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夏の小鬼はなかなか手強い
Tue.04.07.2017 Posted in 友人や家族
数カ月ぶりに、ごきげんよう。

ブログの休止宣言をしたのは昨年の9月の中旬。これから涼しくなり始めようとする頃だった。

そして休止を終えてみれば、今は7月の初旬。これから暑くなり始めようと……いや、既に十分に暑いな? 東京都では30℃を超える日が続くようだし、今夜は今年初の熱帯夜だ。

このブログを長く読んで下さっている方々はご存知だろうが、オレのパートナーである奴君は暑さに弱い。長く日本に住んでいるとは言え、湿気とも暑さとも無縁な北欧生まれなのだから仕方がない。今年も夏日が始まったゴールデンウィーク辺りからバテバテだ。

「食欲がないから今夜はフルーツだけで良い」
「パスタも食べられないか?」
「うーん、良いや。頬の火照りが治らない」
「早くも重症だな」

度々そんな会話を交わしているが、そればかりか……。

辛いものなら食欲を刺激されるという事でカレー屋に行った時、奴はボーっとしながら店頭のサンプルにを悪戯するように指で突いたら、それは樹脂制ではなく本物のカレーで奴の指はカレーまみれになった。すまないと思いつつオレは爆笑して奴に背中をどつかれた(快感)

おまけに、中華レストランに独りで行って会計をした時、奴はボーッとしてレジカウンターに財布を置いて店を出てしまった(帰宅後に店に問い合わせたら財布は保管して下さっていたので良かった)

「来週ハワイへ行くが、一緒に行くか?」

と奴に持ち掛けたのはボストン君。
オレは「オレもオレも!」と言ったが相手にしてもらえなかった。相変わらず差別が激しい。

「行きたいけど急に一週間の休暇なんて取れないよ。それにもうすぐR(オレ)と京都・奈良へ行くから」

と奴が断ると、ボストン君は(物知りな大人の男をアピールするように)こんな事を言った。

「京都か。京都なら初夏も良いが真夏も良いぞ」
「真夏は凄く暑いんじゃない?」
「じっとりとした暑さの中、古都の街並みが打水される光景は良かった。それと、一斉に騒がしく鳴く蝉の声が京都の山々に染み入るようで素晴らしかった」
「へえ……」

日本の情緒が大好きな奴には、そのセリフはたまらなく誘惑的だったようだ。ボストン君と別れてから早速「真夏に行こうか?」と言ったぐらいに。

「かなり暑いぞ?」
「暑いって言っても外を歩く時だけだし」
「その歩いている最中に倒れて溶けなけりゃ良いが」
「あはは、溶けないよ」
「じゃあ貴方に任せる。行きたい日が決まったら言ってくれ。スケジュールを調整するから」
「うん」

予定では7月の下旬に行くつもりだった。
しかし夏の小鬼はなかなかの悪さ好きで、その予定は延期となった。

実家で13年間暮らしていたガーナ子という名の猫が死んでしまった。
毎日世話をしていた妹は酷く落胆して何度も何度も留めようのない涙を零した。

妹からその報告を受けた時、オレは自分の親指に残る傷痕に目を遣った。ガーナ子が実家に来て間もなく、オレが無理にガーナ子を抱っこしようとして噛まれた傷痕だ。オレは思った。死に目に会うことはできなかったが、この傷を残して貰えて良かった……と。

「すまない、京都と奈良は延期して良いか?」
「もちろんだよ」
「勝ち気な目をした強い子だったのにな」
「シロ子をいつも負かしていたのにね」
「シロ子もこれから寂しいだろうな」
「そうだね……」

ガーナ子を見送った夜、オレと奴は実家に泊まって話をした。酒を抜きにして、ソファの下とかカーテンの裏側とか、ガーナ子が良くいた場所を眺めては、その時その時のガーナ子の様子を思い出して。

以下、妹から聞いた話だ。
これを語りながら妹はまた泣いてしまったが。

室内で洗濯物を干す場所の横にはガーナ子のお気に入りのソファがある。しかし洗濯物を干そうとすると決まってガーナ子はどこかへ行ってしまう。安眠を妨害されるのが嫌だった為か、あるいは干す邪魔にならないように気を使った為か。

