うらめしやの間欠泉 2
Sat.11.06.2016 Posted in SM・フェチ
【注意】フェチとSM。過去の話です。奴は登場しません。渡辺さんが登場します。

「嫌だ、殺される……助けて……」

ショーがはじまって早々、ホスト君はそんな呟きを漏らし始めた。どうやらかなり怯えながらも興奮しているようだ。二人の亡霊に襲われ、しかも観客に見られているという、生まれて初めての体験のせいで。
亡霊達も自分よりも若く端正な青年を恐れされることに楽しみを見出したのか、さっきまでの華やかなホステスの顔を完全に消して、死霊のように生気のない目を髪の隙間から覗かせていた。

「……あれ、勃ってるな」
「ビンビンに勃ってますね」
「本当に勃ったな。マジだったか。射精するかな?」
「ホステスさん達の演技次第でしょうね」
「したら良いんだがな……」

オレと渡辺さんはショーの成功を見守りながらヒソヒソと話をした。

けれどオレ達の心配は杞憂だった。
ホスト君の戦慄の声がどんどん真に迫ってくると共に、亡霊達の彼を貪らんとする蠢きもますます不気味なものへとなっていった。グワッと白い手を広げて爪を立てた指先で、首を締めて見せるように首筋を、動脈を裂いて見せるように首筋を、フェザータッチって引っ掻いていった。それからじわじわと胸元へと手を滑らせて、やがて乳首に爪を当てた。

「犯される……やめて、あっ、あっ、怖い……!」

二人の亡霊はそれぞれ彼の乳首を一つずつ爪の先で転がした。そしてそうしながら、一人は白目を剥いた無表情で彼の目をじっと見下ろし、もう一人は彼の勃起している股間の上に座った。怯えて震え上がっている彼を無理矢理に騎乗位で犯すように。

おまけに亡霊達は息をぴったりと合わせて、ほとんど二人同時にホスト君の顔にバサバサの髪を垂らした。ホスト君の視界いっぱいには亡霊達の乱れた髪と恨めしい目が映った筈だ。

これは上手い! とオレは思った。

「ああっ、やめて! 怖い! 殺されるーー!!」

案の定、彼は身体を仰け反らして射精した。最後の最後まで亡霊達に乳首を弄ばれ、髪に絡まれ、死んだ目に見下されながら。

「すげえ、尻で圧迫したのはちょっとズルかったが、それでもすげえな」
「本当に出しましたね」
「興奮したぞ」
「興奮っていうより達成感が。AV監督が良い撮影が出来たみたいな」
「撮りゃ良かったな」

オレと渡辺さんはホッとしながら、たった今見たばかりの初めての光景に感動していた。

しかしホスト君は射精の後も興奮が収まらないようだった。「潮、吹かせて! お尻犯して、激しく扱いて!」と声を上げて、自ら足を広げて腰をくねらせた。

ホステスさん達は困った顔をしてこちらに助けを求めた。
渡辺さんは「R、潮を吹かせてやれよ」と言ったが、オレは「好みじゃないから」と笑って辞退した。

「おめえな! まあ誘ったのはオレだしな。興奮したし、じゃ一発調教してやるか」
「出せって怒鳴りつけて強制的にガシガシ扱いてやると良いですよ。って、彼って男もOKなんですか?」
「経験はないが本物のチ○ポをぶち込まれてみたい願望はあるって言っていたからOKだろ」
「はあ、そういう人って少なくないですね」

今夜のオレのチン○ポの餌食になるのはお前のケツマ○コか!

