ハッピー ドリーム ナイト キス
Thu.13.12.2012 Posted in 東京ディズニーリゾート
奴はセンター・オブ・ジ・アースに乗る前に猫の耳の付いた帽子を取った。

そして降りた後、再び帽子を被ろうとしてバッグから取り出した。

「被らせてやる」
「ありがとう」

オレは奴から帽子を受け取った。
そして帽子を奴の頭に被せる時にキスをした。

行き交う人々の影が重なる暗がりの中、ライトアップされたコロンビア号が美しく見えるメディテレーニアンハーバのほとりで。

奴は微笑んで、クリスマスショーのミッキーの台詞を真似て、「ずっと一緒にいよう」と言った。
オレは笑い返して、「ずっと愛してるぞ」と言った。

照れ臭さを忘れてしまうほど美しく情熱に満ちた夢の国の夜。
こみ上げる想いに任せて素直にキスが出来たのは、ここが喜びと幸せの国だからなのかもしれない。

今夜が終わってしまっても、明日もまたキスをしよう。
今夜は夢の国で夢を見て、目覚めたらまた笑いながら手を繋いで。

という訳で、明日はランドだ。
夢の国でのデートはまだまだ続くぞ。
明日のキスは、いつものあのアトラクションの中だな(笑)

そういえば今日は、オレ達の他にも同性同士でキスをしていたカップルがいた。
お陰でオレ達は……と、続きは帰宅してから。

明日も夢の国より皆さんの幸運を祈ってます。
楽しいことが大好きな陽気なサンタクロースが皆さんの夢を叶えてくれますように!

おやすみ。

おやすみ、良い夢を!帰宅後の続きの話も待ってるよ! と思って下さる方はバナーのクリックをお願い致します。土産話はノロケばかりになりますが、それでもよろしければ(笑) 皆さんも良い夢を!
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ダッフィーキッス
Thu.13.12.2012 Posted in 東京ディズニーリゾート
東京ディズニーシーより、ごきげんよう。

この晴天にインパ出来たのは嬉しいぜ。前回も前々回も雨だったからな(笑)

今日は今まで行った事のないアトラクションやレストランをメインに回る予定だ。

さっき、はじめて『レストラン櫻』で食事をしたが美味しかった。
エントランスの扇を飾ったツリーも、人間臭い顔をした和風の猫飾りも、エキゾチックジャパンでステキだった。
(写真は帰宅したらお披露目します)

そしてようやく『ビッグバンド・ビート』を観た。
今まで余りショーには関心がなかったが、物凄く良かったぜ! 刺激的なアトラクションに乗っているようにアップテンポな気分になってな。

「クリスマス最高! 盛り上がったな!」
「もう一回並んで見たいぐらいだ!」
「デイジーちゃんがセクシーでキュートだった!」
「ミッキーもセクシーで格好良かった!」

観終わった後もオレと奴はハイテンションだった。

会話で盛り上がるだけでは物足りなくて、ショーのミッキーとミニーを真似て、家から抱っこして持ってきたダッフィーとシェリーメイにキスをさせた。

オレがシェリーメイを持って、奴がダッフィーを持って、二匹の口を重ねてチューっと(笑)

「オレ達は夜になったらしような」
「うん。今夜のシーはイルミネーションに輝いて綺麗だろうね」

今日はパークが終わるまで遊ぶぞ。
シーのクリスマスパレードを観て(これも初めて観る)、アトラクションにもたくさん乗って。

夢の国のデートは夢のように楽しまないとな!

それにしても、今日の奴の格好は可愛くて目立っている(笑)
派手ではないんだが、猫耳帽子と猫耳バッグがな。ちょっとコスチュームっぽくて、ゲストというよりキャストに見える。金髪の外人さんだから余計に。

今夜はホテルに戻っても着替えないでそのままの格好でいてもらうんだ。
そしてガラスドアのシャワールームで……という話も帰宅してからしよう(笑)

では皆さんも楽しい一日を。
今日も皆さんに沢山の楽しい出来事があるようにシーから応援しています!

今日は夢の国で楽しいデートを満喫してきてね! と思って下さる方はバナーのクリックをお願い致します。ありがとうございます、シンデレラの時間が過ぎてもまだまだ楽しみたいです!
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心優しいスノーマン
Wed.12.12.2012 Posted in 恋愛
「今どこにいる?」
「メガネ君の近くだよ」
「判った、あと5分で行く」

仕事の後、オレ達は『メガネ君』の近くで落ち合った。
メガネ君とは今の季節にだけ現れるメガネを掛けたスノーマンの事だ。

2012_12_12_11.jpg

「誰だ?」

そっと奴の背後に立ってそんな問いかけをすれば、奴は笑って「スノーマン?」と言った。
けれどそれは不正解だった。
オレはその近くにあるベーカリーで買ったパンの包みを奴に渡して、「ハズレ、サンタクロース」と答えた。

「ありがとう、家で一緒に食べよう」
「遅くなってすまない。退屈だったろう?」
「それがさ、あっちの大きなスノーマンを見ていたら二組のカップルに写真を撮って欲しいって言われて忙しかったんだ」

奴はニコニコしながらオレに向かってカメラのシャッターを切るフリをした。
寒空の下でも奴の顔は朗らかで、見ているオレは温かい気分になった。

「一杯だけ飲んで帰るか。その後で向こうのスーパーで今夜の食事の材料を買おう」
「そうだね。何を飲むの?」
「ホットワイン。昨夜は寒くてずっと飲みたかったんだ」
「昨夜は大変だったね。今夜はゆっくりしよう」

奴もオレと同じワインを注文して乾杯をした。
身体を寄せあって飲むホットワインは、昨夜から忙しくて凝り固まった身体を心地良くほぐしてくれた。

オレは深く息を吐いた。
「疲れているなら晩御飯はオレが作っても良いよ?」と奴は言ってくれたが、その溜息は疲れから漏れたものではなかったので「大丈夫だ」と笑顔で言った。

働いて疲れて、仕事から解放されて美味しい酒を飲む。
穏やかに奴と話をしながら、オレの話に耳を傾けてくれる奴に深い愛しさを感じながら。

幸せを感じる状況はいろいろとあるものだが、オレが最もそれを感じるのは、そんな時なのかもしれない。
心が暖かく満たされる思いがする。じんわりと、温かなワインを飲んでいる時のように。

「今夜は何を作るの?」
「シーフードのペスカトーレは?」
「食べたい。ホタテを入れて欲しいな」

バーを出てスーパーで買い物をした。
今夜の材料と、クリスマスのチョコレートも幾つか買った(笑)

その場所を離れる前に、大きなスノーマンの前で奴の写真を撮った。
『おねがいスノーマン』の期間は終わってしまったが、奴にもたくさんのハッピーをプレゼントして下さいと願いを込めながら。

2012_12_12_13.jpg

帰宅して、奴と「お帰り、お疲れ様」のキスをし合った後、オレはすぐに料理に取り掛かった。

煮込めば簡単に出来るレシピなので味はまずまず美味しく仕上がった。
今夜も奴は『恒例の大絶賛』をしてくれた(笑)

「お前の作るスパゲティのソースって大好き。今日のはこの前のよりピリッとしていて美味しいよ」
「鷹の爪をちょっとだけ多く入れてみたんだ。スパイスは身体が温まるからな」
「インパから戻ったらまた作って」

今日の美味しい弁当のお礼になるぐらい美味しいペスカトーレを作りたかったが、どうにかその願いは叶ったようだ。あの大きなスノーマンのお陰か?(笑)

2012_12_12_14.jpg

そんな訳で、今夜はスノーマンに感謝しておこう。
奴に何度もキスをしたくなる楽しい夜をありがとう、と。

それにしても、身体が温まってホッとするとキスがしたくならないか?
寒い外から温かな場所に帰ってくると幸福感を感じてな。ぬくぬくしながら好きな人と平和に戯れて何度もキスをしたくなる。

「嬉しくてじゃれたくなる感じ? 猫みたいだね」

それを奴に言うと、奴はそんな事を言って笑った。
そして、「こう? こんな風に?」と、何度も何度もオレにキスをした。

今夜は眠る前にもたくさんキスをしよう。
猫みたいにじゃれて、そして眠って楽しい夢を見たい。

皆さんも良い夢を。
夢の中でも、明日も、皆さんにたくさんの楽しい出来事があるように祈ってます。

おやすみ。

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思い出はいつも最高に幸せでありますように
Wed.12.12.2012 Posted in 恋愛
午後の休息時間に、ごきげんよう。

昨夜は朝の4時に寝たので眠いぜ(汗)
だが仕事が終わって良かった。これで現時点での使命は果たしたので心置きなくTDRに行ける。

ところで今朝は、奴にモーニングコールを頼んだ。
昨夜はサウナに行っている余裕がなかったので会社の多目的部屋のソファを借りて仮眠したが、携帯のアラームだけでは心細かったので奴に起こしてもらうことにした。

時間が来てiPhoneの呼び出し音が鳴った。
眠りに就いてまだ2時間しか経っていなかったので物凄く眠かった。

「おはよう」
「ウィ ボンジュール」
「ゴモーン、なんでフランス語なの?」
「判らない……頭の中が眠すぎて何が何だか……」

オレは奴と話しながらソファの上でシロ子のように香箱を作っていた。すぐに電話を切ったら途端にまた眠ってしまいそうだったので、それほど重要でもない仕事の確認などをした。

「大丈夫? あんまりにも辛いなら……」
「いや、大丈夫。少しずつ頭が覚めてきた」
「そこにシャワーがあれば良かったのにね。そうだ、昨夜も軽いものしか食べていないならお弁当を作ってあげようか? チキンソテーとオムレツぐらいしか作れないけど」

奴のその言葉に眠気が飛んで行った。
オレはソファの上に正座をして、「そうして貰えると助かる。ありがとう!」と言いながら深々と頭を下げた。

「本当に簡単なお弁当だから期待しないでね。あとね、見て欲しいものがあるから、それをお弁当と一緒に渡すよ」

そしてお昼前、ある場所でオレ達は落ち合って、こっそりと弁当の受け渡しを行った。

「ありがとうな。ちゃんとしたものが食べたかったから生き返るぜ。ところで、見て欲しいものって?」
「お弁当と一緒にこの中に入ってる。メモなんだけどね、読めば判るよ」

奴の作ってくれたチキンソテーは塩と黒胡椒の加減が抜群で美味しかった! そしてオムレツも、表面にハートマークが描かれていて幸せな気持ちになった(笑)