だが、病状が進行すると洗濯物を干し始めてもどこかへ行かなくなった。行けなくなったからだろう。身体が辛くて、行きたくても動けなくて。

「来年のこの日もチューリップを買って供えよう」
「忘れないようにメモっておく」
「白いソックスが可愛い子だったよね」
「あのアンヨがもう見られないのが辛いな」
「もっと撫でておけば良かった」
「そうだな」

語りだせば後悔は尽きない。
もっと撫でてやれば良かった。
もっとオヤツを差し入れれば良かった。
もっと語り掛けてやれば良かった。
……。

それでもガーナ子が少しでも楽しく暮らせていたのなら嬉しい。大満足とまではいかなくても、「あの時にもらったオヤツは美味しかった」と天国で思い出してくれるぐらいには満たされていたなら。

ところで、オレは忘れられない贈り物をガーナ子から受け取ったのかもしれない。

妹に報告を受けた時、オレはまったく実感を覚えなかった。だが、そのくせに翌日の早朝(目覚める間際)に夢を見た。ガーナ子が元気に飛び跳ねている夢だ。それを眺めながらオレは思った。良かった元気だ、と。

あれは虹の橋を無事に渡ったというガーナ子からのメッセージだったのかもしれない。今はもうこんなにも元気だから、たとえ実家に来て痩せ細った亡骸を見ても悲しまないで欲しいと。

もしもそうだったのなら、優しい子だな。
悲しまないでいるのは無理だったが。

しかしガーナ子は辛い苦しみを乗り越えて今は楽になったのだという安堵を覚えられた。もっとガーナ子にしてやれることはなかったのかという疑問に胸を痛ませながらも、頑張ったなと、ちゃんとガーナ子を見送ることが出来た。

==========

という訳で、お久しぶりです。
このエントリーを機にまた不定期ではありますが更新しようと思います。

長期休止期間にもこのブログを訪れて下さった方々に心からの感謝を申し上げます。ありがとうございます。

どうぞ今後もご贔屓の程を。
全国的に今年の夏も非常に暑いようだが、皆さんがバテることなく(奴はバテバテだが)日々元気であるように応援しております。

では今夜も楽しい夢を。
おやすみ。

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お兄さまと触手プレイ
Sat.20.02.2016 Posted in 友人や家族
金曜日の夜に、ごきげんよう。

一年365日も生きていれば不運な日に出くわすこともある。
オレにとって昨日がそうだった。
仕事上で前代未聞のミスをやらかされた上に、左腕の筋を痛めて今日も激痛に見舞われている。

昨夜はミスられた仕事の修正の為に深夜まで起きていた。
ボストン君も関わっている仕事だったので、彼も手伝ってくれた。

最初は2人でやっていた。オレが書類の修正をしてボストン君が確認をして。
だが、ボストン君はその流れ作業が面倒だから全部自分がやると言い出した。その方が早いからと。

オレは惨めな気分になった。
オレが雇った者がとんでもないミスをして、だのにオレはその尻拭いも出来ないのだから。

「……珈琲でも淹れるか?」
「いや、良い」
「何か手伝えることはないか?」
「ない。……いや、猫が書類を踏まないように監視していてくれ」

オレの落ち込みが声に出ていたのかもしれない。ボストン君は救いを与えるように穏やかな声で猫の世話役をオレに与えてくれた。

ボストン邸の王子様、天使子ちゃん(以降、天子ちゃん)はオレの膝の上で鈴の音のような声で鳴いた。
まだまだ仔猫だが、初めて会った時と比べれば随分と大きくなって美猫の風格も出てきた。

オレはスマホを取り出して、そのカメラで大き目をした顔をアップで撮った。
奴に送ってやる為だ。天子はこんなに美形になったぞ! とメッセージを添えて。

そんな事をしている最中、ボストン君が急に、「腕は大丈夫か?」と声を掛けてきた。

オレは焦った。さっきまであんなに罪悪感を感じていた筈なのに、天子を撫でたらすぐに猫バカのスイッチが入ってしまったのだから(汗)

