社でも毎日、奴とその話題のメール交換をしている有様だ(汗)

だがまあ、ゲームが2人の共通の趣味になるなら、それはそれで良いと思う。それでオレ達の主従愛が変わる訳ではないしな。「あのアイテムが100個欲しいからお前が集めておいてよ!」とか奴に命令されるのは困るが(笑)

という訳で、楽しい土曜日の夜の乾杯。

皆さんも楽しく過ごされているなら何よりです。
週末の時間は長い。今夜はゆっくりと好きな事を満喫してお過ごし下さい。

では、また深夜か明日に。

<余談>
●今日のカフェに来ているお客さんの70%は女性同士のグループだった。20%は男女のカップル、10%は男性同士。だからちょっと恥ずかしかった(笑)

男性同士が極少でも食べたいものを食べてハッピーになろうぜ! と思われる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 ホテルのデザートブッフェには多くの男性客が来るので今日は気にしないで行ってしまいました(笑)
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クアトロフォルマッジの甘い蜜
Fri.08.03.2013 Posted in 恋愛
クアトロフォルマッジが美味しいイタリアンレストランでランチを食べた。
4種のチーズを乗せて焼いたピザに蜂蜜を垂らして食べるのだが、奴に大好評だった。

オレもこのピザは大好きでな。
先月実家に行った時も、伯父さんの息子さん(以降、K君とする)と一緒に食べた。

その時オレはK君から恋愛の悩みを漏らされた。
『好きな人が出来たが余り好かれていなさそう。好きになった相手にモテるにはどうしたら良い?』と、実際にはかなりボカした言い方だったが、そんな内容を。

「その年齢でそんな片思いをすると思い詰めちゃうかもね」
「悩ましい年頃だよな。K君って『男の娘』とか『BL漫画』が好きだから、好きになった相手って男なのかと思ったら女の子だった」
「日本人のそういうところって複雑だね。ゲイじゃない男の子が男同士で恋愛する漫画が好きだなんて。で、お前はアドバイスできたの?」
「ファッションのアドバイスだけな。K君は自分の容姿を、あの年頃の子が読むファッション誌のモデルみたいに変えたがっていたから」

本当はファッション以外にもアドバイスした。

K君が余りにも自信なさそうに「あの子のタイプじゃないから無理なんだ」と言っていたので、「30代を過ぎたら男の価値は容姿よりも経済力に傾いてくるから、もしも無理だったら才能を磨くのを頑張るのも良いぞ」と言ってやったが、そんな夢のないアドバイスはしない方が良かったかもしれん(汗)

だが、相手が高校生の女の子となるとオレがアドバイス出来る事は少ない。オレは青少年の参考になるような恋愛の始め方をした事がほとんどないからな。いつも気持ちは一途だが。

訳あって、オレはK君に頼られる事がたまにある。だが恋愛相談役は務まらなかった。

だからK君が春休みに入ったら良いサロンとショップに連れて行ってやろうと思う。そしてその帰りには、奴が付き合ってくれなさそうな大きなパフェが食べられるカフェに行くぜ♪
大学生のバイト君もそうだが、今時の若い男の子は甘いもの好きが多くて、誘えば素直に「食べたいです!」と言ってくれるから嬉しい。

「成就すると良いね」

クアトロフォルマッジの最後の一切れを取って、奴がそう言った。
オレは頷いて、「もう1枚頼むか?」と訊いた。1枚を2人で半分にして食べていたが、奴は物足りなさそうだったので(笑)

「今日は気候が良いし、あまり食べると眠くなりそうだ」
「貴方が眠そうにしていたら呼び出して虐めてやる」
「どこに呼び出すの?」
「社長室。今週はいないはずだからな」
「楽しみにしている。必ず呼び出して」
「……やっぱりホテルにするか。バレたらマズイ」
「社長室じゃないと嫌だ。思い切り大声を出して感じてあげるから必ずね」
「意地悪いな」

奴はふふっと笑って、テーブルの下で靴を脱いだ足を伸ばしてオレのそれをぎゅっと踏み付けた。
その突然な行為にオレは驚いた。そしてその刺激にすぐに反応してしまって照れ笑いを浮かべた。

「オレの息子は今日も元気だな」
「そうだね。こんなに元気」
「このままじゃ会社に戻れないからイくまで足で擦ってくれ」
「足が疲れるからこれで終わり。続きはまたお手洗いで一人でやってね」

奴はそう言って、吊り上がった目でオレを見やって、指先に垂れた蜂蜜を舐めた。

奴って酷い男だよな(汗)
その気にさせておいて「さよなら」は一番罪深いぜ。
何故か、奴の足にあっさりと捨てられたオレの息子はそれでもっと元気になったようだが。

だが、この週末には久しぶりのフェティッシュなイベントを控えている。
場所は都外でちょっと遠いが、ホテルに一泊して楽しんでくるつもりだ。かなり久しぶりに奴のイカれた女装姿が見られるから幸せだぜ!