会社で手作り弁当を食べていると自分に恋人がいることが実感できる。
オレはしみじみとそれを噛み締めながら、奴が弁当と一緒に渡してくれたメモ帳を開いた。

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それには、インパした時に回る予定のショーやレストランの詳細(名前や場所や時間)が書かれていた。
そしてそこで使うおおよその金額も……なんて奴らしいんだ(笑)

オレはいつも無計画にインパするので、まだ行った事のないイベントやレストランがたくさんある。
今回はそういう所をメインに廻る予定だが、ちゃんとメモに書き出しておいて貰うと判りやすくて助かるぜ。

そしてメモには、去年のクリスマスインパの思い出がちょこちょこと書かれていた。
『ここのデコレーションが可愛かったね!』とか、『雨が降っていたけどガラガラで快適だったね!』とか。猫のイラストと共に。

オレは弁当を食べながらメモを見てずっとニヤニヤしていた。
去年の楽しかった思い出が次々に蘇ってな。
ランドに行って、ディズニーランドホテルに泊まって、シーに行って、帰りの車の中でもはしゃいで、来年のクリスマスも絶対に行こうと、最後まで奴と仲良く笑っていた。

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今年は去年よりも楽しいクリスマスインパになれば嬉しいぜ。
いや、やっぱり、インパする時はいつでも最高に楽しい日であって欲しいな。

よし、これを書いたら眠気が飛んだぜ。
今日は早く帰宅できるので一気に仕事を片付けよう。そして今夜は、弁当のお礼に、オレが奴に何か作ってやろう。

という訳で、みなさんもお疲れ様です。
今日が終われば明日は木曜日で、あと少しで週末だ。体調に気を付けて週の後半を乗り切ろうな。

今日もまだまだたくさんの良い事があるように応援しています。

では、また夜に!
久しぶりに料理のお披露目でもしたいぜ。

(本日の写真は2011年クリスマスインパの時のものです)

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ケーキ・バトル
Wed.12.12.2012 Posted in 気軽な雑談
残業の休憩中に、ごきげんよう。

なんと今夜は泊まり込みで仕事をすることになったぜ。
けれどこの仕事さえ片付ければ有給が取れるので安いものだ。

しかし昨夜は寝る時間が遅かったせいか眠い。
23時までは同僚がいて、話をしながら仕事をしていたので眠気を忘れられたが、今は一人きりになのでどんどん眠気が加速する。

キーボードに顔を伏せたらすぐに熟睡しそうだ。
そして起きた時には、頬にキーボードの跡がクッキリと付いているんだ。

こんな夜にはカフェインは効かない。
けれど販売機や給湯室に行ったり来たりしていないと眠気に負けるので何度も紅茶をおかわりしてしまう。

『眠い。鞭でぶって眠気を覚ましてご主人様』

と、そんなメールを奴に送ると、5分後に返信がきた。

『自分で定規でぶつんだ! ところで、クリスマスのケーキはどうするの? インパの前に注文してしまいたくて、今いろいろなショップのカタログを見ていたんだけど』

おのれ奴め。
思わず下半身が目覚めるようなサディスティックでエロな返信を期待していたのにサラリとケーキでかわしてくれたぜ(汗)

2012_12_12_1.jpg

『……の1階にあるケーキ屋で良いんじゃないか? あそこなら美味しいだろうし、貴方もキレイだって言っていたし』
『でも毎年お前って豪華なケーキを買って余らせるじゃない? そしてお前が賞味期限ギリギリに無理に食べるんだ。2人なんだから今年はショートケーキで良いと思う』

あああ……確かにそうなんだが、クリスマスなんだからやっぱり豪華なケーキをテーブルの上に飾りたいじゃないか。上に砂糖菓子のサンタとかチョコレートの家とかが乗っているのを!

オレはメールを止めて電話に切り替えた。
これは絶対に説得しなくてはならんと思って。

「今年は一番小さいのを買うから、だからホールとかブッシュドノエルにしようぜ」
「でも去年もその前も半分ぐらい食べるとダウンしていたよね? 小さいのだって余るよ」
「いや、今年は絶対に余らせないから」
「だから、そんな無理をして食べる事はないでしょう? せめて一週間ぐらい保つケーキがあったら良いのにね」

という奴の台詞でオレはピンときた。
それならば……と、どんなケーキを買うかはクリスマスのエントリーにて(笑)

「ケーキの事でそんな必死になるなんて子供みたいだよ」
「ははは、可愛らしいだろう?」
「それだけ楽しみなんだね? 可愛いよ、愛してる」

奴は電話口でチュっとしてくれた。
オレも周囲を確認してから口元を手で覆ってとチュっとした。

そんな会話をしている内に眠気も覚めた。
何かに必死になっている時はハイスピードで頭が回転するからな。鞭で叩かれる時の電流を流されたような刺激には負けるが、今日のケーキ騒動もなかなかスリリングだった。

オレは生粋のミーハーなのでクリスマスや正月にムードを出して盛り上がるのが大好きだ。だからそんな日ばかりは我侭を言わせて欲しい(笑)

そうそう、さっきの電話の時に聞いたが、奴は今日、帰りにディズニーストアに行ってTDRのパスポートを買ってきてくれたそうだ。
そして今回のインパで必ず行っておきたい所もチェックしてくれた。クリスマス限定メニューのあるレストランやイベントが行われる時間などを。

オレはインパ前までかなり忙しいので助かった。
当日は奴に感謝を込めて、ほぼディズニーシーでしか飲めないというスパークリングワインで乾杯しよう。

さて、また眠気が来る前に仕事を片付けるぞ。

という訳で、そろそろ皆さんは眠られる頃か?
今夜も暖かくしてゆっくりとお休みください。心地良く良い夢を見てな。

おやすみ!

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イルミネーションよりも貴方が好きだ
Tue.11.12.2012 Posted in 恋愛
休憩時間に、ごきげんよう。

昨夜は23時過ぎまで外にいたが、寒かった!

コートに覆われている部分は平気なのだが、手が凍ったようにかじかんでな。「風邪をぶり返さないようにカフェにでも入ろうよ」と奴が心配してくれたが大丈夫だった。奴のコートのポケットに手を入れて、その手を奴に握って貰ったしな(笑)

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昨夜は楽しかった。
銀河のように美しいイルミネーションが続く道を歩いて、思い切りデートらしいデートが出来て。

その前の宴会の料理も美味しかったしな。
お客さんは結局、ワインに酔って先に帰られてしまった。かなりお疲れだったようで、眠気でほとんど意識を無くして(汗)

「今日の料理、何が一番美味しかった?」
「天麩羅も美味しかったが、ブリと栗おこわも美味しかったな」
「うん、みんな美味しかったね」
「冬は温かい和食も良いだろう? 今度オレが美味しい懐石料理をご馳走するぞ」
「わあ、楽しみ!」
「来週中に行こうな」

はじめはそんな他愛のない話をしていた。
(そしてちょっとだけ奴に叱られた。オレが奴にムーミンのオーナメントをプレゼントしてからオレの自炊意欲は激減したって。図星だ・汗)

けれど徐々に、周囲のカップル達のムードに感化されてオレ達も身体を寄せ合いたくなった。
前を歩く恋人達のように、肩を抱いてイルミネーションに輝く木の下で立ち止まってキスがしたいと。

「楽しいと好きな人とキスがしたくなるね」
「そうだな」
「キスして」
「……ああ」

急に奴にキスをねだられたオレは無性に照れ臭くなった。
奴は切れ長の目に穏やかな笑を浮かべてじっとオレを見詰めていた。こんなムード溢れる美しい夜にキスさせる事を待って。

オレは奴の頬にキスをした。
唇にするつもりだったが照れ臭さが邪魔をした(苦笑)

「もう」と奴は言って笑った。そして荷物をオレに預けて、「そこのホテルのレストルームを借りてくる。戻ってきたらちゃんとして」と言った。

オレは心の中でOKを出した。
心の準備さえさせてくれるならきっと出来るぞ、と。

野外で感情に任せたキスが出来ないのは、オレが日本生まれの日本育ちだからなのかもしれんな。
ここでならしても平気だと判っていても、少しでも人目があると気になってしまう。照れ臭くて、恥ずかしくて、怖くて。

本当は、奴にねだられるまでもなくオレの方からキスしたかった。
星々を飾ったみたいな木の下で抱きしめて、高揚した気持ちが鎮まるまでずっと。

2012_12_11_1.jpg

10分程して奴は戻ってきた。
その間オレはムーミンのキーホルダーにキスをしたりブログを書いたり(笑)

「お帰り」とオレは奴を出迎えた。
そして奴を抱き締めてキスをした。今度はちゃんと唇に。

「あはは!」

奴はヤンチャな感じに笑って、オレを強く抱きしめ返してキスをした。背後に何人かが通ったがまったくお構いなしに。

オンリー・ユーの眼差し。
オレは奴とキスを交わしながら、そんな言葉を頭に浮かべた。

そこはずっと続くイルミネーションの並木道だった。そして何人かの人間が行き交っていた。
けれど奴はオレだけに気持ちを向けていた。周囲の全てを視界の外に追い出して、オレとのキスだけを欲しがった。

そんな真っ直ぐな気持ちを向けられて嬉しかった。
オレは貴方のものだぞ。と、オレは胸の中で囁いた。
そして思った。奴にこんなにも情熱的になって貰えるなら、今後は(場所は選ぶが)ムードに任せてキスをしてしまおうと。

「暖かくなった?」
「なった。そろそろ帰るか」
「うん、暑いからマフラーを貸してあげる」
「ありがとう」
「あ、そのままじゃ駄目。首に巻いてあげるから家に着くまで四つん這いで歩いて。首輪みたいに引っ張って行ってあげるから」

ムードたっぷりにデートは締め括られるのかと思ったら、急に奴の意地悪モードが発動した(汗)

オレが犬になっても奴は情熱的に喜んでくれるのかもしれん。
だがオレはまだそこまでの度胸はないのでもうちょっと修行させて欲しい。……1000年ぐらい。

という訳で、奴とのイルミネーションデートはまだまだ続くだろう。その内容をクリスマスが終わるまで不定期連載にするのも良いな。
そして、どうせなら全ての場所で記念のキスをしておくか。道行く人に「これからキスをするので写真を撮って下さい!」とお願いは出来そうにないのでセルフ撮影で(笑)

さて残業。
今夜は忙しいぞ。

皆さんも引き続き充実した夜をお過ごし下さい。
今夜も楽しい事がたくさんありますように。

好きな人に自分だけに気持ちを向けて貰えるのは嬉しいし幸せだね! と思われる方はバナーのクリックをお願い致します。オレは物凄いヤキモチ焼き屋なので、そうして貰えないと安心できないかも。ヘタレだな(汗)
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恋人達のイルミネーション
Mon.10.12.2012 Posted in 恋愛
近くのホテルのレストルームに行った奴を待ちながら、ごきげんよう。

それなりに予想して来たが、この時間になるとイルミネーション周辺はカップルだらけだ。

みなさんラブラブで良いなあ。抱擁したりキスしたり、オンリーユーの眼差しで見つめ合ったり。

オレたちは浮いているかもしれん。同じカップルだというのに。
それどころかラブラブカップルを冷やしに来た変態だと思われていたら余りに悲しいぜ(汗)

悔しいのでオレもやってやろう。
ここでキスを。
奴……にもらったムーミンのキーホルダーに。

Chu!