「まだ痛い。湿布かロキソニンを買っておけば良かった」
「ロキソニンならあるぞ。欲しいか?」
「助かる。さっきより痛みが酷くなってきた」
「腕を動かせないぐらい痛むなら長引くかもしれんな」
「面倒だな。運転が心配だ」
「どの辺だ?」
「肩のすぐ下だ。腕の外側」

ボストン君は薬箱からロキソニンを出してオレに差し出した。予備用の分も含めて4錠。

そして痛む部分を確かめるべくオレの腕に触れた。「ここか?」と訊きながら。
少しズレていたのでオレはボストン君の腕を掴んで修正した。「ここからここの辺。さっきより痛みの範囲が広がってきた」と言いながら。

「医者に触手されているみたいだ」
「触手?」
「ああ、医者って最初に調べるだろ、こうやって」
「それを言うなら触診だろう」

オレは自分の恥ずかしいミスに気付いて思わず吹き出した。

きっと痛みで頭が混乱していたに違いない。触手と触診を間違えるなど、医療プレイも大好きなオレにとって全く有り得ないミスだった(笑)

「そうだ、触診だった」
「自分の言い間違いにそれだけ笑えるなら腕も大丈夫だな」
「いや無理。笑うと身体が振動して余計に痛む」
「なら笑うな」

オレが爆笑している間に天子は逃げて行ってしまった。
ビックリしたからではなく、オレの膝の上にいるのが退屈になったからだ。何せ同じ場所に3分も居られないぐらい活発な子だから。

ボストン君はロキソニンを飲む水を持って来てくれた。クリスタルガイザーを、ペットボトルごと。

「ありがとう。もう効いてきた気がする。痛みが少なくなった」
「じゃあ引き続き猫の相手を頼む。こっちはあと少しで終わるぞ」

オレはその晩、ボストン君に土下座をして一人で修正作業をするつもりだった。
しかし実際には……ボストン君に作業を任せて、猫と遊んで、触手ではなく触診をされて、痛み止めを貰って、再び猫と遊ぶという有り様だった。

情けない。だが救われた。とても有り難かった。

「天子ちゃんに爪研ぎを買わないか? 洒落たデザインの爪研ぎがある店を知っている」
「そうだな。あと二箇所ぐらい置いた方が良いと思っていた。案内してくれ」
「ああ、いつでも。貴方の都合の良い時に」

オレは、その爪研ぎをプレゼントしようと決めた。

オレの落ち込んだ気分をなだめてくれた天子に。そして、管理不足による失態を犯したオレに寛大な対応をしてくれたばかりか触手と触診のミスを訂正してくれたボストン君に、感謝を込めて。

しかし、実はボストン君をその店に連れて行くのはもう一つの企みがあっての事だった。

それは……次回のボストン君の猫シリーズで語らせて頂きます(いつの間に出来たそんなシリーズ)

「触手はヤバイよな。触手のあるマッドな医者による触診」
「お前は好きだろ」
「好きだ。ハードコアなエログロでよろしく」

オレ達は眠気に潰されそうになりながらグタグタな状態で仕事をやり終えた。

天子はボストン君の膝で眠ってしまった。
その寝顔はまるで親に抱かれて安眠する仔猫そのもので、ボストン君と天子は平和で幸せな絆で結ばれている事を確信できた。

==========

という訳で、
天子ちゃんがますます可愛くなって困っているオレです。あんなに可愛い子を飼うとは反則すぎる。

仕事のトラブルと腕の負傷で、またも予定していた更新が遅くなって申し訳ありませんでした。
今後はどんな短文でも出来るだけ書くようにしたいので、これに懲りずにお付き合い頂けたら嬉しいです。

ちなみに、SM話の中級編は日曜日を予定しております。今度は前編後編に別けずに、一気に書ききれたら良いな……と。またオレの事なので、熱を入れすぎる余りに長文になって別ける事になるかもしれないが。

では、明日からの週末を楽しくお過ごし下さい。
良い事がたくさんある休日になるように応援しております。

おやすみ。

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猫の顔文字を使うようになった理由
Tue.03.02.2015 Posted in 友人や家族
食事の後に軽く飲んで、それから帰る為にタクシー乗り場まで歩くことにした。

