冷たい鞭と熱い欲望
Sun.25.03.2012 Posted in SM・フェチ
シャッとカーテンが開かれて瞼の中に光が差し込んだ。
それでもオレは目を開けようとせずに、身体を横にして自分の目元を腕でおおった。

「時間だよ」

と、奴の声が聞こえた。
そういえば今日は午前中に一緒に出掛ける約束をしていた事を思い出した。けれどまだ眠かったオレは、「あと5分」呟いた。

不意に、オレの胸の上で何かが動いた。
はじめそれは、奴がオレの胸に指を立てて動かしているのかと思った。
しかしそれは、人間の指よりも固くて細くて、そして冷たかった。

それはオレの胸を這い回り、やがて乳首の周囲に円を描き、そしてその突起を弄った。

オレは思わず身体を震わせた。
固くて冷たいそれに与えられた刺激は下半身に伝わり、元から勃起していたものをじわじわと焦らすように刺激した。

その頃にはもう、『それ』の正体がなんであるのか気付いていた。
薄く目を開いてみればそれは、黒っぽい枝のところどころに枯れ始めた白い花を付けて、イタズラにオレの快楽を煽っていた。

枝の先は少し尖っている為、それで乳首をなぞられると、ゾクリと身震いせずにはいられない強い刺激が走った。

人間(奴)の手や舌ではないものにそんなことをされていると奇妙な気分になった。
いつも以上に淫らに遊ばれているような、あるいは自分が性の玩具や実験体になったような、そんな気分に。

「もう起きてるくせに」

そう言って奴はオレの顔を覗き込んだ。
奴は少し伸びたブロンドの巻き毛を額に垂らして、笑みを浮かべた目でオレを見詰めた。

オレは奴とキスがしたくて両腕を伸ばした。
けれど奴はそんなオレを無視して、オレの身体を覆っていた布団を取り去った。
そしてオレの欲情したものを見て鼻先でフッと笑い、梅の枝を振ってオレの胸をピシャリと叩いた。

鋭く音が立ち、少ししてじわりと痛みが浮かび上がった。。
それらは熱を帯びた官能となって、奴に触れたいと願うオレの欲求を強く掻き立てた。

「時間通りに起きなかったから罰だ」

奴のふっくらとした赤い唇には支配的な笑みが浮かんでいた。
吊り上がった大きな目を輝かせて、手にした冷たい鞭を楽しそうに揺らしていた。

その口の中には猫のような牙が生えているように思えた。
もともと奴の歯が尖り気味なせいもあるが、奴の淫らで邪な欲望が赤い唇の奥にチラチラと見え隠れしているように思えた。

その後、何度も梅の枝で打たれながら奴の身体を口で奉仕した。

ベッドに座る奴のものを口の中で満足させた訳だが、奴は達するまでの間、かなり強く(感じれば感じるほど強く)オレの背中をぶった。

「熱い……愛しいよ。愛してる、愛してる……」

行為が終わった後、奴はオレの背中に頬を付けてそう呟いた。
シャワーを浴びる時に自分の背中を鏡に映して見たら、そこは見事にミミズ腫れだらけになっていた。

これらの痕は、もう完全には消えないのかもしれない。
だがそれで良い。
オレの身体に付けた全ての傷痕を永遠に愛していると、奴は言ってくれたのだから。

それに、奴がオレの傷痕に触れて愛していると言ってくれると、何故かオレはこの上ない幸せを感じて涙が出そうになる。

その後は外でデートをしたが、その話はまた後日に。

ただ、今日は晴天で最高に気持ちが良かった。
午前中はベッドの中で退廃的な快楽を楽しみ、午後は外で健康的な快楽を楽しみ、非常に充実した日曜日になった(笑)

皆さんも楽しい休日を過ごされたか?
楽しいことがたくさんあったなら良いな。

明日は平日が始まる月曜日だが、明日も皆さんの幸運を祈っております。

では、今夜も楽しくて幸せな夢を。
おやすみ。

<お詫び>
コメント返信の方、また遅くなって申し訳ありません。
初めてコメントを下さった方を含め、一日も早くご返信したい話題ばかりなのですが、仕事やリアルの人間関係などで気を取られる事柄が多くてなかなかPCに集中できる時間が取れません。

もう少しだけお待ちください。今週中には返信の方をさせて頂きます。

仕事環境が変わってからずっとこのような感じですが、それでもコメントを下さる皆様に心からの感謝を申し上げます。
ありがとうございます。皆様の毎日が幸せに満ち満ちますようにm(__)m

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