その感謝を込めて、この週末は奴の食べたいものを大盤振る舞いする事にした(奴は「止めて!」と言っているが)
割烹とスペイン料理に行きたがっているので、その両方に案内するつもりだ。

割烹に行きたがっている理由が面白くてな、その店の壁に掛けてある『役者』というおしながきの札が見たいそうだ。

『役者』とは、『大根』の事だ。
つまり大根役者な(笑)

オレも初めてお客さんからそれを聞いた時には受けた。
きっと奴もおしながきを見て楽しんでくれる事だろう。

2013_03_08.jpg
本日の写真はイメージです。今日の美味しいピザの写真も撮っておけば良かった。

それにしても今日は暑かったな。
都内のお客さん宅にお邪魔したら、庭の桜が咲いていたので驚いた。
都内では3月下旬から咲くのが平均的だが、昨日と今日の暑さで早咲になってしまったのだろうな。

花見も楽しみだ。
今年も千鳥ケ淵、隅田公園、新宿御苑、上野公園と、奴とたくさん回りたいぜ。

去年計画して実行出来なかった深夜の花見もしたい。
本当に出来るかどうかは判らないが、マニアの間で噂に聞く花見調教をする為に。

という訳で、今夜はこれから奴と自宅で乾杯だ。

沖縄に仕事とゴルフをしに行っていたボストン君が沖縄のお酒をくれたので、それを開けようと思っている。
奴の口に合うか判らないが、合わなかったらオレが口移しで飲ませるので問題ない。って問題か(笑)

皆さんもステキな金曜日の夜を。
今夜も明日もたくさんの楽しい出来事があるように祈ってます。

おやすみ。

花見調教を行ったら是非ブログで詳しく書いてね! と思って下さる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 ちょっとハードでマニアな内容になりますが良いんですか?目の毒にしかならないかもしれませんよ(笑)
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珈琲タフィを持っている猫
Thu.07.03.2013 Posted in 恋愛
今日の午前中は実家に行っていたのだが、オレは2時間ほど暇になったので妹に食事を作ってやった。妹はオレとは違って部屋中を歩き回って忙しかったから。

作ったのは簡単なビーフのスパゲティだが、妹の口に合ったように随分を喜んでもらえた。

「料理が上手いね」
「週に何回か作ってるからな」
「彼氏さんも美味しいって言ってくれるでしょう?」
「まあな」

オレは素っ気なく答えたが内心ではデレデレしていた。それを顔に出さないようにするのに苦労した(笑)

実家から会社に行く際、妹に手土産として持って行ったお菓子の箱を渡した。
すると妹はこんな事も言った。「ありがとう。Rちゃん優しくなったね。ここに来る度にお菓子をくれて。彼氏さんと付き合うようになってからかな?」

優しくなったというか、確かに奴と付き合うようになってからはプレゼント選びが趣味になった。
まあ、それが相手に喜ばれるなら悪い気はしない。ましてや妹はオレの家族だ。喜んでもらうと気持ちが穏やかになる。

会社に行って半ばサボりながら仕事をして、夕方には奴のいる部署でミーティングを行った。

それが終わった後、奴は先日オレがあげた『肉球ポーチ』から珈琲味のタフィを出して、「お茶うけに」と言ってミーティングメンバーに配った。

「可愛いポーチだな」
「恋人が買った雑誌のオマケなんだ。猫が好きだから貰っちゃった」
「Y君ホントに猫好きだね」

奴が同僚とそんな話をしているのをオレは心の中でニヤニヤしながら聞いていた。
オレも奴から貰ったリングを常に左手の薬指に嵌めているが、そういう装飾品の類は滅多に話題にはして貰えない。どうせ話題にした所で恋人とのノロケを聞かされるのが関の山だと判っているからなのだろう。

良いな、オレも会社で惚気て「恋人が~」とか言ってみたいぜ。
オレも猫ちゃんやムーミンやニャンコ先生のグッズを持ち歩けば良いのだろうか? 不似合いの余りにもっと引かれそうだが。