その夜は風がなくてそれほど寒くはなかった。
そのせいか数匹の猫達が、のんびりとした足取りで公園の中に入って行こうとしていた。

「猫だぞ」
「ああ」
「ちょっと待っていてくれ」
「捕まえるのか?」
「出来たらな」

オレはボストン君を待たせて公園に入った。
そして鞄からカリカリの袋を出してカサカサと音を鳴らせば、途端に猫達はニャーンと鳴いてこちらに寄って来た。

人慣れている猫達だった。
もっとカリカリを持ってくれば良かったと思いながら手持ちの袋を全て猫達にご馳走した。

「簡単に捕まえられそうだな」
「そうしたいが家は定員オーバーだ」
「そういえば今は2匹になったんだな」
「5匹OKのマンションを貴方がタダで貸してくれるなら捕まえる」
「そんなモンあるか。もっと働いて一軒家でも建てろ」

やがてやって来たボストン君は「先に帰るぞ」とも言わずにオレの隣に並んだ。
『酔い覚めは大丈夫か?』とオレは言おうと思ったがiPhoneで猫の写真を撮り始めた。こんな滅多にない機会を少しだけ楽しみながら。

真冬の夜の公園は静かで空気が透き通っていた。
しかし、その清々しさは不意に漂ってきた煙草の匂いに汚された。

公園の向こうからやって来たカップルは「猫だ」と言いながらこちらを覗き込んだ。それは別に構わないのだが(猫も平気そうだったので)、2人とも赤く火の付いた煙草を手にしていた。

ここは禁煙だろう。

一年以上掛けて禁煙を成功させたオレは、それ以来煙草の匂いがとても苦手になった。車の中で嗅がされると途端に具合が悪くなって、禁煙の場所で嗅がされると途端に不機嫌になるようになった。

猫もいる手前、さすがに注意してやろうかと思った。
しかしオレよりも先にボストン君が言った。「公園は禁煙ですよ」と。

カップルは「すみません!」と笑いながら言って足早に公園から出て行った。
謝罪を笑いながら言うとは悪びれた様子もない……などとオレは爺臭く思いながら、それは横に置いてボストン君に視線を向けた。

「逃げちゃったぞ」
「優しく言っただろう」
「優しい口調の方が余計にサド臭く感じる時もあるもんだ。でも良く言ってくれたな。オレが言おうと思ったが、オレは言おうと思っても言わないことの方が多い」
「お前は遠慮するからな」
「言える貴方が羨ましいぜ。貴方は誰にでも何でも言える。それも上手く」

そんな事を言ってからオレは要らぬ事を言ったと後悔した。
美味しい料理とアルコールに気分良く酔った日に、おまけに猫達とも出会えた楽しい日に、何も自分の欠点を口にすることはなかったと。

オレがそんなコンプレックスを抱えている事は、長い付き合いであるボストン君は知っている。
オレはそれでその話題を終わらせるつもりだった。だが彼は言った。「今のお前は以前よりものを言うようになったぞ」と。それによって以前のようにオレの扱いに困らなくなった(意訳)、とも言った。

実は、それはオレも自覚していた。
そしてそうなった理由も判っていた。
奴が辛抱強くオレが本当の気持ちを話せるようになるまで付き合ってくれたからだ。やがて奴にだけは本音を話せるようになり、それからボストン君にも話せるようになった。

かつては、誰よりもボストン君に胸の内を話すのが苦手だった。
自分を取り繕って、強がって、天邪鬼に徹して。良くもそれで10年以上も付き合いが保てたと思う。

それもまた奇跡だったのかもしれない。
だけど、オレがはじめから素直にものが言えたら、もしかしたらオレとボストン君の付き合い方は違っていたのかもしれない。

「それは良かった。面倒な部下ですまなかったな」

オレは言葉に詰まりながらも(どう返答して良いのか判らなくて)、笑ってそう言った。
ボストン君はそれ以上は何も言わなかった。話題を変えるようにこんな事は言ったが。

「お前からのメールに顔文字が付いてきた時は笑ったがな」

オレは再び笑った。
そういえば以前のオレは顔文字を使うことなどまるでなかったと思い出して。

オレが顔文字を使い始めた理由は、実はこのブログで公開しているツイッターにある。
リアルのオレは人様に親しまれるような容姿や雰囲気ではないので、せっかく話し掛けて下さった方に取っ付きにくいと思われては申し訳なくて、顔文字をくっつけて雰囲気を柔らかくしてみようと考えた次第だった。

