1分でも早く
Fri.23.03.2012 Posted in 恋愛
温かいハーブティーを飲みながら、ごきげんよう。

今日の夕方までに奴から5通のメールが来た。

どうしてそんなにオレにメールをしてくれたかというと、
『昨日は想定外の事態が起きて帰宅できなくなったので、今日は必ず帰れる事をアピールする為に、自分の状況を逐一報告してオレを安心させようと思ったから』だそうだ(笑)

奴は仕事に没頭するとオレの存在を忘れるが、申し訳なさを感じると途端にマイホームパパのように律儀になる。

『今日は絶対に帰るよ』
『予定通りに進んでいるから安心してね』
『お土産、今日も買ったよ』
『指定席を取った。もう大丈夫だからね』

と、こんなにも親切で愛情いっぱいのメールを何度も受け取ると、なんだか自分が彼氏なしでは生きていけないか弱い乙女になった気分になる。

まあ実際、今いきなり奴がいなくなったらオレは発狂するだろうな。だから『彼氏なしでは生きていけない』というのは正解なのだろう。

奴が会社に戻ったのは夕方だった。

オレの仕事が終わるのはまだ先だったので、『お疲れ様。先に帰ってゆっくりしてくれ』と奴にメールを送った。
けれど奴はこんな返信を寄越した。『お前の仕事が終わるのは何時?』と。

『○時ぐらいだな』
『じゃあ、○○のバーで待ってる。本を読みながら飲んでるから急がなくて良いよ』
『でも疲れてるだろう?』
『待っていたんだ。今日は金曜日だからすぐに帰りたくないし』

オレは昨日以上に仕事に懸命になった。
少しでも早く残業を終わらせたくて、いつもの2倍キーボードを早く叩いてペンを動かしてソフトを操作した。

それでも予定より10分早く終わっただけだったが、1分でも早く奴に会いたかったので10分も早く奴に会えて嬉しかった。

そして、会社を出て走って駅に行って電車に乗って、奴の待っているバーにたどり着いた。
バーに入る前に、その近くにあるフラワーショップで花束を作ってもらった。一時間以上もオレを待ってくれた奴に、サプライズプレゼントとして渡したくて。

店内は薄暗かったがオレはすぐに奴を見付けた。
それまで奴は本を読んでいたが、オレがテーブルに行く前にオレが来た事に気付いた。そして、オレが手を振るように掲げた花束を見て、ぱあっと笑顔になった。

「お帰り」
「ただいま」

オレが花束を差し出すと、奴は椅子から立ち上がってそれを受け取った。
そして何秒か、ただ視線を合わせてお互いにニコニコしていた。
お互いに積もる話はあったのだが、声を掛けるよりも先にお互いの顔を見ていたかったのかもしれない。相手の元気そうな顔を見るのが何よりも安心できることだから。

「キレイ。なんていう花?」
「買う時に聞いたけど忘れた」
「もう、帰ったら調べないと」
「ごめん、一緒に調べよう」

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アイリッシュ・バックファイヤー(マッチで火を灯して作るカクテル)で乾杯した。

楽しく話をしながら飲んでいたら何か食べたくなってしまったので、自宅に買い込んだ食材は明日使うことにしてピザやパスタを注文した。まあ、良くある話だ(笑)

余談だが、花は同じ種類を20本買ったが、花束にすると結構大きくて目立った。
バーの中で三人のボーイ君に「キレイですね!」とか「お祝いですか?」とか言われたが、その度に奴がニコニコしてくれたのが嬉しかった。
花は幸せや喜びを象徴しているものだと思う。必ず明るい未来を掴もうと決心しているオレと奴の生活には欠かせないものになっている。

バーを後にすれば、雨の降る冷たい風に身震いした。

「大丈夫?」と奴は言ってオレに身体を寄せた。
「風邪をひくかも」とオレは答えて、ジョークでじゃれ合うように奴を抱きしめた。

「今夜は一緒に寝ようね。温めてあげる」
「3日間寂しかったから、茹だるぐらい温めてくれ」
「良いよ」
「ははは」

奴の肩を抱いたまま駅に向かった。

奴のいない夜を過ごしたのはたったの3日だったが、奴の匂いが懐かしく思えるぐらい奴のことが愛しく思えた。
『何事もなく笑顔でまた会えて良かった』という安堵がそう思わせたのかもしれない。相手が変わらずに元気で居て、しかも変わらず自分を愛してくれるのは、とても幸せな事だな。

今夜はようやく暖かな夜が過ごせそうだ。
昨日も一昨日も一人で眠るのが楽しくなさそうに思えてベッドに入る時間が遅くなってしまった。

奴が居てくれたら……オレが夜更かしをしていたら叱ってくれるしな。それでも眠れなかったら身体を重ねて甘やかしてくれる。
オレ一人ではできない事に付き合ってくれる奴に、改めて感謝しよう。

帰宅してシャワーを浴びて、紅茶を飲んで、奴は明日提出する書類のまとめ中。
オレも軽く仕事をして、それから奴の仕事が終わるのを待っている最中。

週末の夜は長い。
今夜は朝が来るまで奴と戯れていたい。

『1分でも早く』

その衝動的な気持ちはまだ鎮まってはいない。
今夜が終わるまではきっと消えやしないだろう。

話は変わるが、ガーナ子の事を。

薬が効いてくれたようで鼻の腫れが三分の二ぐらになりました!

昨日もガーナ子を心配して下さるコメントをたくさん頂きました。
本当にありがとうございます。
こんなに早く効果が出たのは皆さんの暖かな思いもあっての事だと思っております。

引き続き油断はしないで、毎日必ず薬を飲ませて様子を見ます(それらをやるのは妹ですが・汗)
もっともっと良くなったらまたご報告させて頂きますm(__)m

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ガーナ子ちゃんのお薬がたくさん入っている袋。
(ガーナ子、と伝えるのは流石に恥ずかしくてガーナにしておいた・汗)

薬を飲む猫の絵がシュールで可愛い。
実際の猫もこんな風に自ら進んで薬を飲んでくれたらどんなに楽だろうか……と、妹の苦労話を聞いて思うオレだった。

次に実家に帰る時には妹にケーキを買って行こう。

さて、
今週もお疲れ様でした!

明日の土曜日は心の底からリラックスして、楽しい時間をお過ごし下さい。
明日も仕事や勉強の方は、その頑張りが必ず実るように応援しております!

では、今夜も楽しくて幸せな夢を。
おやすみ。

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