と渡辺さんは(元気な声で)言ってベッドに上がった。
それと入れ替わりでホステスさん達がこちらに来て、オレ達は二人の調教現場を見学しながらの女子会を始めた(笑)

渡辺さんは雄臭くて強引な人だ。挿入した後は非常に激しくなる。相手の尻を強く叩きながら背後からドスで抉るよう掘るのが好きだと自分でも言っているように。

もしもホスト君に本格的なアナル調教の経験がなかったら悲鳴をあげていただろう。けれども彼はオレが想像した以上に、異様で淫猥なムードに酔いやすく、乱暴な行為に歓喜するマゾヒストだった。

ぶたれればぶたれるほど身体に火が点いて滅茶苦茶にされたくなる彼の性質を、渡辺さんも見抜いたようだった。尻を叩いて犯すだけでは飽きたらなくなったのか、首輪を付けて穴奴隷と呼び、四つん這いにして尻をベルトで打ちながら射精寸前まで自慰をさせ、髪を掴んでイラマチオを強い、観客(オレとホステスさん三人)に見せ付ける体位で再び獰猛に犯した。

「あっ、あっ、イくんでしょう? だったらコムを外して中で出して! 中で!」
「おめえのケツに中出しなんてまだ早えんだ。出して欲しけりゃもっとガバガバのドスケベなケツマ○コになるんだな(と言っているが渡辺さんは必ずコンドーム使用です)」
「なるから! 中出しして!」

そんな過激な会話を交えた行為をする二人の横で、オレ達はルームに添えられているアルコールを飲みながらヒソヒソと話をしていた。ここから近くにあるブランドショップの事や、みんなが猫を飼っている事などを(笑)

オレはともかく、お二人のホステスさんも随分と場慣れしていると思ったが、渡辺さんは遊べない人を気に入ることは絶対にないので、彼女達もきっと既に何度かこうした経験をしているに違いなかった。

「おう、幽霊。喋ってねえでこっちに来て手コキぐらいしてやれ」
「いやあん、そんな事されたら吹いちゃう!」
「吹け吹け! 幽霊に交互に手コキされて何発でも吹け!」
「やめてええ!!」

無論、彼の叫ぶ『いや、やめて』は歓喜の雄叫びでしかなかった。もっとして、もっといやらしくて変態な事を強制的にして、と。

最後は強制手コキ搾乳大会となったが、それはそれで見ていて楽しかった。もっと出せ、もっと出せと4人に詰め寄られ、結局彼は6発飛ばした。最後は透明の液を一滴飛ばしただけだったが。

実にノリの良い青年だった。
今はもうホストを辞めたようだが、今もなお長すぎるほど長い髪の女性を探し続けているのかもしれない。あの夜の快楽が忘れられず、あたかも亡霊に取り憑かれたように。

この話はほぼノンフィクションです。

ご拝読、ありがとうございました。
次回の更新は彼氏との事を書きます。

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うらめしやの間欠泉 1
Fri.10.06.2016 Posted in SM・フェチ
【注意】フェチとSM。過去の話です。奴は登場しません。渡辺さんが登場します。

「小遣いやるって言ったらおもしれえホストの坊主が釣れた。だから今から来いよ」
「今から?」
「六本木だから30分ぐらいで着くだろ?」
「いや、急に言われても気が乗らないんですが」
「じゃあ1時間待ってやる。ちゃんとメシ代も交通費も出してやるから。あ、飲むから運転はして来るなよ」

30分伸びたのは渡辺さんなりの親切だった。どうしても無理だと言えばちゃんと判ってくれる人だが、どうもオレはあの人にちょっと甘くなる。横暴な態度ながらも素直で可愛いところもあって、おまけにサービス精神に富んだ憎めない性格をしている人だからだ。それに多少、オレ好みのハッキリとした顔立ちのスーツの似合う容姿だからでもある。

指定されたナイトクラブに行けば、渡辺さんの席には2人のホステスさんと、中性的な顔立ちの若い青年が座っていた。

「こんばんは」
「ようR、飲むだろ?」
「頂きます」
「いい酒を入れたからな、たくさん飲め」

オレが席に着くと渡辺さんはテーブルに準備されていたグラスに水割りを作ってくれた。
熟成された甘い香りのするウイスキーだった。オレはそのグラスを持って、まずは渡辺さんと、次に隣に座る青年にも乾杯を求めた。

「はじめまして。ご一緒させて頂きます」
「はじめまして。よろしくお願いします」

彼は初々しくも緊張している様子だった。
ホストらしいが、恐らく渡辺さんがホステスさんと同伴でホストクラブに行き、そこで意気投合(?)してこのクラブに連れて来られたのだろう。