ツイッターも始めの頃は顔文字を使っていなかった。
しかしどうしても気になって、恥ずかしく思いながらも使うようになり、今ではたくさんの顔文字を使うのが逆に楽しくなった(笑)

だが、そんな事情をボストン君に話す訳にはいかなかった。このブログは秘密にしているのだから。

「可愛いだろう?」とだけ言ってみれば、
「そうだな」と彼は答えた。

だから、「貴方も使えば? 猫の顔文字を使えば、貴方の印象も可愛く変わるぞ」と勧めてみたのだが、「オレはいい」とクールに返されるのみだった。

残念。
(ΦωΦ)入りのボストン君からのメール(LINEでもOK)を一度だけでも見たかったぜ。「お前、早く英語を覚えろにゃー」とかも書いて欲しかった(物凄く無理そうだ)

==========

そんな訳で、
公園で撮った猫さん達の写真は奴に好評だった。
「目から猫ビームだ!」と、ランランと目を光らせている猫写真にキャッキャとしていた。

皆さんは素直に生きているか?
たまに自分の意思とは裏腹の行動を取ってしまう事もあるかもしれないが、出来る限り素直に自分の欲するものに手を伸ばして、回り道を最小限にして、少しでもたくさんの幸せを得られるように応援しています。

では、今夜も心安らかに楽しい夢を。
おやすみ。

■私信
・ma~eさん:はい、三毛子の鼻のは傷でした。はじめは汚れかと思って拭き取ろうとしたら痛がって…可哀想な事をしてしまいました(泣) 明日はまた三毛子との惚気けを少し語らせて頂きます(笑) 素敵な雑貨はありましたか? もしもツイッターをはじめる事がありましたら必ず教えて下さいね。

・お勧めの漫画を教えて下さった方々へ:お一人お一人にお返事を書こうと思いつつも出来なくて、遅くなった上に一括でご返信することになって申し訳ありません。全て買って読んでみたいと思います。わざわざ教えて下さって本当にありがとうございました。寄生獣は既に全巻読みました。物悲しさを覚えるラストがとても印象的で、好きな作品の1つとなりました。

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2人忘年会
Wed.17.12.2014 Posted in 友人や家族
落ち合わせ場所に指定された喫茶店に入ると鮮やかなフルートの音色が聴こえた。

CDではない生演奏の音だった。
禁煙席である2階への階段を登ると、小さなコンサートスペースでフルート奏者がピアノの伴奏と共クリスマスミュージックを奏でていた。

曲名はホワイトクリスマス。次にアメイジング・グレイス。
オレは次々に演奏される音楽を聴きながらアールグレイを注文した。待ち人が来るまでの間、退屈せずに済みそうだと思いながら。

2014_1216_3.jpg
■大正時代を思わせるインテリアを背景に奏でられた音楽に拍手を送らずにはいられなかった。可愛らしいメイドさんもいる喫茶店ですがメイド喫茶ではありません笑。

約束の時間より30分ほど遅れて友人のボストン君はやって来た。
しかしその時にはもう、小さなクリスマスコンサートは終わっていた。

「お疲れ。さっきまでそこでクリスマスミュージックの演奏をやっていたぞ」
「ああ、知っている」
「なんだ知っていたのか。それならもっと急いで来れば良かったのに。良い曲ばかりやっていたぞ」
「これでも急いだんだぞ。お前の好きな曲が聴けて良かったじゃないか」

オレは「そうだな」と言ってこの話を終わらせたが、ボストン君はオレの趣味に合わせて待ち合わせ場所をその喫茶店にしたのかもしれない。
あるいは最初から遅刻することを予想して退屈しのぎが出来る場所を選んだのか、そのどちらかは判らないが(笑)