いや、冗談(笑)
ここは外国人ビジネスマンが多いゾーンなのでそれほど抵抗はない。治安も良いし、暗がりだしな。

実はさっき、「キスして」と奴にねだられた。

だがオレは頬にチュッとするぐらいしか出来なくて、「もう!」と奴に叱られた(お互いに笑いながらな)

普通の公園や河原では何度かキスをしたことがあるが、イルミネーションの続く通りはムードが満点すぎて逆に照れ臭くなる。

だが、奴が戻ってきたら照れを捨てよう。
あんなに楽しみにしていたハロウィンがあっという間に過ぎ去ったように、きっとクリスマスもすぐに終わってしまうんだ。

だから本音に逆らわずに恋人とのクリスマス・イベントを楽しんでおきたい。一番ハッピーに過ごせるように、照れたりしないで。

恥ずかしがらないでこっち向いてと、奴の大好きなあのアニメの主題歌も言ってるしな。

と、奴が戻ってきたので続きは明日に。

あと一分、仕事のメールを打っているフリをしてこれを書いてしまおう(汗)

皆さんも楽しい夜を。

眠られる時には暖かくして、ゆっくりと幸せな夢を見てください。
おやすみ。

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すべてはその目的の為に
Mon.10.12.2012 Posted in 恋愛
お昼休みに、ごきげんよう。

今日はようやく奴がコートを着てくれた。

今までも上着は着ていたが、とても薄いトレンチコートだった。
奴は暑がりで滅多なことでは風邪をひかないが、先週酷い風邪をひいて寝込んだオレとしては、奴がいつまでも薄着をしているのが非常に気掛かりだった。油断してオレみたいな目に遭うんじゃないかと(汗)

「今夜は宴会で遅くまで飲むんだから、暖かいコートを着て行ったほうが良いぞ?」
「まだ大丈夫だよ」
「万が一風邪をひいたらインパ出来なくなるぞ? そうなったらガラスドアのシャワーのあるホテルに泊まれないな」

それで奴は折れてくれた。
奴は見掛けは王子様だが内面はオレと同じぐらいスケベ野郎だ。

それにしても、もう忘年会の季節なんだな。
もっとも今夜の宴会はクライアントさんが企画してくれた小規模なもので、会社企画の大きなものはもっと後にやるのだがな。

けれど今夜は奴と一緒だし、奴が行きたがっていた会席料理屋で食べられるので、オレ達に取ってはとてもラッキーだった。
主催者の方はワインが大好きなお年を召した紳士なので、落ち着いて語らいながら飲めるだろうしな。それに二次会などもナシだ。

「でもまっすぐに帰るのもちょっと物足りないんだよね。食べて飲んで楽しい気分が出来上がっているから」
「じゃあ待ち合わせて近くのバーで飲むか?」
「そうしたい。あと、あの辺りもイルミネーションがキレイだがら、それを見ながら散歩もしたいな」

今日も夜はかなり冷え込むそうなので、奴にあたたかなコートを着せるのは必須となった。

去年購入したブラウンのコートを着せて、ついでにグリーンのマフラーも巻いてやった。
「それはまだ良いよ」と奴は言ったが、
「暑かったらオレが借りるから巻いて行け」とオレは言った。イルミネーションを眺めている内に奴が酔い覚めしてしまわないように。

……なんて、奴の匂いの染み付いたマフラーを借りてふんふんしながらイルミネーションを見て歩くのも幸せそうだしな。だからちょっとだけ借りようと思っている(笑)

という訳で、今夜は奴とデートだ。

2人だけの二次会までは上司面していなくてはならないが、自宅では奴に尻を叩かれてヘタレまくっているオレが格好を付けられるのはそんな時だけなので頑張ろう! そしてその後、「外にいる時のお前って生意気」とか言われてお仕置きされたい!

皆さんも楽しい月曜日を。
今日も皆さんにたくさんの良い事があるように応援しています。

では、時間があったらまた夜に。
出来れば短信だけでも。

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あたたかな手に感謝して
Sun.09.12.2012 Posted in 恋愛
「おめでとう、良かったね」
「ありがとう。細密検査の結果はもう少し先だけどな」
「でも手術をした時点で悪性ではないって言われたんだよね? それならきっと大丈夫だよ」

今夜は中華レストランで食事をした。

昨夜も外食だったので今夜は自炊にしようと思っていたが、今朝、福島の叔母から嬉しい報告があったのでお祝いにちょっと美味しいものを食べに行く事にした。

オレと奴が中華料理を食べたからといって、それが叔母への祝福になる訳ではないのだがな。
だが気分的に、「美味しいものを食べてお祝いだ!」と浮かれずには居られなかった(笑)

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食事をしながら奴と、叔母に贈るお見舞いの品を考えた。
何か美味しいものを……と思ったが、肩甲骨や胸の付近など三箇所も手術で傷を負ったので、今回は食べ物は控える事にした。傷が痛む時は食欲どころじゃないからな。

「じゃあ、色んな店や本屋で使えるギフトカードにするか」
「良いと思うよ。今は手術をしたばかりで欲しいものが何も浮かばないかもしれないけど、元気になった時に好きなものを買って楽しんでもらえるからね」

それから叔母の旦那さんにも何かを贈る事にした。叔母が入院している間は、叔母の大切な猫達の面倒を甲斐甲斐しく見てくれたそうなので(笑)

「何にするの?」
「お酒の好きな人らしいから、それで良いかもな」
「ホッと一安心した時に飲むお酒は美味しいしね」

奴が良い事を言ってくれたのでそれに決定した。
ちょうどオレ達が食事をしたホテルには良い酒を売っているリカーショップがあったので、そこで美味しそうなのを一本包んでもらう事にした。

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「このウイスキーは美味そうだな」
「これにする? お祝いのお酒としては価格も手頃だし」
「いや、オレが飲みたいんだ」
「今日はお前のは買わないの」

奴に尻をペンと叩かれた(汗)
しかしあのウイスキーには心惹かれた。後日こっそりと買って、大晦日の夜に奴と飲みながら新年を迎えるかな。

「奮発して良いお酒を買ったね」
「凄く安心したからな。本当はちょっと怖かったんだ」
「何が?」
「両親が揃って重い病気で倒れて、叔母まで手術になって、黙っていたが実は他の親戚も癌の疑いがあった。血の繋がりのある人間が次々にそういう事になると不安になるもんだ。自分は大丈夫なのか? ってな。今は健康でも将来に万が一の不安を感じてな」

帰り道、オレは奴にそんな話をした。
奴には余り弱い部分を見せないようにしているが、けれど実際には奴に一番そんな部分を見せているのだろう。

オレは平然とした口調で言ったつもりだった。
だが奴はオレの手を握って、オレを励ますように言ってくれた。「大丈夫。お前はずっとオレと一緒にいるって約束してくれたし、オレはずっとお前の傍にいるって約束したから。二人でずっと楽しく暮らそう、何があっても」

それは不確実な約束なのかもしれないが、そんな約束があるからこそ『不安などに負けてはいられない』という気持ちが沸き起こってくるものだな。

オレは「そうだったな」と言って、奴の手を握り返した。
そしてタクシー乗り場まで手を繋いで歩いた。
奴の温かな手に感謝しながら、後はずっと楽しい話だけをして。

今日は良い日だった。
幸せを世界中の人々に贈るサンタクロースが舞い降りる今月は、みんなみんながハッピーになれば良いな。全ての不安も苦しみも消えてしまってな。

いや、今月に限らず毎月そうなれば良い(笑)

という訳で、皆さんも楽しい休日を過ごされたなら何よりです。
明日からまた平日が始まるが、今週も充実した一週間になるように応援しています。

では、今夜もゆっくりと幸せな夢を。
おやすみ。

<余談>
今夜はようやくミッドタウンのイルミネーションを奴と一緒に見に行ったが、願い事を書き込む『おねがいスノウマン』はもう終了したんだな(泣) 写真は後日お披露目致します。

奴との幸せを信じて元気に生きような! と思って下さる方はバナーのクリックをお願い致します。そうします。不安は不幸の幻を追っているようなものだと思うので、現実の幸せに目を向けて生きたいです。
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天使が舞い降りた朝
Sun.09.12.2012 Posted in 恋愛
夜の外出の前に、ごきげんよう。

今日は朝から寝室の大掃除をした。
そろそろ年末が近いという事もあるが、昨日と一昨日はベッドを中心に寝室をメチャクチャにしたのでいい加減に整理整頓したくなった(笑)

最初はシーツやカバーを取り替えて、出しっぱなしの物を片付ける程度で済ませるつもりだった。だが、ベッドの下を覗き込んだら埃っぽくて、そんな細かな所にまで手を伸ばす事にした。

「こんなところまで掃除するのは一年ぶりか?」
「夏にもしたよ」
「そうだったな。あの時も埃が凄かったが、4ヶ月ぐらいでまたこんなに……あ」
「何?」
「何か落ちてるんだ。なんだこれ? ……パンツ?!」
「ええ? 誰の?」
「……(パンツを広げて)貴方の」
「ええ!? って頭にかぶらないでよ! 匂いを嗅ぐのも駄目!!」

奴に思い切り頭を叩かれた(汗)
ちゃんと広げて確認したが、洗ったばかりのようにキレイだったから被ったのにな。

「このパンツ、そういえばずっと見てなかった。こんなところに落ちていたなんて」
「多分、オレが脱がせて、セックスをしている間にベッドの下に落ちたんだろうな」
「汚れてないって事は、オレがシャワーを浴びた後に履いたパンツだね」

暫し、オレ達はそのパンツを前にして過去の思い出話に耽った。

それはオレが選んだノンブランドのローライズで、水色を基本とした色合いがキュートなものだった。
オレも奴もそのパンツを気に入っていたので、こうして感動の再会が果たせたのはとても嬉しかった。大袈裟な表現だが(笑)

ひょっとするとあのパンツは、忘却の過去からのクリスマスプレゼントだったのかもしれない。
あるいは、あのパンツはずっとオレ達の言葉責めや鞭の音や喘ぎ声を、暗いベッドの下で聞きながら寂しく過ごしていたのかもしれない。