そして渡辺さんがこんなシチュエーションで誰かに興味を持つのは色事が絡んでいると決まっていた。この青年には渡辺さんの気を引く何らかの性癖があり、オレが呼ばれたのは彼の性癖を見世物にする為の調教師が必要だったからに違いないと予想した。

「若いですね。21、2歳? 綺麗な顔をしているし、お店では人気でしょう?」
「いえ、それほどじゃ……」

オレが彼と話をしていると渡辺さんが割り込んできた。

「そいつ、どエムで怖い目に遭うと興奮して射精しちまうんだってよ」
「怖い目って、例えば?」
「お化け~~!」

渡辺さんは両手を前方でぶらぶらさせてオレに接近した。いわゆる幽霊の真似をして。

「ええっ? そうなの?」

オレは渡辺さんが冗談を言っているのだと思い、笑いながら彼に問いかけた。
けれど彼は笑わなかった。恥じ入るように俯き、「そうなんです……。貞子みたいに髪の長い女の亡霊に襲われることを考えるだけで興奮して……」と小さな声で答えた。

性器に触れずに鞭や恫喝だけでお漏らしをするように射精する男の話は聞いたことがあったが、お化けで射精する男は初めてだった。

彼は幽霊に金縛り状態にさせられて襲われる(犯される)状況を妄想してオナニーをするらしい。セックスも、最低でも女性が長い髪を乱して自分を犯すように騎乗位になってくれないとなかなか射精できないとか。

本当か!?
じゃあお化け屋敷に入ったらザーメンぶちまけまくりか!?

とオレはストレートに彼に問いたい気持ちを飲み込んで猫をかぶり、あくまでも紳士的な口調で確認した。「本当に? いつからそんな風に? そうなったのは何か経緯があって?」と。

彼は恥ずかしがりながらもきちんと答えてくれた。
どうやら彼は生まれながらにマゾヒストで、初めて彼を調教した女性がお尻も隠れるぐらい長い髪をしていて、良く貞子の真似をして暗い部屋で恐ろしい形相で彼を怯えさせながら強制射精をさせて遊んでいたと。

それによって彼は『お化け(お化けに扮した女性)に襲われることに性的な悦びを感じるフェティズム』を植え付けられた。
大抵は怖がらせられながら性器をしごかれて射精に至ったそうだが、物凄い怖い思いをした時には性器に触れられなくても射精したそうだ。

そんなこともあるのかとオレは感心した。
同時にフェチズムの世界はやはり計り知れないと、感動すると共に少し肌が粟立った。

「珍しいな。本当に怖い思いをするだけでイッちゃうんだ」
「だろ? だから見せてみろって言ったんだ。こんな性癖のヤツって初めてで本当かどうか判らねえし、たくさん小遣いやるから見せろって」
「まったく貴方は……」
「お前だって見たいだろ? だからこれからホテルに行こうぜ」
「ホテルって、まさかオレに幽霊の役をやらせるんじゃないでしょうね? 長い髪のカツラなんてかぶりませんよ」
「ぶわっはっはっは! お前がお化けって良いな! Rやれ、貞子のカツラ買ってやる!」
「やりません」
「ち、仕方ねえから、この2人も一緒に連れて行くぞ。2人とも髪が長えしな」

そう言って渡辺さんは同席させている2人のホステスさんを見た。

お2人は、「ええー、私達が幽霊になるんですか!?」と言いながらも、渡辺さんの小遣いに興味があるからなのか、それよりも純粋にホスト君を怖がらせる事に興味を持ったからのか、どちらかは判らないがまんざらでもない様子だった。

かくしてオレ達5人はホテルのスイートルームに入った。

それぞれが準備に取り掛かった。
ホステスさん達はセットした髪を解いて貞子風にして、オレは部屋の照明をホラー映画風にして、ホスト君は細い身体をベッドに横たわらせて、渡辺さんはソファで酒を飲んでオレ達に「酔い潰れるから早くしろよ」と催促した。