2014_1216_4.jpg
■銀座の老舗『やす幸』 平日でも常連さんでいっぱいの活気のあるおでん屋さん。

オレ達は15分ほど仕事の話をした。
それから席を立って近くのおでん屋に場所を移した。

実は、喫茶店ではもう1人の待ち人、奴とも落ち合う予定だった。
しかしタイミング悪く仕事にミスが生じて一時間ほど遅れて来る事になった。

けれどその連絡が来た30分後、再び奴から連絡が来て、トラブルの対応にもっと時間が掛かる事になって3人でおでんを摘む事は出来なくなった。明日の対応でも構わないトラブルだったが、奴は箱根に行く関係で何が何でも明日に持ち越しができなかった泣。

「柚子の効いた茶碗蒸しとヒラメを食べさせたかったぜ」
「また誘おう。今夜は英会話レッスンにならなくて良かったな?」
「実はそれがちょっと怖かった。というか、Yと会うと英語でしゃべるのをやめてくれよ。貴方が話すから奴も話し出すんだ」
「そうはいかんさ。お前を教育しなくてはいけないからな」
「どうだか。2人で英語で話している時って物凄く意地悪そうな顔をしているぜ」

主賓の登場をなくしたオレ達は途端にフランクに話し始めた。
ガラスのコップに並々と注がれる熱燗と、それに良く合う『このわた』を注文して、すっかり飲む体制となって。

2014_1216_6.jpg
■このわたと銀杏と熱燗。完全におやじ風だが冬はこれが美味いんだよな。

「……ところでさ」
「なんだ?」
「クリスマスミュージックの中で一番好きなのはSleigh Ride(そりすべり)だ」

近頃の出来事(仕事と政治の話をメインに)を語らい、それが途切れた時、オレは急に喫茶店の演奏を思い出してそう言った。ポケットの中にはプログラムを印刷したチラシが入っていたので、それをカウンターの上に置いて。

ボストン君はそのチラシを手に取って、「いろいろ演ったんだな」と呟いた。
「貴方の好きなのは?」とオレが訊けば、軽くメガネを指で上げてチラシに書かれた曲名を確認した。

彼はその内の数曲にまつわる話をして、結局どの曲が一番好きなのかは答えなかった。
オレはそれを彼らしい返答だと思って2度も訊いたりはしなかった。

先月、ボストン君は誕生日を迎えてオレより11歳年上になった。
出会ってもう12年以上となる。
その横顔には確かに年数を経た変化があるが、変わったのはそれだけで、仕草も内面も、まったく変わっていないと思えた。

もっともその後、ボストン君は自ら白状した。
年齢のせいかメガネを置いた場所を度々忘れる、と。そんなイメージは全然ないのだから言わなけりゃ良いのにな(笑)

「イワシやサンマを食べると良いんだぞ。週に2回は魚だ」
「良し、タタミイワシを追加だ」
「早くおでんも食べようぜ……」

そういえばもう、今の彼はボストンに行く用事もなくなった。
それなのにオレはここで彼をボストン君と呼び続けても良いのだろうか? まあ良いか。

2014_1216_7.jpg
■奴に食べさせたかった柚子の風味が効いた茶碗蒸し。小さな餅が入っていて、それもまた美味しい。

「年末はまた海外か?」
「今年は都内で休む」
「寝正月か? 珍しいな、というか初めてじゃないか」
「最近は仕事で海外に行くだけでいっぱいでな。プライベートで行くのは面倒になってきた」
「その内、向こうに住むのかと思ってた」
「それはない」
「そうなのか……」

年末年始の話をした。
奴が帰省する事と、奴の抱えている不安を少しだけ。
そしてオレは実家で過ごして一人で初詣に行くことも。

もしもお互いに暇なら年明けに会う事にした。新年会で盃を交わす事も兼ねて。
来年も変化の多い1年になりそうなので、その出だしをしっかりとしておきたくて。

「忘年会はやり直しか? Yが忙しくない時に」
「そうしてもらうと奴が喜ぶ。良いか?」
「判った。またどこか店を押さえておく」
「ここじゃ駄目なのか?」
「年末は混むぞ。もう少し落ち着ける店にしよう」