ならば大切にしよう。
奴が穿いた後には、オレが愛を込めて頭からかぶって。

あと1つ、今朝はステキなプレゼントを受け取ったが、もう時間がないのでまた後で。

では行ってきます。
皆さんも引き続き楽しい日曜日の夜をお過ごし下さい。

ステキなパンツのプレゼントだったね、おめでとう!! と思って下さる方はバナーのクリックをお願い致します。まるで空から水色の翼の天使がふわりと舞い降りてきたような歓びでした(笑)
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2回の乾杯
Sat.08.12.2012 Posted in 恋愛
お馴染みのフレンチレストランでディナーを食べた。
今日の芳香豊かなチーズの味わいはなかなか忘れられなくて、食後の珈琲を飲んでいる時にも2人の話題になった。

「じゃあ美味しいチーズを買って帰ろう」
「チーズを買うならシャンパンも欲しいね」
「今夜も飲んで良いのか?」
「お前の快気祝い」

オレ達は顔を見合わせてニッと笑った。
出来る事ならコーヒーカップで乾杯をしたいぐらい楽しい気分だった。

2012_12_08_3.jpg

大きなデリカテッセンで、木箱に入ったチーズと、天使のラベルのシャンパンのミニボトルを買った。

「大きなボトルは駄目なのか?」
「病み上がりでしょう? それにディズニーシーでも飲むから」

自宅に帰ってさっそくチーズを切ってシャンパンの栓を抜いた。
それから、4日間連続自炊達成のプレゼント交換をした。

奴から貰ったのは……あれもアダルトグッズに入るのか?
ランキングサイトではアダルトグッズやヌードの写真の掲載を禁じているので念の為に控えておこう。

仕方がないので文章でご紹介。
奴から貰ったのは、お洒落なケースに入ったコンドーム。「オレとのセックスに使って」という愛しい台詞と共に(笑)

オレは即刻「使うぜ!」と言ってその場で使いたくなったが、オレも奴に渡したいものがあったので踏み止まった。
そのコンドームはインパの夜に使おう。3個しか入っていないので足りないかもしれんが(笑)

そしてオレが奴にあげたのは、ムーミンのオーナメント。
クリスマスキャンペーンで、フィンランドのARABIAという陶器ブランドのアイテムを一定金額購入するとサービスで貰えるものだ(この情報をツイッターで教えて下さったkさんに感謝致します。ありがとうございました!)

2012_12_08_1.jpg
表にはムーミンパパ。

2012_12_08_2.jpg
裏にはミィ。

これを先日買ったフェザーのクリスマスツリーに飾って、奴に差し出した。「メリークリスマス、今週のプレゼントだ」と言って。

「可愛い! でもこんなに良いものを?」
「ちょっと前にティーカップを買っただろう? 実はその時にオマケに付いて来たんだ。黙っていてごめんな」
「もしかして、このオマケを目当てにあのカップを買った?」
「ん、まあ、ははは」
「もう」

二人でオーナメントを眺めた。
そしてツリーの横にライトを点けて、そこでシャンパンで乾杯をした。

今日はこれで二度目の乾杯だったが、ディナーの前に乾杯も、4日連続達成の乾杯も、どちらもとても楽しかった。
奴もどちらの時もニコニコとしていたが、オレと同じような気持ちであったなら良いな。

「クリスマスが終わったら、このオーナメントにミルクを入れて飲んでみたい」
「良いぞ。貴方にプレゼントしたものだから好きに使ってくれ」
「ありがとう。じゃあお礼に、お前にプレゼントしたものを使う時はオレが装着してあげる。お前が好きなように、舐めながら、口でね」

奴はそんな事を言って自分の唇を舐めた。
オレはまたもムラムラして、「今すぐ着けてくれ!」と言いたくなったが、やっぱりお楽しみはインパの夜まで取っておくことにした。

コンドームならいつでも幾つも持ってるしな。今夜はそれを使う(笑)
奴からプレゼントしてもらった特別はコンドームは、やはり思い出に残る特別な日に使いたい。

という訳で、部屋に篭っていた先週とは打って変わって楽しい土曜日を過ごしている。

週末の夜はまだまだ長い。
どうぞ皆さんも、引き続き楽しい夜をお過ごし下さい。

そして眠られる時には素敵な夢を。
おやすみ。

ようやくプレゼントが渡せて良かったね!そして良いプレゼントを貰えて良かったね! と思って下さる方はバナーのクリックをお願い致します。本当に良かったです!先週は辛い一週間だったので、今週はそれを返上して楽しく過ごします!
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真っ赤なクリスマスケープ
Sat.08.12.2012 Posted in 恋愛
いったん帰宅して、ごきげんよう。

今日の昼間はランチの為に外に出たはずだった。
だが気付いてみれば、オレも奴も両手に買い物荷物を幾つも持っていた。

「こんなに買うなんて久しぶり! たくさんお金を使ったちゃった」
「たまには良いだろう? 買い物って楽しいしな」
「お互いにちょっとストレスが溜まっていたのかもしれないね」
「そうかもな、欲しい物をほとんど買ってスッキリしたぜ。貴方がさっき選んだバッグは可愛かったぞ?」
「あはは、インパの日に使おうと思って」

ランチはイタリアンレストランでスパゲティだったが、その後、「インパする日、何を着て行こう?」という奴の台詞からオレ達の熱血買い物遊戯は始まった。

一軒の店に入って奴がカーデガンを買ったら(英国製のものでボーイッシュで可愛いの!)、それに合わせるシャツとかデニムとかも欲しくなって、しまいにはバッグまで買ってしまった。

帰宅して、それらをベッドの上に並べた。
オレはインパの日の奴のコーディネイトを考え始めて、今回もなかなか可愛い『猫LOVEボーイスタイル』を仕上げてやった。

『猫LOVEボーイ』と言っても、今回は猫耳や猫尻尾を着ける訳ではない。さり気なく1~2個の猫グッズを身に着けるだけだ。

そして今回のインパでは、我が家のダッフィーにクリスマスコスチュームを買ってあげるつもりでいる。だから当日はシーにダッフィーを連れて行って、クリスマスコスをさせたら奴に抱っこして歩いてもらう予定だ(笑)

「このバッグを下げてダッフィーを抱っこして歩くんだろう? 楽しみだ」
「凄く嬉しそうだね? なんなら夜はそのままの格好でベッドに入ってあげようか?」

オレは奴に下心を見透かされて爆笑した。「やってくれ! 絶対に頼む」と言いながら。
奴も奴で笑いながら「本当にお前ってそういうのが好きなんだから」と言って、少し興奮したようにオレに抱き着いて耳や頬にキスをしてきた。

2人で仲良くタイミングを同じにしてムラムラした。
だからそのままベッドにもつれ込んだ。「当日は可愛い格好をした貴方を激しく○○○○するぞ」とか、「ホテルのガラスドアのシャワールームで○○の○○○○をしたい」とか、エッチな事を言い合いながら。

(○○○の中身はご想像にお任せ致します)

「ねえ、ダッフィーだけを連れて行ってしまったらシェリーメイは一人ぼっちで寂しいよ?」
「ん? じゃあ一緒に連れて行くか?」
「連れて行こうよ。シェリーメイにもクリスマスのケープを買ってあげたい。それをお前が抱っこして歩くんだ」

ベッドで散々騒がしくて楽しんだ後、奴はオレの胸にキスをしながらそんな決定を下してくれた。

オレがあの可愛いシェリーメイを抱っこして歩くのか……。
物凄く不釣合いで怪しい不審者に見えそうだが、本当にそれで良いのだろうか?(汗)

クリスマスのインパまであと数日。
もう風邪をぶり返す訳にはいかないぜ。インパが終わったら会社のイベントもあるし、クリスマスもあるし、記念日もあるし、大晦日と正月もあるしな。

昨日までは熱や頭痛でグズグズしていて余裕はなかったが、やはり12月は良いな。
街は賑やかというよりも騒々しくて、その熱っぽい雰囲気が楽しい気持ちに拍車を掛けてくれた。

奴もそれに乗せられて滅多にしない衝動買いをしまくっていたしな。オマケに、オレがちょっと乗せたら、えらく可愛いバッグを買っていたし(笑)

さて、これから、また外出だ。
今夜は気ままに焼き鳥でも摘んでくるか。

では、皆さんも引き続き楽しい土曜日の夜を。
今夜もたくさんの幸運に恵まれるように応援しています。

また夜に!

もう風邪なんかひかないで、ダッフィー&シェリーメイカップルとのTDRダブルデートを楽しんできてね! と思って下さる方はバナーのクリックをお願い致します。今月はクリスマスインパの為に頑張って仕事をしてきたのでそうします。ありがとうございます!(笑)
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茨の冠を取った日
Fri.07.12.2012 Posted in 恋愛
今夜は爽やかに、ごきげんよう。

頭痛がしないって良いな。
オレは風邪をひいて頭痛が続いていた訳だが、実は昨日はそのトドメを食らった。
風邪で調子が悪かったくせにゴルフやらサウナやらにお付き合いで行って、最後の飲み屋で脱水症状を起こして頭が割れるような頭痛に襲われた。

いや、かなり辛かった。
頭のてっぺんから首の後ろまでガンガンして、自分で経口補水液(非加熱の天然水に塩と砂糖を混ぜたもの)を作って飲むまでは、まともに歩けなくて先輩に寄り掛かってフラフラしていた。

頼り甲斐のあるお兄さま風の先輩だが、その方に密着できたのはちょっとラッキー……なんて事はここだけの秘密な。

体調不良を理由に断れば良かったのだが、ああいうお付き合いも仕事だからな。
たまにトイレに駆け込んでハァハァと悶えたが、あれがもっと色っぽい事でハァハァしていたなら良かった。いや、先輩とじゃないぞ?(笑)

オレの知人が大人の玩具を装着してゴルフをした事があるそうだが、ちょっとやりすぎて皆のいる前で本当に出してしまったそうだ。極力顔には出さずに、靴紐を直すフリをしている隙にこっそりと。

オレも奴にそういうエロティックなものを着けられてゴルフ場で弄ばれたい。
たまに携帯で「もう許してくれ!」「駄目、まだ始まったばかりじゃない」とか会話してな。そんな妄想をちょっとするだけで途端にハァハァして夜のおかずになるぜ。

おっと、いきなり下ネタを失礼。
長らく風邪や脱水症状のお陰でセックスはお預けだったので、どんなに頭痛がズキズキしても下半身は勝手に元気になる。というか、オレはそんな痛みにすら感じるマゾヒストになったのかもしれんな?(笑)