それからオレにはもう一つの役目があった。ホスト君の性感帯を探って、そこをどう刺激してやれば良いのかをホステスさんに伝えることだった。
その為にオレはベッドに横たわるホスト君の全身に触れた。指先のみのフェザータッチで、あくまでも髪の毛がくすぐっている感じで触れて、ホスト君の性感帯の全てを把握した。

「とても敏感ですね。背中からうなじ、首筋から頬、耳、指先から腕を伝って肩、太ももから足の指先まで全部感じる。特にここ、貴方も自分で言っていたけど乳首が感じやすい。こうやって乳首を下から上へとなぞられるとゾクゾクするでしょう?」

ホステスさんや渡辺さんが見ている前でオレにそんな事を言われて、その時点でホスト君の性器は先走りの液を垂らすほど昂ぶっていた。
良い手応えだった。見られる事でも感じる体質なら今夜の見世物は成功するだろうとオレは思った。

そしていよいよ幽霊に犯されて射精する青年のショーは始まった。果たして今夜は手で触れられずとも射精するか?

「ふふふ、可愛いから襲って食べちゃうわよ」
「私の爪で引き裂くわね」

ホステスさん達は髪を垂らしながらノリノリでそんな事を言った。けれど……。

「あの、すみませんが無言でして欲しいんです……。本当に映画の貞子みたいに、黒目を限界まで下に向かせて、ほとんど白目になった目をバサバサに乱れた髪の隙間から覗かせて……」

と、ホスト君には不評で仕切り直しとなった。

「最近のS女って言葉責めとか言って無駄なしゃべりが多いんだよな。それよりムードを出せって」
「しー、静かに」

オレは酔っ払ってグダグダ言う渡辺さんの口を押さえて静観の体勢に入った。今までにも生々しいショーはたくさん見てきたが、こんなショーを見るのは初めてだったので久々に興味津々だった。

静まり返った部屋の中、白く浮かび上がるベッドには一人の男が横たわり、それに二人の女の亡霊が不気味に髪を揺らしながら襲い掛からんとしていた……。

さすが二人のホステスさんは売れっ子なだけに頭の回転が良かった。ホスト君の要求も、オレのアドバイスも的確に掴んで、まるで女優のように亡霊になりきった。
二人の長い髪がホスト君の頬や首筋に絡み付き、身体を動かす度にくねって皮膚を撫で回し、徐々にホスト君は恐怖の呟きと快楽の喘ぎをないまぜにさせた。

<続きは明日の20時に>

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麻縄に締め上げられた胸の遊戯 後編
Sun.14.02.2016 Posted in SM・フェチ
「戻らないとマズいぞ」
「しっ」

奴はオレの乳首を指先で転がした。いつもオレが奴にやっているように、始めはフェザータッチでゆっくり、そして乳首が固く立ってきたら責めるように。

けれど、オレは乳首は全く感じない体質だった。
だから奴の悪戯心が収まるまで黙って、静かに待っていれば良いと思っていた。

だが……こんな状況下で乳首を責められるのは初めてで妙に緊張していた。その『カーテンの向こうの連中にバレてはいけない。静かにしていなくてはならない』といった心理による拘束感のせいか、何やら心臓は乱れ、その上に存在する左側の乳首が過敏になったようにくすぐったさを感じた。

オレは身体を震わせた。
奴はそれに目ざとく気付いた。

「感じるの?」
「くすぐったいだけだ」
「へえ、前はくすぐったさも無いって言っていたよね」
「さあ?」

オレは早くこの状況から逃れたくて平然を装った。
しかし本当は、内心では非常に焦っていた。何せ今まで少しも反応したことがなかった乳首に生まれて初めて疼きを感じてしまったのだから。

男の潮吹き(射精の直後にもう一度イく)、前立腺による絶頂(いわゆる、トコロテンとかメスイキとか)は、まずは心理的なものから入ると体感しやすくなると言われている。

自分の亀頭やアナルは淫乱で、イッてもイっても責められると何度でもイく。自分がそんなド淫乱な身体になった妄想を脳に擦り込ませながらオナニーを重ねて行けば本当にそんな身体になっていくと言う。