『リング入れにするんじゃなかったか?』
『お菓子の方が良いと思って』

メールで奴はそんな事を言っていたが、本当はそういう可愛いものを会社に持って行って同僚などに構われてキャピキャピしたいからのように思える(汗)

女装好きになってから奴も色々と変わったな。
前よりも陽気にはしゃぐようになったし、発言が多くなった。そしてそういった変化は、ますます奴を猫耳やピンクのラバースカートの似合うキャラクターに成長(?)させたように思う。

『性癖の変化』は普段の雰囲気や容姿までも変えるものだ(変化の大きさには個人差があるが)
それは奴も例外ではなかった。猫みたいになった。昨夜のような事を平気でやる立派なサディストにもなった。

ところで、
今日は比較的早く帰宅できたので、奴の為にクッキーを焼いた。
ミロを使った、砕いたチョコとクルミを入れたクッキーだ。奴はナッツ入りのクッキーが大好きだからな。

2013_03_07.jpg

SPRiNG(スプリング)という雑誌に付いていたムーミンのトートとポーチを添えて奴に出したら、奴は物凄く喜んでくれた。さて、このトートとポーチには何を入れるのだろうな? (この雑誌をツイッターで教えて下さったmさんに感謝致します。いつもありがとうございます!)

なかなかいい具合に焼き上がった。
だが、『きび砂糖』を切らしていた為に『てんさい糖』を使ったら素材に完全に溶けてくれなくて、ちょっと表面がボコボコしてしまった(汗)

「ふふ、甘くて美味しい。子供に戻ったみたい」
「ミロを使ったせいか可愛い味だよな」
「オレにも作り方を教えて。アレンジして作ってみたい」

簡単なレシピなのでオレはその場で教えた。
奴の事なので甘さを控え目にしてドライフルーツを入れるかもしれん。今から楽しみだ(だが先日のアレルギーの件があるので桃だけは使わないだろう)

しかし、今夜のティータイムは甘い事ばかりではなかった。
最近またオレの睡眠時間が滅茶苦茶になっていると奴に厳しく注意さてしまった(汗)

「3時は酷すぎる。お仕置きを期待してる訳じゃないよね?」
「まさか!(実は期待しているが) すまない今夜から遅くても0時には寝る」
「もう。今度3時まで起きていたら玄関に正座させて膝に重石を乗せるからね」

奴は拷問史の本でも読んだのだろうか……。そんな事を言われたらゾクゾクするじゃないか。

だが本当に睡眠リズムを正さないとな。
オレはどうしていつもこうなんだ? 睡眠リズムを正せばかなり身体が快適になるのは判っているのにな。

という訳で、そろそろ寝る準備をしよう。
今夜は早くベッドに入って奴と『どう森』で遊ぼう。
お互いに部屋を広くさせて家具が揃い始めたので楽しくなってきた(笑)

皆さんも良い眠りを。
明日の仕事が終われば週末だからな。明日は充実した1日にしようぜ。明日も皆さんが幸運であるように応援しています。

では、ゆっくりと楽しい夢を。
おやすみ。

クッキーとムーミンを喜んで貰えて良かったね♪でも早く寝るように! と思われる方はランキングバナーのクリックをお願い致します。 一瞬で眠れるスイッチが身体のどこかにあれば良いのにな。どうも睡眠は退屈に思えて苦手だ(汗)
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強制実行
Thu.07.03.2013 Posted in SM・フェチ
■このエントリーにはBDSMの要素が含まれております。苦手な方はご注意ください。

「彼等、オレ達の本当の関係を知ったらどんな顔をするだろうね?」

友人達と別れた後にオレ達は喫茶店に入ったのだが、奴はそこで突拍子もない事を言った。

奴の友人はオレ達が付き合っている事を知っている。だから奴が言っているのは主従恋愛関係の事だ。

知ったら? そりゃあ驚くだろう。
オレはそう答えて笑った。どんな事をやっているのか見せて欲しいと言い出すかもしれない、といった冗談も付け加えて。

「見せてあげようか?」
「良いぞ。さっきみたいなバーで見せるなら、オレは貴方が床に落とした料理を四つん這いで食べてやる」
「それよりもオレにオナニーを命令されてするっていうのはどう?」
「良いな。どうせなら貴方にフォークを足に突き立てられて脅迫されながらしたいぜ。その方が感じる」