そんな約束を交わして、本当は3人の忘年会だったおでんパーティをお開きにした。

オレはボストン君と店の前で別れて、今日はフルートの演奏が聴けて良かったと、ほろ酔い気分で帰路を辿った。
年末の本当に忙しい日々はこれからだが、息抜きに奴を誘ってあの喫茶店に行こうと考えながら。

2014_1216_8.jpg
■おでん。きりたんぽとホタテとガンモ。その他、湯葉、はんぺん、竹輪、つぶ貝……と、色々と頂いた。熱燗と一緒に食べて、とても身体があたたまった。

タクシーの中で奴にLINEを送った。
奴は「あと少しで終わる! 帰ったら紅茶が飲みたい」と返事を寄越した。

オレは途中でタクシーを止めて貰って紅茶に合いそうな焼き菓子を買った。
今夜はオレだけが贅沢をしてしまったから、帰ったらすぐに部屋を温めて、疲れて帰ってくる奴をたっぷりと労ろうと思った。一年ぶりとなるホワイトクリスマスのオルゴールを流しながら。

==========

という訳で、
日に日に今年が終わる時が近づいている。

今年は早くも雪の被害が出ているが、皆さんは大丈夫だろうか?
寒気が吹き荒れる日々が続いても、皆さんが風邪をひくこともなく元気であるように祈っています。

では、今夜も楽しい夢を。
おやすみ。

<余談>
ボストン君にツムツムをやらせてみたら初回プレイで16万以上だった。初回3万ぐらいで、今も平均20万程度のオレはどうしたら良いのだろう。たまに奴と競ったりしているが、奴も60万以上行くのにな(汗)

■先日のイルミネーションの続きは後日に書かせて頂きます。

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悩ましきプレゼント
Sun.27.10.2013 Posted in 友人や家族
洗練されたラグジュアリーホテルで英会話レッスン。
講師は知性的魅力に溢れる男性2人。

……もしかするとオレは物凄く恵まれていたのかもしれん。
だが疲れた。
真性サディスト2人に真夜中まで徹底的にしごかれて(猥褻な意味ではありません)、肉体のエネルギーばかりか魂までも吸い取られるかと思った。

2013_10_26_1.jpg
■シャングリ ラ。夜景の美しいホテルでした。いずれ個人的に宿泊したい。

最初はバーでボストン君に英語の指導を受けていた。
だが途中で奴が参加して、訳あってボストン君が面倒を見ているタイ人の青年も加わって、その内に時間が遅くなって、ボストン君が宿泊しているホテルでもっと本格的にやる事になった。

それぞれ役割を決めてお仕事ごっこをやった。
オレはしがないサラリーマンの役。
ボストン君は取引先の偉い人の役。
奴はボストン君の助手の役。
タイ人君は給仕係りの役(途中で帰ってしまったが)

ハイレベルな会話を目指すとキリがないので(数日でマスター出来る筈もないし)、出来るだけ簡単な言い回しでも良いという事で頑張ってみた。

だが、「ちょっと待て、お前は相手の会社を持って帰るつもりか?」とか、「あのね、その発音、prostate(前立腺)って聞こえるよ」とか、突っ込みまくられ&笑われまくられて、オレのプライドは蹂躙されて打ち砕かれた(泣)

おまけに奴は『鞭』を持ってきてな。
「Rの英語指導? 徹底的に? じゃあ鞭を持って行くよ」と奴は事前に言ったが、どうせ冗談だと思っていたら本当に持って来てきたので戦いた。

「マジで打つのか?」
「打つ時にはお尻を出してね。パンツを下げて」
「出来るか」
「B(ボストン君)に見られるのが恥ずかしいならミスをしない事だよ」

奴のニコニコ笑顔が邪悪に見えた。
あんなに素敵なルックスをしているくせになんて事を言うんだ。羞恥で感じそうになったじゃないか。

まあ、実際にはパンツは下げなかったが。
しかし何度もペンペンされた。
後半戦の時にはボストン君も立ちっぱなしで疲れたのか、例文を暗記しているオレに「床に手を就いて馬になれ」と言った。オレの背中に偉そうに座る為にな(汗)