誰かに暗示を掛けられるのも同じだ。お前は乳首だけでイくような淫乱だと言われながら乳首を弄られていると、それが擦り込まれて本当にそんな身体になってしまう場合もある。いわゆる言葉による調教だ。

オレの場合、非現実的な状況の中でまんまと奴に擦り込まれてしまったのかもしれない。尋常ではない状況は人間の脳を混乱させ、それまでと全く違う感覚を覚えさせられることがあるから。

やられた……。とオレは思った。
今度は乳首が感じるR君になるのかと。物凄く微妙な気分となった。

それは取り敢えず横に置いて、こんなところでこれ以上調教を受けるのは御免だと思った。初めて乳首で感じた顔をカーテンの向こうの連中に見られるのは絶対に嫌だったからだ。恥ずかしい話だが、観客のいる前でバージョンを捨てるのは嫌というか、そんなウブな気持ちになっていた。

「縄を解いてくれ」
「お前は感じているのに?」
「覗かれるかもしれないところで調教を受けるのは嫌だ」
「調教じゃなくて愛撫だよ。責めているんじゃない、お前が感じるように愛撫しているんだ」

奴はそんな甘い言葉をオレの耳元で囁いた。

参った。
乳首責めではなく乳首愛撫なんて、そんな事を言われたらますます疼くだろう……と、オレの心はグラついた。しかし、それでもここではダメと、絶対に流されまいと懸命に理性を留まらせた(汗)

「ダメだ。自分で解く」
「ああん、もう」

オレは奴を押しのけ、大慌てで縄を滅茶苦茶に解いた。とは言え無理に解こうとした為に縄はごちゃごちゃに絡んで、仕方がなくその上から服を着た。

「着心地悪りー!」
「ちゃんと解かせてよ。もうしないから」
「取り敢えずここから出よう。で、店から出て、帰宅したら解いてくれ」

その後、連中に冷やかされながら奴と飲んだ。
乳首への疼きがまだくすぶっていたオレは、それを誤魔化す為にたっぷりと飲んだ。

2時頃になり、客のほとんどが帰った後に奴は呟いた。

「お前が可愛くてね、お前を押し倒そうとした」
「押し倒すせるほどスペースはないだろう……」
「でね、お前のズボンを脱がしてオレも脱いで、お前の上に跨がろうって」
「それをやったら全員が覗きに来る」
「うふふ、みんなエッチだよねー」

酔っ払って陽気になった奴の肩をオレは抱いた。
酔っ払った年下の彼氏を介抱するクールなお兄さんを演じながら、実は再び胸をドキドキさせながら下半身をも熱くさせていた。

そんな事を言われたら、されたくなるだろう……と。
時と場所を改めて。
今度はもっと骨が軋むぐらい強く麻縄で縛って、完全に自由を奪って、貴方は戸惑い焦りながらも感じて逃げようとするオレを見下ろして、微笑んで……。

「……いつか、するのか?」

とオレは小声で奴に訊いた。

「するよ。今夜、帰ってからすぐにでも」

と奴は答えた。

もう2時を過ぎていた。タクシーで帰宅すれば3時近くになる。
だがオレは眠気を感じる余裕もなくなっていた。
奴に、そんな事を言われたら。

──その晩、奴はタクシーの中で眠って翌日まで起きなかった。
目覚めてから「オレ、そんな事をしたね! 楽しかったね!」と昨夜の出来事を語り、そして……。

続きはまたの機会に。

==========

予告よりも更新が遅くなって申し訳ありません。
そして、初級すぎるほど初級な話で申し訳ありません。

しかし自分の身体が変化したのが物凄く刺激的で、この出来事が忘れられない。乳首の快感なんで永久に無縁だと思っていたのだが、ただただご主人様の手腕に感服するばかりだ。

……書いていてちょっと恥ずかしかったが、これもまたマゾヒストらしいノロケの一環として(笑)

さて、明日はバレンタインだ。
オレは今日、お目当ての猫チョコレートが一つも買えなかったので明日に掛けるつもりだ。明日も奴と一緒に都内のデパ地下をウロウロするぜ!