オレはあくまでも冗談で言った。
だが奴はそうではなかった。オレの言葉に頷き、テーブルの隅に置かれているカトラリー入れから銀色のフォークを取り出すと、それをオレの足に押し付けて「始めて」と言った。

太腿に痛みが走った。
奴のオレを見る目に笑は浮かんではいなかった。

もしかしたら冗談ではない? それとも本気に見せかけた冗談か?
オレがそんな事で躊躇していると、奴はもっと強くフォークを突き立てた。スーツの布と共に皮膚に深く食い込ませるように。

「早く」
「本当に? ここで?」
「そうだよ」
「だけどこんなところで」
「暗いし誰も見ていない。命令だ」

フォークが食い込んでいる太腿に熱が篭ってきた。
オレはそっと周囲を見回して、下げたファスナーの中から自分の物を取り出した。けれど露骨に出す事はできずに、それの上にYシャツを被せた。

「見えないじゃない」
「勘弁してくれ」
「駄目」
「判ったから、せめてこのままでさせてくれ」
「仕方がないね」

オレはゆっくりと自分のものをしごき出した。
普通の喫茶店の中で、強制的にオナニーを命じられて、Yシャツに包まれたそれを握って。

その喫茶店は古めかしい作りで、広いスペースに幾つもの4人掛けの座席が並んでいて、それらは全て仕切られていた。
近くの席に誰もいなかった事に感謝した。そして適度なボリュームでクラシック音楽が流れていた事にも感謝した。

「いつまでやれば良いんだ?」
「出すまでだよ」
「こんなところで無理だ」
「そんなに勃っているのに? シャツが濡れてるよ」

シャツがヌメっている事にはオレも気付いていた。
だが、だからといってこんな場所で射精など出来る筈がなかった。
……いや、出来たのかもしれなかった。かつて、一度だけだが、オレはある店内で奴に強制射精を実行させられた事があったのだから。

「本当に無理?」

奴はオレの太腿に突き立てていたフォークの裏面でシャツを濡らしている物の先を撫で回した。クルクルと。

すべらかで冷たい金属の感触は刺激的だった。
オレは思わず声を漏らした。
そして、奴に視線を向けて「ここじゃ匂いが残るだろう、前みたいにすぐに移動できないから」と囁いた。

「そうかもしれないね」
「帰ったら幾らでもする」
「それじゃ面白くない。そうだ、ここのレストルームでしてきて。最後まで。終わったらオレにメールするんだ。その証拠をカメラで写して」

奴の手にはいまだフォークが握られていて、その先端はオレのものに向けられていた。

奴は本気で刺すつもりではなかった。
だがオレは了解した。
主従恋愛とは従者が恋人である主人の命令に従うものであるし、マゾヒストとはねじ伏せられて従う事に喜びを感じるものだから。

オレは興奮に任せて自分を責め立てるように激しく手を動かした。
達するまでに時間は掛からなかった。

手のひらに放ったものをiPhoneのカメラで撮影した。
そしてそれを奴に送るメールに添付した。『貴方の命令に従った証拠です』という件名を付けて。

帰宅してからもちょっとした続きがあったが、長くなるので割愛しよう。
そんな事があった為に、今夜は予定していた焼き菓子を作ることが出来なかった。

もっとも、オレとしては奴に奉仕さえ出来れば満足なので、焼き菓子でも強制自慰でもどちらでも構わない。だからこれはこれで円満な夜だった。

そして、気付いてみればこんな時間だ。
明日は午前中に私事があって会社に出るのは午後からだ。その私事も10時からなので、つい気が緩んで夜更かしをしてしまった。

今夜はブログを書けないと思っていたが、興奮を収めるには出して(書いて)しまうのが一番だな。
これでモヤモヤは晴れて良く眠れるだろう。いや、眠る前に『どう森』の勉強をちょっとだけしておくか。これも奴へのご奉仕だぜ(笑)

皆さんはもう眠られているだろうな? どうぞ引き続き良い夢を。
これから眠られる方も楽しい夢が見られますように。

明日も沢山の幸運な出来事があるように応援しています。

おやすみ。

<余談>

「友人の前で本当にあんな事をさせるつもりか?」
「まさか。させたらオレは一人ぼっちになってしまうよ」
「オレがいるじゃないか」
「それでも嫌」

という事らしい(汗)
だが調教の時に必要なのはリアリティだ! 本気としか思えない脅迫、本気としか思えない緊迫の雰囲気、それらを欠いてSMの真髄は物語れない!

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