あたたかな手に感謝して
Sun.09.12.2012 Posted in 恋愛
「おめでとう、良かったね」
「ありがとう。細密検査の結果はもう少し先だけどな」
「でも手術をした時点で悪性ではないって言われたんだよね? それならきっと大丈夫だよ」

今夜は中華レストランで食事をした。

昨夜も外食だったので今夜は自炊にしようと思っていたが、今朝、福島の叔母から嬉しい報告があったのでお祝いにちょっと美味しいものを食べに行く事にした。

オレと奴が中華料理を食べたからといって、それが叔母への祝福になる訳ではないのだがな。
だが気分的に、「美味しいものを食べてお祝いだ!」と浮かれずには居られなかった(笑)

2012_12_09_2.jpg

食事をしながら奴と、叔母に贈るお見舞いの品を考えた。
何か美味しいものを……と思ったが、肩甲骨や胸の付近など三箇所も手術で傷を負ったので、今回は食べ物は控える事にした。傷が痛む時は食欲どころじゃないからな。

「じゃあ、色んな店や本屋で使えるギフトカードにするか」
「良いと思うよ。今は手術をしたばかりで欲しいものが何も浮かばないかもしれないけど、元気になった時に好きなものを買って楽しんでもらえるからね」

それから叔母の旦那さんにも何かを贈る事にした。叔母が入院している間は、叔母の大切な猫達の面倒を甲斐甲斐しく見てくれたそうなので(笑)

「何にするの?」
「お酒の好きな人らしいから、それで良いかもな」
「ホッと一安心した時に飲むお酒は美味しいしね」

奴が良い事を言ってくれたのでそれに決定した。
ちょうどオレ達が食事をしたホテルには良い酒を売っているリカーショップがあったので、そこで美味しそうなのを一本包んでもらう事にした。

2012_12_09_1.jpg

「このウイスキーは美味そうだな」
「これにする? お祝いのお酒としては価格も手頃だし」
「いや、オレが飲みたいんだ」
「今日はお前のは買わないの」

奴に尻をペンと叩かれた(汗)
しかしあのウイスキーには心惹かれた。後日こっそりと買って、大晦日の夜に奴と飲みながら新年を迎えるかな。

「奮発して良いお酒を買ったね」
「凄く安心したからな。本当はちょっと怖かったんだ」
「何が?」
「両親が揃って重い病気で倒れて、叔母まで手術になって、黙っていたが実は他の親戚も癌の疑いがあった。血の繋がりのある人間が次々にそういう事になると不安になるもんだ。自分は大丈夫なのか? ってな。今は健康でも将来に万が一の不安を感じてな」

帰り道、オレは奴にそんな話をした。
奴には余り弱い部分を見せないようにしているが、けれど実際には奴に一番そんな部分を見せているのだろう。

オレは平然とした口調で言ったつもりだった。
だが奴はオレの手を握って、オレを励ますように言ってくれた。「大丈夫。お前はずっとオレと一緒にいるって約束してくれたし、オレはずっとお前の傍にいるって約束したから。二人でずっと楽しく暮らそう、何があっても」

それは不確実な約束なのかもしれないが、そんな約束があるからこそ『不安などに負けてはいられない』という気持ちが沸き起こってくるものだな。

オレは「そうだったな」と言って、奴の手を握り返した。
そしてタクシー乗り場まで手を繋いで歩いた。
奴の温かな手に感謝しながら、後はずっと楽しい話だけをして。

今日は良い日だった。
幸せを世界中の人々に贈るサンタクロースが舞い降りる今月は、みんなみんながハッピーになれば良いな。全ての不安も苦しみも消えてしまってな。

いや、今月に限らず毎月そうなれば良い(笑)

という訳で、皆さんも楽しい休日を過ごされたなら何よりです。
明日からまた平日が始まるが、今週も充実した一週間になるように応援しています。

では、今夜もゆっくりと幸せな夢を。
おやすみ。

<余談>
今夜はようやくミッドタウンのイルミネーションを奴と一緒に見に行ったが、願い事を書き込む『おねがいスノウマン』はもう終了したんだな(泣) 写真は後日お披露目致します。

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天使が舞い降りた朝
Sun.09.12.2012 Posted in 恋愛
夜の外出の前に、ごきげんよう。

今日は朝から寝室の大掃除をした。
そろそろ年末が近いという事もあるが、昨日と一昨日はベッドを中心に寝室をメチャクチャにしたのでいい加減に整理整頓したくなった(笑)

最初はシーツやカバーを取り替えて、出しっぱなしの物を片付ける程度で済ませるつもりだった。だが、ベッドの下を覗き込んだら埃っぽくて、そんな細かな所にまで手を伸ばす事にした。

「こんなところまで掃除するのは一年ぶりか?」
「夏にもしたよ」
「そうだったな。あの時も埃が凄かったが、4ヶ月ぐらいでまたこんなに……あ」
「何?」
「何か落ちてるんだ。なんだこれ? ……パンツ?!」
「ええ? 誰の?」
「……(パンツを広げて)貴方の」
「ええ!? って頭にかぶらないでよ! 匂いを嗅ぐのも駄目!!」

奴に思い切り頭を叩かれた(汗)
ちゃんと広げて確認したが、洗ったばかりのようにキレイだったから被ったのにな。

「このパンツ、そういえばずっと見てなかった。こんなところに落ちていたなんて」
「多分、オレが脱がせて、セックスをしている間にベッドの下に落ちたんだろうな」
「汚れてないって事は、オレがシャワーを浴びた後に履いたパンツだね」

暫し、オレ達はそのパンツを前にして過去の思い出話に耽った。

それはオレが選んだノンブランドのローライズで、水色を基本とした色合いがキュートなものだった。
オレも奴もそのパンツを気に入っていたので、こうして感動の再会が果たせたのはとても嬉しかった。大袈裟な表現だが(笑)

ひょっとするとあのパンツは、忘却の過去からのクリスマスプレゼントだったのかもしれない。
あるいは、あのパンツはずっとオレ達の言葉責めや鞭の音や喘ぎ声を、暗いベッドの下で聞きながら寂しく過ごしていたのかもしれない。

ならば大切にしよう。
奴が穿いた後には、オレが愛を込めて頭からかぶって。

あと1つ、今朝はステキなプレゼントを受け取ったが、もう時間がないのでまた後で。

では行ってきます。
皆さんも引き続き楽しい日曜日の夜をお過ごし下さい。

ステキなパンツのプレゼントだったね、おめでとう!! と思って下さる方はバナーのクリックをお願い致します。まるで空から水色の翼の天使がふわりと舞い降りてきたような歓びでした(笑)
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