明日こそ可愛い猫チョコをゲット出来ますように。
皆さんも幸運で楽しい1日となりますように。心よりお祈りさせて頂きます。

では、今宵もあたたかな布団に包まれて楽しい夢を。
おやすみ。

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麻縄に締め上げられた胸の遊戯 前編
Wed.10.02.2016 Posted in SM・フェチ
まだ風俗営業法のルールが厳しくなかった頃、オレと奴はたまにハプニングバーに足を運ぶことがあった。

ハプニングバーと言っても店によって中身は随分と違う。
複数の男女カップルがノーマルなセックスを見せ合っているだけの店もあれば、スワッピングで乱交をしている店もあり、セックスとSMがごちゃ混ぜになった店もあり、性交はせずにSMと露出だけをしている店もある。

オレ達が行っていたのは一番最後のSMと露出だけの店だ。
ハプニングバーが流行するずっと以前からやっていて、マニア以外の人間は絶対に入れないルールを設けている老舗だ。

そこに行けば必ずSMマニアがいて、たまに若い男が裸に剥かれて鞭で叩かれながら踊っていた。
店長はバイセクシャルで、オレは一度、危うく彼にフェラチオされそうになった。そんな危険な店で冗談でもファスナーを下げてパンツを見せたのが悪かったのだが(笑)

「浮気した」

オレが店長から逃れると奴はそう言った。
「どこがだ!」とオレは反論したが、酔っ払った奴は納得しなかった。

奴はお仕置きとばかりに麻縄を手にした。
とある有名な緊縛師のお弟子さんから縛り方を習ったばかりだったので、浮気をした(していない)オレは格好の練習を兼ねた緊縛調教材料に見えたことだろう。

「判った、家に帰ってから縛られるからな?」
「嫌だ、ここでする」
「オレを縛って晒し者にする気か? また店長に狙われるたらどうする」
「ううーん、ズルい」

奴は少し考え込んでからオレの手を掴んで「来て」と言った。
どこに連れて行かれるのかと思えば、店の奥のカーテンで仕切られた向こう側にある、衣装や道具を積んであるところだった。

「ここなら店長は見ていない」
「いきなりカーテンを開かれるかもしれないだろう」
「そんな事をしたら鞭で100叩き」
「でもここの店長はマゾだから」
「変態だからね。喜んじゃうかも」

オレ達がそんな会話をしているとカーテンの向こうから、「アンタ達聞こえてるよー!」と店長の声がした。しかし奴が早くもオレの服のボタンを外し始めて店長どころではなくなった。

「おい」
「上だけ。上しかまだ縛れないから」
「良かった。全裸に剥かれるのかと思った」
「安心したら上を全部脱いでよ。オレは縛り方を思い出しながら縛らないといけないんだから。えーっと、確かこうやって……」
「判った判った。言うことを聞くからキレイに縛ってくれよ」

奴がやったのは『後手縛り』というもので、麻縄の基本のような縛り方だ。
手を後ろに持って行かれて縛られるので抵抗ができなくなる。そして胸を誇張される格好となるので、乳首が敏感な方(乳首を虐められたい方)に好評だとか。

奴は指で縄を張りながらなかなか上手に縛った。
オレが「凄いじゃないか。気持ちの良い拘束感だ」等と褒めると、サディスティックな顔付きでニヤリと笑った。

「気持ち良い? お前の鍛えた胸が盛り上がって見えて良いね」
「格好良いか? 記念撮影をよろしく」
「良いよ」

オレは冗談で言ったのだが奴は本当にスマホを取り出して写真を撮り始めた。
もっとも、それで緊縛遊びは終わるのだと思っていた。奴はオレという実験体を上手に縛れて満足したのだから、写真を撮り終えたら解いて席に戻るのだと。