2013_10_26_2.jpg
■長文を記憶する為に篭ったバスルーム。床に座り込んでブツブツと記憶したがなかなか快適だった。

しかし8時間にも及ぶスパルタ教育は功を成して、来週は何とかなりそうなぐらいマスター出来た。
と言っても、まだまだだがな。
暫くは受験生のように、通勤時や休憩時にテキストを睨んでブツブツ言うことになるだろう。

まあ先の展開を思えば、むしろ楽しみだ。
こうやって自分の仕事環境が少しずつ開拓されて行くのは、色々と障害があってもやり甲斐があって楽しいものだ。

それに8時間スパルタ授業といっても後半はほとんど遊んでいた。
途中からアルコールが入って、そこからはもうグダグダでな(笑)

「(R)授業はもう終わりか? オレはもう大丈夫なのか?」
「(Y)何言ってるの、今日は朝まで授業だよ」
「(R)だってすっかり飲み始めて……もう授業って雰囲気じゃなくなってるぜ」
「(B)あとは実践で大変な思いをすれば切羽詰まって勉強してすぐに上達する」
「(R)大変な思いをするレベルのところで見捨てないでくれよ!」
「(Y)じゃあ朝日が登るまで日本語は禁止。英語で話しながら飲もう」

型に嵌まったビジネス会話よりも、飲みながら砕けた会話をする方が難しいじゃねえか!

と、オレは思ったが、奴はまもなく眠ってしまった。
「もう眠い」と言ってベッドに横になったと思ったら、間もなくクークーと。

さてどうしようかと思った。
オレは眠気が来るまで静かにここで飲もうかと思ったが、ボストン君が「付き合え」と言ったのでラウンジに移動する事にした。

「日本語を喋っても良いか?」
「ここはprostate(前立腺)とかtestis(睾丸)とか話せる場所じゃないから良いぞ」

酒を吹きそうになった。
だが、日本語会話をOKしてもらったので助かった。

お互いに近状を話した。
久しぶりに強い酒を飲んだせいで、いつもなら言わないプライベートな事まで言ってしまったかもしれない。

だけど楽しかった。
本当はボストン君に訊いてみたい事があったが──メガネを変えた時にレンズも変えたそうだが、そのレンズには老◯も入ってる? と。──それを訊いたらまた英語だけで話せと言われそうだったので止めておいた。

「あと少しでラウンジは終わるけど、最後にシャンパンを飲まない? おごるから」

ラストオーダーの時、オレはそう言って辛口のシャンパンを頼んだ。
そしてそれで乾杯する時にボストン君に対してこんな事を思った。

もうすぐ貴方の誕生日だ。
休日だから会えるかどうか判らないから、今ここでお祝いをしておく。
もしも会えたらその日に伝えたいから、今は「おめでとう」とは言わないが。

心の中での祝福なんて相手に伝わる筈もないんだが。
だから当日に会えたら嬉しい。
結局、オレがおごる筈だったシャンパンは彼が部屋付け(チェックアウトの時に宿泊費と一緒に支払う)で精算してしまったから、尚更。

さて、今年は何を贈るか?
贈る度に「気を使わないで良いぞ」と言われるが、もう何年もやってきたことだし、そういう時にこそ日ごろの感謝を目に見える形で伝えたいしな。

しかし、何を贈ったら良いのかまだ決まっていない。
オレは誰かに贈り物をするのは大好きだが、ボストン君をはじめ一定の人達には、いつも贈るものが最後の最後まで決められずに妥協したものを贈る事になってしまう。

今年の冬は寒そうだから遠赤外線の腹巻きとか唐辛子入りの下着とかどうだろう?
はたまた、健康管理に便利なデジタル血圧計とか糖尿検査シートとか。
……いやいや冗談。オレはまだ蠍の毒針に刺されたくはない。

という訳で、今日も英語の勉強をしている。
奴は買い物に行ってくれているが、今夜は何を作ってくれるのだろうな? 楽しみだから勉強が捗るぜ。

皆さんも引き続き楽しい休日を。
今日も日が落ちたら肌寒くなったな。
温かなものを召し上がって、心も身体も幸せに過ごされますように。

では、時間に余裕があればまた夜に。

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