「明日は出かけような」
「本当に大丈夫なの?」
「大丈夫、完全に治った」
「咳もしなくなったね。だから今夜は……」

今夜も恥ずかしながら出来合いのもので夕食を済ませたが、その後、久々に奴とスパークリングワインで乾杯をした。

風邪の間はずっと飲ませてもらえなかったので、冷たいワインはとても美味しく思えた。
まだ少しだけ脱水症状を引きずっていて、頭が火照っていたせいもあったかもしれないが。

「ようやく体調が良くなった」
「今回は長かったね」
「ああ、まさか脱水症状まで起こすなんてな。ちょっと疲れた」
「心配したよ。お疲れ様」

具合の悪さからようやく解放された事と、奴に優しい声をそんな事を言ってもらえたのが嬉しくて、オレはグラスをテーブルに置いて奴を抱き締めた。
そして、それまで堪えていた気持ちを振り捨てるように奴にキスをした。長く、一週間もキスすら出来なかった物足りない気持ちを埋めるように、深く。

「もうこうしても風邪がうつる心配をしなくて良いんだね」
「ああ、今夜も明日もゆっくりセックスをしような」
「ふふ……待っていたよ」

そして雪崩れ込んだ訳だが、だがまだ足りない。
今夜はワインを飲みながらゆっくりと過ごせる金曜日だからな。昨日までは自分の不運を呪ったものだが、こんな日に体調が良くなるのは幸運だった。

この幸運なタイミングに感謝して朝まで奴と過ごしたい。
きっと奴は先に眠ってしまうだろうが、たまにはワインを飲みながら奴の寝顔を眺めるのも良いだろう。

この一週間は奴の世話になったからな。
今夜は心の中でもその感謝を繰り返そう。

という訳で、この一週間はこのブログも不定期になって申し訳ありませんでした。
また変わりなくお付き合い頂けたら嬉しいです。
オレの体調を心配して下さった皆さんに心から感謝すると共に、よろしくお願い申しあげます。

では、今夜も幸せで楽しい夢を。
おやすみ。

体調が回復して良かったね!明日は楽しいデートを! と思って下さる方はバナーのクリックをお願い致します。この度は本当にありがとうございました。明日は先週の分も合わせて思い切り楽しいデートをしてきます(笑)
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恋の狂騒曲 - 過去語り act.5
Fri.07.12.2012 Posted in 過去語り
ああ、オレは奴に恋をしている。
初めて出会った時に、あの姿を見て、あの声を聞いて、引きずり込まれるように恋をした。

誤魔化そうとした時も、笑顔に驚いた時も、過去の罪悪に打ちひしがれていた時も、ずっと好きだった。

同じ会社の人間はまずい?
女が好きな男に惚れても無意味だ?

だがいつも恋は非常識だ。
こんな恋をした事のある人間なら恋というものがいかに無遠慮なものであるかを知っているだろう。

けれどオレは、そんな恋にはいつも『距離』を感じてきた。
とうてい辿り着けやしない遠い道のりを予感して疲れを感じてきた。

だから決まって、そんな恋をした時にはさっさと忘れるか、忘れられない場合には告白はしないと決めてきた。好きになった相手に嫌悪されて離れられて行く事を恐れ、自然と気持ちが冷める時を待った。

恐らく、今回もまた。

しかし、告白することを諦めた恋に恐れを抱く必要はなかった。
諦めることによって相手を手に入れることは出来なくなるが、その代わり、気持ちが冷めるまで傷付くことなくその恋心を楽しむことは出来るようになった。

オレは久方ぶりに訪れたその想いを楽しみ、そして忘れる時まで苦しもうと決心した。

奴に女の恋人が居ると知ってからも寝ても覚めても奴のことばかりを考えている自分に呆れて、この想いを抹消するのは無理だと悟って、ヤケ気味に決断した。

オレは奴が好きだ。
好きで好きでたまらないのだからどうしようもないと、その気持ちを受け入れる事にした。

それでも、自分の想いを認めてしまえば何かが吹っ切れて心が軽くなるものだ。

翌朝、オレは早く奴に会いたくて仕方がなかった。
前夜は夜更かしをしたにも関わらずいつもより早く起きて、いつもより服装やヘアスタイルに気を使った。

まるで高校生に戻ったように気持ちが弾んでいた(苦笑)
早く会って何かがしたいという訳ではなかったが、純粋に自分の好きな人の姿を早く見たかった。

オフィスの自分のデスクに就いた時には、まだ誰も来ていなかった。
アシスタントのAちゃんが作ってくれるスケジュールをチェックして、真っ先に片付けてしまいたい仕事に手を付けた。その間もずっと頭の隅で奴の事を考えながら。

「おはようございます! あれー? Rさん、何かあったんですか? 今日は早いですね」

5分ほどしてAちゃんが来た。
彼女は今朝も大きなバッグを3つも抱えて、オレと朝の挨拶を交わすと、すぐに雑用に取り掛かった。

いつもながらの彼女の働きぶりに感心して、オレも暫く奴の事を頭から追い出して仕事に集中しようと思った。
しかし追い出す事ができず、この『上の空』をちょっとどうにかしようと思ってAちゃんに声を掛けた。

「手伝うぞ」
「大丈夫ですよ」
「重いだろう? 分けるやつだけでも」

そんな事をしている間に同僚が次々と入ってきた。
「おはようございます」という声が聞こえる度に、奴が来たかもしれないと思ってドアの方を確認した。

しかし、こんな日に限って奴はなかなか来なかった。
いつもはオレよりも早く来ているというのに。

オレは痺れを切らしてAちゃんに訊いてしまった。
人知れぬ恋にしようと決めたにも関わらずに情けない事だが、つい好きな人の話題をしたくなってしまう恋の法則にも逆らえ切れずに。

「Y君、今日は休みじゃないよな?」
「今日は誰もお休みの予定じゃありませんよ~? 急ぎの仕事の用事があるならY君の携帯に連絡してみますけど?」
「会社の携帯じゃなくてY君個人の?」
「はい、前に教えて貰ったんです」

そこでオレは猛烈な嫉妬に駆られた。
オレはまだ教えてもらってないのに!? と(立場上、書類を調べれば簡単に判るが)
きっとAちゃんに限らず、既にかなりの女性に訊かれて教えている筈だと予想した(後で知る事だが、この予想は大正解だった)

『社運に関わる重要な件なんだ。オレが直に連絡するから番号を教えてくれ』という嘘でも言おうかと思ったが、余りにも嘘臭いので止めておいた。プライベートでなら好きな子の連絡先をゲットする為に平気でそんな嘘を吐くオレだが、会社では信用を損なうことは冗談でも言えない。

「いや、そんな大した用事でもないから」
「そうですか? そろそろ来ると思いますよ」

個人的に顔を見たいという他には何の用事もなかったのでオレは引き下がった。
しかしオレは、『それでもオレにとってみれば立派な用事なんだ』と開き直っていた。

結局、奴は始業ギリギリの時間になってようやくやって来た。
オレは、恋心を自覚して一番最初に見た奴の姿に甘い胸騒ぎを覚えた。だが奴の来た時間は遅刻寸前で、上司としてはそれを見逃す訳にはいかなかった。

「Y君、ちょっとこっちに来て」とオレが声を掛けると、奴は「はい」と笑顔でこちらに向かって来た。
もともと他人様に偉そうな事を言うのが苦手なオレは、ニコニコしている奴に注意するのが物凄く嫌だった。その笑顔をこれから自分で壊すのかと思えば憂鬱で。

「今日は来るのが遅かったな」
「すみません」
「始業時間にはすぐに仕事を始められる時間に来てくれよ」
「わかりました。気を付けます」

奴は深く頭を下げた。
オレは心の中で『お前にそんな姿は似合わないから止めてくれ!』と、反省を促す台詞を言ったことと矛盾することを思っていた。

「もう良いぞ」とオレは奴に言った。
奴はもう一度頭を下げてから、オレとAちゃんに交互に視線を向けて、「オレも手伝いますか?」と言った。

『いや、大丈夫だ』とオレは言おうとした。
だがAちゃんがオレよりも先に、「遅刻寸前だった罰ゲームをしていきますか? Rさん、これから外回りなのに手伝ってもらって申し訳ないって思ってたからY君に手伝って貰えたら嬉しいです」と言った。

奴は笑って、「あはは、罰ゲームをするよ」と笑って紙の束を手に取った。それからオレの方を見て、「ここからはオレが手伝いますので、Rさんは仕事に戻って下さい」と言った。

オレを爪弾きにする気か!? と、オレは軽くショックを受けた。『皆でやって早く終わらせましょう!』と言って欲しかったぜ、と(汗)

悔しくなってオレはそのまんまを言ってやった。「みんなでやって早く終わらせようぜ」と。
Aちゃんは「お二人とも仕事に戻って下さいよー、これは私の仕事なんですから」と言っていたが、オレは奴とおしゃべりをしながら雑用をしたかったので無視した。

「3人で一緒に飲んだ時は楽しかったですねー!」
「また飲みましょう。Rさん、飲み比べもしましょうね」
「本当にやるつもりなんだ?」
「もちろん」
「お二人で飲み比べをする約束をしているんですか? どっちが勝つか私も見たいです」
「あはは、泥酔してみっともない姿を晒すから駄目。Rさんと2人だけで」

そんな話になってオレはワクワクしていた。
表向きには「ああ、誰にも見せられないな」とか平然と言いながらも、心の中では『そうなのか? いつやるんだ? オレが好きな時に誘っても良いのか?』と落ち着きを失っていた。

やがて雑用は終わって、オレと奴は自分のデスクに戻った。

去り際に、奴は「明日から早く来ますね」と言ってオレに笑いかけた。
オレも何か奴に言いたくて、「オレはかなり飲むぞ」と言ってみれば、「オレもです」と言ってニッと笑った。

胸が苦しくなった。
なんでそんなに素敵な顔で笑うのかと、少し奴を憎らしく思った。

「いつやる?」
「Rさんの都合の良い時に。オレはこの辺の飲み屋を良く知らないので、Rさんのオススメの店があったらそこに連れて行って下さい」
「判った。だが週末は避けた方が良いか?」
「いつでも大丈夫です。金曜日でも土曜日でも」

奴と恋人は、週末には必ず一緒に居たいと思うような熱烈な時期は過ぎていたのかもしれなかった。

もっとも、本当にそうだったとしても、だからといってオレに可能性が芽生える訳でもなかった。
……なかったのだが、オレは少しホッとしていた。

『まだ希望を失いたくない』という未練がましさを持っている自分に苦笑しながら。

続きを待ってるよ! と思ってくださる方はバナーのクリックをお願い致します。昨日は体調的な事情により『やるやる詐欺』をしてしまって申し訳ありませんでした。体調は今度こそもう大丈夫です。詳しい事は後のエントリーにて。
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みかんの皮を剥いて食べさせて
Wed.05.12.2012 Posted in 恋愛
自宅のデスクより、ごきげんよう。