しかし、違っていた。
写真を撮り終えた奴はスマホをポケットに戻してオレを抱き締めた。そして耳元で囁いた。「今のお前、とても嫌らしい格好をしている」と。

奴のサディスティックなスイッチが入ったのだとオレは悟った。
そうなると奴はオレのご主人様となり、オレは奴の下僕となって奴の命令に背くことは出来なくなる。

こんなところで……。と、オレは動揺を覚えた。
何せ店長や数人の客達はカーテンのすぐ向こうにいる。カーテンを大きく揺らしたりオレが声を上げたりすれば、きっと彼等はカーテンをめくって覗きに来るに違いない。

奴をチラリと見れば奴はオレを見返した。
青いクールな目をしていた。
いつもはムーミンのように穏やかで愛嬌のある目をしているくせに。

<12日に続く>

==========

最後まで書き切るつもりだったが、長くなったし1時になったので続きは12日に書かせて頂きます。

今まで何度か続きを書かず終いにしてしまったエントリーがあるが今回は必ず書きます。もしも書かなかったら亀頭にマチ針を100本立ててSMサイトに写真を投稿する事をお約束いたします。確実に!(諸事情あって書けなかったらどうするか…)

明日と明後日は出張なるので、時間があれば何か短文を書こうと思う。宜しければお付き合い下さい。

では、今宵もあたたかな布団に包まれて楽しい夢を。
おやすみ。

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赤いガラス玉に掻き立てられた想い
Tue.09.02.2016 Posted in SM・フェチ
月曜日の深夜に夜更かしをしながら、ごきげんよう。

このところ奴は友人とゲームで遊ぶことにハマっている。
ギャンブルとかゲームセンターのゲームではなく、家庭用コンシューマー機のゲームだ。

奴の友人とは、度々このブログに登場して頂いている女装子君だ。
つい数日前も彼はオレ達の自宅に来てゲームで遊んでいった。オススメの新しいゲームソフトと一緒に妖しい手土産まで持って来て。

妖しい手土産とは、真っ赤なガラス玉の付いたピンだ。
本来それは壁などに刺す目的で使われるのだが、サド気質の強いTは別の用途で使うようにとオレ達に差し出した。

「奴隷の亀頭に10本刺してみたけど綺麗だったわ。でも出血が凄かったからRにする時は気を付けて」

Tは、今オレ達が恋人関係(正しくは肉体関係)を解消している事を知らない。相変わらずオレ達がSMやフェティッシュな行いでも仲睦まじさを保っていると信じている。

だからTは今まで通りそんな発言をしたのだが、流石にオレはギョッとした。まだ性的なものに触れたがらない奴に嫌悪を抱かせてしまったのではないかと。

オレは適当に笑って話題を変えようと思った。
けれど奴が意外な事を言った。

「ダメだよ。Rのそこにこんなものを刺したら、ボコボコして痛くてオレの中に入れられなくなる」

Tはその台詞に受けて笑い出した。
オレは自分の耳を疑いながら奴を見た。
すると奴は「ね?」なんて言って無邪気に笑った。

少しは平気になったのか?
もしもそうならオレは亀頭の全面にびっちりとピンを刺されても構わない。……と思ったが、流石にそこまでやられたら失神するので3本ぐらいに留めて欲しい。オレは痛いのは好きだが血は苦手だ(汗)

「真珠を入れるよりはずっとサマになるだろうけどな。キラキラしてキレイだ」

オレは久しぶりに奴の前でそんな下ネタを口にした。
爽快感すら感じた。やはりオレのノリとはこれだな……と、胸と下半身にジーンと熱くなるような感動を覚えた。

まあピンに関して言えば……と、この続きは後日書かせて貰います。

そんな訳で、この度はSMマニアなエントリーへの沢山のクリックをありがとうございました。
三段階に分けて書こうと思う。
まずは初級編、中級編、上級編と。

ただし上級編はオレの体験ではなく見学させて貰ったもので、非常にコアな内容となることを予めご了承願います。

さて、明日は火曜日だ。
早く週末になる事を祈りながら頑張ろうな。
週末に至るまでの日々の中にもちゃんと楽しい出来事があるように、力強く応援しております!

明日も良い日になりますように。
おやすみなさい。

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