風邪はかなり良くなった。
まだ少し咳が残っているが、最も辛かった喉やリンパの痛みがなくなったので完治したも同然だ。

だが、昨日会社を休んだお陰で今日は仕事が山積みだった。
せっかく風邪は治ったが、今日は仕事の多さに頭痛を抱えたぜ(汗)

「無理しないでって言っても、今がんばらないと週末の休みがなくなっちゃうからね」

奴はオレに同情しながらみかんを剥いてくれた。
オレは病み上がりでビタミンを欲していたのか、少しひんやりとする甘酸っぱいみかんはとても美味しかった(急に食べたくなってオレが仕事帰りに買った福岡産のMサイズのみかんだ)

「今夜もご飯が作れなくてごめんな」
「良いよ。病気の時はオレに甘えていれば良いんだ」
「今回は甘えすぎたぞ」
「お前に甘えられるのは好きだから」

申し訳ないと思いながらも、そんな事を言われると嬉しくなって顔がニヤけてくる。

奴が頼り甲斐のある男で良かった。
お陰でオレは安心して風邪をひいたり忙しく仕事が出来る。

もっとも、オレも同じだけ優しくしなくては奴だってふて腐れるのだがな。それで喧嘩になったり(笑)

「今度の休日には美味しいものを食べに行こうな」
「外食も良いけど、お前のオムライスが食べたい」
「ごめんな、本当にごめん。週末は必ず作るからな」

めんぼくなくてオレが書類に顔を伏せて詫びると、奴は「ふふふ」と笑ってオレの横に来た。そしてオレの顔を上げさせて、口にみかんを1粒放り込んだ。

「今夜も早く寝るんだから、さ、早く仕事を片付けて」
「あ、ああ」

オレは口をもごもごさせながら書類に向かい直した。
口の中に広がるみかんの果汁は、オレを元気にしてくれる味がした。

オレは子供の頃から風邪をひいたらみかんを食べさせられていたので(親が『風邪にはみかん』信者だった)、みかんを食べると『これでもう風邪は治って元気になる』という気分になる。プラシーボ効果なのだろうが(笑)

今回も風邪をひいた時にさっさとみかんを食べれば良かった。
そうしたらもう少し治りが早かったかもしれん。奴に皮を剥いてもらって食べさせてもらえば余計に。

「今度また風邪をひいたらみかんを剥いて食べさせてくれ」

などとオレは奴に言ってしまったが、奴は快く「良いよ」と言ってくれた。まだオレが甘えているのだと思ったらしく、オレの頭を撫でて。

風邪が治ったら2倍にして奴を猫可愛がりしてやろう。
今週末は奴の喜ぶ事をたくさんしてやりたい。

という訳で、短信のつもりが長くなった。
これからまた少し仕事をして、0時前には眠ります。

皆さんも眠られる時にはゆっくりと良い夢を。
明日も幸運であるように祈ってます。

体調や多忙のせいで過去語りが書けなくてすみません。明日、書かせて頂きます。

では、おやすみなさい!

今夜はほどほどに頑張って遅くならない内に寝るんだよ! と思って下さる方はバナーのクリックをお願い致します。ありがとうございます、そうします。週末の為にもぅちょっとだけ頑張ります(笑)
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今日は雪の匂い、明日はオムライスの匂い
Tue.04.12.2012 Posted in 恋愛
『ちゃんと安静にしてる? 今日は早く帰るからね。何か買って来て欲しいものがあったら言って』

夕方頃、奴からそんなメール来た。
オレは、ちょうど食べたいものがあったので、それを買って来て欲しいとお願いした。

まだ奴が帰ってくるまで時間があったので少し眠った。
奴が帰って来たら、今日はちゃんと安静にしていた事を報告しようと決めていた。

今日ほど身体を休ませた日はなかった。

食事は奴が作っておいてくれたお粥に塩を振って食べて、猫様にご飯をあげて、ベッドで漫画や雑誌を読んで、眠気を感じたら眠って、徒歩3分の本屋に行った。

しかし残念な事に、その本屋には月刊MOEがなかった。
奴へのお礼は明日になってしまった。ガックリ。

眠りから覚めて間もなくして、「ただいま」と玄関で声がした。
オレは猫様と共に玄関まで行って「お帰り!」と言った。

「顔色が良くなったね?」
「今日はちゃんと安静にしていたからな」

オレが自慢気に言うと、奴は「良い子だね!」と笑ってオレを抱き締めた。

今夜も外は寒かったのか、奴の身体からは雪のようなに冷えた匂いがした。
今日は6分間以外はずっと暖かな部屋にいたオレは、その冷ややかな匂いが気持ち良くて奴をぎゅっと抱きしめ返した。

「熱は?」
「薬が効いているだけかもしれないが下がった」
「咳は?」
「まだ少し出る。腹筋が痛い」

オレが奴にリクエストしたプリンを食べながら、そんな会話をした。
すると奴は「あ、そうだ」と言ってリビングから出て、1分もしない内にまた戻ってきた。小さなを指で摘んで。

「それは?」
「ペパーミントのアロマオイル。会社で『恋人が酷い風邪をひいて咳き込んでいる』っていう話をしたら、同僚の○○さんがペパーミントが効くって教えてくれたんだ」

それはかなり以前、オレ達の間でアロマブームが来ていた頃に買ったものだった(初期ブログに書いたな、アロマポットを買ったとか)
匂いが悪くなっていないかと奴は心配していたが、保存状態が良かったのか、買った当時とまったく変わっていなかった。

それにしても、会社で堂々と『恋人か風邪』と言ったとはな。

オレはそれが妙に嬉しくてニヤニヤしてしまった。
奴は会社に居る時にもオレを恋人だと思ってくれて、(オレの名前は伏せているにせよ)皆に恋人が居る事を知られても構わないと思っているのだな、と。

「それをどうやって使うんだ?」
「ティッシュに2滴ぐらい垂らして匂いを嗅ぐだけでも効果があるって言ってた。あとは、マッサージオイルにブレンドして胸に塗るとか」

オレは、まずはティッシュに染み込ませて香りを嗅いでみた。
すると、なるほど、鼻から胸がスーッとして、喉をくすぐられているような感じがなくなった。

「効く! スッとして気持ち良い」
「そう? じゃあ今夜は久しぶりにアロマポットを使ってみる?」
「いや、ティッシュを枕元に置くだけで良いぞ」
「ティッシュだとすぐに匂いが消えそう。じゃあマッサージオイルとブレンドしてみようか?」

奴はオレの看病をするのが楽しいのか、嬉々としてオイルをブレンドして(手のひらに適当にオイルを垂らしてグリグリと混ぜただけ)、「胸を出して」とオレに言った。

オレはパジャマのボタンを外して胸を露出させた。
オイルを垂らした奴の手がぬるりと胸を這った時、ちょっと性的に気持ちが良くて声を出しそうになった(笑)

愛撫って、性器への率直な刺激も良いが、肌をヌルヌルサワサワさせるのもたまらなく良いんだよな。
だからソープランドごっこって大好きだ。あれはソープのぬめりも良いんだが、下に敷くマットでヌルヌルさせるのが最高なんだ。

「あー……気持ち良い」
「良い香りだね」

肌にオイルを塗り付けられる感触も、そこから漂ってくる香りも、どちらもとても気持ちが良くてオレは恍惚とした。

「全身に塗られたい」
「裸になったら風邪が悪化するよ」
「じゃあ、治ったら」
「ふふ、良いよ。全身にくまなく塗り付けてあげる。でも早く治さないと忘れちゃうからね」

そんな事を言われたら明日にでも治さなくてはならんだろう。

だが、多分もう大丈夫だ。
薬はもうとっくに切れているが熱は上がらないし咳もそれほど出ない。

これなら明日は会社に行って師走の慌ただしさの中で活躍できそうだ。
そして明日には、大きなオムライスを奴に作ってあげられたら良いな。

ペパーミントのアロマオイルを会社に持って行く事にした。トローチを舐めてペパーミントを染み込ませたハンカチを用意すればプレゼンテーションも快適に出来そうだ。

だが奴の同僚に気付かれないようしないとな。
ペパーミントを奴の恋人に薦めた翌日にオレがペパーミントの匂いをさせていたら、オレが奴の恋人だと疑われてしまう!(なんて事はほとんどないだろうが・笑)

という訳で、明日は頑張ってきます。

今日もオレの具合を心配して下さってありがとうございました。
今回はかなり厄介な風邪でしたが、お陰様でもう治りつつあります。

たまには風邪をこじらせて仕事を休んで奴に看病されたい……という願望を以前は持っていましたが、今ではまったくなくなりました。どんなに仕事をサボりたくても健康でいるのが一番です(笑)

皆さんも風邪などひかずにずっと元気でありますように!
明日も皆さんの健康と幸運を祈っております。

では、今夜も楽しくて幸せな夢を。
おやすみ。

明日は奴に美味しいオムライスを作ってあげられたら良いね! と思って下さる方はバナーのクリックをお願い致します。明日は絶対に作るつもりです。今日は抜かりなく美味しそうなオムライスのソースの勉強をしました(笑)
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風邪で休んだ日の雑談
Tue.04.12.2012 Posted in 気軽な雑談
風邪が悪化したので仕事を休んで、ごきげんよう。

まったくしつこい風邪だぜ。
正直なところ風邪の話はもう飽きたが、オレが飽きたからといって「じゃあ出ていきます」と風邪は言ってくれないから困ったものだ。

良くなったと思ったのにな。
だが昨日の夕方からまた熱が出て、夜の会食の時にに頭がボーっとしたり咳き込んだりしたらどうしようかと緊張した。そのガチガチの緊張感のお陰で症状は抑えられたようだが。

実は、奴の真似をして薬を飲まないで治そうとしていたが、今朝はその事で奴に注意された。

「オレは生まれた時からずっと薬を飲まないで治してきたからそういう身体が出来上がっているんだ。でもそうじゃないお前がいきなりそれを真似するのは危険だと思う。薬を飲んで」

確かに、そうなのだろうな。
オレには奴のファイアウォールのような体温や免疫力がない。薬を飲んで風邪を治す習慣が身に付いている。

で、今朝はちゃんと薬を飲んだ。
すると1時間ぐらいで具合が良くなって、もっと早く飲めば良かったと後悔した(汗)

それを(会社に行った)奴にメールで伝えたら、『良かった! でも薬で症状が抑えられているだけだから、今日はちゃんと寝ているんだよ。今夜も温かいものをオレが作るからね』といった返事が来た。

ああ、今日は仕事なんかしないで、ベッドで本でも読んで過ごそう。
タイミング良く昨日は、こんな漫画を買って来たしな。

2012_12_03_1.jpg

『きのう何食べた? 7巻』を目的に本屋に行ったら、『大奥 8巻』もあったので一緒に買ってきた。

今回も面白かった。笑えたし(ワタル君のジルベールの台詞が!)、幸せだったし、病んだオレにまったりとした一時を与えてくれた。

病気の時って、あんまり頭や神経を刺激する本は読みたくないんだよな。学術書とか専門書とか、エロティックなSM小説とか、セクシーな筋肉美&美青年の写真集とか、どれも好きだがどれもパスしたい。

どうせならもっと色々な漫画を買ってくれば良かった。
といっても、オレは漫画の事はまだ良く判らないし(2年前までは漫画のネタを振られても何も答えられなかった)、会社を休むほど風邪が悪化するとも予想できなかったしな(汗)

後で本屋に行ってくるかな。
ツイッターで『月刊MOE』という雑誌にムーミン特集があると教えて頂いたので(M様、ありがとうございます!)、それを買って奴にプレゼントしたい。

奴には迷惑を掛けたからな。
昨日も夜ご飯を作って貰ったし、今夜も作ってくれるそうだ。これで今週は、オレは一回も料理をせずに4日間達成になってしまう。奴よ、ありがとう!(汗)

風邪が治ったら、卵を3つ使ったデミグラスソースのオムライスを奴に作ってやろう。あと、チキンや海老や野菜を使ってチーズフォンデュをするのも良いな。奴は冬になるとフォンデュを食べたがるからな。

早く元気になりたいぜ。
そして奴に恩返しをするんだ。

「今夜、何か食べたいものはある?」
「今は食欲がなくて何も浮かばない。ごめん、任せる」
「判った。食欲が出そうな料理を考えるよ」

玄関まで奴を見送ろうと思ったが、寝室から出るなと奴に言われた。

奴が寝室を出る時にオレの肩に毛布を掛けてくれたが、これは奴の肘掛け用のものなので奴の匂いがする。

落ち着く匂いだ。
猫様もさっきこれにふんふんしていた。でもオレのなので譲ってやらなかった。

後で本屋に行く時、これをマフラーのように首に巻いて行くかな。分厚ダウンコートを着て(もちろん冗談です)

という訳で、今日は安静にして早く風邪を治すぞ。

師走に風邪で会社を休むなんて初めてで恥ずかしくなったしな(汗)
そして何よりも、これ以上奴に炊事を任せては申し訳ない。オレは奴隷なのだからいつも元気に奴に尽くしていないとな。

今日で風邪のネタは終わりにしたいぜ。
だが世間ではますます風邪が流行っているようなので、皆さんも十分にご用心下さい。帰宅したら手を洗って、うがい。それだけで感染率はかなり下げられるので、どうぞお忘れなく。

では、今日も楽しい1日を。
風邪ひきの雑談にお付き合い下さってありがとうございました。

体調が良かったらまた夜に。

<余談>
薬が効いたお陰で急に食欲が出てきた。ピリッと刺激のある麻婆豆腐とか麻婆茄子が食べたい! あとハーゲンダッツの期間限定品のマスカルポーネストロベリーも食べたい!

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風邪をひいたら猫になろう
Mon.03.12.2012 Posted in 恋愛
(過去語り act4 は、このエントリーの下にあります)

まだ少し咳をしながら、ごきげんよう。

だが喉の痛みはほとんどなくなったので完治まであと一歩だ。
オレとしては稀に見る酷い風邪だったが、ようやく体調が戻るかと思うとホッとする。

先週と週末は無残だったからな(汗)
昨日など昼間はほとんど寝ていた。咳き込んでいたので奴の傍にはいられなくて、部屋で本を読んでいたら眠くなって6時間ぐらい。

時間を無駄にしたと思った。
だが、奴にそれを言ったら「違うよ」と言われた。

「体調が優れない時には眠るのが一番なんだ。猫もそうだけど、動物って病気になったり怪我をすると眠り続けるでしょう? 人間も眠らないと回復しないんだよ」

そういえば、子供の頃は風邪をひいたら一日中眠っていた。そして翌朝には体調が回復して元気に学校に行っていた。
だが大人になってからは眠る事を惜しむようになり、読書や映画を観るぐらいは平気だと思って眠らずに起きているようになった。

奴の母国では風邪で薬を飲む習慣がないので、風邪をひいたらとにかく暖かくしてゆっくりと眠るそうだ。
奴が眠る事を大切にしているのは、睡眠が人間の身体を癒してくれる事を良く知っているからなのかもしれない。

オレは今まで、『ゆっくりと睡眠を取る』という行為を時間の無駄遣いだと思っていた。
だがその考え方は改めた方が良さそうだ。これからは疲れた時や体調の悪い時には素直に眠るようにしよう。猫様やシロ子を見習って、暖かい場所でグーグーと。

「何か作ったのか?」
「サーモンのリゾット。美味しく出来たよ、食べる?」

6時間も眠って体調が良くなったのか、キッチンから漂ってくる良い香りに刺激されて空腹を感じた。

オレは「食べたい」と頷いた。
奴は「温めてくるから待ってね」と言って、キッチンに行く前にオレを抱きしめた。
オレの体調を考えて温かなリゾットを作ってくれた奴の気持ちを思えば、嬉しくて感謝の抱擁を返さずにはいられなかった。

「味付けはどう?」
「美味い。バターの風味が良いな」
「今週はこれでもう2回も自炊したから、あと2回で達成するね」
「楽勝だな。先週は残念だった」
「そんな時もあるよ。家事を休んだせいでお前の具合が酷くならなかったのかもしれないし、それなら達成できなくて良かったんだ」

奴のその台詞にオレはジンとした。
奴は「今週も無理はしないで」と言ってくれたが、オレは『今週こそは達成させるぞ』と心に誓った。

一昨日も昨日もオレのせいで奴に退屈な休日を過ごさせてしまったからな。
その汚名返上を兼ねて、次の週末はちょっと派手に遊びたい。だからオレはさっさと風邪を治して料理も作るんだ。

もしも治せなかったら、自分で自分の背中を鞭でぶってお仕置きだぜ。

という訳で、12月に入って皆さんも何かと忙しくなるかと思うが、どうぞ健康第一で充実した日々をお過ごし下さい。

今日も皆さんにたくさんの良い事があるように応援しています!

では、また夜に。

<余談>
しかし夕方まで6時間も眠ったせいで、昨夜はなかなか寝付けなかった(汗)
奴が眠った後にこっそりとここの更新をしたが、またたくさんの方々に読んでもらえたようで嬉しかったです。嬉しいお見舞いとなりました。ありがとうございます。

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夢の回想 - 過去語り act.4
Mon.03.12.2012 Posted in 過去語り
「好きな人は出来た?」
「いや」
「僕には出来た」
「そうか」
「あんたにも出来たら良いね」

そんな会話を交わした『彼』とは、一年前までは良く一緒に酒を飲んでいた。
だが今では偶然に出会った時に短い言葉を交わすだけの関係になっていた。

距離を置きたがったのは彼の方だった。「あんたとはもう会えない。さようなら」とオレに言って。
オレは引き止めた。だが、その内にオレも彼から離れるべきだと考え直して距離を置いた。諦めたのではなく、その方がお互いの為になると判断して。

彼に好きな人が出来たのは祝福すべき報告だった。
だがオレは置いてきぼりにされた寂しさをも感じた。「あの罪は一緒に償おう」と言った言葉は、一年も経てばもう時効になるのかと思って。

オレは一時、彼に惹かれていた。
だが、彼が立ち去った後にオレの頭の中に浮かんだのは『奴』の姿だった。

特に奴を『好きな人』と意識していた訳ではなかった。
無意識の内の逃避だったのかもしれない。今、部下の中で一番気に入っている奴と飲むことが出来たらどんなに楽しいだろと、そんな事を思っていた。

奴が入社して一ヶ月が過ぎた。

ミーティングで部署の皆と一緒に飲んだ事はあったし、喫茶店で2人だけでランチを食べた事はあったが、2人だけで飲んだ事はまだなかった。

明るくて愛嬌のある奴は、アルコールのある店に入ると決まって陽気になった。
カラオケに行った時には良く知りもしない日本の流行の歌を歌って、音痴ながらも最後まで歌い上げて皆から拍手を送られていた。

その時、奴はかなり照れていてた。
頬を赤くして、落ち着きなく自分の髪を弄りながら、嬉しそうにニコニコと笑っていた。

オレはそんな仕草や表情をする奴を眺めながら、『ナイーブな性格なのかもな』と思った。奴の笑顔に釣られて笑いながら。

そして今もオレは、その時の奴を思い出して一人で笑っていた。
『彼』が残していった寂しさを忘れてしまいながら。

奴はオレのお気に入りだった。
決して恋愛のように熱くなったりのめり込んだりすることはないが、姿を見たり話をするのが楽しみに思える相手だった。

オレは奴の事をそんなポジションに置いていた。
恋をした時のように何かを望んだりはせずに、ただ奴の仕事の頑張りや様々な表情に微笑ましい気持ちになっていたいと思っていた。決して恋にはせずに、あくまでも上司として、やがてこの気持が焦る時まで。

12月に入って多忙が始まった。

今年も会社ではそこそこの規模のクリスマス・パーティを企画していたので、オレ達社員はホスト役やらウェイター役やらで会場に駆り出される事になっていた(去年から景気の問題で開催されたくなったので懐かしい思い出です)

「Y君はフォーマルスーツを持ってるか? ブラックかダークグレーのスーツに見栄えするタイを着けて参加そても良いぞ」
「前の会社でも着ていたので持ってます」

残業の時、オレと奴がそんな会話をしていると、オレのアシスタント務めてくれているAちゃんが話に飛び込んできた。

「Yさんってフォーマルスーツが似合いそう!」

彼女の言葉にオレが同意して、奴がまた照れ臭そうに笑って、そこからクリスマス恒例のイベントの話になった。
そしてその内に、「今夜の残業はこれで切り上げて、後はオレとAちゃんで新人のY君にクリスマスイベントの仕事内容を説明しよう」という事になった。

オレは2人を美味しいイタリアン料理を出してくれるパブに誘った。
Aちゃんも奴も割り勘で支払う予定だったようだがオレの奢りにして。

思えば、オレが奴に奢ったのはこれが初めてだった。Aちゃんがいなかったらきっとこんなにも早く奴を酒場に誘う事など出来なかっただろう。

「じゃあ、パーティって言っても仕事なんですね」
「ああ、だから会社も力を入れているんだ」
「好きなように飲んで食べて遊べたら楽しそうなのにねえ?」

はじめは予定通りにクリスマスイベントの話をしていた。
だが酔いが回っていく内にお約束のように脱線して、会社の人達の話になり、そして恋愛の話になっていった。

「Rさんって今は付き合っている人はいないんですよね?」
「いない。Aちゃんは?」
「いますよ。内緒ですけど、○○○社の……」
「へえ、良さそうな相手じゃないか」
「ふふふ、内緒にお願いしますね! Y君はいるのかな?」

Aちゃんが奴に話を振った時、オレは心の中で苦笑した。出来れば『ガールフレンド』の話はもう聞きたくなかったな、と思って。

だが奴は、「いないです」と答えた。
けれどAちゃんも先日の奴の発言『ガールフレンドの家に行っていた』を聞いていた一人だったのでツッコミを入れた。「休日はガールフレンドの家に行ってたんですよね?」と。

奴は、「Aさんにも聞かれていたなんて」と言って笑った。
オレはもう一度心の中で苦笑した。やっぱり居るんだな、と。

「Y君は恰好良いんだから、いないわけないだろう」
「それもそうですね」

オレが当たり前な事を語るようにそう言うとAちゃんは納得した。

オレもそれで納得した。本当は心のどこかで『あれは冗談の発言であって欲しい』と思っていたが、こうして口に出して言ってみれば余りにもそれが当たり前のように思えてようやく納得に至れた。

本当は、奴に出会ったその日の内にそんな予想はしていた。『きっと彼には付き合っている相手がいる』と。

悲しいぐらいにこの手の勘は当たる。好みの男に対しては尚更、相手の雰囲気を見ればほぼ判る。
しかし、大抵は、『この男は自分の手の届く範囲にはいない(通じるものがない)』と感じた時点でオレの興味はほとんど冷めるのだが、何故か奴に対してはそのブレーキが効かなかった。

その理由は、ブレーキが効かなくなるほど奴に興味を抱いたからなのかもしれないし、あるいは、『範囲にはいない』と感じなかったからなのかもしれない。理屈の上ではそう感じたのかもしれないが、もっと本能的な部分で。

「Y君も酒が強そうだな」
「Rさんも」

会計を済ませて、Aちゃんがレストルームから戻ってくるのを待っている間、オレと奴は2人だけで話をした。

話といっても、僅かな言葉を静かに交わすだけだった。酒盛りの残り火の後始末をするように。

「機会があったら飲み比べをするか」
「誘って下さい。今夜は楽しかったです」
「オレも楽しかった」

オレは最後に奴と乾杯しようと思った。ちょうどお互いのグラスには2~3口分のウイスキーが残っていたので。

自分のグラスを持ち上げて、「乾杯」と言って、それを奴の方へ差し出した。
奴は笑顔になって、「乾杯」と言って、オレのグラスに自分のグラスを当てた。

カチンと耳触りの良い音が鳴って、オレ達は一緒にグラスを空けた。
互いに目を見つめ合いながらウイスキーの熱を胸の奥に注いだ。

誰しも相手の瞳をじっと見詰めている時は、相手に何かを心の中で打ち明けているのかもしれない。言葉に出来ない思いを、囁くよりも密かに。

その夜は、ほろ苦い気分で帰路を辿った。
帰宅して深夜になってもなかなか寝付けず、何度も寝返りを打った挙句、朝方になってようやく眠れた。

頭の中で『彼』と『過去の恋人』との記憶がぐるぐると回転した。
けれどそれは眠りによって中断され、夢の中には『奴』が現れた。

どんな夢だったのか、目覚めた時にはおぼろげにしか覚えていなかった。
だが目覚めてしまった事を悔やむほど楽しい夢だった。オレは奴に恋をしていて、奴と一緒に過ごして、歓びに包まれていた。

その日、オレは何度もその夢を回想した。
奴を追い求めるように、どうしても全てを思い出したくて夢の断片を掻き集めた。

恋なんて何が原因して火が点くかなんて判らない。
ささいな事がキッカケして昨日まで苦手だと思っていた相手を好きになる場合もあるし、夢の中に現れたというだけで何の意識もしていなかった相手を好きになる場合もある。

恋の理不尽さと不可解さに笑わずにはいられなかった。
人の気持ちも知らずに容赦なく訪れるその感情を憎らしく思った。

だがオレの場合は、置き去りにして忘れたフリをしていた自分の本当の気持ちを認めただけに過ぎなかった。
恐らくそうだった。オレはずっと、初めて出会った時から奴のことが好きだった。

続きも待ってます! と思って下さる方はバナーのクリックをお願い致します。前置きのような部分はこれで終了。後は過去の日記のように綴りたいです。
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マスクメイクラブ
Sat.01.12.2012 Posted in SM・フェチ
「おはよう、喉の具合はどう?」

今朝、目覚めてすぐに奴にそう訊かれた。
昨夜はとにかく喉が痛くて食事すら控えたせいだ。

「まだ痛い……」
「今回の風邪は酷いね。熱は?」

奴はオレと額を合わせて熱を測った。
『だからそんなに顔を寄せるなって』とオレは思ったが、喉の痛みは目覚めた時が一番酷くて喋りたくなかったので、呼吸を止める事によって奴に風邪をうつすまいとした。

「熱は下がったみたいだね。でもまた夕方からあがるかもしれないし……」

奴はそんな事を言いながらずっと額をくっつけていた。
その内にオレもいい加減に息を止めていられなくなって、奴の肩を押し上げて身体を離した。

「なに?」

っとビックリした奴の横で、オレはうつ伏せになってハアハアと息をした。「風邪をうつすから息を止めていたんだ」と言いながら。

奴は悪びれない笑顔で「ごめん」と言った。「本当はね、ちょっとその気になっていたんだ」と。

そんな事を言われると途端にオレもその気になってしまう。喉は痛かったが、あとは軽く火照りを感じるぐらいだったので、欲情するのは容易かった。

「……するか?」
「したいけど、具合が悪いでしょう? 我慢する」
「喉が痛いだけだ」
「でも……それでもしも悪くなったら……」

体勢はさっきとは逆になった。今度はオレが引き腰の奴に迫る形になった。

奴はズルいよな。自分から誘っておいて、オレがその気になったら遠慮するなんてな。おまけにこれじゃあ、風邪が悪化してもしつこく迫ったオレの方が悪いって事になるだろう(汗)

「マスクをしてキスをしなけりゃ大丈夫だ」
「マスクをしたままってフェティッシュのセックスみたい」
「いつもより興奮するかもしれないぞ?」
「……そうかも。おかしな気分になって燃えるかもしれない」

マスク越しにキスをした。
あとはもう雪崩れて行くばかりだった。

それにしてもマスクは息苦しかった。
マスクをして相手を責めるのは非常にサディスティックなイメージだが、逆に相手に苦しめられながらご奉仕している気分になった(汗)

奴は悦んでいたが(面白みの意味でも、性的な意味でも)、マスクフェイスのオレをアダルトな玩具、つまり気持ちの良い事を何でもしてくれる生身のダッチハズバンド(ダッチワイフの『夫』バージョン)だと思って愉しんでいたそうだ。

なるほど、サディストだとそういう感覚になるんだな。
もしもオレが受けネコちゃんで、マスクをした奴にされたなら、きっとイケメンドクターにクールにお注射されてる状況を浮かべただろうな(笑)

「刺激的だった……」
「オレも……」

暖房を入れた部屋でお互いにかなり動いたので、終わった時には汗まみれだった。

マスク越しにもう一度キスをした。
本当にうつしてしまうかもしれないと危ぶみながらも、そうせずにはいられなかった。

「風邪をうつしたらゴメンな」
「精液でもうつるかな? だったらオレも風邪をひくかもしれないね」
「うつしてたら治るまで看病する」
「……うん、良いね。そうして」

奴は笑ってオレを抱きしめた。
オレは喉の痛みをすっかりと忘れていた。奴の熱い身体に包まれているのがとても気持ち良かった。

しかし、楽しい夢が終われば感覚も現実に引き戻された。

喉の痛みが引いたのは絶頂の一時だけで、あとはまたしっかりと痛みが戻ってきた。
もしもそのまま痛みが消えたら映画に行こうかと思ったが、無理だったな(汗)

「外に出たらやっぱりマズイかな? 具合は悪くなんだが」
「風にあたっちゃ駄目だって。熱だってまだあるんだから今日は絶対安静」
「007が観たかった。ダニエル・クレイグとベン・ウィショーの共演……」
「治ったら何回でも付き合ってあげるから」

そんな訳で、今日のデートはやっぱり中止になった。
だが奴が腕を振るって美味しいものを作ってくれたので大満足な休日になった。奴君、いつも本当にありがとう。

何を作ってくれたかというと、身体が温まるスパイスたっぷりのインド風カレー。
サフランライスと一緒に頂いたが物凄く美味しくて本気で涙が出そうになった。

ピリッとしたものの方が食欲が進みそうなので「カレーが食べたい」と奴にリクエストしたオレだが、まさか手の掛かるインドカレーを作ってくれるなんて。

風邪が治ったらオレも奴に美味しいものを作ってやりたい。
そして来週こそ4日間連続を達成させて、小さくてコロンとした可愛い『あれ』を奴にプレゼントするんだ。『あれ』はもう一ヶ月ほど前に手に入れて、12月に入ったらすぐに渡そうと思っていたのだから。

来週は健康なオレに戻るぞ。
そして仕事と炊事を頑張ろう。

12月に入ってますます寒くなりそうだが、どうぞ皆さんも元気でいて下さい。
皆さんの健康を祈ってます。そしてお互いに楽しい12月を過ごしましょう!

では、今夜も楽しくて幸せな夢を。
おやすみ。

<お礼>

オレの体調を心配して下さってありがとうございます。
まだ喉は痛いですが昨日の半分ぐらいになりました。おそらく峠は越したと思うので、あとは回復するばかりだと思います。

皆さんも外出の際には温かくしてマスクを忘れないで下さいね。
マスクプレイをするにしても元気でした方が楽しいに決まっているので、わざわざ風邪をひく必要はありません(笑)

寒い日々が続く間、ずっとみなさんの健康を祈ってます。
この度は本当にありがとうございました。

来週末の為に今週末は遊ぶのを我慢してしっかり身体を治すんだぞ! と思われる方はバナーのクリックをお願い致します。喉の痛みがなくなればかなり楽になりそうですが、暖かくして安静にしているしかないですね。我慢します。
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